JPH0327572Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0327572Y2
JPH0327572Y2 JP1985113267U JP11326785U JPH0327572Y2 JP H0327572 Y2 JPH0327572 Y2 JP H0327572Y2 JP 1985113267 U JP1985113267 U JP 1985113267U JP 11326785 U JP11326785 U JP 11326785U JP H0327572 Y2 JPH0327572 Y2 JP H0327572Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
exhaust
cleaning
tank
sewage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985113267U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6223548U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985113267U priority Critical patent/JPH0327572Y2/ja
Publication of JPS6223548U publication Critical patent/JPS6223548U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0327572Y2 publication Critical patent/JPH0327572Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、移動しながら床面の洗浄を自動的
に行なう床面自動洗浄機、即ち、スクラバーの改
良に関し、具体的には、スクラバー用吸水排気装
置に関する。
〔従来の技術〕
回転する床面ブラシの洗浄面に洗浄液(洗剤
液)を自動散布し、また、床面ブラシの回転によ
る洗浄の結果、汚れた上記洗浄液の汚水をブロア
ーの吸引作用によつてスクイージ(吸込口)より
汚水タンク内に吸引する様に構成した従来のスク
ラバーは、上記洗浄液のタンクと汚水タンクの相
方が車体ケースに一体化され、取外し不可能に構
成されていた。また、汚水タンクには、スクイー
ジより吸込んだ洗浄汚水をタンクに送り込む吸水
管と、汚水タンク中に溜つた汚水を排水する排水
管、更には、ブロアーの吸引作用を汚水タンクに
作用して、吸水管を通してスクイージに吸引作用
を及ぼす排気管が一体成形(配管)されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従って、上記の如く構成した従来のスクラバー
では、吸引した洗浄汚水を汚水タンクから排水す
る場合には、汚水タンクが車体ケースから取外し
不可能な構成である関係から、スクラバー自体を
洗浄汚水の排水部所迄移動(走行)させなくては
ならず、非常に不便であつた。
また、上述の様に汚水タンクには吸水管と排水
管、排気管の計3本の配管が成される関係で、構
造が非常に複雑化して製造と組立が面倒に成り、
製造コストが高く成ると云つた問題もあつた。
〔問題点を解決するための手段〕
而して、本考案は上述した各問題点を解決する
ために提案されたものであつて、その目的は、汚
水タンク内に溜つた洗浄汚水の排水を極めて簡単
に行なうことができると共に、汚水タンクに対す
る吸水、排気の各配管を無くして、全体の構成、
具体的には汚水タンクの構成を頗る簡素化して、
製造コストの低減を可能にしたスクラバー用吸水
排気装置を提供する点にあり、本考案ではこれ等
の目的を達成するべく、車体の移動に従つて洗浄
液の散布、床面ブラシの回転に基づく洗浄、及
び、ブロアーの吸引作用による洗浄汚水の吸水と
云つた各洗浄作業を行なうスクラバーに於いて、
スクイージより吸水した上記の洗浄汚水を収容す
る汚水タンクを車体に対して着脱自在に構成する
一方、上記車体には汚水タンクの上面を覆う上蓋
を開閉自在に取付け、また、この上蓋には、屈曲
自在な排気ホースを介して上記のブロアーに通じ
る排気通路と、同じく屈曲自在な吸水ホースを介
して上記のスクイージに通じる吸水通路を設け
て、上蓋を閉じると、これ等排気通路と吸水通路
の各先端口が、上記汚水タンクに設けた排気口と
吸水口の夫々に合致して連通する様に構成してい
る。
〔実施例〕
以下に、本考案に係るスクラバー用吸水排気装
置の好適な一実施例を添付した図面と共に詳細に
説明する。
図面は本考案の吸水排気装置が実施されたスク
ラバーの一例を示したものであつて、図中符号1
で全体的に示した車体は、前車輪3と自在キヤス
ター4を取付けた台車2と、この台車2の上面に
取付けたケース体5と、台車2及びケース体5の
後方部に連設したカバー体6とによつて構成さ
れ、ケース体5の内部、即ち台車2の上面には、
減速機付きブラシ用モータ7と、電源用のバツテ
リー8が取付けられている。
9は上記の減速機付きブラシ用モータ7によつ
て回転される様に、台車2の前部底面に取付けた
床面ブラシである。10は上記ケース体5の前部
上面に配設した洗浄液S用のタンクで、ケース体
5の天井面に挿通したこの洗浄液タンク10の底
面給液口10aには、途中に流量調節弁11bを
取付けた給液管11の上端部が接続され、また、
給液管11の下端口11aは、回転する床面ブラ
シ9の中心部分に洗浄液Sを散布供給できる様
に、ケース体5内より台車2を挿通して床面ブラ
シ9の中心部に臨んでいる。また、10bは洗浄
液タンク10の上面に開口した補給口である。
次に、12は上記ケース体5の上面に取付し自
在に配設した汚水タンクで、13と14はこの汚
水タンク12の上面に並べて開口した排気口と吸
水口を示し、排気口13の部分に取付けられ、且
つ、周面に多数の通気孔を穿孔したフロートケー
ス15の内部には、開閉弁を構成するフロート1
5aが上下作動自在に収容されている。Tは上記
汚水タンク12内に吸引された洗浄汚水を示す。
16は上記洗浄液タンク10と汚水タンク12
の上面部側を開閉できる様に、前記車体1の上側
部分、具体的には前記カバー体6の上面取付板6
aの部分に、蝶番17を用い開閉作動自在に枢着
した上蓋で、この上蓋16の内部には、排気用と
吸水用の2つの通路18,19が穿孔され、上蓋
16を両タンク10,12の上面側に閉動する
と、各通路18,19の先端口18aと19a
が、夫々前記汚水タンク12の排気口13と給水
口14に合致連通する仕組に成つている。また、
18bと19bは両通路18,19内に嵌込んだ
パイプで、両通路18,19の末端口より突出し
たこれ等両パイプ18b,19bの取付口には、
屈曲自在に構成した排気ホース20と吸水ホース
21が接続され、排気ホース20の先端にはカバ
ー体6内に取付けたブロアー22が接続されてい
る。一方、カバー体6の底面側に導出した吸水ホ
ース21の先端には、洗浄汚水を吸引するためス
クイージ23が取付けられている。更に、18c
と19cは各先端口18a,19aの周囲に取付
けたパツキンである。
而して、図中24は操作ハンドル、25は前記
減速機付きブラシ用モータ7及びブロアー22の
オン・オフスイツチとか、流量調整弁11bの調
整手段等を設けた操作盤を示す。また、26は上
蓋16を閉じた時に丁度洗浄液タンク10の補給
口10bに嵌合してこれを閉塞できる様に、上蓋
16に着脱自在に装着した計量カツプ構造にキヤ
ツプ体で、洗浄液Sの使用量(濃度)はこのキヤ
ツプ体16を用いて計量する。27は上記汚水タ
ンク12に設けた排気用ホースである。
尚、上述した洗浄液タンク10と汚水タンク1
2の相方をポリエチレン等を用いて半透明のタン
クに造ることによつて外部より水量を確認するこ
とも可能である。
〔作用〕
本考案に係るスクラバー用吸水排気装置は以上
述べた如き構成であるから、使用に当つては、減
速機付きブラシ用モータ7を起動して床面ブラシ
9を回転し、且つ、給液管11を通して洗浄液S
の散布を行なうと共に、ブロアー22を駆動して
スクイージ23に吸引作用を及ぼしながら車体1
の全体を前方に押し進めれば、床面は散布された
洗浄液Sと床面ブラシ9による洗浄作用によつて
きれいに洗浄され、洗浄後の汚水Tはスクイージ
23より吸水ホース21並びに吸水通路19を通
つて汚水タンク12内に集められる。この様にし
て集められた洗浄汚水Tが一定量に達してフロー
ト15aを押し上げると、排気通路18の先端口
18aが閉じられてブロアー22による排気が遮
断されるから、スクイージ23に対する吸水作用
も遮断されて洗浄汚水Tの吸水を停止する。この
状態は操作盤25にランプ等で表示され、表示が
行なわれたら直ちに洗浄運転を停止して上蓋16
を解放し、汚水タンク12を第2図の如く車体1
から取外して洗浄汚水Tの廃棄を行なう。
この上蓋16の解放に当つては、排気通路18
とブロアー22の間、並びに、吸水通路19とス
クイージ23の間を、夫々屈曲自在に構成した排
気ホース20と吸水ホース21で接続している関
係で、上蓋16を第2図の如く蝶番17の部分で
支障無く上方に開動することができる。
〔効果〕
以上述べた次第で、本考案に係るスクラバー用
吸水排気装置によれば、上蓋を開くことによつて
汚水タンクと洗浄液タンクを車体から自由に脱着
できるため、汚水タンクが満タンに成つた時、或
は、洗浄液タンクが空に成つた時は、いちいちス
クラバー自体を所定部所迄移動しなくても各タン
クを車体から取外すことによつて、洗浄汚水の廃
棄及び洗浄液の補給と云つた各作業を手軽に、且
つ、能率良く行なうことができる利点を備えてい
る。
更に、本考案では開閉自在に構成した上蓋に排
気通路と吸水通路を設けて、上蓋を閉じると各通
路の口が汚水タンクの排気口と吸水口に夫々合致
連通する様に構成したため、汚水タンクに吸水及
び排気用の各配管を設ける必要がなく、従つて、
単に汚水タンクの脱着を可能にしただけではな
く、汚水タンクの構造が頗る簡素化されてブロー
成形等によつて安価で、且つ、量産できると云つ
た経済的利点も発揮でき、また、汚水の廃棄も汚
水タンクに配管類が全く設けられていないため、
丁度バケツを取り扱う様に手軽に行なえる機能性
も発揮できるものであつて、その実用的価値は洵
に多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る吸水排気装置を実施した
スクラバーの一例を示した正断面図で、第2図は
汚水タンクを取外している状態を示した同じくス
クラバーの正面図である。 1は車体、9は床面ブラシ、10は洗浄液タン
ク、Sは洗浄液、12は汚水タンク、Tは洗浄汚
水、13は排気口、14は吸水口、16は上蓋、
17は蝶番、18は排気通路、19は吸水通路、
18aと19aは先端口、22はブロアー、23
はスクイージ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の移動に従つて洗浄液の散布、床面ブラシ
    の回転に基づく洗浄、及び、ブロアーの吸引作用
    による洗浄汚水の吸水と云つた各洗浄作業を行な
    うスクラバーに於いて、スクイージより吸水した
    上記の洗浄汚水を収容する汚水タンクを車体に対
    して着脱自在に構成する一方、上記車体には汚水
    タンクの上面を覆う上蓋を開閉自在に取付け、ま
    た、この上蓋には、屈曲自在な排気ホースを介し
    て上記のブロアーに通じる排気通路と、同じく屈
    曲自在な吸水ホースを介して上記のスクイージに
    通じる吸水通路を設けて、上蓋を閉じると、これ
    等排気通路と吸水通路の各先端口が、上記汚水タ
    ンクに設けた排気口と吸水口の夫々に合致して連
    通する様に構成したことを特徴とするスクラバー
    用吸水排気装置。
JP1985113267U 1985-07-24 1985-07-24 Expired JPH0327572Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985113267U JPH0327572Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985113267U JPH0327572Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6223548U JPS6223548U (ja) 1987-02-13
JPH0327572Y2 true JPH0327572Y2 (ja) 1991-06-14

Family

ID=30994908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985113267U Expired JPH0327572Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0327572Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0718360Y2 (ja) * 1990-09-14 1995-05-01 松下電器産業株式会社 床洗浄機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6047449B2 (ja) * 1977-07-05 1985-10-22 株式会社豊田中央研究所 排気ガス浄化方法
JPS6110166B2 (ja) * 1976-10-05 1986-03-28 Bee Haa Esu Baieritsushe Beruku Hyutsuten Unto Zarutsuberuke Ag

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6047449U (ja) * 1983-09-10 1985-04-03 三戸 泰三 繊維製品の部分汚染の洗條装置
JPS6110166U (ja) * 1984-05-31 1986-01-21 豊和工業株式会社 床洗浄機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6110166B2 (ja) * 1976-10-05 1986-03-28 Bee Haa Esu Baieritsushe Beruku Hyutsuten Unto Zarutsuberuke Ag
JPS6047449B2 (ja) * 1977-07-05 1985-10-22 株式会社豊田中央研究所 排気ガス浄化方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6223548U (ja) 1987-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111067434A (zh) 表面清洁器
DK161209B (da) Vandkloset med skylleindretning
JPH0327572Y2 (ja)
CN211582946U (zh) 表面清洁器
JP2003135347A (ja) 乾湿兼用床面洗浄清掃磨き装置
JP2002143064A (ja) 床面洗浄装置
CN215777794U (zh) 用于清洁机器人的主基站及其清洁机器人系统
JPH02177929A (ja) 床面自動洗浄機
CN211679017U (zh) 医疗设备现场维护机构
JPH0327573Y2 (ja)
JP2565165Y2 (ja) 絨毯洗浄機用ノズル
JPH07313419A (ja) ハイクリーン床面洗浄機
CN2358370Y (zh) 大型排油烟净化器
JPS5813935Y2 (ja) 瀑気槽の汚染空気処理設備におけるプレフイルタ−装置
CN214450835U (zh) 用于汽车的清洗装置
KR820000480Y1 (ko) 승용차 세차기
CN2251513Y (zh) 便携式多功能汽车清洗器
CN217471854U (zh) 一种机器人壳体及清洁机器人
CN220632003U (zh) 一种防止污水倒灌的洗地机污水桶及洗地机
CN216293932U (zh) 地毯清洗机
CN220141566U (zh) 一种表面清洁装置
CN213758080U (zh) 一种扫地机器人的水洗清洁装置
JP3571488B2 (ja) 清掃ロボットの清掃装置及び手押し式清掃機の清掃装置
CN218980876U (zh) 一种喷涂净化装置
JPH0841Y2 (ja) 掃除機