JPH0887617A - 券発行装置 - Google Patents

券発行装置

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JPH0887617A
JPH0887617A JP22379294A JP22379294A JPH0887617A JP H0887617 A JPH0887617 A JP H0887617A JP 22379294 A JP22379294 A JP 22379294A JP 22379294 A JP22379294 A JP 22379294A JP H0887617 A JPH0887617 A JP H0887617A
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JP
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prepared
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cash
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JP22379294A
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English (en)
Inventor
Hideji Nishimaki
秀二 西巻
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 釣銭放出時間の短縮化を図った券発行装置を
提供する。 【構成】 購入者が、表示操作部4に対して条件を設定
すると、制御手段は、設定された条件に基づいて釣銭額
を予想する。釣銭放出手段は、制御手段の制御により、
その予想した釣銭額に対応する釣銭を貯留部に準備して
おく。次に、購入者が、紙幣を紙幣挿入口6から挿入す
ると、制御手段は、その挿入された紙幣及び既に設定さ
れた条件に基づいて必要な釣銭額を求める。その求めた
必要な釣銭額が予想した釣銭額と一致した場合は、釣銭
放出手段は、制御手段の制御により、貯留部に準備して
おいた釣銭を放出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、設定された条件及び投
入された現金に基づいて、自動的に定期券,切符,指定
券等の券の発行及び必要な釣銭の放出を行う券発行装置
に関し、より詳しくは、釣銭放出時間の短縮化に関す
る。
【0002】
【従来の技術】定期券,切符,指定券等の券の購入者が
自分で通行期間や通行区間等の各種条件を設定して現金
等を投入することにより、券を自動的に発行するととも
に、必要な場合には釣銭を自動的に放出する券発行装置
が従来より知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、釣銭
は、購入者が現金を投入して確認釦を押下した後、釣銭
の額を算出し、釣銭を放出する機構部を動作させて放出
されるため、確認釦を押下してから釣銭が放出されるま
での時間(釣銭放出時間)が長いという問題があった。
また、そのために、券発行処理の効率が悪いという問題
を招いていた。
【0004】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、釣銭放出時間の短縮化を図った券発行
装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の券発行装
置は、設定された条件及び投入された現金に基づいて、
券の発行及び必要な釣銭の放出を行う券発行装置におい
て、釣銭を準備しておくための貯留部を備え、必要な釣
銭の放出を行う手段であって、所定の場合に、前記貯留
部に釣銭を準備しておき、その準備しておいた釣銭の放
出を行う釣銭放出手段と、条件が設定された際に、その
設定された条件に基づいて釣銭額を予想し、その額に対
応する釣銭を前記貯留部に準備しておき、現金が投入さ
れた際に、その投入された現金及び前記設定された条件
に基づいて必要な釣銭額を求め、その額が前記予想した
釣銭額と一致した場合は、前記貯留部に準備しておいた
釣銭を放出するよう前記釣銭放出手段を制御する制御手
段とを有することを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の券発行装置は、設定された
条件及び投入された紙幣に基づいて、券の発行及び硬貨
による必要な釣銭の放出を行う券発行装置において、釣
銭を準備しておくための貯留部を備え、必要な釣銭の放
出を行う手段であって、所定の場合に、前記貯留部に釣
銭を準備しておき、その準備しておいた釣銭の放出を行
う釣銭放出手段と、条件が設定された際に、その設定さ
れた条件に基づいて釣銭額を予想し、その額に対応する
釣銭を前記貯留部に準備しておき、紙幣が投入された際
に、その投入された紙幣及び前記設定された条件に基づ
いて必要な釣銭額を求め、その額が前記予想した釣銭額
と一致した場合は、前記貯留部に準備しておいた釣銭を
放出するよう前記釣銭放出手段を制御する制御手段とを
有することを特徴とするものである。
【0007】請求項3記載の券発行装置は、設定された
条件及び投入された現金に基づいて、券の発行及び必要
な釣銭の放出を行う券発行装置において、釣銭となる現
金を収納する収納部と釣銭を準備しておくための貯留部
とを備え、前記収納部から現金を取り出して必要な釣銭
の放出を行う手段であって、所定の場合に、前記貯留部
に釣銭を準備しておき、その準備しておいた釣銭の放出
又はその準備しておいた釣銭を前記収納部に回収する釣
銭放出手段と、条件が設定された際に、その設定された
条件に基づいて釣銭額を予想し、その額に対応する釣銭
を前記貯留部に準備しておき、現金が投入された際に、
その投入された現金及び前記設定された条件に基づいて
必要な釣銭額を求め、その額が前記予想した釣銭額と一
致した場合は、前記貯留部に準備しておいた釣銭を放出
し、不足した場合は、前記貯留部に準備しておいた釣銭
を前記収納部に回収した後新たに前記収納部から必要な
釣銭を取り出して放出し、釣銭の放出が必要なくなった
場合は、前記貯留部に準備しておいた釣銭を前記収納部
に回収するよう前記釣銭放出手段を制御する制御手段と
を有することを特徴とするものである。
【0008】請求項4記載の券発行装置は、設定された
条件及び投入された紙幣に基づいて、券の発行及び硬貨
による必要な釣銭の放出を行う券発行装置において、釣
銭となる硬貨を収納する収納部と釣銭を準備しておくた
めの貯留部とを備え、前記収納部から硬貨を取り出して
必要な釣銭の放出を行う手段であって、所定の場合に、
前記貯留部に釣銭を準備しておき、その準備しておいた
釣銭の放出又はその準備しておいた釣銭を前記収納部に
回収する釣銭放出手段と、条件が設定された際に、その
設定された条件に基づいて釣銭額を予想し、その額に対
応する釣銭を前記貯留部に準備しておき、紙幣が投入さ
れた際に、その投入された紙幣及び前記設定された条件
に基づいて必要な釣銭額を求め、その額が前記予想した
釣銭額と一致した場合は、前記貯留部に準備しておいた
釣銭を放出し、不足した場合は、前記貯留部に準備して
おいた釣銭を前記収納部に回収した後新たに前記収納部
から必要な釣銭を取り出して放出し、釣銭の放出が必要
なくなった場合は、前記貯留部に準備しておいた釣銭を
前記収納部に回収するよう前記釣銭放出手段を制御する
制御手段とを有することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の券発行装置によれば、購入者
が、条件を設定すると、制御手段は、設定された条件に
基づいて釣銭額を予想する。釣銭放出手段は、制御手段
の制御により、その予想した釣銭額に対応する釣銭を貯
留部に準備しておく。次に、購入者が、現金を投入する
と、制御手段は、その投入された現金及び既に設定され
た条件に基づいて必要な釣銭額を求める。その求めた釣
銭額が予想した釣銭額と一致した場合は、釣銭放出手段
は、制御手段の制御により、貯留部に準備しておいた釣
銭を放出する。これにより、条件が設定された際に、釣
銭を準備しておき、現金が投入された際に、準備してお
いた釣銭を放出するので、釣銭放出時間が短縮化され
る。
【0010】請求項2記載の券発行装置によれば、条件
が設定された際に、釣銭を準備しておき、現金が投入さ
れた際に、準備しておいた釣銭を放出するので、釣銭放
出時間が短縮化されるとともに、投入される現金が紙幣
であるので、釣銭額の予想が容易となる。
【0011】請求項3記載の券発行装置によれば、条件
が設定された際に、釣銭を準備しておき、現金が投入さ
れた際に、準備しておいた釣銭を放出するので、釣銭放
出時間が短縮化されるとともに、貯留部に準備しておい
た釣銭を放出しない場合にはその釣銭を収納部に回収す
るようにしているので、釣銭回収の手間が省ける。
【0012】請求項4記載の券発行装置によれば、条件
が設定された際に、釣銭を準備しておき、現金が投入さ
れた際に、準備しておいた釣銭を放出するので、釣銭放
出時間が短縮化されるとともに、投入される現金が紙幣
であるので、釣銭額の予想が容易となり、貯留部に準備
しておいた釣銭を放出しない場合にはその釣銭を収納部
に回収するようにしているので、釣銭回収の手間が省け
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。
【0014】図1は本発明の券発行装置の適用例を示す
定期券発行装置の正面図である。
【0015】この定期券発行装置1は、箱型状の装置本
体2を具備し、この装置本体2の表面に使用中又は使用
済の定期券(以下「旧定期券」という。)を挿入する旧
券挿入口3と、購入者が新定期券を購入するのに必要な
氏名及び姓等の個人情報,発駅名及び着駅名等の通行区
間情報,使用開始月日及び使用期間等の通行期間情報等
の各種の情報を入力可能であるとともに操作案内情報を
も表示するタッチパネル及び液晶ディスプレイを用いた
表示操作部4と、硬貨を投入する硬貨投入口5と、紙幣
を挿入する紙幣挿入口6と、新定期券の放出及び釣銭の
放出を行う放出口7とを具備している。
【0016】図2は本実施例の制御系を示すブロック図
である。
【0017】この定期券発行装置1は、本装置1全体を
制御するCPU8と、制御プログラムを格納したROM
9とからなる制御手段を具備し、CPU8の制御バス8
aに、前記表示操作部4を接続するとともに、各種の情
報を記憶するRAM10、旧券挿入口3から挿入される
旧定期券から旧通行情報を読み取る定期券読取部11、
紙幣挿入口6から挿入された紙幣や硬貨投入口5から投
入された硬貨の金額を収受するとともに購入者が投入し
た現金を計測して投入金額を求め、必要な釣銭の放出を
行う現金処理部12、定期券原券の表面に印刷情報を印
字記録するとともにその原券の裏面に磁気情報を磁気記
録して新定期券を発行する印刷記録部12等をそれぞれ
接続して構成されている。
【0018】前記現金処理部12を図3を参照して説明
する。図3は現金処理部12に含まれる釣銭放出部14
の概略構成図である。この釣銭放出部14は、硬貨投入
口5から投入された硬貨を10円,50円,100円,
500円等の各種の硬貨に弁別する硬貨弁別部140
と、この硬貨弁別部140によって弁別された硬貨をそ
の種類毎に収納する複数の硬貨収納部141と、各硬貨
収納部141の下部に設けられ必要枚数の硬貨を取り出
す取出し部142と、この取出し部142によって取り
出された硬貨を釣銭として貯留して準備しておくための
貯留部143と、この貯留部143に準備しておいた釣
銭を硬貨弁別部140を介して各硬貨収納部141へ回
収する回収部144とを具備している。
【0019】貯留部143は、例えば、複数のローラ1
43aに張設したベルト143bを備え、硬貨をこの貯
留部143に準備しておく場合は、ベルト143bを静
止させてその上に取出し部142から硬貨を落下させて
貯留するものである。また、貯留部143に準備してお
いた硬貨を放出する場合は、ローラ143aを図示しな
い駆動モータにより正転させてベルト143bをA方向
に移動させてベルト143b上の硬貨を放出口7に放出
し、また、貯留部143に準備しておいた硬貨を回収す
る場合は、ローラ143aを図示しない駆動モータによ
り逆転させてベルト143bをB方向に移動させてベル
ト143b上の硬貨を回収部144により回収するよう
になっている。
【0020】回収部144は、例えば、複数のローラ1
44aに張設したベルト144bを複数組備え、ローラ
144aを図示しない駆動モータにより回転させて、貯
留部143からの硬貨を各ベルト144bによって搬送
して硬貨弁別部140へ投入できるようになっている。
【0021】前記CPU8は、前記表示操作部4にて条
件が設定された際に、その設定された条件に基づいて釣
銭額を予想し、その額に対応する釣銭を前記貯留部14
3に準備しておき、紙幣が前記紙幣挿入口6に挿入され
た際に、その挿入された紙幣及び既に設定された条件に
基づいて必要な釣銭額を求め、その額が前記予想した釣
銭額と一致した場合は、貯留部143に準備しておいた
釣銭を前記放出口7に放出し、不足した場合は、貯留部
143に準備しておいた釣銭を前記現金収納部141に
回収した後新たに現金収納部141から必要な釣銭を取
り出して放出口7に放出し、釣銭の放出が必要なくなっ
た場合は、貯留部143に準備しておいた釣銭を現金収
納部141に回収するよう前記現金処理部12を制御す
るようにしている。
【0022】次に、本実施例の動作を図4乃至図6をも
参照し図7のフローチャートに従って説明する。図4乃
至図6は表示操作部4の表示画面を示す図である。
【0023】まず、購入者が、自己が所有している旧定
期券を自動発行装置2の旧券挿入口3に挿入する(S
1)。
【0024】CPU8は、ROM9に格納された制御プ
ログラムに従い、本装置1各部を制御して新定期券の発
行を行う。定期券読取部11は、CPU8の制御の下
に、挿入された旧定期券を取り込んで、その旧定期券に
記録されている通行期間,通行区間等の旧通行情報を読
み取り、その情報をCPU8に送る。CPU8は、送ら
れた旧通行情報をRAM10に記憶する。
【0025】次に、CPU8は、図4に示すような通行
期間設定画面をRAM10から読み出して表示操作部4
に表示する。図4に示す通行期間設定画面では、通行期
間として「1箇月」,「3箇月」,「6箇月」が表示さ
れ、「期間を押してください」の如く案内情報も表示さ
れる。ここで購入者が、表示操作部4に表示された通行
期間設定画面のうち、所望の期間例えば「6箇月」のキ
ー4aを押下する(S2)。
【0026】CPU8は、RAM10に記憶した旧通行
情報と前記ステップS2において設定された通行期間と
を基に購入金額(例えば11060円)を決定するとと
もに、券面情報を作成する(S3)。
【0027】CPU8は、決定した購入金額を基に釣銭
額を予想し、その予想した釣銭額に対応する釣銭を準備
する(S4)。この釣銭の準備は次のように行われる。
まず、CPU8は、決定した購入金額を越え、しかも紙
幣で支払える最小の金額(予想投入金額)を求める。購
入金額が例えば11060円の場合は、その金額を越え
て紙幣で支払える最小の金額は12000円となる。こ
のようにして求めた予想投入金額(例えば12000
円)から購入金額(例えば11060円)を減算して予
想釣銭額(例えば940円)を求める。次に、現金処理
部12は、CPU8の制御の下に、CPU8が求めた予
想釣銭額(例えば940円)を貯留部143に予め準備
しておく。すなわち、取出し部142は、予想釣銭額
(例えば940円)に対応する額の釣銭を各硬貨収納部
14から取り出し、貯留部143の静止状態のベルト1
43b上に落下させる。このようにして、貯留部143
に釣銭が予め準備される。
【0028】釣銭の準備が終了すると、CPU8は、図
5に示すような購入金額情報画面を表示操作部4に表示
する。図5に示す購入金額情報画面では、「購入金額1
1060円」の如く購入金額が表示され、「現金を投入
してください」の如く案内情報も表示される。ここで購
入者が、表示操作部4に表示された購入金額を見て硬貨
投入口5及び紙幣挿入口6に必要な硬貨,紙幣の現金を
投入する(S5)。
【0029】現金処理部12は、投入された現金の金額
を計測して購入者が投入した金額を求め、その求めた投
入金額情報をCPU8に送る。CPU8は、図6に示す
ような確認画面を表示操作部4に表示する。図6に示す
確認画面では、「購入金額11060円」の如く購入金
額が表示され、「投入金額12000円」の如く投入金
額が表示され、「確認を押してください」の如く案内情
報も表示される。ここで購入者が、表示操作部5に表示
された確認画面を見て、その内容を確認した後、表示操
作部4の確認キー4bを押下する(S6)。
【0030】ここで、CPU8は、確認キー4bの押下
に基づき、投入金額から購入金額を減算して必要な釣銭
の額を求め、その必要な釣銭の額が前記予想釣銭額と一
致するか否かを判断する(S7)。
【0031】購入者が、前記ステップS5において前記
予想投入金額(12000円)の紙幣を投入して、必要
な釣銭の額が予想釣銭額(940円)と一致した場合
は、準備しておいた釣銭を放出口7に放出する(S
8)。すなわち、現金処理部12は、CPU8の制御の
下に、貯留部143のローラ143aを図示しない駆動
モータにより正転させてベルト143bをA方向に移動
させてベルト143b上に準備しておいた硬貨を放出口
7に放出する。
【0032】購入者が、前記ステップS5において購入
金額(11060円)と同一の額の現金(11060
円)を投入した場合は、必要な釣銭が発生しないので、
準備しておいた釣銭を回収する(S9)。この場合は、
現金処理部12は、CPU8の制御の下に、貯留部14
3のローラ143aを図示しない駆動モータにより逆転
させてベルト143bをB方向に移動させてベルト14
3b上に準備しておいた硬貨を回収部144側へ搬送す
る。さらに、回収部144のローラ144aを図示しな
い駆動モータにより回転させて、貯留部143からの硬
貨を各ベルト144bによって搬送して硬貨弁別部14
0へ投入する。
【0033】また、購入者が、前記ステップS5におい
て前記予想投入金額(12000円)とは異なる額の現
金を投入して、準備していた釣銭とは異なる釣銭が発生
した場合、例えば購入金額が11060円に対し、投入
金額が11100円の場合は、準備しておいた釣銭(9
40円)を回収して新たに釣銭(40円)を取り出して
放出する(S10)。すなわち、取出し部142は、必
要な釣銭の額に対応する額の釣銭(40円)を各硬貨収
納部14から取り出し、貯留部143のベルト143b
上に落下させるとともに、貯留部143のローラ143
aを図示しない駆動モータにより正転させてベルト14
3bをA方向に移動させてベルト143b上に落下する
硬貨を順次放出口7に放出する。
【0034】釣銭の放出等が終了した後、印刷記録部1
3は、CPU8の制御の下、定期券原券の表面に印字情
報を印刷するとともに、その原券の裏面に磁気情報を記
録して新定期券を放出口7から発行する(S11)。こ
のようにして、購入者は、新定期券及び必要な釣銭を受
け取ることができる。
【0035】このような本実施例によれば、条件が設定
された際に、釣銭を準備しておき、現金が投入された際
に、準備しておいた釣銭を放出するので、確認キー4b
を押下してから釣銭が放出されるまでの釣銭放出時間が
短縮化され、購入客一人当りの処理時間が短縮でき、券
発行処理の効率が向上する。実際、購入者にとって、硬
貨を一枚一枚投入するよりは、紙幣を投入して釣銭を受
け取る方が楽であるので、千円札を投入して釣銭を受け
取る場合が多いのが実情である。従って、本実施例のよ
うに、投入される現金を紙幣としているので、釣銭額の
予想が容易となり、釣銭放出時間が短縮される確率が高
くなるといえる。また、貯留部143に準備しておいた
釣銭を放出しない場合にはその釣銭を硬貨収納部141
に回収するようにしているので、釣銭回収の手間が省
け、券発行に関する業務の省力化を図れる。
【0036】なお、本発明は、上記実施例に限定されず
に、その要旨を変更しない範囲内で変形実施できる。例
えば、本実施例では、条件が設定された際に、釣銭を硬
貨で準備しておき、それを放出するようにしたが、条件
が設定された際に、紙幣のみ又は紙幣と硬貨を準備して
おき、それを放出するようにしてもよい。また、投入さ
れる現金を紙幣の場合について説明したが、硬貨のみ又
は硬貨と紙幣が投入される場合でもよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、以下の効
果を奏する。
【0038】請求項1記載の発明によれば、条件が設定
された際に、釣銭を準備しておき、現金が投入された際
に、準備しておいた釣銭を放出するので、釣銭放出時間
の短縮化を図った券発行装置を提供することができる。
【0039】請求項2記載の発明によれば、条件が設定
された際に、釣銭を準備しておき、現金が投入された際
に、準備しておいた釣銭を放出するので、釣銭放出時間
が短縮化されるとともに、投入される現金が紙幣である
ので、釣銭額の予想が容易となり、釣銭放出時間が短縮
される確率の向上を図った券発行装置を提供することが
できる。
【0040】請求項3記載の発明によれば、条件が設定
された際に、釣銭を準備しておき、現金が投入された際
に、準備しておいた釣銭を放出するので、釣銭放出時間
が短縮化されるとともに、貯留部に準備しておいた釣銭
を放出しない場合にはその釣銭を収納部に回収するよう
にしているので、釣銭回収の手間が省け、券発行に関す
る業務の省力化を図った券発行装置を提供することがで
きる。
【0041】請求項4記載の発明によれば、予め準備し
ておいた釣銭を放出するので、釣銭放出時間の短縮化を
図れ、釣銭額の予想が容易となるので、釣銭放出時間が
短縮される確率が向上し、釣銭回収の手間が省けるの
で、券発行に関する業務の省力化を図った券発行装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の正面図
【図2】本実施例の制御系を示すブロック図
【図3】本実施例の釣銭放出部の概略構成図
【図4】本実施例の表示操作部の表示画面を示す図
【図5】本実施例の表示操作部の表示画面を示す図
【図6】本実施例の表示操作部の表示画面を示す図
【図7】本実施例の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 券発行装置 4 表示操作部 5 硬貨投入口 6 紙幣挿入口 7 放出口 8 CPU(制御手段) 9 ROM(制御手段) 14 釣銭放出部 141 硬貨収納部 143 貯留部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定された条件及び投入された現金に基
    づいて、券の発行及び必要な釣銭の放出を行う券発行装
    置において、釣銭を準備しておくための貯留部を備え、
    必要な釣銭の放出を行う手段であって、所定の場合に、
    前記貯留部に釣銭を準備しておき、その準備しておいた
    釣銭の放出を行う釣銭放出手段と、条件が設定された際
    に、その設定された条件に基づいて釣銭額を予想し、そ
    の額に対応する釣銭を前記貯留部に準備しておき、現金
    が投入された際に、その投入された現金及び前記設定さ
    れた条件に基づいて必要な釣銭額を求め、その額が前記
    予想した釣銭額と一致した場合は、前記貯留部に準備し
    ておいた釣銭を放出するよう前記釣銭放出手段を制御す
    る制御手段とを有することを特徴とする券発行装置。
  2. 【請求項2】 設定された条件及び投入された紙幣に基
    づいて、券の発行及び硬貨による必要な釣銭の放出を行
    う券発行装置において、釣銭を準備しておくための貯留
    部を備え、必要な釣銭の放出を行う手段であって、所定
    の場合に、前記貯留部に釣銭を準備しておき、その準備
    しておいた釣銭の放出を行う釣銭放出手段と、条件が設
    定された際に、その設定された条件に基づいて釣銭額を
    予想し、その額に対応する釣銭を前記貯留部に準備して
    おき、紙幣が投入された際に、その投入された紙幣及び
    前記設定された条件に基づいて必要な釣銭額を求め、そ
    の額が前記予想した釣銭額と一致した場合は、前記貯留
    部に準備しておいた釣銭を放出するよう前記釣銭放出手
    段を制御する制御手段とを有することを特徴とする券発
    行装置。
  3. 【請求項3】 設定された条件及び投入された現金に基
    づいて、券の発行及び必要な釣銭の放出を行う券発行装
    置において、釣銭となる現金を収納する収納部と釣銭を
    準備しておくための貯留部とを備え、前記収納部から現
    金を取り出して必要な釣銭の放出を行う手段であって、
    所定の場合に、前記貯留部に釣銭を準備しておき、その
    準備しておいた釣銭の放出又はその準備しておいた釣銭
    を前記収納部に回収する釣銭放出手段と、条件が設定さ
    れた際に、その設定された条件に基づいて釣銭額を予想
    し、その額に対応する釣銭を前記貯留部に準備してお
    き、現金が投入された際に、その投入された現金及び前
    記設定された条件に基づいて必要な釣銭額を求め、その
    額が前記予想した釣銭額と一致した場合は、前記貯留部
    に準備しておいた釣銭を放出し、不足した場合は、前記
    貯留部に準備しておいた釣銭を前記収納部に回収した後
    新たに前記収納部から必要な釣銭を取り出して放出し、
    釣銭の放出が必要なくなった場合は、前記貯留部に準備
    しておいた釣銭を前記収納部に回収するよう前記釣銭放
    出手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする
    券発行装置。
  4. 【請求項4】 設定された条件及び投入された紙幣に基
    づいて、券の発行及び硬貨による必要な釣銭の放出を行
    う券発行装置において、釣銭となる硬貨を収納する収納
    部と釣銭を準備しておくための貯留部とを備え、前記収
    納部から硬貨を取り出して必要な釣銭の放出を行う手段
    であって、所定の場合に、前記貯留部に釣銭を準備して
    おき、その準備しておいた釣銭の放出又はその準備して
    おいた釣銭を前記収納部に回収する釣銭放出手段と、条
    件が設定された際に、その設定された条件に基づいて釣
    銭額を予想し、その額に対応する釣銭を前記貯留部に準
    備しておき、紙幣が投入された際に、その投入された紙
    幣及び前記設定された条件に基づいて必要な釣銭額を求
    め、その額が前記予想した釣銭額と一致した場合は、前
    記貯留部に準備しておいた釣銭を放出し、不足した場合
    は、前記貯留部に準備しておいた釣銭を前記収納部に回
    収した後新たに前記収納部から必要な釣銭を取り出して
    放出し、釣銭の放出が必要なくなった場合は、前記貯留
    部に準備しておいた釣銭を前記収納部に回収するよう前
    記釣銭放出手段を制御する制御手段とを有することを特
    徴とする券発行装置。
JP22379294A 1994-09-19 1994-09-19 券発行装置 Pending JPH0887617A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006236208A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 釣銭準備機構を備えた料金自動収受機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006236208A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 釣銭準備機構を備えた料金自動収受機
JP4648034B2 (ja) * 2005-02-28 2011-03-09 三菱重工業株式会社 釣銭準備機構を備えた料金自動収受機

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