JPH0887167A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH0887167A
JPH0887167A JP6220730A JP22073094A JPH0887167A JP H0887167 A JPH0887167 A JP H0887167A JP 6220730 A JP6220730 A JP 6220730A JP 22073094 A JP22073094 A JP 22073094A JP H0887167 A JPH0887167 A JP H0887167A
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JP
Japan
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toner
developer
pressure
roller
developing
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Application number
JP6220730A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Fukutome
康行 福留
Osamu Takagi
修 高木
Toshihiro Kasai
利博 笠井
Takao Izumi
貴雄 泉
Yoshiya Hashimoto
佳也 橋本
Naoko Seto
尚子 瀬戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】現像剤の帯電、層形成部分の上部に縦長の現像
剤貯蔵部を設けた小型化が可能な装置でありながら、帯
電、層形成部分への安定した現像剤の供給が行なえ、良
好な現像動作を可能とした現像装置を提供する。 【構成】内部がトナー貯留部32となる現像装置本体3
0上にトナーホッパ46を連設する。一方、トナー貯留
部32の現像ローラ36とトナー供給ローラ38との接
触位置から現像ローラ36と層形成部材40との間の領
域32AにおけるトナーTの圧力を検知する圧力センサ
60を設け、この圧力センサ60により前記領域32A
のトナー圧力が所定圧力でないとされた場合、前記トナ
ー供給ローラ38の回転速度を制御して前記領域32A
のトナー圧力を現像装置が使用される条件下で最適な現
像特性が得られるような圧力に調整するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、カラー画像形
成装置に適用される現像装置に係わり、詳しくは粉体一
成分現像剤(トナー)を用いて潜像を可視化する現像装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスのカラー指向に応えて、
カラー画像形成装置が登場してきた。このカラー画像形
成装置の1つに、感光体ドラム4連タンデム方式があ
る。この方式は、個々に画像形成機能を有する4組の画
像形成機構を内蔵し、4本の像担持体としての感光体ド
ラム上に、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの粉
体一成分現像剤(トナー)を用いて各色の現像剤像(ト
ナー像)を形成し、1枚の被転写材に順次この現像剤像
を転写し、カラー画像を得る方式である。
【0003】一方、一成分の現像剤で潜像を可視化する
構成の現像装置として、回転に伴って現像剤を被現像部
に供給する回転駆動可能な現像ローラに対して金属ブレ
ード等を当接させて現像剤の帯電、層形成を行なうと共
に、この現像剤の帯電、層形成部分と並列に形成された
現像剤貯蔵部から帯電、層形成部分へ向けて横方向に現
像剤を搬送するようにしたものが実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
トナーの帯電、層形成部分と現像剤貯蔵部が並列に位置
する現像装置では、現像装置の小型化が難しく、特に、
上記したような現像装置を複数持つカラー画像形成装置
では、画像形成装置の小型化を図る上での大きな障害と
なっていた。
【0005】また、現像装置の小型化の方策の一つとし
ては、現像剤の帯電、層形成部分の上部に縦長の現像剤
貯蔵部を設けることで薄型化を図ることがあげられる
が、このような現像剤の供給方向が重力方向となる構造
では、現像剤の収容量により、現像剤供給量が変動して
しまい、現像剤の安定供給が難しく、過剰な未帯電現像
剤によるかぶり等の現像不良を招くため実用化されてい
ないのが現状である。
【0006】本発明は上記実情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、現像剤の帯電、層形成部
分の上部に縦長の現像剤貯蔵部を設けた小型化が可能な
装置でありながら、帯電、層形成部分への安定した現像
剤の補給が行なえ、良好な現像動作を可能とした現像装
置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための第1の手段として、一成分現像剤を貯留する
現像剤貯留部を有する現像装置本体と、前記現像剤貯留
部に一部を介在させ回転に伴って前記現像剤を被現像部
に供給する回転駆動可能な現像剤保持手段と、前記現像
剤貯留部内かつ前記現像剤保持手段に接触する状態に設
けられ回転に伴って前記現像剤貯留部の現像剤を現像剤
保持手段に供給する現像剤供給手段と、この現像剤供給
手段の配設位置よりも現像剤移送方向下流側かつ前記現
像剤保持手段に接触する状態に設けられ前記現像剤保持
手段の表面に現像剤を所定の極性に帯電するとともに薄
層を形成する現像剤薄層形成手段と、前記現像剤貯留部
に補給する現像剤を収容するとともに下端に設けられた
現像剤供給口を前記現像剤貯留部の上部に臨ませた現像
剤収容手段と、前記現像剤貯留部の前記現像剤保持手段
と前記現像剤供給手段との接触位置から前記現像剤保持
手段と前記現像剤薄層形成手段との間の領域における現
像剤の圧力を検知する圧力検知手段と、この圧力検知手
段の検知動作に伴って前記領域の圧力が所定圧力になる
ように前記現像剤供給手段の供給動作を制御する制御手
段とを具備してなる構成としたものである。
【0008】また、第2の手段として、トナーを貯留す
るトナー貯留部を有する現像装置本体と、前記トナー貯
留部に一部を介在させ回転に伴って前記トナーを被現像
部に供給する回転駆動可能な現像ローラと、前記トナー
貯留部内かつ前記現像ローラに接触する状態に設けられ
回転に伴って前記トナー貯留部のトナーを現像ローラに
供給するトナー供給ローラと、このトナー供給ローラの
配設位置よりもトナー移送方向下流側かつ前記現像ロー
ラに接触する状態に設けられ前記現像ローラの表面にト
ナーを所定の極性に帯電するとともに薄層を形成する層
形成部材と、前記トナー貯留部に補給するトナーを収容
するとともに下端に設けられたトナー供給口を前記トナ
ー貯留部の上部に臨ませたトナーホッパと、前記トナー
貯留部の前記現像ローラと前記トナー供給ローラとの接
触位置から前記現像ローラと前記層形成部材との間の領
域におけるトナーの圧力を検知する圧力センサと、この
圧力センサの検知動作に伴って前記領域の圧力が所定圧
力になるように前記トナー供給ローラの供給動作を制御
する制御手段とを具備してなる構成としたものである。
【0009】また、第3の手段として、トナーを貯留す
るトナー貯留部を有する現像装置本体と、前記トナー貯
留部に一部を介在させ回転に伴って前記トナーを被現像
部に供給する回転駆動可能な現像ローラと、前記トナー
貯留部内かつ前記現像ローラに接触する状態に設けられ
回転に伴って前記トナー貯留部のトナーを現像ローラに
供給するトナー供給ローラと、このトナー供給ローラの
配設位置よりもトナー移送方向下流側かつ前記現像ロー
ラに接触する状態に設けられ前記現像ローラの表面にト
ナーを所定の極性に帯電するとともに薄層を形成する層
形成部材と、前記トナー貯留部に補給するトナーを収容
するとともに下端に設けられたトナー供給口を前記トナ
ー貯留部の上部に臨ませたトナーホッパと、前記トナー
貯留部の前記現像ローラと前記トナー供給ローラとの接
触位置から前記現像ローラと前記層形成部材との間の領
域におけるトナーの圧力を検知する圧力センサと、この
圧力センサにより前記領域のトナー圧力が所定圧力より
も高いとされた場合は前記トナー供給ローラの回転速度
を上げることによりトナーの圧力を下げ、また前記領域
のトナー圧力が所定圧力よりも低いとされた場合はトナ
ー供給ローラの回転速度を下げることによりトナーの圧
力を上げるように前記トナー供給ローラの回転速度を制
御して前記領域の圧力を調整する制御手段とを具備して
なる構成としたものである。
【0010】また、第4の手段として、トナーを貯留す
るトナー貯留部を有する現像装置本体と、前記トナー貯
留部に一部を介在させ回転に伴って前記トナーを被現像
部に供給する回転駆動可能な現像ローラと、前記トナー
貯留部内かつ前記現像ローラに接触する状態に設けられ
回転に伴って前記トナー貯留部のトナーを現像ローラに
供給するトナー供給ローラと、このトナー供給ローラの
配設位置よりもトナー移送方向下流側かつ前記現像ロー
ラに接触する状態に設けられ前記現像ローラの表面にト
ナーを所定の極性に帯電するとともに薄層を形成する層
形成部材と、前記トナー貯留部に補給するトナーを収容
するとともに下端に設けられたトナー供給口を前記トナ
ー貯留部の上部に臨ませたトナーホッパと、前記トナー
貯留部の前記現像ローラと前記トナー供給ローラとの接
触位置から前記現像ローラと前記層形成部材との間の領
域におけるトナーの圧力を検知する圧力センサと、この
圧力センサにより前記領域のトナー圧力が所定圧力より
も高いとされた場合は前記トナー供給ローラの回転速度
を下げることによりトナーの圧力を下げ、また前記領域
のトナー圧力が所定圧力よりも低いとされた場合はトナ
ー供給ローラの回転速度を上げることによりトナーの圧
力を上げるように前記トナー供給ローラの回転速度を制
御して前記領域の圧力を調整する制御手段とを具備して
なる構成としたものである。
【0011】
【作用】上記の第1の手段の現像装置によれば、現像剤
貯留部に補給する現像剤を収容した現像剤収容手段を、
現像剤貯留部の上部に配置する構成としたから現像装置
の縦長化による小型化が可能となる。
【0012】また、現像剤供給手段の供給動作を、帯
電、層形成部分直前の現像剤圧力を検知する圧力検知手
段の検知動作に伴って制御するようにしたから、現像剤
の自重による悪影響を無くし、しかも、回転に伴って現
像剤を被現像部に供給する回転駆動可能な現像剤保持手
段付近の現像剤量を制御することができ、安定した現像
剤供給を実現し過剰な未帯電現像剤によるかぶりを低減
させることが可能となる。
【0013】また、第2の手段の現像装置によれば、ト
ナー貯留部に補給するトナーを収容したトナーホッパ
を、トナー貯留部の上部に配置する構成としたから現像
装置の縦長化による小型化が可能となる。
【0014】また、トナー供給ローラの供給動作を、帯
電、層形成部分直前のトナー圧力を検知する圧力センサ
の検知動作に伴って制御するようにしたから、トナーの
自重による悪影響を無くし、しかも、回転に伴ってトナ
ーを被現像部に供給する回転駆動可能な現像ローラ付近
のトナー量を制御することができ、安定したトナー供給
を実現し過剰な未帯電トナーによるかぶりを低減させる
ことが可能となる。
【0015】また、第3の手段の現像装置によれば、ト
ナー貯留部に補給するトナーを収容したトナーホッパ
を、トナー貯留部の上部に配置する構成としたから現像
装置の縦長化による小型化が可能となる。
【0016】また、トナー供給ローラの供給動作を、帯
電、層形成部分直前のトナー圧力を検知する圧力センサ
の検知動作に伴って制御するようにしたから、トナーの
自重による悪影響を無くし、しかも、回転に伴ってトナ
ーを被現像部に供給する回転駆動可能な現像ローラ付近
のトナー量を制御することができ、安定したトナー供給
を実現し過剰な未帯電トナーによるかぶりを低減させる
ことが可能となる。
【0017】また、トナー供給ローラの回転速度を変え
て供給動作を制御するようにしたから構成が簡単です
む。また、第4の手段の現像装置によれば、トナー貯留
部に補給するトナーを収容したトナーホッパを、トナー
貯留部の上部に配置する構成としたから現像装置の縦長
化による小型化が可能となる。
【0018】また、トナー供給ローラの供給動作を、帯
電、層形成部分直前のトナー圧力を検知する圧力センサ
の検知動作に伴って制御するようにしたから、トナーの
自重による悪影響を無くし、しかも、回転に伴ってトナ
ーを被現像部に供給する回転駆動可能な現像ローラ付近
のトナー量を制御することができ、安定したトナー供給
を実現し過剰な未帯電トナーによるかぶりを低減させる
ことが可能となる。また、トナー供給ローラの回転速度
を変えて供給動作を制御するようにしたから構成が簡単
ですむ。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図11を
参照して具体的に説明する。図1は、本発明の現像装置
14の一例を示す概略図である。図1において、11は
像担持体である感光体ドラム11であり、その周囲に
は、その回転方向(矢印A方向)に順次、帯電手段であ
る帯電装置12、潜像形成手段である露光装置13、現
像手段である現像装置14、および図示しない転写手
段、剥離手段、クリーニング手段等が配設されており、
画像形成プロセスユニットを構成している。
【0020】そして、帯電装置12により一様に帯電さ
れた感光体ドラム11上には、露光装置13による露光
により潜像が形成され、この潜像は現像装置14により
現像されて顕像(トナー像)を形成する。
【0021】次に、接触一成分現像方式の現像装置14
について詳述する。図中30は、内部が粉体一成分現像
剤であるトナーTを貯留する現像剤貯留部32(以後ト
ナー貯留部という)となる現像装置本体であり、この現
像装置本体30には、前記トナー貯留部32に一部を介
在させる回転に伴ってトナーTを感光体ドラム11に対
向する被現像部34に供給する回転駆動可能な現像剤保
持手段としての弾性現像ローラ36が設けられている。
【0022】現像装置本体30には、現像ローラ36の
後側にあって、回転に伴ってトナー貯留部32のトナー
Tを現像ローラ36に供給する現像剤供給手段としての
トナー供給ローラ38が設けられている。
【0023】さらに、このトナー供給ローラ38の配設
位置よりもトナー移送方向下流側にあって、現像ローラ
36に接触する状態で、トナーTを所定の極性に帯電す
るとともに現像ローラ36の表面にトナーTの薄層を形
成する現像剤薄層形成手段としてのシリコンゴム製の層
形成部材40が設けられている。
【0024】また、現像装置本体30の上には、内部が
トナー貯留部32に補給するトナーTを収容するトナー
貯蔵部42となる現像剤収容手段としてのトナーホッパ
46が連設されている。
【0025】トナーホッパ46は、現像装置の小型化を
図ると共に、ユーザによるトナー補給頻度を減らすべく
トナー貯蔵部42の有効面積を増やすため、及び画像形
成装置本体の上面側からトナー補給を可能とするため
に、縦長状に形成されている。また、トナーホッパ46
の上面側には、蓋48により閉塞されるトナー補充用の
開口部50を有している。
【0026】また、トナーホッパ46内部には、第1の
トナー撹拌手段としての第1のミキサ52が配設されて
いる。そして、この第1のミキサ52の時計方向(矢印
B方向)の回転に伴ってトナー貯蔵部42内のトナーT
を撹拌し、トナーTの沈降やブロッキングを防止しなが
ら、下方のトナー貯留部32への搬送を促進している。
【0027】また、トナー貯留部32には、第1のミキ
サ52と同様の、第2のトナー撹拌手段としての第2の
ミキサ54が配設されている。この第2のミキサ54の
時計方向(矢印C方向)の回転に伴って、第1のミキサ
52によりトナー貯蔵部42から搬送されてきたトナー
Tを撹拌し、トナーTのブロッキングを防止しながら、
その下方にあるトナー供給ローラ38への搬送を促進し
ている。
【0028】トナー供給ローラ38に補給されたトナー
Tは、トナー供給ローラ38の反時計方向(矢印D方
向)の回転に伴い現像ローラ36上に搬送され、現像ロ
ーラ36の反時計方向の回転により層形成部材40と現
像ローラ36の当接する位置まで運ばれる。
【0029】さて、上述した理由で縦長状になっている
この現像装置の構造の為に、トナーホッパ46内のトナ
ーTが自重により層形成部材40と現像ローラ36との
当接する位置に過剰に供給されたり、トナーホッパ46
内のトナー残量により供給量が変化してトナー薄層形成
に変化が生じたりするという問題がある。
【0030】本実施例に用いている現像装置14のトナ
ー容量は200gで、この現像装置14の縦長状の構造
によってトナー残量が現像特性に影響を及ぼす。図2は
現像装置内トナー残量と感光体ドラム上かぶりとの関係
を示したものである。図2により、現像装置内トナー残
量によって現像特性が影響を受けるということが分か
る。
【0031】また、層形成部材40は現像ローラ36と
一定圧力で当接することにより、現像ローラ36上に供
給されるトナー量を規制するとともにそのトナーTを所
定の極性に帯電するようになっている。
【0032】ここで、現像ローラ36により被現像部3
4側に供給されるトナーTの量は、ソリッド画像に対応
した量が常に供給されることが必要であり、この条件を
満たすため、通常使用される量より多めのトナーTが層
形成部材40を介して供給されるようになっている。
【0033】従って、ソリッド画像以外の像形成が多い
通常の使用状態では、被現像部34で消費されずトナー
貯留部32に戻ってくる量が多くなり、余剰トナーが増
加する傾向に有り、また、印字する画像の面積、濃度に
よっては余剰トナーの量にバラツキが生じるといった問
題が有る。
【0034】そして、トナー貯留部32の現像ローラ3
6とトナー供給ローラ38との接触位置から現像ローラ
36と層形成部材40との間の領域32Aの余剰トナー
が過剰となると層形成部材40へ供給されるトナーTの
バランスを崩し、搬送量を変化させたり、またその結
果、トナーTの帯電量の変化を引き起こす事となる。
【0035】つまり、この一成分現像方式の現像装置1
4では、良好な現像動作を行なわせるためには、前記領
域32AのトナーTの圧力をコントロールすることが重
要なポイントとなる。
【0036】図3は領域32AにおけるトナーTの圧力
と感光体ドラム上かぶりとの関係を示したものである。
感光体ドラム上かぶりの最大許容値ΔY=5%とする
と、この場合トナーTの圧力は15gf/cm2 以下で
あれば良いことになる。
【0037】また、図4は領域32AにおけるトナーT
の圧力と画像濃度との関係を示したものである。画像濃
度の最小許容値を1.5とすると、この場合、トナーT
の圧力は11gf/cm2 以上あれば良いことになる。
【0038】この2つの結果から、良好な画像を得るた
めには、領域32AにおけるトナーTの圧力はこの場
合、11gf/cm2 以上、15gf/cm2 以下の範
囲内であれば良いことがわかる。
【0039】このため、この実施例においては、この領
域32AにおけるトナーTの圧力を検知することで、ト
ナー供給ローラ38による供給動作を制御するようにな
っている。
【0040】ここで、トナー供給ローラ38による供給
動作を制御したのには以下の理由がある。つまり、領域
32AにおけるトナーTの圧力は、領域32Aに最終的
にトナーTを搬送するトナー供給ローラ38の回転速度
による影響が他のトナー搬送手段に比べて大きいという
ことである。現像ローラ36、第2のミキサ54、トナ
ー供給ローラ38の各回転速度(周速)を変化させたと
きの領域32AにおけるトナーTの圧力を実際に測定し
たので図5〜図7に示す。
【0041】図5はトナー供給ローラ38の周速が9
8.68mm/sのときの、トナーTの圧力の現像ロー
ラ周速依存性を示し、横軸が現像ローラ36の対感光体
ドラム周速比、縦軸がトナーTの圧力(単位gf/cm
2 )である。
【0042】図6は現像ローラ36の対感光体ドラム周
速比が2、トナー供給ローラ38の対現像ローラ周速比
が1のときの、トナーTの圧力の第2のミキサ回転速度
依存性を示し、横軸が第2のミキサ54の回転数(単位
rpm)、縦軸がトナーTの圧力(単位gf/cm2
である。図7は現像ローラ36の対感光体ドラム周速比
が2のときの、トナーTの圧力のトナー供給ローラ周速
依存性を示し、横軸がトナー供給ローラ38の対現像ロ
ーラ周速比、縦軸がトナーTの圧力(単位gh/cm2
)である。
【0043】ここで感光体ドラム周速は49.34mm
/s、現像ローラ直径18mm、トナー供給ローラ直径
12mm、使用したトナーはTTP−22−05であ
る。図5〜図7より、確かにトナー供給ローラ38の周
速の影響が最大であることがわかる。
【0044】層形成部材40の領域32Aに対応する面
に、圧力検知手段として圧力センサ60が取り付けられ
ている。この圧力センサ60によって検知されたトナー
Tの圧力を、事前に最適な現像特性、画像が得られるよ
うに決定した基準値と比較し、その値となるようにトナ
ー供給ローラ38の回転速度を制御する。
【0045】図8は現像装置14内のトナーTの量が1
00g,150g,200gの時のトナー供給ローラ3
8の対現像ローラ周速比と領域32AにおけるトナーT
の圧力の関係を示したものである。この時の現像ローラ
周速は98.68mm/sである。この現像装置14の
初期設定として、トナー残量が150gで領域32Aに
おけるトナーTの圧力が基準値として設定した13gf
/cm2 になるように、トナー供給ローラ38の対現像
ローラ周速比が1.34という値に設定されていたとす
る。ここで、トナーの補給によりトナー残量が200g
になったとする。トナー供給ローラ38の対現像ローラ
周速比が1.34になっているので、トナーの圧力は図
8により17gf/cm2 となる。
【0046】これは基準値より高い値なので、基準値に
なるようにするためにトナー供給ローラ38の対現像ロ
ーラ周速比を1.52にする。また、トナーTの消費に
より現像装置内トナー残量が100gになったとする。
トナー供給ローラ38の対現像ローラ周速比が初期設定
の1.34になっているので、図8によりトナーTの圧
力は10.5gf/cm2 となる。これは基準値より低
い値なので、基準値になるようにするためにトナー供給
ローラ38の対現像ローラ周速比を1.24にする。
【0047】このとき、トナー供給ローラ38の回転速
度の調整によるトナーTの圧力の制御は、以上説明した
ように、図8の曲線の右側の部分、つまりトナー供給ロ
ーラ38の回転速度を上げるとトナーTの圧力が下がる
という特性の部分を用いても良いし、また、図8の曲線
の左側の部分、つまりトナー供給ローラ38の回転速度
を上げるとトナーTの圧力が上がるという特性の部分を
用いても良い。
【0048】圧力センサ60は、検知したトナーTの圧
力がトナー供給ローラ38の回転速度を制御しても基準
値に満たない場合には、トナーホッパ46内のトナーT
の補給が必要であることを知らせることにより、トナー
残量検知手段の役割を果たすことができる。
【0049】圧力センサ60は、図9に示すように、セ
ンサ検出回路66を介して制御手段である制御回路68
に接続されている。制御回路68は、トナー供給ローラ
駆動回路70を介してトナー供給ローラ38の駆動源で
あるトナー供給ローラ駆動モータ72と接続しており、
また、操作パネル制御回路74を介して画像形成装置の
操作パネル76に接続している。
【0050】そして、図10に示すように、ステップ1
の印字動作開始後、ステップ3に示すように圧力センサ
60のセンサ出力をもとに制御回路68によりトナー圧
力が基準値と等しいかどうか判定され、等しい場合には
ステップ4に示すようにそのまま印字動作を終了する。
【0051】また、圧力センサ60の出力からトナー圧
力が基準値と等しくないと制御回路68が判定した場
合、更に制御回路68はトナー圧力が基準値より大きい
かどうかを判別する。トナー圧力が基準値より大きいと
制御回路68が判断した場合、制御回路68からトナー
供給ローラ駆動回路70に動作信号が送られ、ステップ
6に示すように、トナー供給ローラ周速が減少、または
増加する。
【0052】トナー圧力が基準値より小さいと制御回路
68が判断した場合、制御回路68からトナー供給ロー
ラ駆動回路70に動作信号が送られ、ステップ8に示す
ようにトナー供給ローラ駆動モータ72の回転速度が増
加または減少し、トナー供給ローラ周速が増加、または
減少する。そしてこの時、ステップ7に示すように制御
回路68内に設けられたトナー補給カウンタ(図示しな
い)によりトナー供給ローラ周速の調整回数がカウント
される。
【0053】ステップ6が終了、あるいはステップ8が
終了後ステップ9でトナー補給カウンタが設定値でない
場合には、ステップ3に戻り圧力センサ60のセンサ出
力をもとに制御回路68がトナー圧力が基準値と等しい
かどうか判定し、等しい場合にはステップ4に示すよう
に印字動作を終了する。また、等しくない場合にはステ
ップ5、ステップ6、ステップ7、ステップ8、ステッ
プ9の動作を繰り返す。
【0054】しかし、この動作を繰り返して変化がない
場合は、制御回路68はトナーホッパ46内にトナーT
がないものと判断してステップ10に示すように操作パ
ネル76のトナー補給インジケータ76Aを点灯してユ
ーザに知らせ、トナーホッパ46へのトナー補給を支持
する。
【0055】トナー供給ローラ38の回転速度を変化さ
せるときに、現像ローラ36、第1のミキサ52、第2
のミキサ54等の回転速度をそれと同時に変化させる
と、現像ローラ36、第1のミキサ52、第2のミキサ
54それぞれの影響によってさらに層形成部に搬送され
るトナーTの量が変化してしまう。特に、現像ローラ3
6の回転速度を変化させることは感光体ドラム11へ供
給するトナーTの量を変化させることになり、現像特性
を安定化する上で好ましくない。従って、少なくともト
ナー供給ローラ38と現像ローラ36の駆動は別にする
ことが望ましい。
【0056】トナー供給ローラ38の回転速度の制御
は、トナー供給ローラ駆動モータ72の回転数を制御す
ることによって行なう。あるいは、図11のようなソレ
ノイド80を用いた変速ギア82により数段階に制御し
ても良い。
【0057】以上のように、トナー供給ローラ38の回
転速度を制御することによって領域32Aにおけるトナ
ー圧力を制御できれば、本実施例のようにトナーホッパ
46を真上に持つ縦長の現像装置構造であっても、従来
例のようにトナーホッパを横に持つタイプの現像装置と
同等にトナー帯電、薄層形成部材を配置し、同様の機能
を持たせることが可能である。
【0058】現像に使用されなかったトナーTが、再び
層形成部材40を通過し、新たに現像ローラ36に供給
されたトナーTと帯電量の差を生じる場合、現像量に変
化をもたらすことになる。結果的には、前に出力した画
像メモリが発生することとなる。
【0059】これを防止するために、図1に示すよう
に、バイアス電圧印加部材であるローラ78にバイアス
電圧を印加した後、現像ローラ36に伴い回転する表面
を絶縁処理したローラ78に残留トナーTを移し、この
ローラ78に当接したウレタンゴムの掻き落としブレー
ド79により、そのトナーTをローラ78から分離す
る。
【0060】なお、層形成部材の領域32Aに対応する
面に、圧力検知手段として圧力センサ60が取り付けら
れている。この圧力センサの取付場所は、あるいは図1
2のように領域32Aのこの現像装置14の側壁内側表
面上にしても良い。
【0061】この他の実施例(図12)の説明におい
て、前述の一実施例と同一部分は同一の符号を付して詳
細な説明を省略する。その他、本発明は、本発明の要旨
を変えない範囲で種々変形実施可能なことは勿論であ
る。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を奏する。請求項1記載の現像装置によれ
ば、現像剤貯留部に補給する現像剤を収容した現像剤収
容手段を、現像剤貯留部の上部に配置する構成としたか
ら現像装置の縦長化による小型化が可能となる。
【0063】また、現像剤供給手段の供給動作を、帯
電、層形成部分直前の現像剤圧力を検知する圧力検知手
段の検知動作に伴って制御するようにしたから、現像剤
の自重による悪影響を無くし、しかも、回転に伴って現
像剤を被現像部に供給する回転駆動可能な現像剤保持手
段付近の現像剤量を制御することができ、安定した現像
剤供給を実現し過剰な未帯電現像剤によるかぶりを低減
させることができる。
【0064】また、第2の手段の現像装置によれば、ト
ナー貯留部に補給するトナーを収容したトナーホッパ
を、トナー貯留部の上部に配置する構成としたから現像
装置の縦長化による小型化が可能となる。
【0065】また、トナー供給ローラの供給動作を、帯
電、層形成部分直前のトナー圧力を検知する圧力センサ
の検知動作に伴って制御するようにしたから、トナーの
自重による悪影響を無くし、しかも、回転に伴ってトナ
ーを被現像部に供給する回転駆動可能な現像ローラ付近
のトナー量を制御することができ、安定したトナー供給
を実現し過剰な未帯電トナーによるかぶりを低減させる
ことができる。
【0066】また、第3の手段の現像装置によれば、ト
ナー貯留部に補給するトナーを収容したトナーホッパ
を、トナー貯留部の上部に配置する構成としたから現像
装置の縦長化による小型化が可能となる。
【0067】また、トナー供給ローラの供給動作を、帯
電、層形成部分直前のトナー圧力を検知する圧力センサ
の検知動作に伴って制御するようにしたから、トナーの
自重による悪影響を無くし、しかも、回転に伴ってトナ
ーを被現像部に供給する回転駆動可能な現像ローラ付近
のトナー量を制御することができ、安定したトナー供給
を実現し過剰な未帯電トナーによるかぶりを低減させる
ことができる。
【0068】また、トナー供給ローラの回転速度を変え
て供給動作を制御するようにしたから構成が簡単です
む。また、第4の手段の現像装置によれば、トナー貯留
部に補給するトナーを収容したトナーホッパを、トナー
貯留部の上部に配置する構成としたから現像装置の縦長
化による小型化が可能となる。
【0069】また、トナー供給ローラの供給動作を、帯
電、層形成部分直前のトナー圧力を検知する圧力センサ
の検知動作に伴って制御するようにしたから、トナーの
自重による悪影響を無くし、しかも、回転に伴ってトナ
ーを被現像部に供給する回転駆動可能な現像ローラ付近
のトナー量を制御することができ、安定したトナー供給
を実現し過剰な未帯電トナーによるかぶりを低減させる
ことができる。また、トナー供給ローラの回転速度を変
えて供給動作を制御するようにしたから構成が簡単です
む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における現像装置の断面図。
【図2】感光体ドラム上かぶりのトナー残量依存性を示
す説明図。
【図3】感光体ドラム上かぶりのトナー圧力依存性を示
す説明図。
【図4】画像濃度のトナー圧力依存性を示す説明図。
【図5】トナー圧力の現像ローラ周速依存性を示す説明
図。
【図6】トナー圧力の第2のミキサ回転数依存性を示す
説明図。
【図7】トナー圧力のトナー供給ローラ周速依存性を示
す説明図。
【図8】トナー残量を変えた時のトナー圧力のトナー供
給ローラ周速依存性を示す説明図。
【図9】本実施例における現像装置のトナー供給ローラ
回転速度制御系を示す説明図。
【図10】本実施例における現像装置のトナー圧力制御
動作を示すフローチャート。
【図11】トナー供給ローラ変速機構を示す説明図。
【図12】本発明の他の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
14…現像装置、30…現像装置本体、32…トナー貯
留部(現像剤貯留部)、32A…領域、34…被現像
部、36…現像ローラ(現像剤保持手段)、38…トナ
ー供給ローラ(現像剤供給手段)、40…層形成部材
(現像剤薄層形成手段)、42…トナー貯蔵部(現像剤
貯蔵部)、46…トナーホッパ(現像剤収容手段)、5
2…第1のミキサ(第1のトナー撹拌手段)、54…第
2のミキサ(第2のトナー撹拌手段)、60…圧力セン
サ(圧力検知手段)、68…制御回路(制御手段)、7
2…トナー供給ローラ駆動モータ、76…操作パネル、
76A…トナー補給インジケータ、78…ローラ、79
…掻き落としブレード、80…ソレノイド、82…変速
ギア、T…トナー(現像剤)。
フロントページの続き (72)発明者 泉 貴雄 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 橋本 佳也 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 瀬戸 尚子 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝イン テリジェントテクノロジ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一成分現像剤を貯留する現像剤貯留部を有
    する現像装置本体と、 前記現像剤貯留部に一部を介在させ回転に伴って前記現
    像剤を被現像部に供給する回転駆動可能な現像剤保持手
    段と、 前記現像剤貯留部内かつ前記現像剤保持手段に接触する
    状態に設けられ回転に伴って前記現像剤貯留部の現像剤
    を現像剤保持手段に供給する現像剤供給手段と、 この現像剤供給手段の配設位置よりも現像剤移送方向下
    流側かつ前記現像剤保持手段に接触する状態に設けられ
    前記現像剤保持手段の表面に現像剤を所定の極性に帯電
    するとともに薄層を形成する現像剤薄層形成手段と、 前記現像剤貯留部に補給する現像剤を収容するとともに
    下端に設けられた現像剤供給口を前記現像剤貯留部の上
    部に臨ませた現像剤収容手段と、 前記現像剤貯留部の前記現像剤保持手段と前記現像剤供
    給手段との接触位置から前記現像剤保持手段と前記現像
    剤薄層形成手段との間の領域における現像剤の圧力を検
    知する圧力検知手段と、 この圧力検知手段の検知動作に伴って前記領域の圧力が
    所定圧力になるように前記現像剤供給手段の供給動作を
    制御する制御手段と、を具備してなることを特徴とする
    現像装置。
  2. 【請求項2】トナーを貯留するトナー貯留部を有する現
    像装置本体と、 前記トナー貯留部に一部を介在させ回転に伴って前記ト
    ナーを被現像部に供給する回転駆動可能な現像ローラ
    と、 前記トナー貯留部内かつ前記現像ローラに接触する状態
    に設けられ回転に伴って前記トナー貯留部のトナーを現
    像ローラに供給するトナー供給ローラと、 このトナー供給ローラの配設位置よりもトナー移送方向
    下流側かつ前記現像ローラに接触する状態に設けられ前
    記現像ローラの表面にトナーを所定の極性に帯電すると
    ともに薄層を形成する層形成部材と、 前記トナー貯留部に補給するトナーを収容するとともに
    下端に設けられたトナー供給口を前記トナー貯留部の上
    部に臨ませたトナーホッパと、 前記トナー貯留部の前記現像ローラと前記トナー供給ロ
    ーラとの接触位置から前記現像ローラと前記層形成部材
    との間の領域におけるトナーの圧力を検知する圧力セン
    サと、 この圧力センサの検知動作に伴って前記領域の圧力が所
    定圧力になるように前記トナー供給ローラの供給動作を
    制御する制御手段と、を具備してなることを特徴とする
    現像装置。
  3. 【請求項3】トナーを貯留するトナー貯留部を有する現
    像装置本体と、 前記トナー貯留部に一部を介在させ回転に伴って前記ト
    ナーを被現像部に供給する回転駆動可能な現像ローラ
    と、 前記トナー貯留部内かつ前記現像ローラに接触する状態
    に設けられ回転に伴って前記トナー貯留部のトナーを現
    像ローラに供給するトナー供給ローラと、 このトナー供給ローラの配設位置よりもトナー移送方向
    下流側かつ前記現像ローラに接触する状態に設けられ前
    記現像ローラの表面にトナーを所定の極性に帯電すると
    ともに薄層を形成する層形成部材と、 前記トナー貯留部に補給するトナーを収容するとともに
    下端に設けられたトナー供給口を前記トナー貯留部の上
    部に臨ませたトナーホッパと、 前記トナー貯留部の前記現像ローラと前記トナー供給ロ
    ーラとの接触位置から前記現像ローラと前記層形成部材
    との間の領域におけるトナーの圧力を検知する圧力セン
    サと、 この圧力センサにより前記領域のトナー圧力が所定圧力
    よりも高いとされた場合は前記トナー供給ローラの回転
    速度を上げることによりトナーの圧力を下げ、また前記
    領域のトナー圧力が所定圧力よりも低いとされた場合は
    トナー供給ローラの回転速度を下げることによりトナー
    の圧力を上げるように前記トナー供給ローラの回転速度
    を制御して前記領域の圧力を調整する制御手段と、を具
    備してなることを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】トナーを貯留するトナー貯留部を有する現
    像装置本体と、 前記トナー貯留部に一部を介在させ回転に伴って前記ト
    ナーを被現像部に供給する回転駆動可能な現像ローラ
    と、 前記トナー貯留部内かつ前記現像ローラに接触する状態
    に設けられ回転に伴って前記トナー貯留部のトナーを現
    像ローラに供給するトナー供給ローラと、 このトナー供給ローラの配設位置よりもトナー移送方向
    下流側かつ前記現像ローラに接触する状態に設けられ前
    記現像ローラの表面にトナーを所定の極性に帯電すると
    ともに薄層を形成する層形成部材と、 前記トナー貯留部に補給するトナーを収容するとともに
    下端に設けられたトナー供給口を前記トナー貯留部の上
    部に臨ませたトナーホッパと、 前記トナー貯留部の前記現像ローラと前記トナー供給ロ
    ーラとの接触位置から前記現像ローラと前記層形成部材
    との間の領域におけるトナーの圧力を検知する圧力セン
    サと、 この圧力センサにより前記領域のトナー圧力が所定圧力
    よりも高いとされた場合は前記トナー供給ローラの回転
    速度を下げることによりトナーの圧力を下げ、また前記
    領域のトナー圧力が所定圧力よりも低いとされた場合は
    トナー供給ローラの回転速度を上げることによりトナー
    の圧力を上げるように前記トナー供給ローラの回転速度
    を制御して前記領域の圧力を調整する制御手段と、を具
    備してなることを特徴とする現像装置。
JP6220730A 1994-09-16 1994-09-16 現像装置 Pending JPH0887167A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007292903A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスユニット、画像形成装置及び画像形成方法
JP2008122690A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2009009006A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Ricoh Co Ltd 現像装置、画像形成装置、および、プロセスカートリッジ
JP2013125224A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置及び画像形成装置

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JP2009009006A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Ricoh Co Ltd 現像装置、画像形成装置、および、プロセスカートリッジ
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