JPH0887148A - 用紙後処理装置 - Google Patents

用紙後処理装置

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JPH0887148A
JPH0887148A JP6221924A JP22192494A JPH0887148A JP H0887148 A JPH0887148 A JP H0887148A JP 6221924 A JP6221924 A JP 6221924A JP 22192494 A JP22192494 A JP 22192494A JP H0887148 A JPH0887148 A JP H0887148A
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discharge
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稔 服部
Hiroyuki Ishizaki
博幸 石崎
Terumitsu Azuma
輝充 東
Yoshiaki Atokata
義昭 後潟
Shinji Asami
真治 浅見
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で揃え精度に優れ、かつ対応CPMを下
げることのない反転機構を有する用紙後処理装置を提供
する。 【構成】 画像形成装置1の排紙コロ2,3から排出さ
れた用紙を排紙トレイ4,5,6に排出して積層する用
紙後処理装置100において、本体排紙コロ2,3から
排出された用紙を排紙トレイ4,5,6まで導く用紙搬
送路71と、用紙搬送路71の入口側に設けられ、排紙
コロ2,3から排出された用紙を用紙搬送路71内に導
入する入口コロ8,9と、入口コロ8,9から用紙を受
け渡され、排紙トレイ4,5,6側に排出する排紙コロ
19,23,27と、入口コロ8,9から用紙を受け渡
され、用紙を反転させて排紙コロ19,23,27側に
受け渡す反転コロ11と、入口コロ8,9と反転コロ1
1を駆動する第1の駆動手段(入口モータ47)と、こ
の第1の駆動手段とは別体に独立して設けられた搬送コ
ロ14及び排紙コロ19,23,27を駆動する第2の
駆動手段(排出モータ48)とを備え、両駆動手段によ
って個々に搬送速度を制御できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンタ等の画像形成装置に装着される用紙後処理
装置に係り、特に画像形成装置の本体排出部から搬入さ
れてきた用紙を排紙トレイまで導く用紙搬送路の途中に
用紙反転部を設けた用紙後処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用紙を反転するための反転機構を
持つ後処理装置としては、例えば特開昭60−8897
0号公報、特開昭62−121179号公報、特開昭6
2−180869号公報、特開平3−259861号公
報、特開平5−294533号公報記載のように、用紙
をスイッチバックして反転するもの、あるいは特開昭5
8−125060号公報の実施例中に示された排紙トレ
イのように、用紙排紙方向を切り換えて反転させるもの
がある。これらの後処理装置においては一般的に1つの
搬送駆動系で反転や搬送を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のスイ
ッチバック式反転機構においては、反転時は経路が長く
なるため、ストレート排紙時(非反転排紙時)より大き
な用紙間隔が必要になり、ストレート排紙時より対応C
PM(コピー/分)が下がってしまうという問題があっ
た。また、対応CPMを上げるため、用紙後処理装置の
搬送速度を本体より高速にして用紙間を大きくしようと
すると、搬送速度の違いにより本体排紙コロとの間で用
紙の引っ張りが起こったり、ソータへ勢いよく排紙され
るため、スタック性が低下するなどの問題があった。
【0004】また、特開昭58−125060号公報に
開示されているように、反転時、非反転時で排紙トレイ
を区別すると、対応CPMは低下しないが装置が大型に
なり、大きなスペースが必要となる不具合があった。
【0005】本発明は上記従来技術の欠点を解消し、小
型で揃え精度に優れ、かつ対応CPMを下げることのな
く反転させることができる用紙後処理装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の手段は、画像形成装置の本体排出部から排出
された用紙を排紙トレイに排出して積層する用紙後処理
装置において、本体排出部から排出された用紙を排紙ト
レイまで導く用紙搬送路と、用紙搬送路の入口側に設け
られて、本体排出部から排出された用紙を用紙搬送路内
に導入する入口コロを含む第1の搬送手段と、第1の搬
送手段から用紙を受け渡され、排紙トレイ側に排出する
排紙コロを含む第2の搬送手段と、第1の搬送手段から
用紙を受け渡され、用紙を反転させて第2の搬送手段に
受け渡す第3の搬送手段と、第1及び第3の搬送手段を
駆動する第1の駆動手段と、第2の搬送手段を駆動する
前記第1の駆動手段とは独立して別体に設けられた第2
の駆動手段とを備えていることを特徴としている。
【0007】第2の手段は、第1の手段において用紙搬
送路に導入された用紙の後端が画像形成装置の本体排出
部を抜けたときに、第1ないし第3の搬送手段による用
紙の搬送速度を本体排出部の用紙搬送速度よりも速い速
度に設定する制御手段を備えていることを特徴としてい
る。
【0008】第3の手段は、第1の手段において第1の
搬送手段の搬送方向下流側であって、前記第2及び第3
の搬送手段の搬送方向上流側の用紙搬送経路に、用紙後
端が第1の搬送手段を抜けたことを検出する検出手段を
備えていることを特徴としている。
【0009】第4の手段は、第3の手段において検出手
段により用紙後端が第1の搬送手段を抜けたことを検出
した後、第1の搬送手段の搬送速度を画像形成装置本体
排出部の搬送速度と同等の速度に減速させる制御手段を
備えていることを特徴としている。
【0010】第5の手段は、第1の手段において、用紙
後端が画像形成装置の本体排出部を抜けた後、あらかじ
め設定した時間が経過したときに、第1の搬送手段の搬
送速度を本体排出部の搬送速度と同等の速度に減速させ
る制御手段を備えていることを特徴としている。
【0011】第6の手段は、第1の手段において用紙を
反転して排紙する際に、第2の搬送手段の搬送速度を第
1及び第3の搬送手段の搬送速度よりも高速に設定する
制御手段を備えていることを特徴としている。
【0012】第7の手段は、第1の手段において反転排
紙時と非反転排紙時に対応して第1の駆動手段による搬
送速度と、前記第2の駆動手段による搬送速度とをそれ
ぞれ任意に設定可能な制御手段を備えていることを特徴
としている。
【0013】第8の手段は、第7の手段において制御手
段は、反転排紙時には非反転排紙時よりも第2の駆動手
段による搬送速度を高速に設定することを特徴としてい
る。
【0014】第9の手段は、第8の手段において、搬送
速度を、非反転排紙時の搬送速度と経路長から得られる
排紙時間で、反転排紙時の経路長を除して得られる速度
に設定したことを特徴としている。
【0015】第10の手段は、第8の手段において、搬
送速度を、紙サイズ別に異なった速度に設定したことを
特徴としている。
【0016】第11の手段は、第8の手段において、搬
送速度を、画像形成装置の本体排出部の搬送速度に応じ
て異なった速度に設定したことを特徴としている。
【0017】
【作用】第1の手段によれば、第1及び第2の駆動手段
が独立して別体に設けられているので、第1及び第3の
搬送手段と第2の搬送手段の搬送速度及び搬送制御をそ
れぞれ独自に設定することが可能となり、これによって
用紙の搬送間隔を広げたり、反転時に反転後の搬送速度
を高速にしてCPMを向上させたりなど、用紙の反転、
非反転に応じて適切な搬送制御が可能となる。
【0018】第2の手段によれば、制御手段は、用紙が
画像形成装置の本体排出部を通り抜けたとき、第1ない
し第3の搬送手段の搬送速度を前記本体排出部の搬送速
度よりも高速に変速すると後処理装置内への導入が完了
した用紙は、高速で搬送され、次紙との間隔を広げるこ
とができる。
【0019】第3の手段によれば、検出手段により用紙
が第1の搬送手段を抜けたことを確実に検出することが
できる。
【0020】第4の手段によれば、制御手段は、検出手
段によって用紙が第1の搬送手段を抜けたことを検出し
たときに第1の搬送手段の搬送速度を本体排出部の搬送
速度に減速させるので、第2の搬送手段の搬送速度は高
速としたまま、第1の搬送手段は次紙受入れのために低
速になる。これによって、排紙側では、用紙間隔が広が
り、入口側では用紙の受入れ時の搬送性を確保すること
ができる。
【0021】第5の手段によれば、制御手段は、検出手
段によって用紙が第1の搬送手段を抜けた後、あらかじ
め設定した時間が経過したときに第1の搬送手段の搬送
速度を本体排出部の搬送速度に減速させるので、第2の
搬送手段の搬送速度は高速としたまま、第1の搬送手段
は次紙受入れのために低速になる。これによって、排紙
側では、用紙間隔が広がり、入口側では用紙の受入れ時
の搬送性を確保することができる。
【0022】第6の手段によれば、用紙を反転して排紙
する場合には、用紙は第1の搬送手段から第3の搬送手
段へと直接搬送され、排紙系の第2の搬送手段には第1
の搬送手段から受け渡されないので、第2の搬送手段の
搬送速度を高速にしたまま排紙することができる。
【0023】第7の手段によれば、反転排紙及び非反転
排紙などのモードに応じて適宜第1の駆動手段と第2の
駆動手段による駆動速度、言い換えれば搬送速度を変え
ることが可能なので、そのモードに応じて最も適切な搬
送速度を独自に設定することができる。
【0024】第8の手段によれば、反転排紙時は非反転
排紙時に比べ経路が長くなるため、ソータ内での搬送処
理時間が長くなるので、反転排紙時に第2の駆動手段に
よる第2の搬送手段の搬送速度を高速にすることによっ
て、例えばソータ内での搬送処理時間を同じにすること
が可能になり、反転排紙モード、非反転排紙モードが交
互に実行されても問題なく処理できる。
【0025】第9の手段においては、経路長から求めら
れる値に応じて搬送速度を設定することにより、反転排
紙時と非反転排紙時のソータ内での搬送処理時間を同じ
にすることができる。
【0026】第10の手段においては、反転排紙時の用
紙搬送速度を紙サイズ別に設定することで、ソータ内で
の搬送処理時間を同じにすることができる。
【0027】第11の手段においては、本体排出部の搬
送速度に応じて搬送速度を設定することにより、用紙の
処理間隔や紙サイズに応じてソータ内での搬送処理時間
を同じにすることができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は実施例に係る用紙後処理装置の全体構成
図、図2はその要部拡大構成図である。図1において、
画像形成装置1の排出側に設けられた用紙排出部には、
排出コロ2,3が設けられている。用紙後処理装置(ソ
ータ)100は、画像形成装置1の本体側面に隣接して
設けられ、図において左側には1ビンないし3ビンの排
紙トレイ4,5,6が設けられ、右側には用紙搬送路7
1の端部にあたる入口ガイド板37,38が突設され、
本体部側に接続されて(差し込まれて)いる。入口ガイ
ド板37,38の用紙搬送方向下流側には、駆動側の入
口コロ7と従動側の入口コロ8が設けられ、さらに、そ
の搬送方向下流の近接した位置に入口センサ9が設けら
れている。
【0029】排紙トレイ4,5,6側に直接延びる用紙
搬送路71は図において略「し」字状に形成され、その
湾曲した下端の部分に反転トレイ16側に延びる反転用
の搬送路(以下、「反転経路」とも称する。)72と搬
送方向を切り換える切換爪10が設置され、その下側に
反転コロ11、反転爪12が設けられている。また、反
転コロ11の下方には反転ガイド板13と搬送コロ14
及び叩きコロ15が設けられている。反転爪12の反転
時の搬送方向上流側には反転センサ17が設置され、そ
の上方の搬送路71に沿って下段の3ビン排紙トレイ6
に対応する個所には3ビン排紙センサ18、3ビン排紙
コロ19、従動コロ20、3ビン排紙爪21が、中段の
排紙トレイ5に対応する個所には2ビン排紙センサ2
2、2ビン排紙コロ23、従動コロ24、2ビン排紙爪
25が、上段の排紙トレイ4に対応する個所には1ビン
排紙センサ26、1ビン排紙コロ27、従動コロ28及
び腰付けガイド29がそれぞれ配設されている。
【0030】また、上下方向に延びる搬送路71に沿っ
て、上下ガイドコロ30、上下ガイドレール31、前後
ガイドコロ32、前後ガイドレール33、シフトトレイ
ベース34、トレイ上面検知センサ35、エンドフェン
ス36、上入口ガイド板37、下入口ガイド板38、1
ビン排紙ガイド39がそれぞれ配設されている。なお、
前記反転トレイ16にはトレイ紙検知センサ60が設け
られている。
【0031】上述したソータ100は、画像形成装置1
の側部に上述のように取り付けられており、画像形成装
置1の排出コロ2,3により排出された用紙をそのまま
の状態(ストレート)で各排紙トレイ4,5,6に分配
しスタックするストレート排紙モードと、表裏反転して
分配しスタックする反転排紙モードの2種類のモードが
ある。以下、上述のように構成されたソータ100の動
作について説明する。画像形成装置1からの起動情報に
よりソータ100が起動すると、第1の駆動手段によっ
て駆動される入口コロ7,8及び反転コロ11は、本体
排出コロ2,3の搬送速度と同速かそれを僅かに上回る
速度で回転し、第2の駆動手段によって駆動される搬送
コロ14、各排紙コロ19,23,27は、画像形成装
置1の搬送速度より高速で回転する。なお、この実施例
では、第1の搬送手段は入口コロ7,8によって構成さ
れ、第2の搬送手段は搬送コロ14、排紙コロ19,2
3,27によって構成され、第3の搬送手段は反転コロ
11によって構成されている。また、第1の駆動手段
は、第1及び第3の搬送手段を駆動し、第2の駆動手段
は第2の搬送手段を駆動するようになっている。このよ
うな構成において、画像形成装置1の排出コロ2,3か
ら用紙先端が排出されると同時に、画像形成装置1から
その用紙をストレートで排紙するかするか反転排紙する
かというモード情報がソータ100に送られ、ソータ1
00はそれぞれの情報に基づき、異なった動作で用紙を
搬送し排出する。
【0032】以下、用紙の流れに沿って各部の説明を行
う。 (1)ストレート排紙モード 画像形成装置1の排出コロ2,3に用紙先端が来ると、
画像形成装置1からストレート排紙モードによって排紙
するという情報がソータ100に送られる。このモード
では、用紙は入口ガイド板37,38により第1の駆動
手段で駆動される入口コロ7,8に導かれる。この時、
入口コロ7の周速は、排出コロ2,3の周速と同等かそ
れを僅かに上回る程度に設定されており、用紙に負担を
掛けることなくスムーズにソータ100内に搬入され
る。この時、切換爪10を作動させる切換爪ソレノイド
(図示せず)はオンで切換爪10は実線の位置(A位
置)にあり、用紙を第2の駆動手段で駆動される各排紙
コロ19,23,27の方向へ導く。
【0033】一方、第2の駆動手段で駆動される各排紙
コロ19,23,27はソータ100が前記モード情報
を受けると、用紙の先端が3ビン排紙コロ19に到達す
る以前に第2の駆動手段によって駆動される第2の搬送
手段の搬送速度を第1の駆動手段と同じ速度まで低下さ
せ、第1の駆動手段によって駆動される入口コロ7から
搬送されてくる用紙を3ビン排紙コロ19がスムーズに
受け取り、搬送していく。
【0034】次に、用紙の後端が排出コロ2,3を抜け
ると、画像形成装置1から用紙の後端が排出コロ2,3
を通過したという信号が送られ、この信号をソータ10
0が受け取ると、次の用紙との紙間をあけるべく第1、
第2の駆動手段は共に増速し、用紙の後端が入口コロ
7,8を抜けたことを入口センサ9が検知すると、一定
時間後、第1の駆動手段は次の用紙が進入する前にまた
元の搬送速度(周速)に戻る。この時、用紙は高速で駆
動する第2の搬送手段側への受け渡しは完了しており、
3ビンセンサ18を経て、各排紙トレイ4,5,6に排
出されるべく上方へ搬送される。
【0035】そして、例えば画像形成装置1からの情報
により1ビンに排出する時、第2の駆動手段によって駆
動される各排紙コロ19,23,27は先に増速された
ままの速度で回転しており、2ビン排紙爪25、3ビン
排紙爪21を作動させる2ビン、3ビンソレノイド(図
示せず)はオフで、2ビン排紙爪25、3ビン排紙爪2
1は実線の位置(C及びE位置)にあるため、用紙は1
ビン排紙コロ27の方向へ導かれる。次に用紙は1ビン
排紙ガイド39に沿って1ビン排紙トレイ4上へ排出さ
れる。用紙は1ビン排紙ガイド39に突出した腰付けガ
イド29により搬送方向に波状の腰付けがなされ、か
つ、後端が排紙コロ27を離れる際に、第2の駆動手段
で駆動される1ビン排紙コロ27は減速されるため、ス
ムーズに精度よく1ビン排紙トレイ4にストックされ
る。なお、本減速タイミングは、1ビン排紙センサ26
により用紙の後端が通過したかを判断し、用紙の後端が
通過したら、用紙の排出に適した速度まで減速し、速度
と搬送距離より計算された一定時間後、用紙の後端が1
ビン排紙コロ27を離れたと判断し、再び第2の駆動手
段の増速を行い、次の用紙の受け入れ準備をする。
【0036】次に、例えば画像形成装置1からの情報に
より2ビンに排出する時、第2の駆動手段で駆動される
2ビン排紙コロ23、3ビン排紙コロ19は1ビン排紙
時と同様に、先に増速されたままの速度で回転してお
り、3ビン排紙爪21を作動させる3ビンソレノイドは
オフで、3ビン排紙爪21は実線の位置(E位置)にあ
り、2ビン排紙爪25を作動させる2ビンソレノイド
(図示せず)はオンで、2ビン排紙爪25は用紙を2ビ
ン排紙トレイ5上に排出すべく2点鎖線の位置(D位
置)に移動する。これにより、用紙は搬送路71上に突
出した2ビン排紙爪25および2ビン排出コロ23に沿
って2ビン排紙トレイ5上に排出される。
【0037】なお、用紙は2ビン排紙爪25中央部に設
けられた突起部と2ビン排紙コロ23とのオーバーラッ
プにより搬送方向に波状の腰付けがなされ、かつ、用紙
の後端が2ビン排紙コロ23を離れる際に、第2の駆動
手段によって駆動される2ビン排紙コロ23は減速され
るため、スムーズに精度よく2ビン排紙トレイ5にスト
ックされる。
【0038】減速タイミングは、2ビン排紙センサ22
が用紙の後端が通過したか否かを検出することにより決
定され、用紙の後端が通過した時、用紙の排出に適した
速度まで減速し、速度と搬送距離により計算された一定
時間経過後、用紙の後端が2ビン排紙コロ23を離れた
と判断し、再び第2の搬送手段を第2の駆動手段によっ
て増速し、次の用紙の受け入れ準備を行う。
【0039】3ビンに排出される時は、2ビンソレノイ
ドがオフで、2ビン排紙爪25が実線の位置(C位置)
にあり、3ビンソレノイドがオンで、3ビン排紙爪21
が2点鎖線の位置(F位置)に移動している以外は2ビ
ンに排出する時の動作と同様である。
【0040】また、用紙後端が入口コロ7を抜けたこと
を検出する方法としては、画像形成装置1からの用紙後
端が排出コロ2,3を抜けたという情報を基に、排出コ
ロ2,3とソータの入口コロ7,8までの搬送距離およ
び搬送速度から計算された時間の経過によって判定する
方法がある。この方法を採用すれば、入口センサ9のよ
うな検知手段を省くことができる。
【0041】(2)反転排紙モード 反転排紙モードの場合には、画像形成装置1の排出コロ
2,3に用紙の先端が来ると、画像形成装置1から反転
排紙モードという情報がソータに送られる。
【0042】用紙は入口ガイド板37,38により、入
口コロ7,8に導かれる。入口コロ7の周速は、この
時、排出コロ2,3の周速と同等かそれを僅かに上回る
程度に設定されており、用紙に負担を掛けることなくス
ムーズにソータ100内に搬送される。
【0043】反転排紙モードの時は、用紙は入口コロ
7,8から反転コロ11側に直接搬送されるため、第1
の駆動手段と第2の駆動手段による駆動系に跨がって搬
送されることがない。そこで、第2の駆動手段で駆動さ
れる搬送コロ14および、各排紙コロ19,23,27
は排出コロ2,3の周速より高速で回転したままになっ
ている。
【0044】この時、切換爪10を動作させる切換爪ソ
レノイドはオフで、切換爪10は2点鎖線の位置(B位
置)にあり、用紙は反転動作を行うべく反転爪12と反
転コロ11で構成されたくさび状の部分へ進入する。な
お、反転爪12の先端は反転コロ11に対してオーバラ
ップするように設定され、反時計方向に加圧されてお
り、用紙の進入の障害にならぬように時計方向に回転可
能となるように取り付けられている。これにより、用紙
は反転コロ11と反転爪12とによって生じる搬送力に
よって、反転ガイド板13に沿って反転経路72を反転
トレイ16上へ搬送される。
【0045】次に、用紙の後端が排出コロ2,3を抜け
ると、画像形成装置1から用紙の後端が排出コロ2,3
を通過したという信号が送られ、この信号をソータ10
0が受けると、次の用紙との紙間をあけるため、第1の
駆動手段が入口コロ7及び反転コロ11を画像形成装置
1の搬送速度より高速に増速し、用紙の後端が入口コロ
7を抜けてから一定時間後に、入口コロ7及び反転コロ
11の搬送速度は次の用紙が進入するまでに、また元の
周速に戻る。
【0046】次に、用紙の後端が反転コロ11と反転爪
12に接する部分から抜け出ると、反転爪12は前記回
転力により、図の実線の位置(G位置)より2点鎖線の
位置(H位置)まで移動する。
【0047】ここで、反転爪12の移動位置に図3に示
すような検知手段(反転爪検知センサ)55を設け、こ
れにより用紙が反転爪12を抜けたか否かの判断を行
い、用紙が反転爪12を抜けたか否かを正確に検知して
いる。検知手段55は、図3に示すように、フォトイン
タラプタにより反転爪12そのものを検知するものの外
に、図4に示すような反転爪12と連動するスプリング
部の動きをマイクロスイッチで検知するもの、あるいは
図5に示すような同様のスプリングの動きをフォトイン
タラプタで検知するものなどが使用できる。
【0048】この時、用紙には搬送力がなくなるため、
反転爪12の先端から少し抜け出た位置のまま停止す
る。用紙の後端が反転爪12の先端から抜けると、反転
爪12は2点鎖線の位置(H位置)に移動し、反転爪検
知センサ55がオン状態となり、その信号に基づいて叩
きコロ15を駆動する反転ソレノイドがオンし、叩きコ
ロ15が実線の位置(I位置)から第2の駆動手段によ
って高速に駆動されている搬送コロ14と接する2点鎖
線の位置(J位置)まで移動し、用紙は搬送方向が前後
逆転(スイッチバック)して、反転爪12に沿って高速
で紙面上方(1,2,3ビン方向)へ搬送され、第2の
駆動手段によって高速で駆動される各排紙コロ19,2
3,27より排出され、反転排紙となる。この時、用紙
の後端と次の用紙の先端が反転センサ17位置で重なる
ことがないように、充分に紙間は拡げられている。な
お、各排紙トレイ4,5,6への各排紙コロ19,2
3,27の排出動作は、ストレート排紙モードと同様で
ある。
【0049】このように、上記実施例によれば、反転爪
検知センサ55のオン出力に基づいて搬送コロ14と叩
きコロ15とにより用紙をスイッチバックさせるもので
あるから、反転動作を確実なものとすることができる。
【0050】本実施例においては、反転排紙モード時、
用紙をスイッチバックして反転させるため、反転時間を
要する。そこで、次紙との衝突を避けるために搬送速度
を画像形成装置1の排出速度より増速させて搬送してい
る。これによって用紙の間隔を大きくすることができ
る。しかし、ストレート排紙モードでは、通常の用紙間
隔で搬送してもよい。そのため、実施例で説明した搬送
速度を、ストレート排紙モードと反転排紙モードとで別
々に設定する(同速度でも問題はない)。
【0051】このようにすることにより、搬送速度を必
要の時のみ速く設定することができ、駆動部の負担が減
り、耐久性が良くなりまた搬送性も良くなる。
【0052】また、前記のように、2つのモードとも搬
送速度を同じにすると、反転排紙モード時の方が時間が
掛かる。即ち、画像形成装置1からソータ内に用紙が搬
入され、排紙トレイ上に排出されるまでの時間が長く掛
かることになる。そこで、判定排紙モード時の搬送速度
をストレート排紙モード時より速くすることにより、ソ
ータ内での用紙処理時間をストレート排紙モードと同等
にでき、生産性の良い後処理装置とすることができる。
【0053】この時、ストレート排紙モード時のソータ
内搬送経路長をL(mm)、搬送速度をV(mm/s)
とし、反転排紙モード時の搬送経路長をL(mm)=L
+L′、搬送速度をV1 (mm/s)とすると、処理時
間は、およそ T1 =L/V T2 =L1 /V1 =L+L′/V1 となり、T1 =T2 とするには、経路長分の搬送時間分
だけ速度を上げればよいことになる(ただし、搬送速度
への加速時間は無視している)。
【0054】また経路長を考えた場合、本実施例ではス
イッチバックさせているので、L′は用紙長として置き
換えられることになる。即ち、用紙長によって反転に要
する時間が違うことになる。従って、用紙サイズごとに
搬送速度を設定することにより、ソータ内での用紙処理
時間を同等にすることができる。
【0055】前記のように、反転排紙モードの場合は、
反転センサ17位置で用紙が重ならないことが必要であ
る。そのため画像形成装置1の排出速度に対し、反転排
紙時の搬送速度を上げるようにしている。
【0056】ここで、画像形成装置1からの単位時間
(1分間)当たりの用紙排出枚数をCPMとし、Wを用
紙の紙間隔とすると、1枚当たりの排出時間は、 60/CPM=(L+W)/V で表される。反転経路を考慮すると、条件は、 60/CPM=L/V+L/V′ となる。
【0057】よって、反転排紙時の搬送速度V′はCP
M値によっても変化することが分かる。通常用紙サイズ
長に対してCPMは比例していないため、搬送速度をC
PMの値によっても変えることにより適切な搬送速度を
得ることができる。
【0058】次に、反転爪12の動作異常検出について
説明する。用紙が反転経路72に搬送されると、反転爪
12が作動し、反転爪検知センサ55がオフ状態とな
る。次に、用紙が反転爪12を抜けると、反転爪検知セ
ンサ55はオン状態となる。しかし、何らかの原因で用
紙が反転爪12を抜けきれないと、反転爪検知センサ5
5はオフ状態のままとなる。このオフ状態の時間が一定
時間以上の場合に異常判定をする。
【0059】この時、反転爪12を抜ける時間T(s)
は搬送速度をV(mm/s)、用紙長をL(mm)とす
ると、 T=L/V となる。即ち、用紙サイズにより違ってくることになる
ので、異常判定時間の設定はサイズごとに変える。これ
により、判定の精度を上げることができる。
【0060】また、異常発生後、画像形成装置1は既に
次紙を搬送している場合がある。この時、用紙が反転排
紙モードである場合、反転経路72へ導かれるために用
紙が衝突し、都合2枚がジャムとなる。そこで、次紙は
切換爪10を動作させ、表排紙での経路へ導き、各排紙
ビンへ排出する。これにより、次紙を無駄にしなくて済
む。
【0061】また、本ソータ100には各排紙トレイ
4,5,6を利用した通常のソータと同じ機能であるソ
ート、スタッキング機能に加えて、1ビンの排紙トレイ
4には用紙を一定の間隔で交互にストックさせるドギー
テール(反復水平移動)の機能も有している。このた
め、1ビン排紙トレイ4には用紙の揃え精度の向上のた
め、排紙された用紙の上面を一定の高さに保つための上
下動機構を有している。
【0062】図2は用紙後処理装置の制御ブロック図で
ある。同図において、後処理装置側のCPU41は、各
センサ42からの信号を取り込むと共に、本体CPU4
0とI/F43を介して信号の授受を行うようになって
いる。44はROM、45は各ドライバ、46は各モー
タ、47は入口コロ7及び搬送コロ11を駆動する入口
モータ、48は搬送コロ14及び排紙コロ19,23,
27を駆動する排出モータ、49は各ソレノイド、45
はこれらのモータ及びソレノイドの各ドライバである。
なお、この実施例では、前述の第1の駆動手段は、入口
モータ47によって構成され、第2の駆動手段は排出モ
ータ48によって構成され、CPU41は、ROM44
に書き込まれたプログラムに従って、前述の各種の用紙
後処理動作を実行するようになっている。
【0063】なお、反転排紙モード時、用紙が反転爪1
2を抜けて叩きコロ15で搬送される際、用紙が反転爪
12に引っ掛かるなどしてジャムが発生する場合があ
る。この時、用紙後処理装置は画像形成装置1に対しジ
ャムの発生のデータ送信をし停止する。ジャム紙は反転
トレイ16上に先端を出して停止している。この時、ト
レイ紙検知センサ60はオンしている。オペレータがジ
ャムした用紙を取り除くと、トレイ紙検知センサ60は
オフする。また、ソータ内のセンサが全てオフの時、ジ
ャム解除が終了したと判定し、画像形成装置1へジャム
リセットのデータを送信する。これにて次コピー動作が
可能となる。
【0064】これによって、反転経路72上でジャムし
たとしても、反転トレイ16上においてジャムしている
用紙を取り除いたことを確認し、本体に次処理可能であ
るという信号を送信するため、オペレータがカバーを開
けるなどの余分な操作をする必要がなくなり、操作性が
向上する。
【0065】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第1及び
第2の駆動手段による駆動速度を独立して個々に制御す
ることができるので、モードや制御の必要性に応じて用
紙間隔を広げ、反転時対応CPMを向上させることがで
きる。また、用紙受け入れ及びび排出速度を個々に要求
される速度とすることができるので、搬送、揃え精度を
向上させることが可能となる。
【0066】請求項2記載の発明によれば、用紙が本体
排出部を抜けた時、第1ないし第3の搬送手段の搬送速
度を同期させて増速することで、搬送品質を損なうこと
なく用紙間隔を広げることができる。
【0067】請求項3記載の発明によれば、用紙が第1
の搬送手段を抜けたかどうかを確実に検出することがで
き、これによって第2の搬送手段と第1の搬送手段との
速度を互いに異なる速度に設定することが可能となり、
第2の搬送手段によって増速された搬送速度を選択し、
第1の搬送手段の搬送速度を減速することができる。
【0068】請求項4記載の発明によれば、第2の搬送
手段の搬送速度は高速の状態で、第1の搬送手段の搬送
速度を本体排出部の搬送速度とすることで、紙間を広げ
ると同時に画像形成装置本体からの次紙の受入れを確実
に行え、搬送性を確保することができる。
【0069】請求項5記載の発明によれば、用紙が第1
の搬送手段を抜け、所定の時間が経過した後、第2の搬
送手段の搬送速度は高速のまま、第1の搬送手段は次紙
受け入れのため本体排出速度とするため、用紙間隔を広
げてなおかつ、次紙の搬送性を確保することができる。
【0070】請求項6記載の発明によれば、反転モード
の場合には、用紙は第1の搬送手段と第2の搬送手段と
に跨がることなく、第3の搬送手段で反転させられた
後、第2の搬送手段によって高速で送られるので、第2
の搬送手段による搬送速度を変更するがなくなり、駆動
系の制御が簡単になるとともに、反転する際の紙間も十
分に確保され、第1及び第3の手段による搬送性も確保
できる。
【0071】請求項7記載の発明によれば、用紙を反転
させて排紙する場合と用紙を反転させないでそのまま排
紙する場合とに対応し、制御手段によって第1の駆動手
段と第2の駆動手段による駆動速度をそれぞれ任意に設
定できるので、搬送経路長に応じて適宜搬送速度を選択
して搬送することが可能になり、反転排紙の場合も非反
転排紙の場合も同様の処理時間で排紙することが可能と
なる。
【0072】請求項8記載の発明によれば、反転排紙時
は非反転排紙時に比べ経路が長くなるため、ソータ内で
の搬送処理時間が長くなるが、搬送速度を高速にするこ
とによりソータ内での搬送処理時間が同じになり、反転
排紙及び非反転排紙が交互に実行されても問題なく処理
することができる。
【0073】請求項9記載の発明によれば、経路長から
求められる値に搬送速度を設定することにより、反転排
紙時と非反転排紙時のソータ内での搬送処理時間を同じ
にすることができる。
【0074】請求項10記載の発明によれば、反転排紙
時の用紙搬送速度を紙サイズ別に設定することで、ソー
タ内での搬送処理時間を同じにすることができる。
【0075】請求項11記載の発明によれば、本体の処
理間隔や紙サイズに必ずしも比例してない画像形成装置
本体排紙部からの排出間隔を考慮して搬送速度を設定す
ることでソータ内での搬送処理時間を同じにすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る用紙後処理装置の全体構
成図である。
【図2】用紙後処理装置の制御ブロック図である。
【図3】反転爪検知機構の第1の実施例を示す構成図で
ある。
【図4】反転爪検知機構の第2の実施例を示す構成図で
ある。
【図5】反転爪検知機構の第3の実施例を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2,3 排出コロ 4,5,6 排紙トレイ 7,8 入口コロ 9 入口センサ 10 切換爪 11 反転コロ 12 反転爪 13 反転ガイド板 14 搬送コロ 15 叩きコロ 16 反転トレイ 19,23,27 排紙コロ 21,25,27 排紙爪 40 本体CPU 41 ソータCPU 45 ドライバ 46 モータ 47 入口モータ(第1の駆動手段) 48 排出モータ(第2の駆動手段) 49 ソレノイド 60 トレイ紙検知センサ 71 搬送路 72 反転経路 100 ソータ
フロントページの続き (72)発明者 後潟 義昭 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 浅見 真治 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の本体排出部から排出され
    た用紙を排紙トレイに排出して積層する用紙後処理装置
    において、 前記本体排出部から排出された用紙を排紙トレイまで導
    く用紙搬送路と、 用紙搬送路の入口側に設けられて、本体排出部から排出
    された用紙を用紙搬送路内に導入する入口コロを含む第
    1の搬送手段と、 第1の搬送手段から用紙を受け渡され、排紙トレイ側に
    排出する排紙コロを含む第2の搬送手段と、 第1の搬送手段から用紙を受け渡され、用紙を反転させ
    て第2の搬送手段に受け渡す第3の搬送手段と、 第1及び第3の搬送手段を駆動する第1の駆動手段と、 第2の搬送手段を駆動する前記第1の駆動手段とは独立
    して別体に設けられた第2の駆動手段と、を備えている
    ことを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 【請求項2】 前記用紙搬送路に導入された用紙の後端
    が前記画像形成装置の本体排出部を抜けたときに、前記
    第1ないし第3の搬送手段による用紙の搬送速度を前記
    本体排出部の用紙搬送速度よりも速い速度に設定する制
    御手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の用
    紙後処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の搬送手段の搬送方向下流側で
    あって、前記第2及び第3の搬送手段の搬送方向上流側
    の用紙搬送経路に、用紙後端が第1の搬送手段を抜けた
    ことを検出する検出手段を備えていることを特徴とする
    請求項1記載の用紙後処理装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段により用紙後端が第1の搬
    送手段を抜けたことを検出した後、第1の搬送手段の搬
    送速度を画像形成装置本体排出部の搬送速度と同等の速
    度に減速させる制御手段を備えていることを特徴とする
    請求項3記載の用紙後処理装置。
  5. 【請求項5】 用紙後端が画像形成装置の本体排出部を
    抜けた後、あらかじめ設定した時間が経過したときに、
    前記第1の搬送手段の搬送速度を前記本体排出部の搬送
    速度と同等の速度に減速させる制御手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
  6. 【請求項6】 用紙を反転して排紙する際に、前記第2
    の搬送手段の搬送速度を第1及び第3の搬送手段の搬送
    速度よりも高速に設定する制御手段を備えていることを
    特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
  7. 【請求項7】 用紙を反転させて排紙する反転排紙時
    と、用紙を反転させないでそのまま排紙する非反転排紙
    時に対応して前記第1の駆動手段による搬送速度と、前
    記第2の駆動手段による搬送速度とをそれぞれ任意に設
    定可能な制御手段を備えていることを特徴とする請求項
    1記載の用紙後処理装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、反転排紙時には非反転
    排紙時よりも前記第2の駆動手段による搬送速度を高速
    に設定することを特徴とする請求項7記載の用紙後処理
    装置。
  9. 【請求項9】 前記搬送速度は、非反転排紙時の搬送速
    度と経路長から得られる排紙時間で、反転排紙時の経路
    長を除して得られる速度であることを特徴とする請求項
    8記載の用紙後処理装置。
  10. 【請求項10】 前記搬送速度は、紙サイズ別に異なっ
    た速度であることを特徴とする請求項8記載の用紙後処
    理装置。
  11. 【請求項11】 前記搬送速度は、画像形成装置の本体
    排出部の搬送速度に応じて異なった速度であることを特
    徴とする請求項8記載の用紙後処理装置。
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