JPH088639B2 - 画像データのトーン修正装置 - Google Patents

画像データのトーン修正装置

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JPH088639B2
JPH088639B2 JP63245758A JP24575888A JPH088639B2 JP H088639 B2 JPH088639 B2 JP H088639B2 JP 63245758 A JP63245758 A JP 63245758A JP 24575888 A JP24575888 A JP 24575888A JP H088639 B2 JPH088639 B2 JP H088639B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、画像データのトーン修正装置に係り、特
に、画像データを所望の色調のものに変更するためのト
ーンテーブルを、有効且つ簡易に修正可能な画像データ
のトーン修正装置に関する。
【従来の技術】
画像データに基づき画像を印刷或いはプリンタでプリ
ントアウトする際には、当該画像データをそのままのト
ーンで用いるだけではなく、必要に応じて画像データに
所望のトーン修正を施して印刷或いはプリントアウトす
ることが一般に行われている。 このようなトーン修正の従来の技術には、種々のもの
がある。例えば製版用スキヤナで原稿を入力する際に、
原稿の内容(肌物、機械的な物など)、濃度(全体的に
明るい、暗いなど)、色調(赤つぽい、青つぽいな
ど)、印刷依頼者の指示などに従い、予めオペレータが
スキヤナに手動で複雑な設定を行なつて、入力画像デー
タにトーン修正を施すという方法が行われている。以
下、この手動修正による方法を第1の方法という。 しかしながら、この第1の方法は、複雑なスキヤナの
設定がオペレータの経験や感覚に頼りがちなものにな
り、熟練したオペレータでなければ適切な判断をするこ
とは難しく、誤つた判断をしたときやほぼ近い判断であ
つても目的に達しないときは、結局、再度細かい設定を
やり直し、試行錯誤をしながら入力を行なわなければな
らなかつた。このような試行錯誤は、大きな人的、時間
的な損失を招くものである。又、作業の第1ステツプで
ある入力作業に時間がかかることは、その後の製版作業
の進展も遅れることになる。 そこで、上記のような入力作業時における人的、時間
的な損失を軽減するために、レイアウトシステムにおけ
るトーン修正に関する技術が種々考えられてきた。現
在、様々なレイアウトシステムにおいて、トーン修正の
機能を盛込んだものが知られている。 このトーン修正機能を有するレイアウトシステムの多
くは、カラーモニタなどを用いて画像を確認しながら、
マウス操作によりトーンテーブルの形状を変更し、この
トーンテーブルを用いて画像データにトーン修正を加え
る方法を取入れている。以下、この方法を第2の方法と
いう。 この第2の方法は操作が非常に簡単であり、熟練した
オペレータでなくとも、トーンテーブルの形状変化に伴
い変化する色調を確認しながらの操作が可能であるた
め、操作ミスが少ないという利点を有している。 しかしながら、この第2の方法では、詳細な値、例え
ば30%を33%に変更するといつた値をトーンテーブルに
設定することができず、オペレータの所望するテーブル
が得られない場合があつた。 又、トーン設定機能を有するレイアウトシステムで
は、前記第2の方法の他、キーボードなどによりトーン
パラメータを数値入力してトーンテーブルを設定するよ
うにした方法(以下、第3の方法という)が採用されて
いる。 この第3の方法は、例えば、トーン修正のメニユーを
選択して、表示装置にテーブルセツトのメニユーをいく
つか表示させ、そのメニユー、例えば第16図に示される
ようなハイライト、第17図に示されるようなシヤドウ、
第18図に示されるようなミドルのそれぞれに、パラメー
タを数値で設定する方法である。なお、第16図〜第18図
において、横軸は修正前の画像データのトーン、縦軸は
修正後の画像データのトーンを示している。 このパラメータは、レイアウトシステムによつて種々
の値が取られるが、例えば第16図に示すようなメニユー
においては、5を基準に0〜5の値はテーブルのカーブ
が凹の形になり、5〜10の値はテーブルのカーブが凸の
形になるというように設定される。 この第3の方法は、経験から分るパラメータの数値を
入力するだけでテーブルを生成できるため、熟練したオ
ペレータにとつては、一々モニタで確認しながらテーブ
ルを設定する方法よりも、作業を単純且つより正確に行
え、操作性が高く操作時間も短いものとなる。 しかしながら、この第3の方法は、感覚的であるため
経験を要し、未熟練なオペレータにとつてはトーンテー
ブルの形状を把握し難いという問題がある。又、レイア
ウトシステムの定めたメニユーに沿つてトーンテーブル
を生成するため、前記第2の方法と同様に細かい設定が
思い通りにいかない場合がある。 なお、種々設定されて得られたトーンテーブルは、再
現画像の品質の面から特に滑らかであることが望ましい
が、トーンテーブルを誤つて生成した場合には、第16図
の点Pa、第17図の点Pbに示すように、トーンテーブルに
急激な変化点が生じ問題となる。しかしながら、従来は
この変化点を確実に解消する技術がなかつた。 又、従来のレイアウトシステムで生成されたテーブル
は、各画像単位に保持され、その画像を扱つている限
り、何度でも読み出すことができる。又、他の画像にト
ーンテーブルをコピーする機能も知られているので、同
じようなトーン修正を行う場合には有効に他の画像に使
用できる。 しかしながら、上記のようにして画像単位でのみトー
ンテーブルを取扱うのは、他の画像に対してトーンテー
ブルを流用することができず、トーンテーブルの流用と
いう面で非効率的なものであつた。
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされた
もので、指定した代表点を必ず通過する、滑らかな修正
用曲線が詳細且つ簡便に設定されたトーンテーブルを生
成可能として、複雑なトーン調整が労力及び時間的負荷
を要することなく行えるようにし、より品質の高い画像
が得られる画像データのトーン修正装置を提供すること
を第1の課題とする。 本発明は、更に、トーンテーブルの流用が可能な画像
データのトーン修正装置を提供することを第2の課題と
する。
【課題を達成するための手段】
本発明は、画像データを所望の色調のものに変更する
ため、トーンテーブルを修正するようにした画像データ
のトーン修正装置において、通過が所望される、入力値
に対する出力値の変化量が最大である点や修正用の曲線
を集束させたい点を含む、所定の代表点を指定する手段
と、該代表点を通過する曲線が、前記変化量が最大であ
る点で、入力値と出力値が等しいリニアな関係を表わす
直線と平行な線に接し、前記集束させたい点で、極めて
滑らかにリニアな関係に近づくように、該代表点間を滑
らかに曲線補間してトーンテーブルを生成するための手
段とを備えたことにより、前記第1の課題を達成したも
のである。 又、本発明は、前記生成手段と共に、前記生成手段で
作成されたトーンテーブルを記憶する手段を備えたこと
により、前記第2の課題を達成したものである。
【発明の作用及び効果】
本発明においては、通過が所望される、入力値に対す
る出力値の変化量が最大である点や修正用の曲線を集束
させたい点を含む、所定の代表点を指定し、該代表点を
通過する曲線が、前記変化量が最大である点で、入力値
と出力値が等しいリニアな関係を表わす直線と平行な線
に接し、前記集束させたい点で、極めて滑らかにリニア
な関係に近づくように、該代表点間を滑らかに曲線補間
してトーンテーブルを生成するようにしている。 従つて、従来行なわれたパラメータ入力やマウス操作
によるテーブル設定方法などでは得られなかつた滑らか
なトーンテーブルが生成できると共に、例えば50%を53
%へトーン変更するなどの詳細な指示を与えてトーンテ
ーブルを生成できるため、オペレータの思い通りのトー
ンテーブルが得られる。よつて、複雑なトーン調整時に
おける労力や時間的負荷を大幅に軽減しつつ、より品質
の高い印刷物やプリンタ出力画像を得ることができる。 なお、前記トーンテーブルを記憶する手段を備えれ
ば、画像データ毎に一々トーンテーブルを生成しなくて
も、トーンテーブルを記憶手段から読み出し、この読み
出されたテーブルにより、所望の画像データ或いは画像
データ中の所望部分に対して何時でも効率良くトーン修
正を施すことができる。又、記憶されたトーンテーブル
を他のレイアウトシステムにも流用でき、トーンテーブ
ル利用の効果が高まる。
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。 この実施例は、第2図に示されるような全体構成のレ
イアウトスキヤナ装置に読込む或いは読込まれた画像デ
ータをトーンテーブルにより所望のトーン(色調)のも
のに変更するため、トーンテーブルを修正する画像デー
タのトーン修正装置である。 第2図に示されるレイアウトスキヤナ装置には、入力
ドラム21、出力ドラム22を有するスキヤナ20と、スキヤ
ンされている原稿の位置Px、Pyを検出するためのリニア
エンコーダ23及びロータリエンコーダ24と、検出された
位置Px、Py情報を、後出入出力コンピユータ27に入力す
るための、インターフエイス(I/F)25と、該インター
フエイス25から入力された画像中から所定のデータを接
続切換装置33を介して記憶装置34に記憶するための入出
力用コンピユータ27と、該入出力用コンピユータ27へオ
ペレータからの指示を入力するためのキーボード28と、
前記記憶装置34から、接続切換装置33を介して1画面部
の画像データを呼び出し、各種レイアウト情報に基づき
レイアウト処理を行うと共に、後記キーボード31から入
力された代表ポイントの情報に基づきトーンテーブルを
生成し、且つ、画像データのトーン修正処理を行うため
のレイアウト・トーン修正用コンピユータ29と、該レイ
アウト・トーン修正用コンピユータ29で画像データがレ
イアウト処理されている状態をモニタするための陰極線
管(CRT)デイスプレイ30と、オペレータが、当該デイ
スプレイ30を見ながら、前記レイアウト・トーン修正用
コンピユータ29を操作するためのキーボード31及びマウ
ス32と、前記記憶装置34への記憶の入出力を司どるため
の接続用切換装置33とが備えられる。 前記トーン修正装置は、前記レイアウトスキヤナ装置
中の入出力用コンピユータ27、レイアウト・トーン修正
用コンピユータ29、接続用切換装置33、及び記憶装置34
で主に構成されている。なお、第2図中符号2はフロツ
ピーデイスクであり、トーンテーブルを記憶して保持す
るためのものである。 以下、実施例の作用を説明する。 実施例のトーン修正装置における通過させたい代表ポ
イント(代表点)の指示は、第2図のキーボード31を介
して第1図に示される手順に基づき行なわれ、レイアウ
ト・トーン修正用コンピユータ29に入力される。 即ち、前記代表ポイントの指示は、例えば、最大の変
化量を持つポイントと、カーブを集束させたいポイント
と、その他の所望の通過ポイントを含んで行われる。 これら指示される代表ポイントの例を第3図(A)に
示す。この第3図(A)においては、6つの代表ポイン
トにより原画像のトーンを修正後どのようなトーンにす
るかを指示している。これらポイントをグラフで示せば
第3図(B)の如くとなる。 次に、レイアウト・トーン修正用コンピユータ29が、
前記のように指示された代表ポイントに基づきトーンテ
ーブルを生成する手順について更に詳細に説明する。 第3図(A)、(B)において、各指示ポイントにお
けるトーンの変化量を求め、グラフ上に示すと、第4図
のようになる。この第4図から原画像のトーンが20%の
ところで、最大のトーン変化量(この場合10%)を持つ
ていることが分る。なお、このようなトーン最大変化量
を持つポイントを、以下最大変化量ポイントという。 一方、従来のレイアウトシステム等が有するトーン修
正機能においては、前記のような各ポイントの指示では
なく、主に、パラメータによりトーンテーブルの設定が
行なわれていたため、第3図(B)に示されるようなカ
ーブのトーンテーブルを所望する場合、第5図のように
ハイライト部を突出させるパラメータを設定し、次い
で、第6図に示されるように、変化点Pの角度αを45°
からα′に変えて前記カーブに角度をつける指示を与え
る。このように生成されたトーンテーブルのカーブは、
第3図(B)に示したカーブに形状がほぼ似ているが、
実際に原画像のトーン20%に対して修正後トーンを30%
にするトーンテーブルになつているか否かということは
判断しかねるものである。又、最大変化量ポイントが原
画像のトーンが20%のところとなるか否かが明確にはな
らないものでもある。更に、第6図中のトーンテーブル
は変化点Pにおいてトーンが急激に変化し、屈折するこ
とからトーン変化の立上がりが急となり好ましくない。 これに対して、本実施例においては、前記ポイントの
特徴を生かしながら、それらポイント間を補間して滑ら
かに連続させるようにする。例えば、第4図のトーン変
化量のグラフから、原画像20%の濃度のポイントが最大
変化量ポイントであることが分る。この場合に、補間し
た結果が、原画像のトーン20%以外のポイントで最大変
化量を持つことになれば、補間して生成したトーンテー
ブルが所望とは異なるものになるため望ましいものでは
ない。そこで、本実施例においては、この変化量の関係
を確実に反映させるために、次のような手順で補間を行
う。 原画像のトーン40%のところで修正後のトーン60%を
示す最大変化量ポイントを設定したとすれば、まず、第
7図に示されるように、リニアな関係(原画像と修正画
像のトーンが等しい関係:第7図中符号L0で示す)に平
行な線(第7図中符号L1で示す)を想定し、次いで、こ
の線を最大変化量ポイントで接線とするように曲線補間
してトーンテーブルを生成する。この曲線補間で前記ト
ーン40%のポイントが修正後トーンが60%の最大変化量
ポイントとなる。 又、第4図から原画像のトーン90%のポイントで、こ
のトーンテーブルのカーブが前記リニアな関係に集束し
ていることが分るため、この集束するポイントでは、該
カーブが極めて滑らかにリニアに近付くように該カーブ
を補間により集束させる。この補間は、実施例ではBezi
er曲線による方法を用いて行なう。 即ち、Bezier曲線による方法は、第8図に示されよう
に、まず、トーンテーブルのカーブに点P1(t=0)、
点P2(t=1)をとり、この点P1、P2を結ぶ直線に平行
な直線上に点Q1、Q2を決める。この場合、各点P1、P2、
Q1、Q2内に求めようとする点P0があるようにし、又、補
間されたカーブの形状によつて点Q1、Q2を選ぶ。第8図
の場合、点Q1、Q2が点P1、P2の上方のため該カーブは上
方に凸となる。なお点Q1、Q2を下方にとれば、該カーブ
は下方に凸となり、更に、点Q1、Q2のうちの一方を下
方、他方を上方にすれば、補間曲線はS字型となる。 点P0を求める式は次式(1)の如くとなる。 ▲▼=(1−t)・▲▼ +3・(1−t)・t・▲▼ +3・(1−t)・t・▲▼+t・▲▼ (0≦t≦1) …(1) このように補間することにより、トーンテーブルは第
9図に示すようなカーブとなる。第9図から、従来法に
おいては第6図に示したように点P付近においてカーブ
が屈折して急な立上がりを示していたのに対して、カー
ブをぎこちのないものにならないように滑らかに、且
つ、振動なく接続されていることがわかる。即ち、第9
図のトーンテーブルを第6図に示すトーンテーブルと比
較すれば、トーンの急変がなく、且つ、滑らかに集束さ
れていることが分る。 又、前記指示ポイントの他に、所望される通過ポイン
トを設定してトーンテーブルをスプライン補間により生
成する。第3図(A)中のトーン50%及び70%が当該通
過ポイントに相当する。 例えば、第10図のように、S字形状のカーブを所望す
る場合、前記リニアな関係と交差する点も自由に設定で
きる。第10図の例では、65〜80%間のポイントでトーン
テーブルのカーブがリニアな関係を示す直線と交差して
いる。 以上のことから、この実施例は第3図(A)の如く、
定量的にトーンテーブルの指示を与えることができるも
のであり、従つて、所望のトーンテーブルを設定しやす
いものといえる。 前記のようにして生成されたトーンテーブルは第2図
に示す記憶装置34内に画像データとは別個に記憶され
る。 ここで、製版作業における基本的な作業フローは第11
図に示されるように、原稿をスキヤナで入力し(S1)、
入力された分解データに編集等の処理を施し(以下、こ
の工程をページメイクアツプという)(S2)、分解色版
データを出力する(S3)。この作業フローにおいてトー
ン修正処理が、画像データ単位にトーンテーブルを付属
させず、記憶装置34内に画像データとは別個に記憶する
ようにした場合には、任意の手順でトーン修正を行うこ
とができる。第12図に示されるフローのように、入力さ
れた各分解色データに対してトーン修正を施して修正画
像を作成する方法や、第13図に示されるように、ステツ
プS2B、S2Cで任意の画像に対してトーン修正を加える方
法が可能である。なお、第12図のフローにおいては、ト
ーン修正工程(S2A)において分解色データの色調をチ
エツクしてトーンテーブルを生成し、そのトーンテーブ
ルでトーン修正画像のデータを求めてトーン修正を行つ
ている。又、第13図のフローにおいては、トーンテーブ
ルを生成し(S2B)、ページメイクアツプ時にトーンテ
ーブルからデータの修正値を求めて分解色版データを求
める(S2C)。その他の手順は、各フローとも、第11図
のフローと同様であるため、同様の手順に同様の番号を
付し説明を略す。 又、同様の修正を要する画像データがある場合、1つ
のトーンテーブルを生成しておけば、個々の修正処理の
効率が上り、又、個々の修正画像を形成しなくても、第
14図のフローのように、出力時に複数の出力画像データ
を1つのテーブルに通すことにより(S3A)、複数の修
正画像を出力することもできる。このフローにおいて
は、一般に頻繁に使用されるテーブル、例えば色調の浅
いデータ用のテーブルや、逆に濃度の濃いデータ用のテ
ーブルなどを複数登録することにより、より一層の効率
向上を図ることができる。なお、入力時に入力画像にト
ーン修正を施すようにしてもよい。 更に、第15図のフローのように、入力データを作成す
る前に、トーンテーブルを生成し(S0A)、当該トーン
テーブルを用いて、原稿を入力する際に原稿のトーンが
全体的に濃い又は薄いを所望のものにトーン修正をする
ようにしてもよい。このフローにおいては、スキヤナの
複雑な設定を要せずに、入力と同時にトーン修正を行な
うことができる。なお、第14図、第15図のフローの手順
のうち第11図、第13図と同様の手順には同様の番号を付
し、その説明は略す。 なお、トーンテーブルの記憶手順は、実施例のレイア
ウトスキヤナ装置の記憶装置34に限定されず他のレイア
ウトシステム等に当該トーンテーブルをコピーして流用
することもできる。この場合、フロツピーデイスクを用
いれば取扱の利便性が高い。 又、前記実施例においては印刷用のレイアウトスキヤ
ナの画像データをトーン修正する修正装置を示したが、
本発明が実施される対象はこれに限定されず、他の、例
えばカラープリンタの画像データをトーン修正する修正
装置に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係るトーンテーブルを設定
するフローの例を示す流れ図、 第2図は前記実施例に係るトーン修正装置が適用される
レイアウトスキヤナ装置の全体構成を示す、一部配置図
を含むブロツク図、 第3図は前記フローで指示されるポイント及びそのポイ
ントをなめらかにつないだカーブを示す線図、 第4図は前記トーンテーブルの変化量を示す線図、 第5図及び第6図は従来のトーンテーブル生成手順の例
を示す線図、 第7図及び第8図は前記実施例に係るトーンテーブル生
成手順を説明するための線図、 第9図は同じく、生成後のトーンテーブルの例を示す線
図、 第10図は同じく、生成後のトーンテーブルの他の例を示
す線図、 第11図は一般的なレイアウトシステムにおける画像デー
タの処理フローの例を示す流れ図、 第12図は前記実施例に係る画像データの処理フローの例
を示す流れ図、 第13図は同じく、他の処理フローの例を示す流れ図、 第14図は同じく他の処理フローの例を示す流れ図、 第15図は同じく、他の処理フローの例を示す流れ図、 第16図は従来技術によるトーンテーブルの生成手順を説
明するための、ハイライト側修正用トーンテーブルの例
を示す線図、 第17図は同じく、シヤドウ側修正用トーンテーブルの例
を示す線図、 第18図は同じく、ミドル修正用トーンテーブルの例を示
す線図である。 2……フロツピデイスク、20……スキヤナ、17……入出
力用コンピユータ、29……レイアウト・トーン修正用コ
ンピユータ、34……記憶装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データを所望の色調のものに変更する
    ため、トーンテーブルを修正するようにした画像データ
    のトーン修正装置において、 通過が所望される、入力値に対する出力値の変化量が最
    大である点や修正用の曲線を集束させたい点を含む、所
    定の代表点を指定する手段と、 該代表点を通過する曲線が、前記変化量が最大である点
    で、入力値と出力値が等しいリニアな関係を表わす直線
    と平行な線に接し、前記集束させたい点で、極めて滑ら
    かにリニアな関係に近づくように、該代表点間を滑らか
    に曲線補間してトーンテーブルを生成するための手段と
    を備えたことを特徴とする画像データのトーン修正装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記トーンテーブルを
    記憶する手段を備えたことを特徴とする画像データのト
    ーン修正装置。
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