JPH0885702A - ポリガラクトマンナンの製造法 - Google Patents

ポリガラクトマンナンの製造法

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JPH0885702A
JPH0885702A JP7143591A JP14359195A JPH0885702A JP H0885702 A JPH0885702 A JP H0885702A JP 7143591 A JP7143591 A JP 7143591A JP 14359195 A JP14359195 A JP 14359195A JP H0885702 A JPH0885702 A JP H0885702A
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water
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JP7143591A
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Ian W Cottrell
ウィリアム コットレル イアン
Michael H Yeh
エイチ.イェー マイケル
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B37/00Preparation of polysaccharides not provided for in groups C08B1/00 - C08B35/00; Derivatives thereof
    • C08B37/006Heteroglycans, i.e. polysaccharides having more than one sugar residue in the main chain in either alternating or less regular sequence; Gellans; Succinoglycans; Arabinogalactans; Tragacanth or gum tragacanth or traganth from Astragalus; Gum Karaya from Sterculia urens; Gum Ghatti from Anogeissus latifolia; Derivatives thereof
    • C08B37/0087Glucomannans or galactomannans; Tara or tara gum, i.e. D-mannose and D-galactose units, e.g. from Cesalpinia spinosa; Tamarind gum, i.e. D-galactose, D-glucose and D-xylose units, e.g. from Tamarindus indica; Gum Arabic, i.e. L-arabinose, L-rhamnose, D-galactose and D-glucuronic acid units, e.g. from Acacia Senegal or Acacia Seyal; Derivatives thereof
    • C08B37/0096Guar, guar gum, guar flour, guaran, i.e. (beta-1,4) linked D-mannose units in the main chain branched with D-galactose units in (alpha-1,6), e.g. from Cyamopsis Tetragonolobus; Derivatives thereof

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水中に分散されたときに、比較的に透明な溶
液を形成することができるガラクトマンナン組成物、特
にグアー組成物を提供する。 【構成】 本発明のポリガラクトマンナンを製造する方
法は、(a)12〜30重量%溶液の塩基水溶液により
ポリガラクトマンナンスプリットを処理する工程、
(b)前記塩基処理されたスプリットを1回以上、水、
有機溶剤またはその混合物により洗浄する工程、およ
び、(c)それにより生じた生成物を回収する工程、を
含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、水中に分散されたときに、比較
的に透明な溶液を形成することができるポリガラクトマ
ンナン組成物、より詳細にはグアーガム組成物に関す
る。この組成物は、水溶液の透明性および純粋性が望ま
れる用途、例えば、油回収、人体保護製品、繊維用薬
品、製紙用薬品、塗料等に特に有用である。
【0002】ヒドロキシ基を含有する天然および合成ポ
リマーは、食品、塗料、爆発性スラリー、油井流体、化
粧品および他の人体保護製品並びに多くの他の機能用途
のために、増粘剤として使用されている。
【0003】粘度剤および懸濁剤として広く使用されて
いる1つのクラスのポリマーはポリガラクトマンナンで
ある。ポリガラクトマンナンは主としてガラクトースお
よびマンノース単位を含む多糖類であり、そして、グア
ー、マメ科植物(locust bean)、サイカチ属の木(honey
locust)、豪州アオギリ等のような根粒種の内乳に通常
に見られる。ポリガラクトマンナンはその天然の形で使
用されるか、または1種以上の官能基(例えば、カルボ
キシメチル基)により置換されていてよい。殆どの一般
的に使用されているポリガラクトマンナンはグアーガム
である。実際上、流体を増粘するために、ポリガラクト
マンナンはそれ単独で加えられても、または、他の多糖
類、キサンタンガム等のような他の粘度調節剤とともに
加えられてもよい。
【0004】ポリガラクトマンナン、特にグアーガムの
増粘剤としての使用は大きな成功をもたらすが、水のよ
うな溶液中に分散されたときに、グアーガムの物性を向
上させることは更に望ましい。1つのこのような物性は
水溶液として使用されたときの光の透過性である。グア
ーガムの水溶液はよくても不透明かまたは半透明である
傾向がある。水中にグアーガムを分散させたときに無色
透明で且つ低い不純物の溶液が製造されることは特に望
ましい。それが最終の溶液を上記の用途で、より有用に
するからである。不溶物の存在は透明溶液を得ることが
不可能である大きな原因であると信じられる。
【0005】米国特許第4,693,982 号はグアーガム中の
不溶物を減少させる酵素の使用を開示している。酵素処
理により生じる透明性のレベルはこの特許では開示され
ていない。
【0006】米国特許第4,874,854 号は低い粘度のヘテ
ロ多糖類、例えば、グアーガムを開示している。実施例
3は珪藻土を通した0.3%溶液の低温濾過により製造
され、そしてイソプロピルアルコールで沈殿された「透
明化された」グアーガムを開示している。この材料が光
を透過させる能力はこの特許には開示されていない。
【0007】米国特許第3,912,713 号は20〜80重量
%の湿分含有率でグアーガムスプリットを誘導化し、必
要に応じてスプリットの湿分含有率を30〜80重量%
に上げ、そして、薄い層内でそれを圧縮しそして100
〜180℃に加熱された筒上で乾燥しそしてこのフィル
ムをTylerスクリーンで測定して+20メッシュの
大きさのサイズ、好ましくは2〜5mmのサイズを有す
る粒状物を形成するように粉砕することによりスプリッ
トをフラグメント化することことにより生じた非塊状の
グアーガムの誘導体を開示している。この方法は一般に
ドラム乾燥と呼ばれている。実施例3によると、この実
施例において生じた生成物は「水中での攪拌時に塊また
は凝固物を有しない溶液透明な溶液」を提供する。「透
明」(即ち、光透過性)の定量的な定義はこの特許にお
いて与えられていない。
【0008】米国特許第4,057,509 号はポリガラクトマ
ンナンアリルエーテルゲルを開示している。実施例1に
よると、グアーガムは0.1%未満の窒素含分および約
0.48%の灰分を有する材料を生じるように精製され
る。同一の精製法は米国特許第4,169,945 号に開示され
ている。
【0009】米国特許第4,659,911 号は少なくとも15
0部のアルカリ水溶液による100部のグアーガムの処
理を教示しており、ここで、全溶液中に存在する水は6
0%を越えている。得られた水溶液の光透過性に関する
データは示されていない。
【0010】上記の進歩にも係わらず、上記の方法は、
0.5重量%で溶解されたときに微小の光透過率、即
ち、500〜600nmで50〜60%以下しか提供す
ることができないグアーガムを生じてしまうと信じられ
る。
【0011】従って、水中での分散時に略純粋で、無色
透明な溶液を生じることができるグアーガムおよびこの
ガムを製造する新規の方法の必要性が当該技術分野にお
いて存在する。
【0012】本発明によると、水中での分散時に略純粋
で、無色透明な溶液を生じることができるポリガラクト
マンナンおよびそれを製造する新規の方法が提供され
る。
【0013】本発明の1つの態様は、100部の水当た
り0.5部の量で分散されたときに、約500〜600
ナノメートルの波長で75%より高い光透過率を示すポ
リガラクトマンナンを含む。
【0014】特に好ましい態様において、製造されたポ
リガラクトマンナンはグアーガムである。更に、グアー
ガムは0.06%未満の窒素含分を有し、7日より長期
間にわたって一定の溶液粘度を示し、そして天然の状態
かまたは誘導化されているかのいずれかである。
【0015】本発明の別の態様は、100部の水当たり
0.5部の量で水中に分散させたときに、約500〜6
00ナノメートルの波長で75%より高い光透過率を示
す透明水溶液を形成することができるグアーガムを含ん
だ油田用薬品、人体保護用薬品、繊維用薬品、製紙用薬
品または塗料組成物を含む。
【0016】本発明の第三の態様は、ポリガラクトマン
ナンを製造する方法を含み、前記方法は(a)12〜3
0重量%溶液の塩基性溶液によりポリガラクトマンナン
スプリットを処理する工程、(b)前記塩基処理さたス
プリットを、1回以上、水、有機溶剤またはその混合物
で洗浄する工程、および、(c)それにより生じた生成
物を回収する工程、を含む。
【0017】好ましい態様において、ポリガラクトマン
ナンスプリットは二段階若しくは三段階精製されたグア
ースプリットを含み、選ばれる塩基はNaOHであり、
約120〜約140部の塩基溶液は100部のスプリッ
トを処理するために使用され、そして出発材料は架橋剤
を含んでよい。更に、スプリットは当該技術分野におい
て知られている手段により誘導化されうる。
【0018】従って、本発明の目的は水溶液中で使用さ
れたときに光を容易に透過させ、低い量の不溶物を有
し、優れた架橋特性を示し、そして長期間にわたって一
定の粘度を維持するポリガラクトマンナンを提供するこ
とである。
【0019】本発明の他の目的は、新規のポリガラクト
マンナンを含む油田用薬品、食品、人体保護若しくは化
粧品用薬品、吸収剤材料、繊維用薬品、製紙用薬品また
は塗料組成物を提供することである。
【0020】本発明の更なる目的はポリガラクトマンナ
ンを製造する方法を提供することである。
【0021】本発明の更なる目的は水溶液中で使用され
たときに光を容易に透過させ、低い量の不溶物を有し、
優れた架橋特性を示し、そして長期間にわたって一定の
粘度を維持する誘導化ポリガラクトマンナンを提供する
ことである。
【0022】これらおよび他の目的は次の好ましい態様
の詳細な説明を参照して当業者に容易に明らかになるで
あろう。
【0023】好ましい態様の説明にあたって、明確化の
ために特定の用語が使用されるであろう。このような用
語は引用した態様を包含することを意図し、更に、同様
の結果を達成するために同様の目的で同様の様式で作用
する全ての技術的な均等物をも包含することを意図す
る。
【0024】本発明は新規のポリガラクトマンナンに関
する。ポリガラクトマンナンは主としてガラクトースお
よびマンノース単位を含む多糖類であり、そして、グア
ー、マメ科植物(locust bean)、サイカチ属の木(honey
locust)、豪州アオギリ等のような根粒種の内乳に通常
に見られる。グアーフラワーは、例えば、殆ど、単一の
構成部のガラクトース分枝鎖を本質的に含む直鎖のマン
ナンであるガラクトマンナンからなる。マンノース単位
は1-4-β- グリコシド結合で結合され、そしてガラクト
ース分枝は1つ置きのマンノース単位での1-6 結合によ
って起こる。グアーポリマー中のガラクトースのマンノ
ースに対する比は、それ故、1:2である。
【0025】マメ科植物(locust bean)ガムも同様の分
子構造のポリガラクトマンナンであり、ここで、ガラク
トースのマンノースの対する比は1:4である。グアー
およびマメ科植物(locust bean)ガムは、主としてその
商業的な入手容易性から、好ましいガラクトマンナンの
供給源である。好ましい態様において、本発明はグアー
ガムの製造に関する。
【0026】本発明において使用されるときに、グアー
の内乳は、精製の度合いにより、一般に「精製されたス
プリット」、「二段階精製されたスプリット」または
「三段階精製されたスプリット」と呼ばれる。「精製さ
れたスプリット」はできるかぎり純粋且つ無傷の形でグ
アーの種の外皮および胚種から内乳を機械分離すること
であって、他の加工工程を含まない分離方法により得ら
れる。これらの精製されたスプリットは、不純物として
約6〜12%の湿分、4〜7%のタンパク質および7%
の酸不溶性残留物を含む。それらは約4〜約20メッシ
ュ(U.S. Standard Sieve Series) の粒子サイズを有す
る。繰り返しの加工が二段階精製されたスプリットを製
造する。更なる繰り返しの加工が三段階精製されたスプ
リットを製造する。本発明によると、二段階精製された
スプリットおよび三段階精製されたスプリットは特に好
ましい。
【0027】他の任意的な材料は加工の間に加えられて
よい。例えば、不溶性材料の溶解度向上させる添加剤は
提供されてよい。1つのこのような材料はプロピレンオ
キシドであり、それは100部のガムスプリット当たり
約0〜約100部の量で加えられてよい。100部のガ
ムスプリット当たり約0〜約20部のプロピレンオキシ
ドの添加は更により好ましい。プロピレンオキシドの添
加の場合、加工/可溶化剤として機能するように加えら
れる量は、ヒドロキシプロピル誘導体を形成するように
はプロピレンオキシドがポリガラクトマンナンと反応せ
ず、次の洗浄工程で除去されるように充分に少量であ
る。他の可溶化剤が代わりに使用されてもよい。このよ
うな添加剤の例はエチレンオキシドおよびブチレンオキ
シドを含む。可溶化助剤として機能し、且つ、グアー分
子と反応しないあらゆる添加剤は本発明の範囲に入ると
考えられる。以下に議論するように、より多量の添加は
ヒドロキシプロピル誘導体の製造をもたらすであろう。
【0028】スプリットは、水和時およびスプリットの
増粘剤としての使用時に粘性ゲルを形成するように機能
する1種以上の架橋剤をも含んでよい。特に好ましい架
橋剤は硼砂であり、それは100部のスプリット当たり
約0〜約0.4部の量で加えられ、そして100部のス
プリット当たり約0.025〜0.16部の量がより好
ましい。金属塩、例えば、アルミニウム、チタン、ジル
コニウム塩のような他の架橋剤は代わりに選択されても
よい。選択される特定の架橋剤は本発明に重要であると
は考えられない。
【0029】所望の最終製品を得るために、グアーおよ
び任意的な添加剤は先ず、塩基水溶液で処理される。好
ましくは、塩基水溶液は12%より多量のNaOHを含
み、そしてより好ましくは12〜30%NaOH水溶液
である。約12〜24%のNaOH水溶液で処理するこ
とが更により好ましく、約16〜約20%のNaOH水
溶液での処理は更にいっそう好ましい。好ましい態様に
おいて、約120〜約138部の水溶液が100部のス
プリット当たりに加えられる。一旦、加えられた塩基溶
液がスプリットに完全に吸収されると、結果的に、次の
加工工程前に濾過は必要ない。この塩基処理は約40〜
約100℃の温度で約30分間〜6時間行われる。
【0030】この塩基処理の後に、グアースプリットは
水、有機溶剤またはその両方の混合物により洗浄され
る。特に好ましい有機溶剤は、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、n−プロピルアルコール、n−
ブチルアルコール等のようなアルコールを含めた水混和
性溶剤である。他の一般的に使用される精製溶剤、例え
ば、アセトン、グリコール等は代わりに選択されてもよ
い。上記の溶剤のうちで、メタノール、エタノール、イ
ソプロピルアルコール、アセトンおよびその混合物の使
用が最も好ましい。
【0031】実際上、洗浄工程において、水および有機
溶剤の混合物を使用することが一般に好ましい。水約2
0〜約90重量%および有機溶剤約80〜約10重量%
を使用するときに特に有効な結果が得られる。イソプロ
ピルアルコール約25〜約50重量%および水約75〜
約50重量%の使用は最も好ましい。
【0032】洗浄液体の体積は処理されたスプリットの
量よりもはるかに多量であり、そして、バッチ法によ
り、または多段階適用で行われることができる。好まし
い実施において、洗浄液体の体積は処理されたスプリッ
トの体積の少なくとも2倍であり、そして好ましくはス
プリットの体積の少なくとも3倍である。更に、処理さ
れたスプリットの洗浄時に、4〜6回の独立洗浄サイク
ルで行われることが好ましい。各サイクルでの洗浄液体
の濃度は同一であってもまたは異なっていてもよい。例
えば、スプリットの洗浄は、最初に水単独で洗浄され、
次にイソプロピルアルコールの溶液で洗浄されることに
より行われてもよい。
【0033】洗浄後、グアースプリットは、スプリット
の最終湿分含有率が30重量%未満であり、より好まし
くは15重量%未満であるが、好ましくは10重量%よ
り多量であるように、当該技術分野において知られてい
る手段を使用して乾燥され、そして回収される。このよ
うな手段の例は、空気乾燥、濾過、蒸発乾燥、遠心分
離、フラッシュグラインディング、溶剤の添加、凍結乾
燥等を含む。遠心分離は特に推奨される。下記に議論す
るように、乾燥したスプリットは、その後、所望の組成
物を生じるように誘導化されてよい。
【0034】一旦、乾燥したら、固体の組成物は所望の
粒子サイズを有する粒状物を生じるように粉砕されてよ
い。別法として、この組成物は次の加工工程のためにス
プリットの形で乾燥されてもよい。粒状物、好ましくは
粒状粒子のサイズは主として所望の最終用途により決ま
る。同様に、最終組成物の形状は所望によることができ
る。別には、製品は薄膜、積層材またはシートとして乾
燥されてよい。球状粒子、フレーク等を含めた形状は明
らかに本発明の範囲に入るものと考えられる。粒状物の
最終形状の重要な選択の基準は、主として、ポリガラク
トマンナン材料の意図された最終の用途によるものであ
る。
【0035】一旦、加工されたポリガラクトマンナンが
スプリットの形で乾燥されると、粉砕の前に、それは当
該技術分野において知られている手段により誘導化され
ることができる。誘導化ポリガラクトマンナンは1種以
上の非イオン性、アニオン性およびカチオン性基を含
む。誘導体を製造するのに必要な官能基のタイプの例は
ヒドロキシアルキル基、カルボキシアルキル基、第四級
アンモニウム基、スルホン酸基、シアノアルキル基、燐
酸基、シロキサン基等を含み、それらは種々の置換度お
よびモル置換(分子置換)を有する。
【0036】得られるポリガラクトマンナンは、種々の
置換度およびモル置換を有する多段階誘導体、例えば、
二段階および三段階誘導体であってよい。
【0037】好ましい誘導化ポリガラクトマンナンの特
定の例はヒドロキシプロピルグアーガム;ヒドロキシエ
チルグアーガム;2−ヒドロキシプロピル−トリアンモ
ニウムハライドグアーガム(第四級アンモニウムカチオ
ン性グアー);2−ヒドロキシプロピル−ジメチルアル
キルアンモニウムハライドグアーガム(第四級アンモニ
ウムカチオン性グアーであって、アルキルは6〜24個
の炭素原子を有する長鎖部分である。);2−ヒドロキ
シエチル−ジメチルアルキルアンモニウムハライドグア
ーガム(第四級アンモニウムカチオン性グアーであっ
て、アルキルは6〜24個の炭素原子を有する長鎖部分
である。);カルボキシエチルグアーガム;カルボキシ
メチルグアーガム;カルボキシメチルヒドロキシプロピ
ルグアーガム;カルボキシメチルヒドロキシエチルグア
ーガム等を含む。
【0038】「置換度」という用語は、ここで使用され
るときに、ポリガラクトマンナンガム中の無水糖単位当
たり官能基の平均置換数である。グアーガムにおいて、
ポリマーの基本単位はグリコキシド結合を含む2個のマ
ンノースおよびマンノース単位のうちの1個のC6 ヒド
ロキシ基に結合した1個のガラクトース単位からなる。
平均で、各無水糖単位の各々は3個の供給可能なヒドロ
キシルサイトを含む。3の置換度は全ての供給可能なヒ
ドロキシルサイトが官能性基によりエステル化されてい
ることを意味するであろう。特に好ましい置換度は約
0.0〜約3.0であり、より好ましくは約0.08〜
約0.40である。好ましい誘導官能基はカルボキシメ
チル基および2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモ
ニウムハライド基である。
【0039】同様に、「モル置換」という用語は、ここ
で使用されるときに、ポリガラクトマンナンガム中の無
水糖単位当たりの官能基の平均モル数である。特に好ま
しいモル置換は約0.0〜約3.0であり、より好まし
くは約0.08〜約1.20である。好ましい誘導体の
官能基はヒドロキシエチル基およびヒドロキシプロピル
基である。特定の好ましい態様において、得られる多糖
類は約0.25〜約0.35のヒドロキシプロピル基の
モル置換および約0.10〜約0.15のカルボキシメ
チル基の置換度を有するカルボキシメチルヒドロキシプ
ロピルグアーガムである。
【0040】本発明は、詳細には、洗浄および乾燥工程
の前に起こる誘導化をも包含することが意図される。例
えば、誘導化ポリガラクトマンナンは出発のポリガラク
トマンナンに誘導化剤(例えば、プロピレンオキシド)
を加えることにより製造されることができる。
【0041】得られた材料は溶液の形で水中に加えられ
たときに、非常に高い透明性を達成することができる点
で特に有利である。本発明の以前には、0.5%溶液で
水中に加えられたときに、天然または誘導化グアーガム
は500〜600nmにおいて、水が100%であると
して、60%より高い光透過率を生じることが可能でな
かった。本発明の方法を使用することにより、製造され
たグアーガムは約70%より高い光透過率(0.5%溶
液)、より好ましくは約80%より高い光透過率および
最も好ましくは約85〜約100%の光透過率を有する
ことができる。下記に議論されるように、透明な溶液を
形成する能力は多くの機能用途に使用されるための多く
の利点を有する。
【0042】更に、得られた材料は極端に低いタンパク
質含有分を有する。従来のグアーガムが約0.7〜0.
8%のタンパク質窒素含分を有しうるのに対して、本発
明のガムは0.1%未満の窒素含分を有する。0.08
%未満のタンパク質窒素含分を有する製品は更により好
ましい。
【0043】更に、本発明の材料は低い量の酵素加水分
解残留物(EHR)を有する。従来のグアーガムは約7
〜約10%のEHRを有するが、本発明の非誘導化グア
ーガムは約1.0〜2.0%のEHRを有する。本発明
の誘導化グアーガムは約0.5〜約1.2%のEHRを
有する。
【0044】更に、本発明の材料は極端に安定な水溶液
を形成する。例えば、従来のグアー水溶液は調製後2〜
3日間で変質しうる。本発明の製品は室温で7日より長
期間、より好ましくは10日より長期間、そして最も好
ましくは14日より長期間、一定の粘度を維持すること
ができる。
【0045】本発明の材料は、また、非常に少量のバク
テリア含分を有する。バクテリアの計数は、食品グレー
ド基準のポリガラクトマンナンの計数よりもかなり低
い。
【0046】これらの上記の特性のために、本発明の材
料は、広い範囲の商業用途に適切である。低い量の酵素
加水分解残留物、高い架橋性、天然ガス回収時の濾過の
容易性および架橋剤のような他の成分との潜在的な相乗
効果のために、油およびガス回収;低いタンパク質含
分、潜在的に向上した皮膚感度、消費者に訴える無色透
明な外観、他の界面活性剤およびポリオルガノシロキサ
ンのような人体保護用薬品との潜在的な相溶性並びに潜
在的な流れ調整特性のために、人体保護製品;繊維機械
において潜在的に向上したジェットフローおよびキサン
タンガムとの向上した分子相互作用のために、繊維用薬
品;染料;印刷および加工薬品を含めた製紙用薬品;塗
料;食品;爆薬;吸収剤材料;農業製品;化粧品;およ
び高い粘度と高い透明性の組み合わせが有利である他の
あらゆる用途がその中に含まれる。
【0047】更に、上記に議論したように、硼砂のよう
な薬剤により架橋されたときに、本発明の組成物は極端
に高度に架橋したゲルを提供することができる。
【0048】本発明は次の実施例を参照して、より良好
に理解されるであろう。
【0049】例1 2000部の二段階精製されたグアースプリット(DP
S)を17.6%水酸化ナトリウム水溶液2780部に
加える。窒素雰囲気下で、約150°F(65.6℃)
の温度で、60分間、この材料を反応させる。この混合
物を水で三回洗浄し、その後、30%イソプロピルアル
コール(IPA)水溶液で2回洗浄し、そして50%I
PA水溶液中で湿式グラインダー中で粉砕する。このグ
アー粉末を濾過し、そして乾燥する。25℃での1%溶
液の溶液粘度はブルックフィールド粘度計、スピンドル
NO.4、20rpmで測定して5800cpsであ
り、そして、60〜70℃に20〜30分間加熱した
後、ブルックフィールド粘度計、スピンドルNO.4、
20rpmで測定して7500cpsとなる。窒素含分
は0.06%であり、そして500〜600nmでの
0.5%水溶液の光透過率は80〜81%である。
【0050】例2 例1の手順を繰り返すが、粉砕工程を省く。結果とし
て、乾燥したスプリットが得られる。
【0051】例3 2500部のDPSを、窒素雰囲気下で、1.5部の硼
砂を含む18%水酸化ナトリウム水溶液3445部に加
える。この混合物を150〜160°F(65.6℃〜
71.1℃)の温度に10分間加熱する。250部のプ
ロピレンオキシドを、その後、30分間にわたって加え
る。反応完了後、反応生成物を水で4回洗浄し、そし
て、50%IPA水溶液で3回洗浄する。処理されたス
プリットの一部分を粉末に粉砕し、残りをスプリットの
形で乾燥する。25℃での1%溶液の溶液粘度はブルッ
クフィールド粘度計、スピンドルNO.4、20rpm
で測定して6500cpsであり、窒素含分は0.04
%であり、そして500〜600nmでの0.5%水溶
液の光透過率は79%であり、そして灰分は1.4%で
ある。
【0052】例4 例3の手順を繰り返すが、二段階精製されたグアースプ
リットの代わりに三段階精製されたグアースプリット
(TPS)を使用する。25℃での1%溶液の溶液粘度
はブルックフィールド粘度計、スピンドルNO.4、2
0rpmで測定して7500cpsであり、窒素含分は
0.06%であり、そして500〜600nmでの0.
5%水溶液の光透過率は79%であり、そして灰分は
0.84%である。
【0053】例5 2500部のTPSを、3.0部の硼砂を含む5.1%
水酸化ナトリウム水溶液2450部に加える。この混合
物を150〜160°F(65.6℃〜71.1℃)の
温度に加熱する。25分後、840部のプロピレンオキ
シドを加える。ヒドロキシプロピル化の完了後、990
部の50%水酸化ナトリウム水溶液を反応器に加え、そ
して温度を150〜160°F(65.6℃〜71.1
℃)で維持する。生成物を水で4回洗浄し、そして、5
0%IPA水溶液で2回洗浄する。生成物の半分を粉末
に粉砕し、残りの半分をスプリットの形で乾燥する。2
5℃での0.5%溶液の溶液粘度はブルックフィールド
粘度計、スピンドルNO.4、20rpmで測定して5
600cpsであり、窒素含分は0.06%であり、そ
して500〜600nmでの0.5%水溶液の光透過率
は88%であり、そして灰分は0.38%である。得ら
れた材料は0.55のモル置換を有するヒドロキシプロ
ピルグアーであると信じられる。
【0054】例6 240部の例2の組成物を80部のIPAおよび100
部の25%水酸化ナトリウム水溶液と混合する。この混
合物を窒素雰囲気下で120°F(48.9℃)に加熱
する。カチオン試薬、1−クロロ−2−ヒドロキシプロ
ピルトリメチルアンモニウムクロリド(QUAB−18
8、Degussa Companyより販売)の38
%溶液221部を加え、そして温度を140〜145°
F(60.0℃〜62.8℃)に2時間維持する。生成
物を30〜40%IPA水溶液で3回洗浄し、その後、
粉末に粉砕する。25℃での1%溶液の溶液粘度はブル
ックフィールド粘度計、スピンドルNO.3、20rp
mで測定して1600cpsであり、窒素含分は1%で
あり、そして500〜600nmでの0.5%水溶液の
光透過率は93%である。得られた材料は0.23の置
換度を有する2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモ
ニウムクロリドグアー(カチオン)であると信じられ
る。
【0055】例7 例3から得られたスプリット1175部を40%モノク
ロロ酢酸ナトリウム水溶液550部に加える。15分
後、22%水酸化ナトリウム水溶液436部を加え、そ
してこの混合物を140°F(60℃)に加熱し、その
温度を1時間維持する。生成物を水で2回洗浄し、そし
て粉末に粉砕する。25℃での1%溶液の溶液粘度はブ
ルックフィールド粘度計、スピンドルNO.3、20r
pmで測定して3300cpsであり、窒素含分は0.
03%であり、そして500〜600nmでの0.5%
水溶液の光透過率は93.5%である。得られた材料は
0.12の置換度を有するカルボキシメチルグアーであ
ると信じられる。
【0056】例8 例5から得られたスプリット1464部を15%水酸化
ナトリウム水溶液571部を加える。スプリット添加の
25分後、32.5%QUAB−188溶液を反応器に
加え、そして温度を140〜145°F(60.0℃〜
62.8℃)に1時間維持する。反応生成物を水で3回
洗浄し、そして粉末に粉砕する。25℃での1%溶液の
溶液粘度はブルックフィールド粘度計、スピンドルN
O.2、20rpmで測定して550cpsであり、窒
素含分は0.92%であり、500〜600nmでの1
%水溶液の光透過率は96%であり、そして灰分は0.
7%である。得られた材料は0.55のモル置換および
0.12の置換度を有する2−ヒドロキシプロピルトリ
メチルアンモニウムクロリドヒドロキシプロピルグアー
であると信じられる。
【0057】詳細にわたって本発明を説明し、そしてそ
の好ましい態様を参照したことにより、請求の範囲から
逸脱することなく変更および変法が明らかであろう。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリガラクトマンナンを製造する方法で
    あって、前記方法は、(a)12〜30重量%溶液の塩
    基水溶液によりポリガラクトマンナンスプリットを処理
    する工程、(b)前記塩基処理されたスプリットを1回
    以上、水、有機溶剤またはその混合物により洗浄する工
    程、および、(c)それにより生じた生成物を回収する
    工程、を含む方法。
  2. 【請求項2】 前記ポリガラクトマンナンがグアーガム
    を含む請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記スプリットが二段階精製されたまた
    は三段階精製されたグアーガムスプリットである請求項
    2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記塩基水溶液がNaOH水溶液である
    請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記NaOH水溶液の濃度が約16〜約
    20重量%である請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 工程(b)の洗浄用溶剤がイソプロピル
    アルコール、メタノール、エタノールまたはアセトンの
    水溶液である請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記NaOH水溶液約120〜約140
    部がポリガラクトマンナンスプリット100部当たりに
    使用される請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 (d)工程(b)において製造されたス
    プリットを誘導化剤と反応させることにより、このスプ
    リットを誘導化させる更なる工程を含む請求項1記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 前記誘導化剤が、ヒドロキシアルキル
    基、カルボキシアルキル基、第四級アンモニウム基、ス
    ルホン酸基、シアノアルキル基、燐酸基、シロキサン基
    およびその混合物を含む組成物からなる群より選ばれる
    請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記回収された誘導化グアーガム生成
    物が、カルボキシメチルヒドロキシプロピルグアーガ
    ム;カルボキシメチルヒドロキシエチルグアーガム;2
    −ヒドロキシプロピル−トリメチルアンモニウムハライ
    ドグアーガム;2−ヒドロキシプロピル−ジメチルアル
    キルアンモニウムハライドグアーガムであって、このア
    ルキルが6〜24個の炭素原子を有する炭化水素鎖部分
    であるもの;2−ヒドロキシエチル−ジメチルアルキル
    アンモニウムハライドグアーガムであって、このアルキ
    ルが6〜24個の炭素原子を有する炭化水素鎖部分であ
    るもの;カルボキシエチルグアーガム;およびカルボキ
    シメチルグアーガムからなる群より選ばれる請求項9記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 100部の水当たり0.5部の量で水
    中に分散されたときに、約500〜600ナノメートル
    の波長で、75%より高い光透過率を示すグアーガムで
    あって、下記方法(a)12〜30重量%溶液の塩基水
    溶液によりグアーガムスプリットを処理すること、
    (b)前記塩基処理されたスプリットを1回以上、水、
    有機溶剤またはその混合物により洗浄すること、およ
    び、(c)それにより生じた生成物を回収すること、に
    より製造されたグアーガム。
  12. 【請求項12】 100部の水当たり0.5部の量で水
    中に分散されたときに、約500〜600ナノメートル
    の波長で、80%より高い光透過率を示す請求項11記
    載のグアーガム。
  13. 【請求項13】 100部の水当たり0.5部の量で水
    中に分散されたときに、約500〜600ナノメートル
    の波長で、約85%〜約100%の光透過率を示す請求
    項12記載のグアーガム。
  14. 【請求項14】 0.08%未満の窒素含分を有する請
    求項11記載のグアーガム。
  15. 【請求項15】 7日間より長期間にわたって一定の溶
    液粘度を示す請求項11記載のグアーガム。
  16. 【請求項16】 1種以上の誘導化剤により誘導化され
    ている請求項11記載のグアーガム。
  17. 【請求項17】 誘導基がヒドロキシアルキル基、カル
    ボキシアルキル基、第四級アンモニウム基、スルホン酸
    基、シアノアルキル基、燐酸基、シロキサン基およびそ
    の混合物からなる群より選ばれる請求項16記載のグア
    ーガム。
  18. 【請求項18】 カルボキシメチルヒドロキシプロピル
    グアーガム;カルボキシメチルヒドロキシエチルグアー
    ガム;2−ヒドロキシプロピル−トリメチルアンモニウ
    ムハライドグアーガム;2−ヒドロキシプロピル−ジメ
    チルアルキルアンモニウムハライドグアーガムであっ
    て、このアルキルが6〜24個の炭素原子を有する炭化
    水素鎖部分であるもの;2−ヒドロキシエチル−ジメチ
    ルアルキルアンモニウムハライドグアーガムであって、
    このアルキルが6〜24個の炭素原子を有する炭化水素
    鎖部分であるもの;カルボキシエチルグアーガム;およ
    びカルボキシメチルグアーガムを含む請求項17記載の
    グアーガム。
  19. 【請求項19】 100部の水当たり0.5部の量で水
    中に分散されたときに、約500〜600ナノメートル
    の波長で、75%より高い光透過率を示すグアーガムで
    あって、下記方法(a)12〜30重量%溶液の塩基水
    溶液によりグアーガムスプリットを処理すること、
    (b)前記塩基処理されたスプリットを1回以上、水、
    有機溶剤またはその混合物により洗浄すること、およ
    び、(c)それにより生じた生成物を回収すること、に
    より製造されたグアーガムを含んだ、油田用薬品、人体
    保護用薬品、化粧品、繊維用薬品、染料、吸収剤材料、
    食品、爆薬、農業製品、製紙用薬品または塗料組成物。
  20. 【請求項20】 前記グアーガムが1種以上の誘導化剤
    により誘導化されている請求項19記載の組成物。
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