JPH08847A - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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Publication number
JPH08847A
JPH08847A JP13865594A JP13865594A JPH08847A JP H08847 A JPH08847 A JP H08847A JP 13865594 A JP13865594 A JP 13865594A JP 13865594 A JP13865594 A JP 13865594A JP H08847 A JPH08847 A JP H08847A
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JP
Japan
Prior art keywords
beard
blade
inner blade
holes
small
Prior art date
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Pending
Application number
JP13865594A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Yoshida
敏之 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP13865594A priority Critical patent/JPH08847A/ja
Publication of JPH08847A publication Critical patent/JPH08847A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電気かみそりの髭反り時に内刃に
よる髭の引っ張りをなくすを目的とする。 【構成】 内刃9を有する内刃台8が移動自在に設けら
れた内刃台収納室2を多数の髭導入孔を形成した外刃3
で閉蓋した電気かみそりにおける前記外刃3の髭導入孔
12を略く字状に形成するとともにその頂部12bを前
記内刃9の移動方向に対応位置させた電気かみそり。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気かみそりに係
り、特にその外刃の髭導入孔の形状に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気かみそりには回転式あるいは
往復動式のものがあるが、その中で例えば回転式電気か
みそりにあっては、本体に設けられ多数の髭導入孔を形
成した外刃が着脱自在に取着された内刃台収納室に前記
外刃に弾性体によって付勢される内刃を設けた内刃台を
収納し、この内刃台を本体内に設けたモーターによって
回転し髭剃りを行うものである。
【0003】そして、前記外刃に形成される髭導入孔の
形状としては、六角形状あるいは菱形状としたものがあ
るが、これらの形状としたときは、特に回転式電気かみ
そりにおいては髭導入孔を渦巻状に配列して形成するた
め、内側になるにしたがって導入孔を小さくしなければ
ならず、したがって髭剃りの際に髭が入りにくくなり良
好な髭剃りができず、また、髭が入り易いように大きく
すると開口率つまり外刃の全表面積に対する髭導入孔の
全面積の比が小さくなり、やはり良好な髭剃りができな
いという問題があった。この問題を解決しようとしたも
のに図6に示すように外刃を構成したものがある。
【0004】すなわち、図6に示すように前記外刃50
の内周部に平行四辺形状とした小さな髭導入孔51を渦
巻状に多数列形成し髭導入孔51を同じ大きさにし、こ
の小さな髭導入孔51の外周部には大きな髭導入孔52
をそれぞれ渦巻状に多数列形成したものである。そし
て、前記小さな髭導入孔51は、図7に示すように内刃
の刃先53に対して傾斜して形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の外刃の髭導入孔
51を上記のような形状とすることで髭導入孔51の大
きさを同じくするとともに開口率も大きくできるが、し
かし、上記のように平行四辺形となっているため、図7
に示すように髭剃り動作中に髭54が前記小さな髭導入
孔51の図において上方位置に導入された場合には、内
刃の刃先53が図の矢印A方向に回転により移動するも
のとすると、前記内刃の刃先53の移動に伴ってこの髭
54は、前記導入孔53の切断縁51aと内刃の刃先5
3とに挟まれつつ図において矢印B方向に移動しながら
その移動の途中で切断される場合は別として、途中で切
断されない場合は更に角部51bまで移動してこの位置
で切断される。
【0006】髭導入孔51に導入された髭が導入位置で
切断されずに切断縁51aに沿って移動すると、この髭
は引っ張られることになり髭剃りの際肌に痛み感じるこ
ととなり使用者に不快感を与えるという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記従来の問
題を解決するものであり、一端側を開口した内刃台収納
室を有する本体と、前記開口を覆って本体に取り付けら
れた多数の髭導入孔を形成した外刃と、前記内刃台収納
室に着脱可能に取り付けられ前記外刃体に向けて付勢さ
れる内刃を設けた内刃台と、前記本体内に設けられ前記
内刃を前記外刃に対して相対移動させる駆動手段とを備
えた電気かみそりにおいて、前記外刃の髭導入孔を略く
字状に形成するとともにその頂部を前記内刃の移動方向
に対応位置させた電気かみそりとした。
【0008】
【作用】この発明は、上記のように構成したので髭導入
孔に導入された髭が髭導入孔の切断縁に沿って移動する
距離を短縮てきるため、髭導入孔に導入された髭の引っ
張りを低減でき痛みによる不快感を与えることはない。
【0009】
【実施例】つぎに、この発明を回転式電気かみそりに用
いた場合の一実施例を図1および図3に基づいて説明す
る。
【0010】図1において、1は電気かみそりの本体
で、この本体1には一端つまり図1において上端側を開
口した内刃台収納室2が形成され、この内刃台収納室2
の開口にはこの開口を閉蓋して多数の髭導入孔(図示せ
ず)が形成された外刃3が着脱可能に取り付けられてい
る。
【0011】また、前記本体1の内部には駆動手段とし
てのモータ4およびこのモータ4に電力を供給するバッ
テリー5が設けられている。前記モータ4の出力軸つま
り回転軸6は前記内刃台収納室2の底壁7を貫通して内
刃台収納室2内に突出しており、この回転軸6には内刃
台8が着脱可能に取り付けられている。この内刃台8に
は複数の内刃9がばね10によって常時前記外刃3に圧
接するようにして可動自在に設けられている。なお、前
記バッテリー5にはプラグ11を介して図示しない充電
装置によって充電されるようになっており、また、本体
1には、図示しないが前記モーター4を駆動・停止させ
るスイッチが設けられている。
【0012】つぎに、前記外刃3について説明する。外
刃3の刃面部3aには図2に示すように、内周部には小
さな髭導入孔(以下「小髭導入孔」という)12が渦巻
状に多数列形成され外周部には前記小髭導入孔12の各
列に連続して大きな髭導入孔(以下「大髭導入孔」とい
う)13が形成されている。
【0013】そして、前記小髭導入孔12は図3に示す
ように二つの略方形状の孔12a、12aを所定角度を
もたせて互いに連続させた略く字状の形状に形成されて
いる。そして、略く字状の頂部12bを前記内刃9の刃
先9aの進行方向つまり図の矢印方向に略対応位置させ
て配列されている。また、前記小髭導入孔12は、く字
状の2辺つまり切断縁12cと内刃9の刃先9aとでな
す角度(挟み角)を等しく形成するとともに髭導入孔1
2の頂部12bをその前に位置する髭導入孔12の凹部
12dに対応位置させて渦巻状に配列して形成されてい
る。上記のように挟み角を等しくしたときは、く字状の
2辺における髭の移動距離を均等にかつ最も短縮でき、
髭の引っ張りの低減をするうえで利点がある。
【0014】小髭導入孔12の形状を上記のように形成
したため、髭剃り動作時に小髭導入孔12に髭14が図
3の実線で示す位置に導入され、前記刃先9aが実線位
置から2点鎖線Aまでの移動に伴って刃先9aと小髭導
入孔12の切断縁12cに挟まれつつ移動しその途中で
切断されずに頂部12bに達するまで移動したとして
も、その移動距離はく字状に形成されているため従来に
比べ半分程度短く、髭14の引っ張りを大幅に低減でき
るものである。
【0015】なお、前記頂部12bに達した髭14は内
刃9の刃先9aが頂部12bを通過し2点鎖線Bの位置
に達したときに完全に切断されることになる。
【0016】つぎに、この実施例の電気かみそりの動作
を説明する。
【0017】髭剃りに当たっては、前記図示しないスイ
ッチを入れてモータ4を駆動させると、それによって回
転軸6に取り付けられた内刃台8とともに内刃9が外刃
3の内面に圧接しながら回転し、これによって外刃3の
小髭導入孔12、大髭導入孔13から導入された髭14
は切断され、髭剃りがなされる。そして、髭剃り時に前
記小髭導入孔12に導入された髭14が、例え小髭導入
孔12の端部から導入され切断されないまま頂部12b
まで移動したとしても、その移動距離が小さいために髭
14が引っ張られる量は極めて少なく、痛みを生じさせ
るこは殆どなく、したがって、不快感を与えることもな
い。
【0018】なお、上記実施例では、小髭導入孔12を
単独のく字状の孔として形成したが、これは図4に示す
ように2個のく字状の孔を連続して形成してもよく、こ
の場合も単独のく字状の孔とした場合と同様に髭の移動
距離を短縮できるので髭剃りの際に髭が引っ張られるこ
とはない。
【0019】また、上記実施例ではく字状の小髭導入孔
12の頂部12bを内刃9の移動方向下流側に向けて配
列したが、これとは反対に図5に示すように頂部12b
を内刃9の移動方向上流側に向けて配列しても上記実施
例と同様に髭14の移動距離は短くできるので、髭の引
っ張り量を小さくでき痛みを生じさせるこは殆どなく、
不快感を与えることもない。
【0020】さらにまた、上記実施例はこの発明を回転
式電気かみそりに用いた場合について説明したが、これ
は往復動式電気かみそりに適用できることはいうまでも
ないが、上記実施例のように回転式電気かみそりに用い
た場合は、髭導入孔を渦巻状に配列して形成できるため
髭導入孔の大きさを同一にして良好な髭導入ができると
ともに開口率を大きくでき良好な髭剃りができるという
利点がある。
【0021】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
髭導入孔に導入された髭は髭導入孔の切断縁に沿って移
動する距離を短縮てきるため、髭導入孔に導入された髭
の引っ張りを低減でき痛みによる不快感を与えることは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての回転式電気かみそり
の一部を断面して示した図。
【図2】上記実施例の外刃の髭導入孔の配列を示した
図。
【図3】上記実施例の髭導入孔の形状と内刃との関係を
示した図。
【図4】上記実施例における髭導入孔の他の実施例を示
す図。
【図5】上記実施例の外刃の髭導入孔の他の配列を示し
た図。
【図6】従来の回転式電気かみそりの髭導入孔の配列を
示した図。
【図7】上記従来の回転式電気かみそりの髭導入孔と内
刃との関係を示した図。
【符号の説明】
1 本体 2 内刃台収納室 3 外刃 4 モーター 6 出力軸 8 内刃台 9 内刃 12 小髭導入孔(髭導入孔) 12b 髭導入孔の頂部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端側を開口した内刃台収納室を有する本
    体と、前記開口を覆って本体に取り付けられた多数の髭
    導入孔を形成した外刃と、前記内刃台収納室に着脱可能
    に取り付けられ前記外刃体に向けて付勢される内刃を設
    けた内刃台と、前記本体内に設けられ前記内刃を前記外
    刃に対して相対移動させる駆動手段とを備えた電気かみ
    そりにおいて、前記外刃の髭導入孔を略く字状に形成す
    るとともにその頂部を前記内刃の移動方向に対応位置さ
    せたことを特徴とする電気かみそり。
JP13865594A 1994-06-21 1994-06-21 電気かみそり Pending JPH08847A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13865594A JPH08847A (ja) 1994-06-21 1994-06-21 電気かみそり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13865594A JPH08847A (ja) 1994-06-21 1994-06-21 電気かみそり

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08847A true JPH08847A (ja) 1996-01-09

Family

ID=15227058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13865594A Pending JPH08847A (ja) 1994-06-21 1994-06-21 電気かみそり

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