JPH0884653A - 床暖房具 - Google Patents
床暖房具Info
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- JPH0884653A JPH0884653A JP25001894A JP25001894A JPH0884653A JP H0884653 A JPH0884653 A JP H0884653A JP 25001894 A JP25001894 A JP 25001894A JP 25001894 A JP25001894 A JP 25001894A JP H0884653 A JPH0884653 A JP H0884653A
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Abstract
って水を使用する箇所で好適に使用でき、かつ汚れの除
去が容易で、しかもダニなどが発生しない衛生的な床暖
房具を提供することを目的とする。 【構成】 有機繊維基布層2、有機繊維に発熱体3aを
埋没させた発熱布層3、シート基材層4、および合成樹
脂表面層5を順次積層してなる床暖房具1。
Description
暖房具に関し、詳しくは水を使用するような箇所や、汚
れが付着し易いような箇所に好適に使用できる床暖房具
に関する。
間、キッチンの洗い場の足元などの局部床暖房のため
に、ナイロン、ポリプロピレン、アクリル、ポリエステ
ル等の繊維系カーペットに発熱体を内蔵した言わゆる電
気カーペットが使用されている。
ーペットにおいては、表面が吸水性や保水性に優れた繊
維からなるため、水を使用するような箇所での使用に問
題があり、また汚れが付着した場合に除去するのが困難
であったり、ダニなどが発生し易いなどの欠点を有して
いる。
ポリ塩化ビニル樹脂などの合成樹脂からなる床材は、水
を使用するような箇所での使用に好適であり、汚れの除
去が容易で、かつダニ発生がないなどの利点を有する。
ただし、このような優れた特性を有する合成樹脂を、上
記した発熱体の内蔵を必須とする床暖房用のカーペット
あるいはマットの表面材として用いると、発熱体から生
じる熱により表面材が劣化する虞れがあり、従来は、こ
れら床暖房用具の表面材としての合成樹脂の使用は極め
て困難であるとされていた。
止め層11の上に有機繊維基布層2が設けられ、該基布
層2の表面に発熱体3aが適宜のピッチ(間隔)で埋め
込まれ、この上に金属板12を介して合成樹脂層5′が
設けられたキッチンマットも知られている。このキッチ
ンマットによれば、発熱体3aからの熱は金属板12を
介して合成樹脂層5′に至るため、該熱による合成樹脂
層5′の劣化は生じないものの、金属板12により、マ
ット全体が大重量のものとなるのみならず、可撓性がな
く、保管が困難と言う問題がある。
可能とし、従って水を使用する箇所で好適に使用でき、
かつ汚れの除去が容易で、ダニなどが発生せず衛生的で
あると共に、軽量でかつ収納保管に便利な床暖房具を提
供することを目的とする。
に、本発明の床暖房具は、有機繊維基布層、シート基材
層、および合成樹脂表面層を順次積層し、かつ前記有機
繊維基布層と前記シート基材層との間に発熱体を配設し
てなることを特徴とするものである。
図1は、本発明の床暖房具の一実施態様の基本構成を示
す部分拡大断面図であり、図中、1は本発明の床暖房具
であり、2は有機繊維基布層、3は発熱線などの発熱体
3aを有機繊維に埋没させてなる布層(以下、「発熱布
層」と言う)、4はシート基材層、5は合成樹脂表面層
である。尚、図1では、発熱布層3を使用した例を示し
ているが、本発明では、該布層3に代えて、発熱線,発
熱帯状体,その他の各種形態の発熱体を有機繊維布層2
とシート基材層4の間に直接挟持させる態様(図示省
略)としてもよい。以下の説明では、図1に示す態様の
ものと、この図示省略の態様のものとを合わせて説明す
る。
ては、従来より合成樹脂製床材の表面層として用いられ
ているものであればいずれのものであっても使用できる
が、耐熱性に優れ、かつ発熱布層3(または発熱体)か
らの熱により劣化し難いものを選択するのが好ましい。
具体的には、ポリ塩化ビニルなどの塩化ビニル系樹脂、
アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、ウレ
タン系樹脂など一般に使用される合成樹脂であればいず
れのものであってもよいが、特に塩化ビニル系樹脂が好
ましい。
化ビニル樹脂の他、塩化ビニルとエチレン、酢酸ビニ
ル、ビニルエーテル、マレイン酸エステル、アクリル
酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸
エステルなどのモノマーとの共重合体、あるいは、これ
らとアクリル系樹脂やウレタン系樹脂などとのブレンド
物などが使用できる。
は、必要に応じて可塑剤、安定剤、充填剤、整泡剤、粘
度調整剤、帯電防止剤、防黴剤、着色剤、あるいは紫外
線吸収剤などの各種配合剤を添加してもよい。尚、上記
の添加剤の添加量は、従来の合成樹脂製床材などの場合
と同様の添加量でよい。
フタレート、ジイソブチルフタレート、ジオクチルフタ
レート、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、ジドデシ
ルフタレート、ブチルベンジルフタレート、ジイソデシ
ルフタレート、ジノニルフタレート、ジイソノニルフタ
レート、オクチルカプリルフタレート、ジシクロヘキシ
ルフタレート、ジメチルグリコールフタレート、エチル
フタリルエチルグリコレート、メチルフタリルエチルグ
リコレート、ブチルフタリルエチルグリコレートなどに
代表される一般のフタル酸エステル系可塑剤;メチルア
セチルリシノレート、ジオクチルアジペート、ジオクチ
ルアゼレート、ジブチルセバケート、ジオクチルセバケ
ート、トリアセチルグリセリン、グリセロールセバケー
ト、ジイソデシルサクシネート、ジイソデシルアジペー
ト、コハク酸混合アルキルエステルなどに代表される一
般の脂肪酸エステル系可塑剤;トリブチルホスフェー
ト、トリクレジルホスフェート、トリキシレニルホスフ
ェート、トリフェニルホスフェート、トリクロルエチル
ホスフェート、トリオクチルホスフェート、トリエチル
ホスフェート、ジフェニルクレジルホスフェート、モノ
フェニルジクレジルホスフェート、ジクレジルモノキシ
レニルホスフェート、モノクレジルジキシレニルホスフ
ェート、アリールアルキルホスフェート、ジフェニルモ
ノキシレニルホスフェート、モノフェニルジキシレニル
ホスフェートなどに代表されるリン酸エステル系可塑
剤;エポキシ化大豆油、エポキシ化亜麻仁油などに代表
されるエポキシ系可塑剤;ポリプロピレンアジペート等
に代表されるポリエステル系可塑剤等の高分子可塑剤;
塩素化パラフィンなどが挙げられる。上記可塑剤は単独
で用いてもよいし、二種以上を混合して使用してもよ
い。
ム、亜鉛、バリウム、カルシウム、ストロンチウム、ア
ルミニウム、マグネシウム、セリウム、ナトリウム、
鉛、錫などの金属化合物である金属系安定剤の他、有機
リン酸化合物、多価アルコール、エポキシ化合物などが
挙げられる。上記安定剤は単独で用いてもよいし、二種
以上を混合して使用してもよい。
は発熱体)からの熱による合成樹脂表面層5の劣化を防
ぐために、バリウム−亜鉛系化合物と過塩素酸ナトリウ
ムポリオール錯塩とを含むものが好ましく、これらの含
有量は、少な過ぎれば所望の効果が得られず、多過ぎて
もこの効果は飽和してしまうため、樹脂100重量部に
対して、バリウム−亜鉛系化合物が1〜7重量部、過塩
素酸ナトリウムポリオール錯塩が0.05〜2重量部と
するのが望ましい。
ウム、炭酸マグネシウム、クレー、タルク、シリカ、ケ
イ藻土、ケイ砂、軽石粉、スレート粉、雲母粉、アスベ
スト、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、酸化
アルミニウム、硫酸アルミニウム、硫酸バリウム、硫酸
カルシウム、ガラス球、発泡ガラス球、フライアッシュ
球、火山ガラス中空体(シラスバルーン)、ガラス繊維
や炭素繊維などの無機質繊維などの無機質充填剤;粉末
繊維素(セルロースパウダー)、ポリビニルアルコール
繊維などの有機繊維、コルク粉末、木粉、熱硬化性樹脂
粉末、熱硬化性樹脂中空球、架橋された熱可塑性樹脂粉
末などの有機質充填剤などが挙げられる。上記充填剤は
単独で用いてもよいし、二種以上を併用してもよい。
ナ、酸化鉄、酸化マンガン、酸化コバルト、酸化チタ
ン、チタン酸アルミニウム、窒化珪素、ジルコン、ジル
コンサンド、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、およ
び硫酸バリウムなど遠赤外線を輻射する充填剤を使用す
ることが、床暖房具に体内より健康的に温める効果を付
与することができるため望ましい。これらの遠赤外線輻
射充填剤も単独で用いてもよいし、二種以上を併用して
もよい。
キサンエマルジョン、メチルシロキサン溶液などのシリ
コン系整泡剤;フッ素系整泡剤;脂肪酸縮合物;アルキ
ルアリルスルホネート系整泡剤;オレイン酸やリシノー
ル酸の金属石鹸;グアニジン塩類;第4級アンモニウム
化合物類;アルデヒド−アミンの縮合物などが挙げられ
る。上記整泡剤は単独で用いてもよいし、二種以上を併
用してもよい。
ン、オクタン、ベンゼン、キシレン、ナフサ、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン、ドデシルベンゼ
ン誘導体、ジドデシルベンゼン誘導体、ミネラルスピリ
ットなどの揮発性希釈剤;各種界面活性剤などの減粘
剤;ステアリン酸アルミニウム、オレイン酸アルミニウ
ム、ステアリン酸亜鉛などの金属石鹸;シリカ、ベント
ナイト、重合油などの増粘剤などが挙げられる。上記粘
度調整剤は単独で用いてもよいし、二種以上を併用して
もよい。
キシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレンエーテルなどのエーテル系帯電防止剤;ポ
リオキシエチレンアルキルエステル、多価アルコールと
脂肪酸との部分エステル化合物などのエステル系帯電防
止剤;ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンマンニタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンプロピレングリコールモノ脂肪酸エステルなどの、エ
チレンオキサイドまたはプロピレンオキサイドの付加モ
ル数が1〜20、多価アルコールがソルビタン、ソルビ
トール、マンニタン、マンニトール、グリセリン、ジグ
リセリン、ペンタエリスリトールから選ばれる1種で、
脂肪酸が炭素数12〜22のエーテルエステル系帯電防
止剤などが挙げられる。上記帯電防止剤は単独で用いて
もよいし、二種以上を併用してもよい。
0′−オキシビスフェノキシアルシン、N−(フルオロ
ジクロロメチルチオ)−フタルイミド、2−(4−チア
ゾール)ベンゾイミダゾール、N−トリクロロメチルメ
ルカプト−4−シクロヘキサン−1,2−ジカルボキシ
イミド、2,4,5,6−テトラクロロイソフタロニト
リルなどの有機防黴剤;メタホウ酸バリウムなどの無機
防黴剤などが挙げられる。上記防黴剤は単独で用いても
よいし、二種以上を併用してもよい。
5は、図1に示すような単層に限らず、複数層であって
もよく、複数層とする場合には、各層を同一または異な
る組成の合成樹脂で調製することができる。
合、例えば図2に示すような透明または半透明の上引層
5bとその下部に位置する中間層5aとで構成し、その
間にグラビア印刷などの手段による印刷層5cを設けて
もよい。更に、上記中間層5aを発泡剤含有組成物によ
り構成するとともに、印刷層5cを発泡抑制剤および/
または発泡促進剤を含有するものとし、中間層5aを加
熱発泡させることによって立体的な意匠効果をもたせる
こともできる(この立体的意匠効果は、上引層5bを通
して本発明の床暖房具表面に現れる)。しかも、上引層
5bを耐摩耗層とすることで、得られる床暖房具1の耐
摩耗性を向上させることもできる。
だけでなく、例えば保温効果を得るために、あるいはボ
リューム感を増すなどのために、合成樹脂表面層5、あ
るいは合成樹脂表面層5を構成する任意の合成樹脂層を
発泡層とすることもできるが、発泡層とする手段として
は、N,N′−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、
N,N′−ジメチル−N,N′−ジニトロソテレフタル
アミド、アゾジカーボンアミド、アゾビスイソブチロニ
トリル、、ベンゼンスルホニルヒドラジド、p,p′−
オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)、ベンゼ
ン−1,3−ジスルホニルヒドラジド、トルエンスルホ
ニルヒドラジドなどの熱分解型発泡剤による発泡;ブタ
ンやイソブタンなどの液状炭化水素を熱可塑性合成樹脂
製の殻からなるマイクロカプセルに封入した熱膨張剤に
よる発泡;メカニカル発泡;あるいはこれらの手段の併
用などいずれの手段を採用してもよい。
合成樹脂チップからなるものであってもよく、そのよう
にすることで、床暖房具1表面の意匠性を向上させるこ
ともできる。
合には、合成樹脂表面層5を構成する合成樹脂層間に従
来の合成樹脂製床材で用いられる繊維質基材を介在させ
ることもできる。このとき、ガラス繊維、パルプ、有機
繊維などから選ばれる1種以上から構成され、織密度、
編密度、繊維密度などが調整された寸法安定性に優れた
繊維質基材を用いることによって、発熱布層3(または
発熱体)からの熱の影響による床暖房具1の寸法の変動
を防止し、寸法安定性を向上させることができる。この
繊維質基材は、単層または複数層の合成樹脂表面層5の
下面、すなわち合成樹脂表面層5とシート基材層4との
間に介在させてもよい。尚、この繊維質基材には、合成
樹脂表面層5を構成する合成樹脂、あるいは他の適宜の
合成樹脂を含浸させてもよい。
成樹脂製床材と同様に、エンボス加工を施したり、グラ
ビア印刷などの手段による印刷層、あるいは表面処理層
などを設けたものであってもよい。
基材層4は、発熱布層3(または発熱体)からの熱を床
暖房具1の水平方向に分散させることで表面の温度分布
の均一化を図る目的や、発熱体3a(または直接挟持さ
せた発熱体)による突起や突条などが床暖房具1の表面
に表れないようにする目的などにより設けるものであ
り、耐熱性のある有機繊維より構成されるものが好まし
い。耐熱性のある有機繊維として具体的には、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ナイロン、アクリル、ポリエス
テルなどであり、これらから選択される1種以上を主体
とする繊維からなるシート基材を使用することが望まし
い。また、上記有機繊維中に、例えばポリエチレン系、
ポリプロピレン系、ポリエステル系、ポリアミド系など
の上記有機繊維より融点の低い、熱溶融性を有する繊維
を5〜20重量%含ませることにより、耐熱性のある有
機繊維同志を強固に接着させ、シート基材の強度を向上
させ効果が生じる。
好ましくは2〜6mmである。シート基材層4が薄過ぎ
ると、発熱布層3(または発熱体)からの熱を水平方向
に分散させることが困難となるのみならず、発熱体3a
(または直接挟持させた発熱体)の突起や突条などが床
暖房具1表面に表れてしまい、厚過ぎると、発熱布層3
(または発熱体)からの熱が合成樹脂表面層5まで達せ
ず、床暖房具としての役割を果たさなくなる。また、シ
ート基材層4の密度は、0.01〜0.5g/cm3、
好ましくは0.03〜0.2g/cm3である。密度が
低過ぎると使用時に局部荷重によりへたりが生じたり、
シート基材層が層間剥離を起こす虞れがあり、高過ぎる
と硬くなって巻き込みや敷き込みなどの操作が困難とな
り、しかも高コストとなる。
持すると同時に、該発熱体3aからの熱を水平方向に分
散させる役割をも有するものである。この布層を構成す
る有機繊維は、シート基材層4と同様に、耐熱性のある
有機繊維から構成するのが好ましい。また、有機繊維か
ら構成される布層は、密度が0.01〜0.5g/cm
3、好ましくは0.015〜0.20g/cm3、厚さ
が0.1〜1.0mm、好ましくは0.15〜0.5m
mとすることが好ましい。シート基材層4の場合と同様
に、密度が低過ぎると使用時に局部荷重によりへたりが
生じたり、該布層が層間剥離を起こす虞れがあり、逆に
高過ぎると硬くなって巻き込みや敷き込みなどの操作が
困難となるばかりか、コスト高となる。
または図示省略の有機繊維布層2とシート基材層4の間
に直接挟持させる発熱体は、床暖房具のサイズに応じて
100ワット用〜1350ワット用のものが使用でき
る。発熱体の寸法は、ワット数とは無関係であるが、発
熱線の場合で言えば、本発明では、2.0〜3.5mm
φ程度のものを使用するのが好ましい(3.5mmφを
超える規格はなく、2.0mmφ未満であると、強度不
足による断線の虞れがある)。発熱体の被覆材として
は、耐熱塩化ビニル樹脂やシリコンゴムなどが通常使用
される。発熱体のピッチ(発熱体の間隔)は、発熱線の
場合で言えば、10〜50mm、好ましくは25〜40
mmが適している。
(または発熱体)から発生する熱を下に逃がさないよう
にする目的で設けられる層であり、厚さが薄過ぎたり、
密度が高過ぎると、発熱布層3(または発熱体)から発
生する熱が下に逃げ易くなり、また厚さが厚過ぎると、
床暖房具1の総厚が厚くなり過ぎて、床暖房具1を収納
保管するのが困難となる上、コスト高となる。従って、
厚さが2〜10mm、好ましくは5〜7mmで、密度が
0.02〜0.5g/cm3、好ましくは0.04〜
0.14g/cm3とするのが望ましい。
熱体)を積層一体化したものが本発明の床暖房具1であ
るが、このとき、(1)それぞれ別体として調製した各
層(またはこれら各層と発熱体)を接着剤などを用いて
積層一体化してもよいし、(2)合成樹脂表面層5とシ
ート基材層4とを積層一体化しておき、これを発熱布層
3(または発熱体)と有機繊維基布層2とからなる一体
化物に接着剤などを用いて積層してもよいし、(3)シ
ート基材層4と発熱布層3(または発熱体)と有機繊維
基布層2とを一体化物として調製し、これと合成樹脂表
面層5とを積層一体化してもよいし、その他適宜の積層
一体化手法が採用できる。
を積層一体化させるには、いずれの手段によってもよい
が、例えば、ウレタン樹脂系接着剤、塩化ビニル樹脂系
接着剤、酢酸ビニル樹脂系接着剤、合成ゴム系接着剤、
アクリル樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤などの公
知の接着剤を用いる方法が好ましく、特にポリカーボネ
ート系ポリオールを主体とするポリオール成分と、イソ
シアネート成分とを反応させて得られるウレタン系接着
剤、あるいは塩化ビニル系樹脂ペーストなど耐熱性、耐
加水分解性に優れた接着剤を使用するのが好ましい。上
記の積層一体化の手段は、いわゆるドライラミネート法
であってもよいし、ウェットラミネート法であってもよ
い。
るので、水を使用するような箇所での使用に好適で、ま
た汚れが付着した場合でも容易に除去でき、しかもダニ
などが発生するなどの問題も生じない。
たは発熱体と合成樹脂表面層との間にシート基材層(あ
るいは該基材層と繊維質基材と)が存在するため、合成
樹脂表面層の熱による劣化が起こり難く、長期にわたっ
ての使用が可能である。このとき、シート基材層の厚さ
および密度、あるいは発熱布層を構成する有機繊維布の
密度を特定のものとすることにより、発熱体からの熱が
これらの層内で水平方向に分散するため、上記効果が一
層良好となる。
調製した。先ず、ガラス繊維、パルプ、充填剤、および
バインダー(ラテックス)からなる混抄紙6(厚さ0.
25mm、秤量120g/m2)上に形成した表1に示
す配合の塩化ビニル系樹脂組成物からなる厚さ0.65
mmの合成樹脂製中間層5a表面に、グラビア印刷にて
木目印刷5cを施した後、表2に示す配合の塩化ビニル
系樹脂組成物からなる厚さ0.3mmの耐摩耗性の透明
上引層5bを形成し、その表面に木目調のヘアラインエ
ンボス模様を施して合成樹脂表面層5を調製した。
表面層5の裏面(すなわち混抄紙6の面)に表3に示す
配合からなるポリカーボネートポリオール系ウレタン樹
脂を主体とする接着剤を塗布し、これを、別途作成した
有機繊維基布層2(ポリエステル繊維主体、厚さ6m
m、密度0.075g/cm3)、発熱線3a(太さ
2.5mmφの800ワット用で、耐熱塩化ビニル樹脂
被覆線を使用)をピッチ30mmで埋没した有機繊維布
(ポリエステル繊維主体、厚さ0.2mm、密度0.0
15g/cm3)からなる発熱布層3、シート基材層4
(ポリエステル繊維主体《低融点で熱溶融性のポリエス
テル繊維を10重量%含む》、厚さ3.0mm、密度
0.05g/cm3)を順次積層してなる積層体と積層
一体化して、図3に示す本発明の床暖房具1を得た。
む本発明の床暖房具1について、発熱線3aに電流を通
したところ、1分程度で合成樹脂表面層5の表面が35
℃まで昇温し、床暖房用として好適な使用状態を得るこ
とができた。次に、この通電状態を(合成樹脂表面層5
の温度が上記の35℃を維持するように、サーモスタッ
トにて調温させつつ)10時間持続させた後に、合成樹
脂表面層5の表面状態を観察したところ、変形、寸法変
動、溶融、皺、その他の異常の発生は何ら認められず、
美麗な表面状態を保持していた。一方、上記の通電状態
を10時間持続中に、合成樹脂表面層5の複数の適宜箇
所に数滴の水滴を落とす操作を1時間毎に繰り返し行
い、10時間経過の後に表面状態を観察した結果、水滴
はほぼ蒸発しており、また上記と同様に、変形、寸法変
動、溶融、皺、その他の異常の発生はなく、美麗な表面
状態を保っていた。
後の汚水を使用したところ、水分が蒸発した跡に汚れが
付着していたが、この汚れは水拭きにて容易に除去する
ことができた。
調製した。ガラス繊維,パルプ,バインダー(ラテック
ス)からなる混抄紙6(厚さ0.35mm,坪量50g
/m2)に実施例1の表1に示す塩化ビニル樹脂組成物
を含浸させたシートを形成し、このシートの一方の面に
表1に示す塩化ビニル樹脂組成物からなる厚さ0.3m
mの合成樹脂製中間層5aを形成した。この合成樹脂製
中間層5aの表面に、グラビア印刷にて木目印刷5cを
施した後、実施例1の表2に示す組成からなる塩化ビニ
ル樹脂製の厚さ0.3mmの耐摩耗性透明上引層5bを
形成した。他方の面に、表1に示す塩化ビニル樹脂組成
物からなる厚さ1.05mmの合成樹脂製の層(裏面
層)5dを形成した。上記の透明上引層5bの表面に、
木目調のヘアラインエンボス模様を施して合成樹脂表面
層5を形成した。
5の裏面(合成樹脂製の裏面層5dの表面)に、実施例
1の表3に示す配合からなるポリカーボネートポリオー
ルポリウレタン樹脂を主体とする接着剤を塗布し、これ
を別途作成した有機繊維基布層2(ポリエステル繊維主
体、厚さ7mm、密度0.14g/cm3)、発熱線3
a(800ワット用)を埋没した有機繊維布(ポリエス
テル繊維主体、厚さ0.5mm、密度0.20g/cm
3)からなる発熱布層3、シート基材層4(ポリエステ
ル繊維主体《低融点で熱溶融性のポリエステル繊維を1
0重量%含む》、厚さ6.0mm、密度0.20g/c
m3)を順次積層してなる積層体と積層一体化して、図
4に示す本発明の床暖房具1を得た。
む本発明の床暖房具1について、発熱線3aに電流を通
したところ、実施例1と同様、1分程度で合成樹脂表面
層5の表面が35℃まで昇温し、またこの通電状態を実
施例1と同様に10時間持続させた後、合成樹脂表面層
5の表面状態を観察したところ、実施例1と同様、何ら
の異常が認められず、美麗な表面状態を保持していた。
更に、上記の通電状態を10時間持続中に、実施例1と
同様の水滴または汚水滴下実験を行ったところ、実施例
1と同様の結果を得た。
調製した。実施例1と同じ混抄紙6に実施例1と同じ合
成樹脂製中間層5aを形成し、該中間層5aの表面に、
表4に示す配合の塩化ビニル樹脂組成物からなる厚さ
0.3mmの耐摩耗性透明上引層5bを形成して合成樹
脂製表面層5を調製した。
5の裏面(すなわち、根抄紙6の裏面)に、実施例1の
表3に示す配合からなるポリカーボネートポリオールポ
リウレタン樹脂を主体とする接着剤を塗布し、これを別
途作成した有機繊維基布層2(ポリエステル繊維主体、
厚さ0.2mm、密度0.095g/cm3)、発熱線
3a(800ワット用)を埋没した有機繊維布(ポリエ
ステル繊維主体、厚さ0.2mm、密度0.095g/
cm3)からなる発熱布層3、シート基材層4(ポリエ
ステル繊維主体《低融点で熱溶融性のポリエステル繊維
を10重量%含む》、厚さ4.0mm、密度0.10g
/cm3)を順次積層してなる積層体と積層一体化し
て、図3に示す本発明の床暖房具1を得た。
具1について、発熱線3aに電流を通したところ、実施
例1,2と同様、1分程度で合成樹脂表面層5の表面が
35℃まで昇温し、またこの通電状態を実施例1,2と
同様に10時間持続させた後、合成樹脂表面層5の表面
状態を観察したところ、実施例1,2と同様、何らの異
常が認められず、美麗な表面状態を保持していた。更
に、上記の通電状態を10時間持続中に、実施例1,2
と同様の水滴または汚水滴下実験を行ったところ、実施
例1,2と同様の結果を得た。なお、本例では、合成樹
脂製表面層5に、遠赤外線輻射物質が配合されているの
で、本発明の床暖房具1を使用中(床暖房具1に通電
中)、該表面層5から遠赤外線が輻射され、健康の増
進、肩こりなどの症状の軽減、その他各種の効果をも奏
することができる。
ことにより、 (1)表面が繊維質の従来の電気カーペットと比較し
て、耐汚染性に優れ、かつ付着した汚れの除去が容易で
ある。 (2)使用中にダニなどが発生せず、衛生的である。 (3)表面が繊維質の従来の電気カーペットと比較し
て、室内に放熱する効果にも優れる。 (4)グラビア印刷などにより思いのままの意匠表現が
可能であるため、装飾性の高いものが得られる。 (5)合成樹脂表面層に、例えば遠赤外線放出物質、そ
の他適宜の充填剤を添加することができ、本発明の床暖
房具に各種の特性を付与することができる。 (6)床暖房具を構成するシート基材層、有機繊維基布
層により、衝撃吸収性に優れる。 などの効果を奏することができる。従って、本発明の床
暖房具は、ダイニングルーム、寝室、居間、キッチンの
洗い場の足元など水を使用するような箇所や、汚れが付
着し易い箇所などの局部暖房用として好適に使用するこ
とができる。
す部分拡大断面図である。
拡大断面図である。
す部分拡大断面図である。
示す部分拡大断面図である。
図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 有機繊維基布層、シート基材層、および
合成樹脂表面層を順次積層し、かつ前記有機繊維基布層
と前記シート基材層との間に発熱体を配設してなる床暖
房具。 - 【請求項2】 合成樹脂表面層が、塩化ビニル系樹脂、
可塑剤、安定剤を主体とする塩化ビニル系樹脂組成物よ
り構成される請求項1記載の床暖房具。 - 【請求項3】 安定剤として、樹脂100重量部に対し
て1〜7重量部のバリウム−亜鉛系化合物および0.0
5〜2重量部の過塩素酸ナトリウムポリオール錯塩を含
む請求項2記載の床暖房具。 - 【請求項4】 合成樹脂表面層が複数層であり、かつ合
成樹脂表面層を構成する合成樹脂層間のいずれかに繊維
質基材を介在させる請求項1〜3記載の床暖房具。 - 【請求項5】 合成樹脂表面層とシート基材層間に繊維
質基材を介在させる請求項1〜4記載の床暖房具。 - 【請求項6】 繊維質基材が、合成樹脂が含浸されたも
のである請求項4,5記載の床暖房具。 - 【請求項7】 繊維質基材が、寸法安定性に優れたもの
である請求項4〜6記載の床暖房具。 - 【請求項8】 シート基材層が、厚さ1〜10mm、密
度が0.01〜0.5g/cm3の有機繊維層である請
求項1〜7記載の床暖房具。 - 【請求項9】 シート基材層が、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエステルから選ばれる1種以上を主体と
する耐熱性のある有機繊維より構成される請求項1〜8
記載の床暖房具。 - 【請求項10】 シート基材層を構成する有機繊維中
に、該有機繊維より低融点で熱溶融性の繊維を5〜20
重量%含む請求項8,9記載の床暖房具。 - 【請求項11】 発熱体を密度0.01〜0.5g/c
m3の有機繊維布に埋没させて布層とし、該布層を有機
繊維基布層とシート基材層との間に配設してなる請求項
1〜10記載の床暖房具。 - 【請求項12】 合成樹脂表面層とシート基材層をウレ
タン系接着剤または塩化ビニルペースト系接着剤により
接着する請求項1〜11記載の床暖房具。 - 【請求項13】 合成樹脂層中に遠赤外線輻射物質を含
む請求項1〜12記載の床暖房具。 - 【請求項14】 遠赤外線放出物質が、シリカ、アルミ
ナ、酸化鉄、酸化マンガン、酸化コバルト、酸化チタ
ン、チタン酸アルミニウム、窒化珪素、ジルコン、ジル
コンサンド、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、およ
び硫酸バリウムから選ばれる一種以上である請求項13
記載の床暖房具。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015042314A (ja) * | 2008-09-02 | 2015-03-05 | インターフェイス,インコーポレイテッド | カーペット製造方法 |
US9376766B2 (en) | 2008-09-02 | 2016-06-28 | Interface, Inc. | Low weight-hardback carpet tile |
JP2020041327A (ja) * | 2018-09-11 | 2020-03-19 | アキレス株式会社 | 床材およびその製造方法 |
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-
1994
- 1994-09-19 JP JP25001894A patent/JP2933834B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2022171706A (ja) * | 2018-09-11 | 2022-11-11 | アキレス株式会社 | 床材の製造方法 |
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