JPH0884492A - サーボモータの同期運転方法及びその装置 - Google Patents

サーボモータの同期運転方法及びその装置

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JPH0884492A
JPH0884492A JP6217010A JP21701094A JPH0884492A JP H0884492 A JPH0884492 A JP H0884492A JP 6217010 A JP6217010 A JP 6217010A JP 21701094 A JP21701094 A JP 21701094A JP H0884492 A JPH0884492 A JP H0884492A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの出力軸を駆動する複数のサーボモータ
を完全に同期運転することができ、しかも装置全体が小
型で安価なサーボモータの同期運転方法及びその装置を
提供する。 【構成】 第1のサーボモータ3は位置/速度制御手段
7から出力されるトルク指令信号TS1と、エンコーダ1
からの磁極信号Pb と、発生トルク算出手段10からの
トルク信号Ta (第1のサーボモータ3での発生トル
ク)とに基づき、トルク制御手段8によってトルク制御
する一方、第2のサーボモータ4は発生トルク算出手段
10からのトルク指令信号TS2(トルク信号Ta )と、
エンコーダ2からの磁極信号PC と、発生トルク算出手
段13からのトルク信号Tb とに基づき、トルク制御手
段11によってトルク制御し、これによって両サーボモ
ータ3,4での発生トルクを等しくするというものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサーボモータの同期運転
方法及びその装置に関し、特に比較的小型、コンパクト
に、組立てロボット等の各種産業用機器に組み込まれる
複数のサーボモータを同期運転する場合に適用して有用
なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種産業機器、例えば動きが速く
て細かくしかも精度を要する割に大きい出力トルクを要
する組立てロボットにサーボモータを組み込む場合に
は、イナーシャを嫌う上に小型、コンパクト性が要求さ
れることから、1台の大きなサーボモータではなく少な
くとも2台のサーボモータを組み込み、これら複数のサ
ーボモータで1つの出力軸を駆動するようにしている。
この場合複数のサーボモータを完全に同期運転させて均
等に出力を得る必要がある。
【0003】このように複数のサーボモータを同期運転
する技術が、特開昭59−172946号公報や特開平
2−290187号公報に開示されている。はじめに特
開昭59−172946号公報にて開示された技術を図
2,図3及び図4に基づいて説明する。なお図2は同期
運転装置及び回転ユニットの構成図、図3は図2に示す
回転ユニットを一部断面した側面図、図4は図3のIV−
IV線矢視断面図である。
【0004】図2〜図4において、23(23A,23
B)は同一の2つの同期電動機、24(24A,24
B)はその永久磁石型回転子、25(25A,25B)
は出力軸としての回転子24の軸、22(22A,22
B)は電機子巻線である。また図3において31は電機
子鉄心、32は減速機構、33はそのケースである。
【0005】減速機機構32は、最終出力軸27に固定
された大スプロケット28と、前記各電動機23A,2
3Bの出力軸25A,25Bに取り付けた小スプロケッ
ト26(26A,26B)と、これら大小スプロケット
28,26に掛け回された歯付きベルト29とで形成さ
れる。大スプロケット28の歯数は小スプロケット26
の歯数の整数倍となっていて、最終出力軸27は各回転
子24の回転速度の整数分の1の速度で回転する。30
は最終出力軸27に連結された回転センサで、サーボ信
号aおよびインバータ信号bを出力するサーボセンサ3
0Aとインバータセンサ30Bとを内蔵する。このよう
に電動機23、減速機構32及び回転センサ30によっ
て回転ユニットが形成される。
【0006】サーボ規準信号eと前記サーボ信号aと
は、1つのサーボ回路20に入力され、このサーボ回路
20はこれら両信号e,aの差を示す制御信号dを出力
する。1つのインバータ回路21はこの制御信号dに応
じた電機子電流1を、インバータ信号bに同期して巻線
22A,22Bへ並列に出力する。電動機23A,23
Bは同一のものであるから、各巻線22A,22Bには
同一の電流I/2が流れ、出力軸25A,25Bには等
しいトルクが発生する。
【0007】次に特開平2−290187号公報にて開
示された技術を図5に基づいて説明する。なお図5は、
同期運転装置を備えた対向スピンドル旋盤の一例を示す
制御ブロック図である。
【0008】図5に示すように、第1のサーボモータ4
1にはエンコーダ40及び第1のスピンドル42が接続
されており、第1のスピンドル42にはチャック43が
取り付けられている。また第2のサーボモータ49には
エンコーダ50及び第2のスピンドル48が接続されて
おり、第2のスピンドル48にはチャック47が取り付
けられている。チャック43とチャック47とは対向す
るようなっている。切削工具44は刃物台45に固定さ
れている。
【0009】第1のーボモータ41の位置及び速度はエ
ンコーダ40を介して位置/速度制御手段52で検出さ
れ、第1のサーボモータ41の位置指令P1CM と、エン
コーダ40からの位置検出信号P1 とを入力し、トルク
指令T1 を演算して出力する。またトルク制御手段51
は位置/速度制御手段52からのトルク指令T1 を入力
し、電力増幅して第1のサーボモータ41へ供給する。
更に、第2のサーボモータ49の位置及び速度はエンコ
ーダ50を介して位置/速度制御手段52で検出され、
第2のサーボモータ49の位置指令P2CM とエンコーダ
50からの位置検出信号P2 とを入力し、トルク指令T
2 を演算して出力する。通常対向スピンドル旋盤の2つ
のスピンドル42及び48は、このように独立して位
置、速度制御されるようになっている。
【0010】これに対して図5に示すように、ワーク4
6がチャック43、47に把持された状態でワーク46
の受け渡しをする場合や切削工具44でワーク46の切
削加工を行う場合には、スピンドル42,48が共に高
精度に同期して制御されなければワーク46に大きなね
じりトルクが発生して加工精度上及びサーボモータ制御
上に不具合が発生するため、次のようにしてスピンドル
42,48の同期制御が行われる。
【0011】即ちトルク推定手段53において、第1の
サーボモータ41のトルク指令T1、位置指令P1CM
位置検出信号P1 と、第2のサーボモータ49の位置指
令P 2CM 、位置検出信号P2 及び同期運転信号SYNC
とを入力し、第2のサーボモータ49の所望トルクを推
定演算し、これを第2のサーボモータ49のトルク指令
CMP として加算手段55へ出力し、加算手段15で加
算されたトルク指令T 2CMP(このとき同期運転信号SY
NCによりトルク指令T2 は零)をトルク制御手段54
へ指令するようになっている。これによってスピンドル
42と48、即ちサーボモータ41と49とが同期運転
される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術に係る同期運転装置のうち図2に示す同期運転装置
(特開昭59−172946号公報にて開示のもの)で
は、電動機23Aと23Bの特性が全く同一でなければ
ならない。しかし現実には両電動機23A,23Bの特
性を全く同一にすることは不可能であり、従って微視的
にみると両電動機23A,23Bを完全に同期させるこ
とは難しい。
【0013】また図5に示す同期運転装置(特開平2−
290187号公報にて開示のもの)では、サーボモー
41と49の特性が同一でなくてもこれらを完全に同期
させることはできるものの、そのためにはトルク推定手
段53を備えなければならず、これによって同期運転装
置全体が大規模で高価なものになってしまう。
【0014】従って本発明は上記従来技術に鑑み、1つ
の出力軸を駆動する複数のサーボモータを完全に同期運
転することができ、しかも装置全体が小型で安価なサー
ボモータの同期運転方法及びその装置を提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は、複数のエンコーダ付サーボモータによって
1つの出力軸を駆動するに際して、何れか1台のサーボ
モータは、位置/速度指令信号と当該サーボモータに備
えられたエンコーダからフィードバックした位置/速度
検出信号とに基づいて位置/速度制御手段から出力する
第1のトルク指令信号と、当該サーボモータに備えたエ
ンコーダからフィードバックする磁極信号とに基づき、
トルク制御手段によってトルク制御する一方、他のサー
ボモータは、前記1台のサーボモータに流れる電流値か
ら発生トルク算出手段によって前記1台のサーボモータ
で発生するトルクを算出しこれを第2のトルク指令信号
として、この第2トルク指令信号と、当該他のサーボモ
ータに備えたエンコーダからフィードバックする磁極信
号とに基づき、他のトルク制御手段によってトルク制御
することを特徴とする。
【0016】また、少なくとも2台のエンコーダ付サー
ボモータによって1つの出力軸を駆動するに際し、これ
らのサーボモータを同期運転するサーボモータの同期運
転装置であって、位置/速度指令信号と、何れか1台の
サーボモータに備えたエンコーダからフィードバックし
た位置/速度検出信号とに基づき第1のトルク指令信号
を出力する位置/速度制御手段と、この位置/速度制御
手段から出力される第1のトルク指令信号と、前記1台
のサーボモータに備えたエンコーダからフィードバック
される磁極信号とに基づき前記1台のサーボモータをト
ルク制御するトルク制御手段と、前記1台のサーボモー
タに流れる電流を検出する電流検出器と、この電流検出
器で検出した電流値から前記1台のサーボモータで発生
するトルクを算出する発生トルク算出手段と、この発生
トルク算出手段で算出されたトルク値を表わす信号を第
2のトルク指令信号として入力し、この第2のトルク指
令信号と、他のサーボモータに備えたエンコーダからフ
ィードバックされる磁極信号とに基づき前記他のサーボ
モータをトルク制御する他のトルク制御手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0017】
【作用】上記構成の本発明によれば、何れか1台のサー
ボモータに流れる電流から算出したこのサーボモータで
発生するトルクを第2のトルク指令信号とし、この第2
のトルク指令信号に基づいて他のサーボモータをトルク
制御するため、前記1台のサーボモータで発生するトル
クと前記他のサーボモータで発生するトルクが等しくな
り、これら複数のサーボモータは完全に同期運転され
る。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
【0019】図1は、本発明の実施例に係るサーボモー
タの同期運転装置を示すブロック図である。同図におい
て、1,2はエンコーダ、3,4は第1及び第2のサー
ボモータ、5は出力軸、6はギアボックス、7は位置/
速度制御手段、8,11はトルク制御手段、9,12は
電流検出器、10,13は発生トルク算出手段である。
【0020】図1に示すように、第1のサーボモータ3
と第2のサーボモータ4は何れもエンコーダ1,2を各
々備えたエンコーダ付サーボモータであり、ギヤボック
ス6を介して1つの出力軸5を駆動する。
【0021】位置/速度制御手段7では、外部から与え
られる位置/速度指令信号Sと、第1のサーボモータ3
に備えたエンコーダ1からフィードバックされる位置/
速度検出信号Pa と入力し、これらの信号S,Pa に基
づいてトルク指令信号TS1をトルク制御手段8へ出力す
る。トルク検出手段8では、位置/速度制御手段7から
出力されるトルク指令信号TS1と、エンコーダ1からフ
ィードバックされる磁極信号Pb と、電流検出器9及び
発生トルク算出手段10を介してフィードバックされる
トルク信号Ta (詳細後述)とを入力し、これらの信号
S1,Pb ,T a に基づいて第1のサーボモータ3のト
ルクを制御する。
【0022】電流検出器9では、第1のサーボモータ3
に流れる電流I1 を検出し、この電流値を表わす電流信
号Ia を発生トルク算出手段10へ出力する。発生トル
ク算出手段10では、電流検出器9から出力される電流
信号Ia を入力し、この電流信号Ia から第1のサーボ
モータ3で発生するトルクを算出して前述の如くトルク
制御手段8へフィードバックする(トルク信号Ta )。
またこのトルク信号T a は同時に、トルク指令信号TS2
としてトルク制御手段11へも出力される。
【0023】トルク制御手段11では、発生トルク算出
手段10から出力されるトルク指令信号TS2(トルク信
号Ta )と、第2のサーボモータ4に備えられたエンコ
ーダ2からフィードバックされる磁極信号PC と、電流
検出器12及び発生トルク算出手段13を介してフィー
ドバックされるトルク信号Tb (詳細後述)とを入力
し、これらの信号TS2,PC ,Tb に基づいて第2のサ
ーボモータ4のトルクを制御する。
【0024】電流検出器12では、第2のサーボモータ
4に流れる電流I2 を検出し、この電流値を表わす電流
信号Ib を発生トルク算出手段13へ出力する。発生ト
ルク算出手段13では、電流検出器12から出力される
電流信号Ib を入力し、この電流信号Ib から第2のサ
ーボモータ4で発生するトルクを算出して前述の如くト
ルク制御手段11へフィードバックする(トルク信号T
b )。
【0025】従って上記構成のサーボモータの同期運転
装置によれば、第1のサーボモータ3は、位置/速度指
令信号Sと、エンコーダ1からフィードバックされる位
置/速度検出信号Pa とに基づいて位置/速度制御手段
7から出力されるトルク指令信号TS1と、エンコーダ1
からフィードバックされる磁極信号Pb と、電流検出器
9及び発生トルク算出手段10を介してフィードバック
されるトルク信号Taとに基づき、トルク制御手段8に
よってトルク制御される。一方、第2のサーボモータ4
は、発生トルク算出手段10から出力されるトルク指令
信号TS2(トルク信号Ta )と、エンコーダ2からフィ
ードバックされる磁極信号PC と、電流検出器12及び
発生トルク算出手段13を介してフィードバックされる
トルク信号Tb とに基づき、トルク制御手段11によっ
てトルク制御される。
【0026】このように第1のサーボモータ3で発生す
るトルク(トルク信号Ta )を第2のサーボモータ4に
対するトルク指令信号TS2とし、このトルク指令信号T
S2に基づいて第2のサーボモータ4がトルク制御される
ため、第1と第2のサーボモータ3,4で発生するトル
クが等しい大きさとなる。かくして第1のサーボモータ
3と第2のサーボモータ4とが実質完全に同期運転され
る。
【0027】
【発明の効果】以上実施例と共に具体的に説明したよう
に本発明によれば、複数のサーボモータの何れか1台で
発生するトルクを他のサーボモータに対するトルク指令
信号(第2のトルク指令信号)とするため、複数のサー
ボモータで発生するトルクを等しい大きさにすることが
でき、複数のサーボモータを完全に同期運転することが
できる。しかも従来のようなトルク推定手段が不要であ
るため、小型で安価な同期運転装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るサーボモータの同期運転
装置を示すブロック図である。
【図2】従来技術に係る同期運転装置及び回転ユニット
の構成図である。
【図3】図2に示す回転ユニットを一部断面した側面図
である。
【図4】図3のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】従来技術に係る同期運転装置を備えた対向スピ
ンドル旋盤の一例を示す制御ブロック図である。
【符号の説明】
1,2 エンコーダ 3 第1のサーボモータ 4 第2のサーボモータ 5 出力軸 6 ギアボックス 7 位置/速度制御手段 8,11 トルク制御手段 9,10 電流検出器 10,13 発生トルク算出手段 I1 ,I2 電流 Ia ,Ib 電流信号 Pa 位置/速度検出信号 Pb ,Pc 磁極信号 S 位置/速度指令信号 TS1,TS2 トルク指令信号 Ta ,Tb トルク信号
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】サーボ準信号eと前記サーボ信号aと
は、1つのサーボ回路20に入力され、このサーボ回路
20はこれら両信号e,aの差を示す制御信号dを出力
する。1つのインバータ回路21はこの制御信号dに応
じた電機子電流1を、インバータ信号bに同期して巻線
22A,22Bへ並列に出力する。電動機23A,23
Bは同一のものであるから、各巻線22A,22Bには
同一の電流I/2が流れ、出力軸25A,25Bには等
しいトルクが発生する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】第1のーボモータ41の位置及び速度は
エンコーダ40を介して位置/速度制御手段52で検出
され、第1のサーボモータ41の位置指令P1CM と、エ
ンコーダ40からの位置検出信号P1 とを入力し、トル
ク指令T1 を演算して出力する。またトルク制御手段5
1は位置/速度制御手段52からのトルク指令T1 を入
力し、電力増幅して第1のサーボモータ41へ供給す
る。更に、第2のサーボモータ49の位置及び速度はエ
ンコーダ50を介して位置/速度制御手段52で検出さ
れ、第2のサーボモータ49の位置指令P2CM とエンコ
ーダ50からの位置検出信号P2 とを入力し、トルク指
令T2 を演算して出力する。通常対向スピンドル旋盤の
2つのスピンドル42及び48は、このように独立して
位置、速度制御されるようになっている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また図5に示す同期運転装置(特開平2−
290187号公報にて開示のもの)では、サーボモー
41と49の特性が同一でなくてもこれらを完全に同
期させることはできるものの、そのためにはトルク推定
手段53を備えなければならず、これによって同期運転
装置全体が大規模で高価なものになってしまう。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】位置/速度制御手段7では、外部から与え
られる位置/速度指令信号Sと、第1のサーボモータ3
に備えたエンコーダ1からフィードバックされる位置/
速度検出信号Pa と入力し、これらの信号S,Pa に基
づいてトルク指令信号TS1をトルク制御手段8へ出力す
る。トルク制御手段8では、位置/速度制御手段7から
出力されるトルク指令信号TS1と、エンコーダ1からフ
ィードバックされる磁極信号Pb と、電流検出器9及び
発生トルク算出手段10を介してフィードバックされる
トルク信号Ta (詳細後述)とを入力し、これらの信号
S1,Pb ,T a に基づいて第1のサーボモータ3のト
ルクを制御する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のエンコーダ付サーボモータによっ
    て1つの出力軸を駆動するに際して、 何れか1台のサーボモータは、位置/速度指令信号と当
    該サーボモータに備えられたエンコーダからフィードバ
    ックした位置/速度検出信号とに基づいて位置/速度制
    御手段から出力する第1のトルク指令信号と、当該サー
    ボモータに備えたエンコーダからフィードバックする磁
    極信号とに基づき、トルク制御手段によってトルク制御
    する一方、 他のサーボモータは、前記1台のサーボモータに流れる
    電流値から発生トルク算出手段によって前記1台のサー
    ボモータで発生するトルクを算出しこれを第2のトルク
    指令信号として、この第2トルク指令信号と、当該他の
    サーボモータに備えたエンコーダからフィードバックす
    る磁極信号とに基づき、他のトルク制御手段によってト
    ルク制御することを特徴とするサーボモータの同期運転
    方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも2台のエンコーダ付サーボモ
    ータによって1つの出力軸を駆動するに際し、これらの
    サーボモータを同期運転するサーボモータの同期運転装
    置であって、 位置/速度指令信号と、何れか1台のサーボモータに備
    えたエンコーダからフィードバックした位置/速度検出
    信号とに基づき第1のトルク指令信号を出力する位置/
    速度制御手段と、 この位置/速度制御手段から出力される第1のトルク指
    令信号と、前記1台のサーボモータに備えたエンコーダ
    からフィードバックされる磁極信号とに基づき前記1台
    のサーボモータをトルク制御するトルク制御手段と、 前記1台のサーボモータに流れる電流を検出する電流検
    出器と、 この電流検出器で検出した電流値から前記1台のサーボ
    モータで発生するトルクを算出する発生トルク算出手段
    と、 この発生トルク算出手段で算出されたトルク値を表わす
    信号を第2のトルク指令信号として入力し、この第2の
    トルク指令信号と、他のサーボモータに備えたエンコー
    ダからフィードバックされる磁極信号とに基づき前記他
    のサーボモータをトルク制御する他のトルク制御手段と
    を備えたことを特徴とするサーボモータの同期運転装
    置。
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