JPH08825B2 - 新規β―カルボリン―3―オキサジアゾリル誘導体、その製造法及び該化合物を含有する精神安定剤 - Google Patents
新規β―カルボリン―3―オキサジアゾリル誘導体、その製造法及び該化合物を含有する精神安定剤Info
- Publication number
- JPH08825B2 JPH08825B2 JP60101661A JP10166185A JPH08825B2 JP H08825 B2 JPH08825 B2 JP H08825B2 JP 60101661 A JP60101661 A JP 60101661A JP 10166185 A JP10166185 A JP 10166185A JP H08825 B2 JPH08825 B2 JP H08825B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- lower alkyl
- carboline
- alkyl group
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D471/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
- C07D471/02—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D471/04—Ortho-condensed systems
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/20—Hypnotics; Sedatives
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P39/00—General protective or antinoxious agents
- A61P39/02—Antidotes
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Neurology (AREA)
- Neurosurgery (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本発明は、新規β−カルボリン−3−オキサジアゾリ
ル誘導体に関する。
ル誘導体に関する。
従来技術: 欧州特許明細書第30254号及び同第54507号には、本発
明による化合物に関連する3−オキサジアゾリル誘導体
を包含する種々の置換β−カルボリンが開示されてい
る。
明による化合物に関連する3−オキサジアゾリル誘導体
を包含する種々の置換β−カルボリンが開示されてい
る。
脊椎動物の中枢神経系での特異的部位が1,4−ベンゾ
ジアゼピンと1,5−ベンゾジアゼピンを結合させるため
の高い特異的親和力を示すことは、よく知られている
〔アール・エフ・スクワイヤーズ(R.F.Squires)及び
シー・ブレストラツプ(C.Braestrup)、“ネイチヤー
(Nature)”(ロンドン)第266巻(1977年)〕。この
部位は、ベンゾジアゼピン受容器と呼ばれている。
ジアゼピンと1,5−ベンゾジアゼピンを結合させるため
の高い特異的親和力を示すことは、よく知られている
〔アール・エフ・スクワイヤーズ(R.F.Squires)及び
シー・ブレストラツプ(C.Braestrup)、“ネイチヤー
(Nature)”(ロンドン)第266巻(1977年)〕。この
部位は、ベンゾジアゼピン受容器と呼ばれている。
作用: 本発明による新規化合物は、精神安定剤として有効な
薬理作用を有する。
薬理作用を有する。
本発明による新規化合物は、一般式(I): 〔式中、Xは (但し、RはH、低級アルキル基又はシクロアルキル基
である)から構成される群から選択されたオキサジアゾ
リル基であり、 R4はH、低級アルキル基又は低級アルコキシアルキル基
であり、 RAは低級アルキル基;SCH3;SC2H5;OR15(但し、R15は低
級アルキル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基
又はベンジル基である);CH2OR17(但し、R17はHであ
るか又は低級アルキル基又はフェニル基である);C≡C
−CH2N(CH3)2;又は (但し、R18は低級アルキル基である)であり、 化合物(I)は1又は2個のRA基を有することができる
が、その際Xは、R4がメチル基を表わしかつRAが6−第
三ブチル基または6−(3−メチル−ブト−1−イル)
基を表わす場合には、3−エチル−1,2,4−オキサジア
ゾール−5−イル基であることができない〕で示される
β−カルボリン−3−オキサジアゾリル誘導体である。
である)から構成される群から選択されたオキサジアゾ
リル基であり、 R4はH、低級アルキル基又は低級アルコキシアルキル基
であり、 RAは低級アルキル基;SCH3;SC2H5;OR15(但し、R15は低
級アルキル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基
又はベンジル基である);CH2OR17(但し、R17はHであ
るか又は低級アルキル基又はフェニル基である);C≡C
−CH2N(CH3)2;又は (但し、R18は低級アルキル基である)であり、 化合物(I)は1又は2個のRA基を有することができる
が、その際Xは、R4がメチル基を表わしかつRAが6−第
三ブチル基または6−(3−メチル−ブト−1−イル)
基を表わす場合には、3−エチル−1,2,4−オキサジア
ゾール−5−イル基であることができない〕で示される
β−カルボリン−3−オキサジアゾリル誘導体である。
用語“低級アルキル基”は、1〜6個の炭素原子を有
するアルキル基を意味する。
するアルキル基を意味する。
意外なことに、本発明による化合物は、公知の化合物
の向精神作用よりも明らかに卓越している向精神作用を
示す。
の向精神作用よりも明らかに卓越している向精神作用を
示す。
本発明による化合物の卓越せる向精神作用は、ベンゾ
ジアゼピン受容器からの放射性標識フルニトラゼパムの
変位に対して改善された能力によつて証明される。
ジアゼピン受容器からの放射性標識フルニトラゼパムの
変位に対して改善された能力によつて証明される。
本発明による化合物の変位作用は、IC50値及びED50値
を測定することによつて測定された。
を測定することによつて測定された。
IC50値は、例えばラツトからの脳膜の懸濁液0.55mlの
全容量よりなる試料中のでの3H−フルニトラゼパム(1.
0nM、0℃)の特異的結合の50%の変位を惹起する濃度
を表わす。
全容量よりなる試料中のでの3H−フルニトラゼパム(1.
0nM、0℃)の特異的結合の50%の変位を惹起する濃度
を表わす。
変位試験は、次のようにして実施される: 25ミリモルのKH2PO4中の処理してないラツト前脳の懸
濁液を0.50ml、pH=7.1(5〜10mg組織/試料)を0℃
で40〜60分間3H−ジアゼパム(比活性87Ci/ミリモル、
1.0nM)又は3H−フルニトラゼパム(比活性87Ci/ミリモ
ル、1.0nM)と一緒にして恒温保持する。恒温保持後、
この懸濁液を“ホワツトマン(Whatman)GF/C"ガラス繊
維フイルターによつて濾過し、この残滓を2回冷たい緩
衝液で洗浄し、放射能をシンチレーシヨンカウンターを
用いる計数によつて測定する。
濁液を0.50ml、pH=7.1(5〜10mg組織/試料)を0℃
で40〜60分間3H−ジアゼパム(比活性87Ci/ミリモル、
1.0nM)又は3H−フルニトラゼパム(比活性87Ci/ミリモ
ル、1.0nM)と一緒にして恒温保持する。恒温保持後、
この懸濁液を“ホワツトマン(Whatman)GF/C"ガラス繊
維フイルターによつて濾過し、この残滓を2回冷たい緩
衝液で洗浄し、放射能をシンチレーシヨンカウンターを
用いる計数によつて測定する。
この試験は繰り返されるが、放射性標識ベンゾジアゼ
ピンを添加する前に化合物(この化合物の変位能力は定
めるべきである。)の所定量又は過剰量は添加される。
得られたデータに基づいて、IC50値は計算することがで
きる。
ピンを添加する前に化合物(この化合物の変位能力は定
めるべきである。)の所定量又は過剰量は添加される。
得られたデータに基づいて、IC50値は計算することがで
きる。
ED50値は、生きている脳中でのベンゾジアゼピン受容
器に対するフルニトラゼパムの特異的結合を対照値の50
%に減少させる試験物質の用量(mg/kg)を表わす。こ
のような生体内試験は、次のようにして実施される: マウスの群に試験物質を種々の用量で通常皮下に注射
する。15分後、3H−フルニトラゼパムをマウスに静脈内
投与し、さらに20分後マウスを殺す。このマウスの前脳
膜を除去し、この前脳膜の放射能をシンチレーシヨンカ
ウンターによる計数によつて測定する。ED50値は、用量
−応答曲線から定められる。
器に対するフルニトラゼパムの特異的結合を対照値の50
%に減少させる試験物質の用量(mg/kg)を表わす。こ
のような生体内試験は、次のようにして実施される: マウスの群に試験物質を種々の用量で通常皮下に注射
する。15分後、3H−フルニトラゼパムをマウスに静脈内
投与し、さらに20分後マウスを殺す。このマウスの前脳
膜を除去し、この前脳膜の放射能をシンチレーシヨンカ
ウンターによる計数によつて測定する。ED50値は、用量
−応答曲線から定められる。
本発明による幾つかの化合物を試験することによつて
得られる試験結果は、次の第1表から明らかであろう。
得られる試験結果は、次の第1表から明らかであろう。
本発明は、上記した化合物の製造法にも関する。この
方法は、 (a) 一般式(II): 〔式中、R4及びRAは前記のものを表わす〕で示される化
合物を、式(III): 〔式中、Rは前記のものを表わす〕で示される化合物と
反応させ、Xが (但し、Rは前記のものとする)であるような一般式
(I)の化合物を形成させるか、又は (b) 一般式(IV): 〔式中、R4及びRAは前記のものを表わす〕で示される化
合物を、一般式(V): R−C(OCH3)2N(CH3)2 (V) 〔式中、Rは前記のものを表わす〕で示される化合物
(V)と反応させ、一般式(VI): (式中、R、R4及びRAはそれぞれ前記のものを表わす〕
で示される化合物を形成させ、この式(VI)の化合物を
NH2OH又は他のアミン化剤と反応させることによつて、
Xが (但し、Rは前記のものを表わす)であるような式
(I)の化合物を形成させるか、又は (c) 式(VII) 〔式中、R4及びRAは前記のものを表わす〕で示される化
合物をNH2OHと反応させ、式(VIII): 〔式中、R4及びRAは前記のものを表わす〕で示される化
合物を形成させ、この式(VIII)の化合物を、一般式
(IX): (RCO)2O (IX) 〔式中、Rは前記のものを表わす〕で示される化合物と
反応させることによつて、Xが (但し、Rは前記のものを表わす)であるような式
(I)の化合物を形成させることよりなる。
方法は、 (a) 一般式(II): 〔式中、R4及びRAは前記のものを表わす〕で示される化
合物を、式(III): 〔式中、Rは前記のものを表わす〕で示される化合物と
反応させ、Xが (但し、Rは前記のものとする)であるような一般式
(I)の化合物を形成させるか、又は (b) 一般式(IV): 〔式中、R4及びRAは前記のものを表わす〕で示される化
合物を、一般式(V): R−C(OCH3)2N(CH3)2 (V) 〔式中、Rは前記のものを表わす〕で示される化合物
(V)と反応させ、一般式(VI): (式中、R、R4及びRAはそれぞれ前記のものを表わす〕
で示される化合物を形成させ、この式(VI)の化合物を
NH2OH又は他のアミン化剤と反応させることによつて、
Xが (但し、Rは前記のものを表わす)であるような式
(I)の化合物を形成させるか、又は (c) 式(VII) 〔式中、R4及びRAは前記のものを表わす〕で示される化
合物をNH2OHと反応させ、式(VIII): 〔式中、R4及びRAは前記のものを表わす〕で示される化
合物を形成させ、この式(VIII)の化合物を、一般式
(IX): (RCO)2O (IX) 〔式中、Rは前記のものを表わす〕で示される化合物と
反応させることによつて、Xが (但し、Rは前記のものを表わす)であるような式
(I)の化合物を形成させることよりなる。
本発明による薬理作用を有する化合物は、製薬学的調
製剤の処方、例えば生薬学の常法に従つてヒトを含む哺
乳動物に対する経口投与及び非経口投与に使用すること
ができる。
製剤の処方、例えば生薬学の常法に従つてヒトを含む哺
乳動物に対する経口投与及び非経口投与に使用すること
ができる。
常用の賦形剤は、活性化合物と不利に反応しない、非
経口的又は経腸投与に適当であるような製薬学的に認容
性の有機又は無機担持剤である。
経口的又は経腸投与に適当であるような製薬学的に認容
性の有機又は無機担持剤である。
このような担持剤の例は、水、塩溶液、アルコール、
ポリエチレングリコール、ポリヒドロキシエトキシル化
されたヒマシ油、ゼラチン、乳糖、アミロース、ステア
リン酸マグネシウム、タルク、珪酸、脂肪酸モノグリセ
リド、脂肪酸ジグリセリド、ペンタエリスリトール脂肪
酸エステル、ヒドロキシメチルセルロース及びポリビニ
ルピロリドンである。
ポリエチレングリコール、ポリヒドロキシエトキシル化
されたヒマシ油、ゼラチン、乳糖、アミロース、ステア
リン酸マグネシウム、タルク、珪酸、脂肪酸モノグリセ
リド、脂肪酸ジグリセリド、ペンタエリスリトール脂肪
酸エステル、ヒドロキシメチルセルロース及びポリビニ
ルピロリドンである。
製薬学的調製剤は、滅菌することができ、必要に応じ
て例えば活性化合物と不利に反応しない、滑剤、貯蔵
剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、浸透圧を調節するための
塩、緩衝液及び/又は着色剤等のような補助剤と混合す
ることができる。
て例えば活性化合物と不利に反応しない、滑剤、貯蔵
剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、浸透圧を調節するための
塩、緩衝液及び/又は着色剤等のような補助剤と混合す
ることができる。
ポリヒドロキシエトキシル化されたヒマシ油に溶解し
た活性化合物を有する注射可能な溶液又は懸濁液、有利
に水溶液は、非経口的使用に特に適当である。
た活性化合物を有する注射可能な溶液又は懸濁液、有利
に水溶液は、非経口的使用に特に適当である。
アンプル剤は、有利に単位用量である。
タルク及び/又は炭水化物担持剤又は結合剤を有する
錠剤、施糖衣剤又はカプセル剤(この場合、この担持剤
は、乳糖及び/又はトウモロコシ澱粉及び/又はジヤガ
イモ澱粉であるのが好ましい。)は、経口投与に特に適
当である。甘くした使薬を使用することができる場合に
は、シロツプ剤、エリキシル等を使用することができ
る。
錠剤、施糖衣剤又はカプセル剤(この場合、この担持剤
は、乳糖及び/又はトウモロコシ澱粉及び/又はジヤガ
イモ澱粉であるのが好ましい。)は、経口投与に特に適
当である。甘くした使薬を使用することができる場合に
は、シロツプ剤、エリキシル等を使用することができ
る。
一般に、本発明による化合物は、単位用量当り製薬学
的に認容性の担持剤中に0.05〜100mgを有する単位用量
形で分散される。
的に認容性の担持剤中に0.05〜100mgを有する単位用量
形で分散される。
本発明による化合物の用量は、薬剤として患者、例え
ばヒトに投与する場合、1日当り0.1〜300mg、有利に1
日当り0.5〜30mgである。
ばヒトに投与する場合、1日当り0.1〜300mg、有利に1
日当り0.5〜30mgである。
実施例: 次に本発明を実施例に関連してさらに詳細に記載す
る: 例 1 3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾール)
−イル〕−4−メトキシメチル−5−ベンジルオキシ−
β−カルボリン A:プロピオンアミドオキシム メタノール40ml中のナトリウム2.3gの溶液をメタノー
ル100ml中のヒドロキシルアミン塩酸塩6.9gの溶液に滴
加した。この反応混合物をそれを濾過する前に1時間放
置した。プロピオンニトリル0.11モルをこの濾過に滴加
し、この反応混合物を水の排除下に室温で2日間放置し
た。
る: 例 1 3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾール)
−イル〕−4−メトキシメチル−5−ベンジルオキシ−
β−カルボリン A:プロピオンアミドオキシム メタノール40ml中のナトリウム2.3gの溶液をメタノー
ル100ml中のヒドロキシルアミン塩酸塩6.9gの溶液に滴
加した。この反応混合物をそれを濾過する前に1時間放
置した。プロピオンニトリル0.11モルをこの濾過に滴加
し、この反応混合物を水の排除下に室温で2日間放置し
た。
B:3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾール)
−イル〕−4−メトキシメチル−5−ベンジルオキシ−
β−カルボリン 無水テトラヒドロフラン(THF)300ml中のイミダゾー
ル27.2gに無水THF100ml中の塩化チオニル7.2mlを室温で
撹拌しながら滴加した。添加後、撹拌を0.5時間連続さ
せ、沈殿物を濾過によつて除去した。この濾液は、400m
l当りチオニルジイミダゾール0.1モルを含有した。
−イル〕−4−メトキシメチル−5−ベンジルオキシ−
β−カルボリン 無水テトラヒドロフラン(THF)300ml中のイミダゾー
ル27.2gに無水THF100ml中の塩化チオニル7.2mlを室温で
撹拌しながら滴加した。添加後、撹拌を0.5時間連続さ
せ、沈殿物を濾過によつて除去した。この濾液は、400m
l当りチオニルジイミダゾール0.1モルを含有した。
4−メトキシメチル−5−ベンジルオキシ−β−カル
ボリン−3−カルボン酸10gを無水THF300ml中に懸濁さ
せた。THF中のチオニルジイミダゾール200mlを撹拌しな
がら滴加し、撹拌を全部の酸が反応するまで連続させ
た。
ボリン−3−カルボン酸10gを無水THF300ml中に懸濁さ
せた。THF中のチオニルジイミダゾール200mlを撹拌しな
がら滴加し、撹拌を全部の酸が反応するまで連続させ
た。
プロピオンアミドオキシム10gを5分間滴加し、撹拌
を数時間連続させた。この混合物を室温で翌日まで放置
した。次に、この混合物を蒸発させ、水200ml及び酢酸
を添加した。この混合物を濾過し、生成物11.7gを生じ
た。この生成物をキシレン900mlに溶解し、この溶液を
撹拌しながら6時間155〜165℃に加熱した。キシレン相
を濾過し、粗製生成物11.5gを生じた。この粗製生成物
をクロマトグラフイーによつてシリカゲル及びCHCl3−E
t3N−CH3O(1:1:1)で精製し、純粋な4−メトキシメチ
ル−5−ベンジルオキシ−3−〔5−(3−エチル−1,
2,4−オキサジアゾール)−イル〕−β−カルボリン9.0
gを生じた。融点182〜187℃。
を数時間連続させた。この混合物を室温で翌日まで放置
した。次に、この混合物を蒸発させ、水200ml及び酢酸
を添加した。この混合物を濾過し、生成物11.7gを生じ
た。この生成物をキシレン900mlに溶解し、この溶液を
撹拌しながら6時間155〜165℃に加熱した。キシレン相
を濾過し、粗製生成物11.5gを生じた。この粗製生成物
をクロマトグラフイーによつてシリカゲル及びCHCl3−E
t3N−CH3O(1:1:1)で精製し、純粋な4−メトキシメチ
ル−5−ベンジルオキシ−3−〔5−(3−エチル−1,
2,4−オキサジアゾール)−イル〕−β−カルボリン9.0
gを生じた。融点182〜187℃。
次の化合物は、同様の方法で得られた: 3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−6−ベンジルオキ
シ−β−カルボリン。融点169〜173℃。
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−6−ベンジルオキ
シ−β−カルボリン。融点169〜173℃。
3−〔5−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−5−ベンジルオキ
シ−β−カルボリン。融点236〜239℃。
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−5−ベンジルオキ
シ−β−カルボリン。融点236〜239℃。
3−〔5−(3−シクロプロピル−1,2,4−オキサジ
アゾール)−イル〕−4−メトキシメチル−5−ベンジ
ルオキシ−β−カルボリン。融点214〜219℃。
アゾール)−イル〕−4−メトキシメチル−5−ベンジ
ルオキシ−β−カルボリン。融点214〜219℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メチル−5−ベンジルオキシ−β−
カルボリン。融点224〜227℃。
ル)−イル〕−4−メチル−5−ベンジルオキシ−β−
カルボリン。融点224〜227℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−6−メチルチオ−
β−カルボリン。
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−6−メチルチオ−
β−カルボリン。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−6,7−ジメトキシ−4−エチル−β−カ
ルボリン。
ル)−イル〕−6,7−ジメトキシ−4−エチル−β−カ
ルボリン。
3,6−ジ−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾ
ール)−イル〕−4−メチル−β−カルボリン。
ール)−イル〕−4−メチル−β−カルボリン。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メチル−5−エトキシメチル。融点
192〜194℃。
ル)−イル〕−4−メチル−5−エトキシメチル。融点
192〜194℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−エチル−5−メトキシ−β−カルボ
リン。融点120〜124℃。
ル)−イル〕−4−エチル−5−メトキシ−β−カルボ
リン。融点120〜124℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−エチル−6−メトキシ−β−カルボ
リン。融点186〜215℃。
ル)−イル〕−4−エチル−6−メトキシ−β−カルボ
リン。融点186〜215℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−エチル−6−(3−ジメチルアミノ
プロパルギル)−β−カルボリン。融点148〜156℃。
ル)−イル〕−4−エチル−6−(3−ジメチルアミノ
プロパルギル)−β−カルボリン。融点148〜156℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メチル−6−メチルチオ−β−カル
ボリン。融点260〜265℃。
ル)−イル〕−4−メチル−6−メチルチオ−β−カル
ボリン。融点260〜265℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−6−(3−ジメチルアミノプロパルギ
ル)−β−カルボリン。融点225〜230℃。
ル)−イル〕−6−(3−ジメチルアミノプロパルギ
ル)−β−カルボリン。融点225〜230℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−6−エチルチオ−β−カルボリン。融点
188〜193℃。
ル)−イル〕−6−エチルチオ−β−カルボリン。融点
188〜193℃。
2−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メチル−5−イソプロポキシ−β−
カルボリン。融点232〜235℃。
ル)−イル〕−4−メチル−5−イソプロポキシ−β−
カルボリン。融点232〜235℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−5−イソプロポキシ−β−カルボリン。
融点267〜271℃。
ル)−イル〕−5−イソプロポキシ−β−カルボリン。
融点267〜271℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−5−エトキシメチル−β−カルボリン。
融点105〜112℃。
ル)−イル〕−5−エトキシメチル−β−カルボリン。
融点105〜112℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−5−エトキシメチ
ル−β−カルボリン。融点105〜112℃。
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−5−エトキシメチ
ル−β−カルボリン。融点105〜112℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−5−エトキシ−β
−カルボリン。融点74〜88℃。
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−5−エトキシ−β
−カルボリン。融点74〜88℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−6−エトキシ−β−カルボリン。融点24
3〜253℃。
ル)−イル〕−6−エトキシ−β−カルボリン。融点24
3〜253℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−6−(ヒドロキシブチル)−β−カルボ
リン。融点176〜179℃。
ル)−イル〕−6−(ヒドロキシブチル)−β−カルボ
リン。融点176〜179℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−6−イソプロピル
−β−カルボリン。融点174℃。
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−6−イソプロピル
−β−カルボリン。融点174℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−5−(シクロヘキ
セン−3−イル)オキシ−β−カルボリン。
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−5−(シクロヘキ
セン−3−イル)オキシ−β−カルボリン。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−5−イソブトキシ
−β−カルボリン。融点93.8℃。
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−5−イソブトキシ
−β−カルボリン。融点93.8℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−6−エトキシメチ
ル−β−カルボリン。融点168〜171℃。
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−6−エトキシメチ
ル−β−カルボリン。融点168〜171℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−5−イソプロポキ
シ−β−カルボリン。融点138〜142℃。
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−5−イソプロポキ
シ−β−カルボリン。融点138〜142℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−5−プロポキシ−
β−カルボリン。融点104〜122℃。
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−5−プロポキシ−
β−カルボリン。融点104〜122℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メチル−5−メトキシメチル−β−
カルボリン。融点205〜210℃。
ル)−イル〕−4−メチル−5−メトキシメチル−β−
カルボリン。融点205〜210℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メチル−5−メチル−β−カルボリ
ン。融点242〜244℃。
ル)−イル〕−4−メチル−5−メチル−β−カルボリ
ン。融点242〜244℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−エチル−5−エトキシメチル−β−
カルボリン、融点156〜163℃。
ル)−イル〕−4−エチル−5−エトキシメチル−β−
カルボリン、融点156〜163℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メチル−5−エトキシエチル−β−
カルボリン。融点180〜184℃。
ル)−イル〕−4−メチル−5−エトキシエチル−β−
カルボリン。融点180〜184℃。
3,5−ジ−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾ
ール)−イル〕−β−カルボリン。融点226〜230℃。
ール)−イル〕−β−カルボリン。融点226〜230℃。
3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−5−シクロブトキ
シ−β−カルボリン。融点107〜111℃。
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−5−シクロブトキ
シ−β−カルボリン。融点107〜111℃。
及び 3−〔5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾール)
−イル〕−4−メトキシメチル−6−イソプピルオキシ
−β−カルボリン。融点176〜179℃。
−イル〕−4−メトキシメチル−6−イソプピルオキシ
−β−カルボリン。融点176〜179℃。
例 2 4−メトキシメチル−5−ベンジルオキシ−3−〔−
(5−エチル−1,2,4−オキサジアゾール)−イル〕−
β−カルボリン A:4−メトキシメチル−5−ベンジルオキシ−β−カル
ボリン−3−カルボキシアミド 3−シアノ−4−メトキシメチル−5−ベンゾールオ
キシ−β−カルボリン0.0125モル、ヒドロキシルアミン
塩酸塩1.1g、99%のエタノール200ml及び水中の20%の
炭酸カリウム溶液5.2mlの混合物を22時間還流させた。
この反応混合物を濾過し、この濾液を濃縮した。この残
滓を水100mlで処理し、結晶性固体を濾別し、かつ水で
洗浄した。
(5−エチル−1,2,4−オキサジアゾール)−イル〕−
β−カルボリン A:4−メトキシメチル−5−ベンジルオキシ−β−カル
ボリン−3−カルボキシアミド 3−シアノ−4−メトキシメチル−5−ベンゾールオ
キシ−β−カルボリン0.0125モル、ヒドロキシルアミン
塩酸塩1.1g、99%のエタノール200ml及び水中の20%の
炭酸カリウム溶液5.2mlの混合物を22時間還流させた。
この反応混合物を濾過し、この濾液を濃縮した。この残
滓を水100mlで処理し、結晶性固体を濾別し、かつ水で
洗浄した。
B:4−メトキシメチル−5−ベンジルオキシ−3−〔−
3−(5−エチル−1,2,4−オキサジアゾール)−イ
ル〕−β−カルボリン Aの生成物5.6ミリモルと、無水プロピオン酸10mlと
の混合物を20℃で2時間撹拌し、その後に120℃で5時
間撹拌した。蒸発後、THF100mlを添加し、この混合物を
室温で1晩中放置し、その後に混合物を真空中で濃縮し
た。塩化メチレン100mlを添加し、この混合物を濾過
し、目的化合物を残留させた。融点、173.7℃。
3−(5−エチル−1,2,4−オキサジアゾール)−イ
ル〕−β−カルボリン Aの生成物5.6ミリモルと、無水プロピオン酸10mlと
の混合物を20℃で2時間撹拌し、その後に120℃で5時
間撹拌した。蒸発後、THF100mlを添加し、この混合物を
室温で1晩中放置し、その後に混合物を真空中で濃縮し
た。塩化メチレン100mlを添加し、この混合物を濾過
し、目的化合物を残留させた。融点、173.7℃。
次の化合物は、同様の方法で得られた: 3−〔3−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−5−ベンジルオキ
シ−β−カルボリン。融点168.5℃。
ル)−イル〕−4−メトキシメチル−5−ベンジルオキ
シ−β−カルボリン。融点168.5℃。
3−〔−3−(5−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル〕−4−メチル−5−エトキシメチル−β−
カルボリン。融点152〜165℃。
ル)−イル〕−4−メチル−5−エトキシメチル−β−
カルボリン。融点152〜165℃。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランク・ヴエトイエン デンマーク国バイスヴエールト・ヨステイ ーンス・ヴアイ27 (72)発明者 エルリング・ニールス・ペーターゼン デンマーク国グロストループ・プラタンハ ーヴエン109 (72)発明者 アンドレアス・フート ドイツ連邦共和国ベルリン39・キイルマン シユトラーセ15 (56)参考文献 特開 昭57−123180(JP,A) 特開 昭60−100577(JP,A) 西独特許公開3240511(DE,A)
Claims (8)
- 【請求項1】一般式(I): [式中、Xは (但し、RはH、低級アルキル基又はシクロアルキル基
である)から構成される群から選択されたオキサジアゾ
リル基であり、 R4はH、低級アルキル基又は低級アルコキシアルキル基
であり、 RAは低級アルキル基;SCH3;SC2H5;OR15(但し、R15は低
級アルキル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基
又はベンジル基である);CH2OR17(但し、R17はHであ
るか又は低級アルキル基又はフェニル基である);C≡C
−CH2N(CH3)2;又は (但し、R18は低級アルキル基である)であり、 化合物(I)は1又は2個のRA基を有することができる
が、その際Xは、R4がメチル基を表わしかつRAが6−第
三ブチル基または6−(3−メチル−ブト−1−イル)
基を表わす場合には、3−エチル−1,2,4−オキサジア
ゾール−5−イル基であることができない]で示される
β−カルボリン−3−オキサジアゾリル誘導体。 - 【請求項2】4−メトキシメチル−5−ベンジルオキシ
−3−[5−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル]−β−カルボリンである、特許請求の範囲
第1項記載の化合物。 - 【請求項3】4−メトキシメチル−5−ベンジルオキシ
−3−[5−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾー
ル)−イル]−β−カルボリンである、特許請求の範囲
第1項記載の化合物。 - 【請求項4】3−[5−(3−エチル−1,2,4−オキサ
ジアゾール)−イル]−5−イソプロポキシ−β−カル
ボリンである、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - 【請求項5】3−[5−(3−エチル−1,2,4−オキサ
ジアゾール)−イル]−4−メチル−5−メトキシメチ
ル−β−カルボリンである、特許請求の範囲第1項記載
の化合物。 - 【請求項6】一般式(I): [式中、Xは (但し、RはH、低級アルキル基又はシクロアルキル基
である)から構成される群から選択されたオキサジアゾ
リル基であり、 R4はH、低級アルキル基又は低級アルコキシアルキル基
であり、 RAは低級アルキル基;SCH3;SC2H5;OR15(但し、R15は低
級アルキル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基
又はベンジル基である);CH2OR17(但し、R17はHであ
るか又は低級アルキル基又はフェニル基である);C≡C
−CH2N(CH3)2;又は (但し、R18は低級アルキル基である)であり、 化合物(I)は1又は2個のRA基を有することができる
が、その際Xは、R4がメチル基を表わしかつRAが6−第
三ブチル基または6−(3−メチル−ブト−1−イル)
基を表わす場合には、3−エチル−1,2,4−オキサジア
ゾール−5−イル基であることができない]で示される
β−カルボリン−3−オキサジアゾリル誘導体の製造法
において、一般式(II): [式中、R4及びRAは前記のものを表わす]で示される化
合物を、式(III): [式中、Rは前記のものを表わす]で示される化合物と
反応させ、Xが (但し、Rは前記のものを表わす)であるような一般式
(I)の化合物を形成させることを特徴とする、一般式
(I)のβ−カルボリン−3−オキサジアゾリル誘導体
の製造法。 - 【請求項7】一般式(I): [式中、Xは (但し、RはH、低級アルキル基又はシクロアルキル基
である)から構成される群から選択されたオキサジアゾ
リル基であり、 R4はH、低級アルキル基又は低級アルコキシアルキル基
であり、 RAは低級アルキル基;SCH3;SC2H5;OR15(但し、R15は低
級アルキル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基
又はベンジル基である);CH2OR17(但し、R17はHであ
るか又は低級アルキル基又はフェニル基である);C≡C
−CH2N(CH3)2;又は (但し、R18は低級アルキル基である)であり、 化合物(I)は1又は2個のRA基を有することができる
が、その際Xは、R4がメチル基を表わしかつRAが6−第
三ブチル基または6−(3−メチル−ブト−1−イル)
基を表わす場合には、3−エチル−1,2,4−オキサジア
ゾール−5−イル基であることができない]で示される
β−カルボリン−3−オキサジアゾリル誘導体の製造法
において、一般式(VII): [式中、R4及びRAは前記のものを表わす]で示される化
合物をNH2OHと反応させ、式(VIII): [式中、R4及びRAは前記のものを表わす]で示される化
合物を形成させ、この式(VIII)の化合物を、一般式
(IX): (RCO)2O (IX) [式中、Rは前記のものを表わす]で示される化合物と
反応させることによって、Xが (但し、Rは前記のものを表わす)であるような式
(I)の化合物を形成させることを特徴とする、一般式
(I)のβ−カルボリン−3−オキサジアゾリル誘導体
の製造法。 - 【請求項8】精神安定剤において、一般式(I): [式中、Xは (但し、RはH、低級アルキル基又はシクロアルキル基
である)から構成される群から選択されたオキサジアゾ
リル基であり、 R4はH、低級アルキル基又は低級アルコキシアルキル基
であり、 RAは低級アルキル基;SCH3;SC2H5;OR15(但し、R15は低
級アルキル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基
又はベンジル基である);CH2OR17(但し、R17はHであ
るか又は低級アルキル基又はフェニル基である);C≡C
−CH2N(CH3)2;又は (但し、R18は低級アルキル基である)であり、 化合物(I)は1又は2個のRA基を有することができる
が、その際Xは、R4がメチル基を表わしかつRAが6−第
三ブチル基または6−(3−メチル−ブト−1−イル)
基を表わす場合には、3−エチル−1,2,4−オキサジア
ゾール−5−イル基であることができない]で示される
β−カルボリン−3−オキサジアゾリル誘導体を製薬学
的に認容性の担持剤との混合物又は組合せ物の形で含有
することを特徴とする、精神安定剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DK2400/84 | 1984-05-15 | ||
DK2400/84A DK240084D0 (da) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | New beta-carboline-3-oxadiazolyl derivatives |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6140283A JPS6140283A (ja) | 1986-02-26 |
JPH08825B2 true JPH08825B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=8112111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60101661A Expired - Lifetime JPH08825B2 (ja) | 1984-05-15 | 1985-05-15 | 新規β―カルボリン―3―オキサジアゾリル誘導体、その製造法及び該化合物を含有する精神安定剤 |
Country Status (15)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4645773A (ja) |
EP (1) | EP0161574B1 (ja) |
JP (1) | JPH08825B2 (ja) |
AT (1) | ATE51622T1 (ja) |
AU (1) | AU581434B2 (ja) |
DE (1) | DE3576955D1 (ja) |
DK (1) | DK240084D0 (ja) |
ES (2) | ES8703150A1 (ja) |
FI (1) | FI85474C (ja) |
GR (1) | GR851145B (ja) |
HU (1) | HU195507B (ja) |
IE (1) | IE58115B1 (ja) |
IL (1) | IL75115A (ja) |
NO (1) | NO161564C (ja) |
ZA (1) | ZA853719B (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NZ194747A (en) * | 1979-08-29 | 1988-11-29 | Schering Ag | 9h-pyrido(3,4-b)indol-3-ylcarboxylic acid derivatives |
DE3535928A1 (de) * | 1985-10-04 | 1987-04-09 | Schering Ag | Tetrahydro-(beta)-carboline, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als arzneimittel |
DE3540653A1 (de) * | 1985-11-13 | 1987-05-14 | Schering Ag | Neue 3-oxadiazol- und 3-carbonsaeure-ss-carbolinderivate, ihre herstellung und ihre verwendung als arzneimittel |
DE3545776A1 (de) * | 1985-12-20 | 1987-06-25 | Schering Ag | 5-aminoalkyl-ss-carbolinderivate, ihre herstellung und ihre verwendung als arzneimittel |
DE3608089A1 (de) * | 1986-03-08 | 1987-09-10 | Schering Ag | Heteroaryl-oxy-ss-carbolinderivate, ihre herstellung und ihre verwendung als arzneimittel |
IL87563A (en) * | 1987-08-28 | 1993-08-18 | Schering Ag | Isoxazole-b-carboline derivatives, processes for the preparation thereof and pharmaceutical compositions containing the same |
US5543519A (en) * | 1991-06-15 | 1996-08-06 | Schering Aktiengesellschaft | 3-aryl or 3-hetaryl-β-carbolines, their production and use in pharmaceutical agents |
DE4120109A1 (de) * | 1991-06-15 | 1992-12-17 | Schering Ag | 3-aryl- oder 3-hetaryl-(beta)-carboline, deren herstellung und verwendung in arzneimitteln |
DE4130933A1 (de) * | 1991-09-13 | 1993-03-18 | Schering Ag | Neue (beta)-carbolinderivate, deren herstellung und verwendung in arzneimitteln |
DE60234057D1 (de) | 2001-07-25 | 2009-11-26 | Raptor Pharmaceutical Inc | Zusammensetzungen und verfahren zur modulation des transports durch die blut-hirn-schranke |
EP2392258B1 (en) | 2005-04-28 | 2014-10-08 | Proteus Digital Health, Inc. | Pharma-informatics system |
US8795627B2 (en) | 2007-03-21 | 2014-08-05 | Raptor Pharmaceuticals Inc. | Treatment of liver disorders by administration of RAP conjugates |
AU2010216512B2 (en) | 2009-02-20 | 2016-06-30 | 2-Bbb Medicines B.V. | Glutathione-based drug delivery system |
WO2010129819A2 (en) | 2009-05-06 | 2010-11-11 | Laboratory Skin Care, Inc. | Dermal delivery compositions comprising active agent-calcium phosphate particle complexes and methods of using the same |
FR2953838B1 (fr) * | 2009-12-10 | 2012-02-24 | Sanofi Aventis | Derives de 9h-beta-carboline (ou 9h-pyridino[3,4-b]indole) trisubstitues, leur preparation et leur utilisation therapeutique |
FR2953837B1 (fr) * | 2009-12-10 | 2012-03-09 | Sanofi Aventis | Derives 9h-pyridino[3,4-b]indole disubstitues, leur preparation et leur utilisation therapeutique |
US20120077778A1 (en) | 2010-09-29 | 2012-03-29 | Andrea Bourdelais | Ladder-Frame Polyether Conjugates |
KR102449360B1 (ko) * | 2017-06-02 | 2022-10-04 | 삼성전기주식회사 | 적층 세라믹 커패시터 및 그 실장 기판 |
WO2020072675A1 (en) | 2018-10-02 | 2020-04-09 | Northwestern University | Beta-carbolines as positive allosteric modulators of the human serotonin receptor 2c (5-ht2c) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3240511A1 (de) | 1982-10-29 | 1984-05-03 | Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen | Verfahren zur herstellung von ss-carbolinderivaten |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57123180A (en) * | 1980-12-17 | 1982-07-31 | Schering Ag | 3-substituted beta-carboline, manufacture and psychotropic drug containing same |
DE3240513A1 (de) * | 1982-10-29 | 1984-05-03 | Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen | Indolderivate, verfahren zu ihrer herstellung und deren verwendung zur weiterverarbeitung |
DE3335323A1 (de) * | 1983-09-27 | 1985-04-04 | Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen | Substituierte ss-carboline, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als arzneimittel |
-
1984
- 1984-05-15 DK DK2400/84A patent/DK240084D0/da not_active Application Discontinuation
-
1985
- 1985-04-30 EP EP85105258A patent/EP0161574B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-04-30 DE DE8585105258T patent/DE3576955D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1985-04-30 AT AT85105258T patent/ATE51622T1/de not_active IP Right Cessation
- 1985-05-07 IL IL75115A patent/IL75115A/xx not_active IP Right Cessation
- 1985-05-13 GR GR851145A patent/GR851145B/el unknown
- 1985-05-13 AU AU42412/85A patent/AU581434B2/en not_active Ceased
- 1985-05-14 NO NO851932A patent/NO161564C/no unknown
- 1985-05-14 HU HU851818A patent/HU195507B/hu not_active IP Right Cessation
- 1985-05-14 ES ES543153A patent/ES8703150A1/es not_active Expired
- 1985-05-15 IE IE120585A patent/IE58115B1/en not_active IP Right Cessation
- 1985-05-15 US US06/734,219 patent/US4645773A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-05-15 ZA ZA853719A patent/ZA853719B/xx unknown
- 1985-05-15 JP JP60101661A patent/JPH08825B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1985-05-15 FI FI851931A patent/FI85474C/fi not_active IP Right Cessation
-
1986
- 1986-01-28 ES ES551337A patent/ES8704492A1/es not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3240511A1 (de) | 1982-10-29 | 1984-05-03 | Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen | Verfahren zur herstellung von ss-carbolinderivaten |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IE58115B1 (en) | 1993-07-14 |
DK240084D0 (da) | 1984-05-15 |
NO851932L (no) | 1985-11-18 |
ES543153A0 (es) | 1987-02-16 |
HU195507B (en) | 1988-05-30 |
EP0161574A2 (en) | 1985-11-21 |
GR851145B (ja) | 1985-11-25 |
JPS6140283A (ja) | 1986-02-26 |
EP0161574A3 (en) | 1987-03-25 |
FI85474C (fi) | 1992-04-27 |
ES8703150A1 (es) | 1987-02-16 |
IL75115A0 (en) | 1985-09-29 |
AU4241285A (en) | 1985-11-21 |
FI851931A0 (fi) | 1985-05-15 |
ZA853719B (en) | 1986-01-29 |
NO161564B (no) | 1989-05-22 |
DE3576955D1 (de) | 1990-05-10 |
HUT37794A (en) | 1986-02-28 |
FI85474B (fi) | 1992-01-15 |
EP0161574B1 (en) | 1990-04-04 |
ATE51622T1 (de) | 1990-04-15 |
ES8704492A1 (es) | 1987-04-16 |
IE851205L (en) | 1985-11-15 |
IL75115A (en) | 1989-07-31 |
ES551337A0 (es) | 1987-04-16 |
FI851931L (fi) | 1985-11-16 |
US4645773A (en) | 1987-02-24 |
NO161564C (no) | 1989-08-30 |
AU581434B2 (en) | 1989-02-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08825B2 (ja) | 新規β―カルボリン―3―オキサジアゾリル誘導体、その製造法及び該化合物を含有する精神安定剤 | |
EP0109921B1 (en) | Benzodiazepine receptors and their preparation | |
US5192770A (en) | Serotonergic alpha-oxoacetamides | |
EP0482939A1 (en) | Isoquinolinone derivative | |
JPH11512443A (ja) | 新規な置換アザ環式またはアザ二環式化合物 | |
JP2010513386A (ja) | キナーゼ阻害剤としてのインドリルマレイミド誘導体 | |
PT87013B (pt) | Processo de preparacao de compostos heterociclicos derivados da quinazolina e da pirazina e de composicoes farmaceuticas que os contem | |
IE913987A1 (en) | New tricyclic compounds | |
JPH11508540A (ja) | 新規の置換アザ環式またはアザ二環式化合物 | |
PL169744B1 (pl) | Sposób wytwarzania nowych pochodnych 4H-pirydo[1,2-a]pirymidynonu-4 PL PL | |
JPS62167779A (ja) | 新規3−オキサジアゾ−ル−および3−カルボン酸−β−カルボリン誘導体、その製法およびこれを含有する、不安解消および抗痙攣作用を有する薬剤 | |
EP0161575B1 (en) | B-carboline-3-carboxylic acid derivatives, method of preparing the same and their use | |
HU192052B (en) | Process for preparing new beta-carboline derivatives and pharmaceutical compositions containing them | |
US4663456A (en) | 2-(substituted piperazinylalkyl)β-carbolines useful in treatment of psychological disorders | |
HUT54365A (en) | Process for producing heterocyclic compounds of serotonin-2 receptor antagonistic activity and pharmaceutical compositions containing them | |
JPS63141980A (ja) | 縮合複素環式テトラヒドロアミノキノリノール | |
JPH0240381A (ja) | 新規縮合ジアゼピノン類、それらの製造方法及びこれらの化合物を含有する医薬組成物 | |
JPS62181278A (ja) | 5,6,7,8―テトラヒドロ―β―カルボリン誘導体及びその製法 | |
DK168764B1 (da) | Tetracycliske indolderivater samt fremgangsmåde til fremstilling af sådanne derivater og farmaceutiske præparater indeholdende disse | |
US4757070A (en) | 3-oxadiazolyl-5-aminoalkyl-beta-carboline derivatives compositions and use | |
HU206209B (en) | Process for producing pyridoindole derivatives and pharmaceutical compositions comprising same as active ingredient | |
EP2041131A1 (en) | Azaindole derivatives with a combination of partial nicotinic acetylcholine receptor agonism and dopamine reuptake inhibition | |
US4418062A (en) | Amino derivatives of chloro nitro amino pyrazines useful as adjuncts to radiation therapy | |
CA1268179C (en) | .beta.-carboline-3-oxadiazolyl derivatives, method of preparing the same and their use | |
JPH06501488A (ja) | テトラ環状イミダゾキナゾリン誘導体、その製造方法及びこれを含有する薬学的組成物 |