JPH088249A - 層間絶縁膜の形成方法 - Google Patents
層間絶縁膜の形成方法Info
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- JPH088249A JPH088249A JP6134399A JP13439994A JPH088249A JP H088249 A JPH088249 A JP H088249A JP 6134399 A JP6134399 A JP 6134399A JP 13439994 A JP13439994 A JP 13439994A JP H088249 A JPH088249 A JP H088249A
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Abstract
あたって、金属配線の段切れを防止する。 【構成】SiO2膜13とBPSG膜14とを交互に積層して形
成した多層の層間絶縁膜15にコンタクト孔15を形成
し、そのコンタクト孔15の側壁を被覆するように、エ
ッチングレートの比較的小さい膜、例えばSiO2膜18を
形成し、その後、自然酸化膜[SiO2膜]19をフッ酸溶
液を用いてエッチング・除去する。そして、スパッタ法
により金属配線を形成する。
Description
間絶縁膜の形成方法に関する。
図5に示すように、半導体基板1上にLOCOS酸化膜
2を形成し、さらにゲート電極3を形成した後に、全面
を覆うようにBPSG膜等から成る層間絶縁膜4を形成し、
その後層間絶縁膜4上にAl配線等を形成していた。し
かしながら、層間絶縁膜4の表面に段差があると、Al
配線の断線等が生じ、多層配線化の障害となっていた。
そこで、デバイスの表面、すなわち層間絶縁膜4を平坦
化する技術が必要であり、その目的を達成するために種
々の技術が開発されている。
チバック法、回転塗布法、CMP法などがある。エッチ
バック法は、Al配線などの上に絶縁膜をCVD法を用
いて形成し、ホトレジストを塗布後、絶縁膜とホトレジ
ストを同時にエッチングし、ホトレジストの表面形状と
同じ平坦化された絶縁膜の形状を得るものであるが、パ
ーティクルが発生し、またスループットが低いなどの欠
点がある。回転塗布法は、有機溶剤に溶かしたSOGを
基板表面に回転塗布し、表面の凹部を埋め込むことによ
り平坦化する技術であるが、そのSOGの膜厚が厚いと
クラックが発生し、また有機溶剤の影響でコンタクト抵
抗が高くなるという欠点がある。CMP法は、研摩剤を
用いて絶縁膜の表面を機械的に研摩し、平坦化する近年
注目されている技術であるが、設備が高価であるという
欠点がある。
坦化技術には種々のものがあるが、上記したような欠点
がある。そこで、本発明は、そのような欠点のない層間
絶縁膜の形成方法を提供することを目的としている。
解決するために、凹凸のある半導体基板上に第1のSiO2
膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上に薄いSi3N4
膜を形成する工程と、前記耐酸化性膜上の全面に多結晶
シリコン膜を形成する工程と、前記多結晶シリコン膜を
エッチバックし前記第1のSiO2膜の凹部に残す工程と、
前記多結晶シリコン膜を熱酸化することにより、前記第
1のSiO2膜の凹部に第2のSiO2膜を形成する工程とを有
し、前記層間絶縁膜が前記第1および第2のSiO2膜から
成ることを特徴としている。
に残した多結晶シリコンを熱酸化すると、その膜厚が約
2倍の第2のSiO2膜が形成されるので、絶縁膜の段差を
小さくし、平坦化を達成できる。
法を図1〜図4を参照しながら説明する。まず、図1に
示すように、半導体基板11上に7000Å程度のLO
COS酸化膜12を形成し、次に4000Å程度の多結
晶シリコンから成るゲート電極13を形成した後に、全
面を覆うように3000Å程度の第1のSiO2膜14を形
成する。このとき、段差が8000Å程度あるとする
と、その上にLPCVD法により、1000Å程度のSi
3N4膜15と4000Å程度の多結晶シリコン膜16を
堆積し、さらに1μm程度のレジスト膜17を塗布す
る。
および多結晶シリコン膜16を、O2+CF4+SF6ガスを用
いて、上記段差の1/2程度までエッチングする。すな
わち、多結晶シリコン膜16を6000Å程度(最初に
多結晶シリコン膜16が露出してからのエッチング量)
エッチングする。これにより、多結晶シリコン膜16
は、第1のSiO2膜14の凹部に残る。ここで、Si3N4膜
15はエッチングの終点検出に利用している。なお、レ
ジスト膜17の代わりに、SOG膜を使用してエッチバ
ックしてもよい。
ト膜17を除去する。そして、図4に示すように、多結
晶シリコン膜16を950℃〜1000℃で熱酸化する
ことにより、SiO2膜に変化させ、第2のSiO2膜18を形
成する。第2のSiO2膜18は、多結晶シリコン膜16の
膜厚の2倍程度になるので、第1のSiO2膜14および第
2のSiO2膜18から成る層間絶縁膜19の段差は非常に
小さくなる。ここで、第1のSiO2膜14上にSi3N4膜1
5があるので、O2の拡散によってゲート電極13が酸化
されるのが防止される。なお、酸化温度が低いか、第1
のSiO2膜14がある程度厚ければ、このSi3N4膜15の
形成を省略できる。
ンタクト孔を形成し、層間絶縁膜19上にAl配線等を
形成する。このように、本発明によれば、前記第1のSi
O2膜14の凹部に多結晶シリコン16を残し、その多結
晶シリコン16を熱酸化することにより、その膜厚が約
2倍の第2のSiO2膜が形成しているので、段差の非常に
小さい層間絶縁膜19を形成することができる。
半導体基板11上に形成した第1のSiO2膜14の凹部に
多結晶シリコン16を残し、その多結晶シリコン16を
熱酸化することにより、その膜厚を約2倍とした第2の
SiO2膜が形成し、その第1のSiO2膜14と第2のSiO2膜
18とで層間絶縁膜19を構成しているので段差の非常
に小さい層間絶縁膜が得られるとともに、従来の方法で
問題となったクラックの発生やコンタクト抵抗の増大等
を抑止することができる。
を説明する第1の断面図である。
を説明する第2の断面図である。
を説明する第3の断面図である。
を説明する第4の断面図である。
断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 多層配線における層間絶縁膜の形成方法
において、 凹凸のある基体上に第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜上の全面に半導体膜を形成する工程
と、 前記半導体膜をエッチバックし前記第1の絶縁膜の凹部
に残す工程と、 前記半導体膜を熱酸化することにより、前記第1の絶縁
膜の凹部に第2の絶縁膜を形成する工程とを有し、前記
層間絶縁膜が前記第1および第2の絶縁膜から成ること
を特徴とした層間絶縁膜の形成方法。 - 【請求項2】 多層配線における層間絶縁膜の形成方法
において、 凹凸のある基体上に第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜上に耐酸化性膜を形成する工程と、 前記耐酸化性膜上の全面に半導体膜を形成する工程と、 前記半導体膜をエッチバックし前記第1の絶縁膜の凹部
に残す工程と、 前記半導体膜を熱酸化することにより、前記第1の絶縁
膜の凹部に第2の絶縁膜を形成する工程とを有し、前記
層間絶縁膜が前記第1および第2の絶縁膜から成ること
を特徴とした層間絶縁膜の形成方法。 - 【請求項3】 多層配線における層間絶縁膜の形成方法
において、 凹凸のある半導体基板上に第1のSiO2膜を形成する工程
と、 前記第1の絶縁膜上に薄いSi3N4膜を形成する工程と、 前記耐酸化性膜上の全面に多結晶シリコン膜を形成する
工程と、 前記多結晶シリコン膜をエッチバックし前記第1のSiO2
膜の凹部に残す工程と、 前記多結晶シリコン膜を熱酸化することにより、前記第
1のSiO2膜の凹部に第2のSiO2膜を形成する工程とを有
し、前記層間絶縁膜が前記第1および第2のSiO2膜から
成ることを特徴とした層間絶縁膜の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6134399A JPH088249A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 層間絶縁膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6134399A JPH088249A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 層間絶縁膜の形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH088249A true JPH088249A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15127494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6134399A Pending JPH088249A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 層間絶縁膜の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088249A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08204150A (ja) * | 1995-01-30 | 1996-08-09 | Nec Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
KR100230386B1 (ko) * | 1996-11-22 | 1999-11-15 | 윤종용 | 금속 층간절연막 형성방법 |
-
1994
- 1994-06-16 JP JP6134399A patent/JPH088249A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08204150A (ja) * | 1995-01-30 | 1996-08-09 | Nec Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
KR100230386B1 (ko) * | 1996-11-22 | 1999-11-15 | 윤종용 | 금속 층간절연막 형성방법 |
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