JPH0882480A - 鋳鉄溶解炉 - Google Patents

鋳鉄溶解炉

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Publication number
JPH0882480A
JPH0882480A JP21900594A JP21900594A JPH0882480A JP H0882480 A JPH0882480 A JP H0882480A JP 21900594 A JP21900594 A JP 21900594A JP 21900594 A JP21900594 A JP 21900594A JP H0882480 A JPH0882480 A JP H0882480A
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JP
Japan
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tap hole
sealing plug
refractory
taphole
furnace body
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Application number
JP21900594A
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English (en)
Inventor
Haruyoshi Hirano
春好 平野
Hidetoshi Hirai
秀敏 平井
Hiroshi Kobayashi
宏 小林
Yuji Kamiya
雄二 神谷
Hiroichi Shirakawa
博一 白川
Hiroyuki Tsuruoka
洋幸 鶴岡
Makoto Chokai
誠 鳥海
Minoru Takahane
年 高羽
Hiroyuki Tanaka
博之 田中
Hirotoshi Murata
博敏 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Teisan KK
Toyota Motor Corp
Naniwa Roki Co Ltd
Original Assignee
Teisan KK
Toyota Motor Corp
Naniwa Roki Co Ltd
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 円筒状で溶解時に回転される鋳鉄溶解炉にお
ける出湯作業を容易に行いえるようにする。 【構成】 耐火物若しくは高融点金属製の封栓21をモ
ルタルを塗布して出湯孔19にあらかじめ装填し、出湯
に際して、封栓21の凹部21bに装脱用工具24の先
端部24aを係合させ、基端の把持部24bで装脱用工
具24を牽引して、封栓21を出湯孔19から除去する
構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属、とりわけ鋳鉄溶
煉用の鋳鉄溶解炉に係り、詳しくは、出湯孔を塞ぐ封栓
の除去を容易とする鋳鉄溶解炉に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、効率的な溶湯の攪拌のため炉体を
回転する鋳鉄溶解炉が、例えば「鋳物」第64巻(19
92)第11号第812〜815頁、「鋳鍛造と熱処
理」(1991)8月号第1〜4頁及び「鋳鍛造と熱処
理」(1991)12月号第1〜6頁に記載されてい
る。この鋳鉄溶解炉では、両端開口の円筒状をなす炉体
を円筒軸心を中心に回転させつつ一方の開口に装置した
バーナの燃焼炎により原材料を溶解している。そして、
出湯に際しては炉体の端壁に形成した出湯孔が下側に位
置するように炉体の位相が調整される。
【0003】ここで、上記出湯孔には、あらかじめベン
トナイト(結合材)、デンプン(粘材)等を添加し混練
された生砂による封栓が詰め込まれており、出湯に先立
って上記封栓を除去する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の生砂による封栓
は、先端に鋭利な円形刃を有した専用棒を出湯孔に挿入
して封栓を突き砕き、その破砕粉をかき出すことにより
除去するものである。しかし、上記封栓は、結合材によ
ってかなり強固に硬化されており、これを砕破するに
は、相当の時間と労力を要し、加えて炉体からは輻射熱
が発しており、作業者には極めて過酷な作業となる。
【0005】また、封栓を砕破するとき、専用棒が出湯
孔壁に当たって出湯孔壁が削り取られ、これを何回も繰
り返すうちには、出湯孔を損傷するおそれがある。更
に、従来の封栓は、その都度、生砂を塊状にして詰め込
まなければならず、作業は極めて煩わしい。本発明は、
上述した実情に鑑みてなされたもので、出湯孔を損傷す
ることなく、出湯作業を容易に行い得るとともに、1回
だけの使用に止まらず繰り返し使用が可能な出湯孔の開
閉技術の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、両端
に開口をもつほぼ円筒状で、円筒軸心を中心に回転可能
かつ該円筒軸心と直交する水平軸心を中心に傾動可能に
保持され、一方の上記開口がバーナを装備した蓋部材の
取付口とされ、他方の開口が原材料装入口及び排気通路
とされた耐火物製の炉体と、該炉体の端壁に上記円筒軸
心に対して開脚状に延び、かつ先拡がりのテーパ孔に形
成された少なくとも一つの出湯孔と、該出湯孔と目地剤
を介して密合する截頭円錐形をなし、基端部には装脱用
工具と係脱する係合部が形成された耐火物若しくは高融
点金属よりなる封栓とを具備する。
【0007】好適な態様において、上記封栓の係合部
は、ねじ又は鉤状の凹部で構成することができる。請求
項2の発明は、上記炉体と、該炉体の端壁に上記円筒軸
心に対して開脚状に延びる少なくとも一つの出湯孔と、
該出湯孔の全断面積を包含して該出湯孔軸心と交差する
スリットと、該スリットに摺動可能に挿嵌され、その摺
動変位によって該出湯孔を開閉する耐火物若しくは高融
点金属よりなるシャッタ部材とを具備する。
【0008】上記シャッタ部材は、人力操作又は油圧シ
リンダ、電動モータ等のアクチュエータを連結して操作
することができる。ここで、耐火物は、セラミックを含
む。また、出湯孔壁は、スラグに対する耐食性の良好な
例えば炭素質耐火物で形成する。
【0009】
【作用及び効果】請求項1の発明によれば、封栓は、溶
解工程の前に出湯孔と目地剤を介して接着により密合さ
れる。出湯の際には、係合部に装脱用工具の先端を係合
し、該装脱用工具を牽引することによって出湯孔より抜
くことができる。また、封栓は耐火物若しくは高融点金
属のため、繰り返し使用が可能となる。
【0010】また、棒で突く作業でないから、出湯孔を
損傷しない。請求項2の発明において、シャッタ部材
は、出湯孔軸心と交差するスリットに挿嵌され、同方向
に摺動するように操作して出湯孔を開閉する。また、常
設のため繰り返し使用が可能であるとともに、出湯に際
し出湯孔壁と何ら干渉するものでないため出湯孔を損傷
しない。
【0011】
【実施例】以下、図に基づいて本発明の第1実施例に係
る鋳鉄溶解炉を説明する。図1〜図5に示す第1実施例
の鋳鉄溶解炉は、請求項1及び3の発明を具体化してい
る。炉体10は、両端にコニカル部を有する円筒形で、
炉壁にSiO2 、Al2 3 系酸化ラミング材のライニ
ングが施された耐火物9と、この耐火物9の外周を緊縛
するステンレス厚板8とからなる。一端の開口10a
(図3)は、独立した駆動機構によって係脱されるバー
ナ11の取付口であると同時に、操業終了時の除滓口を
も兼ねており、他端の開口10bは原材料の装入口で、
操業中は排ガスをダクト1へ導く通路としても機能す
る。
【0012】炉体10は、架台12上において、円筒軸
心Xを中心に回転可能とされており、具体的には、モー
タ13に連結された一対の駆動ローラ14、14、これ
と対称配置された一対の被動ローラ15、15(図2)
及び回転軸高さに配置された各一対の補助ローラ16、
16によって支承されている。そして、炉体10を含む
架台12は更に地面に立設した一対の支持壁17,17
によって円筒軸心Xと直交する水平軸心Yを中心に傾動
するように支持されている。傾動の駆動手段は、油圧若
しくは電動機構のいずれでもかまわないが、ここでは、
先端が水平軸心Yから回転軸心X方向に離間した位置で
架台12に枢支され、筒部を支持壁17に回動自在に支
持された油圧シリンダ18によっている。
【0013】また、開口10aより外周のコニカル部か
らは、対称に一対の出湯孔19が回転軸心Xに対して開
脚状に貫設されている。出湯孔19の周壁部は、炉壁と
一体の耐火物10で構成してもよいが、ここでは黒鉛れ
んが、炭化けい素(SiC)耐火物等の炭素質耐火物製
の周壁材20で形成している。具体的には、出湯孔19
を設ける炉体10のコニカル部内壁に、出湯孔19の周
壁を形成するための凹所を形成し、あらかじめ出湯孔1
9となる貫通孔を設けた周壁材20をモルタルを塗布し
て該凹所に嵌合する。また、出湯孔19は、先拡がりで
炉内側ほど狭くなるテーパ孔に形成され、溶解工程の前
に図4(A)及び図4(B)に拡大して示すような截頭
円錐形の封栓21を装填して閉塞される。
【0014】封栓21は、炉壁の耐火物9と同質の耐火
物若しくは出湯孔壁の周壁材20と同質の耐火物で形成
され、出湯孔19へはモルタル等の目地剤を塗布して密
合される。この場合、封栓21は、出湯孔19のテーパ
状に対応した先細り状に形成されている。このテーパの
比は、封栓21の抜去に要する力を考慮して選択され
る。
【0015】封栓21の基部21aには、図4(A)に
示すように、棒状の装脱用工具24の先端部24aと係
合される鉤状の凹部21bが形成されている。詳細に
は、装脱用工具24の先端部24aはT字の板状をな
し、凹部21bは図4(B)に示すように、先端部24
aの厚みと合致した横一の入口部22aと、該入口部2
2aの幅方向両側に広がった奥溝部22bとからなる。
従って、先端部24aを入口部22aより奥溝部22b
へ挿入し、装脱用工具24をほぼ90°回転すること
で、図5に示すように先端部24aを凹部21bに係合
することができる。凹部21bは本発明の係合部を構成
している。
【0016】鋳鉄回転炉は概ね上述のごとき構成を有し
ており、溶解の前に、封栓21に上記したモルタルを塗
布して出湯孔19に装填する。この装填作業も装脱用工
具24を用いて行われる。即ち、封栓21の凹部21b
に先端部24aを挿入して装脱用工具24で封栓21を
保持し、その状態で封栓21の表面にモルタルが塗布
し、このモルタルが塗布された封栓21を出湯孔19に
挿入し、基部21aを装脱用工具24の先端部24aで
押圧すればよい。
【0017】封栓21の装填後、炉体10を左回りに傾
動させて二点鎖線P1に示すように上記開口10bを昇
動させる。そして、該開口10bと切出口とが例えば伸
縮可能な樋体によって橋絡されると、自動的に切出され
る原材料は、該樋体を介して炉体10内へ装入される。
この後、炉体10を水平に維持してバーナ11を開口1
0aに係合する。そしてバーナ11に着火し、燃料と酸
素との所定割合の下、炉体10内の原材料を溶解する。
このとき、炉体10を回転させることにより、原材料及
び溶湯の効率的な攪拌と熱移動とを行う。この間、炉体
10内は、排気ガスが開口11bからダクト1を介して
排気され、ほぼ気密状態に維持される。
【0018】出湯に際しては、先ず、各出湯孔19が水
平になるように炉体10の位相を調整し、その後、図5
に示すように、封栓21の凹部21bに装脱用工具24
の先端部24aを係合させ、基端の把持部24bで装脱
用工具24を手前に引く。このため、装填の際のモルタ
ルによる出湯孔壁と封栓21との密合が解かれ、封栓2
1を出湯孔19から容易に抜去することができる。
【0019】また、封栓21は、砕破するものでないた
め、繰り返し使用が可能となるとともに、出湯孔壁の損
傷を回避することができる。なお、出湯孔19の周壁材
20を構成する炭素質耐火物は、耐食性が良好とされ、
スラグを容易に除去できるようにしている。このように
本実施例では、封栓21を耐火物で形成してモルタル等
の接着剤としての目地剤によって出湯孔19に装填する
ようにしたので、繰り返しの使用を可能とするととも
に、出湯孔の損傷を回避し、出湯作業を容易に行うこと
ができる。
【0020】なお、上記実施例では、封栓21を抜去す
るための係合部として、基部21aに凹部21bを形成
したが、基部21aにねじを形成してもよい。この場合
のねじは、直接に封栓21に形成してもよいが、ねじを
形成した別の金属部材を封栓21に嵌合させてもよい。
そして、装脱用工具24の先端部24は、金属部材に形
成した雄ねじ若しくは雌めじに対応したねじを形成す
る。
【0021】また、封栓21はタングステン、モリブデ
ン等の高融点金属で形成してもよい。このような封栓2
1では、耐火物の場合の欠け等の問題を生じることな
く、長期の使用が可能となる。 〔第2実施例〕本発明の請求項2,3を具現する第2実
施例では、図6に示すように、出湯孔19には該出湯孔
19の全断面積を包含するスリット28が該出湯孔軸心
と交差している。そして、スリット28には直動操作可
能なシャッタ部材26が挿嵌されている。シャッタ部材
26は、出湯孔19と合致する通孔26aを有すると共
に、基端側の操作用部27を炉外に延在しており、例え
ば人力により操作することができる。シャッタ部材26
は、例えば出湯孔壁の周壁材20と同質の炭素質耐火物
で形成され、その炭素成分により周壁材20との摩擦係
数が小さくなるようにして摺動性を良好としている。更
に、両者の摺動面を滑面処理すればさらに摺動性が改善
される。なお、シャッタ部材26には、先端と操作用部
側に摺動量を定めるストッパ26b,26cが形成され
ている。
【0022】この鋳鉄溶解炉のシャッタ部材26は、燃
焼溶解工程中、出湯孔19を塞いでおり、出湯工程で、
例えば操作用部27を把持し、ここでは押すことによ
り、通孔26aと出湯孔19とが連通して、溶湯の出湯
が可能となる。出湯終了後は、シャッタ部材26を引け
ば、出湯孔19を塞ぐことができる。このように出湯孔
19を開閉するシャッタ部材26に該出湯孔19と合致
する通孔26aを設けた鋳鉄回転炉によれば、通孔26
aの内壁が出湯孔19の周壁の一部となり、スリット2
8への溶湯の侵入を阻止してスリット28の目詰まりが
ないという利点がある。
【0023】また、シャッタ部材26は第1実施例の封
栓21のように出湯孔に装填するものでないため、出湯
孔内に溶湯が侵入し溶湯温度を低下させるおそれがある
が、出湯孔19の周壁材20を炭素質耐火物で形成して
いるため、出湯孔内の溶湯の保温効果が高く、温度低下
を防止して良質な溶湯を得ることができる。更に、出湯
孔19は、第1実施例とは逆に外側が狭く炉内へ近づく
ほど広がるテーパ状に形成されている。このため、出湯
孔19の周壁に付着したスラグの除去作業が容易とな
る。勿論、周壁材20が炭素質耐火物のため、スラグに
対する耐食性を保持し、出湯孔19の形状崩れにも対処
している。
【0024】なお、シャッタ部材26も高融点金属で形
成することもできる。この場合、操作用部27には断熱
材を使用する。この金属製のシャッタ部材26を用いた
実施例では、シャッタ部材26の耐久性が向上する。な
お、シャッタ部材26は、人力で操作するものに限定す
ることなく、油圧、電動モータ等のアクチュエータを用
いたり、シャッタ部材26にギヤ等の手動操作機構を付
加するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る鋳鉄溶解炉を示す側
面図である。
【図2】同第1実施例に係る鋳鉄溶解炉の正面図であ
る。
【図3】同第1実施例に係る鋳鉄溶解炉の炉体を示す断
面図である。
【図4】同第1実施例に係る鋳鉄溶解炉の出湯孔に装填
する封栓を示す断面図(A)及び正面図(B)である。
【図5】上記封栓を除去する様子を示す説明図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る鋳鉄溶解炉の出湯孔
部分を示す断面図である。
【符号の説明】
10…炉体 19…出湯孔 2
1…封栓 26…シャッタ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591181089 株式会社ナニワ炉機研究所 大阪府八尾市上尾町5丁目1番地の8 (72)発明者 平野 春好 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 平井 秀敏 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 小林 宏 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 神谷 雄二 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 白川 博一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 鶴岡 洋幸 東京都江東区東雲1丁目9番1号 テイサ ン株式会社本社分室内 (72)発明者 鳥海 誠 東京都江東区東雲1丁目9番1号 テイサ ン株式会社本社分室内 (72)発明者 高羽 年 名古屋市中区正木4丁目8番7号(れんが 橋ビル4F) テイサン株式会社中部事業 所内 (72)発明者 田中 博之 名古屋市中区正木4丁目8番7号(れんが 橋ビル4F) テイサン株式会社中部事業 所内 (72)発明者 村田 博敏 大阪府八尾市上尾町5丁目1番地の8 株 式会社ナニワ炉機研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端に開口をもつほぼ円筒状で、円筒軸心
    を中心に回転可能かつ該円筒軸心と直交する水平軸心を
    中心に傾動可能に保持され、一方の上記開口がバーナを
    装備した蓋部材の取付口とされ、他方の開口が原材料装
    入口及び排気通路とされた耐火物製の炉体と、 該炉体の端壁に上記円筒軸心に対して開脚状に延び、か
    つ先拡がりのテーパ孔に形成された少なくとも一つの出
    湯孔と、 該出湯孔と目地剤を介して密合する截頭円錐形をなし、
    基端部には装脱用工具と係脱する係合部が形成された耐
    火物若しくは高融点金属よりなる封栓とを具備したこと
    を特徴とする鋳鉄溶解炉。
  2. 【請求項2】両端に開口をもつほぼ円筒状で、円筒軸心
    を中心に回転可能かつ該円筒軸心と直交する水平軸心を
    中心に傾動可能に保持され、一方の上記開口がバーナを
    装備した蓋部材の取付口とされ、他方の開口が原材料装
    入口及び排気通路とされた耐火物製の炉体と、 該炉体の端壁に上記円筒軸心に対して開脚状に延びる少
    なくとも一つの出湯孔と、 該出湯孔の全断面積を包含して該出湯孔軸心と交差する
    スリットと、 該スリットに摺動可能に挿嵌され、その摺動変位によっ
    て該出湯孔を開閉する耐火物若しくは高融点金属よりな
    るシャッタ部材とを具備したことを特徴とする鋳鉄溶解
    炉。
JP21900594A 1994-09-13 1994-09-13 鋳鉄溶解炉 Pending JPH0882480A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020037181A (ko) * 2000-11-13 2002-05-18 이구택 전기로 출탕구 보수장치
JP2012502247A (ja) * 2008-09-05 2012-01-26 シュトピンク・アクティーエンゲゼルシャフト 銅陽極炉及びその操作方法

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