JPH088205Y2 - 機械式駐車装置 - Google Patents
機械式駐車装置Info
- Publication number
- JPH088205Y2 JPH088205Y2 JP6563390U JP6563390U JPH088205Y2 JP H088205 Y2 JPH088205 Y2 JP H088205Y2 JP 6563390 U JP6563390 U JP 6563390U JP 6563390 U JP6563390 U JP 6563390U JP H088205 Y2 JPH088205 Y2 JP H088205Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- remote controller
- door
- code number
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Traffic Control Systems (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両を乗せる多数のパレットを移動させる
ようにした機械式駐車装置に関し、特に、車両入庫時の
パレットの呼出し及び出庫時の入出庫口ドアの開閉をリ
モートコントロールにより操作できるようにしたものに
関する。
ようにした機械式駐車装置に関し、特に、車両入庫時の
パレットの呼出し及び出庫時の入出庫口ドアの開閉をリ
モートコントロールにより操作できるようにしたものに
関する。
(従来の技術) 従来より、装置での各種の切換えや調整等のための操
作を装置から離れた位置で行い得るようにするリモート
コントロールシステムは知られている。すなわち、この
システムは、装置本体とは別個に、赤外線や電磁波等に
より操作に対応した所定のパルス信号を発信するリモー
トコントローラを設ける一方、装置本体には上記パルス
信号を受信可能な受信器と、各種駆動を行うアクチュエ
ータとを設け、リモートコントローラから発信されたパ
ルス信号に基づいて装置本体のアクチュエータを作動さ
せることで、その操作を行うようになっている。
作を装置から離れた位置で行い得るようにするリモート
コントロールシステムは知られている。すなわち、この
システムは、装置本体とは別個に、赤外線や電磁波等に
より操作に対応した所定のパルス信号を発信するリモー
トコントローラを設ける一方、装置本体には上記パルス
信号を受信可能な受信器と、各種駆動を行うアクチュエ
ータとを設け、リモートコントローラから発信されたパ
ルス信号に基づいて装置本体のアクチュエータを作動さ
せることで、その操作を行うようになっている。
このようなリモートコントロールシステムの一例とし
て、従来、荷物を載置する多数の移動可能なパレットを
備えた立体倉庫において、例えばフォークリフトに乗っ
た作業者がリモートコントローラを持ち、このリモート
コントローラからパレット番号に対応する所定の信号を
発信させることにより、そのパレットを直接、荷物移載
位置に呼び出すようにしたもの、或いは家庭用ガレージ
のシャッターを屋外からリモートコントロールにより開
閉するようにしたものがある。
て、従来、荷物を載置する多数の移動可能なパレットを
備えた立体倉庫において、例えばフォークリフトに乗っ
た作業者がリモートコントローラを持ち、このリモート
コントローラからパレット番号に対応する所定の信号を
発信させることにより、そのパレットを直接、荷物移載
位置に呼び出すようにしたもの、或いは家庭用ガレージ
のシャッターを屋外からリモートコントロールにより開
閉するようにしたものがある。
(考案が解決しようとする課題) ところで、車両を載置する多数のパレットを建築物内
の駐車空間に備え、このパレットをリフトやエレベータ
等で移動させて、車両の入庫及び出庫を管理するように
した機械式駐車装置においては、運転者の各々が使用す
る指定パレットの車両入出庫口への呼出しや入出庫口ド
アの開閉操作は、通常、建築物壁部の運転盤で操作する
ことで行われるようになされている。このため、例えば
車両入庫時に運転者が指定パレットを入出庫口に呼び出
す場合には、一旦、車から降りて建築物の運転盤を操作
する必要があり、その操作が面倒であった。特に、屋外
に設置された駐車装置では、降雨時等であっても降車せ
ねばならず、運転者の負担が大きい。また、逆に、出庫
時には、入出庫口から乗車のまま出た後、該入出庫口の
ドアを閉じるために一旦、車を降りる手間を要し、やは
り同様の手間がある。
の駐車空間に備え、このパレットをリフトやエレベータ
等で移動させて、車両の入庫及び出庫を管理するように
した機械式駐車装置においては、運転者の各々が使用す
る指定パレットの車両入出庫口への呼出しや入出庫口ド
アの開閉操作は、通常、建築物壁部の運転盤で操作する
ことで行われるようになされている。このため、例えば
車両入庫時に運転者が指定パレットを入出庫口に呼び出
す場合には、一旦、車から降りて建築物の運転盤を操作
する必要があり、その操作が面倒であった。特に、屋外
に設置された駐車装置では、降雨時等であっても降車せ
ねばならず、運転者の負担が大きい。また、逆に、出庫
時には、入出庫口から乗車のまま出た後、該入出庫口の
ドアを閉じるために一旦、車を降りる手間を要し、やは
り同様の手間がある。
そこで、上記のリモートコントロールシステムを利用
して、入庫時のパレットの呼出し操作や出庫時のドアの
閉じ操作等を降車せずに行い得るようにすると、その操
作性を向上させることができる。
して、入庫時のパレットの呼出し操作や出庫時のドアの
閉じ操作等を降車せずに行い得るようにすると、その操
作性を向上させることができる。
ところが、その場合、パレットを移動させる機械式駐
車装置では、建築物内で機械が作動する構造であるの
で、高い安全性を確保する必要があり、単にリモートコ
ントロールシステムを採用するだけでは、それを満たす
ことが難しい。例えば、他の駐車装置で使用されるリモ
ートコントローラから操作指令信号を出力された場合
や、いたずらにより操作された場合には、システムが誤
動作する虞れがあり、正確な操作を行い得ない。
車装置では、建築物内で機械が作動する構造であるの
で、高い安全性を確保する必要があり、単にリモートコ
ントロールシステムを採用するだけでは、それを満たす
ことが難しい。例えば、他の駐車装置で使用されるリモ
ートコントローラから操作指令信号を出力された場合
や、いたずらにより操作された場合には、システムが誤
動作する虞れがあり、正確な操作を行い得ない。
本考案は斯かる諸点に鑑み、上記の考えをさらに一歩
押し進めてなされたもので、その目的は、リモートコン
トロールシステムを改良することで、入庫時のパレット
の呼出し操作や出庫時のドアの閉じ操作等をリモートコ
ントロールにより正確に行うようにして、操作性を向上
させることにある。
押し進めてなされたもので、その目的は、リモートコン
トロールシステムを改良することで、入庫時のパレット
の呼出し操作や出庫時のドアの閉じ操作等をリモートコ
ントロールにより正確に行うようにして、操作性を向上
させることにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成すべく、請求項(1)の考案では、
リモートコントローラから発信される信号にコード番号
を入れ、このコード番号が駐車装置独自のコード番号と
一致したときにのみ、その後、入庫時のパレットの呼出
し操作や出庫時のドアの閉じ操作等を実行できるように
した。
リモートコントローラから発信される信号にコード番号
を入れ、このコード番号が駐車装置独自のコード番号と
一致したときにのみ、その後、入庫時のパレットの呼出
し操作や出庫時のドアの閉じ操作等を実行できるように
した。
具体的には、この考案では、建築物にドアにより開閉
される車両入出庫口が開口され、建築物内の駐車空間
に、車両を載置する多数の移動可能なパレットが配設さ
れ、入庫時及び出庫時には所定のパレットを呼び出して
入出庫口に移動させるようにした機械式駐車装置におい
て、上記ドアを開閉するドア開閉手段と、上記パレット
を移動させるパレット駆動手段とを設ける。
される車両入出庫口が開口され、建築物内の駐車空間
に、車両を載置する多数の移動可能なパレットが配設さ
れ、入庫時及び出庫時には所定のパレットを呼び出して
入出庫口に移動させるようにした機械式駐車装置におい
て、上記ドアを開閉するドア開閉手段と、上記パレット
を移動させるパレット駆動手段とを設ける。
また、車両運転者(駐車装置の利用者)の各々に携帯
され、少なくともコード番号を含む所定の信号を発信可
能なリモートコントローラと、上記車両入出庫口周辺の
建築物外面に配置され、上記リモートコントローラが所
定距離範囲以内の位置から信号を発信したときに該信号
を受信する受信器とを設ける。
され、少なくともコード番号を含む所定の信号を発信可
能なリモートコントローラと、上記車両入出庫口周辺の
建築物外面に配置され、上記リモートコントローラが所
定距離範囲以内の位置から信号を発信したときに該信号
を受信する受信器とを設ける。
そして、上記受信器により受信されたリモートコント
ローラからの信号のコード番号を予め設定記憶された駐
車装置固有の基準コード番号と比較して、両コード番号
が一致したときに、入庫時にあっては運転者の指定する
パレットが入出庫口に位置付けられるように上記パレッ
ト駆動手段を作動させ、出庫時にあっては上記ドアが開
閉するようにドア開閉手段を作動させる制御手段を設け
る。
ローラからの信号のコード番号を予め設定記憶された駐
車装置固有の基準コード番号と比較して、両コード番号
が一致したときに、入庫時にあっては運転者の指定する
パレットが入出庫口に位置付けられるように上記パレッ
ト駆動手段を作動させ、出庫時にあっては上記ドアが開
閉するようにドア開閉手段を作動させる制御手段を設け
る。
請求項(2)の考案では、上記リモートコントローラ
からの信号のコード番号と基準コード番号との一致を表
示することで、運転者の注意を喚起する。
からの信号のコード番号と基準コード番号との一致を表
示することで、運転者の注意を喚起する。
すなわち、この考案では、車両入出庫口周辺の建築物
外面に表示手段を配設する。
外面に表示手段を配設する。
そして、制御手段は、受信器により受信されたリモー
トコントローラからの信号のコード信号と駐車装置固有
の基準コード番号とが一致したときに、そのことを上記
表示手段で表示させた後、パレット駆動手段及びドア開
閉手段を作動させるように構成する。
トコントローラからの信号のコード信号と駐車装置固有
の基準コード番号とが一致したときに、そのことを上記
表示手段で表示させた後、パレット駆動手段及びドア開
閉手段を作動させるように構成する。
(作用) 上記の構成により、請求項(1)の考案では、入庫時
に車両運転者がパレットを呼び出す場合、車両入出庫口
前方の所定距離範囲以内の位置から運転者が乗車したま
まリモートコントローラを操作してコード番号の信号を
発信させる。このリモートコントローラからの信号は受
信器により受信され、この受信器で受信された信号のコ
ード番号は制御手段において駐車装置固有の基準コード
番号と比較される。そして、この両コード番号が一致し
ないときには、パレット駆動手段は作動せず、パレット
の呼出しが行われないが、両コード番号が一致したとき
には、パレット駆動手段が作動してパレットが入出庫口
に呼び出される。
に車両運転者がパレットを呼び出す場合、車両入出庫口
前方の所定距離範囲以内の位置から運転者が乗車したま
まリモートコントローラを操作してコード番号の信号を
発信させる。このリモートコントローラからの信号は受
信器により受信され、この受信器で受信された信号のコ
ード番号は制御手段において駐車装置固有の基準コード
番号と比較される。そして、この両コード番号が一致し
ないときには、パレット駆動手段は作動せず、パレット
の呼出しが行われないが、両コード番号が一致したとき
には、パレット駆動手段が作動してパレットが入出庫口
に呼び出される。
一方、逆に、出庫時に車両入出庫口のドアを閉じる場
合、運転者が乗車して入出庫口から出た後、その前方の
所定距離範囲以内の位置で乗車のままリモートコントロ
ーラを操作して信号を発信させる。このリモートコント
ローラからの信号は受信器により受信され、この受信器
で受信された信号のコード番号は制御手段において上記
基準コード番号と比較される。そして、この両コード番
号が一致しないときには、ドア開閉手段は作動せず、ド
アの閉じ操作は行われないが、両コード番号が一致した
ときには、ドア開閉手段が作動してドアが閉じられる。
合、運転者が乗車して入出庫口から出た後、その前方の
所定距離範囲以内の位置で乗車のままリモートコントロ
ーラを操作して信号を発信させる。このリモートコント
ローラからの信号は受信器により受信され、この受信器
で受信された信号のコード番号は制御手段において上記
基準コード番号と比較される。そして、この両コード番
号が一致しないときには、ドア開閉手段は作動せず、ド
アの閉じ操作は行われないが、両コード番号が一致した
ときには、ドア開閉手段が作動してドアが閉じられる。
したがって、このように運転者は乗車したまま入庫時
のパレットの呼出し操作や出庫時のドアの閉じ操作等を
行うことができるので、その操作性を向上させることが
できる。
のパレットの呼出し操作や出庫時のドアの閉じ操作等を
行うことができるので、その操作性を向上させることが
できる。
また、運転者のリモートコントローラから発信された
信号のコード番号が予め設定された駐車装置固有の基準
コード番号と一致しない限りパレットの呼出し及びドア
の閉じ操作がなされない。従って、例えば他の駐車装置
用のリモートコントローラから異なるコード番号の信号
が発信されても、その番号は基準コード番号と一致しな
いので、パレットの呼出し及びドアの閉じ操作は行われ
ない。しかも、受信器は、所定距離以内に離れたリモー
トコントローラからの信号のみを受信するので、運転者
が車両入出庫口前方の所定位置で意思を持って発信操作
したときだけ、パレットの呼出し及びドアの閉じ操作が
行われる。よって、これらの操作を誤動作を招くことな
く正確に行うことができる。
信号のコード番号が予め設定された駐車装置固有の基準
コード番号と一致しない限りパレットの呼出し及びドア
の閉じ操作がなされない。従って、例えば他の駐車装置
用のリモートコントローラから異なるコード番号の信号
が発信されても、その番号は基準コード番号と一致しな
いので、パレットの呼出し及びドアの閉じ操作は行われ
ない。しかも、受信器は、所定距離以内に離れたリモー
トコントローラからの信号のみを受信するので、運転者
が車両入出庫口前方の所定位置で意思を持って発信操作
したときだけ、パレットの呼出し及びドアの閉じ操作が
行われる。よって、これらの操作を誤動作を招くことな
く正確に行うことができる。
請求項(2)の考案では、リモートコントローラから
の信号のコード番号が基準コード番号と一致すると、パ
レットの呼出し及びドアの閉じ操作が行われるのに先立
ち、表示装置が作動して、上記コード番号の一致が表示
される。このため、例えば誤ったコード番号を発信した
ときやリモートコントローラの電源切れ等があると、表
示装置の表示が行われないこととなり、その後の操作が
できなくなるとともに、そのことを運転者に喚起するこ
とができる。
の信号のコード番号が基準コード番号と一致すると、パ
レットの呼出し及びドアの閉じ操作が行われるのに先立
ち、表示装置が作動して、上記コード番号の一致が表示
される。このため、例えば誤ったコード番号を発信した
ときやリモートコントローラの電源切れ等があると、表
示装置の表示が行われないこととなり、その後の操作が
できなくなるとともに、そのことを運転者に喚起するこ
とができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図及び第4図は本考案を機械式駐車装置としての
垂直循環式駐車装置に適用した実施例の全体構成を示
し、1は建築物としての駐車塔で、この駐車塔1の内部
には駐車空間が形成されている。駐車塔1の下端(1階
部分)の前壁には車両入出庫口2が開口され、この入出
庫口2には例えば上方にスライドして入出庫口2を開放
するスライドドア3が配設され、このドア3はドア開閉
手段としてのドアモータ4(第1図に示す)に駆動連結
されており、ドアモータ4の作動によりドア3が入出庫
口2を開閉するようになっている。
垂直循環式駐車装置に適用した実施例の全体構成を示
し、1は建築物としての駐車塔で、この駐車塔1の内部
には駐車空間が形成されている。駐車塔1の下端(1階
部分)の前壁には車両入出庫口2が開口され、この入出
庫口2には例えば上方にスライドして入出庫口2を開放
するスライドドア3が配設され、このドア3はドア開閉
手段としてのドアモータ4(第1図に示す)に駆動連結
されており、ドアモータ4の作動によりドア3が入出庫
口2を開閉するようになっている。
また、駐車塔1内の駐車空間には垂直方向に多段に配
列した多数のパレット5,5,…(1つのみ図示する)が循
環により上下方向に昇降可能に設けられている。これら
パレット5,5,…は車両Cを載置するもので、その各々に
は駐車装置の利用者(契約者)に対応して異なる番号が
付けられている。また、各パレット5はパレット駆動装
置6(第1図に示す)に駆動連結されており、パレット
駆動装置6の作動により各パレット5を所定位置に移動
させ、車両Cの入庫時及び出庫時には指定番号のパレッ
ト5を呼び出して入出庫口2(詳しくはその背面位置)
に位置付けるようにしている。
列した多数のパレット5,5,…(1つのみ図示する)が循
環により上下方向に昇降可能に設けられている。これら
パレット5,5,…は車両Cを載置するもので、その各々に
は駐車装置の利用者(契約者)に対応して異なる番号が
付けられている。また、各パレット5はパレット駆動装
置6(第1図に示す)に駆動連結されており、パレット
駆動装置6の作動により各パレット5を所定位置に移動
させ、車両Cの入庫時及び出庫時には指定番号のパレッ
ト5を呼び出して入出庫口2(詳しくはその背面位置)
に位置付けるようにしている。
第1図に示すように、上記ドアモータ4及びパレット
駆動装置6の作動は、CPUを内蔵したコントロールユニ
ット7により制御されるように構成されている。このコ
ントロールユニット7には、受信器としての赤外線受光
器8と、表示手段としての表示灯9と、運転盤10と、車
両Cが入出庫口2を通過したことを検出する光電管13と
が接続されている。上記受光器8は、第3図(a)及び
(b)に示す如く、上記入出庫口2上方の駐車塔1外面
に取り付けられており、後述するリモートコントローラ
11が受光器8から所定距離範囲以内(例えば8m以内)に
あるときに、その発光部11dから発せられた赤外線パル
ス信号を受光するようになっている。
駆動装置6の作動は、CPUを内蔵したコントロールユニ
ット7により制御されるように構成されている。このコ
ントロールユニット7には、受信器としての赤外線受光
器8と、表示手段としての表示灯9と、運転盤10と、車
両Cが入出庫口2を通過したことを検出する光電管13と
が接続されている。上記受光器8は、第3図(a)及び
(b)に示す如く、上記入出庫口2上方の駐車塔1外面
に取り付けられており、後述するリモートコントローラ
11が受光器8から所定距離範囲以内(例えば8m以内)に
あるときに、その発光部11dから発せられた赤外線パル
ス信号を受光するようになっている。
一方、上記表示灯9は、上記受光器8側方の駐車塔1
外面に取り付けられ、その表示部には例えば「操作可
能」の文字が表示され、内部にはランプ(図示せず)が
収容されており、ランプの点灯により表示部の文字を浮
き上がらせるようになっている。
外面に取り付けられ、その表示部には例えば「操作可
能」の文字が表示され、内部にはランプ(図示せず)が
収容されており、ランプの点灯により表示部の文字を浮
き上がらせるようになっている。
さらに、運転盤10は、上記入出庫口2右側の駐車塔1
外壁の所定高さ位置に取り付けられており、この運転盤
10には、図示しないが、指定するパレット5を入出庫口
2に呼び出すためのパレット呼出し操作部と、ドア3を
開閉操作するためのドア開閉操作部とが設けられてい
る。
外壁の所定高さ位置に取り付けられており、この運転盤
10には、図示しないが、指定するパレット5を入出庫口
2に呼び出すためのパレット呼出し操作部と、ドア3を
開閉操作するためのドア開閉操作部とが設けられてい
る。
また、光電管13は、駐車塔1内面で車両入出庫口2の
例えば右側の所定高さ位置に配設されている。入出庫口
2左側の壁部には光電管13に向かってビーム光を発光す
る投光器14が取り付けられており、車両Cが入庫又は出
庫の際にビーム光を遮って、その光電管13への入射が遮
断されると、そのことに基づいて車両Cの入庫又は出庫
を検知するようになっている。
例えば右側の所定高さ位置に配設されている。入出庫口
2左側の壁部には光電管13に向かってビーム光を発光す
る投光器14が取り付けられており、車両Cが入庫又は出
庫の際にビーム光を遮って、その光電管13への入射が遮
断されると、そのことに基づいて車両Cの入庫又は出庫
を検知するようになっている。
第1図において、11は発信器としてのリモートコント
ローラで、このリモートコントローラ11は車両運転者
(駐車装置の利用者)に付き1つ携帯されている。この
リモートコントローラ11にはコード番号を入力するコー
ド番号操作部11aと、運転者が契約しているパレット5
の番号を入力するパレット番号操作部11bと、駐車塔1
のドア3の開閉を指令するドア開閉操作部11cと、上記
各操作部11a〜11cにより入力された指令に対応する赤外
線パルス信号を発信させる発光部11dとが設けられてお
り、コード番号操作部11aを操作したときには発光部11d
からコード番号のパルス信号を、またパレット番号操作
部11bを操作したときには発光部11dからパレット番号の
パルス信号を、さらにドア開閉操作部11cを操作したと
きには発光部11dからドア開閉指令のパルス信号をそれ
ぞれ発信させるようにしている。
ローラで、このリモートコントローラ11は車両運転者
(駐車装置の利用者)に付き1つ携帯されている。この
リモートコントローラ11にはコード番号を入力するコー
ド番号操作部11aと、運転者が契約しているパレット5
の番号を入力するパレット番号操作部11bと、駐車塔1
のドア3の開閉を指令するドア開閉操作部11cと、上記
各操作部11a〜11cにより入力された指令に対応する赤外
線パルス信号を発信させる発光部11dとが設けられてお
り、コード番号操作部11aを操作したときには発光部11d
からコード番号のパルス信号を、またパレット番号操作
部11bを操作したときには発光部11dからパレット番号の
パルス信号を、さらにドア開閉操作部11cを操作したと
きには発光部11dからドア開閉指令のパルス信号をそれ
ぞれ発信させるようにしている。
そして、上記コントロールユニット7において処理さ
れる信号処理手順について第2図により説明すると、先
ず、ステップS1で運転盤10の各操作部に対する操作があ
ったかどうかを判定する。この判定がNOのときにはステ
ップS2に進み、リモートコントローラ11からのコード番
号のパルス信号を受光器8が受信したか否かを判定し、
この判定がNOのときにはステップS1に戻る。一方、コー
ド発信により判定がYESのときには、ステップS3で該コ
ード番号が、駐車装置毎に予め設定されている基準コー
ド番号と一致しているかどうかを判定し、この判定がNO
のときには再度ステップS1に戻る。また、発信コード番
号が基準コード番号と一致して判定がYESになると、ス
テップS4に進み、表示灯9のランプを点灯させて「操作
可能」の表示を行った後、ステップS5に進む。
れる信号処理手順について第2図により説明すると、先
ず、ステップS1で運転盤10の各操作部に対する操作があ
ったかどうかを判定する。この判定がNOのときにはステ
ップS2に進み、リモートコントローラ11からのコード番
号のパルス信号を受光器8が受信したか否かを判定し、
この判定がNOのときにはステップS1に戻る。一方、コー
ド発信により判定がYESのときには、ステップS3で該コ
ード番号が、駐車装置毎に予め設定されている基準コー
ド番号と一致しているかどうかを判定し、この判定がNO
のときには再度ステップS1に戻る。また、発信コード番
号が基準コード番号と一致して判定がYESになると、ス
テップS4に進み、表示灯9のランプを点灯させて「操作
可能」の表示を行った後、ステップS5に進む。
また、上記ステップS1の判定がYESのときには、直接
上記ステップS5に進む。このステップS5では、パレット
駆動装置6を作動させて運転盤10又はリモートコントロ
ーラ11により指定されたパレット5を呼び出し、それを
入出庫口2に位置付ける。このパレット5の呼出しの
後、ステップS6においてドアモータ4の作動によりドア
3を開き、次のステップS7で表示灯9を消灯させる。こ
の後、ステップS8で、光電管13の出力信号に基づき、車
両Cが上記入出庫口2から駐車塔1内に入ってパレット
5に乗り、その運転者が車体から離れるという入庫が完
了したか否か、又はパレット5に乗っている車両Cに運
転者が乗り込み、車両Cを運転して入出庫口2から駐車
塔1外に出るという出庫が完了したか否かを判定する。
この判定がYESになると、ステップS9に移り、上記ステ
ップS1と同様に、運転盤10の各操作部に対する操作があ
ったかどうかを判定する。この判定がNOのときにはステ
ップS10に進み、リモートコントローラ11からのコード
信号を受光器8が受信したか否かを判定し、この判定が
NOのときにはステップS9に戻る。一方、コード発信によ
り判定がYESのときには、ステップS11で該コード番号が
上記基準コード番号と一致しているかどうかを判定し、
この判定がNOのときにはステップS9に戻る。また、発信
コード番号が基準コード番号と一致して判定がYESにな
ると、ステップS12に進み、表示灯9のランプを点灯さ
せて「操作可能」の表示を行った後、ステップS13に進
む。
上記ステップS5に進む。このステップS5では、パレット
駆動装置6を作動させて運転盤10又はリモートコントロ
ーラ11により指定されたパレット5を呼び出し、それを
入出庫口2に位置付ける。このパレット5の呼出しの
後、ステップS6においてドアモータ4の作動によりドア
3を開き、次のステップS7で表示灯9を消灯させる。こ
の後、ステップS8で、光電管13の出力信号に基づき、車
両Cが上記入出庫口2から駐車塔1内に入ってパレット
5に乗り、その運転者が車体から離れるという入庫が完
了したか否か、又はパレット5に乗っている車両Cに運
転者が乗り込み、車両Cを運転して入出庫口2から駐車
塔1外に出るという出庫が完了したか否かを判定する。
この判定がYESになると、ステップS9に移り、上記ステ
ップS1と同様に、運転盤10の各操作部に対する操作があ
ったかどうかを判定する。この判定がNOのときにはステ
ップS10に進み、リモートコントローラ11からのコード
信号を受光器8が受信したか否かを判定し、この判定が
NOのときにはステップS9に戻る。一方、コード発信によ
り判定がYESのときには、ステップS11で該コード番号が
上記基準コード番号と一致しているかどうかを判定し、
この判定がNOのときにはステップS9に戻る。また、発信
コード番号が基準コード番号と一致して判定がYESにな
ると、ステップS12に進み、表示灯9のランプを点灯さ
せて「操作可能」の表示を行った後、ステップS13に進
む。
また、上記ステップS9の判定がYESのときには、直接
上記ステップS13に進む。このステップS13では、上記ド
アモータ4を再度作動させてドア3を今度は閉じ、次の
ステップS14で表示灯9を消灯させる。
上記ステップS13に進む。このステップS13では、上記ド
アモータ4を再度作動させてドア3を今度は閉じ、次の
ステップS14で表示灯9を消灯させる。
そして、この実施例では、上記制御フローにおけるス
テップS2〜S5,S10〜S13により、受光器8により受信さ
れたリモートコントローラ11からのコード番号のパルス
信号を予め設定記憶された駐車装置固有の基準コード番
号と比較して、両コード番号が一致したときに、そのこ
とを上記表示灯9で表示させた後、入庫時にあっては、
運転者の指定するパレット5が駐車塔1の入出庫口2に
位置付けられるように上記パレット駆動装置6を作動さ
せる、一方、出庫時にあっては、上記ドア3が開閉する
ようにドアモータ4を作動させる制御手段12が構成され
ている。
テップS2〜S5,S10〜S13により、受光器8により受信さ
れたリモートコントローラ11からのコード番号のパルス
信号を予め設定記憶された駐車装置固有の基準コード番
号と比較して、両コード番号が一致したときに、そのこ
とを上記表示灯9で表示させた後、入庫時にあっては、
運転者の指定するパレット5が駐車塔1の入出庫口2に
位置付けられるように上記パレット駆動装置6を作動さ
せる、一方、出庫時にあっては、上記ドア3が開閉する
ようにドアモータ4を作動させる制御手段12が構成され
ている。
次に、上記実施例の作用について説明する。
車両運転者が指定パレット5を駐車塔1の車両入出庫
口2に呼び出してそれに車両Cを入れる入庫の場合、先
ず、第3図(a)に示す如く、例えば駐車塔1の入出庫
口2前方の所定距離範囲以内の位置で停車し、そこで乗
車したまま運転者がリモートコントローラ11のコード番
号操作部11aを操作してコード番号の赤外線パルス信号
を発光部11dから発信させる。このリモートコントロー
ラ11からのパルス信号は駐車塔1外壁の受光器8により
受信され、この受光器8で受信された信号のコード番号
がコントロールユニット7において駐車装置固有の基準
コード番号と比較される。そして、この両コード番号が
一致しないときには、パレット駆動装置6は作動せず、
パレット5の呼出しが行われないが、両コード番号が一
致したときには、表示灯9が点灯して「操作可能」が表
示される。この表示灯9の点灯を見て、その後、運転者
がリモートコントローラ11のパレット番号操作部11bを
操作してパレット番号の赤外線パルス信号を発信させ
る。このパルス信号は受光器8により受信され、この受
光器8で受信された信号に基づき、パレット駆動装置6
の作動によりパレット5が駐車塔1の入出庫口2に呼び
出される。この呼出しの後、ドアモータ4の作動により
ドア3が開いて入出庫口2が開放される。車両Cがこの
入出庫口2から駐車塔1内に入庫してパレット5に乗り
移り、その後、運転者が車両Cから降りて運転盤10を操
作すると、上記ドアモータ4の作動によりドア3が閉じ
る。尚、以上の一連の動きの場合、コントロールユニッ
ト7では、ステップS1〜S9,S13,S14のフローが実行さ
れる。
口2に呼び出してそれに車両Cを入れる入庫の場合、先
ず、第3図(a)に示す如く、例えば駐車塔1の入出庫
口2前方の所定距離範囲以内の位置で停車し、そこで乗
車したまま運転者がリモートコントローラ11のコード番
号操作部11aを操作してコード番号の赤外線パルス信号
を発光部11dから発信させる。このリモートコントロー
ラ11からのパルス信号は駐車塔1外壁の受光器8により
受信され、この受光器8で受信された信号のコード番号
がコントロールユニット7において駐車装置固有の基準
コード番号と比較される。そして、この両コード番号が
一致しないときには、パレット駆動装置6は作動せず、
パレット5の呼出しが行われないが、両コード番号が一
致したときには、表示灯9が点灯して「操作可能」が表
示される。この表示灯9の点灯を見て、その後、運転者
がリモートコントローラ11のパレット番号操作部11bを
操作してパレット番号の赤外線パルス信号を発信させ
る。このパルス信号は受光器8により受信され、この受
光器8で受信された信号に基づき、パレット駆動装置6
の作動によりパレット5が駐車塔1の入出庫口2に呼び
出される。この呼出しの後、ドアモータ4の作動により
ドア3が開いて入出庫口2が開放される。車両Cがこの
入出庫口2から駐車塔1内に入庫してパレット5に乗り
移り、その後、運転者が車両Cから降りて運転盤10を操
作すると、上記ドアモータ4の作動によりドア3が閉じ
る。尚、以上の一連の動きの場合、コントロールユニッ
ト7では、ステップS1〜S9,S13,S14のフローが実行さ
れる。
一方、逆に、出庫時に指定パレット5を呼び出し、そ
のパレット5から車両Cを出す場合では、先ず、駐車塔
1の運転盤10を操作すると、パレット駆動装置6が作動
して指定パレット5が入出庫口2に呼び出される。この
呼出しの後、ドアモータ4の作動によりドア3が開いて
入出庫口2が開放される。運転者が車両Cに乗り込み、
車両Cを運転して入出庫口2から駐車塔1外に出た後、
第3図(b)に示す如く駐車塔1の入出庫口2前方の所
定距離範囲以内の位置で停車し、そこで乗車したままリ
モートコントローラ11のコード番号操作部11aを操作し
てコード番号の赤外線パルス信号を発光部11dから発信
させる。上記入庫時と同様に、このリモートコントロー
ラ11からの信号は駐車塔1の受光器8により受信され、
この受光器8で受信された信号のコード番号はコントロ
ールユニット7において上記基準コード番号と比較され
る。そして、この両コード番号が一致しないときには、
ドアモータ4は作動せず、ドア3の閉じ操作は行われな
いが、両コード番号が一致したときには、表示灯9が点
灯して「操作可能」が表示される。この表示灯9の点灯
を見た運転者がリモートコントローラ11のドア開閉操作
部11cを操作してドア3の閉じ操作のための赤外線パル
ス信号を発信させる。このパルス信号は受光器8により
受信され、この受光器8で受信された信号に基づき、ド
アモータ4が作動してドア3が閉じられ、しかる後、上
記表示灯9が消灯される。尚、以上の一連の動きの場
合、コントロールユニット7では、ステップS1,S5〜S
14のフローが実行される。
のパレット5から車両Cを出す場合では、先ず、駐車塔
1の運転盤10を操作すると、パレット駆動装置6が作動
して指定パレット5が入出庫口2に呼び出される。この
呼出しの後、ドアモータ4の作動によりドア3が開いて
入出庫口2が開放される。運転者が車両Cに乗り込み、
車両Cを運転して入出庫口2から駐車塔1外に出た後、
第3図(b)に示す如く駐車塔1の入出庫口2前方の所
定距離範囲以内の位置で停車し、そこで乗車したままリ
モートコントローラ11のコード番号操作部11aを操作し
てコード番号の赤外線パルス信号を発光部11dから発信
させる。上記入庫時と同様に、このリモートコントロー
ラ11からの信号は駐車塔1の受光器8により受信され、
この受光器8で受信された信号のコード番号はコントロ
ールユニット7において上記基準コード番号と比較され
る。そして、この両コード番号が一致しないときには、
ドアモータ4は作動せず、ドア3の閉じ操作は行われな
いが、両コード番号が一致したときには、表示灯9が点
灯して「操作可能」が表示される。この表示灯9の点灯
を見た運転者がリモートコントローラ11のドア開閉操作
部11cを操作してドア3の閉じ操作のための赤外線パル
ス信号を発信させる。このパルス信号は受光器8により
受信され、この受光器8で受信された信号に基づき、ド
アモータ4が作動してドア3が閉じられ、しかる後、上
記表示灯9が消灯される。尚、以上の一連の動きの場
合、コントロールユニット7では、ステップS1,S5〜S
14のフローが実行される。
したがって、この実施例では、運転者は乗車したまま
入庫時のパレット5の呼出し操作や出庫時のドア3の閉
じ操作を行うことができるので、例えば降雨時であって
も各操作のためにその都度降車する必要はなく、その操
作性を向上させることができる。しかも、リモートコン
トローラ11から発信される赤外線パルスはガラスを通過
するので、操作のために車両Cのウィンドを開閉する必
要はなく、ウィンドガラス越しに操作すればよく、より
便利である。
入庫時のパレット5の呼出し操作や出庫時のドア3の閉
じ操作を行うことができるので、例えば降雨時であって
も各操作のためにその都度降車する必要はなく、その操
作性を向上させることができる。しかも、リモートコン
トローラ11から発信される赤外線パルスはガラスを通過
するので、操作のために車両Cのウィンドを開閉する必
要はなく、ウィンドガラス越しに操作すればよく、より
便利である。
また、運転者のリモートコントローラ11から発信され
た信号のコード番号が予め設定された駐車装置固有の基
準コード番号と一致しない限りパレット5の呼出し及び
ドア3の閉じ操作がなされないので、他の駐車装置用の
リモートコントローラ11からコード番号の信号が発信さ
れても、その番号は基準コード番号と一致せず、パレッ
ト5の呼出し及びドア3の閉じ操作は行われない。しか
も、受光器8は、所定距離以内に離れたリモートコント
ローラ11からの信号のみを受信するので、運転者が駐車
塔1の入出庫口2前方の所定位置で意思を持ってリモー
トコントローラ11から発信操作をしたときだけ、パレッ
ト5の呼出し及びドア3の閉じ動作が行われる。よっ
て、これらの操作を誤動作を招くことなく正確に行うこ
とができる。
た信号のコード番号が予め設定された駐車装置固有の基
準コード番号と一致しない限りパレット5の呼出し及び
ドア3の閉じ操作がなされないので、他の駐車装置用の
リモートコントローラ11からコード番号の信号が発信さ
れても、その番号は基準コード番号と一致せず、パレッ
ト5の呼出し及びドア3の閉じ操作は行われない。しか
も、受光器8は、所定距離以内に離れたリモートコント
ローラ11からの信号のみを受信するので、運転者が駐車
塔1の入出庫口2前方の所定位置で意思を持ってリモー
トコントローラ11から発信操作をしたときだけ、パレッ
ト5の呼出し及びドア3の閉じ動作が行われる。よっ
て、これらの操作を誤動作を招くことなく正確に行うこ
とができる。
さらに、リモートコントローラ11からの信号のコード
番号が基準コード番号と一致すると、パレット5の呼出
し及びドア3の開閉が行われるのに先立ち、表示灯9が
点灯して、上記コード番号の一致したことが表示され
る。このため、例えば誤ったコード番号を発信したとき
やリモートコントローラ11の電源切れ等があるときに
は、表示灯9の点灯表示が行われないこととなり、その
後の操作ができなくなるとともに、そのことを運転者に
喚起することができる。
番号が基準コード番号と一致すると、パレット5の呼出
し及びドア3の開閉が行われるのに先立ち、表示灯9が
点灯して、上記コード番号の一致したことが表示され
る。このため、例えば誤ったコード番号を発信したとき
やリモートコントローラ11の電源切れ等があるときに
は、表示灯9の点灯表示が行われないこととなり、その
後の操作ができなくなるとともに、そのことを運転者に
喚起することができる。
尚、この実施例では、リモートコントローラ11を使用
せず、運転者が車両Cを一旦降りて運転盤10を操作して
も、入庫時のパレット5の呼出し及び出庫時のドア3の
閉じ操作を行うことができる。そのとき、コントロール
ユニット7では、ステップS1,S5〜S9,S13,S14のフロ
ーが実行される。
せず、運転者が車両Cを一旦降りて運転盤10を操作して
も、入庫時のパレット5の呼出し及び出庫時のドア3の
閉じ操作を行うことができる。そのとき、コントロール
ユニット7では、ステップS1,S5〜S9,S13,S14のフロ
ーが実行される。
また、上記実施例では、リモートコントローラ11のコ
ード番号操作部11aの操作によりコード番号を指定する
ようにしているが、リモートコントローラ11にいわゆる
テンキーを配設し、このテンキーの操作によりコード番
号を指定するようにしてもよく、上記実施例と同様の作
用効果を奏することができる。
ード番号操作部11aの操作によりコード番号を指定する
ようにしているが、リモートコントローラ11にいわゆる
テンキーを配設し、このテンキーの操作によりコード番
号を指定するようにしてもよく、上記実施例と同様の作
用効果を奏することができる。
さらに、上記実施例では、リモートコントローラ11か
らの赤外線パルスによりコード番号やその他の操作を指
令するようにしたが、赤外線に代えて電磁波を利用して
もよい。
らの赤外線パルスによりコード番号やその他の操作を指
令するようにしたが、赤外線に代えて電磁波を利用して
もよい。
また、上記実施例は、駐車塔1を有する垂直循環式駐
車装置に適用したものであるが、本考案は、建築物の地
下に駐車空間が形成された駐車装置等、他のタイプの駐
車装置にも適用できるのは勿論である。
車装置に適用したものであるが、本考案は、建築物の地
下に駐車空間が形成された駐車装置等、他のタイプの駐
車装置にも適用できるのは勿論である。
(考案の効果) 以上説明したように、請求項(1)の考案によると、
建築物内の駐車空間に配設された多数の移動可能なパレ
ットにより車両を駐車するようにした機械式駐車装置に
おいて、車両運転者がリモートコントローラを建築物の
車両入出庫口から所定距離範囲以内の位置で発信させ、
かつそのリモートコントローラからのコード番号が予め
設定した駐車装置固有の基準コード番号と一致したとき
にのみパレットの呼出し操作及びドアの閉じ操作を行い
得るようにしたことにより、車両入庫時のパレットの呼
出し操作や出庫時のドアの閉じ操作等をリモートコント
ロールにより正確に行うことができ、操作性を向上させ
ることができる。
建築物内の駐車空間に配設された多数の移動可能なパレ
ットにより車両を駐車するようにした機械式駐車装置に
おいて、車両運転者がリモートコントローラを建築物の
車両入出庫口から所定距離範囲以内の位置で発信させ、
かつそのリモートコントローラからのコード番号が予め
設定した駐車装置固有の基準コード番号と一致したとき
にのみパレットの呼出し操作及びドアの閉じ操作を行い
得るようにしたことにより、車両入庫時のパレットの呼
出し操作や出庫時のドアの閉じ操作等をリモートコント
ロールにより正確に行うことができ、操作性を向上させ
ることができる。
また、請求項(2)記載の考案によると、上記両コー
ド番号が一致したときには、パレットの呼出し及びドア
の閉じ操作に先立ち、表示装置によりコード番号の一致
を表示するようにしたため、例えば誤ったコード番号の
発信やリモートコントローラの電源切れ等があると、表
示装置の表示が行われず、その後の操作ができなくなる
とともに、そのことを運転者に喚起することができ、よ
ってパレットの呼出し操作やドア閉じ操作等をより一層
正確に行うことができる。
ド番号が一致したときには、パレットの呼出し及びドア
の閉じ操作に先立ち、表示装置によりコード番号の一致
を表示するようにしたため、例えば誤ったコード番号の
発信やリモートコントローラの電源切れ等があると、表
示装置の表示が行われず、その後の操作ができなくなる
とともに、そのことを運転者に喚起することができ、よ
ってパレットの呼出し操作やドア閉じ操作等をより一層
正確に行うことができる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は制御系のブロッ
ク図、第2図はコントロールユニットで行われる信号処
理手順を示すフローチャート図、第3図は操作状態を示
す斜視図、第4図は駐車装置の車両入出庫口部分を示す
正面図である。 1…駐車塔(建築物) 2…車両入出庫口 3…ドア 4…ドアモータ(ドア開閉手段) 5…パレット 6…パレット駆動装置(パレット駆動手段) 7…コントロールユニット 8…赤外線受光器(受信器) 9…表示灯(表示手段) 11…リモートコントローラ 12…制御手段 C…車両
ク図、第2図はコントロールユニットで行われる信号処
理手順を示すフローチャート図、第3図は操作状態を示
す斜視図、第4図は駐車装置の車両入出庫口部分を示す
正面図である。 1…駐車塔(建築物) 2…車両入出庫口 3…ドア 4…ドアモータ(ドア開閉手段) 5…パレット 6…パレット駆動装置(パレット駆動手段) 7…コントロールユニット 8…赤外線受光器(受信器) 9…表示灯(表示手段) 11…リモートコントローラ 12…制御手段 C…車両
Claims (2)
- 【請求項1】建築物にドアにより開閉される車両入出庫
口が開口され、建築物内の駐車空間に、車両を載置する
多数の移動可能なパレットが配設され、入庫時及び出庫
時には所定のパレットを呼び出して上記入出庫口に移動
させるようにした機械式駐車装置において、 上記ドアを開閉するドア開閉手段と、 上記パレットを移動させるパレット駆動手段と、 車両運転者の各々に携帯され、少なくともコード番号を
含む所定の信号を発信可能なリモートコントローラと、 上記入出庫口周辺の建築物外面に配置され、上記リモー
トコントローラが所定距離範囲以内の位置から信号を発
信したときに該信号を受信する受信器と、 上記受信器により受信されたリモートコントローラから
の信号のコード番号を予め設定記憶された駐車装置固有
の基準コード番号と比較して、両コード番号が一致した
ときに、入庫時にあっては運転者の指定するパレットが
入出庫口に位置付けられるように上記パレット駆動手段
を作動させ、出庫時にあっては上記ドアが閉じるように
ドア開閉手段を作動させる制御手段とを設けたことを特
徴とする機械式駐車装置。 - 【請求項2】入出庫口周辺の建築物外面には表示手段が
配設され、 制御手段は、受信器により受信されたリモートコントロ
ーラからの信号のコード番号と基準コード番号とが一致
したときに、そのことを上記表示手段で表示させた後、
パレット駆動手段及びドア開閉手段を作動させるように
構成されていることを特徴とする請求項(1)記載の機
械式駐車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6563390U JPH088205Y2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 機械式駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6563390U JPH088205Y2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 機械式駐車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0424963U JPH0424963U (ja) | 1992-02-28 |
JPH088205Y2 true JPH088205Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=31597634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6563390U Expired - Fee Related JPH088205Y2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 機械式駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088205Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002194914A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd | リモコン操作による入出庫方法及び装置 |
JP2015078572A (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 | 機械式駐車場設備の制御装置、これを備えた機械式駐車場設備、および機械式駐車場設備におけるユーザー認証方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5480230B2 (ja) * | 2011-12-09 | 2014-04-23 | 三菱重工パーキング株式会社 | 機械式駐車装置、機械式駐車設備、及びその制御システム、制御方法、並びに制御プログラム |
-
1990
- 1990-06-21 JP JP6563390U patent/JPH088205Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002194914A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd | リモコン操作による入出庫方法及び装置 |
JP2015078572A (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 | 機械式駐車場設備の制御装置、これを備えた機械式駐車場設備、および機械式駐車場設備におけるユーザー認証方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0424963U (ja) | 1992-02-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |