JPH0881985A - 水道凍結防止ヒータ用節電装置 - Google Patents

水道凍結防止ヒータ用節電装置

Info

Publication number
JPH0881985A
JPH0881985A JP23595994A JP23595994A JPH0881985A JP H0881985 A JPH0881985 A JP H0881985A JP 23595994 A JP23595994 A JP 23595994A JP 23595994 A JP23595994 A JP 23595994A JP H0881985 A JPH0881985 A JP H0881985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
freezing
temperature range
heater
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23595994A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruyuki Yamada
春行 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
S N SEIKI KK
Original Assignee
S N SEIKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by S N SEIKI KK filed Critical S N SEIKI KK
Priority to JP23595994A priority Critical patent/JPH0881985A/ja
Publication of JPH0881985A publication Critical patent/JPH0881985A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外気温度、非凍結温度範囲と弱凍結温度範囲
とを分ける第1温度、弱凍結温度範囲と強凍結温度範囲
とを分ける第2温度を温度表示手段で確認でき、第1温
度及び/又は第2温度を温度表示手段で確認しながら状
況に応じて設定、変更できる水道凍結防止ヒータ用節電
装置を提供する。 【構成】 温度センサ18で検出した外気温度が非凍結
温度範囲E1 、弱凍結温度範囲E2 、強凍結温度範囲E
3 のいずれにあるかを温度測定手段で測定してヒータ6
への電力の供給を制御して水道の凍結を防止すると共
に、消費電力の低減を図る水道凍結防止ヒータ用節電装
置において、外気温度を表示する温度表示部23を設
け、この温度表示部23に外気温度が非凍結温度範囲E
1 、弱凍結温度範囲E2 、強凍結温度範囲E3 のいずれ
にあるかを表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道凍結防止ヒータ用
節電装置に関し、特に、外気温度に応じてヒータへの電
力の供給を制御して水道の凍結を防止すると共に、消費
電力の低減を図るものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】冬季の寒冷地においては、外気温度が氷
点下を大きく下回り、水道管内の水が凍結することがし
ばしばある。したがって、水栓が閉じられている状態で
水道管内の水が凍結すると、水が凍結することによって
体積が増加するので、水道管が破裂することになる。こ
のような事態を避ける手段として、水道管にヒータを回
巻して通電し、水道管が氷点下にならないように保温す
ることが行われている。更に近年では、ヒータへの通電
を制御して電力消費の低減を図る水道凍結防止ヒータ用
節電装置等が付設されるようになってきた。
【0003】図5は従来の水道凍結防止ヒータ用節電装
置の構成を示すブロック図である。この水道凍結防止ヒ
ータ用節電装置1の入力プラグ2と出力レセプタクル4
との間にはサーマルスイッチ3が設けられ、水道管5に
回巻されたヒータ6は、プラグ7を水道凍結防止ヒータ
用節電装置1の出力レセプタクル4に接続され、他方、
水道凍結防止ヒータ用節電装置1の入力プラグ2は交流
電源、例えば100Vラインに接続される。そして、外
気温度がある一定温度、例えば2℃未満になると、サー
マルスイッチ3が閉じてヒータ6で水道管5を加熱し、
外気温度が2℃以上になると、サーマルスイッチ3が開
いてヒータ6で水道管5を加熱しなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来例は、一定温度を境とするオン、オフ制御によっ
て一応の節電効果が期待できるものの、図6に示すよう
な出力特性を有しており、サーマルスイッチ3の設定温
度を、例えば2℃に設定した場合、外気温度が2℃未満
ではヒータ6の出力が100%となり、水道管5を加熱
することになる。このことから理解できるように、従来
例の水道凍結防止ヒータ用節電装置1では、外気温度が
非凍結温度範囲E1 以下の温度(例えば外気温度が2℃
〜−5℃の弱凍結温度範囲E2 、外気温度が−5℃未満
の強凍結温度範囲E3 )であれば、外気温度が0℃であ
っても、−10℃であっても、ヒータ6の出力は100
%になる。
【0005】つまり、水道管5の温度を0℃から3℃〜
4℃へ上昇させる場合も、−10℃から3℃〜4℃へ上
昇させる場合も同等に扱っている。一般的に、外気温度
が2℃から−5℃程度の弱凍結温度範囲E2 では、ヒー
タ6は少ない発熱量であっても水道管5の凍結が十分に
回避できることが、実験的に確認されている。換言すれ
ば、従来例の水道凍結防止ヒータ用節電装置1は、弱凍
結温度範囲E2 ではヒータ6に必要以上の電力が供給さ
れ、節電効率が低いという課題を有している。
【0006】また、サーマルスイッチ3の電流容量は、
通常、50ワット程度しかなく、特注品でも最大100
ワットであるため、ヒータ6の容量が制限される可能性
がある。しかも、大容量のサーマルスイッチ3を用いる
ことは、コストアップにつながると共に、サーマルスイ
ッチ3の耐久性は負荷容量の大きさに反比例して短くな
る傾向があるため、耐久性の高い商品を提供することが
できないという課題を有している。更に、ヒータ6の通
電に際しては、大電流が一気に流れるため、サーマルス
イッチ3のコンタクトにアークが発生したり、このアー
クに伴ってRFIを引き起こすという課題を有してい
る。
【0007】そこで、外気温度に応じてヒータへの電力
の供給を多段に制御して水道の凍結を防止すると共に、
消費電力の低減を図る水道凍結防止ヒータ用節電装置が
要望されているが、このようなものにおいて、外気温度
などの温度を確認できるものも要望されている。
【0008】本発明は、このような要望に応えるために
開発されたものであり、外気温度、非凍結温度範囲と弱
凍結温度範囲とを分ける第1温度、弱凍結温度範囲と強
凍結温度範囲とを分ける第2温度を温度表示手段で確認
でき、第1温度及び/又は第2温度を温度表示手段で確
認しながら状況に応じて設定、変更できる商品価値の高
い製品を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、温度センサで検出した外気温度が非凍結温度範囲、
弱凍結温度範囲、強凍結温度範囲のいずれにあるかを測
定してヒータへの電力の供給を制御して水道の凍結を防
止すると共に、消費電力の低減を図る水道凍結防止ヒー
タ用節電装置において、外気温度を表示する温度表示手
段を設けたことを特徴とする構成とした。この場合、温
度表示手段は外気温度が非凍結温度範囲、弱凍結温度範
囲、強凍結温度範囲のいずれにあるか、第1温度及び第
2温度をも表示したり、第1温度及び/又は第2温度を
設定、変更する温度設定手段を設けるのが好ましい。
【0010】
【作用】本発明は、上記したように構成されているの
で、温度センサで検出した外気温度が温度表示手段に表
示される。そして、温度表示手段に第1温度及び第2温
度を表示させる。また、第1温度及び第2温度を設定、
変更する温度設定手段が設けられているので、状況に応
じて温度表示手段で第1温度及び/又は第2温度を確認
しながら温度設定手段を操作することにより、第1温度
及び/又は第2温度を設定、変更できる。
【0011】
【実施例】これより、本発明の一実施例について図面を
用いて詳細な説明を行う。図1は本発明における水道凍
結防止ヒータ用節電装置の構成を示すブロック図であ
り、水道凍結防止ヒータ用節電装置11は、交流電源、
例えば100Vラインに入力プラグ12を接続し、水道
管5に回巻したヒータ6のプラグ7を出力レセプタクル
32に接続することで、使用に供される。
【0012】水道凍結防止ヒータ用節電装置11は、図
示しないケーシングに収められた基板上に、第1差動増
幅回路24、第1ゲイン調整回路25、第1シュミット
回路26、第2差動増幅回路27、第2ゲイン調整回路
28、第2シュミット回路29、ミキシング回路30、
スイッチング回路31が設けられ、更に、基準電源電源
回路13、0V検出回路14、トリガ回路15、同期同
調回路16、低電圧検出器17、温度センサ18、アナ
ログ・ディジタル(A/D)変換器19、温度設定部2
0、メモリ回路21、比較演算回路22、温度表示部2
3が設けられている。また、図示しないケーシングに
は、例えば3連の出力レセプタクル32が装備されてい
る。
【0013】上記した基準電源回路13は、100Vの
交流を例えば1.5Vの直流電圧に変換するものであ
る。尚、基準電源回路13から各部分への電源供給ライ
ンの図示は、省略されている。0V検出回路14は、交
流電源が0Vになったのを検出してトリガ回路15に0
V検出信号を出力するものである。トリガ回路15は、
0V検出回路14からの0V検出信号に基づいてトリガ
信号を出力するものである。同期同調回路16は、トリ
ガ回路15が出力するトリガ信号に基づいて比較演算回
路22が低周波でも安定して比較演算を行えるように同
期同調信号を出力するものである。
【0014】また、低電圧検出器17は、基準電源回路
13が何らかの原因で出力電圧を低下させ、各部が誤動
作してミキシング回路30にスイッチング回路31のゲ
ートを開かせるのを防止するものであり、基準電源回路
13の出力電圧が、例えば1.2V未満になると、ミキ
シング回路30にゲートを閉じさせる信号を出力するも
のである。温度センサ18は、サーミスタ、サーモカッ
プル、トランジスタ、ダイオード等さまざまな素子を用
いることができるが、本実施例ではサーミスタを用いて
いる。A/D変換器19は、温度センサ18が検出した
温度のアナログ信号をディジタル信号に変換するもので
ある。
【0015】更に、温度設定手段である温度設定部20
は、非凍結温度範囲E1 と弱凍結温度範囲E2 とを分け
る第1温度、例えば2℃、弱凍結温度範囲E2 と強凍結
温度範囲E3 とを分ける第2温度、例えば−5℃を設
定、変更できるものである。メモリ回路21は、温度設
定部20で設定した各温度データを比較演算回路22の
ために記憶するものである。比較演算回路22は、後述
するように、各データを比較演算したデータを温度表示
手段である温度表示部23へ出力したり、A/D変換器
19が出力する温度データを温度測定手段に出力するも
のである。
【0016】ここで、温度測定手段は、第1差動増幅回
路24、第1ゲイン調整回路25、第2差動増幅回路2
7及び第2ゲイン調整回路28の各回路で構成される。
この場合、弱凍結温度範囲E2 の検知は、第1差動増幅
回路24及び第1ゲイン調整回路25で行われ、強凍結
温度範囲E3 の検知は、第2差動増幅回路27及び第2
ゲイン調整回路28で行われる。また、ミキシング回路
30は、低電圧検出回路17がゲートを開く信号を出力
している状態で、第1シュミット回路26からパルスが
出力されると、スイッチング手段であるスイッチング回
路31に半波整流する信号を出力し、第1及び第2シュ
ミット回路26,29からパルスが出力されると、スイ
ッチング回路31に全波を整流する信号を出力する。
【0017】なお、ヒータ6は、詳しく図示しないが、
電源コードの先端にフレキシブルヒータ部とサーモスタ
ット部が一体にされた、一般に市販されているものを用
いている。また、基準電源回路13は、各回路などを動
作させるためのDC安定化電源であり、レギュレータ用
ICを用いることで小型化、低コスト化を図ることがで
きる。
【0018】更に、水道凍結防止ヒータ用節電装置11
を構成する各回路はソリッドステート化されている。特
に、トリガ回路15、A/D変換器19、比較演算回路
22、第1差動増幅回路24、第1ゲイン調整回路2
5、第1シュミット回路26、第2差動増幅回路27、
第2ゲイン調整回路28、第2シュミット回路29、ミ
キシング回路30及びスイッチング回路31をIC化す
ると、水道凍結防止ヒータ用節電装置11が小型化でき
ると共に、水道凍結防止ヒータ用節電装置11の製造コ
ストの削減をもたらすことができる。また、スイッチン
グ回路31は、ヒータ6の通電制御をするため、大電流
がドライブできる半導体素子、例えばトリアックを用い
ている。
【0019】そして、温度表示部23は、図2に示すよ
うに、ディジタルで温度センサ18が検出した外気温度
を表示部分23aに表示すると共に、その外気温度が非
凍結温度範囲E1 、弱凍結温度範囲E2 、強凍結温度範
囲E3 のどの範囲にあるかをも表示部分23b,23
c,23dで表示するものである。
【0020】次に、本実施例の作用の説明を行う。な
お、本実施例では、図3に示すように、2℃以上の温度
範囲を非凍結温度範囲E1 とし、2℃〜−5℃の温度範
囲を弱凍結温度範囲E2 とし、−5℃以下の温度範囲を
強凍結温度範囲E3 とするように第1温度が2℃に、第
2温度が−5℃に温度設定部20によって設定されてい
る。しかし、これらの温度の設定は、温度設定部20
の、例えば操作ボタンを操作することにより、任意に設
定、変更することが可能である。そして、現在の外気温
度を3℃とし、基準電源回路13は正常に動作し、低電
圧検出器17は、ミキシング回路30にゲートを開く信
号を出力しているものとする。
【0021】先ず、水道凍結防止ヒータ用節電装置11
の入力プラグ12を交流電源に接続すると、図示を省略
した配線によって基準電源回路13から各回路に直流電
源が供給され、使用可能な状態となる。戸外に配設され
た温度センサ18は外気温度を検出した検出信号を出力
し、温度表示部23は、比較演算回路22の出力に基づ
いてその外気温度、3℃を表示部分23aに表示し、3
℃が非凍結温度範囲E1 であるのを表示部分23bを発
光させて表示する。
【0022】また、温度センサ18の検出信号は第1差
動増幅回路24及び第2差動増幅回路27で十分に増幅
され、第1差動増幅回路24の出力は第1ゲイン調整回
路25に送られてゲインが調整され、第2差動増幅回路
27の出力は第2ゲイン調整回路28に送られてゲイン
が調整される。外気温度が非凍結温度範囲E1 から弱凍
結温度範囲E2 に下がると、温度表示部23はその外気
温度を表示部分23aに表示し、その外気温度が弱凍結
温度範囲E2 であるのを表示部分23cを発光させて表
示する。
【0023】ここで、第1シュミット回路26はミキシ
ング回路30に正又は負のパルスを出力し、第2シュミ
ット回路29はパルスを出力しないが、半波整流する条
件が整うので、ミキシング回路30は、スイッチング回
路31のトライアックをオンさせ、ヒータ6に電力を供
給する。すると、ヒータ6は水道管5内の水を氷点下に
ならないよう温める。
【0024】このとき、出力レセプタクル32からヒー
タ6に供給される交流電力は、スイッチッグ回路31の
トライアックが正又は負のパルスでゲートされるため、
正相又は負相の半波整流波形の電圧が出力される。これ
により、外気温度が弱凍結温度範囲E2 では、図3の出
力特性に示されるように、ヒータ6に必要以上の電力の
供給を回避することができる。つまり、ヒータ6に印加
される電流波形は半波整流波形であるから、通常の50
%の電力を節電することができる。また、スイッチング
回路31のトライアックをゲートするパルスは、交流電
源の周波数にシンクロされたトリガ回路15によってト
リガされるので、スイッチング回路31がオンするとき
にRFIが発生することはない。
【0025】更に、外気温度が強凍結温度範囲E3 まで
下がると、温度表示部23はその外気温度を表示部分2
3aに表示し、その外気温度が強凍結温度範囲E3 であ
るのを表示部分23dを発光させて表示する。また、第
2シュミット回路29もパルスを出力するので、全波整
流する条件が整うので、ミキシング回路30は、スイッ
チング回路31のトライアックをオンさせ、ヒータ6に
電力を供給する。すると、ヒータ6は水道管5内の水を
氷点下にならないよう温める。
【0026】このとき、出力レセプタクル32からヒー
タ6に供給される交流電力は、スイッチッグ回路31の
トライアックが正及び負のパルスでゲートされるため、
通常の正負対称波形の電圧が出力される。これにより、
外気温度が強凍結温度範囲E3 では、図3の出力特性に
示されるように、ヒータ6に100%の出力の電力が供
給される。また、スイッチング回路31をゲートするパ
ルスも交流電源の周波数にシンクロされたトリガ回路1
5によってトリガされるので、スイッチング回路31が
オンするときにRFIが発生することはない。
【0027】また、外気温度が上昇して強凍結温度範囲
3 から弱凍結温度範囲E2 になると、温度表示部23
はその外気温度を表示部分23aに表示し、その外気温
度が弱凍結温度範囲E2 であるのを表示部分23cを発
光させて表示する。一方、第2シュミット回路29はパ
ルスの出力を停止し、第1シュミット回路26のみパル
スを出力するが、半波整流する条件が整っているので、
ミキシング回路30は、スイッチング回路31のトライ
アックをオンさせ、ヒータ6に電力を供給する。その結
果、出力レセプタクル32からヒータ6に供給される交
流電圧は、正相又は負相の半波整流波形の電圧が出力さ
れ、節電状態となる。
【0028】更に、外気温度が上昇して弱凍結温度範囲
2 から非凍結温度範囲E1 になると、温度表示部23
はその外気温度を表示部分23aに表示し、その外気温
度が凍結温度範囲E1 であるのを表示部分23bを発光
させて表示する。一方、第1シュミット回路17もパル
スの出力を停止するので、整流する条件が整わなくなる
ので、ミキシング回路30は、スイッチング回路31の
トライアックをオフさせ、ヒータ6への通電は停止され
る。そして、このようなオン、オフ動作を繰り返すこと
で水道管5が保温されて凍結による破損を防止すること
ができる。
【0029】次に、第1温度及び第2温度の設定、変更
の説明を行う。温度設定部20の操作ボタンを操作する
ことによって第1温度を設定するモードにし、温度設定
ボタンを操作して温度を上下させることにより、所望の
第1温度を選定し、設定ボタンを操作して第1温度を設
定する。また、操作ボタンを操作することによって第2
温度を設定するモードにし、温度設定ボタンを操作して
温度を上下させることにより、所望の第2温度を選定
し、設定ボタンを操作して第2温度を設定する。このよ
うにして第1温度及び/又は第2温度を設定、変更する
モードにすると、その温度は温度表示部23に外気温度
の代わりに表示されるので、その表示で第1温度及び/
又は第2温度を確認しながら第1温度及び/又は第2温
度を設定、変更することができる。
【0030】上記した実施例は、温度表示部23の表示
部分23aに表示する温度を外気温度、第1温度、第2
温度に切り換えて表示するが、図4に示すように、第1
温度を表示する表示部分23e及び第2温度を表示する
表示部分23fを設けることにより、設定した第1温度
及び第2温度を常時確認することができる。また、低電
圧検出器17が低電圧を検出すると、ミキシング回路3
0にゲートを閉じる信号を出力して誤動作を防止させる
ので、誤動作によって電力を浪費するのを防止すること
ができる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明で明らかな通り、本発明の水
道凍結防止ヒータ用節電装置によれば、外気温度を表示
する温度表示手段を設けたので、現在の外気温度を温度
表示手段を見ることにより、確認することができる。ま
た、外気温度が非凍結温度範囲、弱凍結温度範囲、強凍
結温度範囲のいずれにあるかをも温度表示手段に表示さ
せたので、水道凍結防止ヒータ用節電装置の動作状態を
把握することができると共に、外気温度がどの温度範囲
にあるかをも確認することができる。そして、第1温度
及び第2温度を設定、変更する温度設定手段を設けたの
で、状況に応じて第1温度及び/又は第2温度を設定、
変更することができる。更に、第1温度及び/又は第2
温度をも温度表示手段に表示させたので、第1温度及び
/又は第2温度を見ながら設定、変更することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における表示部の一例を示す
図である。
【図3】本実施例の水道凍結防止ヒータ用節電装置の出
力特性を示す図である。
【図4】本発明の一実施例における表示部の他の例を示
す図である。
【図5】従来の水道凍結防止ヒータ用節電装置の構成を
示すブロック図である。
【図6】従来例の水道凍結防止ヒータ用節電装置の出力
特性を示す図である。
【符号の説明】
5 水道管 6 ヒータ 7 プラグ 11 水道凍結防止ヒータ用節電装置 12 入力プラグ 13 基準電源回路 14 0V検出回路 15 トリガ回路 16 同期同調回路 17 低電圧検出器 18 温度センサ 19 A/D変換器 20 温度設定部 21 メモリ回路 22 比較演算回路 23 温度表示部 23a〜23f 表示部分 24 第1差動増幅回路 25 第1ゲイン調整回路 26 第1シュミット回路 27 第2差動増幅回路 28 第2ゲイン調整回路 29 第2シュミット回路 30 ミキシング回路 31 スイッチング回路 32 出力レセプタクル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度センサで検出した外気温度が非凍結
    温度範囲、弱凍結温度範囲、強凍結温度範囲のいずれに
    あるかを測定してヒータへの電力の供給を制御して水道
    の凍結を防止すると共に、消費電力の低減を図る水道凍
    結防止ヒータ用節電装置において、前記外気温度を表示
    する温度表示手段を設けたことを特徴とする水道凍結防
    止ヒータ用節電装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の水道凍結防止ヒータ用
    節電装置において、前記温度表示手段は、前記外気温度
    が前記非凍結温度範囲、前記弱凍結温度範囲、前記強凍
    結温度範囲のいずれにあるかをも表示することを特徴と
    する水道凍結防止ヒータ用節電装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の水道凍結
    防止ヒータ用節電装置において、前記非凍結温度範囲と
    前記弱凍結温度範囲とを分ける第1温度、前記弱凍結温
    度範囲と前記強凍結温度範囲とを分ける第2温度を設
    定、変更する温度設定手段を設けたことを特徴とする水
    道凍結防止ヒータ用節電装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載の水道凍結防止ヒータ用節電装置において、前記温
    度表示手段は、前記第1温度及び/又は前記第2温度を
    も表示することを特徴とする水道凍結防止ヒータ用節電
    装置。
JP23595994A 1994-09-05 1994-09-05 水道凍結防止ヒータ用節電装置 Pending JPH0881985A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23595994A JPH0881985A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 水道凍結防止ヒータ用節電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23595994A JPH0881985A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 水道凍結防止ヒータ用節電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0881985A true JPH0881985A (ja) 1996-03-26

Family

ID=16993754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23595994A Pending JPH0881985A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 水道凍結防止ヒータ用節電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0881985A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008089105A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Chugoku Electric Power Co Inc:The 各種機器の寒冷時対策方法
KR101479960B1 (ko) * 2014-09-22 2015-01-08 조행훈 가열장치의 절전시스템 및 그 방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06108502A (ja) * 1992-09-14 1994-04-19 Sekisui House Ltd 水道配管の凍結防止装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06108502A (ja) * 1992-09-14 1994-04-19 Sekisui House Ltd 水道配管の凍結防止装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008089105A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Chugoku Electric Power Co Inc:The 各種機器の寒冷時対策方法
KR101479960B1 (ko) * 2014-09-22 2015-01-08 조행훈 가열장치의 절전시스템 및 그 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1557732B1 (en) Low noise solid-state thermostat with microprocessor controlled fault detection and reporting, and programmable set points
TWI530055B (zh) 恆溫器電池再充電
TW432263B (en) Electronic thermostat control unit and its use in multipoint temperature controller for refrigeration and heating systems
US6913203B2 (en) Self powered electronically controlled mixing valve
US6311497B1 (en) Device for cold and warm formentations
CN104901661B (zh) 具有过载保护与节能机制的电源传输装置
JP2012124982A (ja) 負荷回路の保護装置
TW200926573A (en) Method and circuit for controlling motor speed
US6646237B2 (en) Safety control circuit for electric water heater
JPH0881985A (ja) 水道凍結防止ヒータ用節電装置
TWI267727B (en) Chip overheat protection device and method thereof
US20070193288A1 (en) Device for saving power consumption of heating and air conditioning system
US4171533A (en) Low voltage protection circuit for induction motors
TWI328646B (ja)
JP2516325Y2 (ja) 水道管凍結防止ヒータ用節電ユニット
JP3111171B2 (ja) 凍結防止機能付き給湯装置
TWI521917B (zh) 用於電子裝置之加熱系統
KR20160147538A (ko) 전열기의 온도제어장치 및 그의 동작방법
JP4130900B2 (ja) 給湯装置およびその操作装置
JPH0752203Y2 (ja) 水道凍結防止帯用節電ユニット
JP4148709B2 (ja) 節電型凍結防止装置
JP2004152627A (ja) 電流制御方法及びそれを実施するための電流制御装置
JPS58115229A (ja) 床暖房装置の温度制御装置
JP2005003329A (ja) 温度調節機の電力制御方法及び装置
JP2005134024A (ja) 冷蔵庫