JPH088178Y2 - 軒樋保持具 - Google Patents

軒樋保持具

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JPH088178Y2
JPH088178Y2 JP1989100048U JP10004889U JPH088178Y2 JP H088178 Y2 JPH088178 Y2 JP H088178Y2 JP 1989100048 U JP1989100048 U JP 1989100048U JP 10004889 U JP10004889 U JP 10004889U JP H088178 Y2 JPH088178 Y2 JP H088178Y2
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JP
Japan
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eaves
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JP1989100048U
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JPH0341023U (ja
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雅春 山本
良典 田中
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建物屋根上の雨水を軒先において受ける軒
樋を保持する軒樋保持具に関するものである。
〔従来の技術〕 従来から、第4図に示す如く、前後両端に軒樋耳保持
部(イ)を有する保持具本体(ロ)の中程に螺子体
(ハ)を突設し、他方、取付け体(ニ)より前方へ連結
用板体(ホ)を延設して該連結用板体(ホ)の前端付近
に前後方向の長孔(ヘ)を穿設し、該長孔(ヘ)に前記
螺子体(ハ)を挿入して保持具本体(ロ)を取付け体
(ニ)に前後方向スライド固定自在に結合せしめてなる
軒樋保持具は知られている。該軒樋保持具においては、
保持具本体(ロ)の上面に連結用板体(ホ)が積重さ
れ、保持具本体(ロ)の中程には透孔が穿設されてお
り、螺子体(ハ)となるボルト(ト)が前記長孔(ヘ)
及び透孔に上方より貫通され、該貫通されたボルト
(ト)の下端部よりナット(チ)がねじ締められること
によって、保持具本体(ロ)の中程に螺子体(ハ)が突
設されている。この場合、ナット(チ)を緩めることに
よって、保持具本体(ロ)は取付け体(ニ)の連結用板
体(ホ)に対してスライド自在な状態となり、この状態
において、保持具本体(ロ)の前後方向の位置を適切な
位置となるように調整し、調整後、ナット(チ)を締め
付けることによって、保持具本体(ロ)は取付け体
(ニ)の連結用板体(ホ)に固定されるものである。
又、該軒樋保持具は、取付け体(ニ)を釘(リ)によっ
て鼻板等で構成される軒先固定部(ヌ)に固定すること
によって、取付け施工されるものである。又、該軒樋保
持具には、角状の軒樋(ル)が保持されており、その
際、軒樋(ル)の両側上縁に形成される軒樋耳部(オ)
が、保持具本体(ロ)の前後両端に形成される軒樋耳保
持部(イ)に係止されることによって、軒樋(ル)は吊
下保持されるものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の技術においては、螺子体
(ハ)となるボルト(ト)からナット(チ)を外して該
ボルト(ト)を長孔(ヘ)から抜き外さない限り、保持
具本体(ロ)を取付け体(ニ)の連結用板体(ホ)から
取り外すことができないものであり、そのため、保持具
本体(ロ)が破損して該保持具本体(ロ)のみを取り替
える場合等に、保持具本体(ロ)を取り外し或いは取り
付ける作業が困難となるものであり、又、軒樋耳部
(オ)を軒樋耳保持部(イ)に係止させて軒樋(ル)を
保持具本体(ロ)に取り付けた状態で、軒樋(ル)を保
持具本体(ロ)と共に、取付け体(ニ)の連結用板体
(ホ)に取り付けたり取り外したりするようなことは、
極めて困難な作業となるものであった。
本考案は、上記従来の技術における問題を悉く解決す
るために考案されたものであり、すなわちその課題は、
螺子体を緩めるだけで、保持具本体を取付け体の連結用
板体から前方へスライドさせて取り外すことができ、
又、前方からスライドさせて取り付けることもできて、
保持具本体の取り付け取り外し作業が容易であり、しか
も、軒樋耳部を軒樋耳保持部に係止させて軒樋を保持具
本体に取り付けた状態で、軒樋を保持具本体と共に、取
付け体の連結用板体に取り付けたり取り外したりするよ
うな作業も簡単に行える軒樋保持具を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の軒樋保持具は、前後両端に軒樋耳保持部を有
する保持具本体の中程に螺子体を突設し、他方、取付け
体より前方へ連結用板体を延設して該連結用板体の前端
付近に前後方向の長孔を穿設し、該長孔に前記螺子体を
挿入して保持具本体を取付け体に前後方向スライド固定
自在に結合せしめてなる軒樋保持具において、連結用板
体の前端へ長孔を開放させて前端開口部を形成し、保持
具本体の両側縁部分に補強リブを形成して該両補強リブ
間に連結用板体をスライド自在に嵌合してなるものであ
り、この構成により上記課題が解決されたものである。
〔作用〕
本考案の軒樋保持具においては、連結用板体の前端へ
長孔が開放されて前端開口部が形成されているため、螺
子体を緩めるだけで、該螺子体を長孔の前端開口部から
出入させることによって、保持具本体を取付け体の連結
用板体から前方へスライドさせて取り外すことができ、
又、前方からスライドさせて取り付けることもできるも
のであり、それ故に、保持具本体の取り付け取り外し作
業が容易であり、しかも、軒樋耳部を軒樋耳保持部に係
止させて軒樋を保持具本体に取り付けた状態で、軒樋を
保持具本体と共に、取付け体の連結用板体に取り付けた
り取り外したりするような作業も簡単に行えるようにな
るものである。更に、保持具本体の両側縁部分に補強リ
ブが形成されて該両補強リブ間に連結用板体がスライド
自在に嵌合されるため、保持具本体のスライド操作がガ
イドされて回動しないようスムーズに行われ、しかも、
この場合、保持具本体を補強する補強リブが活用されて
構造が複雑とならないことに加え、連結用板体を保持具
本体に取り付ける際に該連結用板体の前端付近が長孔部
分で巾方向に拡縮しながら両側の補強リブ間にスムーズ
にガイドされて取り付けられるという利点がある。
〔実施例〕
以下、本考案を、図面に示した実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図、第2図、第3図に示す軒樋保持具は、本考案
の一実施例で、前後両端に軒樋耳保持部1を有する保持
具本体2の中程に螺子体3を突設し、他方、取付け体4
より前方へ連結用板体5を延設して該連結用板体5の前
端付近に前後方向の長孔6を穿設し、該長孔6に前記螺
子体3を挿入して保持具本体2を取付け体4に前後方向
スライド固定自在に結合せしめてなる軒樋保持具であっ
て、連結用板体5の前端へ長孔6を開放させて前端開口
部7を形成し、保持具本体2の両側縁部分に補強リブ8
を形成して該両補強リブ8間に連結用板体5をスライド
自在に嵌合してなるものである。保持具本体2は、帯状
金属板を折曲プレス加工して形成されるものであり、そ
の両側縁部分には溝状の補強リブ8が形成されている。
該保持具本体2の後端に設けられる軒樋耳保持部1は、
前記帯状金属板が略コ字状に折曲されて形成されるもの
である。又、該保持具本体2の前端に設けられる軒樋耳
保持部1は、前記帯状金属板の前端に別途帯状金属板で
なる立ち上がり片9が固着されることによって形成され
るものである。保持具本体2の中程には透孔10が穿設さ
れており、螺子体3となる蝶ボルト11が前記透孔10に上
方より貫通され、該貫通された蝶ボルト11の下端部より
ナット12がねじ締められることによって、保持具本体2
の中程に螺子体3が突設されている。取付け体4は金属
板でなり、その両側には各々二個の取付け孔13が穿設さ
れている。該取付け体4より延設される連結用板体5
は、略逆L字型に折曲した帯状金属板でなり、その後端
部が前記取付け体4に固着されて延設されるものであ
る。又、該連結用板体5の中程には、保持具本体2の後
端側の軒樋耳保持部1を逃がすために、上方へ屈曲した
凹段部14が形成されている。該軒樋保持具においては、
保持具本体2の上面に連結用板体5が積重され、螺子体
3となる蝶ボルト11が長孔6及び透孔10に貫通され、該
貫通された蝶ボルト11の下端部よりナット12がねじ締め
られることによって、保持具本体2と取付け体4の連結
用板体5とが結合されている。この場合、ナット12を緩
めることによって、保持具本体2は取付け体4の連結用
板体5に対してスライド自在な状態となり、その際、連
結用板体5は保持具本体2の両側縁の補強リブ8間に嵌
合されてガイドされるものであり、この状態において、
保持具本体2の前後方向の位置を適切な位置となるよう
に調整し、調整後、ナット12を締め付けることによっ
て、保持具本体2は取付け体4の連結用板体5に固定さ
れるものである。又、該軒樋保持具は、取付け体4をそ
の取付け孔13に挿入されて打ち込まれる釘15によって鼻
板等で構成される軒先固定部16に固定することによっ
て、取付け施工されるものである。又、該軒樋保持具に
は、角状の軒樋17が保持されており、その際、軒樋17の
両側上縁に形成される軒樋耳部18が、保持具本体2の前
後両端に形成される軒樋耳保持部1に係止されることに
よって、軒樋17は吊下保持されるものである。したがっ
て、該実施例においては、連結用板体5の前端へ長孔6
が開放されて前端開口部7が形成されているため、螺子
体3を緩めるだけで、該螺子体3を長孔6の前端開口部
7から出入させることによって、保持具本体2を取付け
体4の連結用板体5から前方へスライドさせて取り外す
ことができ、又、前方からスライドさせて取り付けるこ
ともできるものであり、それ故に、保持具本体2の取り
付け取り外し作業が容易であり、しかも、軒樋耳部18を
軒樋耳保持部1に係止させて軒樋17を保持具本体2に取
り付けた状態で、軒樋17を保持具本体2と共に、取付け
体4の連結用板体5に取り付けたり取り外したりするよ
うな作業も簡単に行えるようになるものである。この場
合、軒先の高所作業として、各軒樋保持具毎において、
両軒樋耳部18を両軒樋耳保持部1に各々係止させるとい
うような面倒な作業を行うことなく、地上において、軒
樋17を保持具本体2に取り付けておいて、軒樋17を保持
具本体2と共に、軒先固定部16に固定された取付け体4
の連結用板体5に取り付けることによって、簡単に施工
が行えるようになるものであり、又、軒樋17を取り替え
る場合等において、軒樋17を保持具本体2と共に、取付
け体4の連結用板体5から取り外して、地上において、
軒樋耳部18を軒樋耳保持部1から取り外して、簡単に取
り替え作業が行えるようになるものである。更に、保持
具本体2の両側縁部分に補強リブ8が形成されて該両補
強リブ8間に連結用板体5がスライド自在に嵌合される
ため、保持具本体2のスライド操作がガイドされて回動
しないようスムーズに行われ、しかも、この場合、保持
具本体2を補強する補強リブ8が活用されて構造が複雑
とならないことに加え、連結用板体5を保持具本体2に
取り付ける際に該連結用板体5の前端付近が長孔6部分
で巾方向に拡縮しながら両側の補強リブ8間にスムーズ
にガイドされて取り付けられるものである。
なお、本考案の軒樋保持具においては、保持具本体の
上側に軒樋が載置保持されて、該保持具本体が取付け体
の連結用板体の上側に積重保持されるものであっても良
く、又、螺子体が保持具本体に一体に突設されても或い
はねじ込み結合されて突設されても良いものである。
〔考案の効果〕
上述の如く、本考案の軒樋保持具においては、連結用
板体の前端へ長孔が開放されて前端開口部が形成されて
いるため、螺子体を緩めるだけで、該螺子体を長孔の前
端開口部から出入させることによって、保持具本体を取
付け体の連結用板体から前方へスライドさせて取り外す
ことができ、又、前方からスライドさせて取り付けるこ
ともできるものであり、それ故に、保持具本体の取り付
け取り外し作業が容易であり、しかも、軒樋耳部を軒樋
耳保持部に係止させて軒樋を保持具本体に取り付けた状
態で、軒樋を保持具本体と共に、取付け体の連結用板体
に取り付けたり取り外したりするような作業も簡単に行
えるようになるものである。更に、保持具本体の両側縁
部分に補強リブが形成されて該両補強リブ間に連結用板
体がスライド自在に嵌合されるため、保持具本体のスラ
イド操作がガイドされて回動しないようスムーズに行わ
れ、しかも、この場合、保持具本体を補強する補強リブ
が活用されて構造が複雑とならないことに加え、連結用
板体を保持具本体に取り付ける際に該連結用板体の前端
付近が長孔部分で巾方向に拡縮しながら両側の補強リブ
間にスムーズにガイドされて取り付けられるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である軒樋保持具を示す分解
斜視図、第2図は同実施例の軒樋保持具の施工状態を示
す断面図、第3図は同実施例の軒樋保持具の要部平面
図、第4図は本考案の従来例である軒樋保持具の施工状
態を示す斜視図である。 図において、1は軒樋耳保持部、2は保持具本体、3は
螺子体、4は取付け体、5は連結用板体、6は長孔、7
は前端開口部、8は補強リブ、9は立ち上がり片、10は
透孔、11は蝶ボルト、12はナット、13は取付け孔、14は
凹段部、15は釘、16は軒先固定部、17は軒樋、18は軒樋
耳部、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後両端に軒樋耳保持部を有する保持具本
    体の中程に螺子体を突設し、他方、取付け体より前方へ
    連結用板体を延設して該連結用板体の前端付近に前後方
    向の長孔を穿設し、該長孔に前記螺子体を挿入して保持
    具本体を取付け体に前後方向スライド固定自在に結合せ
    しめてなる軒樋保持具において、連結用板体の前端へ長
    孔を開放させて前端開口部を形成し、保持具本体の両側
    縁部分に補強リブを形成して該両補強リブ間に連結用板
    体をスライド自在に嵌合してなる軒樋保持具。
JP1989100048U 1989-08-28 1989-08-28 軒樋保持具 Expired - Lifetime JPH088178Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989100048U JPH088178Y2 (ja) 1989-08-28 1989-08-28 軒樋保持具

Applications Claiming Priority (1)

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JP1989100048U JPH088178Y2 (ja) 1989-08-28 1989-08-28 軒樋保持具

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Publication Number Publication Date
JPH0341023U JPH0341023U (ja) 1991-04-19
JPH088178Y2 true JPH088178Y2 (ja) 1996-03-06

Family

ID=31649072

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JP1989100048U Expired - Lifetime JPH088178Y2 (ja) 1989-08-28 1989-08-28 軒樋保持具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63200027U (ja) * 1987-06-05 1988-12-22

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JPH0341023U (ja) 1991-04-19

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