JP4267578B2 - 樋支持具 - Google Patents

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Description

本発明は、雨樋を支持する樋支持具本体と、この樋支持具本体を取付面に固定するための取付体とを備えた樋支持具に関するものである。
従来の樋支持具は、雨樋を支持する樋支持具本体と、この樋支持具本体を壁面等の取付面に固定するための取付体とを備え、この樋支持具本体の前後位置を調節することで、前記雨樋の出具合を調節可能にしている。
具体的には、前記樋支持具本体の後方に向けて延設片を延設し、この延設片には軸穴を開設する。
一方、前記取付体の前方に向けて取付片を延設し、この取付片には、前記軸穴に重合する長孔を開設する。
そして、これら軸孔及び長孔の上方からボルト等を貫通すると共に、前記雨樋を取付けた樋支持具本体を長孔に沿って前後方向に移動して、雨樋の出具合を調節し、その出具合の位置が決まったところで、前記ボルト等の下端から蝶ナット等を螺合すれば、前記樋支持具本体及び取付体が連結して固定され、前記雨樋の出具合を所望位置に固定できるのである(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−320097号公報
しかしながら、従来の樋支持具では、雨樋の出具合を調節するために、例えば、ボルトや蝶ナット等の調節用部品が必要であるうえ、軸穴及び長孔などの加工作業をも要するため、製造が複雑であると共に、高コストであるという問題があった。
本発明は、かかる課題を解決することを目的とするもので、ボルト、蝶ナット等の調節用部品を不要にして雨樋の出具合を調節可能にした簡易な構造の樋支持具を提供するものである。
上記目的を達成するため、
請求項1に係る樋支持具は、雨樋を支持する樋支持具本体と、この樋支持具本体を取付面に固定するための取付体とを備えた樋支持具において、前記取付体は、1枚の基材を断面略ハット形に形成して、前記樋支持具本体を固定する固定部と、この固定部の両側から前記取付面に延設される取付脚部と、この取付脚部の基端から外方に向けて更に延設される取付部と、より構成してなり、前記取付脚部の基端を外方に向けて拡開させて、前記取付面に前記取付部を固定し、前記雨樋の前後方向への出具合を調節可能にし、更に、前記取付脚部における、固定部との連設部分及び取付部との連設部分を除いた前後方向の中間部には、前後方向に沿った補強部を形成することによって、拡開させる位置を、該補強部を形成しない部位に特定するようにしたことを特徴とする。
請求項2に係る樋支持具は、請求項1において、樋支持具本体が、竪樋を支持する竪樋支持具本体よりなることを特徴とする。
請求項3に係る樋支持具は、請求項1において、樋支持具本体が、軒樋を支持する軒樋支持具本体よりなることを特徴とする。
(前回の補正にて削除)
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1に係る樋支持具によれば、1枚の基材を断面略ハット形に形成してなる取付体の取付脚部の基端を外方に向けて拡開させるだけで、雨樋の出具合を調節可能な構造にしているため、ボルト、蝶ナット等の調節用部品を不要にできるうえ、樋支持具本体及び取付体も容易に製造できる。
また、取付脚部の前後方向の中間部に補強部を形成しているので、取付体の取付脚部が拡開される位置を限定できると共に、取付脚部の強度を高めることができる。
(前回の補正にて削除)
請求項2に係る樋支持具によれば、請求項1の効果を、竪樋を支持する竪樋支持具本体として発揮することができる。
請求項3に係る樋支持具によれば、請求項1の効果を、軒樋を支持する軒樋支持具本体として発揮することができる。
以下、本発明に係る樋支持具を図面とともに説明する。
図1は、本発明に係る樋支持具Aの参考例を示す使用状態の斜視図である。
この樋支持具Aは、雨樋Tを支持する樋支持具本体1と、この樋支持具本体1を壁面等の取付面(不図示)に固定するための取付体2とを備えてなる。
ここで、参考例では、樋支持具本体1が、竪樋T1を支持する竪樋支持具本体1’よりなるものを例示して説明する。
この竪樋支持具本体1’は、竪樋T1を抱持して支持する環状部材が2分割にされた本体部11と蓋部12とからなり、これら本体部11と蓋部12の一端には、蓋部12を開閉自在にしたヒンジ部13を設け、他端には、蓋部12を本体部11に係止可能な係止部14を設けてなる。
なお、竪樋支持具本体1’は、竪樋T1を支持可能であれば良く、参考例のものに限定されない。
このように形成された竪樋支持具本体1’の基端に、取付体2の先端をリベット等の固定具3で固定している。
この取付体2は、1枚の金属製帯板を基材にして、この基材を断面略ハット形に形成してなり、竪樋支持具本体1’に固定された固定部21と、この固定部21の両側から後方の取付面(不図示)に延設される取付脚部22と、この取付脚部22の基端から外方に向けて更に延設される取付部23と、より構成している。
なお、23aは、取付体2を取付面(不図示)にネジ、釘等で固定するために設けた取付用孔である。
以上のように構成した参考例の樋支持具Aは、以下の要領で施工する。
図2は、参考例の樋支持具Aの施工要領を示す概略図であり、図2(a)は、竪樋が取付面から最も突出して取り付けられた場合を示す取付状態図を示し、図2(b)は、竪樋が図2(a)の状態よりも取付面側に取付けられた場合の一例を示す取付状態図である。
先ず、取付体2の一方の取付部23を、取付面(不図示)にネジ、釘等で固定する。
そして、竪樋T1の出具合を固定部21付近を基準に調節し、竪樋T1を竪樋支持具本体1’に抱持して支持させる。
ここで、図2(a)で示すように、竪樋T1が最も突出した位置の出具合で良ければ、そのまま、他方の取付部23を、前記同様にして、取付面(不図示)にネジ、釘等で固定すれば簡単に施工できる。
また、図2(b)に示すように、竪樋T1を取付面(不図示)側に近づけたい場合には、竪樋支持具本体1’を取付面(不図示)側に押圧或いは、取付体2の取付脚部2の基端外方に向けて手動で拡開すれば、竪樋T1が取付面(不図示)側に近づけられる。
そして、竪樋T1が所望の出具合の位置になったとき、他方の取付部23を、前記同様にして、ネジ、釘等で取付面(不図示)に固定し、竪樋T1を竪樋支持具本体1’に抱持して支持すれば、竪樋T1の前後方向への出具合を簡単に調節できるのである。
このように、参考例の樋支持具Aによれば、取付脚部22の基端を外方に向けて拡開させるだけで、竪樋T1の出具合を調節可能な構造にしているため、従来のようなボルト、蝶ナット等の調節用部品を不要にできるうえ、樋支持具本体1及び取付体2も容易に製造できる。
なお、図1及び図2では、竪樋T1が、取付体2の2つの取付部23、23と平行な同方向に取付けた場合を示しているが、竪樋T1を例えば90°回転した状態で取付ける場合には、竪樋支持具本体1’と取付体2とを90°回転した方向で固定しておけば、上記同様の効果を得ることができる。
図3は、本発明における取付体の一実施例を示した三面図であり、図3(a)は、取付体の平面図、図3(b)は、取付体の正面図、図3(c)は、取付体の側面図を各々示している。
なお、図1、図2と共通する部位には、共通の符号を示して、その説明は省略し、本実施例の特徴についてのみ説明する。
この取付体2は、取付脚部22の前後方向の中間部に、補強部24を形成したことに特徴がある。
ここで、中間部とは、取付脚部22と固定部21との連設部分、及び、取付脚部22と取付部23、23との連設部分を除いた位置を意味している。
また、補強部24には、図例のようなリブを形成する他、ビート、折り曲げ、フランジ等を採用することもできる。
このように、取付脚部22の前後方向の中間部に補強部24を形成すれば、取付脚部22の強度を高めることができることは勿論、補強部24を形成した部位の取付脚部22と、補強部24を形成しない部位の取付脚部22との強度差を生じさせることで、補強部24を形成しない部位において取付脚部22が拡開されるため、取付脚部22の拡開させる位置を所望の位置に特定することができる。
また、図4は、本発明の樋支持具Aにおける樋支持具本体1が、軒樋T2を支持する軒樋支持具本体1”よりなるものを例示した概略図であり、図4(a)は、軒樋支持具本体1”が、軒樋T2を受け支持する受式の樋支持具Aを示し、図4(b)は、軒樋支持具本体1”が、軒樋T2を吊下げて支持する吊り式の樋支持具Aを各々示したものであり、これら受け式、吊り式の樋支持具Aであっても、上記同様の効果を得ることができる。
本発明に係る樋支持具Aの参考例を示す使用状態の斜視図である。 本発明に係る樋支持具Aの参考例の施工要領を示す概略図であり、図2(a)は、竪樋が取付面から最も突出して取り付けられた場合を示す取付状態図を示し、図2(b)は、竪樋が図2(a)の状態よりも取付面側に取付けられた場合の一例を示す取付状態図である。 本発明における取付体の一実施例を示す三面図であり、図3(a)は、取付体の平面図、図3(b)は、取付体の正面図、図3(c)は、取付体の側面図である。 樋支持具の一実施例を示した概略図であり、図4(a)は、軒樋支持具本体T2が、軒樋T2を受け支持する受式の樋支持具Aを示し、図4(b)は、軒樋支持具本体T2が、軒樋T2を吊下げて支持する吊り式の樋支持具Aを各々示した概略図である。
A 樋支持具
T 雨樋
T1 竪樋
T2 軒樋
1 樋支持具本体
1’竪樋支持具本体
1”軒樋支持具本体
2 取付体
21 固定部
22 取付脚部
23 取付部
24 補強部

Claims (3)

  1. 雨樋を支持する樋支持具本体と、この樋支持具本体を取付面に固定するための取付体とを備えた樋支持具において、
    前記取付体は、1枚の基材を断面略ハット形に形成して、前記樋支持具本体を固定する固定部と、この固定部の両側から前記取付面に延設される取付脚部と、この取付脚部の基端から外方に向けて更に延設される取付部と、より構成してなり、
    前記取付脚部の基端を外方に向けて拡開させて、前記取付面に前記取付部を固定し、前記雨樋の前後方向への出具合を調節可能にし、
    更に、前記取付脚部における、固定部との連設部分及び取付部との連設部分を除いた前後方向の中間部には、前後方向に沿った補強部を形成することによって、拡開させる位置を、該補強部を形成しない部位に特定するようにしたことを特徴とする樋支持具。
  2. 請求項1において、
    樋支持具本体が、竪樋を支持する竪樋支持具本体よりなることを特徴とする樋支持具。
  3. 請求項1において、
    樋支持具本体が、軒樋を支持する軒樋支持具本体よりなることを特徴とする樋支持具。
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