JP3495404B2 - 樋受金具 - Google Patents

樋受金具

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JP3495404B2
JP3495404B2 JP03298494A JP3298494A JP3495404B2 JP 3495404 B2 JP3495404 B2 JP 3495404B2 JP 03298494 A JP03298494 A JP 03298494A JP 3298494 A JP3298494 A JP 3298494A JP 3495404 B2 JP3495404 B2 JP 3495404B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、軒樋を屋根の軒先に沿
わせて所定の位置に支持して取付けられるようにした樋
受金具に関する。 【0002】 【従来の技術】金属の帯板片からなる樋受部材に、同様
の金属の帯板片からなる取付部材を前後にスライド可能
に組合わせて、謂ゆる軒の出の長さ調整と、屋根勾配に
対応する取付面の傾斜角度に合わせる取付位置の角度調
整とを同時に行えるようにした樋受金具は、例えば実開
平4−101427号、同4−95433号公報等にお
いて一般に知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このような従来の樋受
金具においては、図5に示すように樋受部材50の先端
部を立ち上がり傾斜となるように円弧状に曲げ、取付部
材51の先端部を、その円弧面に沿うように添接して長
孔52を通してボルト・ナット53で締結するものであ
る。従って、この従来の樋受金具では、取付位置を変更
しようとして円弧面に沿ってスライドさせると、特に後
方(矢印イの方向)へ取付部材51をスライドさせた場
合には、その基端の取付脚部55が図5の鎖線の如く上
方位置へ大きく変位した位置となる為に、軒先取付部の
制約を受けて施工上問題が発生し、場合によっては施工
不可能になるといった問題点を有していた。また、取付
面の傾斜角に対応させて角度調整を行った状態ではその
角度が一定に固定され、その固定された状態でのみ樋受
部材の前後スライド調整が行われるため、調整範囲が限
定されて種々の変化に対応させ難いといった問題点を有
していた。 【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、軒に対する出の長さ調整と、屋根勾配、或いは
取付面の傾斜角度に合わせ、且つ取付部の制約を受けな
いで、取付位置、角度の調整をワンタッチで簡単迅速
に、且つ精確に行うことを可能とし、而も最小限の部品
点数にして簡略化された構成でコスト的にも有利な樋受
金具を提供しようとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における樋受金具は、軒樋を係合保持するよ
うに水平部11の両端に係合部12、13を設けた樋受
部材10と、この樋受部材10を定位置に取付ける取付
部材20とよりなる樋受金具において、取付部材20を
樋受部材10の水平部11に対して前後スライド可能に
ボルト・ナットで締着されるように添接されるベース板
片21と外壁面への取付用脚片22とで構成するととも
に、このベース板片21と取付用脚片22とを略直角と
なるように枢軸23を支点に拡開可能に枢着させ、前記
ベース板片21と取付用脚片22とをバネ材5cを介し
て調整用ボルト5で結合し、調整用ボルトの螺動操作に
てベース板片21に対する取付用脚片22の取付角度を
可変自在としてなるものである。 【0006】 【実施例】本発明の好ましい実施例を図面を参照して説
明する。 【0007】 【実施例1】樋受部材10は、図1〜2に示すように一
定幅の金属の帯板片を折曲げて水平部11の両端に軒樋
1の耳縁1a・1bを係合状に吊持保持する係合部12
・13を一連に形成する。 【0008】取付部材20は、樋受部材10と同様の金
属の帯板片を用いてベース板片21と取付用脚片22を
形成してベース板片21の後端と取付用脚片22の上端
とを枢軸23で結合し、枢軸23を支点に両片が開拡自
在となす。 【0009】取付部材20の水平部21にボルト孔25
を設けてこのボルト孔に調整用ボルト5を通し、ボルト
5の先端5aを取付用脚片22の面に形成した係止孔2
4に係止することで両片を結合し、蝶ナット5bの操作
で両片21、22の間隔を可変し、又は一定に保つ。 【0010】ボルト孔25をねじ孔とするときは、この
ねじ孔にボルト5を螺入しボルトの回動で調整し、ま
た、ボルト孔25がねじ孔でない透孔とするときは、ボ
ルト5を遊挿し蝶ナット5bの螺回動で調整するように
なす。 【0011】樋受部材10の水平部11と取付部材20
のベース板片21には、長手方向に長孔14・26を設
けてこの両長孔にボルト27を通して蝶ナット28で締
結する。蝶ナット28を緩めると、ベース板片21に対
して樋受部材10を前後スライド自由に調整される。 【0012】図1に示すように、ベース板片21の後端
と取付用脚片22の下端とを枢軸23で枢着するととも
に、取付用脚片22の下端を下方へ延出してさらに前方
へ直角に折曲げて支片22aを形成し、ベース板片21
と支片22aをバネ材5cを介して調整用ボルト5で結
合する。 【0013】また、図2に示すようにベース板片21の
下面に樋受部材10の水平部11を添接する。 【0014】ベース板片21の後端と取付用脚片22の
上端とを枢軸23で枢着するとともに、取付用脚片22
の上端を上方へ延出してさらに前方に直角に折曲げて支
片22aを形成し、ベース板片21と支片22aをバネ
材5cを介して調整用ボルト5で結合するように構成す
る。 【0015】ベース板片21と樋受部材10の水平部1
1に長孔14、26を設けてボルト27と蝶ナット28
により締着し、スライド自由に出の調整を行う。 【0016】 【作用】図1〜2において、蝶ナット28を緩めるとベ
ース板片21と樋受部材10の水平部11とは相互に長
孔の範囲において前後方向にフリーとなる。 【0017】一方、調整ボルト5の蝶ナット5b締め付
け方向へ回動すると、バネ材5cを介して取付用脚片2
2とベース板片21は枢軸23を支点に角度θが小さく
なる方向に変位し、逆に緩める方向へ回動すると角度θ
が大きくなるように変化する。従って取付用脚片22の
取付角度を調整できるため、壁面等の取付部の状況に合
わせて取付が可能となる。 【0018】図1〜2に示すように、調整用ボルト5の
螺回動操作によりベース板片21に対する取付用脚片2
2の角度θが自由に変化する。 【0019】 【発明の効果】本発明は前記の構成からなるものであっ
て、ベース板片に対する取付用脚片の角度をベース板片
と取付用脚片との間に設けた1本の調整用ボルトの締め
付け又は緩み方向への回動操作によって簡単にワンタッ
チで迅速に行うことができるため、取付部の状況に対応
した任意の取付けが可能となるものであって、取付部に
対する制約も受けず、而も取付部材は、ベース板片と取
付用脚片の最小部品で足り、構造が簡単で無理がないた
め作業性が向上しコスト的にも有利である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る樋受金具の実施例を示す縦断側面
図である。 【図2】本発明の第2実施例の縦断側面図である。 【図3】従来例の樋受金具の側面図である。 【符号の説明】 1 軒樋 5 調整用ボルト 5a ボルトの先端 5b 蝶ナット 5c バネ材 10 樋受部材 11 水平部 12、13 係合部 14 長孔 20 取付部材 21 ベース板片 22 取付用脚片 22a 支片 23 枢軸 24 係止孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 13/072 501 - 502

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 軒樋を係合保持するように水平部の両端
    に係合部を設けた樋受部材と、この樋受部材を定位置に
    取付ける取付部材とよりなる樋受金具において、取付部
    材を樋受部材の水平部に対して前後スライド可能にボル
    ト・ナットで締着されるように添接されるベース板片と
    外壁面への取付用脚片とで構成するとともに、このベー
    ス板片と取付用脚片とを略直角となるように枢軸を支点
    に拡開可能に枢着させ、前記ベース板片と取付用脚片と
    をバネ材を介して調整用ボルトで結合し、調整用ボルト
    の螺動操作にてベース板片に対する取付用脚片の取付角
    度を可変自在としてなることを特徴とする樋受金具。
JP03298494A 1994-02-04 1994-02-04 樋受金具 Expired - Fee Related JP3495404B2 (ja)

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JP2003027681A (ja) * 2001-07-19 2003-01-29 Otis:Kk 軒樋支持具
JP6297617B2 (ja) * 2016-04-11 2018-03-20 株式会社オーティス 樋支持具用補強具
JP6175549B1 (ja) * 2016-08-01 2017-08-02 株式会社オーティス 軒樋支持具

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