JPH0881486A - D−マンノサミン誘導体の製造方法 - Google Patents
D−マンノサミン誘導体の製造方法Info
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Abstract
−マンノサミン誘導体の製造方法。 【効果】 本発明により、D−マンノサミンの前駆体と
して有用なD−マンノサミン誘導体の製造方法が提供さ
れる。
Description
駆体であるD−マンノサミン誘導体の製造方法およびそ
の中間体に関する。D−マンノサミンは、ノイラミン酸
の合成中間体として有用である。
来、(1)D−グルコサミン酸を異性化した後、還元す
る方法[ジャーナル オブ バイオロジカル ケミスト
リー(Journal of Biological Chemistry )、36巻、73
頁(1918年)および同39巻、69頁(1919年)参照]、
(2)N−アセチル−D−グルコサミンを異性化した
後、加水分解する方法[ジャーナル オブ アメリカン
ケミカル ソサエティー(Journal of American Chem
ical Society)、81巻、2403頁(1959年)参照]、
(3)D−アラビノースをベンジルアミンの存在下、シ
アンと反応させ、次いで水素化する方法[ユスタス リ
ービッヒ アナーレン デァ ヘミー(Justus Liebigs
Annelen der Chemie )、600 巻、115 頁(1956年)お
よび同602 巻、217頁(1957年)参照]が知られてい
る。
(3)の方法ではD−マンノサミンの収率が非常に低
く、さらに(1)の方法においては原料が高価であると
いう問題点がある。また、(2)の方法は転化率が低
く、後処理および精製の工程が煩雑で、効率よい方法と
はいい難い。しかして、本発明の1つの目的は、D−マ
ンノサミンに容易に変換可能なD−マンノサミン誘導体
を、入手容易な原料を用いて、収率よく製造する方法を
提供することにある。また、本発明の他の目的は、該D
−マンノサミン誘導体を与える新規な合成中間体を提供
することにある。
目的は、式(II)
(II)と略記することがある。]の水酸基を保護し、そ
の水酸基を保護した化合物(II)を塩基で処理すること
により一般式(III )
で示される化合物[以下、これを化合物(III )と略記
することがある。]を得、得られた化合物(III )の水
酸基を保護したのちR2 で示される水酸基の保護基を除
去することにより一般式(IV)
で示される化合物[以下、これを化合物(IV)と略記す
ることがある。]を得、得られた化合物(IV)を酸化
し、ヒドロキシアミンまたはその誘導体で処理すること
により一般式(V)
る。)で示される化合物[以下、これを化合物(V)と
略記することがある。]を得、得られた化合物(V)を
還元することを特徴とする一般式(I)
る。)で示されるD−マンノサミン誘導体[以下、これ
をD−マンノサミン誘導体(I)と略記することがあ
る。]の製造方法および化合物(V)を提供することに
より達成される。
物(II)は、例えばヘテロサイクルズ(Heterocycle
s)、34巻、1935頁(1992年)に記載されている方法に
より合成することができる。
る。化合物(II)の水酸基を保護する際に用いられる水
酸基の保護基(すなわちR2 が表す水酸基の保護基)と
しては、1−エトキシエチル基、テトラヒドロピラニル
基、テトラヒドロフラニル基などのアルコキシアルキル
基が用いられる。化合物(II)に、かかる水酸基の保護
基を導入する工程は、化合物(II)を弱酸性条件下、対
応するビニルエーテル類と反応させることにより行われ
る。ビニルエーテル類としては、具体的には、エチルビ
ニルエーテル、2,3−ジヒドロピラン、2,3−ジヒ
ドロフランなどが使用される。また、弱酸性条件にする
ためには、酢酸などの有機カルボン酸;p−トルエンス
ルホン酸などのスルホン酸とアミンの塩;塩化ピリジニ
ウムなどの塩酸とアミンの塩などが用いられる。
を塩基で処理する反応は、水性アルカリ媒体中において
行うことが良好な結果を与える。また、第3級ブタノー
ルなどの水混和性の極性溶媒中の存在下に実施すること
も可能である。かかる反応に用いられる塩基としては、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属
水酸化物;水酸化マグネシウム、水酸化カルシウムなど
のアルカリ土類金属水酸化物などが使用される。反応
は、加熱下に行われることが好ましい。
いられる水酸基の保護基(すなわちR1 が表す水酸基の
保護基)としては、ベンジル基、p−ニトロベンジル基
などの置換基を有していてもよいベンジル基が用いられ
る。化合物(III )にかかる水酸基の保護基を導入する
工程は、化合物(III )をアルカリ性条件下、塩化ベン
ジル、臭化ベンジルなどのハロゲン化ベンジル、塩化p
−ニトロベンジルなどのハロゲン化p−ニトロベンジル
と反応させることにより行われる。アルカリとしては、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属
水酸化物;ナトリウムメチラート、カリウム第3級ブト
キシドなどのアルカリ金属アルコラート;水素化ナトリ
ウムなどのアルカリ金属水素化物などが使用される。
)のR2 で表される水酸基の保護基を除去する反応
は、酸性条件下、メタノール、エタノール、ブタノール
などのアルコール系溶媒;アセトン、メチルエチルケト
ンなどのケトン系溶媒中で行われる。酸としては、リン
酸、塩酸などの無機酸;p−トルエンスルホン酸などの
有機スルホン酸;酢酸などの有機カルボン酸;酸性イオ
ン交換樹脂などの固体酸が用いられる。
酸、無水トリフルオロ酢酸、無水メタンスルホン酸など
の酸無水物;塩化アセチル、塩化メタンスルホン酸など
の酸ハロゲン化物;塩化チオニルなどの存在下、ジメチ
ルスルホキシドで行うのが好ましい。
(V)を得る工程において用いられるヒドロキシアミン
の誘導体としては、ヒドロキシアミン塩酸塩、ヒドロキ
シアミン硫酸塩などのヒドロキシアミン塩が用いられ
る。かかる工程における反応は、ピリジン、炭酸ナトリ
ウムなどの塩基の存在下に行うことが好ましい。
(I)を得る工程において用いられる還元剤としては、
水素化アルミニウムリチウム、水素化ビス(2−メトキ
シエトキシ)アルミニウムナトリウムなどの水素化アル
ミニウム錯化合物;ボランなどが用いられる。
誘導体(I)の反応混合物からの単離・精製は、通常の
有機化合物の単離・精製において用いられるのと同様の
方法で行われる。例えば、反応混合物中の過剰の還元剤
を処理した後、ジエチルエーテル、塩化メチレン、酢酸
エチルなどの有機溶媒で抽出し、濾過することにより、
または濾過した後必要に応じてカラムクロマトグラフィ
ーなどで精製することにより行われる。
体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら
限定されるものではない。
ス(化合物(II))の合成 レボグルコセノン1.26g(10mmol)のメタノ
ール溶液(10ml)に塩化セリウム7水和物5.51
g(14.8mmol)および水素化ホウ素ナトリウム
210.2mg(5.56mmol)を0℃で加え、1
時間撹拌した。室温でさらに2時間撹拌後、0℃で1規
定塩酸水を加えた。反応物を水中に注ぎ、クロロホルム
で抽出し、食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで洗
浄した。溶媒を減圧下に留去後、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製することにより、1,6−アンヒ
ドロ−3,4−ジデオキシ−β−D−スレオ−ヘキサ−
3−エノピラノース1.01g(7.9mmol)を得
た(収率79%)。得られた1,6−アンヒドロ−3,
4−ジデオキシ−β−D−スレオ−ヘキサ−3−エノピ
ラノース1.93g(15.1mmol)、酢酸銀6.
40g(38.3mmol)、ヨウ素4.69g(1
8.5mmol)および酢酸30mlの混合物を100
℃で4.5時間加熱撹拌した。さらに酢酸銀1.03g
(6.17mmol)、ヨウ素0.79g(3.11m
ol)を追加し、2時間加熱撹拌した。セライト上で濾
過し、トルエンを加え、溶媒を減圧留去した。残渣にメ
タノール(20ml)と炭酸カリウム1.03gを加
え、終夜撹拌後、セライト上で濾過した。溶媒を留去し
て得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
に付すことにより、1,6:3,4−ジアンヒドロ−β
−D−タロピラノース(化合物(II))1.32g
(9.2mmol)を得た(収率61%)。
−β−D−マンノピラノースの合成 1,6:3,4−ジアンヒドロ−β−D−タロピラノー
ス706mg(4.90mmol)のベンゼン溶液(1
0ml)に触媒量のp−トルエンスルホン酸およびエチ
ルビニルエーテル0.70ml(7.32mmol)を
0℃で加え、同温度で1時間撹拌した。トリエチルアミ
ンで中和後、低沸点成分を減圧下に留去し、得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製するこ
とにより、1,6:3,4−ジアンヒドロ−2−O−
(1−エトキシエチル)−β−D−タロピラノース90
0mg(4.17mmol)を得た(収率85%)。
1,6:3,4−ジアンヒドロ−2−O−(1−エトキ
シエチル)−β−D−タロピラノース68.3mg
(0.316mmol)、第3級ブタノール0.4m
l、および1規定水酸化ナトリウム水溶液(2.0m
l)の混合液を70℃で2日間加熱撹拌した。溶媒を留
去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製することにより、下記の物性値を有する1,6−アン
ヒドロ−2−O−(1−エトキシエチル)−β−D−マ
ンノピラノース73.2mg(0.313mmol)を
得た(収率99%)。1 H−NMRスペクトル(270MHz、重クロロホル
ム、δ、ppm):5.42,5.39(each s,1H)、4.89(q,1
H)、4.51(bd,1H) 、4.32(bd,1H) 、3.47-4.00(m,6H) 、
1.40,1.38(each d,3H,J=5.28Hz) 、1.21(t,3H,J=7.10H
z) IRスペクトル(cm-1):3408、2972、2894、1384、
1121、1067、887 、788 [α]25 D (c0.98、クロロホルム):−50.0
°
チル)−β−D−マンノピラノースの合成 1,6−アンヒドロ−2−O−(1−エトキシエチル)
−β−D−マンノピラノース314.4mg(1.34
mmol)のDMF溶液(5ml)を、水素化ナトリウ
ム181.2mg(4.15mmol)のDMF懸濁液
(2ml)に、0℃で添加後、15分間撹拌した。反応
液に沃化テトラブチルアンモニウム91.9mg(0.
25mmol)を加えた後、臭化ベンジル0.50ml
(4.2mmol)を0℃で適下した。次いで室温で2
時間撹拌し、メタノールを0℃で加えた後、塩化アンモ
ニウム水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を
食塩。水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶
媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで精製することにより、1,6−
アンヒドロ−3,4−ビス−O−(フェニルメチル)−
2−O−(1−エトキシエチル)−β−D−マンノピラ
ノース532.7mg(1.29mmol)を得た(収
率96%)。1,6−アンヒドロ−3,4−ビス−O−
(フェニルメチル)−2−O−(1−エトキシエチル)
−β−D−マンノピラノース532.7mg(1.29
mmol)、触媒量のp−トルエンスルホン酸、および
メタノール(7ml)の混合液を0℃で1時間撹拌し
た。トリエチルアミンで中和後、低沸点成分を減圧下に
留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製することにより、下記の物性を有する1,
6−アンヒドロ−3,4−ビス−O−(フェニルメチ
ル)−β−D−マンノピラノース438mg(1.28
mmol)を得た(収率99%)。1 H−NMRスペクトル(90MHz、重クロロホル
ム、δ、ppm):7.25-7.41(m,10H)、5.35(s,1H)、4.
4-4.6(m,5H) 、4.07(dd,1H,J=0.88 and 7.25Hz) 、3.62
-3.78(m,3H) 、3.49(s,3H) IRスペクトル(cm-1):3540、3026、2892、1453、
1073、1028、759 [α]25 D (c3.79、クロロホルム):−51.2
°
チル)−β−D−マンノピラノース−2−ウロース オ
キシムの合成 1,6−アンヒドロ−3,4−ビス−O−(フェニルメ
チル)−β−D−マンノピラノース434.1mg
(1.27mmol)、無水酢酸(3.0ml)、およ
びジメチルスルホキシド(5.0ml)の混合液を室温
で6時間撹拌した。反応混合物を重曹水中に注ぎ、酢酸
エチルで抽出し、食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。トルエンを加え、低沸点成分を減圧下に
留去することにより、1,6−アンヒドロ−3,4−ビ
ス−O−(フェニルメチル)−β−D−マンノピラノー
ス−2−ウロースの粗製物を得た。これにピリジン
(5.0ml)およびヒドロキシアミン塩酸塩150.
8mg(2.17mmol)を加え、室温で1時間撹拌
後、反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチル出抽出した。有
機層を1規定塩酸水、重曹水、食塩水で順次洗浄後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去後、得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製す
ることにより、下記の物性値を有する1,6−アンヒド
ロ−3,4−ビス−O−(フェニルメチル)−β−D−
マンノピラノース−2−ウロース オキシム438.5
mg(1.24mmol)を得た(収率97%)。1 −NMRスペクトル(270MHz、重クロロホル
ム、δ、ppm):8.65(bs,1H) 、7.31(bs,1H) 、6.54
(s,1H)、4.60-4.68(m,3H) 、4.50(d,1H,J=12.53Hz)、4.
36(d,1H,J=11.88Hz)、4.17(d,1H,J=7.02Hz) 、4.06(s,1
H)、3.78(dd,1H,J=7.02Hz)、3.63(s,3H)13 C−NMRスペクトル(67.5MHz、重クロロホ
ルム、δ、ppm):150.9 、137.6 、137.4 、128.6
、128.5 、128.1 、127.9 、127.8 、92.1、79.2、75.
5、72.2、71.5、70.8、65.0 IRスペクトル(cm-1):3372、2902、1494、1453、
1106、1022、745 、697 [α]25 D (c2.28、クロロホルム):−45.1
°
(フェニルメチル)−2−デオキシ−β−D−マンノピ
ラノースの合成 1,6−アンヒドロ−3,4−ビス−O−(フェニルメ
チル)−β−D−マンノピラノース−2−ウロース オ
キシム438.5mg(1.24mmol)のテトラヒ
ドロフラン溶液(5.0ml)を水素化リチウムアルミ
ニウム115.7mg(3.05mmol)のテトラヒ
ドロフラン懸濁液(1.0ml)に0℃で適下した。こ
の混合物を室温で1.5時間撹拌後、0℃で酢酸エチル
を添加し、セライトを通して濾過した。濾液から低沸点
物を減圧下に留去し、得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで精製することにより、下記の物性
値を有する2−アミノ−1,6−アンヒドロ−3,4−
ビス−O−(フェニルメチル)−2−デオキシ−β−D
−マンノピラノース331.7mg(0.97mmo
l)を得た(収率79%)。1 H−NMRスペクトル(270MHz、重クロロホル
ム、δ、ppm):7.31-7.36(m,10H)、5.33(s,1H)、4.
46-4.64(m,5H) 、4.10(d,1H,J=6.77Hz) 、3.74(bd,1H,J
=5.61Hz)、3.67(dd,1H,J=6.77Hz)、3.44(s,1H)、3.12(d
d,1H,J=1.65and 5.61Hz) 、2.97(bs,2H)13 C−NMRスペクトル(67.5MHz、重クロロホ
ルム、δ、ppm):137.7 、128.6 、128.6 、128.1
、128.0 、127.9 、127.7 、102.9 、76.2、75.0、73.
8、73.6、71.4、64.8、50.5 IRスペクトル(cm-1):3368、2892、1601、1453、
1078、750 、699 [α]25 D (c1.35、クロロホルム):−39.3
°
駆体であるD−マンノサミン誘導体を、入手容易な原料
を用いて、収率よく製造する方法が提供される。また、
かかる製造に使用される中間体が提供される。
Claims (2)
- 【請求項1】 式(II) 【化1】 で示される化合物の水酸基を保護し、その水酸基を保護
した式(II)で示される化合物を塩基で処理することに
より一般式(III ) 【化2】 (式中、R2 は水酸基の保護基を表す。)で示される化
合物を得、得られた一般式(III )で示される化合物の
水酸基を保護したのちR2 で示される水酸基の保護基を
除去することにより一般式(IV) 【化3】 (式中、R1 は水酸基の保護基を表す。)で示される化
合物を得、得られた一般式(IV)で示される化合物を酸
化し、ヒドロキシアミンまたはその誘導体で処理するこ
とにより一般式(V) 【化4】 (式中、R1 は前記定義のとおりである。)で示される
化合物を得、得られた一般式(V)で示される化合物を
還元することを特徴とする一般式(I) 【化5】 (式中、R1 は前記定義のとおりである。)で示される
D−マンノサミン誘導体の製造方法。 - 【請求項2】 一般式(V) 【化6】 (式中、R1 は水酸基の保護基を表す。)で示される化
合物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22032794A JP3703509B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | D−マンノサミン誘導体の製造方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102159580A (zh) * | 2008-09-16 | 2011-08-17 | 赛诺菲-安万特 | 制备1,6:2,3-双脱水-β-D-吡喃甘露糖的方法 |
CN109096348A (zh) * | 2018-09-12 | 2018-12-28 | 江苏美迪克化学品有限公司 | 一种磺达肝癸钠单糖中间体的制备方法 |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP22032794A patent/JP3703509B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN109096348A (zh) * | 2018-09-12 | 2018-12-28 | 江苏美迪克化学品有限公司 | 一种磺达肝癸钠单糖中间体的制备方法 |
CN109096348B (zh) * | 2018-09-12 | 2020-06-16 | 江苏美迪克化学品有限公司 | 一种磺达肝癸钠单糖中间体的制备方法 |
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