JPH0881313A - 除草剤組成物 - Google Patents
除草剤組成物Info
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Abstract
効成分として含有することを特徴とする除草剤組成物。 【化1】 【効果】 (I)に(II)を加えることにより、
(I)の有する除草効果を減じることなく、移植水稲に
対する薬害を顕著に軽減できる。
Description
する。
物(I)は特開昭60−208977号公報記載の化合
物で、従来の除草剤に比して低薬量で優れた除草効果を
あげなおかつ、トウモロコシ、コムギ等の作物に対して
高い安全性を有する。また水稲に対しても、通常条件下
では高い安全性を有するが、水稲の植付け深度が浅いこ
となどの悪条件下では薬害をもたらす場合があり、改良
が求められていた。
に鑑み、鋭意検討した結果、式(I):
有することを特徴とする除草剤組成物(以下、本組成物
という。)を見出した。化合物(II)は、ダイムロンと
呼ばれ公知除草活性化合物である。本組成物では、化合
物(I)に化合物(II)を加えることにより水稲に対す
る薬害を顕著に低減することができる。同時に本組成物
は各種雑草に対する防除効果については何ら低下させる
ことなく高い効果が維持される。
含むピラゾールスルホニルウレア系化合物は、特開昭6
2−48606号、特開昭62−48605号、特開昭
62−169707号、特開昭62−205003号、
特開昭63−48204号、特開昭62−212308
号、特開昭62−212309号、特開昭62−169
706号、特開昭63−227506号、特開平1−2
49705号、特開平2−160706号等に水稲ある
いはトウモロコシ用として他の除草剤との組成物が開示
されている。しかしながら本発明で特に選択された化合
物(I)と化合物(II)との組成物に関しては、何ら具
体的に記載されていない。加えて上記の特許出願で開示
された組合せは、いずれも相乗的殺草効果を主旨とし、
本組成物の薬害軽減効果については何ら示唆していな
い。
り化合物(II)を0.1〜1000重量部含む。好まし
くは化合物(I)1重量部当たり化合物(II)を10〜
500重量部含む。本組成物の処理薬量は、有効成分と
して通常0.1kg〜10kg/haである。好ましく
は0.3kg〜3kg/haである。
釈剤からなるキャリヤーと混合した組成物の形態で使用
するのが好ましい。本組成物は更に界面活性剤を含むの
が好ましい。本組成物を除草剤として施用するにあたっ
ては一般には適当な担体、例えばクレー、タルク、ベン
トナイト、珪藻土等の固体担体或いは水、アルコール類
(メタノール、エタノール等)、芳香族炭化水素類(ベ
ンゼン、トルエン、キシレン等)、塩素化炭化水素類、
エーテル類、ケトン類、エステル類(酢酸エチル等)、
酸アミド類(ジメチルホルムアミド等)などの液体担体
と混用して適用することができ、所望により乳化剤、湿
潤剤、分散剤、結合剤、浸透剤、展着剤、安定剤などを
添加し、乳剤、液剤、水和剤、粉剤、粒剤、顆粒水和
剤、フロアブル剤、錠剤等任意の剤型にて実用に供する
ことができる。
殺菌剤、植物生長調整剤、肥料等と混合使用することも
可能である。特に他の除草剤の1種あるいは2種以上を
配合することにより、殺草スペクトラムを広げることが
可能となり、本発明の効果をより安定なものとすること
ができる。本発明化合物と混合使用するのに好ましい薬
剤としては、例えば、ピラゾスルフロンエチル(pyr
azosulfuron ethyl/一般名)、ベン
スルフロンメチル(bensulfuron meth
yl/一般名)、シノスルフロン(cinosulfu
ron/一般名)、イマゾスルフロン(imazosu
lfuron/一般名)、プレチラクロール(pret
ilachlor/一般名)、エスプロカルブ(esp
rocarb/一般名)、ピラゾレート(pyrazo
late/一般名)、ピラゾキシフェン(pyrazo
xyfen/一般名)、ベンゾフェナップ(benzo
fenap/一般名)、ブロモブチド(bromobu
tide/一般名)、ナプロアニリド(naproan
ilide/一般名)、クロメプロップ(clomep
rop/一般名)、CNP(一般名)、クロメトキシニ
ル(chlomethoxynil/一般名)、ビフェ
ノックス(bifenox/一般名)、オキサジアゾン
(oxadiazon/一般名)、メフェナセット(m
efenacet/一般名)、ブタクロール(buta
chlor/一般名)、ブテナクロール(butena
chlor/一般名)、ジチオピル(dithiopy
r/一般名)、ベンフレセート(benfuresat
e/一般名)、ピリブチカルブ(pyributica
rb/一般名)、ベンチオカーブ(benthioca
rb/一般名)、ジメピペレート(dimepiper
ate/一般名)、モリネート(molinate/一
般名)、ブタミホス(butamifos/一般名)、
キンクロラック(quinclorac/一般名)、シ
ンメスリン(cinmethylin/一般名)、プロ
パニル(propanil/一般名)、シメトリン(s
imetryn/一般名)、SAP(bensulid
e/一般名)、ジメタメトリン(dimethamet
ryn/一般名)、メチルダイムロン(methyld
ymlon/一般名)、MCPA、MCPB、2′,
3′−ジクロロ−エトキシメトキシベンズアニリド(試
験名HW−52)、1−(2−クロロベンジル)−3−
(α,α−ジメチルベンジル)尿素(試験名JC−94
0)、N−〔2′−(3′−メトキシ)チエニルメチ
ル〕−N−クロロアセチル−2,6−ジメチル−1−
(ジエチルカルバモイル)−3−(2,4,6−トリメ
チルフェニルスルホニル)−1,2,4−トリアゾール
(試験名CH−900)、3N−(2−フルオロ−4−
クロロ−シクロペンチルオキシフェニル)−5−イソピ
ロリデン−1,3−オキサゾリジン−2,4−ジオン
(試験名KPP−314)、n−ブチル−(R)−2−
〔4−(2−フルオロ−4−シアノフェノキシ)フェノ
キシ〕プロピオネート(試験名DEH−112)、メチ
ル2−〔(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)
オキシ〕−6−〔1−(メトキシイミノ)エチル〕ベン
ゾエート(試験名KUH−920)、2−〔2−(3−
クロロフェニル)−2,3−エポキシプロピル〕−2−
エチルインダン−1,3−ジオン(試験名MK−24
3)、さらにはWO−9321162、特開平6−18
4115号に記載されている化合物等が挙げられる。
説明するが、本発明における化合物、製剤量、剤型等は
実施例のみに限定されるものではない。なお「部」は全
て重量部を意味する。 〔配合例1〕 粒剤 化合物(I) 0.1部 化合物(II) 5 部 ベントナイト 55 部 タルク 39.9部 以上を均一に混合粉砕した後、小量の水を加えて撹拌混
合捏和し、押出式造粒機で造粒し、乾燥して粒剤にす
る。
ブル剤) 化合物(I) 1.5部 化合物(II) 75 部 イソベンNo.1 10 部 (アニオン性界面活性剤:クラレイソプレンケミカル
(株)商品名) バニレックスN 5 部 (アニオン性界面活性剤:山陽国策パルプ(株)商品
名) カープレックス#80 8.5部 (ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名) 以上を均一に混合微粉砕してドライフロアブル剤とす
る。
以下の試験例において具体的に説明する。 〔試験例1〕 化合物(I)の水稲の薬害に対する化合
物(II)の軽減効果 1/5000アールのワグネルポット中に沖積土壌を入
れた後、水を入れて混和し、水深4cmの湛水条件とし
た。2.5葉期の葉令のイネ苗を0.5および2cmの
深度で移植した。移植当日、前記処方に準じて試製した
水和剤を用いて供試薬剤の所定濃度の懸濁液をメスピペ
ットで滴下処理した。薬剤処理後3週間目に地上部の生
体重を測定し、無処理区と比較した。その結果を第1表
に示す。
およぼす化合物(II)の影響 1/5000アールのワグネルポット中に沖積土壌を入
れた後、水を入れて混和し、水深4cmの湛水条件とし
た。ノビエ、コナギ、ホタルイの種子およびウリカワ、
ミズガヤツリの塊茎を播種または置床した。播種後3日
目に前記処方に準じて作製した水和剤を用いて、供試薬
剤の所定濃度の懸濁液をメスピペットで滴下処理した。
薬剤処理後3週間目に各種雑草に対する除草効果を下記
の判定基準に従い調査した。
組成物は、化合物(I)の有する除草効果を減じること
なく、移植水稲に対する薬害を顕著に軽減した。
Claims (1)
- 【請求項1】 式(I): 【化1】 で表わされる化合物と式(II): 【化2】 で表わされる化合物とを有効成分として含有することを
特徴とする除草剤組成物。
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---|---|---|---|
JP21865694A JP3627261B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 除草剤組成物 |
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JPH0881313A true JPH0881313A (ja) | 1996-03-26 |
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JP (1) | JP3627261B2 (ja) |
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1994
- 1994-09-13 JP JP21865694A patent/JP3627261B2/ja not_active Expired - Fee Related
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