JPH0881038A - ごみ処理施設におけるごみ搬送装置 - Google Patents

ごみ処理施設におけるごみ搬送装置

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JPH0881038A
JPH0881038A JP6220427A JP22042794A JPH0881038A JP H0881038 A JPH0881038 A JP H0881038A JP 6220427 A JP6220427 A JP 6220427A JP 22042794 A JP22042794 A JP 22042794A JP H0881038 A JPH0881038 A JP H0881038A
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光徳 森
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康次 野村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理施設にてごみを処理炉へ搬送する装置に
おいて、見え難い状態で搬送中の処理不適物であっても
その選別が容易,確実に行え、また処理不適物としての
材質の設定を容易に変更可能とする。 【構成】 搬送中のごみ12にX線14を照射してそれ
が処理不適物12aか否かを自動判別するX線検査装置
13を設ける。そしてこの検査装置を、X線検出器16
のX線検出部16a,16Bをごみ搬送方向に二分し、
その一方16BをX線波長選択性をもつフィルタ16C
で覆い、X線照射時の両X線検出部からの信号の差分に
より、X線源15,X線検出器16間を通過したごみの
材質を選別し、それに応じて画像濃度変化等を施した画
像を得、その画像の予め定められた材質側の濃度等をも
つ画素をカウントしてそれが所定値以上になった時に処
理不適物であると判別し、処理不適物検出報知信号S1
を出力するものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ごみ処理施設に運搬さ
れたごみを処理炉へ搬送するごみ搬送装置に係り、特に
不燃物、主として金属からなる物(金属物)等を処理炉
への搬送中に排除するため、ごみ中に混入した金属物等
を検出する装置を備えたごみ処理施設におけるごみ搬送
装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、発生するごみは、自家処理を除い
て殆ど市町村で収集されている。収集は、ごみの種類に
よってごみ収集車又は一般トラックを用いて行われてい
る。例えば、燃えるごみ(紙、木製品、綿、衣類等)、
生ごみ(食品かす等)及び資源ごみ(プラスチック、ガ
ラスビン、金属屑等)はごみ収集車により、粗大ごみ
(家電製品、家具等で大きなもの等)は一般トラックに
より収集されている。また、ごみ収集車での収集にあっ
ても、燃えるごみ及び生ごみは同時収集しているが、資
源ごみはそれらとは異なる日,曜日に収集しているのが
一般的である。
【0003】これら収集されたごみは、市町村のごみ処
理施設に送られ、処理炉(焼却炉,破砕炉等)で、主と
して焼却処理される。この焼却処理において、不燃物、
特に金属からなる物、例えば鉄製のガスボンベ等は爆発
の危険があるばかりか、焼却炉として流動床炉を用いて
いる場合においては、それが溶融されずに炉底の循環流
動砂出口を塞いで炉の運転を停止させたり、故障を招来
させることにもなる。また、処理前の取外し排除を逃れ
た粗大ごみ中のモータや大形磁器も、焼却炉の円滑な稼
働を妨げる。
【0004】そこで従来は、上記ガスボンベ、モータ等
の金属物や大形磁器等の不燃物又はこれらの不燃物を含
むもの(これを処理不適物という)を、一次的にはごみ
収集車での収集時に、二次的ないし最終的には処理施設
内のごみ搬送装置上で、作業者が目視により選別,排除
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来は、
爆発の危険があったり、処理施設の炉の円滑な稼働を妨
害する処理不適物の選別等を作業者が目視により行って
いたが、これでは効率が低く、また見落しも生じやす
い。特に、ごみ同士が重なっていたり、処理不適物がご
み袋に入った状態で処理不適物の選別を行う場合に、目
視では重なっているごみの手前側、あるいはごみ袋の表
面しか見えないので、効率低下が著しく、また見落しも
増加し、作業者の危険,作業負担が著しく増大する等の
問題点があった。また、処理不適物としての材質の設定
を柔軟に変更することが困難であるという問題点もあっ
た。
【0006】本発明の目的は、処理不適物、主として金
属物の処理炉への搬送中における選別が、ごみ同士が重
なっていたり、処理不適物がごみ袋に入った状態であっ
ても容易かつ確実に行い得、作業者の危険防止や作業負
担軽減に役立ち、また処理炉の円滑な稼働確保に貢献し
得ると共に、処理不適物としての材質の設定を容易に変
更することもできるごみ処理施設におけるごみ搬送装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ごみ処理施
設に運搬されたごみを処理炉へ搬送するごみ搬送装置に
おいて、搬送中のごみにX線源からX線を照射し、その
透過X線をX線検出器で検出し、そのX線検出器からの
信号に基づき前記ごみが処理不適物か否かを判別する自
動判別用X線検査装置を備え、この自動判別用X線検査
装置は、前記X線検出器のX線検出部をごみの搬送方向
に二分し、一方のX線検出部はX線の波長選択性を有す
るフィルタで被覆して、他方のX線検出部はそれを被覆
せずに形成し、X線照射時における両X線検出部からの
信号の差分信号を用いて、X線源及びX線検出器相互間
を通過したごみが低原子番号物質であるか高原子番号物
質であるかを選別し、この選別結果に応じて色分け又は
画像濃度変化を施した画像を得、その画像の予め定めら
れた原子番号物質側の色又は濃度をもつ画素をカウント
してそれが所定の基準値以上になった時に処理不適物で
あると判別し、処理不適物検出報知信号を出力すること
により達成される。
【0008】
【作用】自動判別用X線検査装置は、搬送中のごみにX
線源からX線を照射し、その透過X線をX線検出器で検
出し、そのX線検出器からの信号に基づき前記ごみが処
理不適物か否かを判別し、処理不適物であると判別した
ときには処理不適物検出報知信号を出力する。処理不適
物検出報知信号は、聴覚又は視覚等に刺激を与えて、例
えば警報や光点滅手段を作動して、処理不適物が検出さ
れたことを報知するために用いられる。
【0009】これにより作業者は、その時、自動判別用
X線検査装置のX線照射位置を通過したごみが処理不適
物(処理不適物を一部に有する場合を含む。)であるこ
とが選別できるもので、搬送中においてごみ同士が重な
っていたり、処理不適物がごみ袋に入った状態であって
も処理不適物の選別が容易かつ確実に行われ、作業者の
危険防止や作業負担軽減、また処理炉の円滑な稼働確保
が実現される。
【0010】また上記自動判別用X線検査装置は、X線
検出器のX線検出部をごみの搬送方向に二分し、一方の
X線検出部はX線の波長選択性を有するフィルタで被覆
して、他方のX線検出部はそれを被覆せずに形成し、X
線照射時における両X線検出部からの信号の差分信号を
用いて、X線源及びX線検出器相互間を通過したごみが
低原子番号物質であるか高原子番号物質であるかを選別
し、この選別結果に応じて色分け又は画像濃度変化を施
した画像を得、その画像の予め定められた原子番号物質
側の色又は濃度をもつ画素をカウントしてそれが所定の
基準値以上になった時に処理不適物であると判別するも
のである。
【0011】これにより、例えば前記フィルタの波長選
択特性を変えたり、所定の色又は濃度をもつ画素をカウ
ントする際の、カウント対象の色又は濃度を変更する等
により、種々の物質を処理不適物として設定することが
でき、処理不適物としての材質の設定の変更も容易にな
る。
【0012】なお、前記処理不適物検出報知信号は、処
理不適物のマーキングや排除にも利用され得、作業者に
よる処理不適物の目視,排除が更に援助される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明によるごみ処理施設におけるごみ
搬送装置の一実施例の要部を示す斜視図である。この図
1において、11はごみ12を搬送するベルトコンベア
で、矢印イ方向に走行する。13は、搬送中のごみ12
にX線14を照射し、その透過X線を検出して前記ごみ
12が処理不適物12aか否かを判別する自動判別用X
線検査装置である。
【0014】この自動判別用X線検査装置13は、搬送
中のごみ12にX線14を照射するX線源(主としてX
線管)15と、前記ごみ12の透過X線を検出するX線
検出器16と、このX線検出器16からの信号に基づき
前記ごみ12が処理不適物12aか否かを判別する自動
判別用X線検査装置本体17とを備えてなる。この場
合、前記X線検出器16は、そのX線検出部がごみ12
の搬送方向イに二分され、一方のX線検出部16BはX
線14の波長選択性を有するフィルタ16Cで覆われ、
他方のX線検出部16Aはそれが被覆されずに形成され
ている。
【0015】自動判別用X線検査装置本体17は、X線
照射時における前記両X線検出部16A,16Bからの
信号の差分信号を用いて、X線源15及びX線検出器1
6相互間を通過したごみ12が低原子番号物質であるか
高原子番号物質であるかを選別し、この選別結果に応じ
て色分け又は画像濃度変化を施した画像を得、その画像
の予め定められた原子番号物質側、ここでは高原子番号
物質側の色又は濃度をもつ画素をカウントしてそれが所
定の基準値以上になった時に処理不適物であると判別
し、処理不適物検出報知信号S1を出力するものであ
る。
【0016】18は処理不適物検出報知信号S1が入力
されて警報(音声,光等)を発する警報器、19は自動
判別用X線検査装置本体17において色分け又は画像濃
度変化を施した画像(画像処理されたX線透視画像)2
0を表示するテレビモニタである。ここでは、画像20
中に処理不適物12aの抽出像20aが表示されている
例を示す。
【0017】上述本発明装置において、ベルトコンベア
11上のごみ12がX線検出器16の手前(図中左側)
所定位置に達すると、図示しないごみ検出器がそれを検
出する。これにより、X線源15はX線14を一定時間
照射し、自動判別用X線検査装置本体17はX線検出器
16からの信号により前記ごみ12のX線透視像20を
得、それを画像処理してそのごみ12のX線透視像20
が処理不適物抽出像20aか(ごみ12のX線透視像2
0中に処理不適物抽出像20aを含むか)否かを判別
し、処理不適物抽出像20aである(処理不適物抽出像
20aを含む)場合に処理不適物検出報知信号S1を出
力する。処理不適物検出報知信号S1が出力されると、
警報器18は警報を発して今通過したごみ12が処理不
適物12aであること(又は処理不適物12aを有する
こと)を報知する。
【0018】作業者(図示せず)は、前記警報によっ
て、今通過したごみ12が処理不適物12aであること
を知り得、また、テレビモニタ19で観察することによ
ってもそれが処理不適物12aか否かが確認できる。
【0019】処理不適物12aであれば、それをベルト
コンベア11から排除する。この処理不適物12aの排
除は、処理不適物12aをベルトコンベア11から自動
排除する図示しない処理不適物排除装置の排除器をX線
検出器16の下流側に設け、自動判別用X線検査装置本
体17からの前記処理不適物検出報知信号S1を一定時
間遅延させて、その処理不適物排除装置の作動信号に用
いれば、処理不適物の自動排除が可能となる。
【0020】前記X線検出器16部分を通過したごみ1
2、すなわち自動判別用X線検査装置13で検査された
ごみ12が処理不適物12aであれば警報器18は警報
を発するので、テレビモニタ19の観察者(又は処理不
適物12aの目視作業者)はその時点から処理不適物1
2aの監視を強化すればよく、また警報がないときは、
余り集中して観察(又は目視)する必要がないので、長
時間の観察作業(又は目視作業)の負担が軽減される。
通常は、テレビモニタ19による観察を経て、排除すべ
き処理不適物12aの最終判断がなされるもので、前記
処理不適物排除装置の作動はテレビモニタ19の観察者
の手動操作によりなされる。
【0021】ここで、自動判別用X線検査装置13はテ
レビモニタ19を省略して警報器18のみ設けたものと
し、ごみ12のX線透視像は、自動判別用X線検査装置
13とは別個独立に設けた図示しないX線透視検査装置
のテレビモニタ(X線透視像表示専用テレビモニタ)に
表示するようにしてもよい。この場合、自動判別用X線
検査装置13による処理不適物検出報知信号S1を得る
までの画像処理時間は、前記X線透視検査装置における
X線透視像を得るための処理時間より多くかかるので、
自動判別用X線検査装置13のX線照射位置(X線検出
器16配置位置)より下流側にX線透視検査装置のX線
照射位置(X線検出器配置位置)を設定する。作業者
は、X線透視検査装置のテレビモニタに表示されている
X線透視像により搬送中のごみ12が処理不適物か否か
観察できる。
【0022】自動判別用X線検査装置13の警報器18
からの警報によって、自動判別用X線検査装置13のX
線検出器16部分を通過したごみ12が処理不適物12
aであることを知り得るので、前記X線透視像表示専用
テレビモニタの観察者はその時点から処理不適物12a
の監視を強化すればよく、また警報がないときは、余り
集中して観察する必要がないので、長時間の観察作業の
負担が軽減される。通常は、テレビモニタ19による観
察を経て、排除すべき処理不適物12aの最終判断がな
されるもので、前記処理不適物排除装置の作動はX線透
視像表示専用テレビモニタの観察者の手動操作によりな
される。この場合、処理不適物排除装置を作動させる排
除スイッチ(図示せず)はX線透視像表示専用テレビモ
ニタ近傍に配置され、また、前記排除器はX線透視検査
装置のX線検出器の下流側に設けられる。
【0023】更に、前記X線透視像表示専用テレビモニ
タ近傍に、前記排除スイッチに加えて処理不適物排除自
動/手動切換スイッチを配置し、これを自動側に切換操
作したときには、前記処理不適物検出報知信号S1が一
定時間遅延されて入力され、その処理不適物検出報知信
号S1を出力させた搬送中のごみ12を前記排除器によ
って搬送路上から排除可能で、手動側に切換操作したと
きには、前記処理不適物検出報知信号S1に基づくごみ
12の排除を不能にすると共に、前記排除スイッチによ
るごみ12の排除を可能に、前記処理不適物排除装置を
構成してもよい。これによれば、モニタ観察者は常時モ
ニタ前にいる必要がなくなり、柔軟な作業形態を採るこ
とができる。なお、処理不適物排除自動/手動切換スイ
ッチを自動側に切換操作したときに、前記排除スイッチ
によるごみ12の排除を不能にする必然性はなく、この
場合でも前記排除スイッチによるごみ12の排除を可能
に構成してもよい。
【0024】また、次々と搬送されてくるごみ12のう
ち、特定のごみ12を処理不適物12aと最終判断して
も、それらの対応づけがベルトコンベア11の下流側に
おいて困難になる場合がある。この場合には、自動判別
用X線検査装置13のX線検出器16の下流側近傍に
(テレビモニタ19を省略した自動判別用X線検査装置
13にあってはそれに代えて設けられた前記X線透視検
査装置のX線検出器の下流側近傍に)ペイント噴射器を
設け、また、自動判別用X線検査装置13のテレビモニ
タ19の近傍に(テレビモニタ19を省略した自動判別
用X線検査装置13にあっては前記X線透視像表示専用
テレビモニタの近傍に)ペイント噴射スイッチを設け、
所望時にペイント噴射スイッチを操作して、その操作直
前にそのX線透視像がモニタ表示されたごみ12に前記
ペイント噴射器によってペイント吹付け可能に処理不適
物マーキング装置を設けてもよい。
【0025】このペイント吹付けは、前記ペイント噴射
器を自動判別用X線検査装置13のX線検出器16配置
位置(X線照射位置)の下流側に設け、自動判別用X線
検査装置本体17からの処理不適物検出報知信号S1を
一定時間遅延させて、前記処理不適物マーキング装置の
作動信号に用いれば、その処理不適物検出報知信号S1
を出力させた搬送中のごみ12に対し、自動的に前記ペ
イント噴射器によるペイント吹付け(処理不適物の自動
マーキング)が可能となる。
【0026】更に、前記X線透視像表示専用テレビモニ
タ近傍に、前記ペイント噴射スイッチに加えてペイント
噴射自動/手動切換スイッチを配置し、これを自動側に
切換操作したときには、前記処理不適物検出報知信号S
1が一定時間遅延されて入力され、その処理不適物検出
報知信号S1を出力させた搬送中のごみ12に前記ペイ
ント噴射器によってペイント吹付け可能で、手動側に切
換操作したときには、前記処理不適物検出報知信号に基
づくペイント吹付けを不能にすると共に、前記ペイント
噴射スイッチによるペイント吹付けを可能に、前記処理
不適物マーキング装置を構成してもよい。これによれ
ば、モニタ観察者は常時モニタ前にいる必要がなくな
り、柔軟な作業形態を採ることができる。なお、ペイン
ト噴射自動/手動切換スイッチを自動側に切換操作した
ときに、前記ペイント噴射スイッチによるペイント噴射
を不能にする必然性はなく、この場合でも前記ペイント
噴射スイッチによるペイント吹付けを可能に構成しても
よい。
【0027】また上述実施例では、ベルトコンベア11
を間において、その上方にX線源15を、下方にX線検
出器16を配置したが、X線源15とX線検出器16の
配置位置はこの例のみに限定されることはなく、X線源
15及びX線検出器16相互間にごみ12が搬送されて
行くような位置関係にあればどのような位置に配置して
もよい。また、X線検出器16も図示例のような直線状
ではなくL字状とし、その一辺がベルトコンベア11側
方から立ち上がり、他辺がベルトコンベア11上方を横
切るように向けて配置し、それら両辺にベルトコンベア
11を挟んでX線14が照射される位置にX線源15を
配置するようにしてもよい。
【0028】図2は、前記自動判別用X線検査装置13
の具体例を示すブロック図で、以下これにつき、図1と
同一又は相当部分に同一符号を付し、また図1を併用し
て説明する。
【0029】X線源15より放射されたX線14はごみ
12を透過して2組のX線検出部16A,16Bに入射
する。X線検出部16Aはフィルタ16Cで覆われてな
く、、X線検出部16Bはフィルタ16Cで覆われてお
り、2組のX線検出部16A,16Bには異なったエネ
ルギのX線14が入射することになる。
【0030】上記フィルタ16Cは、銅等の重金属物質
からなり、厚さは1mm程度のものが使用される。X線
検出部16A,16Bは、各々図3に示すように、X線
14を光に変換する蛍光体40、半導体光ダイオード列
41及びこの半導体光ダイオード列41を支持する支持
体42から構成される。ここで、半導体光ダイオード列
41は1画素を構成する光ダイオード41aを直線状に
例えばP個並設してなるもので、蛍光体40からの光を
電気信号に変換するものである。
【0031】22A,22Bはアンプで、各々、半導体
光ダイオード列41の光ダイオード41aの数Pと同じ
個数のアンプ部を備えてなり、光ダイオード41aと各
別に接続されている。23A,23Bは、半導体光ダイ
オード列41の出力信号を読み出すための切換えを行う
マルチプレクサで、そのスイッチの数もアンプ22A,
22Bのアンプ部と同様に各々P個備えている。
【0032】さて、ベルトコンベア11により搬送され
てきたごみ12がX線検出部16A,16Bを通過する
ので、X線検出部16Aからはごみ12により減弱され
たX線量に応じた信号SAが出力される。X線検出部1
6Bからはごみ12及びフィルタ16Cにより減弱され
たX線量に応じた信号SBが出力される。信号SBはフ
ィルタ16Cにより低いX線エネルギがカットされ、高
いX線エネルギのみが残るので高エネルギのX線に対応
するものである。信号SAは低エネルギから高いエネル
ギまでのX線に対応するものであるが、ここでは信号S
Bとの比較の上で低いエネルギのX線に対応するものと
する。
【0033】X線検出部16A,16Bの出力信号S
A,SBは、アンプ22A,22B、マルチプレクサ2
3A,23Bを介してA/D変換器24A,24Bに入
力されてデジタル量に変換された後、補正回路25A,
25Bに入力される。この補正回路25A,25Bで
は、オフセット補正及び感度補正が行われ、また、X線
検出部16Bの出力信号SBについてはフィルタ16C
の分だけX線減弱が大きくなっているので正規化補正も
行われる。
【0034】両補正回路25A,25Bの出力信号は差
分演算回路26に入力され、両信号の差分がとられる。
この差分信号は、補正回路25A,25Bからの出力信
号とレベル比較が行われる。
【0035】このレベル比較について説明する。図4
は、補正回路25A,25Bからの出力信号レベルと2
種のエネルギ(E1<E2)による減弱特性の差分信号
との関係を示すものである。低原子番号物質では信号レ
ベルの変化に対して差分信号の変化は小さいが、高原子
番号物質では差分信号の変化は大きい。このため、両者
の中間に弁別レべルがくるよう、図示点線で示す区分レ
ベル51を設定すれば両者の分離ができる。すなわち上
記レベル比較は、図4に示す区分レベル51に対し、前
記差分信号の量が上側にあるか下側にあるかを分離する
ため行われるもので、差分信号の量が区分レベル51の
上側にあれば高原子番号物質、下側にあれば低原子番号
物質と判断される。
【0036】この結果をもとに低原子番号物質であるか
高原子番号物質かをフレームメモリ27に記憶する。こ
のフレームメモリ27の記憶データをもとにテレビモニ
タ19上で各種色分け表示、例えば高原子番号物質には
青色、低原子番号物質には赤色に色付けして表示可能で
あるが、ここでは自動識別機能を低コストで得るため、
白黒の濃淡の配色がなされる。
【0037】すなわち配色回路28では、フレームメモ
リ27の記憶内容に基づき、低原子番号物質には白黒濃
淡のうち淡い配色、高原子番号物質には濃い配色を割り
当てる。配色回路28の出力データはD/A変換器29
でアナログ変換された後、テレビモニタ19に与えら
れ、画像表示される。
【0038】黒画素カウンタ30は、テレビモニタ19
上の所定領域内、ここでは搬送方向上流側に相当するモ
ニタ画面右端側の一定幅領域内の一定濃度以上の黒画素
をカウント、ここでは金属物等の処理不適物12aに相
当する黒画素をカウントする。処理不適物検出報知信号
出力回路31は、テレビモニタ19上の前記所定領域内
のカウント値が基準値以上になると、処理不適物12a
が検出されたことを知らせる処理不適物検出報知信号S
1を出力して警報器18を作動する。これにより警報器
18からは警報が発せられ、今通過したごみ12が処理
不適物12aであることを報知する。
【0039】作業者(図示せず)は、上記警報によって
今通過したごみ12が処理不適物12aであることを知
り得、また、テレビモニタ19で観察することによって
もそれが処理不適物12aか否かが確認できる。処理不
適物12aであれば、それをベルトコンベア11から排
除する。
【0040】ここでは、上記警報を発するための黒画素
のカウントがテレビモニタ19上の搬送方向上流側に相
当する画面右端側の一定幅領域内で行うので、ごみ12
のX線透視像20(図1参照)がテレビモニタ19に映
り始めたところで自動判定し、処理不適物抽出像20a
があった場合、それがテレビモニタ19の中央部にきた
タイミングで警報器18による警報を発するように設定
できる。また、搬送されているごみ12の収集地域と警
報発生回数との対応づけが可能であれば、処理不適物収
集の多い地域の割り出し等が可能となる。
【0041】ここで、自動判別用X線検査装置13によ
る処理不適物判別の原理説明を加えておく。図5はX線
のエネルギと減弱係数との関係を示す図で、この図5か
ら分かるように、X線エネルギが変化すると減弱係数も
変化し、高原子番号物質と低原子番号物質との比較では
X線エネルギの変化に対する減弱係数の変化率(勾配)
が異なる。図5において、前記X線検出部16Aに入射
するX線はエネルギE1に対応した減弱を受けたもので
あり、前記X線検出部16Bに入射するX線はフィルタ
16Cの存在によりエネルギE2に対応した減弱を受け
たものである。低原子番号物質及び高原子番号物質の厚
さとX線検出部16A,16Bの出力信号(正規化後の
もの)の大きさとの関係を示すと図6に示すような特性
となる。この図6から分かるように、低原子番号物質で
はエネルギの違いに対して出力信号の変化は小さいが、
高原子番号物質では出力信号の変化が大きい。この特性
の差を用いることにより、判別対象物質、ここではごみ
12が低原子番号物質であるか高原子番号物質であるか
の判別をすることができる。これにより、前記自動判別
用X線検査装置13は処理不適物判別を行っている。
【0042】図7は前記処理不適物排除装置の一例の要
部を示す斜視図で、図中、71は処理不適物排除装置本
体、72は排除器である。なお、11はベルトコンベ
ア、11a,11bはベルトコンベア11の側壁、11
cは側壁11bの一部に設けられたスライド扉である。
処理不適物排除装置本体71は、例えば前記X線透視像
表示専用テレビモニタ近傍に設けられた排除スイッチの
操作で作動される。これにより、排除器72が点線で示
すように前方に突き出て、処理不適物の入ったごみ(図
示せず)をベルトコンベア側壁11bのスライド扉11
cに押し付ける。この状態から、排除器72が更に前方
に突き出ると処理不適物の入ったごみはスライド扉11
cを押し開け、下方に落下,排除される。
【0043】図8は前記処理不適物マーキング装置の一
例の要部を示す斜視図、図9は図8中の筐体83のX線
源15及びペイント噴射器81相互間部分を切断してペ
イント噴射器81側を示した図である。こららの図にお
いて、81はペイント噴射器、82はペイント噴射器8
1から噴射されたペイントである。なお、11は矢印イ
方向に走行するベルトコンベア、15はX線源、16は
自動判別用X線検査装置のX線検出器、83はX線漏洩
防止用の筐体である。ペイント噴射器81を作動させる
処理不適物マーキング装置本体(図示せず)は、例えば
前記X線透視像表示専用テレビモニタ近傍に設けられた
ペイント噴射スイッチの操作で作動される。これによ
り、ペイント噴射器81からペイント82が噴射され、
処理不適物の入ったごみ(図示せず)にペイント82を
吹付ける。図示例では、ペイント噴射器81はベルトコ
ンベア11の幅方向に3分割された各位置から各々選択
的にペイント噴射可能に、3つのペイント噴射口81a
〜81cを設けてなる。ペイント噴射口81a〜81c
は3つの又は3切換操作可能のペイント噴射スイッチ
(図示せず)で選択的に開閉制御可能で、ベルトコンベ
ア11の幅が広い場合に好適である。
【0044】なお上述実施例では、高原子番号物質、す
なわち金属物を処理不適物とした場合について述べた
が、これのみに限らず、例えばフィルタ16Cの波長選
択特性を変えたり、前記黒画素カウンタ29を、これと
は異なる濃度値の画素をカウントするカウンタに代える
等により、種々の物質を処理不適物として設定すること
ができる。
【0045】また処理不適物排除装置は、図7に示した
構成に限定されることはなく、例えばごみの搬送路から
直接落下させるようにしてもよい。また、この処理不適
物排除装置に加えて、あるいはそれに代えて、所望時に
所望のごみを搬送路上から排除可能のごみ排除装置、例
えば先端部に電磁石や引掛金具等を取り付けたアームロ
ボット等を設けてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、処
理不適物、主として金属物の処理炉への搬送中における
選別が、ごみ同士が重なっていたり、処理不適物がごみ
袋に入った状態であっても容易かつ確実に行い得、作業
者の危険防止や作業負担軽減に役立ち、また処理炉の円
滑な稼働確保に貢献し得ると共に、処理不適物としての
材質の設定を容易に変更することもできるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例の要部を示す斜視図であ
る。
【図2】図1中の自動判別用X線検査装置の具体例を示
すブロック図である。
【図3】図1中のX線検出器の各X線検出部の構成例を
示す図である。
【図4】図2中の補正回路からの出力信号レベルと2種
のエネルギによる減弱特性の差分信号との関係を示すで
ある。
【図5】X線のエネルギと減弱係数との関係を示すであ
る。
【図6】低原子番号物質及び高原子番号物質の厚さと2
組のX線検出部の出力信号(正規化後のもの)の大きさ
との関係を示す図である。
【図7】処理不適物排除装置の一例の要部を示す斜視図
である。
【図8】処理不適物マーキング装置の一例の要部を示す
斜視図である。
【図9】図8中の筐体のX線管及びペイント噴射器相互
間部分を切断してペイント噴射器側を示した図である。
【符号の説明】
11 ベルトコンベア イ ベルトコンベア走行方向(ごみ搬送方向) 11a,11b ベルトコンベア側壁 11c スライド扉 12 ごみ 12a 処理不適物 13 自動判別用X線検査装置 14 X線 15 X線源 16 X線検出器 16a,16B X線検出部 16C フィルタ 17 自動判別用X線検査装置本体 S1 処理不適物検出報知信号 18 警報器 19 テレビモニタ 20 画像(画像処理されたX線透視画像) 20a 処理不適物抽出像 SA,SB X線検出部の出力信号 22A,22B アンプ 23A,23B マルチプレクサ 24A,24B A/D変換器 25A,25B 補正回路 26 差分演算回路 27 フレームメモリ 28 配色回路 29 D/A変換器 30 黒画素カウンタ 31 処理不適物検出報知信号出力回路 71 処理不適物排除装置本体 72 排除器 81 ペイント噴射器 81a〜81c ペイント噴射口 82 噴射されたペイント 83 X線漏洩防止用の筐体

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごみ処理施設に運搬されたごみを処理炉
    へ搬送するごみ搬送装置において、搬送中のごみにX線
    源からX線を照射し、その透過X線をX線検出器で検出
    し、そのX線検出器からの信号に基づき前記ごみが処理
    不適物か否かを判別する自動判別用X線検査装置を備
    え、この自動判別用X線検査装置は、前記X線検出器の
    X線検出部をごみの搬送方向に二分し、一方のX線検出
    部はX線の波長選択性を有するフィルタで被覆して、他
    方のX線検出部はそれを被覆せずに形成し、X線照射時
    における両X線検出部からの信号の差分信号を用いて、
    X線源及びX線検出器相互間を通過したごみが低原子番
    号物質であるか高原子番号物質であるかを選別し、この
    選別結果に応じて色分け又は画像濃度変化を施した画像
    を得、その画像の予め定められた原子番号物質側の色又
    は濃度をもつ画素をカウントしてそれが所定の基準値以
    上になった時に処理不適物であると判別し、処理不適物
    検出報知信号を出力することを特徴とするごみ処理施設
    におけるごみ搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記処理不適物検出報知信号が入力され
    て警報を発する警報器を具備することを特徴とする請求
    項1に記載のごみ処理施設におけるごみ搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記自動判別用X線検査装置のX線照射
    位置より下流側所定位置に配置されるペイント噴射器を
    備え、前記処理不適物検出報知信号が一定時間遅延され
    て入力されることにより、その処理不適物検出報知信号
    を出力させた搬送中のごみに前記ペイント噴射器によっ
    てペイント吹付け可能の処理不適物マーキング装置を具
    備することを特徴とする請求項1又は2に記載のごみ処
    理施設におけるごみ搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記自動判別用X線検査装置のX線照射
    位置より下流側所定位置に配置される排除器を備え、前
    記処理不適物検出報知信号が一定時間遅延されて入力さ
    れることにより、その処理不適物検出報知信号を出力さ
    せた搬送中のごみを前記排除器によって搬送路上から排
    除可能の処理不適物排除装置を具備することを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のごみ処理施設におけるごみ搬
    送装置。
  5. 【請求項5】 前記色分け又は画像濃度変化を施した画
    像を表示するモニタを具備することを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか1項に記載のごみ処理施設におけるご
    み搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記自動判別用X線検査装置のX線照射
    位置より下流側において搬送中のごみにX線源からX線
    を照射して得られるX線検出器からの信号により前記ご
    みのX線透視像を得てモニタに表示しそれが処理不適物
    か否か観察可能としたX線透視検査装置を具備すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のごみ処理施設にお
    けるごみ搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記X線透視検査装置のX線照射位置よ
    り下流側所定位置に配置されるペイント噴射器と、前記
    X線透視検査装置のモニタ近傍に配置されるペイント噴
    射スイッチとを備え、所望時にペイント噴射スイッチを
    操作してその操作前にそのX線透視像がモニタ表示され
    たごみに前記ペイント噴射器によってペイント吹付け可
    能の処理不適物マーキング装置を具備することを特徴と
    する請求項6に記載のごみ処理施設におけるごみ搬送装
    置。
  8. 【請求項8】 前記処理不適物マーキング装置は、前記
    X線透視検査装置のモニタ近傍に配置されるペイント噴
    射自動/手動切換スイッチを備え、これを自動側に切換
    操作したときには、前記処理不適物検出報知信号が一定
    時間遅延されて入力され、その処理不適物検出報知信号
    を出力させた搬送中のごみに前記ペイント噴射器によっ
    てペイント吹付け可能で、手動側に切換操作したときに
    は、前記処理不適物検出報知信号に基づくペイント吹付
    けを不能にすると共に、前記ペイント噴射スイッチによ
    るペイント吹付けを可能にすることを特徴とする請求項
    7に記載のごみ処理施設におけるごみ搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記X線透視検査装置のX線照射位置よ
    り下流側所定位置に配置される排除器と、前記X線透視
    検査装置のモニタ近傍に配置される排除スイッチとを備
    え、所望時に排除スイッチを操作してその操作前にその
    X線透視像がモニタ表示されたごみを前記排除器によっ
    て搬送路上から排除可能の処理不適物排除装置を具備す
    ることを特徴とする請求項6に記載のごみ処理施設にお
    けるごみ搬送装置。
  10. 【請求項10】 前記処理不適物排除装置は、前記X線
    透視検査装置のモニタ近傍に配置される処理不適物排除
    自動/手動切換スイッチを備え、これを自動側に切換操
    作したときには、前記処理不適物検出報知信号が一定時
    間遅延されて入力され、その処理不適物検出報知信号を
    出力させた搬送中のごみを前記排除器によって搬送路上
    から排除可能で、手動側に切換操作したときには、前記
    処理不適物検出報知信号に基づくごみの排除を不能にす
    ると共に、前記排除スイッチによるごみの排除を可能に
    することを特徴とする請求項9に記載のごみ処理施設に
    おけるごみ搬送装置。
  11. 【請求項11】 前記ペイント噴射器配置位置より下流
    側に配置され、所望時に所望のごみを搬送路上から排除
    可能のごみ排除装置を具備することを特徴とする請求項
    3又は7に記載のごみ処理施設におけるごみ搬送装置。
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