JPH08318225A - ゴミ処理設備における危険物など破砕不適物の除去方法およびその装置 - Google Patents

ゴミ処理設備における危険物など破砕不適物の除去方法およびその装置

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JPH08318225A
JPH08318225A JP7152707A JP15270795A JPH08318225A JP H08318225 A JPH08318225 A JP H08318225A JP 7152707 A JP7152707 A JP 7152707A JP 15270795 A JP15270795 A JP 15270795A JP H08318225 A JPH08318225 A JP H08318225A
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vinyl
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 破砕機Cを具えたゴミ処理設備で危険物や破
砕不適物が紛れ込んで爆発事故や破砕機自体の損壊を防
止するために、事前に一定基準以上の金属体を除去する
装置を装着する。 【構成】 ビニール製ゴミ袋などへ収納され収集された
大量の都市ゴミを、破砕機へ搬送する系路4の途中にお
いて誘導起電力の時間的な変化を利用して予め設定した
基準以上の金属体を一次的に検出する金属検出機1と、
該検出対象に限ってX線を照射して得られる金属体の透
視画像からその輪郭と全体像との位置関係を担当員が視
認し、前記一次検出の正否を確認し修正するX線検査装
置2と、該検出結果に基づいて破砕不適物を含むビニー
ル製ゴミ袋Dだけを系路外へ搬出する手段とよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴミ処理設備、とくに破
砕機を具えたゴミ処理設備における危険防止用の施設に
係る。
【0002】
【従来の技術】各都市の担当部局による都市ゴミの収集
については、近年の都市生活の多様化、充実と共に排出
の絶対量も急増し、行政側もその対応に苦慮しているの
が現況である。そのうち、ゴミを収集する前、または収
集後に材質別やサイズ別などに区分して再利用、焼却な
どの処分をする前処理の重要性が指摘され、現業部門や
装置の提供者である各メーカがそれぞれ課題を解決する
ための改善を提案した従来技術はきわめて多岐多様に亘
る。
【0003】材質別の区分は金属と非金属、さらに金属
の中でも鉄類と非鉄類に分別することが基本であり、古
くから鉱山などで実用化されている電磁力の差を利用し
た磁選法が広く適用される。また、この基本に立ちなが
らもゴミの実態に適応した構造に改変した従来技術も多
く、たとえば、トロンメル式の選別装置によって微細な
ゴミとメッシュ通過可能なゴミに選別し、メッシュ通過
不可能なゴミを易吸着性ゴミと難吸着性ゴミに選別し、
難吸着性ゴミをマグネットロールによって磁性ゴミと非
磁性ゴミに選別する特開平5−169045号公報、こ
の要件に比重差による選別を付加した特開平5−146
711号公報、ドラム型吸引式回転選別体によって易吸
着性ゴミと難吸着性ゴミに分別した後、マグネットロー
ルで磁性体を選別し、さらに重量差を利用した風圧式重
量選別機を適用する特開平5−277398号公報、磁
性選別によって磁性金属類をアルミニウム選別でアルミ
ニウム類を、丸物選別により丸物を選別した後、丸物か
ら軽量樹脂ボトルだけを選別する特開平5−26945
3号公報、励磁した腕部で金属を含むゴミを把持し、ゴ
ミだけは腕部を開放してホッパ内へ投入すると共に、磁
性で吸着したゴミに混在した金属類をホッパ外で消磁し
て回収する特開平5−146707号公報など、多数の
公知技術が提案されている。
【0004】特開平5−203603号公報の従来技術
では、瓶、紙パック、スチール缶、アルミ缶などの混在
する都市ゴミを選別検出する技術に係り、高周波式セン
サによりアルミ缶を、磁気センサによりスチール缶を、
また、電磁誘導式でアルミ缶とスチール缶を分別してい
たが、検出距離が短いこと、コストの高いこと、スペー
スの必要なことを課題として、金属と非金属、金属の種
別検出と共に、ゴミ1本毎に飲み残しの残液を排出する
装置を提案している。
【0005】金属と非金属、また金属の中でも鉄類と非
鉄類とに分別する技術自体は公知技術として広く適用さ
れ、その技術が都市ゴミの分別に利用されていることは
例示した通りである。しかし、先に例示した従来技術で
も示唆しているように、たとえば鉄類の分離のためにマ
グネットロールを使用するときには、発生する磁力で吸
着できる質量には限度があり、吸着力を越える大きな粗
大ゴミは鉄系であっても分離することができない。同様
にメッシュの通過によって大小のサイズ毎に分離するト
ロンメル方式についても、供給されるゴミの大きさや重
量に余りに大きな差があれば分別装置へ装入すること自
体が困難であり適用が難しい。このように近年の都市ゴ
ミの処理手段としてはゴミの材質別の分別を施すための
前提として、破砕機によってゴミを分別し易いサイズに
まで破砕するという前工程が広く定着しつつある。すな
わち、近代的なゴミ処理設備としては、破砕工程、分別
工程、焼却工程の三段階を経由して高能率のゴミ処理を
目指すのが通常の態様となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】分別前に破砕すること
が定常化すると、別の課題が浮上する。たとえば、投入
される都市ゴミ中に燃料ガスが残ったままの堅牢なガス
ボンベが混在していると、破砕機内へ投入し衝撃的な破
砕作用を受けると強烈な爆発事故が発生し、破砕機など
装置の損傷の原因となることは時折報告されている通り
である。また、投入されたゴミの中に破砕機の能力を越
える質量よりなる金属体が混入しておれば、破砕部の回
転体が変形したり破損するトラブルに繋がるし、そのた
めにゴミ処理設備全体の稼働に大きな影響を及ぼす可能
性も否定し難い。たとえば軽車両や耕運機などのトラン
スミッション、小型機械装置の廃品ギア類、農耕用器具
の廃棄物など、明らかに破砕機の能力を越えた金属製の
廃材が紛れ込む危険性は各自治体が直面する大きな難問
として絶えず指摘され、破砕工程前にこのような危険物
を含む違法の破砕不適物を除去しなければ、装置と操作
員の安全上万全を期し難いという課題がある。
【0007】一方、最近の都市ゴミの収集の実態は広く
知られているように、都市の居住者にゴミをビニール製
ゴミ袋、稀には段ボール、布製袋などに収納し、所定の
日、曜日に所定の位置へ集積することを義務付けている
自治体が圧倒的に多い。これは急増する都市ゴミを少し
でも効率的に処理するために、担当部局が住民に協力を
求めた政策の一つであるが、最近話題となったように住
民のプライバシーを守るという観点から、ゴミを収納す
るビニール製ゴミ袋は透明ではなく、袋の内容が直ちに
は見分け難い不透明のビニール製ゴミ袋を指定すること
も多い。しかし、このことはビニール製ゴミ袋などに収
納されてゴミ処理設備のラインへ載せられたゴミの中か
ら、破砕機へ投入するには危険な破砕不適物を発見して
予め除去するという必要性からは逆行する傾向にある。
結局、ゴミ処理設備では図7にそのフローチャートの概
略を例示したように、折角扱い易い形態のビニール製ゴ
ミ袋などに収納されたゴミ類を、受入れピット内で担当
員が経験やカンを働かしてチェックし、疑わしきビニー
ル製ゴミ袋についてはわざわざ破袋して破砕不適物を視
認によって選び出し、破砕機へ投入する前に別ラインへ
搬出するというきわめて危険で煩瑣な手作業による対応
以外に有効な方法が見出されず、個人の熟練度や経験に
依存する作業態勢であるから多くの見落しも予想され
る。このように破砕機を具えたゴミ処理設備には、個々
の電磁気的機器を駆使した金属検知手段や金属材質別の
選別手段、形状別選別、比重別選別など有効な従来技術
の構成を適用する以前の課題として、最近の実態に伴う
特有の障害を形成している。
【0008】本発明はビニール製ゴミ袋などに収納され
外観的に隠蔽されるために内容が不明のままにゴミ処理
設備内へ搬入される多種多様の都市ゴミを、優れた選別
手段が適用できるように前処理として破砕工程を経る場
合に、ゴミの中から破砕時に危険を伴う破砕不適物だけ
を能率的に選び出し、破砕時の爆発事故や破砕機自体の
損壊などのトラブルを未然に防止する破砕不適物の除去
方法とその装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るゴミ処理設
備における危険物などの破砕不適物の除去方法は、破砕
機を具えたゴミ処理設備の破砕機への搬送系路へビニー
ル袋などへ収納した形態で収集した大量の都市ゴミなど
の集合体を搬入し、該系路において収納したビニール製
ゴミ袋などを破袋することなくビニール製ゴミ袋内など
に含まれる金属体のうち、一定基準以上の質量および形
状、材質的に危険と見られる破砕不適物の虞れのある金
属体を含むビニール製ゴミ袋Dなどを誘導起電力の変化
を利用して一次的に検出し、該一次検出の対象となった
ビニール製ゴミ袋Dなどに対してだけX線を照射して透
視画像による金属体の輪郭と全体像を知って前記一次検
出の正否を確認する二次検出を加えた後、該破砕不適物
を含むビニール製ゴミ袋を系路外へ搬出する手順を経過
することによって前記の課題を解決した。
【0010】前記方法を実施するためにだけ使用する装
置としては、破砕機を具えたゴミ処理設備において、ビ
ニール製ゴミ袋などに収納した形態で収集した大量の都
市ゴミなどを、破砕機へ搬送する系路に介装しビニール
製ゴミ袋内などに含まれる一定基準以上の質量および形
状、材質的に危険と見られる破砕不適物の虞れのある金
属体を誘導起電力の変化を利用して検出し出力する金属
検出機1と、該金属検出機1の情報に基づいて検出した
ビニール製ゴミ袋Dなどに対してだけX線を照射して透
過画像から該金属体の輪郭を表示するX線検査装置2
と、該X線検査装置2からの情報に基づいて対象となる
ビニール製ゴミ袋Dだけを系路外へ搬出する手段とによ
って形成することによって前記の課題を解決した。
【0011】前記の構成のうち、金属検出機1は具体的
には系路4の定速で移動するベルトコンベア41の上へ
跨設した角形環状の受発信コイル11と、ビニール製ゴ
ミ袋Dの通過によって発生する誘導起電力の時間に対す
る変動を入力し演算して、予め設定した基準と比較して
出力するコンピュータ制御器12とよって形成されるこ
とが好ましい実施態様の一つである。
【0012】また、前記の構成のうち、X線検査装置2
は具体的にはX線源管21と該X線を受信する受信部2
2と、該受信によるモノクロを撮影して画像処理する撮
像カメラ23と、破砕不適物と確定したビニール製ゴミ
袋Dを識別用の着色を施すスプレー装置24とによって
形成されることが好ましい実施態様の一つである。
【0013】また、前記の構成のうち、搬出する手段が
具体的には系路のベルトコンベア41上を俯観してビニ
ール製ゴミ袋の中から破砕不適物を確認するテレビカメ
ラ31と、X線検査装置からの情報と該テレビカメラ3
1とを見比べて識別したビニール製ゴミ袋Dだけを遠隔
操作で把持する爪32を先端に具え、破砕不適物用ベル
トコンベア42へ移し替えるローダ33とによって形成
されることが好ましい実施態様の一つである。
【0014】前記の搬出する手段として摘出機3を装着
する代りに、系路4のベルトコンベア41と接続するベ
ルトコンベアをリバーシブルベルトコンベア43Aとし
て、該リバーシブルベルトコンベア43Aは一端が破砕
不適物用ベルトコンベア42Aに接続可能であり、他端
が破砕物用ベルトコンベアとして破砕機Cと接続可能で
する構成であってもよい。
【0015】さらに前記のX線検査装置2の構成に替
え、ベルトコンベア41Aを上下に挟んで上側ではX線
源管21Aとスプレー装置24Aが、下側では受信部2
2Aと撮像カメラ23Aとが同調してベルトコンベア4
1Aの進行方向を直角に横切って走査する走査式のX線
検査装置2Aであってもよい。
【0016】
【作用】ビニール製ゴミ袋、段ボール箱、布袋などに収
納されたゴミが系路4へ載せられると、所定の速度で搬
送されて金属検出機1の設置箇所に到達する。金属検出
機1はビニール製ゴミ袋の内部に一定基準以上の質量お
よび形状、材質的に危険と見られる破砕不適物の虞れの
ある金属体が含まれるとこれを検出して出力する。金属
検出機1の検出作用は誘導起電力eを測定、演算して、
あらかじめ設定して記憶された基準値とを比較し、基準
を越えたときにだけ作動する。誘導起電力eの算出は次
の数式による。
【0017】
【数1】
【0018】ここでB:磁束密度=μ×H S:ビニール製ゴミ袋D内に収納された金属体の磁場通
過時の断面積 u:ビニール製ゴミ袋Dの移動する速度(系路の速度) μ:当該金属の透磁率 H:磁界強さ n:(通過断面の)法線ベクトル 上記の数式でHは金属検出機固有の数値であって一定、
uも系路の速度であり装置固有の一定値、μはビニール
製ゴミ袋内に収納された金属体の材質固有の数値で鉄
類、非鉄類(主としてアルミニウム)に分別する根拠と
なる。結局、誘導起電力eはビニール製ゴミ袋内に含ま
れる金属体が磁場を通過するある瞬間の断面積によって
特定され、このeが時間の経過と共に変動する態様を捉
えて予め設定した基準と比較すれば、該金属体の形状、
質量、材質を識別する作用に変換される。
【0019】ビニール製ゴミ袋は続いて系路に配置され
たX線検査装置2に到達する。X線検査装置2は定常的
にX線を照射しているのではなく、先の金属検出機1に
よる情報によって識別された危険物などの破砕不適物の
検出の時点に限って連動するように指令を受ける。X線
検査装置2の作用は金属検出機1では識別が困難、乃至
は不正確な検出を補完する点に特徴がある。たとえば、
ジュースなどのソフトドリンク用缶が多数集合して圧潰
した塊状となって通過すれば、金属検出機1ではその塊
状がガスボンベなどの危険物の有効断面積とほぼ同じで
あるために、本来の破砕不適物ではないにも拘らず、そ
の識別ができないために検出のシグナルを発信するが、
X線照射による透視画像を撮像することによって、対象
となる金属体の輪郭と全体像との位置関係を映像から視
認した担当員は両者を見分けて正確な判断をすることが
できる。すなわち、金属検出機1を一次検出作用、X線
検査装置2を二次検出作用として併用することによっ
て、初めて対象となる破砕不適物の識別作用の信頼性が
飛躍的に向上する。
【0020】搬出する手段は二段に亘る破砕不適物の検
出作用を受けた構成を受け、検出作用で該当するビニー
ル製ゴミ袋Dだけを確認して選び出し、これを把持する
と共に破砕不適物の破砕機への進行を中断して別の系路
へ向けて転進させる作用となって現れる。
【0021】請求項3特有の作用を述べると、予め設定
した基準をコンピュータ制御器12に記憶させているか
ら、測定した誘導起電力をA/D変換して時間的な変動
の特徴、たとえば変動をプロットした曲線から特有の変
化率の特徴に着目して、最高値、断面積の和(全体の容
積)や、金属体の形状が棒状、塊状、平面状などの何れ
に属するかという具体的な形状分別の作用を発揮する。
【0022】請求項4については、X線照射を受信して
画像処理し、人間の視覚によって正確な判断に有効な映
像を提供する作用があるし、ここで確定した破砕不適物
を含むビニール製ゴミ袋Dだけにスプレー装置が働いて
袋の表面を着色する作用が特徴的である。
【0023】請求項5、請求項6については、ベルトコ
ンベア上を流れるビニール製ゴミ袋のうち、X線検査装
置2によって袋内の破砕不適物を確認された特定のビニ
ール製ゴミ袋Dに対し、上方に設置したテレビカメラ3
1がさらに当該ビニール製ゴミ袋Dの外観を映像として
提供する。また、請求項6では摘出機3が省略されてリ
バーシブルベルトコンベア43Aの正転、逆転だけの簡
単な作用に置き換えられる。
【0024】請求項7については、走査タイプのX線検
査装置2を適用するので、比較的微弱なX線を局部的に
照射してベルトコンベア上を移動するビニール製ゴミ袋
全体の画像を合成するという特有の作用が発揮される。
【0025】
【実施例】図1は本発明実施例を示す正面図であり、図
2はその斜視図である。家庭などから収集されたゴミ類
は原則として不透明なビニール製ゴミ袋の中へ収納され
た状態で搬送車Tに積載され、ゴミ処理設備の所定の受
入れ場Rのピットなどへ投入され、ベルトコンベアBに
よって定量切り出されて本装置の系路4のベルトコンベ
ア41へ移し替えられる。ベルトコンベア41の上面を
跨いで金属検出機1が設けられ、ビニール製ゴミ袋など
へ収納されたゴミはすべてこの金属検出機1による一次
検出作用を受ける。
【0026】金属検出機1は角形環状体の受発信コイル
11と、その入力を受けて危険物を含む破砕不適物を検
出するコンピュータ制御器12よりなる。交流電流が流
れる受発信コイルに導電体を近ずけると、コイルとの距
離に応じて導電体に渦電流が発生して交流磁界が生じ、
この交流磁界がコイルに作用してコイルのインピーダン
スを変化させることを原理とし、先の数式によって算出
できる誘導起電力eの時間的な変化を拾って図表化した
のが図3(A)であり、微小時間間隔でA/D変換した
ものが図3(B)である。コンピュータ制御器12には
予め設定した破砕不適物の情報、すなわち破砕機として
受入れが許容できる上限の金属体の質量、形状などの要
素が入力され一定の基準として記憶されているから、図
3(B)の図表と当基準とを比較して基準を越える場合
には警報を発すると共に、ベルトコンベア41が減速を
始め、当該ビニール製ゴミ袋などがX線検査装置2の直
下に到達した時点でベルトコンベア41を停止するが、
そのビニール製ゴミ袋Dの位置は、図示しない位置認識
センサによって絶えず追跡され制御されることはいうま
でもない。
【0027】X線検査装置2を介装する目的は金属検出
機1による検出の誤認を訂正し、さらに正確な検出を保
証することにある。たとえば、典型的な危険物の一つで
ある2kgガスボンベは、鉄板の厚さ3.2mm、外径
120mm、長さ230mm、中空の断面積1174m
2であるのに対し、340g入り鉄製缶ジュースはそ
の厚さ0.1mm、外径60mm、長さ120mm、中
空の断面積18.82mm2であるから、ガスボンベ1
個と鉄製缶ジュース1個との識別は金属検出機1によっ
ても十分に可能である。しかし、鉄製缶ジュースを仮に
65個纏めて圧潰した塊状として搬入された場合には、
両者の有効断面積はほぼ同一の数値となるので、誘導起
電力eとしての差が現われず両者の識別は困難となる。
X線検査装置2はこのような金属検出機1の識別力の限
界を補完する役割を果たす二次的な検出装置である。
【0028】X線検査装置2は、X線源管21からの発
信を受信部22で受信し、受信部22を撮像カメラ23
によって画像処理してテレビモニタ25で映像として担
当員に提供する。通常はこのテレビモニタ25を装置全
体の操作室5に具えて監視しているから、映像を目視で
捉えて対象となっている金属体の輪郭を含むコンベア上
の該当範囲の位置関係を確認し、既に提供されている金
属検出機1による識別結果の正否を人間の視覚と知識で
判断し、次の搬出手段の作動へ繋ぐので、先に例示した
ような紛らわしい場合での検出誤認が最終的には人間の
視覚や経験、知識によって修正される。
【0029】金属検出機1、X線検査装置2を通じて危
険物を含む破砕不適物と識別されたビニール製ゴミ袋D
は、X線検査装置2の段階で対象であると検出されると
同時に、自動的にスプレー装置24が連動してビニール
製ゴミ袋Dの表面へ着色する。着色したビニール製ゴミ
袋Dは系路のベルトコンベア41に載ってさらに前進
し、テレビカメラ31の直下に到達すると停止する。テ
レビカメラ41は着色したビニール製ゴミ袋Dの外観を
撮像し、操作室5に位置する担当員はX線検査装置2で
捉えたテレビモニタ25の映像と、テレビカメラ31が
捉えたテレビモニタ34の映像とを見比べて対象の同一
性を確認し、ローダ33を操作室5の中から遠隔操作に
よって垂直方向の昇降、または水平方向の移動を行なっ
て先端に具えた爪32を開いて対象とするビニール製ゴ
ミ袋Dを掴み、爪を閉じてビニール製ゴミ袋Dを把持し
て系路とは別の破砕不適物用ベルトコンベア42の上へ
移し替え適宜回収して再利用、または別の廃棄処理を受
ける。一方、破砕不適物として検出されなかったビニー
ル製ゴミ袋は、すべて接続する破砕物用ベルトコンベア
43へ搬送され、破砕機Cへ供給される。この装置の前
後工程を含めた手順は図4にフローチャートとして示し
ている。
【0030】図5は本発明の別の実施例を示す正面図で
あり、前例と異なる点はベルトコンベア41と接続する
ベルトコンベアをリバーシブルコンベア43Aとした構
成であり、破砕不適物の検出があったときに限りリバー
シブルコンベア43Aを図の左方向へ向けて逆進して破
砕不適物の入ったビニール製ゴミ袋Dをベルトコンベア
42Aへ移し替え、検出のない定常運転では右方向へ走
行して破砕物の入ったビニール製ゴミ袋を絶えず破砕機
Cへ向けて供給する構成を採っている。この実施例の特
徴は摘出機3を省略することによって機構が簡素化する
と共に、ローダ33を操作して先端の爪32で目的のゴ
ミ袋を把持するという煩瑣な手作業がなくなる点が挙げ
られる。
【0031】図6は本発明の別の実施例の斜視図であ
り、X線検査装置2が固定した前例とは異なって、電動
機26の駆動を受けて同調して回転する2本のねじ杆2
7がベルトコンベア41を挟んで上下に設けられ、ねじ
杆27の回転と共に上下で水平方向に移動する上架台2
8と下架台29とが同調してベルトコンベア41の上を
進行方向と直角に横切って走査する。この上架台28に
はX線源管21Aとスプレー装置24Aが取付けられ、
下架台29には受信部22Aと撮像カメラ23Aが取付
けられている。すなわち、このX線検査装置2Aは検出
装置が固定した状態ではなく、常に移動するビニール製
ゴミ袋Dの一部を局部的に照射しつつ直角に走査する点
が特徴である。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る危険物などを含む破砕不適
物の除去装置は、破砕機を具えたゴミ処理設備において
新しい、かつ深刻な課題として浮上した破砕作業中の爆
発事故や破砕機の損壊事故の防止を強力に実現する顕著
な効果がある。特に金属検出機の機能を最大限に活かし
た作用によって概略の検出を一次的に拾い上げ、さらに
金属検出機の検出だけでは誤認の懸念のある紛らわしい
ケースを補完するために担当員の視覚と知識を活用した
信頼性の高い二次的な検出を併用して、能率と正確性の
両方を満足する機能を付与した。要所には担当員の判断
力を活用したから、正確さと処理能力大きさの割りには
装置が複雑化することなく、当然、装置の設置や日常の
維持に必要な経済的負担も過大に失する虞れがないな
ど、実施に当って多くの利点を享受する効果が大きい。
【0033】請求項3特有の効果としては、コンピュー
タ制御器を適用することにより、測定された誘導起電力
はA/D変換して時間的な変動の特徴を捉え、演算、比
較、判定の機能が瞬間的に発揮され、正確で信頼性の高
い検出が常に保持される効果が得られる。請求項4の効
果としては、検出の確定と共にスプレー装置を作動させ
るから、後の摘出工程において摘出の対象であるビニー
ル製ゴミ袋Dを過ちなく選び出す有力なマーキングを形
成し、検出体の正確な除去を保証する上で有効な布石と
なることが挙げられる。
【0034】請求項5、請求項6については、担当員が
X線検査装置2が捉えた金属体の輪郭を含む全体の透視
映像と、その外観の映像とを見比べることによって、間
違いなく当該ビニール製ゴミ袋Dを選び出して系路から
除外するから、搬出作用をさらに正確に実施する効果が
付加される。さらに請求項6では摘出機を省略したから
機構が簡素化して設備費と日常のメンテナンスの負担が
軽減される他、煩瑣でもあるローダの操作がなくなるの
で担当員の負担も小さくなる特有の効果が得られる。
【0035】請求項7については、X線検査装置2の主
体が常に走査タイプであるから、前例のようにビニール
製ゴミ袋全体をカバーする必要がなくなり、照射能力を
低く設定しても実施が可能となり、1ランク低級の防護
設備によって適応が可能であれば、X線源の寿命、設備
の費用、操作監視員に対する放射能保護設備(隔壁)な
ど何れもレベルダウンして対処することが法的にも許容
されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す正面図である。
【図2】同実施例の斜視図である。
【図3】金属検出機1によって計測した誘導起電力と時
間の関係(A)と、時間間隔毎にA/D変換した図表
(B)である。
【図4】本発明を含む全工程のフローチャートである。
【図5】本発明の別の実施例を示す正面図である。
【図6】本発明のさらに別の実施例を示す斜視図であ
る。
【図7】従来技術の全工程のフローチャートである。
【符号の説明】
1 金属検出機 2 X線検査装置 3 摘出機 4 系路 5 操作室 11 受発信コイル 12 コンピュータ制御器 21 X線源管 22 受信部 23 撮像カメラ 24 スプレー装置 25 テレビモニタ 31 テレビカメラ 32 爪 33 ローダ 34 テレビモニタ 41 ベルトコンベア 42 破砕不適物用ベルトコンベア 43 破砕物用ベルトコンベア T 搬送車両 R 受入れ場 B ベルトコンベア C 破砕機 D ビニール製ゴミ袋(破砕不適物を含むと検出)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 破砕機を具えたゴミ処理設備の破砕機へ
    の搬送系路に、ビニール袋などへ収納した形態で収集し
    た大量の都市ゴミなどの集合体を搬入し、該系路におい
    て収納したビニール製ゴミ袋を破袋することなく該袋内
    に含まれる金属体のうち、一定基準以上の質量および形
    状、材質的に危険と見られる破砕不適物の虞れのある金
    属体を含むビニール製ゴミ袋を誘導起電力の変化を利用
    して一次的に検出し、該一次検出の対象となったビニー
    ル製ゴミ袋に対してだけX線を照射して該金属体の透視
    画像を得てその輪郭と全体像から前記一次検出の正否を
    確認する二次検出を加えた後、該破砕不適物を含むビニ
    ール製ゴミ袋を系路外へ搬出することを特徴とするゴミ
    処理設備における危険物など破砕不適物の除去方法。
  2. 【請求項2】 破砕機を具えたゴミ処理設備において、
    ビニール製ゴミ袋などに収納した形態で収集した大量の
    都市ゴミなどを、破砕機へ搬送する系路内でビニール製
    ゴミ袋内などに含まれる一定基準以上の質量および形
    状、材質的に危険と見られる破砕不適物の虞れのある金
    属体を誘導起電力の変化を利用して検出し出力する金属
    検出機1と、該金属検出機1の情報に基づいて検出した
    ビニール製ゴミ袋Dなどに対してだけX線を照射して当
    該金属体の透過画像からその輪郭と全体像を表示するX
    線検査装置2と、該X線検査装置2からの情報に基づい
    て危険と見られる破砕不適物を含むビニール製ゴミ袋D
    だけを系路外へ搬出する手段とよりなることを特徴とす
    るゴミ処理設備における危険物など破砕不適物の除去装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、金属検出機1が系路
    4の定速で移動するベルトコンベア41の上へ跨設した
    角形環状の受発信コイル11と、ビニール製ゴミ袋など
    の通過によって発生する誘導起電力の時間に対する変動
    を入力し演算して、予め設定した基準と比較して出力す
    るコンピュータ制御器12とよりなることを特徴とする
    ゴミ処理設備における危険物など破砕不適物の除去装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、X線検査装
    置2がX線源管21と該X線を受信する受信部22と、
    該受信によるモノクロを撮影して画像処理する撮像カメ
    ラ23と、破砕不適物と確定したビニール製ゴミ袋Dな
    どを識別用の着色を施すスプレー装置24とよりなるこ
    とを特徴とするゴミ処理設備における危険物など破砕不
    適物の除去装置。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4の何れかにおいて、搬出
    する手段が系路のベルトコンベア41上を俯観してビニ
    ール製ゴミ袋などの中から破砕不適物を収納したビニー
    ル製ゴミ袋Dなどを確認するテレビカメラ31と、該テ
    レビカメラ31で識別したビニール製ゴミ袋Dを遠隔操
    作で把持する爪32を先端に具え、破砕不適物用ベルト
    コンベア42へ移し替えるローダ33とで形成する摘出
    機3であることを特徴とするゴミ処理設備における危険
    物など破砕不適物の除去装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、搬出する手段が摘出
    機3に代えて系路4のベルトコンベア41と接続するベ
    ルトコンベアをリバーシブルベルトコンベア43Aとし
    て、該リバーシブルベルトコンベア43Aは一端が破砕
    不適物用ベルトコンベア42Aと接続可能であり、他端
    が破砕物用ベルトコンベアとして破砕機Cと接続可能で
    あることを特徴とするゴミ処理設備における危険物など
    破砕不適物の除去装置。
  7. 【請求項7】 請求項2においてベルトコンベア41A
    を上下に挟んで上側ではX線源管21Aとスプレー装置
    24Aが、下側では受信部22Aと撮像カメラ23Aと
    が同調してベルトコンベア41Aの進行方向を直角に横
    切って走査する走査式のX線検査装置2Aであることを
    特徴とするゴミ処理設備における危険物など破砕不適物
    の除去装置。
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