JPH08796Y2 - Oa機器発熱ダイレクト排気システム - Google Patents

Oa機器発熱ダイレクト排気システム

Info

Publication number
JPH08796Y2
JPH08796Y2 JP1991092645U JP9264591U JPH08796Y2 JP H08796 Y2 JPH08796 Y2 JP H08796Y2 JP 1991092645 U JP1991092645 U JP 1991092645U JP 9264591 U JP9264591 U JP 9264591U JP H08796 Y2 JPH08796 Y2 JP H08796Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
equipment
exhaust pipe
heat generation
attachment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991092645U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0536894U (ja
Inventor
英夫 田中
昌彦 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP1991092645U priority Critical patent/JPH08796Y2/ja
Publication of JPH0536894U publication Critical patent/JPH0536894U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH08796Y2 publication Critical patent/JPH08796Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、各種のOA機器が設置
されたオフィスビル等において、各OA機器が発生する
熱を個別的に吸引して外部に排気するためのOA機器発
熱ダイレクト排気システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィス・オートメーション化に
よってオフィスビル内にはワークステーション,ワープ
ロ,パソコン,ファックス,コピー等の各種OA機器が
大量に設置されるに至っており、これらOA機器の使用
によって発生する熱は一般に室内にそのまま放熱される
ようになっている。このOA機器からの発熱は、従来の
オフィスビルで30VA/m、最近のオフィスビルで
は、60VA/m〜80VA/mにもなることがあ
り、インテリア熱負荷の大半を占める状態になってい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記したように、従来
OA機器からの発熱は室内にそのまま放熱されていた。
従って、ビル内を空調する場合、特に冷房時には、室内
に放熱されるOA機器の発熱がそのまま冷房負荷の増大
につながり、これを処理するため、大容量の空調設備が
必要となり、空調設備の大型化,コストアップ化並びに
電気等のエネルギー消費量の増大化を招いており、新し
い考え方によるオフィスビル内の熱負荷低減対策が求め
られている。
【0004】本考案は上記した点に鑑み提案されたもの
で、OA機器が発生する熱を室内に放出することなく、
直接吸引して外部に排出することができるOA機器発熱
ダイレクト排気システムを得ることを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本考案に係るOA機器発熱ダイレクト排気システ
ムは、各種OA機器の換気口に取付けられるケーシング
と、同ケーシングに接続されたホースとからなる排気ア
タッチメントを室内のアクスフロア内に配設された排気
パイプに接続し、同排気パイプを外部に排気する排気フ
ァンに連結してなることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本考案に係るOA機器発熱ダイレクト排気シス
テムは上記のように構成されているので、OA機器が発
生する熱は、その換気口に取付けられた排気アタッチメ
ントに個別に吸引され、さらに排気アタッチメントが接
続された排気パイプ,同排気パイプが連結された排気フ
ァンを介して、室内に放出されることなく直接外部に排
気される。従って、室内に放熱されることによる冷房熱
負荷の増大を抑制することができる。又、排気パイプの
プラグ口を適宜に用いることでOA機器の配置等に対し
高い自由度を有する。
【0007】
【実施例】図1乃至図5に本考案の一実施例が示されて
いる。図1はシステム構成図であり、室内にはワークス
テーション,パソコン,ファックス,コピーその他ワー
プロ等の各種のOA機器1が配置され、これらOA機器
1の配置場所に沿ってフロア床面、例えば図示のような
フリーアクセスフロアー2の場合は、フロア内部に排気
パイプ3を配設し、この排気パイプ3に各OA機器1の
換気口を覆う状態に取付けられた排気アタッチメント4
を接続し、OA機器1が発生する熱を排気アタッチメン
ト4により吸収して排気パイプ3に集め、排気パイプ3
が連結された排気ファン5を介して外部に排気するよう
構成されている。
【0008】排気パイプ3には、図2に示すように排気
アタッチメント4を接続するために多数のプラグ口6が
設けられており、使用しないプラグ口6には予備プラグ
7が施され、排気アタッチメント4を接続する場合は、
予備プラグ7を外して接続できるようにしている。又、
排気ファン5は、その入口側の排気パイプ3の圧力を静
圧検出器8で検出し、その検出値によりインバータ盤9
を介して回転数をコントロールし、排気能力を制御でき
るようにしている。更に、排気アタッチメント4は、図
2乃至図4に示すようにOA機器1の換気口10にその
接続口に装着されている粘着スポンジテープ11を介し
て取付けられるケーシング12と、同ケーシング12に
接続された径が20〜25mm程度のフレキシブルホー
ス13と、同ホース13のケーシング12への接続部分
に設けられた風量調節器14とからなり、ケーシング1
2は取付けられるOA機器の換気口の構成に対応できる
よう図4に示すように種々の構成のものを準備しておく
ことができる。
【0009】しかして、上記のような構成を有する排気
システムによると、各OA機器1で発生した熱は、その
換気口10に取付けられた排気アタッチメント4に夫々
吸引され、更に、フレキシブルホース13を介して排気
パイプ3に吸込まれる。排気パイプ3には、各OA機器
1からの排熱が集合され、排気ファン5によって外部に
排出される。従って、各OA機器1からの熱気は室内に
放出されることなく、夏期における冷房熱負荷の増大を
抑えることが可能となる。
【0010】図5はシステム設計の一例に示したもの
で、フロアを1モジュール当り3200×3200で縦
4×横6モジュールに画成して縦列毎にU字形に折り曲
げた排気パイプ3を配設し、同排気パイプ3に1モジュ
ール当り4個のプラグ口6を設けたもので、OA機器発
熱量を80VA/m、排熱除去率を70%(推定)、
室内温度を26℃、排気温度を60℃(推定)、1モジ
ュール当り排気量を50m/hとしたとき、排気ファ
ン仕様は1500m/h×80mmAq×0.75k
wとなる。尚、上述した実施例はOA機器と排気アタッ
チメントを別体にて構成したが、それ以外の構成、例え
ばOA機器の一部として排気接続口を設けておき、これ
に対し排気ホースを直接接続できる構成も可能である。
又この構成においては、排気接続口の開閉をOA機器の
電源スイッチと連動させることもできる。
【0011】
【考案の効果】以上に説明したように、本考案に係るO
A機器発熱ダイレクト排気システムによると、OA機
器から排出される熱を室内に放熱することなく個別に吸
引してそれを外部に排出することができるため、室内の
冷房熱負荷の増大を抑えることができる。従って夏期に
おける冷房エネルギーの大幅な減少が実現でき、空調の
ために要するコストの低減を図ることができるととも
に、ピーク電力の低減にも寄与できる。しかも、OA機
器の室内位置にかかわらずその換気口と排気パイプとを
密封状態で接続できるので、OA機器の移動等の追従で
きるシステムとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すシステム構成図である。
【図2】本考案の実施例を示すOA機器まわりの斜視図
である。
【図3】本考案の実施例に用いる排気アタッチメントの
斜視図で、(A)は正面側から見た図、(B)は背面側
から見た図である。
【図4】本考案の実施例に用いる排気アタッチメントの
種々の構成例を示す図である。
【図5】本考案の実施例に係るシステム設計例を示す図
である。
【符号の説明】
1 OA機器 2 フリーアクセスフロアー 3 排気パイプ 4 排気アタッチメント 5 排気ファン 6 プラグ口 7 予備プラグ 8 静圧検出器 9 インバータ盤 10 換気口 11 粘着スポンジテープ 12 ケーシング 13 フレキシブルホース 14 風量調節器 15 排気メインパイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種OA機器からの排気を、室内のアク
    セスフロア内に設けた排気パイプから、排気ファンを介
    して室外に吸引排出させるOA機器発熱ダイレクト排気
    システムにおいて、 前記OA機器の各換気口を覆う状態で取付けられ、該O
    A機器の熱気を吸収する為の排気アタッチメントと、 一端が前記排気アタッチメントに接続され、他端が前記
    排気パイプに接続されたフレキシブルホースと、 使用する口には前記フレキシブルホースの他端が接続さ
    れ、使用しない口には予備プラグが施される複数のプラ
    グ口を設けた排気パイプとからなることを特徴とするO
    A機器発熱ダイレクト排気システム。
JP1991092645U 1991-10-16 1991-10-16 Oa機器発熱ダイレクト排気システム Expired - Lifetime JPH08796Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991092645U JPH08796Y2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 Oa機器発熱ダイレクト排気システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991092645U JPH08796Y2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 Oa機器発熱ダイレクト排気システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0536894U JPH0536894U (ja) 1993-05-18
JPH08796Y2 true JPH08796Y2 (ja) 1996-01-10

Family

ID=14060191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991092645U Expired - Lifetime JPH08796Y2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 Oa機器発熱ダイレクト排気システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08796Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6025298A (ja) * 1983-07-22 1985-02-08 富士通株式会社 フリ−アクセス床による冷却方法
JP2533620B2 (ja) * 1988-10-18 1996-09-11 株式会社竹中工務店 アンダ―フロア―空調用吹出口
JPH0499891U (ja) * 1991-02-08 1992-08-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0536894U (ja) 1993-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2005045325A1 (en) Air conditioner having heat/humidity exchang means and control method of indoor temperature/humidity control system
JPH08796Y2 (ja) Oa機器発熱ダイレクト排気システム
CN209105546U (zh) 一种智能楼宇控制柜
WO2020206986A1 (zh) 移动空调器
JP2008281252A (ja) 換気システム
JP3059683B2 (ja) セントラル換気装置
JP2841990B2 (ja) 空調システム
CN218337009U (zh) 一种救火机器人的散热结构
JP3059729B2 (ja) セントラル換気装置
CN216769617U (zh) 一种建筑中央空调散热装置
CN207146789U (zh) 一种通信机房节能高效的通风装置
CN220822785U (zh) 一种离心泵电机散热装置
JP2996002B2 (ja) 空調装置
CN215675574U (zh) 一种暖通空调散热结构
JP3853928B2 (ja) セントラル換気暖房装置
JP3432740B2 (ja) 室内空調システム、同システムを用いた室内空調方法及び空調ユニット
JPH10214137A (ja) 筐体の冷却機構
JP2004301478A (ja) 空気調和機
JP2005030660A (ja) 空気調和装置
JP3558241B2 (ja) 高気密高断熱住宅の換気暖房システム
JP2001091008A (ja) 熱交換換気装置
JP3801826B2 (ja) 浴室空調装置
JPH0242177Y2 (ja)
JPS5839342Y2 (ja) 空気調和機の室外ユニツト
JPS6041726U (ja) 室内暖房用温水放熱器