JP2841990B2 - 空調システム - Google Patents
空調システムInfo
- Publication number
- JP2841990B2 JP2841990B2 JP3357623A JP35762391A JP2841990B2 JP 2841990 B2 JP2841990 B2 JP 2841990B2 JP 3357623 A JP3357623 A JP 3357623A JP 35762391 A JP35762391 A JP 35762391A JP 2841990 B2 JP2841990 B2 JP 2841990B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- exhaust heat
- heat
- air conditioning
- conditioning system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/27—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
- Y02A30/274—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine
Landscapes
- Central Air Conditioning (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空調システムに係り、特
にフリーアクセスフロア等の二重床を対象した天井吹き
出し空調システムに関する。
にフリーアクセスフロア等の二重床を対象した天井吹き
出し空調システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワークスステ
ーション等のＯＡ機器が多数設置されたインテリジェン
トビル等では、近年、床をフリーアクセスフロア等で二
重にしてＯＡ機器用の動力配線やＬＡＮ等の通信ケーブ
ルをこの二重床の間に配線する場合が多くなってきてい
る。
ーション等のＯＡ機器が多数設置されたインテリジェン
トビル等では、近年、床をフリーアクセスフロア等で二
重にしてＯＡ機器用の動力配線やＬＡＮ等の通信ケーブ
ルをこの二重床の間に配線する場合が多くなってきてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これらのＯＡ機器から
排出される熱排気は、現状においては室内にそのまま排
出されることが多く空調機の熱負荷が増大している。こ
の結果、建屋のインテリア部分では年間冷房で、ペリメ
ータ部分では季節に応じて冷房、暖房を使い分けるケー
スが出てきた。従来は、冷房と暖房が混在する場合、そ
れぞれ冷熱源と温熱源とを用意して対応していた。しか
しながら、インテア部分の熱負荷を冬場のペリメータ暖
房の熱源に使用できれば、省エネルギーが図れるにもか
かわらず、このように、冷熱源と温熱源とを同時に使用
するというエネルギーの無駄を生じていた。
排出される熱排気は、現状においては室内にそのまま排
出されることが多く空調機の熱負荷が増大している。こ
の結果、建屋のインテリア部分では年間冷房で、ペリメ
ータ部分では季節に応じて冷房、暖房を使い分けるケー
スが出てきた。従来は、冷房と暖房が混在する場合、そ
れぞれ冷熱源と温熱源とを用意して対応していた。しか
しながら、インテア部分の熱負荷を冬場のペリメータ暖
房の熱源に使用できれば、省エネルギーが図れるにもか
かわらず、このように、冷熱源と温熱源とを同時に使用
するというエネルギーの無駄を生じていた。
【０００４】本発明の目的は、上記した従来の課題を解
決し、ＯＡ機器等の排熱を冬場の暖房用の熱源に利用
し、省エネルギーを図りながら、空調できるシステムを
提供することにある。
決し、ＯＡ機器等の排熱を冬場の暖房用の熱源に利用
し、省エネルギーを図りながら、空調できるシステムを
提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の空調システムは、室内にＯＡ機器等の
発熱機器を備え、この発熱機器からの排熱排気を二重床
内に吸い込むための吸い込み機構と、該吸い込み機構を
介して前記二重床内に吸い込まれる排熱排気を前記室内
の温度が夏場等のように高いときは外部に排出する排出
機構と、前記吸い込み機構を介して前記二重床内に吸い
込まれる排熱排気を前記室内の温度が冬場等のように低
いときは室内に供給する供給機構と、を備えたことを特
徴とするものである。
ために、本発明の空調システムは、室内にＯＡ機器等の
発熱機器を備え、この発熱機器からの排熱排気を二重床
内に吸い込むための吸い込み機構と、該吸い込み機構を
介して前記二重床内に吸い込まれる排熱排気を前記室内
の温度が夏場等のように高いときは外部に排出する排出
機構と、前記吸い込み機構を介して前記二重床内に吸い
込まれる排熱排気を前記室内の温度が冬場等のように低
いときは室内に供給する供給機構と、を備えたことを特
徴とするものである。
【０００６】
【作用】ＯＡ機器等から排出される排熱排気は、吸い込
み機構を介して二重床内に供給される。二重床内の排熱
排気は、室内の温度が夏場等のように高いときは外部に
排出され、室内の温度が冬場等の低い場合には室内に供
給される。したがって、ＯＡ機器等からの排熱排気のエ
ネルギーを有効利用しつつ、室内の空調を行うことがで
きる。
み機構を介して二重床内に供給される。二重床内の排熱
排気は、室内の温度が夏場等のように高いときは外部に
排出され、室内の温度が冬場等の低い場合には室内に供
給される。したがって、ＯＡ機器等からの排熱排気のエ
ネルギーを有効利用しつつ、室内の空調を行うことがで
きる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は本発明の空調システムの一実施例を示す概
略的断面図である。図１において、天井２とフリーアク
セスフロア３との間の事務室１内には、パーティション
４を介してＯＡ機器５が設置されており、事務室１の側
壁部に空調機６が設置されている。この空調機６は、事
務室１の側壁に設けられた空調ダンパ７、フィルタ８、
冷温水コイル９、及び空調機ファン１０を備えており、
空調機６からの空気は天井面に設置された給気ユニット
１１を介して事務室１内に供給されるようになってい
る。
する。図１は本発明の空調システムの一実施例を示す概
略的断面図である。図１において、天井２とフリーアク
セスフロア３との間の事務室１内には、パーティション
４を介してＯＡ機器５が設置されており、事務室１の側
壁部に空調機６が設置されている。この空調機６は、事
務室１の側壁に設けられた空調ダンパ７、フィルタ８、
冷温水コイル９、及び空調機ファン１０を備えており、
空調機６からの空気は天井面に設置された給気ユニット
１１を介して事務室１内に供給されるようになってい
る。
【０００８】フリーアクセスフロア３と天井２の各々の
隅部には、それぞれペリメータ給気ユニット１２及びペ
リメータ還気ユニット１３が設置されており、フリーア
クセスフロア３の前記ペリメータ給気ユニット１２に対
応する隅部には、排気ダンパ１５を備えた排熱排気ダク
ト１４が設置されている。なお、，図中、１６は窓を示
し、パーティション４の上部には、ＯＡ機器５からの排
熱排気の吸い込み口が形成されており、この吸い込み口
に連通してパーティション４内に熱排気通路が形成さ
れ、この通路に連通して排熱排気ファン１７が設置され
ている。
隅部には、それぞれペリメータ給気ユニット１２及びペ
リメータ還気ユニット１３が設置されており、フリーア
クセスフロア３の前記ペリメータ給気ユニット１２に対
応する隅部には、排気ダンパ１５を備えた排熱排気ダク
ト１４が設置されている。なお、，図中、１６は窓を示
し、パーティション４の上部には、ＯＡ機器５からの排
熱排気の吸い込み口が形成されており、この吸い込み口
に連通してパーティション４内に熱排気通路が形成さ
れ、この通路に連通して排熱排気ファン１７が設置され
ている。
【０００９】次に上記のように構成される実施例の作用
について説明する。ＯＡ機器５から出る排熱排気は、吸
い込み口が形成されたパーティション４内の通路を経て
排熱排気ファン１７により吸い込まれ、フリーアクセス
フロア３に仕切られた二重床に送られる。このＯＡ機器
５からでる排熱排気は、夏場には排気ダンパ１５及び排
熱排気ダクト１４を経て外部に排出される。冬場には、
前記ＯＡ機器からでる排熱排気は給気ユニット１２によ
りペリメータ暖房用として事務室１内に供給される。さ
らに週あけの建屋が冷えきっている冬場においては、所
定時間は全フロア暖房となるが、このときはペリメータ
還気ユニット１３が駆動し、前記ＯＡ機器５から出る排
熱排気は、全体暖房に寄与することになる。
について説明する。ＯＡ機器５から出る排熱排気は、吸
い込み口が形成されたパーティション４内の通路を経て
排熱排気ファン１７により吸い込まれ、フリーアクセス
フロア３に仕切られた二重床に送られる。このＯＡ機器
５からでる排熱排気は、夏場には排気ダンパ１５及び排
熱排気ダクト１４を経て外部に排出される。冬場には、
前記ＯＡ機器からでる排熱排気は給気ユニット１２によ
りペリメータ暖房用として事務室１内に供給される。さ
らに週あけの建屋が冷えきっている冬場においては、所
定時間は全フロア暖房となるが、このときはペリメータ
還気ユニット１３が駆動し、前記ＯＡ機器５から出る排
熱排気は、全体暖房に寄与することになる。
【００１０】前記した実施例においては、給気ユニット
及び還気ユニットに関して特にペリメータゾーンに設置
される例を示したが、本発明はこれらのユニットはペリ
メータゾーンに限らず任意のゾーンに設置されていても
よい。また、室内の排熱排気源としてＯＡ機器の場合を
示したが、ＯＡ機器に限らず室内に設置される発熱機器
でもよく、さらに発熱機器からの排熱排気を吸い込みた
めの手段としては、パーティションに形成される吸い込
み口に制約されるものでなく、発熱機器付近に設置さ
れ、所定の吸い込み口を備え排熱排気ファンに連通する
手段であればよい。
及び還気ユニットに関して特にペリメータゾーンに設置
される例を示したが、本発明はこれらのユニットはペリ
メータゾーンに限らず任意のゾーンに設置されていても
よい。また、室内の排熱排気源としてＯＡ機器の場合を
示したが、ＯＡ機器に限らず室内に設置される発熱機器
でもよく、さらに発熱機器からの排熱排気を吸い込みた
めの手段としては、パーティションに形成される吸い込
み口に制約されるものでなく、発熱機器付近に設置さ
れ、所定の吸い込み口を備え排熱排気ファンに連通する
手段であればよい。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本発明の空調システムによ
れば、夏場等のように室内の温度が高い場合、ＯＡ機器
等の発熱機器からの排熱排気を外部に排出し、冬場等の
ように室内の温度の低い場合、ＯＡ機器等の発熱機器か
らの排熱排気を室内に供給できるから、省エネルギーを
図りながら、室内の空調を行うことができる。
れば、夏場等のように室内の温度が高い場合、ＯＡ機器
等の発熱機器からの排熱排気を外部に排出し、冬場等の
ように室内の温度の低い場合、ＯＡ機器等の発熱機器か
らの排熱排気を室内に供給できるから、省エネルギーを
図りながら、室内の空調を行うことができる。
【図１】本発明の空調システムの一実施例を示す概略的
断面図である。
断面図である。
１ 事務室 ２ 天井 ３ フリーアクセスフロア ４ パーティション ５ ＯＡ機器 ６ 空調機 ７ 空調機ダンパ ８ フィルタ ９ 冷温水コイル １０ 空調機ファン １１ 給気ユニット １２ ペリメータ給気ユニット １３ ペリメータ還気ユニット １４ 排熱排気ダクト １５ 排気ダンパ １６ 窓 １７ 排熱排気ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F24F 3/00
Claims (1)
- 【請求項１】 室内にＯＡ機器等の発熱機器を備え、こ
の発熱機器からの排熱排気を二重床内に吸い込むための
吸い込み機構と、該吸い込み機構を介して前記二重床内
に吸い込まれる排熱排気を前記室内の温度が高いときは
外部に排出する排出機構と、前記吸い込み機構を介して
前記二重床内に吸い込まれる排熱排気を前記室内の温度
が低いときは室内に供給する供給機構と、を備えたこと
を特徴とする空調システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3357623A JP2841990B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3357623A JP2841990B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 空調システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05180464A JPH05180464A (ja) | 1993-07-23 |
| JP2841990B2 true JP2841990B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=18455073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3357623A Expired - Lifetime JP2841990B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 空調システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2841990B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010071482A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 高密度熱負荷室用空調システム |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3429875B2 (ja) * | 1994-12-13 | 2003-07-28 | 大成建設株式会社 | 空調方法及びそれに用いる空気流通回路を備えた空調設備 |
| JP4490396B2 (ja) * | 2006-06-26 | 2010-06-23 | 株式会社Ｎｔｔファシリティーズ | 空気調和システム及びその制御方法 |
| JP5223721B2 (ja) * | 2009-02-18 | 2013-06-26 | 日本電気株式会社 | 排熱利用省エネ空調設備、そのシステム、排熱利用省エネ空調方法、及び、排熱利用省エネ空調プログラム |
| CN114543324A (zh) * | 2020-11-27 | 2022-05-27 | 大金工业株式会社 | 气流控制系统 |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP3357623A patent/JP2841990B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010071482A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 高密度熱負荷室用空調システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05180464A (ja) | 1993-07-23 |
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