JPH087969Y2 - 金 型 - Google Patents

金 型

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JPH087969Y2
JPH087969Y2 JP1989135837U JP13583789U JPH087969Y2 JP H087969 Y2 JPH087969 Y2 JP H087969Y2 JP 1989135837 U JP1989135837 U JP 1989135837U JP 13583789 U JP13583789 U JP 13583789U JP H087969 Y2 JPH087969 Y2 JP H087969Y2
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JP
Japan
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mold
cavity
abutting
die
ridges
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JP1989135837U
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俊三 青山
昌弘 砂田
末喜 末留
政巳 田代
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Ahresty Corp
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Ahresty Corp
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ダイカストや樹脂成型等に使用される成形
用金型に関し、更に詳しくはキャビティ表面に粉状断熱
剤を塗布するようにした金型の改良に関するものであ
る。
〈従来の技術〉 この種金型にあっては、特開平1-299752号公報で開示
された如く、金型のキャビティ表面に粉状断熱剤を塗布
する場合に、粉状断熱剤がキャビティ表面のみならずそ
の周りの型合せ面部分(パーティング面)にも少なから
ず付着塗布されてしまう。キャビティ表面に付着塗布さ
れた粉状断熱剤は製品成形時に製品と共にキャビティ表
面から剥がれてしまうが、型合せ面部分に付着した粉状
断熱剤は型合せ時(型締め時)に押し潰された状態で残
留堆積しやすく、型合せ(型締め)不良を来たす不具合
があった。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案はこの様な不具合に鑑みてなされたものであ
り、キャビティ以外の型合せ面部分に付着塗布された粉
状断熱剤が、その型合せ面部分に残留堆積する惧れがな
い金型を提供せんとするものである。
〈課題を解決するための手段〉 斯る目的を達成するため、本考案は、キャビティ表面
に粉状断熱剤を塗布するようにした金型において、少な
くとも一方の金型の型合せ面部分におけるキャビティ並
びに該キャビティへ向けて溶湯が流れる部分の外周縁と
その外周縁を取り囲むように適宜間隔をおいた位置とに
夫々衝合用突条を形成したことを特徴としたものであ
る。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
金型1,2は従来と同様、じか彫型式又は入れ子型式に
て製作されたキャビティ5やランナー部9を有し、その
少なくとも一方の金型1又は2における型合せ面部分3
又は4に、キャビティ5並びにそのキャビティ5へ向け
て溶湯が流れる部分の外周縁とその外周縁を取り囲むよ
うに適宜間隔をおいた位置とに夫々衝合用突条6を形成
する。
衝合用突条6は、製品成形時に固定金型1と可動金型
2とを互いに型合せした際に、相手の金型1又は2の型
合せ面部分3又は4若しくは相手の金型1又は2に形成
した衝合用突条6に密接衝合するものであり、キャビテ
ィ5並びにそのキャビティ5に向けて溶湯が流れる部分
の外周縁とその外周縁を取り囲むようにして適宜間隔毎
に合計複数本を囲繞形成する。この時、衝合用突条6は
固定金型1又は可動金型2のどちらか一方の型合せ面部
分3又は4に形成するようにしても良いし、両方の金型
1,2の型合せ面部分3,4に夫々形成するようにしても良
い。
即ち、第1図乃至第4図に示した第1実施例の場合、
一方の金型(固定金型1)の型合せ面部分3にのみ3本
の衝合用突条6を囲繞形成して、各衝合用突条6の先端
面6′を他方の金型(可動金型2)の型合せ面部分4に
密接衝合させるようにしたものであり、第5図に示した
第2実施例のものは金型(可動金型2)の型合せ面部分
4に複数本の衝合用突条6を囲繞形成し、一方の金型
(固定金型1)の型合せ面部分3には、相手の金型(可
動金型2)の衝合用突条6の間部分7に位置して夫々の
衝合用突条6が互い違い状になるように形成することに
より、各衝合用突条6の先端面6′を相手の金型1,2の
型合せ面部分3,4に密接衝合させるようにしたものであ
り、また第6図に示した第3実施例のものは両金型1,2
の型合せ面部分3,4に夫々複数の衝合用突条6をその先
端面6′が互いに密接衝合するように配置形成したもの
である。
而して、金型1,2のキャビティ表面5a,5b並びにそのキ
ャビティ5へ向けて溶湯が流れるランナー部9等の部分
に粉状断熱剤8を付着塗布した後、両金型1,2を互いに
型合せすると、各衝合用突条6の先端面6′が相手の金
型1又は2の型合せ面部分3又は4、若しくは相手の金
型1又は2に形成した衝合用突条6の先端面6′に密接
衝合し、各衝合突条6の先端面6′が密接衝合している
金型1,2の型合せ面部分3,4や各衝合用突条6′の先端面
6′に付着した粉状断熱剤8は、第4図に示す如く押し
潰されつつ各衝合用突条6の間部分7や衝合用突条6の
外側部分10に押し出される。そして、各衝合用突条6の
間部分7や衝合用突条6の外側部分10に押し出された粉
状断熱剤8並びに各衝合用突条6と接触しない部分の型
合せ面部分3,4に付着した粉状断熱剤8は、金型から製
品を取り出した後に行なう金型清掃時のエアーブローに
よって容易に吹き飛ばされて除去される。
〈考案の効果〉 本考案の金型は斯様に、少なくとも一方の金型の型合
せ面部分におけるキャビティ並びに該キャビティへ向け
て溶湯が流れる部分の外周縁とその外周縁を取り囲むよ
うに適宜間隔をおいた位置とに夫々衝合用突条を形成し
たので、金型を互いに型合せすると、衝合用突条の先端
面が相手の金型の型合せ面部分又は相手の金型に形成し
た衝合用突条の先端面に密接衝合し、密接衝合した部分
に在る粉状断熱剤が押し潰されつつ各衝合用突条の間部
分や衝合用突条の外側部分に押し出される。その結果、
衝合用突条と接触していない型合せ面部分に付着した粉
状断熱剤と共に金型清掃時のエアーブローによって容易
に吹き飛ばされて除去することが出来、従って型合せ面
部分に粉状断熱剤が残留堆積する惧れがなくなり、常に
正規の型合せ状態にて型合せすることが出来る。
また、衝合用突条を型合せ面部分におけるキャビティ
並びにそのキャビティに向けて溶湯が流れる部分の外周
縁のみならず、その外周縁を取り囲むように適宜間隔を
おいた位置にも形成することで、型合せ面部分に複数本
形成しているので、型合せ時(型締め時)に各衝合用突
条に掛かる負荷が軽減され、その衝合用突条の部分的な
変形、損傷等を極力防止することが出来ると共に長期に
亘って粉状断熱剤の優れた堆積防止効果を発揮し得る金
型を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案第1実施例を示し、第1図は
正面図、第2図は第1図の(II)‐(II)線断面図、第
3図は同要部の拡大断面図で粉状断熱剤が付着した状態
を示す、第4図は型合せ状態を示す同要部の拡大断面
図、第5図は本考案第2実施例を示す要部の拡大断面
図、第6図は本考案第3実施例を示す要部の拡大断面
図、である。 図中 1:固定金型、2:可動金型 3,4:型合せ面部分、5:キャビティ 6:衝合用突条、8:粉状断熱剤
フロントページの続き (72)考案者 末留 末喜 東京都板橋区坂下2―3―9 株式会社ア ーレスティ研究所内 (72)考案者 田代 政巳 東京都板橋区坂下2―3―9 株式会社ア ーレスティ研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−127150(JP,A) 実開 昭63−53339(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビティ表面に粉状断熱剤を塗布するよ
    うにした金型において、少なくとも一方の金型の型合せ
    面部分におけるキャビティ並びに該キャビティへ向けて
    溶湯が流れる部分の外周縁とその外周縁を取り囲むよう
    に適宜間隔をおいた位置とに夫々衝合用突条を形成した
    ことを特徴とする金型。
JP1989135837U 1989-11-21 1989-11-21 金 型 Expired - Fee Related JPH087969Y2 (ja)

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