JPH07112566B2 - 半中空押出型材の製造方法 - Google Patents

半中空押出型材の製造方法

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JPH07112566B2
JPH07112566B2 JP16040691A JP16040691A JPH07112566B2 JP H07112566 B2 JPH07112566 B2 JP H07112566B2 JP 16040691 A JP16040691 A JP 16040691A JP 16040691 A JP16040691 A JP 16040691A JP H07112566 B2 JPH07112566 B2 JP H07112566B2
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JP
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hollow
semi
molding
mold
imitation
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仁人 中村
正和 谷川
浩三 道阪
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昭和アルミニウム株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C23/00Extruding metal; Impact extrusion
    • B21C23/02Making uncoated products
    • B21C23/04Making uncoated products by direct extrusion
    • B21C23/14Making other products
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B21C35/00Removing work or waste from extruding presses; Drawing-off extruded work; Cleaning dies, ducts, containers, or mandrels
    • B21C35/02Removing or drawing-off work
    • B21C35/023Work treatment directly following extrusion, e.g. further deformation or surface treatment
    • B21C35/026Removing sections from the extruded work, e.g. removing a strip to create an open profile

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Extrusion Of Metal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばロッドレスシ
リンダーのシリンダーバレル用型材等の、アルミニウム
等の金属製半中空押出型材を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半中空型材の製造は、従来、第4図
(イ)に示されるようないわゆるソリッドダイス(51)
を用いて押出を行う方法や、第4図(ロ)に示されるよ
うな、型材の小開口部を成形するブリッジ用凸部(53a
)を持つ雄型(53)と、雌型(54)とを組合わせたホ
ローダイス(52)を用いて押出を行う方法などにより行
われていた。
【0003】しかしながら、第4図(イ)に示されるソ
リッドダイス(51)による方法では、ダイス(51)の中
空部成形部分(51a )が押出中の圧力を受けて大きな撓
みを生じやすいため、型材中空部等の寸法形状精度を良
好なものにすることが難しいのみならず、該中空部成形
部分(51a )の破損を招く危険性も高く、とりわり型材
小開口部が小さい高トング比の半中空型材の場合には、
技術的にみて採用が非常に難しい方法であった。
【0004】また、第4図(ロ)に示されるようなホロ
ーダイス(52)による方法では、上記のような欠点は軽
減されるが、型材小開口部に薄肉のバリを生じるのみな
らず、押出中における型材小開口部成形部付近における
メタルフローが他の部分におけるメタルフローと異なっ
たものとなってしまう傾向がでるため、型材小開口部の
寸法精度が悪く不安定なものになったり、型材が長さ方
向に曲がったものに押出されてしまったり、また、押出
後の冷却中の熱収縮差にて曲がり、変形を生じたり、更
に、矯正のためのストレッチを施すと真直矯正されるど
ころか更に大きな曲がりを生じたり、等の問題を生じる
ものであった。
【0005】従って、特に、例えば、第3図に示される
ロッドレスシリンダーのシリンダーバレル(1)として
使用されるような、殊に小開口部(1a)の寸法、バレル
長さ方向における真直性等に極めて高い精度が要求され
る高トング比半中空型材の製造には、必ずしも適した方
法といえないものであった。
【0006】そこで、高精度の要求される半中空型材の
押出製造を実現する方法として、近時、次のような方法
が提案されている。即ち、第4図(ハ−2)に示される
ような、半中空型材(59)の小開口部(59a )の両側外
面部にコ字状のイミテーション部(60)の両端を薄肉の
仮接合部(61)(61)を介して連結した中空型材(62)
を、同図(ハ−1)に示されるような、半中空型材(5
9)の外周面部、及びイミテーション部(60)の外面側
を成形する雌型(63)と、半中空型材(59)の中空部
(59b )、小開口部(59a )、及びイミテーション部
(60)の内面側を成形する雄型(64)とからなるホロー
ダイス(58)を用いて、押出成形し、その後、適当な段
階で、イミテーション部(60)を除去する。
【0007】この方法によれば、押出中、押出用金属が
イミテーション部成形隙間(66a )を流通することによ
って、小開口部成形部付近におけるメタルフローと、そ
の他の部分におけるメタルフローとが均一化され、型材
の小開口部における寸法精度、寸法安定性が向上され、
また、押出中の曲がりや、冷却に伴う曲がり、変形、ス
トレッチによる曲がり等も抑えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、イミテ
ーション部(60)を上記のような態様にて設ける方法で
は、小開口部成形部付近におけるメタルフローと、他の
部分におけるメタルフローとを均一化するために、厚肉
のイミテーション部(60)を成形しなければならず、半
中空型材(59)の製造歩留まりが非常に悪いものになっ
てしまうという欠点があった。
【0009】この発明は、上記のような従来の欠点を解
消し、高精度の半中空型材を、製造歩留まり良く、製造
することができる方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的において、この
発明は、所定の間隔をおいて小開口部を対向させて配置
された一対の半中空型材部と、両半中空型材部の小開口
部両側外面のそれぞれの間に配置された一対のイミテー
ション部と、各イミテーション部の両端を各小開口部の
対応する側部外面につなぐ薄肉の仮接合部とを有する中
空型材を押出成形し、該中空型材からイミテーション部
を除去することを特徴とする半中空押出型材の製造方法
を要旨とする。
【0011】
【作用】上記方法では、押出中、押出材料が、押出用ダ
イスのイミテーション部成形隙間を流通すること、及び
一方の半中空型材部成形隙間を流通することの両方の作
用によって、他方の半中空型材部成形隙間における型材
小開口部成形部付近のメタルフローと、同型材部成形隙
間におけるその他の部分のメタルフローとが均一化され
る。このように一方の半中空型材部を成形する押出材料
のメタルフローの均一化を、イミテーション部の成形に
よるメタルフロー調整作用のほか、もう一方の半中空型
材部の成形によるメタルフロー調整作用をも加えて行う
ものとしていることにより、イミテーション部の成形に
要する押出材料の量が減少され、製造歩留まりが良くな
る。
【0012】
【実施例】次に、この発明の実施例を、第3図に示され
るようなロッドレスシリンダーのシリンダーバレル用ア
ルミニウム製半中空型材(1)の製造に適用した実施例
を説明する。
【0013】本製造では、まず、第1図に示されるよう
な中空型材(2)を押出成形する。この型材は、左右一
対のシリンダーバレル用半中空型材部(3)(4)を含
むもので、それぞれの小開口部(3a)(4a)が互いに対
向した状態に所定間隔をおいて対称状態に配置されてい
る。そして、両半中空型材部(3)(4)の各小開口部
(3a)(4a)の両側外面のそれぞれの間に上下一対の所
定厚さのイミテーション部(5)(5)が対称状態に配
置され、これらの各両端が各小開口部(3a)(4a)の対
応する側部外面に薄肉の仮接合部(6)(6)(6)
(6)を介してつながれたものとなされている。
【0014】この型材(2)の成形には、第2図に示さ
れるような押出ホローダイス(8)を用いる。このダイ
ス(8)は、雄型(9)と雌型(10)とを組み合わせた
ポートホールダイス等による組合わせホローダイスによ
る。雌型(10)は、前記型材(2)における、両半中空
型材部(3)(4)の外周部、及びイミテーション部
(5)(5)の外面側を成形する成形孔(10a )を有す
るものに製作されている。一方、雄型(9)は、各半中
空型材部(3)(4)の中空部(3b)(4b)、小開口部
(3a)(4a)、及びイミテーション部(5)(5)の内
面側を成形する成形凸部(9b)を有するものに製作され
ている。これら両型(9)(10)の組合わせにより、一
対の半中空型材部成形隙間(11)(12)、イミテーショ
ン部成形隙間(13)(13)、仮接合部成形隙間(14)
(14)(14)(14)からなる相互に連通されたループ状
の成形隙間(15)が形成される。
【0015】この押出ダイス(8)におけるイミテーシ
ョン部成形隙間(13)(13)は、次の点を考慮して設計
されている。即ち、このダイス(8)による押出では、
一方の半中空型材部成形隙間(11)及びイミテーション
部成形隙間(13)(13)を金属が流通されることによる
作用で、他方の半中空型材成形隙間(12)における型材
小開口部成形部分(12a )付近を流通するメタルフロー
と、同半中空型材部成形隙間(12)における小開口部成
形部分(12a )以外の部分を流通するメタルフローとが
均一化される。また、上記一方の半中空型材成形隙間
(11)についても同様に作用して型材小開口部成形部分
(11a )を含むその隙間(11)全体のメタルフローが均
一化される。従って、互いに他方の半中空型材部成形隙
間を流通する金属の作用を考慮して、イミテーション部
成形隙間(13)(13)の断面積を決めるようにする必要
がある。その結果、イミテーション部成形隙間(13)
(13)の断面積は、第4図(ハ−2)のダイス(58)の
場合よりも小さいものに設定されることになる。
【0016】因みに、中空型材(2)の主要部分の具体
的寸法を例示すれば、両半中空型材部(3)(4)間の
間隔距離aは25mm、各イミテーション部(13)(1
3)の厚さtは3mm、イミテーション部(13)(13)
間の間隔距離bは23mmに設定される。
【0017】上記の押出ダイス(8)を用いた押出で
は、イミテーション部成形隙間(13)(13)の断面積が
小さく設計されていることにより、該隙間(13)(13)
を通過するアルミニウムの量が少なく、従って中空型材
(2)に占めるイミテーション部(5)(5)の割合が
少なくなって、製造歩留まりが良くなる。
【0018】型材(1)成形後は、仮接合部(6)
(6)(6)(6)を破断してその両イミテーション部
(5)(5)を除去する。この除去は、振動子を当てて
行ったり、あるいは、ロール矯正機によっても容易に達
成しうる。
【0019】
【発明の効果】上述の次第で、この発明の半中空押出型
材の製造方法によれば、メタルフローを均一化した状態
に半中空型材部を押出成形できて、該型材部における小
開口部付近の寸法精度、寸法安定性の向上、押出中の型
材の曲がりの抑止、冷却に伴う曲がり、変形の抑止、ま
たストレッチによる曲がりの抑止等を有効的に実現でき
るのみならず、イミテーション部の成形に要する押出材
料を減少できて製造歩留まりを向上することができる。
しかも、一度に一対の半中空型材を押出成形するもので
あるから生産性を高めることができるのみならず、型材
は互いにつながれた状態に押出されてくるから、成形後
の型材の取扱い等にも便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明方法により押出成形された中空型材の
斜視図である。
【図2】この発明方法に使用される押出ダイスの成形隙
間を示す正面図である。
【図3】ロッドレスシリンダーのシリンダーバレルの断
面図である。
【図4】図(イ)は従来法に使用されるダイスの成形隙
間を示す正面図、図(ロ)は他の従来法に使用されるダ
イスの成形隙間を示す正面図、図(ハー1)は更に他の
従来法に使用されるダイスの成形隙間を示す正面図、図
(ハ−2)は図(ハー1)に示されるダイスにて成形さ
れた型材の断面図である。
【符号の説明】
1…ロッドレスシリンダーのシリンダーバレル 2…中空型材 3、4…半中空型材部 3a、4a…小開口部 5…イミテーション部 6…仮接合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔をおいて小開口部を対向させ
    て配置された一対の半中空型材部と、両半中空型材部の
    小開口部両側外面のそれぞれの間に配置された一対のイ
    ミテーション部と、各イミテーション部の両端を各小開
    口部の対応する側部外面につなぐ薄肉の仮接合部とを有
    する中空型材を押出成形し、該中空型材からイミテーシ
    ョン部を除去することを特徴とする半中空押出型材の製
    造方法。
JP16040691A 1991-07-01 1991-07-01 半中空押出型材の製造方法 Expired - Lifetime JPH07112566B2 (ja)

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JP4813812B2 (ja) * 2005-03-15 2011-11-09 株式会社コガネイ マグネット式ロッドレスシリンダ
JP5013518B2 (ja) * 2007-08-07 2012-08-29 三協立山株式会社 押出形材の製造方法
US8627632B2 (en) * 2008-08-29 2014-01-14 Werner Extrusion Solutions LLC Node, apparatus, system and method regarding a frame support for solar mirrors
KR101677298B1 (ko) 2010-12-21 2016-11-18 두산인프라코어 주식회사 엔진의 응축수 유발 및 가스 누출 방지용 배기매니폴드

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