JPH08795Y2 - 盤用冷却装置 - Google Patents

盤用冷却装置

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Publication number
JPH08795Y2
JPH08795Y2 JP1991064384U JP6438491U JPH08795Y2 JP H08795 Y2 JPH08795 Y2 JP H08795Y2 JP 1991064384 U JP1991064384 U JP 1991064384U JP 6438491 U JP6438491 U JP 6438491U JP H08795 Y2 JPH08795 Y2 JP H08795Y2
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JP
Japan
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cooling air
air outlet
cooling
board
cooling device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991064384U
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English (en)
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JPH058991U (ja
Inventor
寿美夫 柴田
和史 末広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は制御盤、配電盤等の盤の
内部を冷却する盤用冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の盤用冷却装置は、制御
盤、配電盤等の側板にボルト、ナットにより取付けるよ
うにしたものが普通であった。ところが、このような従
来のものは、盤内を冷却するために最適の高さに取付け
できる利点があるが、盤の側板の強度及び盤の設置上の
安定性の観点から冷却装置の大きさや重量が制限され、
その容量をあまり大きくできないという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこのような従
来の問題点を解決し、盤内に対して冷却に最適な高さか
ら冷気を吸入させることができ、また冷却装置の容量を
大きくでき、さらに、その設置面積も最小限にできる盤
用冷却装置を提供するために完成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、冷却ユニ
ットを収納した箱型のケーシングの前側板部に空気吸入
口を設けるとともに、該前側板部とケーシングの上板部
とに亘って角部を中心に対称に冷却空気吹出口取付孔を
設け、直角に屈曲させた平板のいずれか一方の面に冷却
空気吹出口と冷却空気吹出用のファンとを設けた冷却空
気吹出口取付板を前記冷却空気吹出口取付孔に取付け
その取付け方向を換えることにより盤に対してケーシン
グの上面または前面から冷却空気を供給できるようにし
ことを特徴とする盤用冷却装置により解決することが
できる。
【0005】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1及び図2は本考案の盤用冷却装置の実
施例を示すもので、1は内部に蒸発器、圧縮器等の冷却
ユニットを収納した箱型のケーシングである。2は該ケ
ーシング1の前側板部3に設けた空気吸入口であり、該
空気吸入口2の上方には前側板部3とケーシング1の上
板部4とに亘って角部を中心に対称に冷却空気吹出口取
付孔5が設けられている。
【0006】6は冷却空気吹出口取付孔5の前側板3側
または上板部4側のいずれか一方に冷却空気吹出口7を
形成するための冷却空気吹出口取付板である。冷却空気
吹出口取付板6は前記対称な冷却空気吹出口取付孔5に
対応させて直角に屈曲させた平板のいずれか一方の面に
冷却空気吹出口7を設けたもので、冷却空気吹出口取付
孔5の周縁に形成された受板部8にビスによって着脱自
在に取り付けられている。なお9はケーシング1の底部
に取り付けたキャスターである。
【0007】
【作用】このように構成されたものは、底部を床面等に
支持させて制御盤、配電盤等の盤の横に設置し、盤の側
板に設けた空気吹出口と空気吸入口とにそれぞれ盤用冷
却装置の空気吸入口2と冷却空気吹出口7とを連結さ
せ、盤内空気を空気吸入口2から盤用冷却装置側に吸引
して冷却し、冷却された空気を冷却空気吹出口7から盤
内に送り込み盤の内部を冷却するものである。
【0008】このとき、盤21の中間部に冷却すべき電
気機器が設置されている場合には、図1に示すように冷
却空気吹出口取付板6を冷却空気吹出口取付孔5に取り
付けて冷却空気吹出口7を前側板部3の空気吸入口2の
上方に位置させ、図4に示すように盤21の側板22に
盤用冷却装置の前側板部3を当接させる。この結果、盤
21の側板22の中間部に設けられた空気吸入口と空気
排出口とが冷却空気吹出口7と空気吸入口2とに直結さ
れる。また、盤用冷却装置を盤21に当接させて設置で
きない場合には、図5に示すようにダクト23、24を
介して盤21の空気吸入口と空気排出口とを冷却空気吹
出口7と空気吸入口2に接続して冷却装置を設置可能な
箇所に設置することもできる。
【0009】また図2に示すように冷却空気吹出口取付
板6を冷却空気吹出口取付孔5に取り付け、冷却空気吹
出口7をケーシング1の上板部4に設けることもでき
る。そこで盤21の上部に冷却を必要とする電気機器が
設置されており、図6に示すように盤21の側板22の
上部に空気吸入口が設けられている場合には、盤21の
側板22に盤用冷却装置の前側板部3を当接させ、盤の
空気排出口と盤用冷却装置の空気吸入口2とを直結する
とともに、上板部3に設けられた冷却空気吹出口7はダ
クト24を介して盤21の側板22の上部に設けた空気
吸入口に接続すればよい。
【0010】なお、本考案では冷却空気吹出用のファン
を冷却空気吹出口7の内側に取付けたので、冷却空気吹
出口取付板6の取付方向を変更するのみでファンも同時
に取付方向が変更されるので、冷却空気吹出口7の取付
方向の変更作業は容易に行えるものである。さらに、盤
用冷却装置を盤21に当接させて設置できない場合に
は、図3および図7に示すように盤の空気排出口と盤用
冷却装置の空気吸入口2とをダクト23を介して接続す
ればよい。
【0011】
【考案の効果】本考案は以上に説明したように、底部を
床面等に支持させて制御盤、配電盤等の盤の横に設置す
るものであるので、盤の側板の強度及び盤の設置上の安
定性を考慮する必要がなく、盤用冷却装置の容量を大き
くでき、大型の盤にも対応できるものである。また、冷
却空気吹出口の設置場所をケーシングの前側板部又は上
板部に変更し、盤に対してケーシングの上面または前面
から冷却空気を供給することができるので、盤内を冷却
するに最適な高さに冷気を供給し易く、設置面積も最少
とすることができる。よって本考案は従来の盤用冷却装
置の問題点を解決したものであり、実用的価値極めて大
なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】本考案の使用態様を示す側面図である。
【図5】本考案の他の使用態様を示す側面図である。
【図6】本考案の他の使用態様を示す側面図である。
【図7】本考案の他の使用態様を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 空気吸入口 3 前側板部 5 冷却空気吹出口取付孔 6 冷却空気吹出口取付板 7 冷却空気吹出口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却ユニットを収納した箱型のケーシン
    グ(1) の前側板部(3)に空気吸入口(2) を設けるととも
    に、該前側板部(3) とケーシング(1) の上板部(4)とに
    亘って角部を中心に対称に冷却空気吹出口取付孔(5) を
    設け、直角に屈曲させた平板のいずれか一方の面に冷却
    空気吹出口(7) と冷却空気吹出用のファンとを設けた冷
    却空気吹出口取付板(6) を前記冷却空気吹出口取付孔
    (5) に取付け、その取付け方向を換えることにより盤に
    対してケーシング(1) の上面または前面から冷却空気を
    供給できるようにしたことを特徴とする盤用冷却装置。
JP1991064384U 1991-07-18 1991-07-18 盤用冷却装置 Expired - Lifetime JPH08795Y2 (ja)

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JPH058991U JPH058991U (ja) 1993-02-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10325929A1 (de) * 2003-06-07 2005-01-05 Rittal Gmbh & Co. Kg Kühlanlage für einen oder mehrere Schaltschränke
JP5622628B2 (ja) * 2011-03-23 2014-11-12 河村電器産業株式会社 キャビネットの排熱構造
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JPH0533039Y2 (ja) * 1986-11-19 1993-08-23

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JPH058991U (ja) 1993-02-05

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Effective date: 19960628