JPH087926B2 - 複合型ディスクプレーヤ装置 - Google Patents

複合型ディスクプレーヤ装置

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JPH087926B2
JPH087926B2 JP16743790A JP16743790A JPH087926B2 JP H087926 B2 JPH087926 B2 JP H087926B2 JP 16743790 A JP16743790 A JP 16743790A JP 16743790 A JP16743790 A JP 16743790A JP H087926 B2 JPH087926 B2 JP H087926B2
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disc
tray
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small
rotary tray
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明 木暮
敏和 臼倉
敦 平方
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、回転トレイを回転させて大径ディスクの再
生を行うとともに、前記回転トレイを回転させて該回転
トレイに複数枚載置される小径ディスクの位置換えを行
い、再生する小径ディスクの交換を行う複合型ディスク
プレーヤ装置に関する。
(ロ)従来の技術 ディスクを複数枚セットし、再生するディスクを自動
的に交換するディスクオートチェンジャー装置が知られ
ているが、現在、該ディスクオートチェンジャー装置と
しては、CD方式の光学式ディスク(CD)用のものが普及
している。この様なディスクオートチェンジャー装置と
しては、例えば、特開昭62-239375号公報に示される如
く、回転軸を中心にトレイを回転可能にするとともに、
前記回転軸を中心にしてディスクを載置するディスク載
置部を前記トレイに放射状に複数設け、前記トレイを回
転させることにより所望のディスクをターンテーブル及
び光ピックアップ等が設けられた再生機構に対向する再
生可能な再生位置に変位して前記ディスクの再生を行う
様にした回転型のものが公知である。この様な回転型の
ディスクオートチェンジャー装置は、再生するディスク
を交換する動作が前述した如く、トレイを回転させると
いう単純な動作であるので、複数のディスクを積載した
状態で収納しておき、その中から所望のディスクを取り
出して再生を行うタイプのものと比べてディスク交換に
要する時間を短縮するのに有利であるとともに、構造が
簡単であり、製造コストの点でも有利である。
ところで、回転型のディスクオートチェンジャー装置
としては、所望のディスクを再生機構により再生可能な
再生位置に変位させる為にディスク載置部の位置出しを
行う必要がある。その為、回転トレイの下方に同心円状
に突出されるリム等にディスク載置部が設けられている
位置に応じて該ディスク載置部の位置を示し、かつ何番
目のディスク載置部であるかを示す為の認識パターンが
設けられている。そして、この様なディスクオートチェ
ンジャー装置は、前記認識パターンをフォトカプラ等の
読み出し手段を含む検出手段により検出し、その検出出
力に応じて回転トレイの回転及び停止を制御することに
より所望のディスクを再生位置に変位させることが出来
る様に成されている。
ところで、現在、国内においては、アナログ信号で記
録されたアナログレコードを針式のピックアップにより
機械的に読み取る、いわゆるレコードプレーヤに代わっ
てCDプレーヤが広く普及している。
しかしながら、既に所有しているアナログレコードを
再生する場合があるし、海外では、まだCDプレーヤが普
及しておらずレコードプレーヤが主要なオーディオソー
ス装置である国も多い。その為、依然としてレコードプ
レーヤは必要であり、ステレオセットとしては、CDプレ
ーヤ及びレコードプレーヤの両方を必要とする。その
為、本願出願人は、先にCDプレーヤ用の回転型のオート
チェンジャー装置のトレイをアナログレコードのターン
テーブルとして利用出来る様にするとともに、針式のピ
ックアップを設けてCDの他にアナログレコードの再生も
行える様にした複合型ディスクプレーヤ装置を提案して
いる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前述の如き複合型ディスクプレーヤ装置においては、
再生するCDを交換する際に回転させるトレイの回転数の
他に該トレイをアナログレコードの定格の回転数(33 1
/3及び45rpm)で回転させる必要がある。その為、前記
トレイをある程度の精度を確保して回転させる必要があ
る。ここで、トレイを高精度で回転させるには、水晶発
振器からの基準パルスの位相と、トレイの回転速度を検
出する為の検出器から得られる回転信号の位相とを比較
し、その位相差に応じて前記トレイの回転を制御するPL
Lサーボ方式を採用すれば良いが、この方式を採用する
と、トレイの回転速度に応じた回転信号を精度良く得る
必要がある為、前記トレイに連動して回転するロータリ
ーエンコーダを必要としたり、その他、一般の回転型の
ディスクオートチェンジャー装置には備えられていない
部品を必要とするので、部品点数の増加及び製造コスト
の増加が問題となった。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、前述の点に鑑み成された複合型ディスクプ
レーヤ装置で、回転トレイ上に複数設けられ、小径ディ
スクが載置される載置部と、前記回転トレイの下方に同
心円状に突出されたリムと、該リムの前記載置部が設け
られている位置に応じて形成されるとともに、前記載置
部の位置を認識させる為の認識パターンと、該認識パタ
ーンを検出する検出手段と、小径ディスクを回転させる
為のターンテーブル及び小径ディスクに記録された信号
を読み出す為のピックアップを有する再生機構と、前記
検出手段からの検出出力に応じて所定の載置部に載置さ
れた小径ディスクを前記再生機構により再生可能な再生
位置に変位するべく前記回転トレイの回転を制御する制
御手段と、前記検出手段により認識パターンの第1部分
が検出されてから該認識パターンに隣接する認識パター
ンの第2部分が検出されるまでの時間を計測する計時手
段と、大径ディスクの再生を行う際の定格の回転周期で
回転トレイが回転したときに前記検出手段により認識パ
ターンの第1部分が検出されてから該認識パターンに隣
接する認識パターンの第2部分が検出されるまでの目標
時間が設定される初期設定手段と、該初期設定手段に設
定された目標時間と前記計時手段により計時された計測
時間とを比較する比較手段とを備え、該比較手段の比較
出力に応じて前記回転トレイの回転周期を制御する様に
している。
(ホ)作用 回転型のディスクオートチャンジャー装置において、
回転トレイ上に小径ディスクを効率良く、しかもバラン
ス良く載置する為に小径ディスクが載置される載置部が
回転トレイの回転軸を中心にして放射状に等間隔で形成
される関係上、所望の小径ディスクを再生位置に変位さ
せる為の目安として設けられ、小径ディスクの位置出し
を行う為の認識パターンは載置部の位置に応じて互いに
等しい間隔を置いて設けられている。その為、本発明に
おいては、その間隔が一定であることに着目し、認識パ
ターンの所定の第1部分が検出されてからその認識パタ
ーンに隣接する認識パターンの所定の第2部分が検出さ
れるまでの時間を計測し、その計測時間を大径ディスク
の再生を行う際の定格の回転周期で回転トレイが回転し
たときに前記第1部分が検出されてから前記第2部分が
検出されるまでに経過する目標時間と比較し、その比較
出力に応じて回転トレイの回転周期を制御する様にして
該回転トレイが負荷変動や経時変化に依らず精度を確保
して回転される様にしたものである。
(ヘ)実施例 第1図は本発明に係る複合型ディスクプレーヤ装置の
一例を示す平面図で、(1)はキャビネット、(2)は
該キャビネット(1)に支持されたセンターシャフト、
3)は該センターシャフト(2)を回動中心軸として
前記キャビネット(1)に対して回転自在に取り付けら
れるとともに、CD(4)が載置される凹状のCD載置部
(5)が前記センターシャフト(2)を中心にして等間
隔に放射状に5個連設された回転トレイ、(6)は該回
転トレイ(3)の下面に前記回転トレイ(3)の同心円状
に形成されたリム、(7)は回転軸(7a)にプーリー
(8)が固定されるとともに、該プーリー(8)及び前
記リム(6)間に張架されるゴム製のベルト(9)を介
して前記回転トレイ(3)を駆動するモータ、(10)はC
D(4)を回転させる為のCD用ターンテーブル(11)
と、CD(4)に記録された信号を読み出す為の光ピック
アップ(12)と、該光ピックアップ(12)をCD(4)の
径方向に送る送り機構(13)とを備え、前記キャビネッ
ト(1)内の所定位置に設けられたCD再生用の再生機
構、(14)は該再生機構(10)に対向する再生位置まで
移動されたCD載置部(5)に載置されたCDをCD用ターン
テーブル(11)上に圧着保持する為のクランプ機構であ
る。
回転トレイ(3)のCD載置部(5)内には、CD用ター
ンテーブル(11)上にCD(4)を装着する為、及び光ピ
ックアップ(12)からの光ビームにより前記CD(4)を
トレースする為にそれぞれ孔(15)が形成されている。
再生機構(10)は、基台(10a)の一端がシャフト(1
6)によりキャビネット(1)に軸支されており、該シ
ャフト(16)を回動中心軸として昇降可能に支持されて
いる。また、前記シャフト(16)の軸方向からの側面図
を示す第2図の如く、前記基台(10a)の他端の側面に
は、第1突起(35)が形成されており、該第1突起(3
5)は回転駆動される円筒状のカム体(42)の側面の周
囲に形成されているカム(43)内に挿入されている。そ
して、前記カム(43)は高低差のある上及び下平坦部
(43a)及び(43b)を斜面部(43c)により連結する様
に勾配を設けて形成されている。その為、前記カム体
(42)を所定の方向に回転させることにより再生機構
10)の昇降を行うことが出来る。ここで、前記再生機
構(10)が上昇されると、CD用ターンテーブル(11)の
CD載置面が孔(15)を介してCD載置部(5)の上方に突
出される。そして、前記再生機構(10)は、CDの再生状
態時以外において、第2図の如く、下降された状態にあ
る。
一方、クランプ機構(14)は、第1図のO-O′におけ
る断面図の第3図に示す如く、回動軸(17)によりキャ
ビネット(1)に水平方向に回動可能に支持され、前記
クランプ機構(14)には、軸(18)を中心に垂直方向に
回動可能に支持されたクランプ板(19)が設けられてい
る。そして、前記クランプ板(19)には、CD(4)をCD
用ターンテーブル(11)上に圧着保持する為のチャック
部材(20)が回転自在に遊嵌されており、前記クランプ
板(19)は、該クランプ板(19)の下面に形成された半
球状の突起(21)を回動軸(17)の周囲のキャビネット
(1)の一部に形成されたガイド突片(22)上に載置す
ることにより支持されている。そして、前記ガイド突片
(22)は、クランプ機構(14)を第1図の実線に示すク
ランプ位置に変位した状態において前記突起(21)が当
接される部分が低く成され、前記クランプ機構(14)を
第1図の一点鎖線に示す非クランプ位置に変位させるの
に応じて前記突起(21)が当接される部分が徐々に高く
なる様に成されている。その為、チャック部材(20)の
位置は、前記クランプ機構(14)をクランプ位置から非
クランプ位置に変位するのに従って徐々に高くなり、前
記クランプ機構(14)を非クランプ位置に変位させると
きに前記チャック部材(20)が回転トレイ(3)の外周
部の高い部分に衝突することが避けられ、前記クランプ
機構(14)の回動変位は阻害されない。
ところで、回転トレイ(3)のCD載置部(5)が形成
されていない周縁部と星形状の中央部とは、機械的にア
ナログ信号が記録されたアナログレコード(26)を支持
する為の支持部となり、前記CD載置部(5)より1段高
く成されており、その支持部には、それぞれアナログレ
コード(26)を保持するとともに、アナログレコード
(26)の振動を吸収する為の粘弾性を有する樹脂やゴム
製のマット(24)及び(25)が貼着される。そして、セ
ンターシャフト(2)は回転トレイ(3)の上面より突
出して形成されており、その径はアナログレコード(2
6)の中心孔に応じている。
また、回転トレイ(3)には、第4図に示す如く、略
外周端に下方に突出する外周リム(32)が形成されてお
り、該外周リム(32)には回転トレイ(3)のそれぞれ
のCD載置部(5)の位置を示す位置決めスリット部(44
a)と、それぞれのCD載置部(5)に載置されたCDのデ
ィスクナンバーを示すディスクナンバースリット部(44
b)とにより構成されている認識パターン(45)が設け
られている。そして、前記外周リム(32)を挟んで発光
素子及び受光素子が対向する様に光検出器(33)が配置
されており、該光検出器(33)を前記認識パターン(4
5)が通過すると、前記光検出器(33)からは通過した
認識パターン(45)に応じた出力が得られる。その為、
前記光検出器(33)からの出力を検出し、その検出出力
に応じて回転トレイ(3)の回転を停止することにより
任意のCD載置部(5)を再生位置に変位させることが出
来る。
また、キャビネット(1)には、垂直軸(27)を中心
に水平回動可能に支持されているとともに、水平軸(2
8)を中心に垂直回動可能に支持されたトーンアーム(2
9)と、該トーンアーム(29)の先端に設けられた針式
のカートリッジ(30)とから成るピックアップ機構(3
1)が設けられている。
次に、前述の如く構成された複合型ディスクプレーヤ
装置の使用方法に付いて説明する。
まず、CDを再生する場合は、再生するCDの枚数に応じ
て1〜5枚のCDを回転トレイ(3)のCD載置部(5)に
載置する。この場合、クランプ機構(14)を第1図の一
点鎖線に示す如く、前記CD載置部(5)の位置から避け
る様に非クランプ位置に回動しておき、全てのCD載置部
(5)にCDが載置出来る様にしておく。そして、所望の
CD載置部(5)にCD(4)を載置したら、前記クランプ
機構(14)を第1図の実線に示すクランプ位置に回動す
る。ここで、前記クランプ機構(14)のチャック部材
(20)は、下面がCD載置部(5)に載置されたCD(4)
の上面より高い位置になる様に配置されている。また、
再生機構(10)は第2図図示の如く、下降されているの
で、前記クランプ機構(14)がクランプ位置に変位され
ている状態であっても回転トレイ(3)を回転するとこ
が出来る。その為、再生するCDを選択する場合は、前記
クランプ機構(14)をクランプ位置に変位させた状態で
回転トレイ(3)を回転させ、所望のCD載置部(5)に
載置された再生しようとするCDを再生機構(10)に対向
する再生位置まで移動させる。この場合、モータ(7)
を通電し、プーリー(8)を回転させれば、該プーリー
(8)の回転がベルト(9)を介して回転トレイ(3
のリム(6)に伝達されるので、該回転トレイ(3)を
回転させることが出来、所望のCDを再生位置まで移動さ
せることが出来る。
所望のCDが再生位置まで移動されると、次に再生機構
10)の上昇を行う。前記再生機構(10)は、シャフト
(16)を回動軸として第2図の矢印A方向に回動するこ
とにより上昇される。その上昇が進むと、やがて、CD用
ターンテーブル(11)中央の突出部がCD(4)の中心孔
(4a)に挿入され、該CD(4)が前記CD用ターンテーブ
ル(11)に載置された状態になる。前記再生機構(10
は、更に上昇され、CD(4)の上面がチャック部材(2
0)の下面に当接された状態まで上昇された後、前記再
生機構(10)の上昇は停止される。この状態において、
CD(4)はCD載置部(5)から離間されているととも
に、チャック部材(20)によりCD用ターンテーブル(1
1)上に圧着保持されている。その為、スピンドルモー
タ(34)を通電し、前記CD用ターンテーブル(11)を回
転させるとCD(4)の回転が行われるので、光ピックア
ップ(12)により前記CD(4)を再生することが出来
る。
したがって、再生機構(10)を降下させておき、回転
トレイ(3)を回転してCD載置部(5)に載置されたCD
(4)を再生位置まで移動させた後、前記再生機構(1
0)を上昇させ、前記CD(4)をCD用ターンテーブル(1
1)上に圧着保持することを繰り返し行うことによりそ
れぞれのCD載置部(5)に載置された複数のCDを順次再
生することが出来る。
一方、アナログレコードを再生する場合は、クランプ
機構(14)を非クランプ位置に回動し、アナログレコー
ドが載置される位置から退ける。そして、アナログレコ
ード(26)の中心孔をセンターシャフト(2)に挿入し
て該アナログレコード(26)を回転トレイ(3)に載置
する。ここで、再生機構(10)は前記クランプ機構(1
4)を非クランプ位置に回動させる以前に下降する様に
成されているので、前記クランプ機構(14)を非クラン
プ位置に回動した状態において、回転トレイ(3)を回
転することが出来る。
したがって、回転トレイ(3)を回転し、アナログレ
コード(26)を回転させるとともに、トーンアーム(2
9)を回動し、カートリッジ(30)によりアナログレコ
ード(26)をトレースする状態にすれば、ピックアップ
機構(31)により前記アナログレコード(26)を再生す
ることが出来る。
尚、アナログレコード(26)を回転させる際の回転ト
レイ(3)の回転は、再生するCDを選択する際に前記回
転トレイ(3)を回転させる駆動源となるモータ(7)
により行われる。
また、回転トレイ(3)のCD載置部(5)は、アナロ
グレコード(26)が載置される支持部より一段低く形成
されるとともに、前記CD載置部(5)の段差は、CDの厚
みより大であるので、CDを前記CD載置部(5)に載置し
た状態で前記回転トレイ(3)にアナログレコード(2
6)を載置することが出来る。
次に、第5図の回路ブロック図を用いて本発明の要点
を示す回転トレイの回転数を制御する方法に付いて説明
する。
同図において、(46)は光検出器(33)から得られる
検出出力を増幅し、波形整形するプリアンプ、(47)は
水晶振動子(48)により水晶発振精度のクロックを発生
するクロック発振回路、(49)は前記プリアンプ(46)
から出力されるパルス信号から外周リム(32)に設けら
れた認識パターン(45)を判別するパターン判別手段、
(50)は所定のCD載置部に載置されたCDを再生機構(1
0)により再生可能な再生位置に変位するべく前記パタ
ーン判別手段(49)により判別された判別出力に応じて
回転トレイ(3)の回転を管理する制御手段、(51)は
前記クロック発振回路(47)からのクロックパルスを用
いて計時を行うとともに、前記パターン判別手段(49)
からの判別出力に応じて計時の開始及び終了が行われる
計時手段、(52)はアナログレコード再生時の定格の回
転周期に応じてあらかじめ設定された目標時間がアナロ
グレコードの再生操作に応じて初期設定される初期設定
手段、(53)は該初期設定手段(51)に設定された目標
時間と前記計時手段(51)により計時された計測時間と
を比較する比較手段、(54)は前記制御手段(50)から
の制御出力及び前記比較手段(53)からの比較出力に応
じてパルス幅が変化するパルス幅変調信号(PWM信号)
を発生する信号発生手段、(55)は該信号発生手段(5
4)から出力されるPWM信号を平滑するローパスフィル
タ、(56)は該ローパスフィルタ(55)から出力される
直流信号に応じてモータ(7)を駆動するモータ駆動回
路である。
尚、パターン判別手段(49)、制御手段(50)、計時
手段(51)、初期設定手段(52)、比較手段(53)及び
信号発生手段(54)は、マイクロコンピュータの中央処
理装置(CPU)(57)内に備えられている。
また、第5図において、機構図にも示されている光検
出器(33)及びモータ(7)には、機構図と同一の図番
を付している。
次に、第5図の回路動作に付いて説明する。
まず最初に、再生するCDを交換する際の回転トレイ
3)の回転制御に付いて説明する。
手動操作により再生するCDに対応するディスクナンバ
ーを選択すると、そのディスクナンバーのCDが再生位置
に変位された状態でない場合、制御手段(50)から回転
トレイ(3)を所定の第1の回転数(例えば12rpm)で回
転させるべく初期設定された制御データが信号発生手段
(54)に供給され、該信号発生手段(54)から前記第1
の回転数に応じたパルス幅のPWM信号が発生される。そ
のPWM信号はローパスフィルタ(55)により直流信号に
変換された後、モータ駆動回路(56)に供給される。そ
の為、前記モータ駆動回路(56)は、前記PWM信号のパ
ルス幅に応じた駆動電流をモータ(7)に供給し、該モ
ータ(7)を前記第1の回転数に応じた回転数で回転す
る様に駆動する。
したがって、回転トレイ(3)は、前記第1の回転数
で回転される様になる。
尚、構成部品のバラ付き等により発生する回転トレイ
3)の回転数のズレは、半固定抵抗(図示せず)等に
よりハード的に調整される。
ところで、回転トレイ(3)が回転される様になる
と、光検出器(33)による検出位置を認識パターン(4
5)が通過する度ごとにその認識パターン(45)に応じ
たパルス信号がプリアンプ(46)を介して得られる。前
記パルス信号は、パターン判別手段(49)に供給され、
該パターン判別手段(49)は認識パターン(45)のどの
スリットに応じたパルス信号かを検出し、前記パルス信
号の並び方により認識パターン(45)を判別する。そし
て、制御手段(50)は前記パターン判別手段(49)によ
り判別された判別出力に応じて信号発生手段(54)を制
御する。ここで、認識パターン(45)には、それぞれの
CD載置部(5)の位置を示す位置決めスリット部(44
a)がそれぞれのCD載置部(5)が設けられている位置
に応じてCD載置部(5)の数により等分して備えられて
いるとともに、それぞれのCD載置部(5)に載置された
CDのディスクナンパーを示すディスクナンバースリット
部(44b)がそれぞれのディスクナンバーに応じて数の
異なるスリットと検出位置を知らせるべくそのスリット
の前方及び後方に始端及び終端を示すスリットとが組合
わせて構成され、かつ前記位置決めスリット部(44a)
の前方に備えられている。そして、光検出器(33)によ
る検出位置は、再生機構(10)が設けられた位置に応じ
て設定してあり、認識パターン(45)の位置決めスリッ
ト部(44a)がパターン判別手段(49)により判別され
たとき、その位置決めスリット部(44a)に応じたCD載
置部(5)が前記再生機構(10)に対向した位置に変位
した状態になる様に成されている。
また、認識パターン(45)のディスクナンバースリッ
ト部(44b)がパターン判別手段(49)により判別さ
れ、次にいくつのディスクナンバーのCDが再生位置に変
位してくるかが検出されると、制御手段(50)は次に検
出される位置決めスリット部(44a)で回転トレイ(3
を停止するべきか否かを判断する。この場合、あらかじ
め再生が指定されたCDのディスクナンバーに一致するか
否かにより制御手段(50)により回転トレイ(3)を停
止するか否かが判断される。ディスクナンバースリット
部(44b)が判別され、制御手段(50)により回転トレ
イ(3)を停止することが判断されると、信号発生手段
(54)から発生されるPWM信号のパルス幅が小となり、
回転トレイ(3)の回転が減速される。そして、位置決
めスリット部(44a)が判別されたところで、瞬時的に
極性の異なるブレーキパルスが発生され、その後、前記
PWM信号は停止される。その為、回転トレイ(3)は、所
望のCDが再生位置に変位された状態で停止され、再生す
るCDの交換が行える。
次に、アナログレコードを再生する際の回転トレイ
3)の回転制御を第6図に示すフローチャートを用い
て説明する。
回転トレイ(3)にセットしたアナログレコードに応
じて回転トレイ(3)を回転させる操作を行うと、その
操作に応じて制御手段(50)から回転トレイ(3)をア
ナログレコードの定格の回転数である第2の回転数(33
1/3rpm)、あるいは第3の回転数(45rpm)で回転させ
るべく初期設定された制御データが信号発生手段(54)
に供給される。その為、前記信号発生手段(54)から
は、選択された回転数に応じたパルス幅のPWM信号が発
生され、モータ(7)はモータ駆動回路(56)により選
択された回転数に応じた回転数で回転する様に駆動され
る。
したがって、回転トレイ(3)が定格の回転数に応じ
て回転される様になるが、この状態では回転トレイ
3)の回転数は調整されていないので、回転トレイ
3)は構成部品のバラ付き等の影響を受けて回転する
ことになる。
回転トレイ(3)が回転し、光検出器(33)による検
出位置を認識パターン(45)が通過する様になると、プ
リアンプ(46)を介して得られるパルス信号から前記検
出位置を通過した認識パターン(45)のスリットがパタ
ーン判別手段(49)により検出される様になり、該パタ
ーン判別手段(49)により位置決めスリット部(44a)
が検出されてからディスクナンバースリット部(44b)
の始端のスリットが検出されるまでの所定区間、計時手
段(51)により時間が計測される(ステップ)。前記
計時手段(51)は、位置決めスリット部(44a)が検出
されたときにリセットが行われるカウンタにより構成さ
れ、前記ディスクナンバースリット部(44b)の始端の
スリットが検出されるまでにクロック発振回路(47)か
ら得られる基準クロックがカウントされるカウント値に
より計時を行うものである。
計時手段(51)により計測された計測時間は、比較手
段(53)により初期設定手段(52)に設定された目標時
間と比較され、その比較された時間差が許容範囲内であ
るか否かが判断される(ステップ)。
ここで、CD載置部(5)は、回転トレイ(3)の回転
軸(2)を中心にして等間隔に放射状に形成されてい
る。その為、位置決めスリット部(44a)は外周リム(3
2)に等間隔に形成されている。そして、ディスクナン
バースリット部(44b)が設けられる位置及び範囲が定
められているので、所定のCD載置部に対応した位置決め
スリット部(44a)から次のCD載置部に対応したディス
クナンバースリット部(44b)の始端のスリットまでの
距離は、それぞれ一定している。その為、理想的に定格
の回転数で回転トレイ(3)を回転した場合に前記距離
を変位する間に経過する目標時間が設定出来る。そし
て、初期設定手段(52)には、その目標時間が経過する
間に基準クロックが発生される回数に応じた数値データ
が設定されており、アナログレコードを再生するべく回
転トレイ(3)を任意の定格の回転数を設定する操作が
行われると、初期設定手段(52)にはその操作に応じた
数値データ、すなわち目標時間が設定される(ステップ
)。そして、比較手段(53)は、前記数値データと計
時手段(51)によりカウントされたカウント値とを比較
し、同一の値であることを検出して目標時間と計測時間
との時間差が許容範囲内であることを判断する。
比較手段(53)により目標時間と計測時間との時間差
が許容範囲内でないことが判断されると、次に前記比較
手段(53)により計測時間が目標時間より長いか否かが
判断される(ステップ)。そして、前記比較手段(5
3)により前記計測時間が前記目標時間より長いと判断
されると、信号発生手段(54)は今までより徐々にパル
ス幅の長いPWM信号を発生する様になる。その為、ロー
パスフィルタ(55)から出力される直流信号の電圧値が
上昇するので、モータ駆動回路(56)によりモータ
(7)は加速する様に駆動される(ステップ)。そし
て、ステップに戻って前述したことが繰り返し行われ
る。
一方、比較手段(53)により計測時間が目標時間より
長くないと判断されると、信号発生手段(54)は今まで
よりパルス幅の徐々に短いPWM信号を発生する様にな
る。その為、ローパスフィルタ(55)から出力される直
流信号の電圧値が低下するので、モータ駆動回路(56)
によりモータ(7)は減速する様に駆動される(ステッ
プ)。そして、ステップに戻って前述したことが繰
り返し行われる。
モータ(7)が加速、あるいは減速され、回転トレイ
3)が設定された定格の回転数の許容範囲内で回転す
る様になると、計時手段(51)によりカウントされるカ
ウント値が初期設定手段(52)により設定された数値デ
ータと一致する。その為、比較手段(53)により目標時
間と計測時間との時間差が許容範囲内であることが判断
され、信号発生手段(54)は現時点で発生しているパル
ス幅のPWM信号を固定して発生する様になる。
したがって、回転トレイ(3)は、設定された定格の
回転数の許容範囲内で回転されることになり、アナログ
レコードの再生が行える状態になる。
(ト)発明の効果 以上述べた如く、本発明に係る複合型ディスクプレー
ヤ装置は、小径ディスクを載置する載置部の位置を認識
させる為に設けられた認識パターンを用いて回転トレイ
の回転周期を検出し、その検出出力に応じて回転トレイ
の回転周期を制御する様にしているので、構成部品のバ
ラ付き等により負荷がバラ付いても回転トレイの回転数
が補正され、回転トレイを定格の回転数で精度良く回転
させることが出来、かつ部品点数の増加が抑えられると
いう利点を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る複合型ディスクプレーヤ装置の一
例を示す平面図、第2図は第1図の再生機構の変位の仕
方を説明する為の側面図、第3図は第1図のO-O′にお
ける断面図、第4図は第1図の回転トレイを示す斜視
図、第5図は本発明の要点を示す回転トレイの回転数を
制御する為の回路ブロック図、第6図は第5図の主要動
作を示すフローチャートである。 主な図番の説明 (3)……回転トレイ、(5)……CD載置部、(7)…
…モータ、(32)……外周リム、(33)……光検出器、
(44a)……位置決めスリット部、(44b)……ディスク
ナンバースリット部、(45)……認識パターン、(49)
……パターン判別手段、(50)……制御手段、(51)…
…計時手段、(52)……初期設定手段、(53)……比較
手段、(54)……信号発生手段、(56)……モータ駆動
回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大径ディスクを回転可能に軸支された回転
    トレイに載置し、該回転トレイを回転させて大径ディス
    クの再生を行うとともに、前記回転トレイの回転軸を中
    心にして放射状に等間隔に複数枚の小径ディスクが載置
    出来、前記回転トレイを回転して小径ディスクの位置換
    えを行うことにより再生する小径ディスクの交換を行う
    複合型ディスクプレーヤ装置において、前記回転トレイ
    上に複数設けられ、小径ディスクが載置される載置部
    と、前記回転トレイの下方に同心円状に突出されたリム
    と、該リムの前記載置部が設けられている位置に応じて
    形成されるとともに、前記載置部の位置を認識させる為
    の認識パターンと、該認識パターンを検出する検出手段
    と、小径ディスクを回転させる為のターンテーブル及び
    小径ディスクに記録された信号を読み出す為のピックア
    ップを有する再生機構と、前記検出手段からの検出出力
    に応じて所定の載置部に載置された小径ディスクを前記
    再生機構により再生可能な再生位置に変位するべく前記
    回転トレイの回転を制御する制御手段と、前記検出手段
    により認識パターンの第1部分が検出されてから該認識
    パターンに隣接する認識パターンの第2部分が検出され
    るまでの時間を計測する計時手段と、大径ディスクの再
    生を行う際の定格の回転周期で回転トレイが回転したと
    きに前記検出手段により認識パターンの第1部分が検出
    されてから該認識パターンに隣接する認識パターンの第
    2部分が検出されるまでの目標時間が設定される初期設
    定手段と、該初期設定手段に設定された目標時間と前記
    計時手段により計時された計測時間とを比較する比較手
    段とを備え、該比較手段の比較出力に応じて前記回転ト
    レイの回転周期を制御する様にしたことを特徴とする複
    合型ディスクプレーヤ装置。
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