JPH0877958A - 走査電子顕微鏡 - Google Patents

走査電子顕微鏡

Info

Publication number
JPH0877958A
JPH0877958A JP21234894A JP21234894A JPH0877958A JP H0877958 A JPH0877958 A JP H0877958A JP 21234894 A JP21234894 A JP 21234894A JP 21234894 A JP21234894 A JP 21234894A JP H0877958 A JPH0877958 A JP H0877958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cursor
line pattern
displayed
dimension
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21234894A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Kushida
浩美 櫛田
Takashi Iiizumi
孝 飯泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP21234894A priority Critical patent/JPH0877958A/ja
Publication of JPH0877958A publication Critical patent/JPH0877958A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ラインパターンのエッジ指定を容易に行い、観
察倍率に連動し、ラインパターンを計測するためのカー
ソル寸法が変更できるようにし、オペレータの操作性を
向上させることを目的とする。 【構成】電子顕微鏡によって試料6上のラインパターン
をCRT20に拡大表示する。CRT20にラインパタ
ーンのエッジ上に計測用カーソルを表示する。コンピュ
ータ22は、ラインパターン計測時の倍率と計測するパ
ターン幅に対し、CRT20に表示するカーソルの垂直方向
の寸法と水平方向の寸法とカーソル間寸法を記憶してい
る。観察倍率を変更した場合、コンピュータ22は倍率
に連動してカーソルの寸法を設定し、ラインパターンの
両エッジ概略位置にカーソルを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子銃から放出された
電子線を半導体ウェーハ上に形成されたラインパターン
上で走査して得られる像をCRT上に拡大表示して、ラ
インパターンのライン上にカーソルを表示してパターン
幅を計測する走査電子顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来にあっては、任意の観察倍率に対
し、表示画面の一定位置にカーソルが表示されるので、
オペレータが手動によりラインパターンのエッジの概略
位置に垂直方向と水平方向のラインカーソルをトラック
ボールにより指定し、パターン幅を計測していた。観察
倍率を変更しパターン幅を再度計測する場合には、垂直
方向と水平方向のカーソルは、以前計測した位置に表示
されるので、オペレータが手動により再度カーソルを指
定する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記表示手段
に対しラインパターンの幅を計測する従来の装置におい
ては、すべての観察倍率に対し、表示画面の一定位置ま
たは以前計測した位置にラインカーソルが表示されるの
で、例えば、計測したいラインパターンとカーソルの位
置のずれ幅が大きい場合があり、オペレータが手動で指
定する範囲が大きい。また、任意の観察倍率に変更した
場合、カーソルは以前計測した位置に表示され、観察倍
率に連動してカーソル幅が変更しないため、観察倍率を
変更する度にオペレータが手動で垂直方向と水平方向の
カーソルを指定する必要があり、操作性が悪い。
【0004】また、走査電子顕微鏡による像はノイズが
多く、ラインパターンのエッジ概略位置指定時、エッジ
の指定が従来のラインカーソルでは、正確に行えない場
合がある。
【0005】このことから本発明の目的は、ラインパタ
ーンのエッジ指定を容易に行い、観察倍率に連動し、ラ
インパターンを計測するためのカーソル寸法が変更でき
るようにし、オペレータの操作性を向上させることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的は、前記表示
手段に表示されたラインパターンのエッジ上に四角形の
カーソルを指定する手段と、ラインパターンの観察倍率
に連動し、ラインパターンを計測するためのカーソル寸
法が変更する表示手段とを提供することで達成される。
【0007】
【作用】以上のように、本発明によれば四角形のカーソ
ルによりラインパターンのエッジ概略を容易に指定で
き、観察倍率に連動し、ラインパターンを計測するため
のカーソル寸法が変更できるようになる。それによっ
て、オペレータの操作性が向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1により説明す
る。図1は、本発明による走査顕微鏡の一実施例を示す
概略システム図である。電子銃1より放出された電子ビ
ーム2は、対物レンズ5により細く絞られ試料6(ライ
ンパターンを有した半導体ウェーハ)に照射される。対
物レンズ5は対物レンズ電源14により励磁される。ま
た、偏向信号発生器12によって発生する偏向信号は、
コンピュータ22により試料上の走査範囲を偏向でき、
偏向増幅器13によって偏向コイル4を励磁し、電子ビ
ーム2を試料6上で二次元走査する。この走査範囲によ
って倍率が決定する。
【0009】また、試料6に入射した電子ビーム2によ
り発生した信号(二次電子信号,反射電子信号など)
は、検出器8により電気信号に変換されA/D変換器9
によってアナログ信号からディジタル信号に変換され、
画像メモリ10に記憶される。この画像メモリ10の内
容は、D/A変換器11によりディジタル信号からアナ
ログ信号に変換され、画像表示用CRT(陰極線管)2
0の輝度信号としてグリッドに引加される。この時、A
/D変換器9,画像メモリ10,D/A変換器11は、
A/D変換して記憶し、更にD/A変換して画像表示す
るためのタイミング信号を偏向信号発生器12より受け
取る。
【0010】一方、試料6(ラインパターンの形成され
た半導体ウェーハ)を載せているステージ7は、ステー
ジ駆動回路16により移動され、それによって電子ビー
ム2の試料6上の走査位置が変化し画像表示用CRT2
0の視野が移動する。同様の視野移動は、イメージシフ
ト制御回路15によってイメージシフトコイル3が励磁
され、電子ビーム2の試料6上の走査位置がオフセット
されることによっても行える。これらの視野移動の移動
量は、コンピュータ22によって制御される。また、カ
ーソル信号発生器17の信号は、ポインティングデバイ
ス18(例えばマウス)またはコンピュータ22からの
信号によって変化し、画像表示用CRT20上に表示さ
れるカーソルの表示位置を変化させる。コンピュータ2
2は、カーソル信号発生器17の状態から画像表示用C
RT20上のカーソルの位置情報を(X,Y)座標値と
して取得できる。さらに操作盤21によりコンピュータ
22にデータの入力を行う。
【0011】このようなシステム構成を有する走査電子
顕微鏡において、ラインパターンの計測表示方法を以下
に説明する。
【0012】先ず、操作盤21により、計測範囲を指定
するためのカーソル表示命令を出す。ラインパターン像
が画像表示用CRT20に表示された状態を図2に示
す。図2においてラインパターン像23と同時にエッジ
上にカーソル24が表示されている。カーソルは、自動
的にラインパターンの両エッジ概略位置上に配置され、
必要ならばポインティングデバイス18からの操作より
カーソル24を微調整することができる。画像表示用C
RT20に表示されているラインパターンにおいて、ノ
イズが多く、エッジが確定しにくい状態を図3に示す。
カーソル24の水平方向の寸法xの幅が大きいためライ
ンパターン像23のエッジ概略位置を広範囲により指定
することができる。したがってオペレータはカーソル2
4を容易にエッジ概略位置上に配置することができる。
カーソル24を配置後、操作盤21から計測の開始を指
示する。計測は自動的に行われる。
【0013】コンピュータ22は、ラインパターン計測
時の倍率と計測するパターン幅に対し、表示するカーソ
ルの垂直方向の寸法yと水平方向の寸法xとカーソル間
寸法aを記憶している。カーソル表示する命令をコンピ
ュータ22が受信したら、コンピュータ22は、倍率と
ラインパターン幅に対して記憶しているカーソルの垂直
方向の寸法yと水平方向の寸法xとカーソル間寸法aに
設定されたカーソルを画像表示用CRT20に配置す
る。
【0014】以上のような構成において、計測したいラ
インパターンを表示し、操作盤21よりカーソル表示命
令スイッチを押せば、予め記憶された設計寸法aでライ
ンパターンのエッジ上にカーソル24が表示される。ラ
インパターン像23の観察倍率を変更した状態を図4に
示す。倍率を変更しても、倍率に連動してカーソル24
の設計寸法aが自動的に変更するので、ラインパターン
の両エッジ概略位置とカーソル表示位置とのずれが少な
くなる。したがって、オペレータは必要ならばポインテ
ィングデバイス18からの操作よりカーソルを微調整す
るだけでラインパターンの両エッジ概略位置上にカーソ
ルを配置することができる。
【0015】このようにカーソルをラインでなく横幅の
ある四角形にしたことにより、ノイズが多くエッジがは
っきり確定できない時でも、エッジ概略位置を指定し易
く、また、倍率変更時も自動的にカーソル寸法aが変更
するので、オペレータの操作性は、極めて簡単となる。
【0016】前記実施例において、画像表示用CRT2
0にカーソル24を配置する手段は、例えばマウスのよ
うなポインティングデバイス18であったが、これは、
トラックボールやライトペン等を使用しても全く同一の
効果が得られる。
【0017】また、倍率に連動し計測カーソル位置が変
更する機能は、ラインパターンに限らず、ホールパター
ンなど計測する対象であるどんなパターンにも適用でき
る。
【0018】
【発明の効果】以上、記述したように、本発明によれば
表示画面上に表示されているラインパターンを計測する
ためのカーソル24が、倍率変更時も自動的にカーソル
寸法が変更するので、オペレータの操作性は、極めて簡
単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による走査電子顕微鏡の一実施例を示す
概略システム図である。
【図2】画像表示用CRTに表示されたラインパターン
像のエッジ上に計測用カーソルを表示した場合の画面図
である。
【図3】画像表示用CRTに表示されたラインパターン
像において、ノイズが多い場合にエッジ上に計測用カー
ソルを表示した場合の画面図である。
【図4】画像表示用CRTに表示されたラインパターン
像の観察倍率変更時に、計測用カーソルを表示した場合
の画面図である。
【符号の説明】
1…電子銃、2…電子ビーム、3…イメージシフトコイ
ル、4…偏向コイル、5…対物レンズ、6…試料、7…
ステージ、8…検出器、9…A/D変換器、10…画像
メモリ、11…D/A変換器、12…偏向信号発生器、
13…偏向増幅器、14…対物レンズ電源、15…イメ
ージシフト制御回路、16…ステージ駆動回路、17…
カーソル信号発生器、18…ポインティングデバイス、
20…CRT、21…操作盤、22…コンピュータ、2
3…ラインパターン像、24…カーソル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷電粒子銃から放出された荷電粒子線を加
    速する手段と、その加速された荷電粒子線をラインパタ
    ーンが形成された半導体ウェーハ上で収束させる手段
    と、その収束された荷電粒子線を前記半導体ウェーハの
    ラインパターンが存在する領域上で走査する手段と、走
    査することにより前記半導体ウェーハ上から発生する検
    出信号を検出するための検出器と、その検出器の信号を
    像として表示する表示手段と、前記半導体ウェーハのパ
    ターン幅を測長する手段を備えた走査電子顕微鏡におい
    て、 前記表示手段の像表示面に四角形のカーソルを表示する
    手段と、その表示手段に表示された前記ラインパターン
    の両方のエッジ上に前記カーソルを表示する手段と、前
    記ラインパターンの観察倍率を変更した場合、倍率に連
    動して前記カーソルの垂直方向の寸法と水平方向の寸法
    が変わる表示方法と、倍率に連動して変わる前記半導体
    ウェーハのパターン幅に追従してカーソル間寸法を変更
    しカーソルを表示する表示方法とを備えたことを特徴と
    する走査電子顕微鏡。
  2. 【請求項2】前記半導体ウェーハ上に形成されたパター
    ンを計測する手段を備えたことを特徴とする請求項1記
    載の走査電子顕微鏡。
JP21234894A 1994-09-06 1994-09-06 走査電子顕微鏡 Pending JPH0877958A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21234894A JPH0877958A (ja) 1994-09-06 1994-09-06 走査電子顕微鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21234894A JPH0877958A (ja) 1994-09-06 1994-09-06 走査電子顕微鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0877958A true JPH0877958A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16621056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21234894A Pending JPH0877958A (ja) 1994-09-06 1994-09-06 走査電子顕微鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0877958A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7372047B2 (en) Charged particle system and a method for measuring image magnification
US7598497B2 (en) Charged particle beam scanning method and charged particle beam apparatus
US7288763B2 (en) Method of measurement accuracy improvement by control of pattern shrinkage
EP1061551B1 (en) Scanning charged-particle beam instrument and method of observing specimen image therewith
JP3156694B2 (ja) 走査電子顕微鏡
JPH0727548A (ja) ホールパターン形状評価装置
JPH0877958A (ja) 走査電子顕微鏡
US4439681A (en) Charged particle beam scanning device
JP3409961B2 (ja) 走査電子顕微鏡
JPH0658221B2 (ja) 走査電子顕微鏡
JP2006107870A (ja) 分析走査電子顕微鏡
JPS6256807A (ja) 電子ビ−ム測長装置
JPH0343650Y2 (ja)
JPH1083782A (ja) 走査電子顕微鏡
JP2001147112A (ja) 走査電子顕微鏡
JPH0219682Y2 (ja)
JP3202857B2 (ja) 荷電粒子ビーム装置における焦点合わせ方法および装置
JPS594298Y2 (ja) 走査電子顕微鏡等の試料装置
JP2824328B2 (ja) 走査電子顕微鏡
JPH0436050Y2 (ja)
JPH07286842A (ja) 寸法検査方法及びその装置
JPH06231715A (ja) 走査電子顕微鏡
JP2838799B2 (ja) 荷電粒子線装置
JPH03291842A (ja) 試料像表示装置
JPH0238368Y2 (ja)