JPH087761Y2 - リニアモータ駆動の搬送装置 - Google Patents

リニアモータ駆動の搬送装置

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JPH087761Y2
JPH087761Y2 JP1989015833U JP1583389U JPH087761Y2 JP H087761 Y2 JPH087761 Y2 JP H087761Y2 JP 1989015833 U JP1989015833 U JP 1989015833U JP 1583389 U JP1583389 U JP 1583389U JP H087761 Y2 JPH087761 Y2 JP H087761Y2
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JP
Japan
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wheels
linear motor
transporting
brake
wheel
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JP1989015833U
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JPH02107202U (ja
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直史 関屋
隆 岡村
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、走行経路側に適当間隔おきに配設した支持
用水平軸ホィールにより走行可能に支持された搬送用移
動体側にリニアモータ用二次導体を設け、走行経路側に
リニアモータの一次側本体を配設したリニアモータ駆動
の搬送装置に関するものである。
(従来の技術及びその問題点) 上記のようなリニアモータ駆動の搬送装置における搬
送用移動体を所定位置で停止させる制御手段としては、
走行経路側に配設された制動用シューや制動用摩擦ロー
ラを搬送用移動体の底面や側面に圧接させるタイプのも
のが知られているが、このような従来の制動手段では、
制動用シューや制動用摩擦ローラとこれらを駆動するア
クチュエータが必要であり、構造が複雑で高価につくば
かりでなく、搬送用移動体に被制動面を確保しなければ
ならないので、搬送用移動体の形状やサイズが制約され
る。しかも大重量物を搬送する搬送用移動体では、制動
用シューや制動用摩擦ローラを搬送用移動体に対して強
力に押圧させることのできる大型のアクチュエータが必
要となり、制動時の摩擦音も大きくなる。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記のような従来の問題点を解決するために
成されたものであって、その特徴を後述する実施例の参
照符号を付して示すと、搬送用移動体(1)と、当該搬
送用移動体の走行経路と、リニアモータ(4,5)とから
成り、走行経路は、走行経路方向に適当間隔おきに配設
された左右対をなす水平軸ホィール(2)により搬送用
移動体(1)を走行可能に支持するもので、各対の水平
軸ホィール(2)の内、搬送用移動体(1)の停止制御
を行う領域にある複数対の水平軸ホィール(2)には、
電磁ブレーキ(8)が連結されていない左右対をなすホ
ィール(2)と、夫々電磁ブレーキ(8)が連結された
左右対をなすホィール(2)とがあり、電磁ブレーキ
(8)は、水平軸ホィール(2)を各別に軸支するホィ
ール支承部材(6)に取付けられてブレーキ付きユニッ
ト(9,10)を構成し、リニアモータは、搬送用移動体
(1)に設けられた二次導体(4)と走行経路側に配設
された一次側本体(5)とから成る点に特徴を有する。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付の例示図に基づいて説
明する。
第1図〜第3図において、1はパレット形の搬送用移
動体であって、当該搬送用移動体1の走行経路側には、
搬送用移動体1の左右両側辺を支持する支持用水平軸ホ
ィール2と、搬送用移動体1の左右両側面に近接する案
内用垂直軸ローラ3とが、夫々左右対をなすように適当
間隔おきに配設されている。また、搬送用移動体1の左
右両側には、リニアモータ用二次導体4が全長にわたっ
て付設されており、走行経路側には、案内用垂直軸ロー
ラ3間でリニアモータ用一次側本体5が適当間隔おきに
配設されている。
左右対をなす案内用垂直軸ローラ3は、第4図及び第
5図に示すように左右対をなす支持用水平軸ホィール2
を各別に軸支しているホィール支承部材6から連設され
たローラ軸支部7に軸支されている。
また、左右対をなす支持用水平軸ホィール2には、ブ
レーキ無しのものと、電磁ブレーキ8が組み合わせられ
たブレーキ付きユニット9、及び電磁ブレーキ8と案内
用垂直軸ローラ3とが組み合わせられたブレーキ付きユ
ニット10とがあり、第1図に示すように停止位置で停止
している搬送用移動体1を支持する位置とその手前の位
置に、ブレーキ付きユニット9,10が配設されている。
これらブレーキ付きユニット9,10は、第4図及び第5
図に示すブレーキ付きユニット10の如く、支持用水平軸
ホィール2を固定した回転軸11を支承するホィール支承
部材6に電磁ブレーキ8の電磁コイル付き固定部材8aを
固定し、当該電磁ブレーキ8の回転ブレーキシュー8bを
前記回転軸11の一端に取り付けて成るものである。
なお、第1図では、停止位置にある搬送用移動体1の
リニアモータ用二次導体4に隣接する前後2組のリニア
モータ用一次側本体5を示しているが、当該搬送用移動
体1の走行経路脇には、適当間隔おきにリニアモータ用
一次側本体5が配設されている。
上記の搬送装置において、全てのリニアモータ用一次
側本体5に通電するか、または搬送用移動体1が通過す
るときだけ通電することにより、従来周知のように当該
一次側本体5と搬送用移動体1側の二次導体4との間の
磁気作用により当該搬送用移動体1に推力が与えられ、
当該搬送用移動体1が水平軸ホィール2及びローラ3に
よって規制される走行経路上を走行することになり、当
該搬送用移動体1上に載置される被搬送物を搬送するこ
とができる。
しかして、搬送用移動体1を第1図に示す停止位置で
停止させる場合、当該停止位置にある前後2組のリニア
モータ用一次側本体5を制御して搬送用移動体1を低速
の設定速度まで減速し、当該搬送用移動体1が停止位置
に達する直前でリニアモータ用一次側本体5の電源をカ
ットすることにより、当該搬送用移動体1は若干距離だ
け慣性移動した後に前記停止位置で停止する。係る状態
で、当該搬送用移動体1を支持している複数対の支持用
水平軸ホィール2の内、電磁ブレーキ8が連結されたホ
ィール2を有する左右対をなすブレーキ付きユニット9
の電磁ブレーキ8により当該ユニット9の支持用水平軸
ホィール2を制動して搬送用移動体1をロックすること
により、一連の停止制御が完了する。
なお、第1図では、搬送用移動体1の後端部を支持す
る位置と、当該搬送用移動体1より後方に外れた位置と
にブレーキ付きユニット10が配設されているが、これら
ブレーキ付きユニット10の支持用水平軸ホィール2は、
減速制御開始位置を通過するときの搬送用移動体1の速
度が許容範囲を超える高速であった場合に電磁ブレーキ
8により制動して、搬送用移動体1の速度を許容範囲内
まで強制減速させることができる。
(考案の作用及び効果) 以上のように本考案によるリニアモータ駆動の搬送装
置によれば、搬送用移動体を走行経路上で走行可能に支
持するために必要な支持用水平軸ホィールを電磁ブレー
キで制動することにより、当該支持用水平軸ホィールで
支持される搬送用移動体を制動するものであるから、搬
送用移動体の底面や側面に制動専用の被制動面を確保す
る必要がなくなり、搬送用移動体を構成するに際して形
状やサイズに制約を受けることがなくなる。また、大重
量物を搬送する搬送用移動体であっても、制動専用の大
型のアクチュエータを使用することなく、当該搬送用移
動体と支持用水平軸ホィールとの間の大きな摩擦力を利
用して効率良く制動することができる。
更に、特定の支持用水平軸ホィールに電磁ブレーキを
連結するだけであるから、従来のように制動用シューや
制動用摩擦ローラとこれを駆動するアクチュエータを使
用する場合と比較して、制動装置設置のために大きなス
ペースを確保しなければならないような不都合もなくな
り、構造も簡単で安価に実施することができる。しかも
前記電磁ブレーキは、支持用水平軸ホィールを各別に軸
支するホィール支承部材に取り付けられてブレーキ付き
ユニットを構成しているので、ブレーキ付きホィールの
設置や位置の変更なども、電磁ブレーキと水平軸ホィー
ルとがセットになったユニット単位で極めて簡単容易に
行うことができる。
また、水平軸ホィールとこれを制動する電磁ブレーキ
とから成るブレーキ付きユニットは、左右対をなすよう
に配設されているので、搬送用移動体が完全に停止する
前に電磁ブレーキを作動させて搬送用移動体を所定位置
に強制的に停止させる場合でも、制動時に搬送用移動体
に左右何れかへの転向力を作用させる恐れがなく、円滑
に制動停止させることができるとともに、走行経路方向
と平行な正常姿勢で停止させることができ、従ってま
た、円滑に発進させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は搬送用移動体が停止位置で停止している状態で
の平面図、第2図及び第3図は搬送用移動体と支持用水
平軸ホィール、案内用垂直軸ローラ、及びリニアモータ
用一次側本体などとの位置関係を示す縦断正面図、第4
図はブレーキ付きユニットを示す一部縦断正面図、第5
図は同平面図である。 1……搬送用移動体、2……支持用水平軸ホィール、3
……案内用垂直軸ローラ、4……リニアモータ用二次導
体、5……リニアモータ用一次側本体、ホィール支承部
材、8……電磁ブレーキ、9,10……ブレーキ付きユニッ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送用移動体(1)と、当該搬送用移動体
    の走行経路と、リニアモータ(4,5)とから成り、 走行経路は、走行経路方向に適当間隔おきに配設された
    左右対をなす水平軸ホィール(2)により搬送用移動体
    (1)を走行可能に支持するもので、各対の水平軸ホィ
    ール(2)の内、搬送用移動体(1)の停止制御を行う
    領域にある複数対の水平軸ホィール(2)には、電磁ブ
    レーキ(8)が連結されていない左右対をなすホィール
    (2)と、夫々電磁ブレーキ(8)が連結された左右対
    をなすホィール(2)とがあり、電磁ブレーキ(8)
    は、水平軸ホィール(2)を各別に軸支するホィール支
    承部材(6)に取付けられてブレーキ付きユニット(9,
    10)を構成し、 リニアモータは、搬送用移動体(1)に設けられた二次
    導体(4)と走行経路側に配設された一次側本体(5)
    とから成る リニアモータ駆動の搬送装置。
JP1989015833U 1989-02-14 1989-02-14 リニアモータ駆動の搬送装置 Expired - Lifetime JPH087761Y2 (ja)

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JPH02107202U JPH02107202U (ja) 1990-08-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6113581U (ja) * 1984-06-28 1986-01-27 株式会社 アマダ 機械的固定装置を備えたリニアモ−タ

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JPH02107202U (ja) 1990-08-27

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