JPH0877525A - ライブラリ装置のクリーニング方法 - Google Patents
ライブラリ装置のクリーニング方法Info
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- JPH0877525A JPH0877525A JP21129094A JP21129094A JPH0877525A JP H0877525 A JPH0877525 A JP H0877525A JP 21129094 A JP21129094 A JP 21129094A JP 21129094 A JP21129094 A JP 21129094A JP H0877525 A JPH0877525 A JP H0877525A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は清掃媒体を備えたライブラリ装置のク
リーニング方法に関し、装置の小型化と媒体収納庫の効
率的な使用を可能にする。 【構成】記録媒体を収納するセルを複数備えた媒体収納
庫と、記録再生ヘッドを具備した記録再生装置と、媒体
収納庫と記録再生装置間で記録媒体の運搬を行うアクセ
ッサとを有するライブラリ装置において、記録再生ヘッ
ドを清掃するクリーニング媒体を媒体収納庫のセルに収
納し、かつ媒体管理ファイルに、セルに付与されたセル
アドレスと媒体識別番号と媒体識別子とを対応させて設
定し、指示手段から清掃指示がなされた場合、媒体管理
ファイルの媒体識別子を検索してクリーニング媒体のセ
ルアドレスを選択し、アクセッサにより選択されたセル
に収納されているクリーニング媒体を記録再生装置に運
搬して記録再生ヘッドを清掃をする。
リーニング方法に関し、装置の小型化と媒体収納庫の効
率的な使用を可能にする。 【構成】記録媒体を収納するセルを複数備えた媒体収納
庫と、記録再生ヘッドを具備した記録再生装置と、媒体
収納庫と記録再生装置間で記録媒体の運搬を行うアクセ
ッサとを有するライブラリ装置において、記録再生ヘッ
ドを清掃するクリーニング媒体を媒体収納庫のセルに収
納し、かつ媒体管理ファイルに、セルに付与されたセル
アドレスと媒体識別番号と媒体識別子とを対応させて設
定し、指示手段から清掃指示がなされた場合、媒体管理
ファイルの媒体識別子を検索してクリーニング媒体のセ
ルアドレスを選択し、アクセッサにより選択されたセル
に収納されているクリーニング媒体を記録再生装置に運
搬して記録再生ヘッドを清掃をする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クリーニング媒体を備
えたライブラリ装置のクリーニング方法に関する。近
年、計算機システムにおける情報量の大量化に伴い、こ
の情報の保管手段として、オペレータの介入を不要とす
る自動化されたライブラリ装置が各種提供されている。
えたライブラリ装置のクリーニング方法に関する。近
年、計算機システムにおける情報量の大量化に伴い、こ
の情報の保管手段として、オペレータの介入を不要とす
る自動化されたライブラリ装置が各種提供されている。
【0002】この自動化されたライブラリ装置は多数の
磁気テープカートリッジや光ディスクカートリッジ等の
記録媒体を収納する収納庫を設け、この収納庫に設けら
れた記録媒体を収納する複数のセルに、夫々記録媒体を
収納しておき、メカニカルハンドを備えたアクセッサが
必要な記録媒体を収納庫のセルから取り出し、記録再生
装置に搬送してセットし、データの読込み/書出しを行
わせ、このデータの読込み/書出しが完了すると、アク
セッサが記録再生装置から記録媒体を取り出して、収納
庫のセルに搬送して収納する。また、アクセッサはホス
トコンピュータ等の上位装置からの指示により不要とな
った記録媒体を排出口に搬送してオペレータに取り出さ
せたり、オペレータが投入口に入れた新しい記録媒体を
記録再生装置に搬送してセットするか、又はセルに搬送
して収納する一種の自動倉庫として構成されている。
磁気テープカートリッジや光ディスクカートリッジ等の
記録媒体を収納する収納庫を設け、この収納庫に設けら
れた記録媒体を収納する複数のセルに、夫々記録媒体を
収納しておき、メカニカルハンドを備えたアクセッサが
必要な記録媒体を収納庫のセルから取り出し、記録再生
装置に搬送してセットし、データの読込み/書出しを行
わせ、このデータの読込み/書出しが完了すると、アク
セッサが記録再生装置から記録媒体を取り出して、収納
庫のセルに搬送して収納する。また、アクセッサはホス
トコンピュータ等の上位装置からの指示により不要とな
った記録媒体を排出口に搬送してオペレータに取り出さ
せたり、オペレータが投入口に入れた新しい記録媒体を
記録再生装置に搬送してセットするか、又はセルに搬送
して収納する一種の自動倉庫として構成されている。
【0003】
【従来の技術】従来、記録再生装置内の記録再生ヘッド
に付着した塵、埃等を除去する清掃方法として、クリー
ニング媒体を利用したクリーニング方法が知られてい
る。例えば、1つのクリーニング方法では、記憶媒体と
クリーニング媒体とを夫々個別の収納庫に格納してお
き、記憶媒体に対するアクセスの回数または駆動時間が
規定値になったときにクリーニング媒体を記録再生装置
に自動搬送してヘッドの自動清掃を行う。この自動クリ
ーニング方法はオペレータの介入が不要で、かつ人為的
な誤りによる不正実行のないようにしたもので記録媒体
の収納数が多いライブラリ装置に採用されている。
に付着した塵、埃等を除去する清掃方法として、クリー
ニング媒体を利用したクリーニング方法が知られてい
る。例えば、1つのクリーニング方法では、記憶媒体と
クリーニング媒体とを夫々個別の収納庫に格納してお
き、記憶媒体に対するアクセスの回数または駆動時間が
規定値になったときにクリーニング媒体を記録再生装置
に自動搬送してヘッドの自動清掃を行う。この自動クリ
ーニング方法はオペレータの介入が不要で、かつ人為的
な誤りによる不正実行のないようにしたもので記録媒体
の収納数が多いライブラリ装置に採用されている。
【0004】また、記録媒体の収納数が比較的少ないラ
イブラリ装置を利用するユーザにおいては、クリーニン
グ媒体をライブラリ装置外の別の場所に保管しておき、
マニュアル操作にて記録再生装置にそのクリーニング媒
体をセットして清掃する方法を採用している。
イブラリ装置を利用するユーザにおいては、クリーニン
グ媒体をライブラリ装置外の別の場所に保管しておき、
マニュアル操作にて記録再生装置にそのクリーニング媒
体をセットして清掃する方法を採用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の自動ク
リーニング方法ではクリーニング媒体が記録媒体とは別
の収納庫に収納されているためにクリーニング媒体収納
庫の分だけ余分な空間を必要とする。このため、ライブ
ラリ装置の小型化を図る上では問題を生じる。また、上
述のマニュアル操作によるクリーニング方法ではクリー
ニング媒体の保管場所が必要であり、かつそれの管理が
煩雑であると共に、操作性が悪い等の問題がある。
リーニング方法ではクリーニング媒体が記録媒体とは別
の収納庫に収納されているためにクリーニング媒体収納
庫の分だけ余分な空間を必要とする。このため、ライブ
ラリ装置の小型化を図る上では問題を生じる。また、上
述のマニュアル操作によるクリーニング方法ではクリー
ニング媒体の保管場所が必要であり、かつそれの管理が
煩雑であると共に、操作性が悪い等の問題がある。
【0006】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものでクリーニング媒体を記録媒体と共通な媒体収納庫
に収納するとともに、媒体管理ファイルを用いた管理の
もとで自動クリーニングを可能にし、それによってライ
ブラリ装置の小型化を図るとともに媒体収納庫の効率的
な使用を可能にすることを目的とする。請求項2の発明
は、アクセッサの移動量をできるだけ小さくさせてクリ
ーニング処理の高速化を図ることを目的とする。
ものでクリーニング媒体を記録媒体と共通な媒体収納庫
に収納するとともに、媒体管理ファイルを用いた管理の
もとで自動クリーニングを可能にし、それによってライ
ブラリ装置の小型化を図るとともに媒体収納庫の効率的
な使用を可能にすることを目的とする。請求項2の発明
は、アクセッサの移動量をできるだけ小さくさせてクリ
ーニング処理の高速化を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るラ
イブラリ装置のクリーニング方法は、上述の課題を解決
するため、記録媒体を収納するセルを複数備えた媒体収
納庫と、記録媒体に情報の記録再生を行なう記録再生ヘ
ッドを具備した記録再生装置と、媒体収納庫と記録再生
装置間で記録媒体の運搬を行うアクセッサとを有するラ
イブラリ装置において、前記記録再生ヘッドを清掃する
クリーニング媒体を前記媒体収納庫のセルに収納し、か
つ媒体管理ファイルに、セルに付与されたセルアドレス
と媒体識別番号と媒体識別子とを対応させて設定し、指
示手段から清掃指示がなされた場合、前記媒体管理ファ
イル内の媒体識別子を検索してクリーニング媒体のセル
アドレスを選択し、前記アクセッサにより選択されたセ
ル内に収納されたクリーニング媒体を前記記録再生装置
に運搬して記録再生ヘッドを清掃する構成とする。
イブラリ装置のクリーニング方法は、上述の課題を解決
するため、記録媒体を収納するセルを複数備えた媒体収
納庫と、記録媒体に情報の記録再生を行なう記録再生ヘ
ッドを具備した記録再生装置と、媒体収納庫と記録再生
装置間で記録媒体の運搬を行うアクセッサとを有するラ
イブラリ装置において、前記記録再生ヘッドを清掃する
クリーニング媒体を前記媒体収納庫のセルに収納し、か
つ媒体管理ファイルに、セルに付与されたセルアドレス
と媒体識別番号と媒体識別子とを対応させて設定し、指
示手段から清掃指示がなされた場合、前記媒体管理ファ
イル内の媒体識別子を検索してクリーニング媒体のセル
アドレスを選択し、前記アクセッサにより選択されたセ
ル内に収納されたクリーニング媒体を前記記録再生装置
に運搬して記録再生ヘッドを清掃する構成とする。
【0008】請求項2の発明に係るライブラリ装置のク
リーニング方法は、記録媒体収納セルへのクリーニング
媒体の割当方法に特徴があり、複数の記録媒体夫々の運
搬回数を計数しておき、所定期間ごとにその運搬回数の
最も大きい記録媒体が収納されているセルの近くのセル
を選出して、該セルにクリーニング媒体を割当てる機能
を有する。
リーニング方法は、記録媒体収納セルへのクリーニング
媒体の割当方法に特徴があり、複数の記録媒体夫々の運
搬回数を計数しておき、所定期間ごとにその運搬回数の
最も大きい記録媒体が収納されているセルの近くのセル
を選出して、該セルにクリーニング媒体を割当てる機能
を有する。
【0009】
【作用】媒体収納庫はクリーニング媒体と記録媒体を収
納しているため、ライブラリ装置を小型化できる。ま
た、媒体管理ファイルは媒体収納庫のセルアドレスとと
もに記録媒体及びクリーニング媒体の媒体識別子を有し
ているため、ライブラリ制御装置に設けられた応用プロ
グラムにより当該媒体管理ファイルを検索することでク
リーニング媒体の収納セルを認識(選出)できる。アク
セッサはこの選出された収納セル内のクリーニング媒体
を取り出して記録再生装置の位置まで運搬することによ
り記録再生ヘッドの清掃を自動的に行うことが可能とな
る。
納しているため、ライブラリ装置を小型化できる。ま
た、媒体管理ファイルは媒体収納庫のセルアドレスとと
もに記録媒体及びクリーニング媒体の媒体識別子を有し
ているため、ライブラリ制御装置に設けられた応用プロ
グラムにより当該媒体管理ファイルを検索することでク
リーニング媒体の収納セルを認識(選出)できる。アク
セッサはこの選出された収納セル内のクリーニング媒体
を取り出して記録再生装置の位置まで運搬することによ
り記録再生ヘッドの清掃を自動的に行うことが可能とな
る。
【0010】請求項2においては、複数の記録媒体夫々
の使用回数を計数しておき、使用回数の最も大きい記録
媒体が収納されているセルの近くのセルにクリーニング
媒体を収納させておくので、使用回数の大きな記録媒体
が収納されたセルの位置にアクセッサが待機している確
率が高いため、記録再生処理からクリーニング処理に処
理変更となった時点ではアクセッサの移動を少なくする
ことができる。
の使用回数を計数しておき、使用回数の最も大きい記録
媒体が収納されているセルの近くのセルにクリーニング
媒体を収納させておくので、使用回数の大きな記録媒体
が収納されたセルの位置にアクセッサが待機している確
率が高いため、記録再生処理からクリーニング処理に処
理変更となった時点ではアクセッサの移動を少なくする
ことができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明が適用されるライブラリ制御シ
ステム1の構成を示すブロック図である。図中、破線で
示したクリーニングカートリッジ収納庫24とクリーニン
グカートリッジ25は従来のライブラリ制御システム1に
おいての位置をわかりやすくするために記載したもので
あるが、本発明では不要なため設置されていない。
ステム1の構成を示すブロック図である。図中、破線で
示したクリーニングカートリッジ収納庫24とクリーニン
グカートリッジ25は従来のライブラリ制御システム1に
おいての位置をわかりやすくするために記載したもので
あるが、本発明では不要なため設置されていない。
【0012】図1において、ホストコンピュータ30とラ
イブラリ制御装置10とを通信回線NETで結び、ライブ
ラリ装置20はホストコンピュータ30、ライブラリ制御装
置10の夫々とSCSI(Small Computer
System Interface)で接続される。
イブラリ制御装置10とを通信回線NETで結び、ライブ
ラリ装置20はホストコンピュータ30、ライブラリ制御装
置10の夫々とSCSI(Small Computer
System Interface)で接続される。
【0013】ライブラリ制御システム1のライブラリ装
置20には、アクセッサ21と、アクセッサ21に取付けられ
た図示しないピッカ(メカニカルハンド)と、光ディス
クカートリッジ23、光ディスクカートリッジ23の同一サ
イズのクリーニングカートリッジ25を収納する複数のセ
ル22が取付けられた収納庫と、光ディスクカートリッジ
23に情報の記録再生を行う記録再生装置27と、記録再生
装置27に接続され、かつ、ホストコンピュータ30とSC
SIを介して接続されたチャネル26とから構成されてい
る。
置20には、アクセッサ21と、アクセッサ21に取付けられ
た図示しないピッカ(メカニカルハンド)と、光ディス
クカートリッジ23、光ディスクカートリッジ23の同一サ
イズのクリーニングカートリッジ25を収納する複数のセ
ル22が取付けられた収納庫と、光ディスクカートリッジ
23に情報の記録再生を行う記録再生装置27と、記録再生
装置27に接続され、かつ、ホストコンピュータ30とSC
SIを介して接続されたチャネル26とから構成されてい
る。
【0014】ライブラリ制御装置10は、処理装置11と、
プログラムやデータ等を記憶するメモリ12と、応用プロ
グラムや各種プログラムを格納するプログラムファイル
PF、媒体が収納されているセルのアドレスを管理する
媒体管理ファイルMFなどを格納する補助記憶装置13
と、光ディスクカートリッジ23及びクリーニングカート
リッジ25の投入/排出、清掃などの指示を入力するため
の操作パネル14などで構成されている。
プログラムやデータ等を記憶するメモリ12と、応用プロ
グラムや各種プログラムを格納するプログラムファイル
PF、媒体が収納されているセルのアドレスを管理する
媒体管理ファイルMFなどを格納する補助記憶装置13
と、光ディスクカートリッジ23及びクリーニングカート
リッジ25の投入/排出、清掃などの指示を入力するため
の操作パネル14などで構成されている。
【0015】一方、ホストコンピュータ30は、ライブラ
リ制御装置10に対して記録再生装置27に備えられた記録
再生ヘッドの清掃を指示する指示手段31と図示しない処
理装置、表示装置、メモリ、及びキーボード等で構成さ
れている。ここで、媒体管理ファイルMFには、図2に
示すように各光ディスクカートリッジ23が所有している
媒体識別番号IVと光ディスクカートリッジ23自身が収
納されるセルに付与されたセルアドレスSAとを対応づ
けるとともに、そのセルアドレスSAに収納される媒体
が光ディスクカートリッジ23或いはクリーニングカート
リッジ25かの媒体識別子IFも記憶されている。
リ制御装置10に対して記録再生装置27に備えられた記録
再生ヘッドの清掃を指示する指示手段31と図示しない処
理装置、表示装置、メモリ、及びキーボード等で構成さ
れている。ここで、媒体管理ファイルMFには、図2に
示すように各光ディスクカートリッジ23が所有している
媒体識別番号IVと光ディスクカートリッジ23自身が収
納されるセルに付与されたセルアドレスSAとを対応づ
けるとともに、そのセルアドレスSAに収納される媒体
が光ディスクカートリッジ23或いはクリーニングカート
リッジ25かの媒体識別子IFも記憶されている。
【0016】媒体識別子IFの情報としては、媒体管理
ファイルMFの収納セルのアドレスSAに対応する位置
にフラグを設け、例えばフラグの値が「1」の場合はク
リーニング媒体、「0」の場合は通常の記録媒体という
よう定義しておき、そのフラグを判別可能にするため応
用プログラムに予め定義しておく。なお、このような媒
体管理ファイルMFは、ホストコンピュータ30に通常装
備されているファイル編集手段にて編集した後、通信回
線NETを介してライブラリ制御装置10の補助記憶装置
13に適宜、ダウンロードして作成するか、或いはライブ
ラリ制御装置10においてファイル編集手段にて作成し
て、補助記憶装置13に格納する。
ファイルMFの収納セルのアドレスSAに対応する位置
にフラグを設け、例えばフラグの値が「1」の場合はク
リーニング媒体、「0」の場合は通常の記録媒体という
よう定義しておき、そのフラグを判別可能にするため応
用プログラムに予め定義しておく。なお、このような媒
体管理ファイルMFは、ホストコンピュータ30に通常装
備されているファイル編集手段にて編集した後、通信回
線NETを介してライブラリ制御装置10の補助記憶装置
13に適宜、ダウンロードして作成するか、或いはライブ
ラリ制御装置10においてファイル編集手段にて作成し
て、補助記憶装置13に格納する。
【0017】このように構成されたライブラリ制御シス
テム1における記録再生装置27の記録再生ヘッドに付着
した塵、埃等を除去するためのクリーニング処理につい
て、図1と図5のクリーニング手段を示すフローチャー
トを用いて説明する。ホストコンピュータ30の指示手段
31より(所定時刻になると自動的に入力されたり、或い
は図示しないキーボードを使用してオペレータが入力し
た指示に応答して)清掃の指示がなされると(#1
1)、ライブラリ制御装置10の応用プログラムが補助記
憶装置13よりメモリ12にロードされた後、起動され(#
21)、図2の媒体管理ファイルMFから媒体識別子が
「1」(クリーニング媒体)であるセルアドレスSAを
検索して(#22、#23)、セルアドレスSA=00
01を選択し(#24)、そのセルアドレスSAをホス
トコンピュータ30に送信する。
テム1における記録再生装置27の記録再生ヘッドに付着
した塵、埃等を除去するためのクリーニング処理につい
て、図1と図5のクリーニング手段を示すフローチャー
トを用いて説明する。ホストコンピュータ30の指示手段
31より(所定時刻になると自動的に入力されたり、或い
は図示しないキーボードを使用してオペレータが入力し
た指示に応答して)清掃の指示がなされると(#1
1)、ライブラリ制御装置10の応用プログラムが補助記
憶装置13よりメモリ12にロードされた後、起動され(#
21)、図2の媒体管理ファイルMFから媒体識別子が
「1」(クリーニング媒体)であるセルアドレスSAを
検索して(#22、#23)、セルアドレスSA=00
01を選択し(#24)、そのセルアドレスSAをホス
トコンピュータ30に送信する。
【0018】ホストコンピュータ30は受信したクリーニ
ングカートリッジ25の収納セルアドレスSAをメモリに
格納して(#12)、獲得したセルアドレスSAに収納
されているクリーニングカートリッジ25で記録再生装置
27の記録再生ヘッドを清掃するようライブラリ装置20に
通知する(#13)。通知を受けたライブラリ装置20は
指示されたセルアドレスまでアクセッサ21を移動させピ
ッカが収納庫の指定されたセルからクリーニングカート
リッジ25を取り出して保持し、データの書込み/読出し
を行う記録再生装置27に運搬してセットする。そして、
アクセッサ21は記録再生装置27近くの位置に待機する
(#31)。
ングカートリッジ25の収納セルアドレスSAをメモリに
格納して(#12)、獲得したセルアドレスSAに収納
されているクリーニングカートリッジ25で記録再生装置
27の記録再生ヘッドを清掃するようライブラリ装置20に
通知する(#13)。通知を受けたライブラリ装置20は
指示されたセルアドレスまでアクセッサ21を移動させピ
ッカが収納庫の指定されたセルからクリーニングカート
リッジ25を取り出して保持し、データの書込み/読出し
を行う記録再生装置27に運搬してセットする。そして、
アクセッサ21は記録再生装置27近くの位置に待機する
(#31)。
【0019】次にライブラリ装置20は記録再生装置27へ
のクリーニングカートリッジ25のセット完了をライブラ
リ制御装置10に通知する(#32)。通知を受けたライ
ブラリ制御装置10はライブラリ装置20に対して記録再生
装置の記録再生ヘッドの清掃スタートを通知する(#2
5)。その間ライブラリ制御装置10にて時間監視を行い
(#26)、所定時間になった時点にライブラリ装置20
に清掃エンドを通知する。この時、ホストコンピュータ
30にも清掃エンドを同時に通知する(#27)。
のクリーニングカートリッジ25のセット完了をライブラ
リ制御装置10に通知する(#32)。通知を受けたライ
ブラリ制御装置10はライブラリ装置20に対して記録再生
装置の記録再生ヘッドの清掃スタートを通知する(#2
5)。その間ライブラリ制御装置10にて時間監視を行い
(#26)、所定時間になった時点にライブラリ装置20
に清掃エンドを通知する。この時、ホストコンピュータ
30にも清掃エンドを同時に通知する(#27)。
【0020】清掃エンドを受信した(#14)、ホスト
コンピュータ30は次に、ライブラリ装置20に対して記録
再生装置27にセットされているクリーニングカートリッ
ジ25を取り出した収納庫のセルアドレスに格納するよう
に指示する(#15)。その指示を受けたライブラリ装
置20では記録再生装置27からアクセッサ21がクリーニン
グカートリッジ25を取り出して、指定された収納庫のセ
ルに運んで格納する。格納後、アクセッサは格納した収
納庫のセル近くで待機する(#35)。
コンピュータ30は次に、ライブラリ装置20に対して記録
再生装置27にセットされているクリーニングカートリッ
ジ25を取り出した収納庫のセルアドレスに格納するよう
に指示する(#15)。その指示を受けたライブラリ装
置20では記録再生装置27からアクセッサ21がクリーニン
グカートリッジ25を取り出して、指定された収納庫のセ
ルに運んで格納する。格納後、アクセッサは格納した収
納庫のセル近くで待機する(#35)。
【0021】一方、図5のクリーニング処理フローのク
リーニング媒体有無のチェックにて、図2の媒体管理フ
ァイルMF内に媒体識別子IFが「1」(クリーニング
媒体)のセルアドレスSAが存在しない場合には、ホス
トコンピュータ30に例えばクリーニング媒体NOT−F
OUNDなどのメッセージを送信する。そのメッセージ
を受信したホストコンピュータ30は表示装置に例えば自
動クリーニングできないので、マニュアル操作にてクリ
ーニング処理を実施して下さいという主旨のメッセージ
を表示する(#1E)。
リーニング媒体有無のチェックにて、図2の媒体管理フ
ァイルMF内に媒体識別子IFが「1」(クリーニング
媒体)のセルアドレスSAが存在しない場合には、ホス
トコンピュータ30に例えばクリーニング媒体NOT−F
OUNDなどのメッセージを送信する。そのメッセージ
を受信したホストコンピュータ30は表示装置に例えば自
動クリーニングできないので、マニュアル操作にてクリ
ーニング処理を実施して下さいという主旨のメッセージ
を表示する(#1E)。
【0022】換言すれば、媒体管理ファイルMFの媒体
識別子IF全てを意図的に「0」に設定しておくだけ
で、限りある収納庫のカートリッジ収納セルにクリーニ
ング媒体を収納させずとも、ライブラリ装置20外に別保
管していたクリーニング媒体を使用してマニュアル操作
によるクリーニング処理が可能となる。また、寿命で使
用できなくなったクリーニング媒体の交換を行うには、
ホストコンピュータ30の指示手段31或いは操作パネル14
から排出指示と排出すべきクリーニング媒体の媒体識別
番号IVとを入力する。応用プログラムは媒体管理ファ
イルMFより媒体識別番号IVに対応するセルアドレス
SA(或いは媒体識別子IFが「1」に対応するセルア
ドレスSA)を選出するとともにメモリ12にそのセルア
ドレスSAを記憶する。そして、アクセッセ21がその選
出されたセル内にあるクリーニング媒体を図示しない排
出口に運搬する。オペレータは排出口にあるクリーニン
グ媒体を取り出した後、新しいクリーニング媒体を図示
しない投入口にセットするとともに、ホストコンピュー
タ30の指示手段31或いは操作パネル14から投入するクリ
ーニング媒体の媒体識別番号IVを入力して指示する。
識別子IF全てを意図的に「0」に設定しておくだけ
で、限りある収納庫のカートリッジ収納セルにクリーニ
ング媒体を収納させずとも、ライブラリ装置20外に別保
管していたクリーニング媒体を使用してマニュアル操作
によるクリーニング処理が可能となる。また、寿命で使
用できなくなったクリーニング媒体の交換を行うには、
ホストコンピュータ30の指示手段31或いは操作パネル14
から排出指示と排出すべきクリーニング媒体の媒体識別
番号IVとを入力する。応用プログラムは媒体管理ファ
イルMFより媒体識別番号IVに対応するセルアドレス
SA(或いは媒体識別子IFが「1」に対応するセルア
ドレスSA)を選出するとともにメモリ12にそのセルア
ドレスSAを記憶する。そして、アクセッセ21がその選
出されたセル内にあるクリーニング媒体を図示しない排
出口に運搬する。オペレータは排出口にあるクリーニン
グ媒体を取り出した後、新しいクリーニング媒体を図示
しない投入口にセットするとともに、ホストコンピュー
タ30の指示手段31或いは操作パネル14から投入するクリ
ーニング媒体の媒体識別番号IVを入力して指示する。
【0023】応用プログラムは排出時にメモリ12に記憶
していたセルアドレスを読み出して、投入されたクリー
ニング媒体をそのセルアドレスSAの収納セルに収納す
るようアクセッサ21に指示する。アクセッサ21は投入口
にあるクリーニング媒体を収納セルに運搬して収納す
る。収納が完了すると、応用プログラムは媒体管理ファ
イルMFの収納したセルアドレスSAに対応する媒体識
別番号IVの位置を新しい媒体識別番号に書き換える。
していたセルアドレスを読み出して、投入されたクリー
ニング媒体をそのセルアドレスSAの収納セルに収納す
るようアクセッサ21に指示する。アクセッサ21は投入口
にあるクリーニング媒体を収納セルに運搬して収納す
る。収納が完了すると、応用プログラムは媒体管理ファ
イルMFの収納したセルアドレスSAに対応する媒体識
別番号IVの位置を新しい媒体識別番号に書き換える。
【0024】このようにして、新しいクリーニング媒体
に交換する。次に、第2の実施例である複数(例えば2
つ)のクリーニングカートリッジ25を利用したクリーニ
ング処理について説明する。この処理においては図3に
示す媒体管理ファイルMFを使用する。図3に示した媒
体管理ファイルMFは、図2の媒体管理ファイルMFに
クリーニングカートリッジ25夫々の使用回数(運搬回数
またはセット回数とも云う)CCTを付加して構成され
ており、媒体管理ファイルMFの検索時に媒体識別子I
Fと使用回数CCTとをチェックし、クリーニングカー
トリッジ25の使用を均等化させるため、使用回数CCT
が最小であるクリーニングカートリッジ25が収納された
セルアドレスSAを優先的に選択するようにする。
に交換する。次に、第2の実施例である複数(例えば2
つ)のクリーニングカートリッジ25を利用したクリーニ
ング処理について説明する。この処理においては図3に
示す媒体管理ファイルMFを使用する。図3に示した媒
体管理ファイルMFは、図2の媒体管理ファイルMFに
クリーニングカートリッジ25夫々の使用回数(運搬回数
またはセット回数とも云う)CCTを付加して構成され
ており、媒体管理ファイルMFの検索時に媒体識別子I
Fと使用回数CCTとをチェックし、クリーニングカー
トリッジ25の使用を均等化させるため、使用回数CCT
が最小であるクリーニングカートリッジ25が収納された
セルアドレスSAを優先的に選択するようにする。
【0025】しかも、上述のステップ#24で、クリー
ニングカートリッジ25の収納セルアドレスを選択した
後、メモリ或いは補助記憶装置13にそのセルアドレスS
Aと使用回数CCTを格納しておき、ステップ#27の
清掃終了指示後に格納していたセルアドレスSAと使用
回数CCTを読出し、使用回数CCTに+1した値の使
用回数CCTで、読出したセルアドレスSAに対応する
媒体管理ファイルMFの使用回数CCTを更新する。
ニングカートリッジ25の収納セルアドレスを選択した
後、メモリ或いは補助記憶装置13にそのセルアドレスS
Aと使用回数CCTを格納しておき、ステップ#27の
清掃終了指示後に格納していたセルアドレスSAと使用
回数CCTを読出し、使用回数CCTに+1した値の使
用回数CCTで、読出したセルアドレスSAに対応する
媒体管理ファイルMFの使用回数CCTを更新する。
【0026】この実施例によると、複数のクリーニング
カートリッジ25を均等に使用して記録再生装置27のクリ
ーニング処理を行うので、個々のクリーニングカートリ
ッジ25が同程度の寿命となり、また媒体管理ファイルM
F内の一つのクリーニングカートリッジ25の使用回数を
参照するだけで全てのクリーニングカートリッジ25の寿
命を正確に把握できる。なお、クリーニング媒体の寿命
は使用回数に比例して短くなるので寿命となる使用回数
を予め実験的に求めておけば良い。
カートリッジ25を均等に使用して記録再生装置27のクリ
ーニング処理を行うので、個々のクリーニングカートリ
ッジ25が同程度の寿命となり、また媒体管理ファイルM
F内の一つのクリーニングカートリッジ25の使用回数を
参照するだけで全てのクリーニングカートリッジ25の寿
命を正確に把握できる。なお、クリーニング媒体の寿命
は使用回数に比例して短くなるので寿命となる使用回数
を予め実験的に求めておけば良い。
【0027】また、複数のクリーニング媒体の寿命が同
一であれば同時期に一括してクリーニング媒体の交換が
可能となる。なお、第2の実施例では単一の記録再生装
置27が設けられたライブラリ装置20を複数のクリーニン
グカートリッジ25を均等に使用してクリーニングする方
法を示したが、複数の記録再生装置27が設けられたライ
ブラリ装置にもこのクリーニング方法は適用可能であ
る。
一であれば同時期に一括してクリーニング媒体の交換が
可能となる。なお、第2の実施例では単一の記録再生装
置27が設けられたライブラリ装置20を複数のクリーニン
グカートリッジ25を均等に使用してクリーニングする方
法を示したが、複数の記録再生装置27が設けられたライ
ブラリ装置にもこのクリーニング方法は適用可能であ
る。
【0028】次に第3の実施例を説明する。この実施例
は、記録媒体の使用回数(運搬回数またはセット回数と
も云う)RCTを定期的(任意でも可)に収集して、使
用回数の最大な記録媒体の近くの収納セルにクリーニン
グカートリッジ25を割当て収納してクリーニング処理を
高速化する方法である。なお、クリーニング処理のフロ
ーは上述した図5のフローチャートと実質同一であるた
め説明は省略し、本実施例の特徴であるクリーニングカ
ートリッジ25の収納セルの選出と使用する媒体ファイル
MFの構成を中心に説明する。
は、記録媒体の使用回数(運搬回数またはセット回数と
も云う)RCTを定期的(任意でも可)に収集して、使
用回数の最大な記録媒体の近くの収納セルにクリーニン
グカートリッジ25を割当て収納してクリーニング処理を
高速化する方法である。なお、クリーニング処理のフロ
ーは上述した図5のフローチャートと実質同一であるた
め説明は省略し、本実施例の特徴であるクリーニングカ
ートリッジ25の収納セルの選出と使用する媒体ファイル
MFの構成を中心に説明する。
【0029】この処理においては図4に示した媒体管理
ファイルMFを使用する。図4の媒体管理ファイルMF
は、図2の媒体管理ファイルMFに光ディスクカートリ
ッジ23の使用回数RCTを付加して構成されている。こ
の場合、光ディスクカートリッジ23が記録再生27にセッ
トされる都度、その光ディスクカートリッジ23に対応す
る媒体管理ファイルMFの使用回数RCTに数値1を加
算する。そしてクリーニングカートリッジ25を収納する
ための最適なセルアドレスが、この媒体管理ファイルM
Fの使用回数RCTより選出される。
ファイルMFを使用する。図4の媒体管理ファイルMF
は、図2の媒体管理ファイルMFに光ディスクカートリ
ッジ23の使用回数RCTを付加して構成されている。こ
の場合、光ディスクカートリッジ23が記録再生27にセッ
トされる都度、その光ディスクカートリッジ23に対応す
る媒体管理ファイルMFの使用回数RCTに数値1を加
算する。そしてクリーニングカートリッジ25を収納する
ための最適なセルアドレスが、この媒体管理ファイルM
Fの使用回数RCTより選出される。
【0030】クリーニングカートリッジ25を収納するた
めの最適なセルアドレスは記録媒体への記録再生処理か
ら記録再生ヘッドのクリーニング処理に変更した時点に
おけるアクッセの待機位置が記録媒体の収納セルの近く
にあるので、使用回数の大きい記録媒体が収納されたセ
ルの近くのセルにクリーニングカートリッジ25を収納し
ておれば、クリーニング処理に際しその記録媒体の収納
セルからクリーニングカートリッジ25の収納セルまでの
アクセッサの移動量が少なくすみ、結果としてクリーニ
ング処理の高速化が計られる。このような観点から、最
適なクリーニングカートリッジ25の収納セルアドレスS
Aを選出する。
めの最適なセルアドレスは記録媒体への記録再生処理か
ら記録再生ヘッドのクリーニング処理に変更した時点に
おけるアクッセの待機位置が記録媒体の収納セルの近く
にあるので、使用回数の大きい記録媒体が収納されたセ
ルの近くのセルにクリーニングカートリッジ25を収納し
ておれば、クリーニング処理に際しその記録媒体の収納
セルからクリーニングカートリッジ25の収納セルまでの
アクセッサの移動量が少なくすみ、結果としてクリーニ
ング処理の高速化が計られる。このような観点から、最
適なクリーニングカートリッジ25の収納セルアドレスS
Aを選出する。
【0031】このセルアドレスSAの選出は、ライブラ
リ装置の稼働状況に応じて例えば1ヵ月または半年に1
回の割合で実施し、選出したセルアドレスSAに該当す
る収納セルにクリーニングカートリッジ25を割当て収納
する。そして、媒体管理ファイルMFの収納したセルア
ドレスSAに対応する媒体識別番号をクリーニングカー
トリッジ25に、また媒体識別子を「1」に書き換える。
リ装置の稼働状況に応じて例えば1ヵ月または半年に1
回の割合で実施し、選出したセルアドレスSAに該当す
る収納セルにクリーニングカートリッジ25を割当て収納
する。そして、媒体管理ファイルMFの収納したセルア
ドレスSAに対応する媒体識別番号をクリーニングカー
トリッジ25に、また媒体識別子を「1」に書き換える。
【0032】図4(a)はクリーニングカートリッジ25割
当て前の媒体管理ファイルMFの内容を示し、図4(b)
はクリーニングカートリッジ25割当て後の媒体管理ファ
イルMFの内容を示したものである。なお、媒体管理フ
ァイルMFの書き換え時、全てのセルアドレスSAに対
応する使用回数RCTの初期化(0に設定)も同時に行
う。
当て前の媒体管理ファイルMFの内容を示し、図4(b)
はクリーニングカートリッジ25割当て後の媒体管理ファ
イルMFの内容を示したものである。なお、媒体管理フ
ァイルMFの書き換え時、全てのセルアドレスSAに対
応する使用回数RCTの初期化(0に設定)も同時に行
う。
【0033】このようなクリーニングカートリッジ25の
収納セルへの収納と媒体管理ファイルMFの書き換えが
事前に完了した後に記録再生装置のクリーニングが可能
となる。上述の第1の実施例、第2の実施例、及び第3
の実施例においては、ホストコンピュータ30とライブラ
リ制御装置10が通信回線NETで接続されているが、ラ
イブラリ制御装置10の機能すべてをホストコンピュータ
30に組み込んで構成するものであってもよい。
収納セルへの収納と媒体管理ファイルMFの書き換えが
事前に完了した後に記録再生装置のクリーニングが可能
となる。上述の第1の実施例、第2の実施例、及び第3
の実施例においては、ホストコンピュータ30とライブラ
リ制御装置10が通信回線NETで接続されているが、ラ
イブラリ制御装置10の機能すべてをホストコンピュータ
30に組み込んで構成するものであってもよい。
【0034】また、上述の第1の実施例、第2の実施
例、及び第3の実施例で使用した媒体管理ファイルの内
容や応用プログラムの処理内容、処理順序などは、上述
した以外に種々変更することができる。
例、及び第3の実施例で使用した媒体管理ファイルの内
容や応用プログラムの処理内容、処理順序などは、上述
した以外に種々変更することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明によると、クリーニング媒体の収
納庫を不要にできるのでライブラリ装置の小型化が容易
であり、媒体収納庫の効率的な使用が計れる等の効果が
ある。請求項2の発明によると、アクセッサの移動量を
できるだけ小さくさせて、クリーニング処理の高速化が
計られる。
納庫を不要にできるのでライブラリ装置の小型化が容易
であり、媒体収納庫の効率的な使用が計れる等の効果が
ある。請求項2の発明によると、アクセッサの移動量を
できるだけ小さくさせて、クリーニング処理の高速化が
計られる。
【図1】本発明のライブラリ制御システムの構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】媒体管理ファイルの内容の1例を示す図であ
る。
る。
【図3】媒体管理ファイルにクリーニング媒体の使用回
数を付加した1例を示す図である。
数を付加した1例を示す図である。
【図4】媒体管理ファイルに記録媒体の使用回数を付加
した1例を示す図である。
した1例を示す図である。
【図5】ライブラリ制御システムにおけるクリーニング
処理を示すフローチャートである。
処理を示すフローチャートである。
1 ライブラリ制御システム 10 ライブラリ制御装置 13 補助記憶装置 20 ライブラリ装置 21 アクセッサ 22 記憶媒体収納セル 23 光ディスクカートリッジ 24 クリーニングカートリッジ収納セル 25 クリーニングカートリッジ(クリーニング媒
体) 27 記録再生装置 30 ホストコンピュータ 31 指示手段 CCT クリーニング媒体の使用回数 IF 媒体識別子 IV 媒体識別番号 MF 媒体管理ファイル PF プログラムファイル RCT 記録媒体の使用回数 SA セルアドレス
体) 27 記録再生装置 30 ホストコンピュータ 31 指示手段 CCT クリーニング媒体の使用回数 IF 媒体識別子 IV 媒体識別番号 MF 媒体管理ファイル PF プログラムファイル RCT 記録媒体の使用回数 SA セルアドレス
Claims (2)
- 【請求項1】記録媒体を収納するセルを複数備えた媒体
収納庫と、記録媒体に情報の記録再生を行なう記録再生
ヘッドを具備した記録再生装置と、媒体収納庫と記録再
生装置間で記録媒体の運搬を行うアクセッサとを有する
ライブラリ装置において、 前記記録再生ヘッドを清掃するクリーニング媒体を前記
媒体収納庫のセルに収納し、かつ媒体管理ファイルに、
セルに付与されたセルアドレスと媒体識別番号と媒体識
別子とを対応させて設定し、指示手段から清掃指示がな
された場合、前記媒体管理ファイル内の媒体識別子を検
索してクリーニング媒体のセルアドレスを選択し、前記
アクセッサにより選択されたセル内に収納されたクリー
ニング媒体を前記記録再生装置に運搬して記録再生ヘッ
ドを清掃することを特徴とするライブラリ装置のクリー
ニング方法。 - 【請求項2】前記複数の記録媒体夫々の運搬回数を計数
し、所定期間ごとにその運搬回数の最大である記録媒体
を収納したセルの近くにあるセルを選出して、該セルに
クリーニング媒体を収納するとともに前記媒体管理ファ
イルの対応するセルアドレスの位置にクリーニング媒体
を示す識別子を設定することを特徴とする請求項1記載
のライブラリ装置のクリーニング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21129094A JPH0877525A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | ライブラリ装置のクリーニング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21129094A JPH0877525A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | ライブラリ装置のクリーニング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0877525A true JPH0877525A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16603489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21129094A Withdrawn JPH0877525A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | ライブラリ装置のクリーニング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0877525A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013161493A (ja) * | 2012-02-02 | 2013-08-19 | Fujitsu Ltd | 仮想テープ装置およびクリーニング制御方法 |
-
1994
- 1994-09-05 JP JP21129094A patent/JPH0877525A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013161493A (ja) * | 2012-02-02 | 2013-08-19 | Fujitsu Ltd | 仮想テープ装置およびクリーニング制御方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |