JPH05258535A - 大容量記憶装置の記録媒体管理方法 - Google Patents

大容量記憶装置の記録媒体管理方法

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Publication number
JPH05258535A
JPH05258535A JP4053025A JP5302592A JPH05258535A JP H05258535 A JPH05258535 A JP H05258535A JP 4053025 A JP4053025 A JP 4053025A JP 5302592 A JP5302592 A JP 5302592A JP H05258535 A JPH05258535 A JP H05258535A
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JP
Japan
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recording medium
magnetic tape
storage device
cell
scratch pool
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Pending
Application number
JP4053025A
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English (en)
Inventor
Noboru Osada
昇 長田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大容量記憶装置に関し、同一のボリューム識
別子が付与された記録媒体を、大容量記憶装置内で取り
扱うことを可能とすることを目的とする。 【構成】 アクセッサ2が記録媒体のバーコードラベル
から読取った番号に基づきテーブル12を作成し、上位
装置11が指定する記録媒体を選択させる制御手段13
を備えた大容量記憶装置において、スクラッチプール名
とバーコードラベルの番号に基づき、同一名称のスクラ
ッチプール名毎に、テーブル12上で記録媒体の集合を
作成させ、夫々の集合に対応するスクラッチプール名を
付与する処理を行わせた後、テーブル12上で上位装置
11が指定するスクラッチプール名が付与された記録媒
体の集合の中から、一つの記録媒体を抽出してデータの
書込みを行わせた後は、テーブル12上のスクラッチプ
ール名の集合から除外して管理させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は計算機システムの外部記
憶装置に用いられる大容量記憶装置に係り、特に同一の
ボリューム識別子が付与された記録媒体を、大容量記憶
装置内で取り扱うことを可能とする大容量記憶装置の記
録媒体管理方法に関する。
【0002】近年、計算機システムにおける情報量の大
量化に伴い、この情報の保管手段として、オペレータの
介入を不要とする自動化された大容量記憶装置が各種提
供されている。
【0003】この大容量記憶装置は多数の磁気テープカ
ートリッジや光ディスクカートリッジ等の記録媒体を収
容する収容棚を設け、この収容棚に設けられた記録媒体
を格納する複数のセルに、夫々記録媒体を格納してお
き、メカニカルハンドを備えたアクセッサが必要な記録
媒体を収容棚のセルから取り出し、記録再生部に搬送し
てセットし、データの書込み/読出しを行わせる。
【0004】そして、このデータの書込み/読出しが完
了すると、再び記録再生部から記録媒体を取り出して、
収容棚のセルに搬送して収納すると共に、上位装置から
の指示により不要となった記録媒体を投入排出機構部に
搬送してオペレータに取り出させ、オペレータが投入排
出機構部に入れた記録媒体を、記録再生部に搬送してセ
ットするか、又はセルに搬送して格納する一種の自動倉
庫として構成されている。
【0005】このように、大容量記憶装置は記録媒体を
移動させるが、必要な記録媒体を区別するための識別子
として、記録媒体に書込んだボリューム通番か、カート
リッジに貼り付けたバーコードラベルの番号を使用して
いる。
【0006】ところで、この大容量記憶装置に、人手で
記録媒体の取付け及び取外しを実施する、例えば、磁気
テープ装置で処理された磁気テープカートリッジを投入
した場合、これらの磁気テープカートリッジの識別子は
同一のものがあるため、不都合が発生しないようにする
ことが必要である。
【0007】
【従来の技術】図6は大容量記憶装置の一例を説明する
図である。図6(A) は大容量記憶装置10の上面図で、
図6(B) は大容量記憶装置10の側面図である。
【0008】1は複数の記録媒体、例えば、磁気テープ
カートリッジ5を夫々格納する複数のセル6を収容した
棚を、各棚の一つのセルが一列に並ぶように複数段積み
重ねた円筒型の回転自在な収容棚を構成するセルドラム
である。
【0009】2はセルドラム1の一列のセル列に対応し
て配置され、磁気テープカートリッジ5がセル6に存在
するか否かを検出すると共に、データの記録/再生を行
うドライブ装置7,8とセル6の間で磁気テープカート
リッジ5の運搬を行うアクセッサである。
【0010】3は磁気テープカートリッジ5を運搬する
メカニカルハンドであり、4は磁気テープカートリッジ
5を把持するアームである。5は磁気テープカートリッ
ジであり、6はセルであり、7,8はドライブ装置であ
る。
【0011】9はオペレータが磁気テープカートリッジ
5を大容量記憶装置10に格納したり、磁気テープカー
トリッジ5を取り出したりする際に開閉させる扉で、一
列のセル列に対してのみ磁気テープカートリッジ5の格
納又は取り出しを可能とする幅を持つ。
【0012】大容量記憶装置10はセルドラム1を矢印
A又はBの方向に回転させ、運搬を指定された磁気テー
プカートリッジ5の格納されたセル6をアクセッサ2に
対向させて停止させる。
【0013】そして、アクセッサ2のメカニカルハンド
3を矢印C又はDの方向に移動させて、指定された磁気
テープカートリッジ5を格納したセル6の位置に位置付
けさせると、メカニカルハンド3のアーム4をセル内に
挿入して、磁気テープカートリッジ5を把持させ、セル
6から磁気テープカートリッジ5を引き出させると、デ
ータの記録/再生を行うドライブ装置7又は8に運搬し
てセットする。
【0014】ドライブ装置7又は8でデータの書込み/
読出しが完了すると、メカニカルハンド3のアーム4に
より、磁気テープカートリッジ5をドライブ装置7又は
8から取り出させると共に、セルドラム1を回転させ
て、空きセル6をアクセッサ2に対向させた後、メカニ
カルハンド3を空きセル6の位置に位置付けさせ、運搬
された磁気テープカートリッジ5を格納させる。
【0015】大容量記憶装置10は上記の如く、指定さ
れた磁気テープカートリッジ5を選択するため、磁気テ
ープカートリッジの識別子と、セル番号とを対応させた
ボリューム管理テーブルを作成し、上位装置が指定する
識別子の磁気テープカートリッジ5が、どの番号のセル
に格納されているか索引している。
【0016】従って、大容量記憶装置10はオペレータ
が磁気テープカートリッジ5をセル6に格納するか、取
り出した時と、セル6から磁気テープカートリッジ5を
取り出した時及びドライブ装置7又は8から空きセル6
に磁気テープカートリッジ5を運搬して格納した時、ボ
リューム管理テーブルを更新している。
【0017】図7はボリューム管理テーブルの一例を説
明する図である。大容量記憶装置10のセルドラム1の
一つの棚のセルの数が、例えば9個で、積み重ねられた
棚の数が、例えば35段であるとすると、セルの総数
は、例えば315となる。
【0018】従って、セル番号を列番号 "0”〜 "8”
と棚番号 "0”〜 "34”とで表したテーブルの欄に、
識別子を記録することにより、磁気テープカートリッジ
5が存在するセルと、存在しないセルとを区別すると共
に、指定された識別子の磁気テープカートリッジ5が存
在するセル位置を認識することが出来る。
【0019】大容量記憶装置10は初期設定時に、オペ
レータが格納した磁気テープカートリッジ5が、どの列
番号の、どの棚番号に格納されたか調べて、図7に示す
如く、磁気テープカートリッジ5の格納されたセルを示
すボリューム管理テーブルを作成する。
【0020】即ち、オペレータが磁気テープカートリッ
ジ5の格納終了を通知すると、大容量記憶装置10は、
セルドラム1を回転させ、列番号 "0”のセル列をアク
セッサ2に対向させて停止させた後、メカニカルハンド
3を棚番号 "0”に位置付けさせると、アーム4をセル
内に挿入させ、磁気テープカートリッジ5を把持させ
る。
【0021】この時磁気テープカートリッジ5を把持す
ることが出来た場合、大容量記憶装置10は、このセル
に磁気テープカートリッジ5が存在すると判定し、アー
ム4に設けられたバーコードリーダによって読取られた
磁気テープカートリッジ5のバーコードラベルが示す番
号を、図7の斜線部分の番号に示す如く、列番号 "0”
で棚番号 "0”のセル位置に書込む。
【0022】大容量記憶装置10は上記動作を繰り返し
て、列番号 "0”の棚番号 "1”から "34”までのセ
ルの探索を行い、メカニカルハンド3のアーム4が磁気
テープカートリッジ5を把持出来たセル位置に、バーコ
ードラベルが示す番号の書込みを完了させると、セルド
ラム1を回転させ、列番号 "1”のセル列の棚番号
"0”から "34”までのセルに対して、前記同様に、
磁気テープカートリッジ5の探索を行い、メカニカルハ
ンド3のアーム4が磁気テープカートリッジ5を把持出
来たセル位置に、バーコードラベルが示す番号の書込み
を行う。
【0023】この動作を繰り返し、列番号 "8”まで探
索し終わると、計算機システムの中央処理装置は大容量
記憶装置10に対するデータの書込み又は読出しを行う
ことが出来る。
【0024】即ち、大容量記憶装置10は、図7に示す
ボリューム管理テーブルから、中央処理装置が指示する
識別子、即ち、バーコードラベルの示す番号を持つ磁気
テープカートリッジ5が格納されたセル位置を、列番号
と棚番号で読出し、セルドラム1を回転させて希望の磁
気テープカートリッジ5が格納されているセル列をアク
セッサ2に対向させ、メカニカルハンド3を読出した棚
番号が示すセルに位置付けさせ、磁気テープカートリッ
ジ5を把持させて、ドライブ装置7又は8に運搬させ
る。
【0025】この時、大容量記憶装置10はボリューム
管理テーブルを更新し、磁気テープカートリッジ5を取
り出したセル位置の番号を消去する。そして、大容量記
憶装置10はドライブ装置7又は8から取り出した磁気
テープカートリッジ5を空きセル位置に運搬させて格納
させると、このセル位置に対応するボリューム管理テー
ブルの列番号と棚番号の欄に、、運搬させた磁気テープ
カートリッジ5から読取ったバーコードの番号を書込ん
で更新する。
【0026】上記はバーコードラベルを用いた場合を説
明したが、ボリューム通番を使用する場合は、ボリュー
ム通番が磁気テープの始端側に記録されているため、大
容量記憶装置10は、一旦ドライブ装置7又は8に把持
出来た磁気テープカートリッジ5を運搬してセットし、
ドライブ装置7又は8が読取ったボリューム通番が示す
番号を、ボリューム管理テーブルの欄に書込み、ドライ
ブ装置7又は8から取り出した磁気テープカートリッジ
5を、番号を書込んだ欄に対応するセル番号のセルに格
納する。
【0027】このように、大容量記憶装置10はボリュ
ーム管理テーブルを作成して、これに基づき指定された
磁気テープカートリッジ5を選択しているため、磁気テ
ープカートリッジ5の識別子としての番号は、唯一性が
保証されなければならず、この条件が満たされなけれ
ば、指定された磁気テープカートリッジ5を選択するこ
とが出来ない。
【0028】従って、ボリューム通番を使用する磁気テ
ープカートリッジ5のボリューム通番が示す番号は、磁
気テープカートリッジ5毎に相違しており、バーコード
ラベルを使用する磁気テープカートリッジ5のバーコー
ドラベルが示す番号も、磁気テープカートリッジ5毎に
相違している。
【0029】そして、ボリューム通番とバーコードラベ
ルの両方のボリューム情報を持つ磁気テープカートリッ
ジ5は、通常、その番号は一致していることが条件であ
り、若し、その条件が満たされない場合でも、何方か一
方がボリューム識別子として取り扱われ、その番号は磁
気テープカートリッジ5毎に相違している。
【0030】ところで、磁気テープは、計算機システム
が使用しているディスク装置に格納されたデータのバッ
クアップ用に、ディスク装置のデータを退避させるとい
う使い方が一般的である。
【0031】このため、ディスク装置からデータを退避
させた複数の磁気テープカートリッジの集合を、スクラ
ッチプールとして確保するため、その集合にスクラッチ
プール名を付与しておき、この集合の磁気テープカート
リッジを使用して新たにデータを退避させる場合、上位
装置は、ユーザプログラム又は、OS(オペレーティン
グシステム)の指示により、このスクラッチプール名を
指定している。
【0032】従って、大容量記憶装置10の制御部は、
このスクラッチプール名を解析し、ボリューム管理テー
ブル上で、予めスクラッチプール名で区分した磁気テー
プカートリッジ5の集合から、指定されたスクラッチプ
ール名の集合を選択し、この集合内に登録されている磁
気テープカートリッジ5の中から、任意の一つの磁気テ
ープカートリッジ5を取り出し、指定されたドライブ装
置7又は8にセットし、上位装置から退避させるデータ
を記録させる。
【0033】そして、データの記録された磁気テープカ
ートリッジ5は、ドライブ装置7又は8からセルに戻さ
れた後、コンソール等から指定された保管期間の間、ス
クラッチプール名から除外されて保管される。
【0034】即ち、ボリューム管理テーブル上では、ど
のスクラッチプールにも所属しない磁気テープカートリ
ッジ5として保管され、指定の期日を過ぎると大容量記
憶装置10の制御部により、元のスクラッチプール名が
付与されて、再びスクラッチプール名で選択されると新
たな退避データが記録される。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】大容量記憶装置10は
上記の如く動作し、上位装置から指定された磁気テープ
カートリッジ5を選択するため、ボリューム管理テーブ
ルのセル位置に記録される各磁気テープカートリッジ5
の番号は唯一性が保証されなければならない。
【0036】しかし、大容量記憶装置10を接続して動
作する計算機システムに、人手によって磁気テープカー
トリッジの取付けや取外しが行われる磁気テープ装置が
接続されている場合、この磁気テープカートリッジはボ
リューム通番が同一のまま、人手による個人的な記号等
により区別されているものがある。
【0037】これは、同一のユーザプログラムが使用さ
れ、記録される磁気テープカートリッジが周期的に回転
されて運用される方法がとられているためである。この
ような計算機システムにおいては、ユーザプログラムを
変更せずに、大容量記憶装置10でボリューム通番が同
一の磁気テープカートリッジを取り扱う必要があるが、
前記の如く、従来の大容量記憶装置10は、同一ボリュ
ーム通番を持つ磁気テープカートリッジを取り扱えない
という問題がある。
【0038】本発明はこのような問題点に鑑み、同一ボ
リューム通番を持つ磁気テープカートリッジを取り扱う
ことが可能な大容量記憶装置を提供することを目的とし
ている。
【0039】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を説
明するブロック図である。大容量記憶装置は、複数の記
録媒体を夫々格納する複数のセル6を収容した棚を複数
段積み重ねた収容棚14と、この記録媒体に対するデー
タの記録又は再生を行うドライブ装置7と、指定された
セル6又はドライブ装置7に記録媒体を運搬してセット
するか、又は指定されたセル6又はドライブ装置7から
記録媒体を取り出して運搬するアクセッサ2と、記録媒
体に貼り付けられたバーコードラベルから読取った番号
に基づき、セル6にセットされた記録媒体を選択するた
めのテーブル12を作成し、このテーブル12の内容を
参照して上位装置11が送出する選択情報を変換し、ア
クセッサ2を制御して上位装置11が指定する記録媒体
を選択させる制御手段13とを備えている。
【0040】そして、制御手段13に、与えられたスク
ラッチプール名とバーコードラベルの番号に基づき、同
一名称のスクラッチプール名毎に、前記テーブル12上
で前記記録媒体の集合を作成させ、夫々の集合に対応す
るスクラッチプール名を付与する処理を行わせた後、前
記テーブル12上で、前記上位装置11が指定するスク
ラッチプール名が付与された記録媒体の集合の中から、
一つの記録媒体を抽出して、前記ドライブ装置7にセッ
トさせてデータの書込みを行わせた後は、前記テーブル
12上のスクラッチプール名の集合から除外して管理さ
せる。
【0041】又、上記制御手段13に、上記テーブル1
2上でスクラッチプール名の集合から除外された記録媒
体に対し、指定された期間中は、上記ドライブ装置7に
運搬することを禁止させる管理を行わせる。
【0042】又、更に上記制御手段13に、上記テーブ
ル12上でスクラッチプール名の集合から除外された記
録媒体に対し、指定された期間が経過した後は、元のス
クラッチプール名の集合に復帰させ、上記ドライブ装置
7に運搬されることを許可する管理を行わせる。
【0043】
【作用】上記の如く構成することにより、ボリューム通
番や、それまで使用されていたバーコードラベルとは全
く関係の無い番号系列を持つ新たなバーコードラベルを
使用することにより、大容量記憶装置内のセル6に格納
された総ての記録媒体を区別することが可能となるた
め、同一ボリューム通番を持つ記録媒体も取り扱うこと
が出来る。
【0044】従って、予め書替え可能なデータの格納さ
れた記録媒体と、書替え禁止のデータが格納された記録
媒体とを区別して大容量記憶装置のセルに投入し、コン
ソール等から指令して、テーブル12を作成させ、書替
え可能な記録媒体の格納されたセル6の集合にスクラッ
チプール名を付与すれば、同一ボリューム通番を持つ記
録媒体も選択されて退避データの記録を行わせることが
出来る。
【0045】尚、同一ボリューム通番を持つ複数の記録
媒体から、退避させたデータを読出させる場合は、新た
なバーコードラベルの番号と、退避させたデータの内容
を示すデータベースを参照して、人手により復元させ
る。
【0046】
【実施例】図2は本発明の一実施例を示す回路のブロッ
ク図で、図3は本発明のテーブルの一例を説明する図で
ある。
【0047】プロセッサ17は制御記憶18に格納され
ているプログラムを読出して動作し、インタフェース回
路23を経てコンソール25から図6に示すセルドラム
1の回転を指示されると、セルドラム駆動回路19を制
御して、モータ20を駆動させ、セルドラム1を回転さ
せる。
【0048】そして、コンソール25から指定された列
番号を図6に示すの扉9に対向させて停止させる。そし
て、コンソール25から扉開を指示されると、扉開駆動
回路21を制御して、モータ22を駆動させ、扉9を開
く。
【0049】図示省略したセンサにより,扉9の閉じら
れたことを認識したプロセッサ17は、再びコンソール
25からの指示により、上記動作を繰り返し、コンソー
ル25から格納終了の通知を受信すると、図6で説明し
た如く、アクセッサ制御回路24を制御してアクセッサ
2を駆動し、図7に示す如きボリューム管理テーブルを
作成してディスク装置26に格納する。
【0050】この時、プロセッサ17は、磁気テープカ
ートリッジのボリューム通番は使用せず、バーコードラ
ベルの番号を使用する。プロセッサ17は、コンソール
25からバーコードラベルの番号で磁気テープカートリ
ッジの複数の集合と、この複数の集合に対するスクラッ
チプール名として、ワーク〜を夫々指定されると、
図3に示す如く、ディスク装置26上に作成したボリュ
ーム管理テーブル上で、夫々の集合にスクラッチプール
名を付与して管理する。
【0051】即ち、例えば、図3(A) の斜線で示すバー
コードラベルから読取った番号A〜Lの磁気テープカー
トリッジの集合に対し、ワークを付与し、図3(A) の
点線で示す磁気テープカートリッジの集合にはワーク
を付与し、図3(A) の縦線で示す磁気テープカートリッ
ジの集合にはワークを付与して夫々の集合を区分す
る。
【0052】又、プロセッサ17はワーク〜で区分
された集合毎に、コンソール25から指示された保管期
間を登録する。この保管期間の登録はテーブルの各セル
毎に記録しても良いし、別個に保管期間のテーブルをデ
ィスク装置26上に作成しても良い。
【0053】プロセッサ17は、上記初期設定が完了す
ると、インタフェース回路16を経て上位装置11に準
備完了を報告する。上位装置11はユーザプログラムを
実行し、例えば、スクラッチプール名としてワークを
指定し、インタフェース回路16を経てプロセッサ17
に磁気テープカートリッジの運搬を指示する。
【0054】プロセッサ17はディスク装置26の図3
(A) に示すテーブルを参照し、任意のセルを選択し、例
えば、列番号 "0”で棚番号 "0”のセルに格納されて
いる番号Aの磁気テープカートリッジを選択する。
【0055】そして、セルドラム駆動回路19を経てモ
ータ20を駆動し、図6に示すセルドラム1を回転さ
せ、列番号 "0”をアクセッサ2に対向させると、アク
セッサ制御回路24を経てアクセッサ2を駆動して、棚
番号 "0”のセル位置にメカニカルハンド3を位置付け
させ、アーム4によりこのセル内の磁気テープカートリ
ッジを取り出させると、指定されたドライブ装置7の位
置に運搬させ、ドライブ装置7にセットさせる。
【0056】ドライブ装置7はセットされた磁気テープ
カートリッジを取込み、ヘッドの位置にロードすると、
ドライブ制御回路15を経て上位装置11にロード完了
を報告すると共に、インタフェース回路23を経てプロ
セッサ17にもロード完了を報告する。
【0057】上位装置11はデータをドライブ制御回路
15に送出し、ドライブ装置7にロードされた磁気テー
プカートリッジAにデータを書込ませる。データの書込
みが完了すると、ドライブ装置7から完了報告がプロセ
ッサ17に行われ、プロセッサ17はアクセッサ2を駆
動してドライブ装置7から磁気テープカートリッジを取
り出させ、列番号 "0”の棚番号 "0”のセルに運搬さ
せると、このセル内に磁気テープカートリッジAを格納
させる。
【0058】プロセッサ17は図3(B) に示す如く、こ
の磁気テープカートリッジAをテーブル上でスクラッチ
プール名のワークから除外し、保管期間が経過するま
で運搬対象としないように管理する。
【0059】続いて、上位装置11はユーザプログラム
を実行し、ワークを指定してプロセッサ17に磁気テ
ープカートリッジの運搬を指示する。プロセッサ17は
ディスク装置26の図3(B) に示すテーブルを参照し、
列番号 "0”で棚番号 "0”のセルに格納されている磁
気テープカートリッジAを除外して任意のセル、例え
ば、磁気テープカートリッジBを選択する。
【0060】そして、セルドラム駆動回路19を経てモ
ータ20を駆動し、図6に示すセルドラム1を回転さ
せ、列番号 "1”をアクセッサ2に対向させると、アク
セッサ制御回路24を経てアクセッサ2を駆動して、棚
番号 "0”のセル位置にメカニカルハンド3を位置付け
させ、このセル内の磁気テープカートリッジを取り出さ
せると、指定されたドライブ装置8の位置に運搬させ、
ドライブ装置8にセットさせる。
【0061】ドライブ装置8はセットされた磁気テープ
カートリッジを取込み、ヘッドの位置にロードすると、
ドライブ制御回路15を経て上位装置11にロード完了
を報告すると共に、インタフェース回路23を経てプロ
セッサ17にもロード完了を報告する。
【0062】上位装置11はデータをドライブ制御回路
15に送出し、ドライブ装置8にロードされた磁気テー
プカートリッジBにデータを書込ませる。データの書込
みが完了すると、ドライブ装置8から完了報告がプロセ
ッサ17に行われ、プロセッサ17はアクセッサ2を駆
動してドライブ装置8から磁気テープカートリッジを取
り出させ、列番号 "1”の棚番号 "0”のセルに運搬さ
せると、このセル内に磁気テープカートリッジBを格納
させる。
【0063】そして、プロセッサ17はこの磁気テープ
カートリッジBをテーブル上でスクラッチプール名のワ
ークから除外し、保管期間が経過するまで運搬対象と
しないように管理する。
【0064】プロセッサ17はディスク装置26上のス
クラッチプール名毎に区分された磁気テープカートリッ
ジの集合に付与された保管期間を監視しており、保管期
間を経過したスクラッチプール名の集合から除外された
磁気テープカートリッジは、再び元のスクラッチプール
名の集合に復帰させる。
【0065】即ち、前記磁気テープカートリッジA,B
は、再びワークの集合に復帰し、ワークを指定して
データの記録が指示されると、この磁気テープカートリ
ッジA,Bは再び運搬の対象となる。
【0066】図4及び図5は図2の動作を説明するフロ
ーチャートである。ステップ(1) でオペレータはコンソ
ール25から指示して、プロセッサ17に扉9を開か
せ、セルドラム1の棚に磁気テープカートリッジを格納
すると、格納終了をプロセッサ17に通知する。
【0067】ステップ(2) でプロセッサ17はアクセッ
サ2に各セルを探索させ、バーコードラベルの番号を読
取らせると、ディスク装置26にセル番号に対応して、
指定された磁気テープカートリッジを索引するためのテ
ーブルを作成する。
【0068】ステップ(3) でオペレータはコンソール2
5からバーコードラベルの番号に対応して、ユーザプロ
グラムが指定するボリューム名称、例えばワーク〜
をスクラッチプール名として指定する。従って、プロセ
ッサ17は図3(A) に示す如く、テーブル上で磁気テー
プカートリッジの集合にスクラッチプール名を付与し、
複数の磁気テープカートリッジの集合を夫々区分し得る
ように処理する。
【0069】ステップ(4) でオペレータはコンソール2
5からスクラッチプール名で区分された磁気テープカー
トリッジの集合に対し、データの保管期間を指定する。
従って、プロセッサ17はテーブル上でスクラッチプー
ル名毎の磁気テープカートリッジの集合に対し、保管期
間を登録する。
【0070】ステップ(5) で上位装置11はユーザプロ
グラムを実行して、スクラッチプール名として、例えば
ワークを指定して、磁気テープカートリッジの運搬を
プロセッサ17に指示して来る。
【0071】従って、プロセッサ17はステップ(6) で
ディスク装置26のテーブルを参照し、指定されたスク
ラッチプール名、ワークの中の任意の磁気テープカー
トリッジAを選択する。
【0072】そして、ステップ(7) でセルドラム1を回
転させ、列番号 "0”をアクセッサ2に対向させ、メカ
ニカルハンド3が棚番号 "0”に対向すると、アーム4
を繰り出させ、磁気テープカートリッジAを把持させて
指定されたドライブ装置に運搬させてセットさせる。
【0073】従って、ステップ(8) でドライブ装置から
磁気テープカートリッジのロード完了がプロセッサ17
と上位装置11に報告される。上位装置11はステップ
(9) でデータを送出してドライブ装置に記録を行わせ、
ドライブ装置からはデータの記録終了がプロセッサ17
に報告される。
【0074】プロセッサ17はステップ(10)でアクセッ
サ2を制御し、指定されたドライブ装置から磁気テープ
カートリッジAを取り出させ、元のセル、即ち、列番号
"0”で、棚番号 "0”のセルに格納させると、テーブ
ル上のスクラッチプール名から除外し、保管期間が経過
するまで運搬禁止の管理を行う。
【0075】ステップ(11)からステップ(16)までは、ス
テップ(5) からステップ(10)までと同一であるため、詳
細説明は省略する。ステップ(5) からステップ(10)まで
の動作は、ステップ(11)からステップ(16)に示す如く、
上位装置11が同一のユーザプログラムを実行する度に
繰り返される。
【0076】プロセッサ17は、ステップ(17)で運搬禁
止の管理中の磁気テープカートリッジの保管期間が経過
すると、当該磁気テープカートリッジを元のスクラッチ
プール名の集合に復帰させる。
【0077】そして、ステップ(18)で再度同じユーザプ
ログラムが実行され、同一スクラッチプール名が指定さ
れてデータの記録を指示された場合は、復帰させた磁気
テープカートリッジの任意の一つを選択して、ドライブ
装置にセットする処理を実行する。
【0078】尚、ディスク装置26には、磁気テープカ
ートリッジに退避させたデータを読出して、計算機シス
テムの再構築を行う場合に備えて、新たなバーコードラ
ベルの番号に対応して、退避させたデータの内容を示す
データベースがプロセッサ17により作成される。
【0079】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明は大容量記憶
装置でボリューム通番が同一の磁気テープカートリッジ
を取り扱うことが可能となるため、人手により管理され
て同一ボリューム通番を持つ磁気テープカートリッジを
使用して、計算機システムに接続されたディスク装置の
データを退避させ、予め定めた保管期間の間保存させる
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を説明するブロック図
【図2】 本発明の一実施例を示す回路のブロック図
【図3】 本発明のテーブルの一例を説明する図
【図4】 図2の動作を説明する図(その1)
【図5】 図2の動作を説明する図(その2)
【図6】 大容量記憶装置の一例を説明する図
【図7】 ボリューム管理テーブルを説明する図
【符号の説明】
1 セルドラム 2 アクセッサ 3 メカニカルハンド 4 アーム 5 磁気テープカートリッジ 6 セル 7、8 ドライブ装置 9 扉 10 大容量記憶装置 11 上位装置 12 テーブル 13 制御手段 14 収容棚 15 ドライブ制御回路 16、23 インタフェース回路 17 プロセッサ 18 制御記憶 19 セルドラム駆動回路 20、22 モータ 21 扉開駆動回路 24 アクセッサ制御回路 25 コンソール 26 ディスク装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録媒体を夫々格納する複数のセ
    ル(6) を収容した棚を複数段積み重ねた収容棚(14)と、 該記録媒体に対するデータの記録又は再生を行うドライ
    ブ装置(7) と、 指定されたセル(6) 又はドライブ装置(7) に該記録媒体
    を運搬してセットするか、又は指定されたセル(6) 又は
    ドライブ装置(7) から該記録媒体を取り出して運搬する
    アクセッサ(2) と、 該記録媒体に貼り付けられたバーコードラベルから読取
    った番号に基づき、該セル(6) にセットされた該記録媒
    体を選択するためのテーブル(12)を作成し、該テーブル
    (12)の内容を参照して上位装置(11)が送出する選択情報
    を変換し、該アクセッサ(2) を制御して該上位装置(11)
    が指定する記録媒体を選択させる制御手段(13)と、 を備えた大容量記憶装置において、 該制御手段(13)に、与えられたスクラッチプール名とバ
    ーコードラベルの番号に基づき、同一名称のスクラッチ
    プール名毎に、前記テーブル(12)上で前記記録媒体の集
    合を作成させ、夫々の集合に対応するスクラッチプール
    名を付与する処理を行わせた後、該テーブル(12)上で、
    前記上位装置(11)が指定するスクラッチプール名が付与
    された記録媒体の集合の中から、一つの記録媒体を抽出
    して、前記ドライブ装置(7) にセットさせてデータの書
    込みを行わせた後は、該テーブル(12)上のスクラッチプ
    ール名の集合から除外して管理させることを特徴とする
    大容量記憶装置の記録媒体管理方法。
  2. 【請求項2】 上記大容量記憶装置において、 上記制御手段(13)に、上記テーブル(12)上でスクラッチ
    プール名の集合から除外された記録媒体に対し、指定さ
    れた期間中は、上記ドライブ装置(7) に運搬することを
    禁止させる管理を行わせることを特徴とする請求項1記
    載の大容量記憶装置の記録媒体管理方法。
  3. 【請求項3】 上記大容量記憶装置において、 上記制御手段(13)に、上記テーブル(12)上でスクラッチ
    プール名の集合から除外された記録媒体に対し、指定さ
    れた期間が経過した後は、元のスクラッチプール名の集
    合に復帰させ、上記ドライブ装置(7) に運搬されること
    を許可する管理を行わせることを特徴とする請求項1及
    び請求項2記載の大容量記憶装置の記録媒体管理方法。
JP4053025A 1992-03-12 1992-03-12 大容量記憶装置の記録媒体管理方法 Pending JPH05258535A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9390758B2 (en) 2014-01-08 2016-07-12 Fujitsu Limited Library apparatus, storage medium initialization method and library controller

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9390758B2 (en) 2014-01-08 2016-07-12 Fujitsu Limited Library apparatus, storage medium initialization method and library controller

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Effective date: 20021015