JPH087742Y2 - 拡大観察装置 - Google Patents

拡大観察装置

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JPH087742Y2
JPH087742Y2 JP1992016463U JP1646392U JPH087742Y2 JP H087742 Y2 JPH087742 Y2 JP H087742Y2 JP 1992016463 U JP1992016463 U JP 1992016463U JP 1646392 U JP1646392 U JP 1646392U JP H087742 Y2 JPH087742 Y2 JP H087742Y2
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JP
Japan
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image
observation
mode
illumination lamp
display
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Application number
JP1992016463U
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English (en)
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JPH0568176U (ja
Inventor
英幸 関口
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Scalar Corp
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Scalar Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、美容、医療、学術、
工業等の各種分野で種々の観察物を手軽に拡大観察する
のに好適な拡大観察装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は先に拡大観察装置について特
願平2−224327号を提案した。この特願平2−2
24327号は、例えば特開平1−308527号に示
されるような拡大観察装置の簡易化を意図したもので、
特開平1−308527号で用いられている光ファイバ
を用いた外部発光源方式による照明用光源に代えて、そ
の撮像具に観察物の照明用の発光源つまり照明用のラン
プを内蔵させることにより簡易化を図っている。
【0003】ところで、これらの拡大観察装置において
大事なことの一つは、焦点深度をより大きくとれるよう
にするということであり、このために絞りを小さくする
関係から観察物の照明源により強力なものを与えれるよ
うにする、ということである。このため、前記照明用ラ
ンプ内蔵タイプの場合には、より強力なランプを用いる
ことになるが、この強力なランプによる発熱で撮像具内
部が高温化するという問題がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】そこで、この考案は、
照明用ランプ内蔵の撮像具を備える拡大観察装置につい
て、照明用ランプの無駄な点灯を避け、発熱量の抑制を
図れるようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案による拡大観察
装置は、光学系で結像された観察物の像をとらえる撮像
手段及び観察物の観察部位を照明するための照明用ラン
プをケース体に内蔵してなる撮像具と、撮像手段でとら
えた観察物の像を再生するディスプレイと、及び撮像手
段からの画像信号を記憶してディスプレイに出力する記
憶手段とを備え、撮像手段からの画像信号を記憶手段に
連続的に取り込みつつディスプレイに出力して動画像を
表示する動画モードと、記憶手段への画像信号の取り込
みを停止し、この停止直前に取り込んだ画像信号のみを
出力して静止画像を表示する静止画モードとの切り換え
が可能とさてなっており、且つ動画モードと静止画モー
ドの切り換え制御と照明用ランプのON・OFF制御と
が連動させられ、静止画モード時に記憶手段への画像信
号の取り込みを停止した際に照明用ランプがOFFとな
るようにされている。
【0006】この拡大観察装置は、撮像手段で得られた
映像信号を記憶手段に一旦記憶させた後、この記憶手段
からディスプレイに出力するようにしている。これは、
観察物の特定の部位を集中的に観察する場合に、この部
位の画像を静止画像にして観察できるようにするためで
ある。すなわち、観察物に対し撮像具を走査させて観察
しつつ詳細な観察を必要とする部位に行き当たったらそ
の部位を集中的に観察することになるが、走査により次
々と得られる画像つまりスルー画像(動画像)はによる
観察の場合には、新たな画像を常に記憶手段に取り込み
つつディスプレイに出力するようにしておき、集中観察
の場合には記憶手段への画像の取り込みを停止し、既に
貯蔵されている当該部位の画像だけをディスプレイに静
止画像として出力するようにしているものである。
【0007】このような静止画像による観察の場合には
新たな画像の取り込みは必要でなく、したがって照明用
ランプによる照明も不要である。そこで、静止画像観察
の場合つまり記憶手段への映像信号の入力停止の状態と
なった場合に、これに連動させて照明用ランプをOFF
とするようにしているもので、これにより照明用ランプ
の無駄な点灯を避けることができることになる。
【0008】このような映像信号の入力制御と照明用ラ
ンプのON・OFF制御との連動構造は、好ましくは、
撮像具のケース体に自動復帰式の押しボタンスイッチを
設け、この押しボタンスイッチを押下した状態で動画モ
ードとなると共に、照明用ランプがONとなるように
し、一方押しボタンスイッチの開放により静止画モード
となると共に、照明用ランプがOFFとなるように構成
される。
【0009】
【実施例】以下、この考案の実施例を説明する。この実
施例による拡大観察装置1は、図2に示すように、撮像
具2、制御ユニット3、及びディスプレイ4を備えてな
っている。
【0010】撮像具2は、図3に示すように、観察物M
の像を所定の倍率で結像させる光学系5、光学系5で結
像された観察物の像をとらえる撮像手段6、及び観察物
Mの観察部位を照明するための照明用ランプ7をケース
体8に内蔵してなっており、撮像手段6には、例えばC
CDのような固体撮像素子を用いた固体カメラが用いら
れている。尚、図中20はレンズで、21は光学系用の
フィルタユニットで、22は光路変更ミラーで、23は
絞りで、24は照明系用のフィルタユニットである。
【0011】制御ユニット3には、図1に示すように、
撮像手段6からの映像信号を記憶してディスプレイ4に
出力する記憶手段9が設けられ、またこの記憶手段9へ
の映像信号の入力の制御と共に撮像具2の照明用ランプ
7のON・OFF制御を互いに連動させて行なうスイッ
チング制御回路10が設けられている。一方、撮像具2
にはそのケース体8の表に突出するようにして自動復帰
式の押しボタンスイッチ11が設けられており、この押
しボタンスイッチ11がスイッチング制御回路10に接
続されている。
【0012】このような拡大観察装置1を使用するに
は、撮像具2を手に持ち、先ずその押しボタンスイッチ
11を押下する。するとスイッチング制御回路10を通
じて照明用ランプ7が点灯すると共に、撮像手段6から
出力される映像信号の記憶手段9への取り込みが可能な
状態になる。この状態で照明用ランプ7により観察物M
の観察部位を照明しつつその像を撮像手段6に取り込む
と共にディスプレイ4に出力して観察を行なう。
【0013】このような観察は次々に新たな画像が取り
込まれて再生される状態のスルー画像(動画像)観察で
あるが、このスルー画像観察を行なっている際中に特に
詳細な観察を必要とする部位に出会った場合には、スル
ー画像を静止画像にして観察を行なう。この静止画像観
察は、記憶手段9への新たな画像の取込みを停止した状
態で行なうもので、停止前に記憶手段9に蓄えた映像信
号をディスプレイ4に再生して行なう。この際の記憶手
段9への画像の取込みの停止は押しボタンスイッチ11
の押下を開放することによりスイッチング制御回路10
を通じてなされるもので、同時に照明用ランプ7も消灯
する。以上の操作についてのタイミング関係を図にして
示すと図4の通りである。
【0014】
【考案による効果】この考案による拡大観察装置は、以
上説明したように、撮像手段からの映像信号を記憶手段
に一旦記憶してディスプレイに出力するようになってお
り且つ、この記憶手段への映像信号の入力制御と照明用
ランプのON・OFF制御とが連動するようになってい
るので、静止画像観察の場合の照明用ランプの無駄な点
灯を確実に防止することができる。したがって、このよ
うな拡大観察装置には、より強力な照明用ランプの採用
が可能となり、さらに大きな焦点深度が可能となるので
よりよい観察条件を実現できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による拡大観察装置の制御関係につい
ての構成図。
【図2】この考案による拡大観察装置の構成図。
【図3】この考案による拡大観察装置の撮像具の構成
図。
【図4】この考案による拡大観察装置の制御タイミング
図。
【符号の説明】
1 拡大観察装置 2 撮像具 4 ディスプレイ 5 光学系 6 撮像手段 7 照明用ランプ 8 ケース体 9 記憶手段 10 スイッチング制御回路 11 押しボタンスイッチ M 観察物

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系で結像された観察物の像をとらえ
    る撮像手段及び観察物の観察部位を照明するための照明
    用ランプをケース体に内蔵してなる撮像具と、撮像手段
    とらえた観察物の像を再生するディスプレイと、及び
    撮像手段からの画像信号を記憶してディスプレイに出力
    する記憶手段とを備え、撮像手段からの画像信号を記憶
    手段に連続的に取り込みつつディスプレイに出力して動
    画像を表示する動画モードと、記憶手段への画像信号の
    取り込みを停止し、この停止直前に取り込んだ画像信号
    のみを出力して静止画像を表示する静止画モードとの切
    り換えが可能とさている拡大観察装置であって、動画モ
    ードと静止画モードの切り換え制御と照明用ランプのO
    N・OFF制御とを連動させ、静止画モード時に記憶手
    段への画像信号の取り込みを停止した際に照明用ランプ
    がOFFとなるようにしたことを特徴とする拡大観察装
    置。
  2. 【請求項2】 撮像具のケース体に自動復帰式の押しボ
    タンスイッチを設け、この押しボタンスイッチを押下し
    た状態で動画モードとなると共に、照明用ランプがON
    となるようにし、一方押しボタンスイッチの開放により
    静止画モードとなると共に、照明用ランプがOFFとな
    るようにした請求項1に記載の拡大観察装置。
JP1992016463U 1992-02-21 1992-02-21 拡大観察装置 Expired - Lifetime JPH087742Y2 (ja)

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JP1992016463U JPH087742Y2 (ja) 1992-02-21 1992-02-21 拡大観察装置

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JP1992016463U JPH087742Y2 (ja) 1992-02-21 1992-02-21 拡大観察装置

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JPH0568176U JPH0568176U (ja) 1993-09-10
JPH087742Y2 true JPH087742Y2 (ja) 1996-03-04

Family

ID=11916951

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JP1992016463U Expired - Lifetime JPH087742Y2 (ja) 1992-02-21 1992-02-21 拡大観察装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005316036A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Olympus Corp 撮像装置、照明光制御方法および照明光制御プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63280578A (ja) * 1987-05-12 1988-11-17 Asahi Res Kk カメラライト付ビデオカメラの制御装置

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JPH0568176U (ja) 1993-09-10

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