JPH087728Y2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH087728Y2
JPH087728Y2 JP3851587U JP3851587U JPH087728Y2 JP H087728 Y2 JPH087728 Y2 JP H087728Y2 JP 3851587 U JP3851587 U JP 3851587U JP 3851587 U JP3851587 U JP 3851587U JP H087728 Y2 JPH087728 Y2 JP H087728Y2
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JP
Japan
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array
image
felt
converging
image sensor
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JP3851587U
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JPS63147066U (ja
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明 石口
一男 榎本
典由 坂田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は集束性光伝送体アレイを用いた画像読取装置
に関する。
従来の技術 近年装置の小型化の要請に基づいて、集束性光伝送体
から構成されるアレイレンズをその光学系に使用した画
像読取装置が開発されている。これらの画像読取装置
は、ファクシミリ、複写機、電子黒板等の画像読取に採
用可能であり、装置の小型化におおいに寄与している。
集束性光伝送体は、細長いシリンダ状の光伝送体であっ
て、その特徴とするところは、屈折率がその横断面上で
半径方向へ、中心軸に対して対称的に二次曲線的に変化
している点であり、一般的にセルホックレンズなる商品
名により知られている。
このような屈折率分布を有するため集束性光伝送体を
その長さ方向へ伝送される光は、正弦曲線を描いて蛇行
し、したがってこれを適当な長さに裁断することによ
り、集束性光伝送体に結像機能を付与することができ
る。
第4図は、集束性光伝送体を用いた結像素子として従
来知られているものの一例を示している。すなわち、結
像素子1は、正立等倍像を結像し得る長さに揃えられた
多数の同一形状の集束性光伝送体1−1,1−2,1−3,…1
−nをその長さ方向に垂直な方向に並列させ、各集束性
伝送体間に図示しない遮光部材を介在させてこれを最稠
密に束ね、上記長さ方向の両端部を揃えて、個々の集束
性光伝送体の微小な端面の集合面が細長いスリット状の
端面を成すようにして、図示の枠体1aにより一体化して
構成している。
このような集光性光伝送体アレイを用いた画像読取装
置の一例を第5図及び第6図に示す。10はプラテンガラ
スであり、画像読取装置のフレーム12に取付けられてい
る。集束性伝送体アレイ14が、フレーム12と一体的に形
成されたフレーム16にネジ18を螺合し、板バネ20の一端
をネジ18で集束性光伝送体アレイ14の端部下端面に押え
付け、他端部をフレーム12の下面に当接させることによ
り、プラテンガラス10からの距離が調整可能なように取
付けられている。すなわちネジ18を締付けたり緩めたり
することにより板バネ20が適当に撓んで集束性光伝送体
アレイ14のプラテンガラス10からの距離が調整される。
このため板バネ20は薄く幅も狭いように形成されてお
り、バネ定数も小さく設定されている。
22はプラテンガラス10上に載置された原稿、あるいは
プランテンガラス10上を移動する原稿を照明するための
LEDアレイであり、集束性光伝送体アレイ14の両側にそ
れぞれ一列づつ設けられている。また24はCCD等のイメ
ージセンサであり、プラテンガラス10上に載置された原
稿、あるいはプラテンガラス10上を移動する原稿の像が
集束性光伝送体アレイ14により結像する位置に儲けられ
ている。集束性光伝送体アレイ14の両側にはその全長に
わたって黒フエルト26が貼付されており、その先端はイ
メージセンサ24に当接していて、イメージセンサ24の受
光面にゴミ等が落ちるのを防止している。
然して、プラテンガラス10上に原稿を載置して画像読
取装置を移動することにより、あるいは、画像読取装置
を固定してプラテンガラス10を横切って原稿を移動させ
ることにより、LEDアレイ22により照明された原稿から
の反射光が集束性光伝送体アレイ14によりイメージセン
サ24上に結像し、原稿の画像がイメージセンサ24により
読み取られるようになっている。
考案が解決しようとする問題点 しかし上述した従来の画像読取装置は、イメージセン
サ24上にゴミ等が落下するのを防止するために、厚さ1m
m程度の黒フエルトを集束性光伝送体アレイ14の両側に
貼付して、その先端がイメージセンサ24に当接するよう
に構成しているので、フエルト26が比較的厚く剛性が比
較的強いために集束性光伝送体アレイ14がフエルト26に
より板バネ20を撓ませて浮き上がってしまい、光学系の
調整がしずらいという問題があった。このため調整に多
大な時間を要していた。
本考案はこのような点に鑑みなされたものであり、そ
の目的とするところは、イメージセンサ上へのゴミ落下
等による画像欠損を解消し、さらに、集束性光伝送体ア
レイの浮き上がり問題を解消して光学系の調整時間を短
縮可能な画像読取装置を提供することである。
問題点を解決するための手段 本考案によれば、上述した従来技術の問題点を解決す
るために、集束性光伝送体アレイの両側面にその長手方
向全長にわたりフィルムを貼付する。このフィルムの上
にフエルトを貼付し、フエルトの先端がイメージセンサ
に当接するように構成する。貼付するフィルムは黒色フ
ィルムが望ましい。
作用 このように本考案によれば、集束性光伝送体アレイの
両側面にその長手方向にわたりフィルムを貼付すると共
に、該フィルムにフェルトを貼付し、フェルトの先端が
イメージセンサに当節するようにしたので、イメージセ
ンサ上へのゴミ落下等による画像欠損が解消される。ま
た薄いフエルトを使用できることから、集束性光伝送体
アレイの浮き上りの問題が解消され、調整時間を大幅に
短縮できる。
実施例 以下本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
することにする。
第1図は本考案の画像読取装置の一実施例の概略構成図
を示しており、第5図に示した従来装置と同一構成部分
については同一符号を付して説明することにする。
10はプラテンガラスであり画像読取装置のフレーム12
に取付けられている。プラテンガラス10からの距離が調
整可能なように、第6図に示した従来装置と同様な手段
により、集束性光伝送体アレイ14が取付けられている。
22は原稿照明用のLEDアレイであり、集束性光伝送体ア
レイ14の両側に一列づつ設けられている。また24は集束
性光伝送体アレイ14により原稿の像を結像する位置に配
置されたCCD等のイメージセンサである。
集束性光伝送体アレイ14の両側面には、その長手方向
全長にわたり厚さ100μm程度の黒色フィルム28が貼付
されている。黒色フィルム28は集束性光伝送体アレイ14
の下端面と概略同一位置に設けられた屈曲部28bで屈曲
されており、外側方向に向かって末広がりとなるような
形状にされている。また黒色フィルム28の先端部28aは
イメージセンサ24表面に接触しないようにその長さが調
整されている。黒色フィルム28の集束性光伝送体アレイ
14への接着は、例えば両面テープを使用することにより
達成される。黒色フィルム28表面には厚さが0.3mm程度
のフエルト(不燃布)30が両面テープを使用して貼り付
けられており、その先端30aはイメージセンサ24表面に
接触している。フエルト30の色はどのような色でも採用
可能である。
集束性光伝送体アレイ14への黒色フィルム28の貼付
は、長手方向全長にわたり両面テープを貼付するのでは
なく、第2図に符号32で示すように部分的に複数箇所で
貼付するのが望ましい。黒色フィルム28へのフェルト30
の貼付も同様である。これは、長手方向全長にわたり黒
色フィルム28を集束性光伝送体アレイ14へ貼付したとす
ると、第3図に示すように粘着剤の硬化により黒色テー
プ28に収縮力が発生し、集束性光伝送体アレイ14が反っ
てしまい、十分な光学特性が得られない事もあるからで
ある。
然してプラテンガラス10上に置かれた原稿を、画像読
取装置を移動することにより、あるいは画像読取装置を
固定してプラテンガラス10を横切って原稿を移動するこ
とにより、原稿を走査し、LEDアレイ22により照明され
た原稿からの反射光が、集束性光伝送体アレイ14により
イメージセンサ24上に連続的に結像し、イメージセンサ
により原稿の画像が読取られる。
本実施例によれば、フェルト30の先端部30aがイメー
ジセンサ24表面に接触しているので、イメージセンサ24
上へのゴミ落下等による画像欠損を解消できる。さら
に、厚さ100μm程度の黒色フィルム28を集束性光伝送
体アレイ14の両側面に貼り付け、黒色フィルム28表面に
フェルト30を貼り付けているので、厚さ0.5m以下の薄い
フェルトが使用可能となり、集束性光伝送体アレイ14の
浮き上がり問題が解消され、調整時間が短縮される。ま
た、黒色フィルム28は、集束性光伝送体アレイ14の下端
面と概略同一位置に設けられた屈曲部28bで屈曲されて
おり、外側方向に向かって末広がりとなるような形状で
あるので、光学系調整時に、フェルト30が内側に回り込
むことが防止され、フェルト30がイメージセンサ24の受
光面を塞ぐことを防止できる。
考案の効果 本考案の画像読取装置は集束性光伝送体アレイの両側
面にその長手方向にわたりフィルムを貼付すると共に、
該フィルムにフェルトを貼付し、フェルトの先端がイメ
ージセンサに当接するようにしたので、従来問題があっ
た集束性光伝送体アレイの浮き上がり問題が解消され、
光学系の調整時間を大幅に短縮できるという効果を奏す
る。さらに、イメージセンサ上へのゴミ落下等による画
像欠損というトラブルを未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の画像読取装置一実施例の概略構成図、 第2図は黒色フィルムの望ましい貼付方法を示す模式
図、 第3図は黒色フィルムを全長にわたり貼付したときの反
り状態を示す模式図、 第4図は本考案で使用する集束性光伝送体アレイの斜視
図、 第5図は従来の画像読取装置の概略構成図、 第6図は従来装置及び本考案の画像読取装置における集
束性光伝送体アレイ支持方法を示す概略構成図である。 10……プラテンガラス、14……集束性光伝送体アレイ、
20……板バネ、22……LEDアレイ、24……イメージセン
サ、26……黒色フエルト、28……黒色フィルム、30……
フエルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】集束性光伝送体アレイをプラテンガラスか
    ら所定距離に取付け、プラテガラス上に載置された、又
    はプラテンガラス上を移動する原稿からの反射光を、前
    記集束性光伝送体アレイによりイメージセンサ上に結像
    するように構成した画像読取装置において、 前記集束性光伝送体アレイの両側面にその長手方向全長
    にわたりフィルムを貼付すると共に、該フィルムにフエ
    ルトを貼付し、フエルトの先端が前記イメージセンサに
    当接するようにしたことを特徴とする画像読取装置。
JP3851587U 1987-03-18 1987-03-18 画像読取装置 Expired - Lifetime JPH087728Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3851587U JPH087728Y2 (ja) 1987-03-18 1987-03-18 画像読取装置

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JP3851587U JPH087728Y2 (ja) 1987-03-18 1987-03-18 画像読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63147066U JPS63147066U (ja) 1988-09-28
JPH087728Y2 true JPH087728Y2 (ja) 1996-03-04

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ID=30850837

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JP3851587U Expired - Lifetime JPH087728Y2 (ja) 1987-03-18 1987-03-18 画像読取装置

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