JPH0877155A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法

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JPH0877155A
JPH0877155A JP7059445A JP5944595A JPH0877155A JP H0877155 A JPH0877155 A JP H0877155A JP 7059445 A JP7059445 A JP 7059445A JP 5944595 A JP5944595 A JP 5944595A JP H0877155 A JPH0877155 A JP H0877155A
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JP7059445A
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Inventor
Yoshinori Hatayama
佳紀 畑山
Masahiro Ishiba
正大 石場
Tetsuo Takeyama
哲夫 竹山
Takashi Hazui
隆史 筈井
Kimio Nagasawa
喜美男 長沢
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/166Editing, e.g. inserting or deleting

Abstract

(57)【要約】 【目的】既存の文書等のデータを用いてその内容を変更
する場合に、作業者の負担を軽減することができる情報
処理装置を提供する。 【構成】文字列や図形,画像等のデータの入力・編集を
行う情報処理装置において、文字列や図形,画像等の内
容を表す意味情報をデータと関連づけて管理する変数管
理部11を設けた。そして、文書を編集する際には、そ
の文書のデータ(文字列)がもつ意味情報を基に、関連
する複数のデータを変数管理部11から読み出して表示
部3に表示し、その表示されたデータから所望のデータ
を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書(文字),図形,
画像などのデータを作成、編集、出力する情報処理装置
及び情報処理方法に関するものである。特に文書作成時
における作業効率を向上させることが可能な情報処理装
置及び情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、日本語ワードプロセッサ等の情
報(文書)処理装置は、かな漢字変換手段を備えてお
り、ローマ字キーやかなキーを用いて漢字列に対応する
かな文字列を入力し、漢字変換キーを入力すると、かな
漢字変換手段は、その入力に応答して漢字に変換する。
すなわち、このかな漢字変換手段を用いることで、日本
語の文書が作成される。
【0003】この情報処理装置を利用して文書を作成す
る際の利点の一つは、一度作った文書の必要な個所を変
更するだけで、その文書を再利用できることが挙げられ
る。例えば、文書の日付や住所、会社名、部署名、相手
先、差出人等の項目の文字は変更する可能性が高く、こ
れらを変更すれば一度作った文書を再利用できる。
【0004】文書の文字を変更する最も簡単な方法とし
ては、かな漢字変換手段を用いてキーボードにて文字を
入力して、変更することが挙げられるが、必要な文字列
を得るためには新規文書の入力のときと同様に、漢字混
じり文字列に対応するかな文字列を入力する必要があ
る。このため、ユーザにとっては、その入力に手間や負
担がかかる。なお、文字列を入力する際に、ユーザが学
習による同音異義語を選択する場合は入力の負担は多少
軽減されるが、全体的には入力の負担は軽減されない。
【0005】そこで、従来、文書処理装置においては、
入力の手間をできるだけ省くために定型文書を自動的あ
るいは半自動的に作成する手段を備えたものが提案され
ている。この定型文書自動作成手段は、ビジネス文書や
手紙文などの文例を予めシステム側で用意しておき、文
書の用途や目的に関するパラメータを対話型のインター
フェースを用いて入力していく。例えば、手紙の種類
「出産のお祝い」、差出人の名前「××太郎」、宛先の
名前「大阪花子」等のパラメータを入力していくと、
「出産のお祝い」の文例が提示されるようになってい
る。
【0006】又、定型文書自動作成手段は、「拝啓」等
の頭語や「新緑の候」等の時候の挨拶などのように、フ
レーズ毎に言い換え表現を予めシステム側で用意してお
き、ユーザの言い換え指示に応答して、その用意された
言い換え表現をユーザに提示する。そして、ユーザが所
望の表現を選択することにより、ビジネス文書や手紙文
が作成されるようになっている。
【0007】又、文書処理装置においては、データベー
スを利用して文書の変更する文字列(項目)を選択する
手段を備えたものもある。この手段は、予めデータベー
スファイルを作成し、そのファイルに使用する可能性の
ある文字列のデータを登録しておく。そして、データベ
ースを利用する際、ユーザはデータベースから所望のフ
ァイルを指定し、その中から所望の文字列のデータを取
出して既存文書の文字列を変更する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、定型文書自動
作成手段を備えた文書作成装置においては、新規文書の
作成時における文字列の入力と同様に、パラメータを入
力する必要があり、ユーザに対する負担は解消されな
い。
【0009】又、定型文書半自動作成手段を備えた文書
作成装置においては、例えば、頭語の「拝啓」の文字列
と、言い換えの候補である他の文字列(例えば、「拝
呈」等)とを対応付けておく必要があり、その作業に手
間がかかる。
【0010】更に、データベースを利用する手段を備え
た文書作成装置においては、ユーザが事前にデータベー
スを構築し、データを入力したり、データベースを利用
する際にファイル名を指定する等の面倒な操作を必要と
する。しかも、データベースの文字列のデータは入力し
た順に出現するため、頻繁に使用するデータであるにも
かかわらず出現が後のほうである場合、そのデータを取
り出すのに手間がかかる。更に、必要な項目の内容を一
旦メモリに格納し、それを読み出すなどの面倒な操作を
必要とした。又、このような処理を行うためには専用の
プログラムを記述したり、複雑な操作によってデータの
対応付けを行う必要があり、一般ユーザにとって非常に
使いづらいものであった。
【0011】上記した情報処理装置は、文字列を単なる
1文字単位の文字コードデータの集まりとして捉えてお
り、編集処理はその文字コードデータに対して行われ
る。しかし、それぞれの文字列には、その内容を表す
(人間が理解するための)意味を含んでいる。例えば、
「××電機」と言った場合、この文字列には「会社名」
という意味が含まれる。つまり、従来の情報処理装置で
は、文字列をそれ自身が持つ意味単位で扱うことができ
なかった。これは、図形や画像についても同様である。
そこで、本発明者等は、その文字列に含まれる意味の情
報を用いれば、上記問題点を解決できるのではないかと
鋭意検討した結果、本発明を完成した。
【0012】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は既存の文書等のデータを
用いてその内容を変更する場合に、作業者の負担を軽減
することができる情報処理装置及び情報処理装置を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、文字列や図形,画像等のデータの入力・
編集を行う情報処理装置において、そのデータの意味・
役割を表す意味情報を保持する意味情報記憶手段を備え
たことを要旨とする。
【0014】又、本発明は、文字列や図形,画像等のデ
ータの意味・役割を表す意味情報を抽出する意味情報解
析手段を備え、この抽出した意味情報を前記意味情報記
憶手段に格納することを要旨とする。
【0015】更に、本発明は、意味情報記憶手段に格納
された意味情報を修正する意味情報編集手段を備えたこ
とを要旨とする。
【0016】
【作用】本発明によれば、意味情報記憶手段が文字列や
図形,画像等のデータの意味・役割を表す意味情報を保
持しているので、例えば、既存の文書を再利用する場合
において、その意味情報を基に変更する文字列の候補
を、その意味情報記憶手段から読み出すことが可能とな
る。従って、その読み出されたされた文字列の候補を表
示し、その表示された文字列の候補に従って、所望の文
字列を選択するようにすれば、既存文書の文字列に対応
して変更する文字列を入力する必要がなくなり、ユーザ
の入力の負担が軽減されるとともに、操作性が向上す
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図37に従って説明する。図1は、情報処理装置として
の文書処理装置のブロック図を示し、情報処理装置1は
メイン制御部1,入力部2,表示部3,テキスト処理部
4,テキストデータ記憶部5,意味処理部6,意味情報
管理部7,意味命令実行部8,意味解析部9,一覧表示
処理部10,変数管理部11,データベース処理部1
2,データベースデータ記憶部13,リンクデータ処理
部14及びリンクデータ記憶部15を備えている。
【0018】入力部2は、キーボードやマウス等の入力
手段から構成され、各種編集機能の実行、各種モードの
設定、文字コード列の指定及び文字データの入力等に応
じたデータをメイン制御部1を介してテキスト処理部4
等に出力する。表示部3は、CRT ディスプレイ又はLCD
ディスプレイ等の表示手段から構成され、文字データ、
ウインドウ、操作メニュー等の情報を表示する。
【0019】入力部2は、選択入力キー2a,意味情報
変更キー2bを備えている。選択入力キー2aは、図2
に示すように、表示部3に表示された文書Aの任意の文
字列をカーソルKで指定した状態で、図24に示すよう
に、その文字列の意味と同じ意味をもつ候補文字列S等
を表示して、その候補文字列Sから任意の文字列を選択
するときに使用される。ここで意味とは、文字列がもつ
実質的な情報あるいは、文字列の内容を表す情報のこと
をいう。なお、図2,図3,図24,図27,図28,
図31では、カーソル表示及び反転表示文字を四角枠で
囲って表現してある。意味情報変更キー2bは、図32
に示すように、文書Aの文字列がもつ意味情報を画面に
表示させて変更するときに使用される。
【0020】図1に示すように、メイン制御部1は、入
力部2及び出力部3を制御するとともに、入力部2から
の指示データに応じた処理を行う。メイン制御部1は、
図4に示すようなカーソル位置バッファB1 と、図5
(a)に示すような範囲指定バッファB2 を備えてい
る。カーソル位置バッファB1 は、カーソルKの位置の
データを行及びカラムで格納する。範囲指定バッファB
2 は文字列を範囲指定したときのスタート位置とエンド
位置のデータを行及びカラムで格納する。
【0021】例えば、図2の文書Aの文字「三」の上に
カーソルKが移動されたとき、メイン制御部1は、入力
部2からのカーソル移動の指示に応答して、移動後のカ
ーソル位置のデータ(この場合、行「4」,カラム
「5」)をカーソル位置バッファB1 に格納する。同時
にメイン制御部1は、その行とカラムのデータを範囲指
定バッファB2 のSTART(スタート位置)及びEN
D(エンド位置)にそれぞれ格納する。
【0022】テキストデータ記憶部5は、メモリから構
成されており、図6に示すようなテキストデータTを格
納する。テキスト処理部4は、主にテキストデータTの
読み出し及び書き込みを行う。テキストデータTは漢字
コードT1 ,ATT(属性)データT2 ,意味情報番号
T3 ,文節T4 ,及びリンク番号T5 から構成される。
【0023】漢字コードT1 は、文字を表すためのコー
ドデータであり、1文字毎に対応したコードデータが格
納される。ATTデータT2 は、アンダーライン等の文
字属性や、反転等の表示のための属性を表すデータであ
り、各文字の漢字コードに対応してそれぞれ格納され
る。このATTデータT2 は、テキスト処理部4で生成
される。
【0024】意味情報番号T3 は、図16(b)に示す
ように、複数あるいは1つの意味番号N(この場合、
「100」)を代表して、意味情報管理部7で付与され
る番号データ(この場合、「10」)である。このよう
に意味情報番号T3 を付与するのは、1つの文字列に対
して複数の意味ラベルが抽出される場合があるためであ
る。そして、この意味情報番号T3 は、意味情報管理部
7の番号管理テーブルMT2 に格納されるとともに、テ
キストデータ記憶部5に文節あるいは文字に対応して格
納される。
【0025】意味番号Nは、図15(b)に示すよう
に、意味ラベルL(この場合、「名前」)に応じて、意
味情報管理部7で付与される番号データである。この意
味番号Nは、意味情報管理部7の意味情報管理テーブル
MT1 に意味ラベルLと対応して格納される。
【0026】意味ラベルLは、図8(a),(b)に示
すように、意味解析部9で抽出された文字列(例えば、
「三洋太郎」)の内容を表す意味の識別子(この場合、
「名前」)であり、その識別子はコードデータである。
この意味ラベルLは、内部データベースとしての変数管
理部11の意味データDT(意味辞書)に文字列Gと対
応して格納されている。
【0027】図6に示すように、文節T4 は、漢字コー
ドT1 に対応してテキスト処理部4で生成される文節の
切れ目を表すためのデータである。リンク番号T5 は、
図29に示すように、データベースデータ記憶部13に
格納されたデータベース名を表すリンク情報Ldと漢字
コードT1 とのリンクを得るための番号データである。
このリンク番号T5 は、リンク処理部14で生成され、
テキストデータ記憶部5とリンクデータ記憶部15のリ
ンク設定テーブルLTに、リンク情報Ldとともに格納
される。
【0028】図1に示す意味処理部6は、意味情報管理
部7や意味解析部9の制御を行うとともに意味情報の編
集を行う。意味情報管理部7は、意味情報管理テーブル
MT1 及び番号管理テーブルMT2 を備えており、意味
情報の管理を行う。意味命令実行部8は、変数管理部1
1、一覧表示処理部10及びリンクデータ処理部14の
制御を行う。意味解析部9は、与えられた文字列を解析
して、そこから意味(意味ラベルL)を抽出する。
【0029】一覧表示処理部10は、与えられたデータ
の一覧表示とデータの選択処理を行う。変数管理部11
は、図8(a)に示すように、意味ラベルL(意味情
報)と文字列Gとを関連づけ、更に意味属性Pをもつ意
味データDTを備えている。この意味データDTは、
「肩書き」,「敬称」以外に「宛先」,「差出人」,
「住所」,「件名」及び「年月日」等の文書の主たる構
成文字列に対応した意味ラベルLを備えている。又、変
数管理部11は、意味データDTに基づいて図9(a)
に示すように、意味ラベルLと意味属性Pを対にした意
味情報リストMLを作成する。ここで、意味属性Pは、
システムが予め用意した意味ラベルLであるか否かを区
別するためのデータであり、その用意された意味ラベル
Lの意味属性は「0」であり、それ以外の自動登録ある
いは手動登録された意味属性は図8(b),図9(b)
に示すように、「1」となる。又、変数管理部11は、
図21に示すように、意味ラベルLに対応する対応文字
列G及び、その頻度情報Q等を管理する。頻度情報Q
は、その対応文字列Gが文書に表示され、かつ指定され
る頻度を把握するための情報であり、その頻度情報Qの
値の高い対応文字列Gが優先して候補文字列Sの上位に
表示される。
【0030】データベース処理部12は、データベース
データ記憶部13に格納されたデータベースデータの管
理を行う。データベースデータ記憶部13はデータベー
ス(カード)毎の図25に示すような意味管理テーブル
ED及び図26に示すようなデータベースデータ(実デ
ータ)DBを格納する。
【0031】意味管理テーブルEDは、公知のように1
件(レコード)ごとのデータを管理し、意味ラベルと対
応した項目名,条件及び階層のデータをもつ。項目名は
意味ラベルと対応したデータベースデータDBの項目名
を表すデータである。条件は、フィールドに定義された
計算式(小計=単価×個数等)のデータであり、階層は
データベースの階層レベルを表すデータである。
【0032】リンクデータ処理部14は、リンク情報L
dに対応するリンク番号T5 を生成し、図29に示すよ
うに、これらのデータを対応させてリンクデータ記憶部
15のリンク設定テーブルLTに格納するとともに、リ
ンク番号T5 をテキストデータ記憶部5に格納する。
【0033】上記各部6〜12,14は大きく分けて、
前処理フェーズと実行処理フェ−ズの2つのフェ−ズに
応じた処理を行う。前処理フェーズは、図2に示すよう
に例えば、選択入力を望む文字列上の1文字「三」にカ
ーソルKを移動させるか、又は文字列を範囲指定して選
択入力キー2aを押したときに、その文字列に意味が登
録されていない場合に実行される処理である。前処理フ
ェーズでは、主に解析処理用データの生成,意味の抽
出,意味番号及び意味情報番号の付与,及び意味情報番
号の登録が行われる。
【0034】実行処理フェ−ズは前処理フェーズが完了
した後に実行される処理である。実行処理フェ−ズで
は、主に登録された意味情報番号に基づく意味ラベルの
取得,その意味ラベルに対応する候補文字列の取得,候
補文字列の一覧表示,データベースの選択に基づくデー
タベース名の一覧表示,そのデータベース名の選択に基
づく候補文字列の一覧表示、及び選択入力時に指定され
た文字列(以下、指定文字列という)と選択された文字
列との置き換え等が行われる。
【0035】前処理フェーズにおいて、意味命令実行部
8は、図6に示すように、テキストデータTから図7に
示すような解析処理用データを生成する。解析処理用デ
ータは、解析対象文字列E1 ,解析ベース文字列E2 ,
及び解析対象文字列位置E3から構成される。解析対象
文字列E1 は範囲指定された意味付けの対象となる解析
文字列のデータであり、文字列の範囲指定が為されてい
ない場合、「φ」(φはデータ無しを示す)となる。
【0036】解析ベース文字列E2 は図5(a)に示す
範囲指定バッファのSTARTの値置から前方に30個
の文字数、ENDの値から後方に30個の文字数で、そ
れぞれ行を越えない範囲で読み出されたデータである。
又、読出しの際に、行頭と行末のスペースは無視され
る。尚、この解析ベース文字列E2 を、行を越えない範
囲で読み出されるデータとしたが、句読点を越えない範
囲で読み出されるデータとしてもよい。解析対象文字列
位置E3 は、解析ベース文字列E2 における解析文字列
の相対位置(この場合、「3」)を表すデータである。
【0037】意味解析部9は、解析ベース文字列E2 に
対して検索開始位置WBIを設定して、WBI=0の文
字列(この場合、「課長_三洋太郎_殿」)からKBI
=1,KBI=2の文字列の順に、意味データDTの文
字列Gとの文字列マッチングを行う。意味解析部9は図
11に示すような候補テーブルKTを備えており、マッ
チングした文字列Gと対応する意味ラベルLを意味属性
Pとともに、候補テーブルKTに格納する。
【0038】この候補テーブルKTは、FROMデータ
K1 ,NEXTデータK2 ,及びSTATUSデータK
3 を備えている。FROMデータK1 は解析ベース文字
列E2 に対する一致文字列(例えば、「課長」)の先頭
位置(この場合、「0」)のデータである。NEXTデ
ータK2 は解析ベース文字列E2 に対する一致文字列
(例えば、「課長」)の後尾文字の次位置(この場合、
「2」)のデータである。この2つのデータにより、解
析文字列の範囲が分かる。
【0039】STATUSデータK3 は、図13に示す
ように、マッチングにより得られた意味ラベルLの候補
に対して「0」がセットされ、推定により得られた意味
ラベルLの仮想候補に対応して「1」がセットされるデ
ータである。仮想候補とは、前後の意味ラベルLの候補
の関連で推定できる候補である。例えば、図12に示す
候補テーブルKTにおいて、意味解析部9は、文字列
「課長」の意味ラベルLの候補が「肩書き」、文字列
「殿」の意味ラベルLの候補が「敬称」であるとき、そ
の2つの文字列間のスペースを除く文字列「三洋太郎」
の意味ラベルLの仮想候補を経験則から「名前」とし
て、図13に示すように候補テーブルKTに格納する。
すなわち、意味解析部9は、このようにして仮想候補を
導き出すための経験則に基づくデータを持っている。
【0040】意味解析部9は、候補テーブルKTのFR
OMデータK1 に基づいて、出力データを決定する。こ
の決定は、解析対象文字列位置E3 に最も近い文字列の
意味ラベルLを出力するのが妥当であるという判断基準
に基づいて行われる。そして、この出力データはその妥
当な意味ラベルLと、このデータLに対応するFROM
データK1 及びNEXTデータK2 から構成され、意味
解析部9の図示しない出力バッファに格納される。
【0041】又、意味解析部9は、解析対象文字列E1
に範囲指定された文字列のデータがセットされていると
き、その解析対象文字列E1 (この場合、「三洋太
郎」)を指定して、変数管理部11に検索を要求する。
変数管理部11は、 意味データDTを用いて、指定さ
れた解析対象文字列E1 と一致する文字列Gを得るべく
検索する。変数管理部11は、この検索により解析対象
文字列E1 との文字列Gとが完全に一致すればステータ
スを「0」にセットし、それ以外の場合はステータスを
「1」にセットする。そして、意味解析部9は、ステー
タスが「0」のとき、一致した文字列Gに対応する意味
ラベルLを読み出して、自己の出力バッファに格納す
る。
【0042】意味処理部6は、出力データを受取り、そ
の中の意味ラベルL(この場合「名前」)を意味情報管
理部7に出力する。意味情報管理部7は、この第1の意
味ラベルLと意味情報管理テーブルMT1 の第2の意味
ラベルLとのマッチングを行う。意味情報管理部7はマ
ッチングした場合、第2の意味ラベルLに対応する意味
番号Nを抽出し、番号管理テーブルMT2 に格納する。
意味情報管理部7はマッチングしなかった場合、第1の
意味ラベルLと新たな意味番号Nを対応づけて、意味情
報管理テーブルMT1 及び番号管理テーブルMT2 にそ
れぞれ格納する。すなわち、意味情報管理部7は意味情
報管理テーブルMT1 ですでに使用されていない番号を
もつ意味番号Nを新たに生成する。そして、意味情報管
理部7は、番号管理テーブルMT2 に格納された意味番
号Nに対応する意味情報番号T3を生成し、これをその
テーブルMT2 に格納する。このときもすでに使用され
ていない番号をもつ意味情報番号T3 を生成する。
【0043】意味命令実行部8は、FROMデータK1
及びNEXTデータK2 ,解析対象文字列位置E3 及び
範囲指定バッファB2 のスタート位置のデータを用い
て、意味情報番号T3 を格納すべきテキストデータTの
文字列の位置情報を求める。
【0044】意味命令実行部8は、この位置情報に基づ
いて、各漢字コードT1 に対応して意味情報番号T3
(この場合、「10」)と、ATTデータT2
(「1」)をテキストデータ記憶部5にそれぞれ格納す
る。そして、テキスト処理部4は、表示部6に対してテ
キストデータTの表示要求を行う。
【0045】更に、意味命令実行部8は、候補テーブル
KTを用いて意味解析部9により抽出された意味ラベル
L(この場合、「名前」)と、その意味ラベルLに対応
する文字列(この場合、「三洋太郎」)とを変数管理部
11に出力して登録を指示する。
【0046】変数管理部11はこれらの与えられたデー
タを、図20に示すバッファに意味ラベルL毎に対応す
る対応文字列G及び頻度情報Qを格納し、これらのデー
タを管理する。その際、変数管理部11は、格納する意
味ラベルLを検索し、見つからなければ、新たにデータ
バッファを確保し、そこに与えられた意味ラベルL,対
応文字列G及び頻度情報Qを格納する。
【0047】又、変数管理部11は、格納する意味ラベ
ルLがバッファに存在する場合、指定文字列と同じ文字
列Gがバッファ内にすでに存在しているか検索する。変
数管理部11は、この文字列Gがバッファ内に存在する
場合、頻度情報Qを更新する。その際、変数管理部11
は、更新された頻度情報Qがバッファの上位の頻度情報
Qを越える場合は頻度情報Qの値に応じて、データを入
れ替える。すなわち、変数管理部11は、頻度情報Qの
中で、最も値の大きいデータをバッファの上位にセット
する。
【0048】更に、バッファ内に意味ラベルLは存在す
るが、同じ文字列Gが存在しなければ、変数管理部11
は、頻度情報Qの値に応じて指定文字列をセットする。
この際、バッファが全て使用されている場合、バッファ
内のデータで最も頻度情報Qの値の低い(複数あれば、
その中で最も最近使われていない)文字列を削除し、対
応文字列Gをセットする。
【0049】ここで、上記構成に従う前処理フェーズの
処理を説明する。 〔前処理フェーズ〕図2に示す文書Aの文字列「三洋太
郎」の1文字「三」上にカーソルKが移動されると、メ
イン制御部1は、入力部2からの指示データに応答し
て、カーソル位置のデータ(行「4」,カラム「5」)
を図4に示すカーソル位置バッファB1 と、図5(a)
に示す範囲指定バッファB2 のSTARTおよびEND
にそれぞれ格納する。
【0050】メイン制御部1は、カーソルKの移動に応
答してテキスト処理部4を起動する。テキスト処理部4
は、図6に示すようにカーソルKの移動後の位置の文字
に対応するATTデータT2 を「1」にし、図示はしな
いがカーソルKの移動前の位置の文字に対応するATT
データT2 を「0」にして、表示部3に表示要求する。
表示部3はこの表示要求に応答して、図2に示すよう
に、カーソルKの位置の文字「三」を反転表示する。テ
キスト処理部4は以上の処理を終えると制御をメイン制
御部1に戻す。
【0051】この状態で、選択入力キー2aが押される
と、メイン制御部1は範囲指定バッファB2 の値を意味
命令実行部8へ転送するとともに、その意味命令実行部
8に制御を移す。
【0052】次に、意味命令実行部8の動作を図33の
フローチャートに基づいて説明する。ステップ600
(以下、ステップをSという)において、図5(a)の
範囲指定バッファB2 のSTARTの値とENDの値を
比較して、文字列の範囲指定がなされているか否かを判
断する。両値が一致する場合、文字列の範囲指定がされ
ていないと判断し、S603に移行する。
【0053】S603において、範囲指定バッファB1
のSTARTの値、ENDの値に基づいて、テキスト処
理部4を介して図6のテキストデータTから図7に示す
意味解析部9で意味解析するための解析用データを読み
出す。その結果、解析対象文字列E1 が「φ」(φはデ
ータ無しを示す),解析ベース文字列E2 が「課長_三
洋太郎_殿」(「_」はスペースを表す),解析対象文
字列位置E3 が「3」の解析用データが得られる。この
解析用データが意味処理部6にセットされ、意味処理部
6は起動する。
【0054】意味処理部6では、意味命令実行部8から
制御が移ると、セットされた解析用データを意味解析部
9に渡して、意味解析部9に制御を移す。次に、意味解
析部9の動作を図34〜図36のフローチャートに従っ
て説明する。
【0055】ここで初期状態として図8(a)に示すよ
うに、変数管理部11の意味データDTには、上位から
「課長」,「部長」,「様」,「殿」の各文字列Gと、
上位から2つの「肩書き」,2つの「敬称」の意味ラベ
ルLと、4つの「0」の意味属性Pとが予め格納されて
いるものとする。
【0056】以下、S300〜S306は、解析対象文
字列E1 にデータがセットされているとき、すなわち、
ユーザによって語句の範囲指定がなされたときに実行さ
れる。S300〜S306の処理の例として、文字列
「三洋太郎」の始点・終点がユーザによって指定された
とき、すなわち、解析対象文字列E1 が「三洋太郎」の
ときの処理を以下に説明する。
【0057】S300において、意味解析部9は解析用
データを入力データとして受け取り、意味ラベルLと意
味属性Pを対にした意味情報の全データ(意味情報リス
トML)を変数管理部11へ要求し、図9(a)に示す
ような意味情報リストMLを得る。
【0058】次に、S301、S302、S303でル
ープ処理を行う。S301では、意味情報の全データに
ついて、以下のS302、S303の処理が行われたか
否かを判定し、意味情報の全データについて処理を終え
れば、図35のS400に移行する。
【0059】S302において、意味解析部9は意味ラ
ベルL「肩書き」と、意味属性P「0」と、解析対象文
字列「三洋太郎」を指定して、変数管理部11に対して
検索を要求する。変数管理部11は、意味データDTを
検索して、その意味データDTにある文字列Gと解析対
象文字列とが完全に一致しないと判断して、ステータス
を「1」にセットする。
【0060】S303において、意味解析部9はステー
タスが「0」であるか否か、すなわち、完全に一致する
文字列があるか否かを判断し、この場合、ステータスが
「1」であるので、S301に移行する。次に、S30
2において、意味ラベルL「敬称」、意味属性P
「0」、解析対象文字列「三洋太郎」を指定して、前記
と同様に検索し、この検索でも文字列Gと検索文字列と
が完全に一致しないと判断して、ステータスを「1」に
セットする。そして、同様にS303を介してS301
に移行する。
【0061】このようにしてS301、S302、S3
03でループ処理を行った結果、一つも完全に一致する
データがなく、意味ラベルLを抽出できなかったとき
は、S400へ移行する。
【0062】なお、S303において、ステータスが
「0」であれば文字列が一致したものとしてS304に
移行する。S304において、意味解析部9は意味デー
タDTの一致文字列に対応する意味属性Pが「0」であ
るか否かを判定し、「0」である場合、S305におい
て、その意味属性Pを「1」にセットする。S304に
おいて、「0」でない場合は、S306に移行し、意味
解析部9は意味ラベルLと、一致文字列の解析ベース文
字列E2 に対するFROMデータ及びNEXTデータと
を出力バッファに格納する。
【0063】S400において、意味解析部9は意味情
報のデータを変数管理部11へ要求し、図9(a)に示
すような意味情報の全データを得る。S401におい
て、意味解析部9は図10に示すように、候補テーブル
KTを初期化して、その候補テーブルKTにヌルデ−タ
「0」をセットする。
【0064】S402において、S400で得た意味情
報の全データについて、以下の処理S403〜407,
S409を行ったか否かを判定し、その処理を終える
と、S408に移行する。S403において、意味解析
部9は、解析ベース文字列E2の検索開始位置WBIに
初期値0をセットする。S404において、検索開始位
置WBIが、解析ベース文字列E2 のエンド位置となっ
た場合、S402へ移行する。その場合以外はS405
に移行する。
【0065】S405において、意味解析部9は、KB
I=0のときは「課長_三洋太郎_殿」、KBI=1の
ときは「長_三洋太郎_殿」(「_」はスペースを表
す)と変数管理部11の意味データDTとの文字列マッ
チングを行う。この場合のマッチングは、意味データD
Tの文字列GがKBI番目からの解析ベース文字列E2
に含まれれば、一致したと判断する。
【0066】S406では、S405でのマッチングの
結果、一致する文字列がある(出力数>0である)か否
かの判断を行う。一致する文字列がある場合、S409
へ、一致するデータがない場合、S407へ移行する。
S409において、候補テーブルKTにマッチした文字
列に対応する意味ラベルLを書き込む。すなわち、変数
管理部11に図8(a)のような意味データDTがあ
り、WBI=0、意味ラベルL「肩書き」、意味属性P
「0」のとき、S405のマッチングで一致する文字列
G「課長」が見つかり、S406を経て、S409にお
いて、図11に示すように、候補テーブルKTに意味ラ
ベルL「肩書き」,FROMデータK1 「0」,NEX
TデータK2 「2」,意味属性P「0」,STATUS
データK3「0」が格納される。
【0067】S407において、意味解析部9は、検索
開始位置WBIに「1」を加え、WBI=1としてS4
04に移る。このような処理S404〜407,S40
9を繰り返して全ての検索が終わると、図12に示すよ
うな候補テーブルKTを得てS408に移行する。
【0068】S408において、意味解析部9は数値処
理すなわち、解析ベース文字列E2に数値文字列が存在
する場合に、その数値文字列を候補テーブルKTに格納
する処理を行う。
【0069】例えば、解析ベース文字列E2 が「第12
回」の場合、10の位の「1」と1の位の「2」を連結
して、一つの候補として意味ラベル「数値」、意味属性
「0」を付加して候補テーブルKTに格納する(FRO
M:1、NEXT:3、意味ラベル:数値、意味属性:
0、STATUS:0が格納される)。
【0070】S410において、意味解析部9は前後の
意味ラベルLの候補(「肩書き」,「敬称」)の関連で
経験則に基づいて、意味ラベルLの仮想候補(「名
前」)を推定し、その仮想候補を図13に示すように候
補テーブルKTに格納する。このとき、仮想候補の意味
ラベルLに対応するSTATUSデータK3 を「1」に
セットする。
【0071】図10に示すS500において、意味解析
部9は候補テーブルKTに基づいて、出力すべき意味ラ
ベルLを「名前」と決定し、S501において決定され
た意味ラベルL「名前」を意味解析部9の図示しない出
力バッファに格納し、制御を意味処理部6へ戻す。又、
図14に示す解析ベース文字列E2 に対する文字列の始
点であるFROMデータK1 「3」と、終点の文字の次
位置であるNEXTデータK2 「7」も、意味ラベルL
「名前」とともに出力データとして出力バッファに格納
される。
【0072】次に、図33のフローチャートのS604
を説明する。意味処理部6は、その出力データを意味解
析部9から第1の出力候補である優先されるべきデータ
として受取り、意味情報管理部7を起動する。
【0073】意味情報管理部7は意味解析部9で生成さ
れた意味ラベルL「名前」と、意味情報管理テーブルM
Tの意味ラベルLとの文字列マッチング処理を行う。マ
ッチングした場合、そのマッチした意味ラベルLに対応
する意味番号Nを番号管理テーブルMT2 に格納する。
【0074】マッチングしない場合は、意味番号N「1
00」を生成して、図15(b)に示すように、意味情
報管理テーブルMTに意味ラベルL「名前」と意味番号
N「100」を対応づけて格納する。又、意味番号N
「100」を番号管理テーブルMT2 に格納する。
【0075】次に、意味情報管理部7は、番号管理テー
ブルMT2 に格納された意味番号N「100」を代表す
る意味情報番号T3 「10」を生成し、テーブルMT2
に格納し、その格納した意味情報番号T3 「10」を意
味処理部6に出力する。
【0076】意味処理部6は、意味情報管理部7から意
味情報番号T3 「10」を受け取ると、意味解析ベース
文字列E2 を用いて抽出された意味ラベルL「名前」に
対応する文字列の範囲を表すFROMデータK1 「3」
及びNEXTデータK2 「7」と,意味情報番号T3
「10」を意味命令実行部8に出力し、制御を意味命令
実行部8に戻す。
【0077】意味命令実行部8は、範囲指定バッファB
2 のSTARTのカラム「5」,解析対象文字列位置E
3 「3」,FROMデータK1 「3」,NEXTデータ
K2「7」を用いて対応文字列のテキスト上の位置情報
を求める。すなわち、意味命令実行部8は、範囲指定バ
ッファB2 のスタート位置のカラムのデータ(この場
合、「5」)から解析対象文字列位置E3 (この場合、
「3」)を減算した値(「2」)を、FROMデータK
1 (この場合、(「3」)及びNEXTデータK2 (こ
の場合、「7」)にそれぞれ加算する。そして、この得
られた値(「5」,「9」)と文節T4 とから、意味情
報番号T3 の格納の対象となる文字列の先頭位置STA
RT「4行5カラム」と後尾位置END「4行8カラ
ム」が得られる。このようにして、文字列の解析ベース
文字列E2 に対する相対的位置からテキストデータT上
の位置が得られる。
【0078】次いで、意味命令実行部8は、図17に示
すように、求められた位置情報に基づいて、意味処理部
6から得た意味情報番号T3 「10」をテキスト処理部
4を介して、テキストデータ記憶部5のテキストデータ
Tに書き込む。
【0079】又、意味命令実行部8は、対応文字列に対
応するATTデータT2 「1」をテキスト処理部4を介
して、テキストデータ記憶部5のテキストデータTに書
き込む。意味命令実行部8は、図5(b)に示すよう
に、対応文字列の先頭位置STARTの値「4行5カラ
ム」と、後尾位置ENDの値「4行8カラム」を範囲指
定バッファB2 に格納する。
【0080】テキスト処理部4は、各データT2 ,T3
の格納を終えると表示部6に対して表示要求を行い、表
示部6が図19に示すようにテキストデータTの表示を
行った後、制御を意味命令実行部8に戻す。
【0081】なお、上記した意味情報管理部7及び意味
命令実行部8の処理は、S501において意味解析部9
に格納された出力データ(意味ラベルL「名前」,FR
OMデータK1 「3」及びNEXTデータK2 「7」)
に基づくものである。S306において意味解析部9に
格納された出力データ(意味ラベルL「名前」及び一致
文字列のFROMデータ及びNEXTデータ)も同様に
処理される。
【0082】更に、意味命令実行部8は対応文字列「三
洋太郎」と意味ラベルL「名前」の登録の指示を変数管
理部11に送り、制御を変数管理部11に移す。変数管
理部11は、例えば、図20に示すように、意味ラベル
L「名前」に対応させて、その対応文字列G「三洋太
郎」及び頻度情報Q「1」を図示しないバッファに登録
する。
【0083】又、図22に示すように、意味ラベルL
「名前」に対応する文字列G「田中花子」を登録する場
合、すでに「田中花子」が、バッファ上に存在するの
で、図22(a)に示すように頻度情報Q「8」を
「9」に更新する。ここで、頻度情報Qは「9」である
が、上位の「三洋太郎」の頻度情報Qが「10」である
ので文字列の入れ替えは行わない。もし「田中花子」の
更新後の頻度情報Qが「10」以上となれば、「三洋太
郎」と「山田花子」の文字列の入れ替え処理を行う。
【0084】図22(b)に示すように、意味ラベルL
「名前」と、文字列G「疋田秀治」が送られてきたとき
に、バッファにその文字列が存在せず、かつバッファが
全て使用されている場合、すでに格納された文字列「岡
村大輔」を削除し、新たな文字列G「疋田秀治」を、同
一頻度情報Q「1」を持つ文字列群の先頭にセットす
る。このように変数管理部11は、与えられたデータの
登録処理を行い、意味命令実行部8に制御を戻す。意味
命令実行部8は制御をメイン制御部1に戻し、前処理フ
ェーズの処理が完了する。
【0085】次に、実行処理フェーズにおける構成を説
明する。意味命令実行部8は、範囲指定バッファB2 に
格納されたSTART及びENDの値に基づいて、テキ
ストデータ記憶部5から漢字コードT1 に対応する意味
情報番号T3 を読み出す。
【0086】意味命令実行部8は読み出された意味情報
番号T3 から意味ラベルLを得るべく、意味情報管理部
7に要求する。意味情報管理部7は、与えられた意味情
報番号T3 に基づいて、番号管理テーブルMT2 から意
味番号Nを抽出する。このとき、1つの意味情報番号T
3 から複数の意味番号Nが抽出される場合には、任意の
1つの意味番号Nが選択される。
【0087】意味情報管理部7は、抽出された意味番号
Nに基づいて、意味情報管理テーブルMT1 から意味ラ
ベルLを抽出し、意味命令実行部8に出力する。意味命
令実行部8は、変数管理部11から選択候補となる全て
の文字列Gを得るべく、その管理部11に意味情報管理
部7からの意味ラベルLと、全ての文字列Gを受け入れ
て出力するためのバッファのアドレスを出力する。
【0088】変数管理部11は、与えられた意味ラベル
Lに対応する文字列Gが自己のバッファに登録されてい
るか否かを判定し、登録されている場合には、その文字
列Gを図23に示すように、頻度情報Qの値の高い順
に、意味命令実行部8の出力用バッファの対応するアド
レスにセットする。
【0089】意味命令実行部8は、出力バッファにセッ
トされた全ての文字列Gを一覧表示部10に送り、図2
4に示すように、その文字列Gを候補文字列Sとして表
示部3の画面にメニュー23と同時に一覧表示させる。
【0090】一覧表示部10は、候補文字列Sのデータ
表示欄20と、文字列の入力欄21と、データベース名
一覧ボタン22とから構成されるメニュー23をもつ。
入力欄21は、データ表示欄20に表示された候補文字
列Sの中に所望の候補がない場合に、所望の文字列を入
力するための欄である。一覧表示部10は、候補文字列
Sのいずれかの選択、入力欄21への文字列の入力、デ
ータベース名一覧ボタン22の選択の3つの場合に応じ
たステータスをセットする。
【0091】意味命令実行部8は、一覧表示部10でセ
ットされたステータスから候補文字列Sのいずれかが選
択されるか、又は、入力欄21に文字列が入力されたと
判断すると、範囲指定バッファB2 のデータに基づい
て、テキストデータ記憶部5に格納された漢字コードT
1 を削除し、その削除された位置に選択された候補文字
列Sの漢字コードを挿入する。
【0092】意味命令実行部8は、データベース名一覧
ボタン22が選択されたと判断すると、意味情報管理部
7から出力された意味ラベルLに対応するデータベース
の検索をデータベース処理部12に要求する。
【0093】データベース処理部12は、その要求に応
答してデータベース処理部12で管理しているすべての
データベースを検索し、与えられた意味ラベルをもつデ
ータベース名を意味命令実行部8を介して一覧表示部1
0に出力する。ここでデータベース名とは作成されたデ
ータベース(カード)毎に一意につけた名前であり、デ
ータベースを識別するためのものである。一覧表示部1
0は、図27に示すように得られたデータベース名を候
補データベース名Hとして表示部3の画面に表示させ
る。すなわち、意味命令実行部8は、データベース名一
覧ボタン22の選択に応答して、候補文字列Sの表示か
ら候補データベース名Hの表示に切り換える。
【0094】データベース処理部12は、表示された候
補データベース名Hから選択されたデータベース名と、
意味ラベルLに基づいて、意味管理テーブルEDから対
応する項目名を検索する。そして、データベース処理部
12は、その抽出された項目名に基づいて、データベー
スデータDBから対応する全ての文字列を検索して、意
味命令実行部8を介して一覧表示部10に出力する。一
覧表示部10は、図27に示すように得られたデータベ
ース候補文字列Jを表示部3の画面に表示させる。すな
わち、意味命令実行部8は、候補データベース名Hのい
ずれか1つの選択に応答して、候補データベース名Hの
表示からデータベース候補文字列Jの表示に切り換え
る。
【0095】リンクデータ処理部14は、選択されたデ
ータベース名をリンク情報Ldとしてリンクデータ記憶
部15のリンク設定テーブルLTに格納するとともに、
そのデータベース名に対応したリンク番号T5 を生成
し、これをテーブルLTに格納する。意味命令実行部8
は、得られたリンク番号T5 データをテキストデータ記
憶部5に格納するよう、テキスト処理部4に要求する。
【0096】次に、上記構成に従う実行処理フェーズの
処理を説明する。 〔実行処理フェーズ〕図2に示すように、選択入力のた
めの候補文字列を表示したい語句の文字列上の1文字
「三」にカーソルKがあるとき、範囲指定により文字列
の範囲を指定した後、選択入力キー2aが押されたもの
として実行処理フェーズの説明を行う。なお、範囲指定
せずに選択入力キー2aが押された場合には、上述した
前処理フェーズにおいて文字列の範囲指定がなされて、
引き続き実行処理フェーズの処理(S600以降の処
理)が行われる。
【0097】入力部2において、図示しない範囲指定キ
ーが押されると、メイン制御部1内において、範囲指定
の処理が行われる。まず、図2において、カーソルKが
文字「三」上にあるときに範囲指定キーが押された場
合、その時点でのカーソル位置バッファB1 に格納され
たカーソルKの位置の値(4行5カラム)を図5(a)
に示すように範囲指定バッファB2 のSTARTに格納
する。
【0098】続いて、入力部2により、図示しないカー
ソル移動指示キーを操作して図3に示すように文字
「郎」の位置までカーソルKを移動し、ここで図示しな
い実行キーを押すと、その時点でのカーソル位置バッフ
ァB1 に格納されたカーソルKの位置の値(4行8カラ
ム)を図5(b)に示すように範囲指定バッファB2 の
ENDに格納する。
【0099】このとき、テキスト処理部4は、範囲指定
バッファB2 のSTARTからENDの値に対応するテ
キストデータTのATTデータT2 を全て「1」にセッ
トして、表示部6に表示要求する。表示部6はその要求
に応答して、図19に示すように指定文字列「三洋太
郎」の反転表示を行う。
【0100】次に、入力部2によって選択入力キー2a
が押されると、メイン制御部1は、図5(b)に示す範
囲指定バッファB2 の値を意味命令実行部8に出力する
とともに、その実行部8へ制御を移す。
【0101】次に意味命令実行部8の動作を図33のフ
ローチャートに従って説明する。図33に示すS600
において、意味命令実行部8は文字列が範囲指定されて
いるか否かを、図5(b)に示す範囲指定バッファB2
のSTARTとENDの値を比較して判断する。このS
TARTとENDの両値が一致しない場合、文字列の範
囲指定がなされているものと判断して、S601に移行
する。S601では、図17に示すように、テキスト処
理部4を介して指定文字列に対応する意味情報番号T3
をテキストデータ記憶部5から読み出す。この意味情報
番号T3 は前処理フェーズにおいて既にセットされたデ
ータである。
【0102】このとき、図18に示すように、指定文字
列に対応する意味情報番号T3 がない場合は、上記した
S603以降の前処理フェーズの処理を行うことにより
意味情報番号T3 を得る。
【0103】以下、意味情報番号T3 がテキストデータ
Tにあるものとして説明する。S601において意味情
報番号T3 「10」を得ると、S602でこの意味番号
「10」を文字列コード(意味ラベルL)に変換するた
め、意味情報管理部7を起動する。
【0104】意味情報管理部7は、意味情報番号T3
「10」と、図16(b)に示す番号管理テーブルMT
2 の意味情報番号T3 とのマッチングを行い、意味情報
番号T3 「10」に対応する意味番号N「100」を抽
出する。更に、意味情報管理部7は、その意味番号N
「100」と、図15(b)に示す意味情報管理テーブ
ルMT1 の意味番号Nとのマッチングを行い、意味番号
N「100」に対応する意味の文字列である意味ラベル
L「名前」を抽出し、これを意味命令実行部8に出力す
る。以降、図37に示すフローチャートに従って説明す
る。
【0105】S701において、意味命令実行部8はそ
の意味ラベルL「名前」に対応する全ての候補文字列を
得るため、変数管理部11を起動する。そして、変数管
理部11に対し、意味ラベルL「名前」と出力用バッフ
ァのアドレスを出力する。
【0106】変数管理部11は、自己のバッファに意味
ラベルL「名前」が登録されているかを検索し、図22
(b)に示すように、その「名前」が登録されていると
判断すると、その「名前」に対応する「三洋太郎」から
「田辺優彦」の全ての文字列を候補文字列Sとして図2
3に示すように、頻度情報Q順に出力用バッファにセッ
トする。そして、変数管理部11は、制御を意味命令実
行部8に戻す。
【0107】次に、S702において、意味命令実行部
8は、変数管理部11により出力用バッファにセットさ
れた候補文字列Sを、一覧表示処理部10に送る。一覧
表示処理部10は表示部3に表示要求し、表示部3はメ
ニュー23を表示するとともに、複数の候補文字列Sを
データ表示欄20に表示する。
【0108】データ表示欄20に表示された候補文字列
Sのうちいずれか1つの文字列が選択されると、一覧表
示処理部10は、選択された文字列Sを与えられたバッ
ファにセットするとともに、候補文字列Sから1つの文
字列が選択されたことを示すステータスをセットする。
【0109】これとは別に、入力欄21に文字列が入力
されると、一覧表示処理部10は、その入力された文字
列を与えられたバッファにセットするとともに、入力欄
21に文字列が入力されたことを示すステータスをセッ
トする。
【0110】更に、データベース名一覧ボタン22が選
択されると、一覧表示処理部10は、そのボタン22が
選択されたことを示すステータスをセットする。そし
て、一覧表示処理部10は、セットされたステータスを
意味命令実行部8に出力するとともに、意味命令実行部
8に制御を戻す。
【0111】次に、S703において、意味命令実行部
8は、一覧表示処理部10から出力されたステータスの
判定を行う。すなわち、データ表示欄20の候補文字列
Sのいずれか1つが選択されたか、入力欄21に文字列
が入力されたか、データベース名一覧ボタン22が選択
されたかが判断される。
【0112】ステータスに基づいて、候補文字列Sのい
ずれかが選択されたか、文字列が入力されたと判断する
と、S710に移行する。S710において、意味命令
実行部8は、得られた置き換え用の候補文字列Sと、範
囲指定された文字列の位置情報の先頭位置4行5カラ
ム、最後位置4行8カラムに基づき、テキスト処理部4
を介して、その指定文字列「三洋太郎」の漢字コードT
1 を削除し、同じ位置に候補文字列Sの漢字コードを挿
入する。
【0113】S703において、データベース名一覧ボ
タン22が選択されと判断すると、S704に移行す
る。S704において、意味命令実行部8は、データベ
ース処理部12に対し、S701において出力された意
味ラベルL「名前」と出力用のバッファのアドレスを送
り、その意味ラベルL「名前」を持つデータベース名の
検索を指示し、制御をデータベース処理部12に移す。
【0114】データベース処理部12は、図25に示す
意味管理テーブルEDのデータベースの全てのファイル
に対し、与えられた意味レベル「名前」をもつデータベ
ース名を検索する。そして、データベース処理部12
は、見つかったデータベース名を意味命令実行部8の出
力バッファにセットし、意味命令実行部8に制御を戻
す。
【0115】次に、S705において、意味命令実行部
8は、得られたデータベース名が2つ以上の場合、出力
バッファにセットされた複数のデータベース名を候補デ
ータベース名Hとして一覧表示処理部10に出力し、そ
の候補データベース名Hの表示と選択処理を指示し、制
御を一覧表示処理部10に移す。この時、検索した結
果、データベース名が1つしか得られなかった場合は、
S706へ移行する。
【0116】一覧表示処理部10は、図27に示すよう
に、候補データベース名Hを表示し、ユーザからの選択
入力を待つ。図27に示すように、例えば、データベー
ス名「顧客名簿」が選択されると、一覧処理部10は、
選択された「顧客名簿」を出力用バッファにセットし、
意味命令実行部8に制御を戻す。
【0117】次に、S706において、意味命令実行部
8は、データベース処理部12に対して、選択されたデ
ータベース名「顧客名簿」と意味ラベルL「名前」と出
力用バッファのアドレスを送り、「顧客名簿」の意味管
理テーブルEDの意味ラベルL「名前」に対応した項目
名「顧客名」の全データを要求する。
【0118】データベース処理部12は、与えられた項
目名「顧客名」を持つデータベースデータDBを検索
し、見つけられたベースデータDBの文字列の全データ
をデータベースデータ記憶部13から読み出して、出力
用バッファにセットする。
【0119】S707において、意味命令実行部8は、
出力バッファにセットされた文字列の全データをデータ
ベース候補文字列Jとして、一覧表示処理部10に送
り、その文字列Jの表示と選択処理を指示し、制御を一
覧表示処理部10に移す。
【0120】図28に示すように、データベース名「顧
客管理」で意味ラベルL「名前」に対応するデータベー
ス候補文字列Jが表示された状態で、例えば、文字列J
「武本賢一」が選択されると、一覧表示処理部10は、
その文字列J「武本賢一」を出力用バッファにセット
し、意味命令実行部8に制御を戻す。
【0121】S708において、意味命令実行部8は、
一覧表示処理部10でセットされた文字列J「武本賢
一」と意味ラベルL「名前」を変数管理部11に送り、
変数管理部11は与えられた意味ラベルL「名前」と文
字列J「武本賢一」を図示しないバッファに登録する。
【0122】S709において、意味命令実行部8は、
S705で得られたデータベース名「顧客管理」をリン
クデータ処理部14に送り、リンクデータ処理部14に
登録を指示し、制御をリンクデータ処理部14に移す。
【0123】リンクデータ処理部14は、与えられたデ
ータベース名「顧客管理」を、図29に示すリンクデー
タ記憶部15のリンク設定テーブルLTに格納するとと
もに、リンク番号T5 「1」をセットし、意味命令実行
部8に制御を戻す。意味命令実行部8は得られたリンク
番号T5 「1」をテキスト管理部4に登録を指示する。
【0124】次に、S710において、意味命令実行部
8は、得られた置き換え文字列J「武本賢一」と,指定
文字列の位置情報の先頭位置「4行5カラム」、後尾位
置「4行8カラム」に基づき、テキスト処理部4を介し
て、指定文字列「三洋太郎」の漢字コードT1 を削除
し、同じ位置に置き換え文字列「武本賢一」の漢字コー
ドT1 を挿入する。文字列「三洋太郎」を文字列「武本
賢一」に置き換えた場合、図6のテキストデータTは、
図30のように変更される。そして、意味命令実行部8
は、表示部3にテキストデータTの表示要求を行い、表
示部3は図31に示すように文字列「武本賢一」を反転
表示する。
【0125】次に、実行処理フェーズにおいて、S70
9においてテキストデータTに登録されたリンク番号T
5 を用いたスキップ処理について説明する。 〔スキップ処理〕まずS701に先立ち、意味命令実行
部8は、指定文字列に対し、リンク番号T5 が登録され
ているか否かをチェックし、登録されていなければS7
01以降の処理を継続する。意味命令実行部8は、リン
ク番号T5 が登録されていれば、S702からS705
の処理をスキップし、登録されているリンク番号T5 を
リンクデータ処理部14に送り、リンクデータ記憶部1
5のリンク設定テーブルLTから対応するリンク情報L
dすなわち、データベースファイル名「顧客管理」を読
み出す。
【0126】意味命令実行部8は、データベースファイ
ル名「顧客管理」と、前処理フェーズで得られた意味ラ
ベル「名前」を、データベース処理部12に送り、S7
06以降の処理を行う。このようにして実行処理フェー
ズが完了する。
【0127】次に、図31に示すように選択入力を実行
した結果、図30に示すようにテキストデータ記憶部5
にテキストデータTが記憶されているものとして、文字
列に対して設定された意味ラベルの変更のための構成を
説明する。
【0128】メイン制御部1は、意味情報変更キー2b
の選択に応答して、テキストデータ記憶部5から対応文
字列及び意味情報番号T3 を意味命令実行部8に出力す
る。意味命令実行部8は、意味処理部6に制御を移し、
意味処理部6は意味情報管理部7に対して、意味情報番
号に対応する意味ラベルを要求する。意味処理部6は得
られた意味ラベルを図32に示すようにウインドウ30
とともに表示部3に表示する。このウインドウ30は、
意味ラベルLの表示欄31と、変更処理をキャンセルす
るためのキャンセルボタン32を備えている。そして、
日本語ワードプロセッサ等の情報処理装置におけるテキ
スト処理と同様に、この表示欄31に表示された意味ラ
ベルLを新たな意味ラベルに変更可能となっている。
【0129】ユーザによる意味ラベルの入力に基づい
て、意味処理部6は変更前の意味ラベルと変更後の意味
ラベルを変数管理部11に送り、意味ラベルの変更を指
示する。変数管理部11は、自己のバッファに格納され
た変更前の意味ラベルに対応する対応文字列を削除し、
変更後の意味ラベルと対応文字列をバッファに登録す
る。
【0130】意味処理部6は 変更後の意味ラベルの意
味情報番号を得るべく、意味情報管理部7に要求する。
意味処理部6は制御を意味命令実行部8に移し、意味命
令実行部8は意味情報番号をテキスト処理部4を介して
テキストデータ記憶部5に格納する。
【0131】次に、意味ラベルの変更処理について説明
する。 〔意味ラベルの変更〕メイン制御部1は、入力部2の図
示しないカーソル移動キーの入力に応答して、カーソル
を移動させる。ここで、図32に示すように、カーソル
Kを意味ラベルを変更したい文字列「武本賢一」の先頭
文字位置「武」に移動されたものとする。その結果、カ
ーソル位置バッファB1 には「4行5カラム」が格納さ
れる。
【0132】この状態で、入力部2の意味情報変更キー
2aが選択されると、メイン制御部1は、テキスト処理
部を4介して、テキストデータTの文節T4 に基づき、
漢字コードT1 「武本賢一」と意味情報番号T2 「1
0」を読み出し、制御を意味命令実行部8に移す。
【0133】意味命令実行部8は、受け取ったデータと
ともに制御を意味処理部6に移す。意味処理部6は、意
味情報番号「10」を意味情報管理部7に送り、上記実
行処理フェーズと同様にして、意味ラベル「名前」を得
る。意味処理部6は、この意味ラベル「名前」を表示部
3に送り、ウインドウ30とともに表示させる。例え
ば、ユーザによりウインドウ30の表示欄31に表示さ
れた意味ラベル「名前」に対して、文字列「上司名前」
が入力される。
【0134】続いて、入力部2の図示しない変更終了キ
ーが選択されると、意味処理部6は、文字列「武本賢
一」、変更前の意味ラベル「名前」、変更後の意味ラベ
ル「上司名前」を変数管理部11に送り、データの変更
を指示する。
【0135】変数管理部11は、送られた意味ラベル
「名前」を自己のバッファから検索し、見つかった場合
は、そのバッファから対応文字列「武本賢一」を検索
し、見つかればその対応文字列を削除する。そして、変
数管理部11は、新しい意味ラベル「上司名前」と対応
文字列「武本賢一」をバッファに登録する。
【0136】又、上記のように検索した結果、送られた
意味ラベル「名前」がバッファから見つからなければ、
変数管理部11は、新しい意味ラベル「上司名前」と対
応文字列「武本賢一」をそのバッファに新たに登録す
る。
【0137】変数管理部11は内部のデータの変更が終
了すると、制御を意味処理部6に移す。意味処理部6
は、変更後の意味ラベル「上司名前」を意味情報管理部
7に送り、そこから前処理フェーズと同様にして意味情
報番号「11」を得る。意味処理部6は、この意味情報
番号「11」を意味命令実行部8に出力し、意味命令実
行部8に制御を移す。
【0138】意味命令実行部8は、この意味情報番号
「11」を対応文字列「武本賢一」に対応するテキスト
データ記憶部5にテキスト処理部4を介して格納する。
この格納を終えると、意味命令実行部8は、制御をメイ
ン制御部1に戻し、意味ラベルの変更処理が完了する。
上記したように本発明によれば、既存文書を流用して新
たな文書を作成する場合に、選択入力キー2aにより指
定された文字列を解析して、その文字列のもつ意味(意
味ラベルL)を抽出する意味解析部9を設けた。又、そ
の抽出された意味ラベルLと指定文字列とを関連づけて
格納する変数管理部11を設けた。さらに、意味解析部
9の意味ラベルLの抽出に基づいて、この変数管理部1
1に格納された意味ラベルLに対応する文字列Gを候補
文字列Sとして読み出して、表示部3に表示する意味命
令実行部8を設けた。
【0139】すなわち、本発明は、既存文書を再利用す
る際に、変更する文字列を解析して、意味情報を生成
し、この意味情報に関連する文字列を、変更する候補
(置換候補)の文字列として表示する。そして、意味命
令実行部8は候補文字列Sから選択された文字列と、指
定された文字列とを置き換えて表示する。
【0140】従って、文字列を指定する毎に、変数管理
部11に意味ラベルLと文字列Gが対になったデータが
複数蓄積されるので、所謂データベースとして活用する
ことができる。そして、ユーザが文字列を指定すると、
その文字列のもつ意味ラベルLに対応した複数の候補文
字列Sが変数管理部11から読み出されて、表示され
る。その結果、ユーザはその候補文字列Sを見て所望の
文字列を選択して、指定された文字列を所望の文字列に
変更することができる。すなわち、ユーザは文字列の指
定と、表示された候補文字列Sの選択という簡単な作業
を行えばよいので、従来とは異なり、ユーザの入力の負
担を軽減することができる。
【0141】又、候補文字列Sを表示する際に、同時に
ユーザの文字列入力欄21を表示する一覧表示部10を
設け、その入力欄21に入力された文字列を意味命令実
行部8が変数管理部11に意味ラベルLと対応させて格
納するようにした。従って、所望の文字列がない場合で
も直接入力することができる。
【0142】更には、データベースデータDBと、その
データベースデータDBの項目名と意味ラベルとを関連
づけたデータ、及びデータベース名をもつ意味管理テー
ブルEDとを格納するデータベースデータ記憶部13を
設けた。そして、データベース一覧の選択に応じて、意
味命令実行部8及び一欄表示部10が候補データベース
名H,データベース候補文字列Jを順に表示するように
した。従って、データベースからの文字列も利用するこ
とができるので、ユーザの入力の負担をより軽減するこ
とができる。
【0143】又、データベース候補文字列Jから文字列
が選択されたときに、その前に選択されたデータベース
名に対してリンク番号T5 を付与して、これらを管理す
るリンクデータ処理部14を設けた。そして、意味命令
実行部8は、そのリンク番号T5 をテキストデータTの
指定文字列に対応して格納し、次回に文字列を指定した
ときに、そのリンク番号T5 に基づいて直接データベー
スから候補文字列Jを表示するようにした。従って、変
数管理部11を介することがなくなるので、処理をスキ
ップしてスピードアップを図ることができる。
【0144】又、抽出された意味ラベルLに対して意味
番号Nを付与し、更に、この意味番号Nに対して意味情
報番号T3 を付与して、意味ラベルLと番号とを対にし
た意味情報を管理する意味情報管理部7を設けた。そし
て、意味命令実行部8が意味情報番号T3 をテキストデ
ータ記憶部5のテキストデータTに、指定された文字列
と対応させて格納するようにした。従って、意味ラベル
Lが番号化されて、テキストデータ記憶部5での意味ラ
ベルLの管理を容易に行うことができる。
【0145】更に、変数管理部11に意味ラベルLと文
字列Gとを関連づけて格納する意味データDTを設け
て、所謂意味辞書としての役割を持たせ、意味解析部9
が指定文字列を解析する際にその意味辞書を検索するよ
うにした。従って、意味ラベルLを抽出するときに、そ
の変数管理部11に既に格納されたデータを有効的に利
用することができる。
【0146】又、意味辞書を用いても文字列から意味ラ
ベルを抽出できない場合、意味解析部9は指定された文
字列を含む前後一定の範囲の複数の文字列をテキストデ
ータTから解析処理用データとして抽出し、その抽出し
たデータに基づいて解析処理を行うようにした。そし
て、意味解析部9は指定文字列の前後の文字列の意味ラ
ベルを抽出して、その間の指定文字列の意味ラベルを経
験則から抽出するようにした。従って、意味辞書に意味
ラベルLがなくても、意味解析部9は意味ラベルLを抽
出することができる。
【0147】更に、変数管理部11に意味ラベルLと指
定文字列とを関連づけてバッファに格納する際に、頻度
情報Qを付加し、意味命令実行部8がその頻度情報Qの
値の大きい順に従って候補文字列Sを表示するようにし
た。従って、指定される頻度、すなわち使用頻度の高い
文字列が常に候補文字列Sの上位に表示されるので、ユ
ーザは頻度の高い文字列を探す手間が省けて、よりユー
ザの入力の負担を軽減することができる。
【0148】又、変数管理部11は、自己のバッファに
指定文字列を格納する際、そのバッファが全て使用され
ている場合に、頻度情報Qの値が最も低い文字列と指定
文字列とを置き換えるようにしたことにより、常に新し
いデータを保存することができる。
【0149】又、意味情報変更キー2bを選択すると、
指定文字列のもつ意味ラベルLを表示し、その意味ラベ
ルLをユーザの入力により変更できるようにしたことに
より、文字列に対してユーザが所望する意味ラベルを付
与することができる。
【0150】本発明は以下のように具体化されてもよ
い。 (1)上記実施例において、テキストに存在する対応文
字列に意味情報を登録することにより、その対応文字列
を変数管理部11で管理されるデータやデータベース処
理12で管理されるデータベースと同じ意味をもつ文字
列と置き換える処理について説明した。これ以外に、一
般のデータベースにおけるデータ入力処理において、デ
ータベースの項目情報に対して意味を持たせて、上記実
施例と同じ操作でデータベースの各項目のデータを選択
処理するときに利用するようにしてもよい。
【0151】(2)前処理フェーズにおいて、前後の意
味ラベルからその間の意味ラベルを仮想候補として推定
するときに、テキストデータ記憶部5に管理されている
文節T4や文節の切れ目情報などを用いて、意味ラベル
間の文字列をスペースを除き2文節以内に規定して、意
味ラベルを推定するようにしてもよい。このようにすれ
ば、より正確な仮想候補の推定が可能になる。
【0152】(3)前処理フェーズにおいて、仮想候補
を推定した後に、出力すべきデータを決定する場合に、
解析文字列位置に最も近い候補を出力データとして決定
するのが妥当であると得点付けするようにしたが、以下
のようにして妥当性を評価するようにしてもよい。意味
属性Pが「0」(システムがはじめから用意していたデ
ータ)よりも意味属性Pが「1」(ユーザによって直接
的、又は間接的に格納されたデータ)のほうを優先して
得点付けする。
【0153】又は、候補間の得点、例えば、意味ラベル
「名前」と「敬称」が連続しているか、スペースで区切
られている場合は、この意味ラベル「名前」と「敬称」
に対応する候補を優先して得点付けにする。
【0154】あるいは、候補の文字列の長さが長いほう
を優先して得点付けする。 (4)上記実施例では、候補文字列Sを頻度情報Qの値
の大きい順に表示するようにしたが、単にあいうえお順
に表示したり、頻度情報Qとあいうえお順を組み合わせ
て表示するようにしてもよい。
【0155】(5)実行処理フェーズにおいて、意味情
報管理部7がテキストデータ記憶部5から得られた意味
情報番号T2 に対応する意味番号Nを抽出する際に、複
数の意味番号Nが存在する場合には、任意の番号を選択
するようにした。この代わりに、意味情報管理部7が意
味番号Nが登録される際にその頻度情報をセットするよ
うにして、その意味番号Nの抽出の際には、頻度情報の
値の最も大きな意味番号Nを選択するようにしてもよ
い。このようにすると、抽出頻度の高い意味ラベルに対
応する候補文字列を表示することができる。
【0156】又、1つの意味情報番号に対応する複数の
意味番号に対してそれぞれ同じ処理を行って、各意味番
号(意味ラベル)に対応した候補文字列をそれぞれ表示
させるようにしてもよい。
【0157】(6)本発明を、日本語ワードプロセッサ
等の文書処理装置や、文書処理装置を備えたパーソナル
コンピュータに適用するだけでなく、図形あるいは画像
等のデータを処理するコンピュータ又はパーソナルコン
ピュータに適用してもよい。
【0158】
【発明の効果】本発明によれば、既存の文書等のデータ
を用いてその内容を変更する場合に、作業者の負担を軽
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報処理装置の構成を示すブロック図。
【図2】文字列の先頭位置にカーソルが位置した状態を
示す説明図。
【図3】文字列の後尾位置にカーソルが位置した状態を
示す説明図。
【図4】メイン制御部のカーソル位置バッファを示す説
明図。
【図5】(a)は範囲指定されていない状態の範囲指定
バッファを示し、(b)は範囲指定された状態の範囲指
定バッファを示す説明図。
【図6】テキストデータを示す説明図。
【図7】意味解析処理用データを示す説明図。
【図8】(a)は意味解析前の意味データを示し、
(b)は意味解析後の意味データを示す説明図である。
【図9】(a)は意味解析前の意味情報リストを示し、
(b)は意味解析後の意味情報リストを示す説明図であ
る。
【図10】初期状態の意味解析部の候補テーブルを示す
説明図。
【図11】意味解析部の候補テーブルを示す説明図。
【図12】意味解析部の候補テーブルを示す説明図。
【図13】意味解析部の候補テーブルを示す説明図。
【図14】意味解析部の出力バッファを示す説明図。
【図15】(a)は登録前の意味情報管理テーブルを示
し、(b)は登録後の意味情報管理テーブルを示す説明
図。
【図16】(a)は登録前の番号管理テーブルを示し、
(b)は登録後の番号管理テーブルを示す説明図。
【図17】テキストデータを示す説明図。
【図18】テキストデータを示す説明図。
【図19】表示部に表示された文書を示す説明図。
【図20】変数管理部のバッファを示す説明図。
【図21】変数管理部のバッファを示す説明図。
【図22】(a)は文字列の入れ換え前の変数管理部の
バッファを示し、(b)は文字列の入れ換え後の変数管
理部のバッファを示す説明図。
【図23】変数管理部のバッファを示す説明図。
【図24】表示部に表示された文書及びメニューを示す
説明図。
【図25】データベースデータ記憶部の意味管理テーブ
ルを示す説明図。
【図26】データベースデータ記憶部のデータベースデ
ータを示す説明図。
【図27】表示部に表示された文書及び候補データベー
ス名を示す説明図。
【図28】表示された文書及び候補データベース文字列
を示す説明図。
【図29】リンクデータ処理部のリンク設定テーブルを
示す説明図。
【図30】テキストデータを示す説明図。
【図31】表示部に表示された文書を示す説明図。
【図32】表示部に表示された文書及びウインドウを示
す説明図。
【図33】意味命令実行部の動作例を示すフローチャー
ト。
【図34】意味解析部の動作例を示すフローチャート。
【図35】意味解析部の動作例を示すフローチャート。
【図36】意味解析部の動作例を示すフローチャート。
【図37】意味命令実行部の動作例を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…メイン制御部、2…入力手段及び指定手段としての
入力部、3…表示手段としての表示部、4…テキスト処
理部、5…記憶手段としてのテキストデータ記憶部、6
…意味処理部、7…意味情報管理手段としての意味情報
管理部、8…抽出手段,制御手段,置換手段,表示制御
手段及び切換手段としての意味命令実行部、9…抽出手
段としての意味解析部、10…制御手段としての一覧表
示処理部、11…管理手段としての変数管理部、12…
データベース処理部、13…データベースデータ記憶手
段としてのデータベースデータ記憶部、14…データベ
ース情報管理手段としてのリンクデータ処理部、15…
リンクデータ記憶部。
フロントページの続き (72)発明者 筈井 隆史 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 長沢 喜美男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字列,図形,画像等のデータの入力・
    編集を行う情報処理装置において、前記データの意味・
    役割を表す意味情報を保持する意味情報記憶手段(7)
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 文字列,図形,画像等のデータの意味・
    役割を表す意味情報を抽出する意味情報解析手段(9)
    を具備し、この抽出した意味情報を前記意味情報記憶手
    段(7)に格納することを特徴する請求項1に記載の情
    報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記意味情報記憶手段(7)に格納され
    た意味情報を修正する意味情報編集手段(6)を具備す
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 文字列,図形,画像等のデータの入力・
    編集を行う情報処理装置において、 前記データを記憶するデータ記憶手段(5)と、 前記データに対応して前記データの意味・役割を表す情
    報を保持する意味情報記憶手段(6)と、 意味情報を用いて機能を実行する意味命令実行手段
    (8)とを具備し、 前記データ記憶手段(5)に記憶された前記データに対
    し、入力・編集する場合、前記意味情報記憶手段(6)
    に記憶された意味情報を用いて、前記意味命令実行手段
    (8)によって、機能を実行することを特徴とする情報
    処理装置。
  5. 【請求項5】 文字列,図形,画像等のデータの意味・
    役割を表す意味情報を抽出する意味情報解析手段(9)
    を具備し、その意味情報を前記意味情報記憶手段(6) に
    格納することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記意味情報記憶手段(5)に格納され
    た意味情報を修正する意味情報編集手段(6)を具備す
    ることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 データを入力する入力手段(2)と、該
    入力手段(2)により入力されたデータを格納する記憶
    手段(5)と、該記憶手段(5)に格納されたデータを
    表示する表示手段(3)とを備えた情報処理装置におい
    て、 前記表示手段(3)に表示されたデータを指定する指定
    手段(2)と、 前記指定されたデータを前記記憶手段(5)から読み出
    して、その読み出されたデータがもつ内容を表す意味情
    報を抽出する抽出手段(8,9)と、 前記抽出された意味情報と前記読み出されたデータとを
    関連づけて格納し、その意味情報とデータを管理する管
    理手段(11)と、 前記抽出された意味情報を前記指定されたデータと対応
    させて前記記憶手段(5)に格納するとともに、該記憶
    手段(5)に格納された意味情報に関連するデータを前
    記管理手段(11)から読み出して前記表示手段(3)
    に表示する制御手段(8,10)とを備えたことを特徴
    とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の情報処理装置は、 前記表示手段(3)に表示された意味情報に関連するデ
    ータを選択するための選択手段(2)と、 前記選択されたデータと、前記記憶手段(5)に格納さ
    れた前記指定されたデータとを置き換える置換手段
    (8)とを備えていることを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記管理手段(11)は、予め複数の意
    味情報と、その各意味情報に関連するデータとを管理デ
    ータとして保存しており、 前記抽出手段(8,9)はその管理手段(11)に格納
    された管理データを用いて、前記指定されたデータの意
    味情報を抽出することを特徴とする請求項7又は8に記
    載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記抽出手段(8,9)は、前記記憶
    手段(5)から前記指定されたデータと、少なくともそ
    の前後のデータを読出し、前記指定されたデータから意
    味情報を抽出できないとき、前及び後ろのいずれか一方
    のデータの意味情報を抽出し、この抽出された意味情報
    を用いて、指定されたデータの意味情報を推定すること
    を特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記抽出手段(8,9)は、前記指定
    手段(2)によりデータの一部が指定されたとき、その
    指定されたデータを含む所定の範囲のデータを読出し、
    その読み出された複数のデータと前記管理データの意味
    情報に関連するデータとのマッチングを行うことによ
    り、前記指定されたデータの全体の範囲を確定するとと
    もに、その指定されたデータの意味情報を抽出すること
    を特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段(8,10)は、前記抽
    出手段(8,9)により確定された指定データの全体か
    ら前記記憶手段(5)における先頭位置及び後尾位置を
    求め、その求められた各位置に基づいて、前記意味情報
    を同記憶手段(5)に格納することを特徴とする請求項
    11に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項7〜12のいずれか1項に記載
    の情報処理装置は、前記抽出手段(8,9)により読み
    出された意味情報に対して番号を付与して同意味情報を
    管理し、その付与した番号を前記制御手段(8,10)
    に意味情報として提供する意味情報管理手段(7)を備
    えていることを特徴とする情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記管理手段(11)は、前記抽出さ
    れた意味情報と前記記憶手段(5)から読み出されたデ
    ータとを関連づけて管理する際に、その読み出されたデ
    ータに対して指定された回数を表す情報を付加し、 前記制御手段(8,10)は、前記回数を表す情報に従
    って、回数の多い順に前記管理手段(11)から意味情
    報に関連するデータを読み出して前記表示手段(3)に
    表示することを特徴とする請求項7〜13のいずれか1
    項に記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記管理手段(11)は、既に管理さ
    れている意味情報と関連づけられたデータの量に応じ
    て、前記記憶手段(5)から読み出されたデータを、前
    記回数の少ないデータと置き換えることを特徴とする請
    求項14に記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段(8,10)は、意味情
    報に関連するデータを表示する際に、前記入力手段
    (2)によるデータの入力が可能であるという内容の表
    示を同時に行い、 前記管理手段(11)は入力手段(2)によるデータの
    入力がなされたとき、その入力データを前記抽出された
    意味情報と対応させて管理することを特徴とする請求項
    7に記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】 請求項7に記載の情報処理装置は、デ
    ータベースデータと、そのデータベースデータがもつ項
    目とその項目に対応する意味情報とが関連づけられた管
    理データとをそれぞれ格納するデータベースデータ記憶
    手段(13)と、 前記抽出された意味情報に関連するデータの前記表示部
    (3)への表示から、その関連するデータをもつデータ
    ベースデータの表示に切り換える切換手段(8)とを備
    えており、 前記制御手段(8,10,12)は、前記切換手段
    (8)の切換に応答して前記抽出された意味情報に対応
    する項目を前記管理データから得て、その項目に対応す
    るデータベースデータを前記データベースデータ記憶手
    段(13)から読出して前記表示手段(3)に表示する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  18. 【請求項18】 請求項7に記載の情報処理装置は、複
    数のファイルに分けられたデータベースデータと、デー
    タベースデータ毎のファイル名を有するとともに、デー
    タベースデータがもつ項目とその項目に対応する意味情
    報とが関連づけられた管理データとをそれぞれ格納する
    データベースデータ記憶手段(13)と、 前記意味情報に関連するデータの前記表示部(3)への
    表示から、その関連するデータをもつ複数のデータベー
    スデータのファイル名の表示に切り換える第1切換手段
    (8)と、 前記複数のデータベースデータのファイル名の前記表示
    部(3)への表示から、選択された任意のファイル名に
    対応するデータベースデータの表示に切り換える第2切
    換手段(8)とを備え、 前記制御手段(8,10,12)は、前記第1切換手段
    (8)の切換に応答して、前記抽出された意味情報に対
    応するファイル名を前記データベースデータ記憶手段
    (13)から読み出して表示部(3)に表示し、前記第
    2切換手段の切換に応答して、選択された任意のファイ
    ル名を有する管理データから前記抽出された意味情報に
    対応する項目を得て、その項目に対応するデータベース
    データを同データベースデータ記憶手段(13)から読
    出して前記表示手段(3)に表示することを特徴とする
    情報処理装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の情報処理装置は、
    前記第2切換手段(8)による表示切換の対象となるフ
    ァイル名に対して番号を付与し、そのファイル名と番号
    とを管理するデータベース情報管理手段(12)を備え
    ており、 前記制御手段(8,10,12)は、データベース情報
    管理手段(12)により付与された番号を前記指定され
    たデータ及び意味情報と対応させて前記記憶手段(5)
    に格納するとともに、該記憶手段(5)に格納された前
    記番号に対応するファイル名をデータベース情報管理手
    段(12)から読み出し、その読み出されたファイル名
    を有する管理データから前記抽出された意味情報に対応
    する項目を得て、その項目に対応するデータベースデー
    タを前記データベースデータ記憶手段(13)から読出
    して前記表示手段(3)に表示することを特徴とする情
    報処理装置。
  20. 【請求項20】 請求項7〜19に記載の情報処理装置
    は、 前記データがもつ意味情報を変更すべく、同データを指
    定する指定手段(2)と、 前記指定手段(2)により指定されたデータに対応する
    意味情報を前記記憶手段(5)から読み出して、前記表
    示部(3)に表示する表示制御手段(8)と、 前記入力手段(2)により新たな意味情報が入力された
    とき、前記管理手段(11)及び前記記憶手段(5)に
    格納され、かつ前記読み出された意味情報をその新たな
    意味情報に書き換える書き換え手段(8)とを備えたこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  21. 【請求項21】 データを入力する入力手段(2)と、
    該入力手段(2)により入力されたデータを格納する記
    憶手段(5)と、該記憶手段(5)に格納されたデータ
    を表示する表示手段(3)とを備えた情報処理装置にお
    いて、その表示されたデータを編集するための方法であ
    って、 前記表示されたデータを指定し、その指定されたデータ
    がもつ内容を表す意味情報を抽出し、その抽出された意
    味情報と前記指定されたデータとを関連づけて管理し、
    前記抽出された意味情報を前記指定されたデータと対応
    させて前記記憶手段(5)に格納するとともに、該記憶
    手段(5)に格納された意味情報に関連づけて管理され
    たデータを前記表示手段(3)に表示するようにしたこ
    とを特徴とする情報処理方法。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の情報処理方法にお
    いて、前記表示手段(3)に表示された意味情報に関連
    するデータの選択に基づいて、その選択されたデータ
    と、前記記憶手段(5)に格納された前記指定されたデ
    ータとを置き換えることを特徴とする情報処理方法。
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