JPH0875705A - 帯鋼の探傷装置 - Google Patents
帯鋼の探傷装置Info
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- JPH0875705A JPH0875705A JP6242145A JP24214594A JPH0875705A JP H0875705 A JPH0875705 A JP H0875705A JP 6242145 A JP6242145 A JP 6242145A JP 24214594 A JP24214594 A JP 24214594A JP H0875705 A JPH0875705 A JP H0875705A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 帯板の幅寸法が変化したり帯板が蛇行しつつ
走行されても、帯鋼のエッジ部における不感帯を最小に
して渦流探傷がなしえる探傷装置を提供する。 【構成】 走行する帯鋼Wの上方に、その帯鋼Wの走行
方向に直交して配設されているガイド部材1と、該ガイ
ド部材1を昇降させる昇降手段2と、前記ガイド部材1
に摺動自在に配設されている、一対の回転式探傷子36
を下部に有する少なくとも2個の探傷手段3とを備えて
なるものである。
走行されても、帯鋼のエッジ部における不感帯を最小に
して渦流探傷がなしえる探傷装置を提供する。 【構成】 走行する帯鋼Wの上方に、その帯鋼Wの走行
方向に直交して配設されているガイド部材1と、該ガイ
ド部材1を昇降させる昇降手段2と、前記ガイド部材1
に摺動自在に配設されている、一対の回転式探傷子36
を下部に有する少なくとも2個の探傷手段3とを備えて
なるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帯鋼の探傷装置に関す
る。さらに詳しくは、帯鋼の両側のエッジ部における不
感帯を最小にして渦流探傷がなしえる探傷装置に関す
る。
る。さらに詳しくは、帯鋼の両側のエッジ部における不
感帯を最小にして渦流探傷がなしえる探傷装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷間圧延によって製造される
帯鋼の内部欠陥、例えば非金属介在物による2枚割れ等
を検出するために、例えば超音波探傷や渦流探傷がなさ
れている。例えば、特開平6ー66772号公報には、
走行する金属帯板の上に設けた門型機構に、帯板に接触
するタイヤ探触子と、帯板の両縁に近接して非接触的に
回転するプローブを備えた回転トランス付き回転ディス
クを、縁の上またはその近くに回転軸が位置するように
取付け、探傷のため必要な超音波および交流電流の入力
および出力、ならびに測定および表示の手段を加えて構
成した金属帯板の内部欠陥を検査する装置が提案されて
いる。
帯鋼の内部欠陥、例えば非金属介在物による2枚割れ等
を検出するために、例えば超音波探傷や渦流探傷がなさ
れている。例えば、特開平6ー66772号公報には、
走行する金属帯板の上に設けた門型機構に、帯板に接触
するタイヤ探触子と、帯板の両縁に近接して非接触的に
回転するプローブを備えた回転トランス付き回転ディス
クを、縁の上またはその近くに回転軸が位置するように
取付け、探傷のため必要な超音波および交流電流の入力
および出力、ならびに測定および表示の手段を加えて構
成した金属帯板の内部欠陥を検査する装置が提案されて
いる。
【0003】しかしながら、前記提案にかかわる探傷装
置は、帯鋼の上方に位置する門型フレームに、超音波探
触子と両端よりの回転ディスク式渦流探傷プローブを単
に併設した構造であるために、次のような問題を有して
いる。
置は、帯鋼の上方に位置する門型フレームに、超音波探
触子と両端よりの回転ディスク式渦流探傷プローブを単
に併設した構造であるために、次のような問題を有して
いる。
【0004】(1)帯鋼の幅寸法が変わる場合、端部の
渦流探傷における不感帯に広狭が生じる。
渦流探傷における不感帯に広狭が生じる。
【0005】(2)帯板が蛇行しつつ走行されても、前
記と同様に端部の渦流探傷における不感帯に広狭が生じ
る。
記と同様に端部の渦流探傷における不感帯に広狭が生じ
る。
【0006】(3)帯鋼の板厚が変化した場合、適正な
隙間を維持しがたい。
隙間を維持しがたい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の問題点に鑑みなされたものであって、帯板の幅寸法
が変化したり帯板が蛇行しつつ走行されても、帯鋼両側
のエッジ部における不感帯を最小にして渦流探傷がなし
える探傷装置を提供することを目的としている。
術の問題点に鑑みなされたものであって、帯板の幅寸法
が変化したり帯板が蛇行しつつ走行されても、帯鋼両側
のエッジ部における不感帯を最小にして渦流探傷がなし
える探傷装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、走行する帯鋼
の探傷装置であって、走行する帯鋼の上方に、その帯鋼
の走行方向に直交して配設されているガイド部材と、該
ガイド部材を昇降させる昇降手段と、前記ガイド部材に
摺動自在に配設されている、一対の回転式探傷子を下部
に有する少なくとも2個の探傷手段とを備えてなること
を特徴とする。
の探傷装置であって、走行する帯鋼の上方に、その帯鋼
の走行方向に直交して配設されているガイド部材と、該
ガイド部材を昇降させる昇降手段と、前記ガイド部材に
摺動自在に配設されている、一対の回転式探傷子を下部
に有する少なくとも2個の探傷手段とを備えてなること
を特徴とする。
【0009】本発明の探傷装置においては、前記探傷手
段を前記ガイド部材に沿って摺動させる移動手段を備え
てなるのが好ましく、あるいは前記探傷手段が帯鋼のエ
ッジ位置を測定する位置センサや基準面からの高さを測
定する距離センサを備えてなるのが好ましい。
段を前記ガイド部材に沿って摺動させる移動手段を備え
てなるのが好ましく、あるいは前記探傷手段が帯鋼のエ
ッジ位置を測定する位置センサや基準面からの高さを測
定する距離センサを備えてなるのが好ましい。
【0010】ここで、前記探傷手段は、例えば帯鋼を押
えている前後の押えローラー間、前後の押えローラー間
の反対側、あるいは押えローラーに対向させて配設され
る。
えている前後の押えローラー間、前後の押えローラー間
の反対側、あるいは押えローラーに対向させて配設され
る。
【0011】また、本発明の探傷装置においては、前記
ガイド部材に降下位置を規制するストッパーが設けられ
てなるのも好ましい。
ガイド部材に降下位置を規制するストッパーが設けられ
てなるのも好ましい。
【0012】
【作用】探傷手段が、ガイド部材に沿って摺動させられ
て帯鋼の上方所定位置に位置決めされる。ついで昇降手
段により探傷手段がガイド部材とともに降下させられ
て、回転式探傷子が帯鋼と所定の隙間となるように調整
される。この状態で回転式探傷子が回転および励磁され
て帯鋼に渦電流を励起する。ここで、帯鋼内部に欠陥が
存在すると、励起される渦電流に乱れが生じる。この乱
れを、例えば回転式探傷子において誘導電圧の変化に変
換し、この電圧を例えば回転トランスにより取り出すこ
とにより内部欠陥が検出される。この場合、回転式探傷
子の回転中心を帯鋼のエッジから内側に所定距離とする
ことにより、不感帯を最小とすることができる。
て帯鋼の上方所定位置に位置決めされる。ついで昇降手
段により探傷手段がガイド部材とともに降下させられ
て、回転式探傷子が帯鋼と所定の隙間となるように調整
される。この状態で回転式探傷子が回転および励磁され
て帯鋼に渦電流を励起する。ここで、帯鋼内部に欠陥が
存在すると、励起される渦電流に乱れが生じる。この乱
れを、例えば回転式探傷子において誘導電圧の変化に変
換し、この電圧を例えば回転トランスにより取り出すこ
とにより内部欠陥が検出される。この場合、回転式探傷
子の回転中心を帯鋼のエッジから内側に所定距離とする
ことにより、不感帯を最小とすることができる。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明を実施
例に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみに
限定されるものではない。
例に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみに
限定されるものではない。
【0014】実施例1 本発明の実施例1にかかわる帯鋼の探傷装置(以下、単
に探傷装置という)を図1に示し、実施例1の探傷装置
Aは、ガイド枠(ガイド部材)1と、このガイド枠1を
昇降させる油圧シリンダ(昇降手段)2と、このガイド
枠1に摺動自在に装着されている探傷ユニット(探傷手
段)3,3とを主要部としてなる。
に探傷装置という)を図1に示し、実施例1の探傷装置
Aは、ガイド枠(ガイド部材)1と、このガイド枠1を
昇降させる油圧シリンダ(昇降手段)2と、このガイド
枠1に摺動自在に装着されている探傷ユニット(探傷手
段)3,3とを主要部としてなる。
【0015】ガイド枠1は、走行している帯鋼Wの表面
を押えて、帯鋼Wに一定の張力を付与して振動等を防止
している一対の押えローラーR,R間の上方に配置さ
れ、そしてその両端部は走行している帯鋼Wの両エッジ
の外方に位置させられている。また、このガイド枠1の
上面の中央部には、上部に設けられた梁Bに固定されて
いる油圧シリンダ2のピストンロッド21の先端部21
aが係合されている。さらに、このガイド枠1の両端部
1a,1bには昇降用ガイド11が、帯鋼Wの走行方向
の下流側(以下、単に下流側という)に設けられてい
る。そして、この昇降用ガイド11に、ガイドポストP
が前記ピストンロッド21に平行かつ摺動自在に挿通さ
れている。かかる構成とされることにより、ピストンロ
ッド21の昇降に応じてガイド枠1も円滑に昇降可能と
される。
を押えて、帯鋼Wに一定の張力を付与して振動等を防止
している一対の押えローラーR,R間の上方に配置さ
れ、そしてその両端部は走行している帯鋼Wの両エッジ
の外方に位置させられている。また、このガイド枠1の
上面の中央部には、上部に設けられた梁Bに固定されて
いる油圧シリンダ2のピストンロッド21の先端部21
aが係合されている。さらに、このガイド枠1の両端部
1a,1bには昇降用ガイド11が、帯鋼Wの走行方向
の下流側(以下、単に下流側という)に設けられてい
る。そして、この昇降用ガイド11に、ガイドポストP
が前記ピストンロッド21に平行かつ摺動自在に挿通さ
れている。かかる構成とされることにより、ピストンロ
ッド21の昇降に応じてガイド枠1も円滑に昇降可能と
される。
【0016】ここで、この油圧シリンダ2によるガイド
枠1の昇降位置を調整するために、前記昇降用ガイド1
1の近傍には、昇降可能なストッパー部材41を有する
ストッパー4が設けられている。このストッパー部材4
1は、例えばガイド枠1の下流側側面1cに突設された
めねじ体12に上下向きに螺合されたボルト41とされ
る。このボルト41の頭部は、明瞭には図示されていな
いが、例えば位置調整用のつまみとされて、進出長さの
調整が容易になるようにされている。
枠1の昇降位置を調整するために、前記昇降用ガイド1
1の近傍には、昇降可能なストッパー部材41を有する
ストッパー4が設けられている。このストッパー部材4
1は、例えばガイド枠1の下流側側面1cに突設された
めねじ体12に上下向きに螺合されたボルト41とされ
る。このボルト41の頭部は、明瞭には図示されていな
いが、例えば位置調整用のつまみとされて、進出長さの
調整が容易になるようにされている。
【0017】また、ガイド枠1には2機の探傷ユニット
3,3が摺動自在に装着されている。この探傷ユニット
3は、ガイド枠1に摺動自在に装着されているユニット
本体31と、このユニット本体31の下方に同本体31
に対して回転可能に設けられている回転ヘッド32と、
このユニット本体31の上部に設けられている駆動用モ
ータ33と、この駆動用モータ33の駆動力を回転ヘッ
ド32の回転軸32aに伝達するための駆動力伝達機構
34と、ユニット本体31を所定位置でガイド枠1に固
定するためのロック機構35とからなる。さらに、この
回転ヘッド32には、一対のプローブ(探傷子)36,
36が、その探傷部36aを帯鋼Wに臨ませて埋設され
ている(図3参照)。
3,3が摺動自在に装着されている。この探傷ユニット
3は、ガイド枠1に摺動自在に装着されているユニット
本体31と、このユニット本体31の下方に同本体31
に対して回転可能に設けられている回転ヘッド32と、
このユニット本体31の上部に設けられている駆動用モ
ータ33と、この駆動用モータ33の駆動力を回転ヘッ
ド32の回転軸32aに伝達するための駆動力伝達機構
34と、ユニット本体31を所定位置でガイド枠1に固
定するためのロック機構35とからなる。さらに、この
回転ヘッド32には、一対のプローブ(探傷子)36,
36が、その探傷部36aを帯鋼Wに臨ませて埋設され
ている(図3参照)。
【0018】このプローブ36は、図2に示すように、
励磁コイル5とこの励磁コイル5の中に配設された一対
のコイル、すなわち第1コイル61および第2コイル6
2とからなる検出コイル6とからなり、この励磁コイル
5により帯鋼W中に励起された渦電流の乱れを検出コイ
ル6により検出するようにしたものである。より具体的
に説明すれば次のようになる。もし帯鋼W中に欠陥がな
ければ、渦電流に乱れは生じない。そのため、この渦電
流により第1コイル61および第2コイル62に励起さ
れる電圧は等しく、検出コイル6の両端に電位差は生じ
ない。しかしながら、もし帯鋼W中に欠陥があれば、渦
電流に乱れを生ずる。そのため、この渦電流により第1
コイル61および第2コイル62に励起される電圧が異
なり、検出コイル6の両端に電位差を生ずる。この電位
差を検出することにより帯鋼W中の欠陥を検出すること
ができる。
励磁コイル5とこの励磁コイル5の中に配設された一対
のコイル、すなわち第1コイル61および第2コイル6
2とからなる検出コイル6とからなり、この励磁コイル
5により帯鋼W中に励起された渦電流の乱れを検出コイ
ル6により検出するようにしたものである。より具体的
に説明すれば次のようになる。もし帯鋼W中に欠陥がな
ければ、渦電流に乱れは生じない。そのため、この渦電
流により第1コイル61および第2コイル62に励起さ
れる電圧は等しく、検出コイル6の両端に電位差は生じ
ない。しかしながら、もし帯鋼W中に欠陥があれば、渦
電流に乱れを生ずる。そのため、この渦電流により第1
コイル61および第2コイル62に励起される電圧が異
なり、検出コイル6の両端に電位差を生ずる。この電位
差を検出することにより帯鋼W中の欠陥を検出すること
ができる。
【0019】ここで、このプローブ36により検出され
た電位差を取り出すために、図3に示すように、ユニッ
ト本体31内に回転トランス7が構成されている。すな
わち、回転ヘッド32の回転軸32aに1次側コイル7
1が配設された第1円盤32bを設け、この第1円盤3
2bに対してユニット本体31側に2次側コイル72が
配設された第2円盤31aが、同一軸線上に細隙を介し
て対向配置されている。そして、プローブ36からの導
線が1次側コイル71に接続され、また2次側コイル7
2からの導線が探傷装置Aの処理部(図示せず)に接続
されている。さらに、この回転ヘッド32の回転軸32
aの後部には従動歯車341が装着されている。そし
て、この従動歯車341には、エンドレス型式とされて
いるタイミングベルト342の一端が掛け渡されてい
る。このタイミングベルト342の他端は、ユニット本
体31の上面31bに設けられている駆動用モータ33
のユニット本体31内部に延伸している駆動軸33aに
装着されている駆動歯車343に掛け渡されている。こ
のように、本実施例では、駆動歯車343、タイミング
ベルト342および従動歯車341により駆動力伝達機
構34が構成されている。
た電位差を取り出すために、図3に示すように、ユニッ
ト本体31内に回転トランス7が構成されている。すな
わち、回転ヘッド32の回転軸32aに1次側コイル7
1が配設された第1円盤32bを設け、この第1円盤3
2bに対してユニット本体31側に2次側コイル72が
配設された第2円盤31aが、同一軸線上に細隙を介し
て対向配置されている。そして、プローブ36からの導
線が1次側コイル71に接続され、また2次側コイル7
2からの導線が探傷装置Aの処理部(図示せず)に接続
されている。さらに、この回転ヘッド32の回転軸32
aの後部には従動歯車341が装着されている。そし
て、この従動歯車341には、エンドレス型式とされて
いるタイミングベルト342の一端が掛け渡されてい
る。このタイミングベルト342の他端は、ユニット本
体31の上面31bに設けられている駆動用モータ33
のユニット本体31内部に延伸している駆動軸33aに
装着されている駆動歯車343に掛け渡されている。こ
のように、本実施例では、駆動歯車343、タイミング
ベルト342および従動歯車341により駆動力伝達機
構34が構成されている。
【0020】このユニット本体31をガイド枠1の所定
位置に固定するロック機構35は、図4に示すように、
例えば、ガイド枠1と溶接182により一体化されてい
る角筒鋼18に、一端がガイド枠1に当接し、他端がこ
のガイド枠を貫通してこの角筒鋼18のガイド枠1との
接合面とは反対側の面から突出させて固着されているめ
ねじ体351と、このめねじ体351に螺合されるおね
じ部材352と、このおねじ部材352の後端部に固着
されているロックハンドル353と、このおねじ部材3
52の先端部に固着されているロック部材354とから
なるものとされる。ここで、このロック部材354の大
きな板状部(第1摺動部)はユニット本体31の後面3
1dに設けられたリップ溝型状のスライド枠38の溝部
381に摺動可能に装着され、またこの大きな板状部の
側面に設けられているブロック体(第2摺動部)の上面
354aおよび下面354bは、ガイド枠1の下流側側
面1cに形成されている案内溝13に摺動可能に装着さ
れるとともに、その端面354cが案内溝13の底面1
3aと若干の隙間を設けて装着されている。そして、ロ
ックハンドル353を回転させて、このロック部材35
4を案内溝13の底面13aの方に引き寄せ、それによ
りスライド枠38をガイド枠1および角筒鋼18側に引
き寄せてユニット本体31のロックを行う。ここで、め
ねじ体351は、前述したように、角筒鋼18の両側面
に固着されているので、このロックに際に角筒鋼18の
変形を防止する作用をなす。つまり、このめねじ体35
1は角筒鋼18の補強材としての機能も有している。
位置に固定するロック機構35は、図4に示すように、
例えば、ガイド枠1と溶接182により一体化されてい
る角筒鋼18に、一端がガイド枠1に当接し、他端がこ
のガイド枠を貫通してこの角筒鋼18のガイド枠1との
接合面とは反対側の面から突出させて固着されているめ
ねじ体351と、このめねじ体351に螺合されるおね
じ部材352と、このおねじ部材352の後端部に固着
されているロックハンドル353と、このおねじ部材3
52の先端部に固着されているロック部材354とから
なるものとされる。ここで、このロック部材354の大
きな板状部(第1摺動部)はユニット本体31の後面3
1dに設けられたリップ溝型状のスライド枠38の溝部
381に摺動可能に装着され、またこの大きな板状部の
側面に設けられているブロック体(第2摺動部)の上面
354aおよび下面354bは、ガイド枠1の下流側側
面1cに形成されている案内溝13に摺動可能に装着さ
れるとともに、その端面354cが案内溝13の底面1
3aと若干の隙間を設けて装着されている。そして、ロ
ックハンドル353を回転させて、このロック部材35
4を案内溝13の底面13aの方に引き寄せ、それによ
りスライド枠38をガイド枠1および角筒鋼18側に引
き寄せてユニット本体31のロックを行う。ここで、め
ねじ体351は、前述したように、角筒鋼18の両側面
に固着されているので、このロックに際に角筒鋼18の
変形を防止する作用をなす。つまり、このめねじ体35
1は角筒鋼18の補強材としての機能も有している。
【0021】次に、かかる構成を有する探傷装置Aによ
る帯鋼Wに対する探傷手順の一例について説明する。
る帯鋼Wに対する探傷手順の一例について説明する。
【0022】ストッパー4の位置調整を行う。すなわ
ち、ストッパー部材41の進出長さを調整する。
ち、ストッパー部材41の進出長さを調整する。
【0023】探傷ユニット3を所定位置に位置決めし
た後、ロック機構35によりロックする。ここで、帯鋼
Wが5mm程度蛇行する関係上、この所定位置は回転ヘ
ッド32の回転中心が、帯鋼Wのエッジより、例えば1
0mm内側とされる。
た後、ロック機構35によりロックする。ここで、帯鋼
Wが5mm程度蛇行する関係上、この所定位置は回転ヘ
ッド32の回転中心が、帯鋼Wのエッジより、例えば1
0mm内側とされる。
【0024】油圧シリンダ2を駆動してガイド枠1を
ストッパー部材41の下端が降下止め部材44に当接す
るまで降下させる。
ストッパー部材41の下端が降下止め部材44に当接す
るまで降下させる。
【0025】駆動用モータ33を回転させて回転ヘッ
ド32を所定回転数で回転させる。この所定回転数は、
帯鋼Wの走行速度、検出する欠陥の大きさおよび回転ヘ
ッド32に埋設されているプローブ36,36の間隔
(回転径)に応じて適宜選定される。なお、回転数と検
出できる欠陥の大きさとの関係、すなわち探傷率につい
ては後述する。
ド32を所定回転数で回転させる。この所定回転数は、
帯鋼Wの走行速度、検出する欠陥の大きさおよび回転ヘ
ッド32に埋設されているプローブ36,36の間隔
(回転径)に応じて適宜選定される。なお、回転数と検
出できる欠陥の大きさとの関係、すなわち探傷率につい
ては後述する。
【0026】プローブ36,36を励磁する。この励
磁は、例えば200KHzの交流電源を用いてなされ
る。
磁は、例えば200KHzの交流電源を用いてなされ
る。
【0027】帯鋼Wを走行させて探傷を開始する。こ
の場合、プローブ36,36の回転径を120mmとす
ると帯鋼Wのエッジより30mmの範囲が探傷可能とな
る。なお、エッジ近傍は信号が乱れるためにいわゆる不
感帯となるが、その範囲はエッジから約4mmの範囲で
ある。
の場合、プローブ36,36の回転径を120mmとす
ると帯鋼Wのエッジより30mmの範囲が探傷可能とな
る。なお、エッジ近傍は信号が乱れるためにいわゆる不
感帯となるが、その範囲はエッジから約4mmの範囲で
ある。
【0028】ここで、探傷率について以下に簡単に説明
する。
する。
【0029】今、直径2.5mmのプローブ36を2個
用いて、回転ヘッド32を4000rpmで回転させて
探傷する場合を考えると、探傷可能長さは、プローブ径
xプローブ回転数xプローブ数より、20m/分とな
る。したがって、帯鋼Wの走行速度が20m/分であれ
ば、探傷率は100%となる。また、帯鋼Wの走行速度
が40m/分であれば、探傷率は50%となる。
用いて、回転ヘッド32を4000rpmで回転させて
探傷する場合を考えると、探傷可能長さは、プローブ径
xプローブ回転数xプローブ数より、20m/分とな
る。したがって、帯鋼Wの走行速度が20m/分であれ
ば、探傷率は100%となる。また、帯鋼Wの走行速度
が40m/分であれば、探傷率は50%となる。
【0030】このように、実施例1によれば探傷ユニッ
ト3を所望位置に設置できるので、帯鋼Wの幅寸法が変
更されても、不感帯を最小にして渦流探傷がなしえる。
ト3を所望位置に設置できるので、帯鋼Wの幅寸法が変
更されても、不感帯を最小にして渦流探傷がなしえる。
【0031】実施例2 本発明の実施例2にかかわる探傷装置の要部を図5およ
び図6に示し、実施例2の探傷装置A1は実施例1を改
変したものであって、探傷ユニット3の移動をモータ1
4により行わせるとともに、帯鋼Wのエッジを検出する
位置センサ81を設けて帯鋼Wが蛇行した場合に、その
蛇行に応じて探傷ユニット3の位置調整を可能としてな
るものである。より具体的には、ガイド枠1の下面1f
中央部に移動用モータ(移動手段)14を配設し、この
モータ14により回転させられるおねじ部材15,16
をモータ14の両側に配設し、このおねじ部材15,1
6をユニット本体31に設けられためねじ部31cに螺
合し、また一方のユニット本体31の上流側に位置する
部分に位置センサ81を設けてなるものである。ここ
で、前記おねじ部材の一方、例えばおねじ部材16は逆
ねじとされている。ここで、この探傷ユニット3の移動
は、図5にブロック図的に示されている制御装置Cによ
りなされる。なお、その余の構成は実施例1と同様とさ
れているので、その構成の詳細な説明は省略する。
び図6に示し、実施例2の探傷装置A1は実施例1を改
変したものであって、探傷ユニット3の移動をモータ1
4により行わせるとともに、帯鋼Wのエッジを検出する
位置センサ81を設けて帯鋼Wが蛇行した場合に、その
蛇行に応じて探傷ユニット3の位置調整を可能としてな
るものである。より具体的には、ガイド枠1の下面1f
中央部に移動用モータ(移動手段)14を配設し、この
モータ14により回転させられるおねじ部材15,16
をモータ14の両側に配設し、このおねじ部材15,1
6をユニット本体31に設けられためねじ部31cに螺
合し、また一方のユニット本体31の上流側に位置する
部分に位置センサ81を設けてなるものである。ここ
で、前記おねじ部材の一方、例えばおねじ部材16は逆
ねじとされている。ここで、この探傷ユニット3の移動
は、図5にブロック図的に示されている制御装置Cによ
りなされる。なお、その余の構成は実施例1と同様とさ
れているので、その構成の詳細な説明は省略する。
【0032】次に、かかる構成を有する探傷装置A1に
よる帯鋼Wに対する探傷手順の一例について説明する。
よる帯鋼Wに対する探傷手順の一例について説明する。
【0033】ストッパー4の位置調整を行う。
【0034】制御装置Cにより予め指定されている帯
鋼Wの幅に合わせて探傷ユニット3の位置決めを行う。
鋼Wの幅に合わせて探傷ユニット3の位置決めを行う。
【0035】油圧シリンダ2を駆動してガイド枠1を
ストッパー部材41が降下止め部材44に当接するまで
降下させる。
ストッパー部材41が降下止め部材44に当接するまで
降下させる。
【0036】駆動用モータ33を回転させて回転ヘッ
ド32を所定回転数で回転させる。この所定回転数の選
定は、実施例1と同様にしてなされる。
ド32を所定回転数で回転させる。この所定回転数の選
定は、実施例1と同様にしてなされる。
【0037】プローブ36,36を励磁する。この励
磁も実施例1と同様にしてなされる。
磁も実施例1と同様にしてなされる。
【0038】帯鋼Wを走行させて探傷を開始する。
【0039】位置センサ81により帯鋼Wのエッジ位
置を計測し、その計装結果を制御装置Cに入力する。
置を計測し、その計装結果を制御装置Cに入力する。
【0040】制御装置Cは、入力された計測結果を基
準位置と比較して偏差を認めた場合には、移動用モータ
14を作動させて探傷ユニット3を帯鋼Wのエッジから
所定位置となるように移動させる。
準位置と比較して偏差を認めた場合には、移動用モータ
14を作動させて探傷ユニット3を帯鋼Wのエッジから
所定位置となるように移動させる。
【0041】このように、実施例2においては、位置セ
ンサ81により帯鋼Wのエッジ位置を計測し、それによ
り探傷ユニット3の位置を調整しているので、帯鋼Wが
蛇行しても不感帯を常に最小にして渦流探傷がなしえ
る。
ンサ81により帯鋼Wのエッジ位置を計測し、それによ
り探傷ユニット3の位置を調整しているので、帯鋼Wが
蛇行しても不感帯を常に最小にして渦流探傷がなしえ
る。
【0042】実施例3 本発明の実施例3にかかわる探傷装置の要部を図7およ
び図8に示し、実施例3の探傷装置A2は実施例2を改
変したものであって、ストッパー4を自動昇降型式のも
のとし、そしてストッパー部材41の進出長さを一方の
ユニット本体31に設けた距離センサ82により制御す
るようにしてなるものである。ここで、自動昇降型式の
ストッパー4としては、図9に示すような、油圧モータ
Dによるものがある。あるいはストッパー部材にウォー
ムを形成し、このウォームをモータの回転軸に装着され
たウォームホイールにより進退させるようにしてなるも
のとすることもできる。なお、その余の構成は実施例2
と同様とされているので、その構成の詳細な説明は省略
する。
び図8に示し、実施例3の探傷装置A2は実施例2を改
変したものであって、ストッパー4を自動昇降型式のも
のとし、そしてストッパー部材41の進出長さを一方の
ユニット本体31に設けた距離センサ82により制御す
るようにしてなるものである。ここで、自動昇降型式の
ストッパー4としては、図9に示すような、油圧モータ
Dによるものがある。あるいはストッパー部材にウォー
ムを形成し、このウォームをモータの回転軸に装着され
たウォームホイールにより進退させるようにしてなるも
のとすることもできる。なお、その余の構成は実施例2
と同様とされているので、その構成の詳細な説明は省略
する。
【0043】次に、かかる構成を有する探傷装置A2に
よる帯鋼Wに対する探傷手順の一例について、実施例2
と異なる部分について説明する。
よる帯鋼Wに対する探傷手順の一例について、実施例2
と異なる部分について説明する。
【0044】距離センサ82により基準面Sまでの距
離を測定し、その測定結果を制御装置Cに入力する。こ
こで、基準面Sとしては、例えば帯鋼Wの両端縁の一
方、または中央部の上面が用いられる。
離を測定し、その測定結果を制御装置Cに入力する。こ
こで、基準面Sとしては、例えば帯鋼Wの両端縁の一
方、または中央部の上面が用いられる。
【0045】制御装置Cは入力された測定結果に基づ
いてストッパー部材41の進出量を算出する。
いてストッパー部材41の進出量を算出する。
【0046】制御装置Cは算出した進出量に対応した
操作量により、油圧モータD等を操作して、ストッパー
部材41を所定量進出させる。
操作量により、油圧モータD等を操作して、ストッパー
部材41を所定量進出させる。
【0047】制御装置Cにより予め指定されている帯
鋼Wの幅に合わせて探傷ユニット3の位置決めを行う。
鋼Wの幅に合わせて探傷ユニット3の位置決めを行う。
【0048】油圧シリンダ2を駆動してガイド枠1を
ストッパー部材41が降下止め部材44に当接するまで
降下させる。
ストッパー部材41が降下止め部材44に当接するまで
降下させる。
【0049】このように、実施例3においては、実施例
2と同様に、位置センサ81により帯鋼Wのエッジを計
測し、それにより探傷ユニット3の位置を調整している
ので、帯鋼Wが蛇行しても不感帯を常に最小にして渦流
探傷がなしえる。それに加えて、距離センサ82により
基準面Sまでの距離を測定し、それによりストッパー部
材41の進出長さを調整しているので、板厚の変更が探
傷ユニット3の高さ調整に影響を与える場合において
も、特段の作業を必要としない。
2と同様に、位置センサ81により帯鋼Wのエッジを計
測し、それにより探傷ユニット3の位置を調整している
ので、帯鋼Wが蛇行しても不感帯を常に最小にして渦流
探傷がなしえる。それに加えて、距離センサ82により
基準面Sまでの距離を測定し、それによりストッパー部
材41の進出長さを調整しているので、板厚の変更が探
傷ユニット3の高さ調整に影響を与える場合において
も、特段の作業を必要としない。
【0050】以上、本発明を実施例に基づいて説明して
きたが、本発明はかかる実施例のみに限定されるもので
はなく、種々改変が可能である。例えば実施例1〜3に
おいては、押えローラーR,Rの間に探傷ユニット3を
設置したが、例えば、図10に示すように、探傷ユニッ
ト3を押えローラーR,R間の反対側に設置してもよい
し、図11に示すように、回転ヘッド32を押えローラ
ーRに対向させて設置してもよい。図10に示す例で
は、ローラーR,R間に回転ヘッド32が存在しないの
で、押えローラーR,R間を狭くでき、帯鋼Wの振動を
より効果的に押えることができる。そのため、探傷精度
を向上することができるという、実施例1〜3では得ら
れない効果が得られる。また、図11に示す例では、帯
鋼Wの押えローラーRにより押圧されている部分を探傷
するために、帯鋼Wの振動が確実に押えられるので、探
傷精度がより一層向上するという効果が得られる。さら
に、当然のことながら、超音波探傷装置と併用して探傷
してもよい。
きたが、本発明はかかる実施例のみに限定されるもので
はなく、種々改変が可能である。例えば実施例1〜3に
おいては、押えローラーR,Rの間に探傷ユニット3を
設置したが、例えば、図10に示すように、探傷ユニッ
ト3を押えローラーR,R間の反対側に設置してもよい
し、図11に示すように、回転ヘッド32を押えローラ
ーRに対向させて設置してもよい。図10に示す例で
は、ローラーR,R間に回転ヘッド32が存在しないの
で、押えローラーR,R間を狭くでき、帯鋼Wの振動を
より効果的に押えることができる。そのため、探傷精度
を向上することができるという、実施例1〜3では得ら
れない効果が得られる。また、図11に示す例では、帯
鋼Wの押えローラーRにより押圧されている部分を探傷
するために、帯鋼Wの振動が確実に押えられるので、探
傷精度がより一層向上するという効果が得られる。さら
に、当然のことながら、超音波探傷装置と併用して探傷
してもよい。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の探傷装置
によれば、帯鋼の幅寸法が変化しても適正な位置でエッ
ジ部の渦流探傷がなしえるという優れた効果が得られ
る。また、ストッパーの進出長さを調整可能としている
ので、板厚の変更が探傷ユニットの高さ調整に影響する
場合においても、探傷ユニットを常に最適な高さとする
ことができるという優れた効果が得られる。さらに、位
置センサにより帯鋼のエッジ位置を測定して、その測定
結果に応じてユニット本体の位置を調整している本発明
の好ましい態様によれば、帯鋼が蛇行しても不感帯を一
定として渦流探傷がなし得るという優れた効果が得られ
る。
によれば、帯鋼の幅寸法が変化しても適正な位置でエッ
ジ部の渦流探傷がなしえるという優れた効果が得られ
る。また、ストッパーの進出長さを調整可能としている
ので、板厚の変更が探傷ユニットの高さ調整に影響する
場合においても、探傷ユニットを常に最適な高さとする
ことができるという優れた効果が得られる。さらに、位
置センサにより帯鋼のエッジ位置を測定して、その測定
結果に応じてユニット本体の位置を調整している本発明
の好ましい態様によれば、帯鋼が蛇行しても不感帯を一
定として渦流探傷がなし得るという優れた効果が得られ
る。
【図1】本発明の実施例1にかかわる探傷装置の要部斜
視図である。
視図である。
【図2】プローブによる探傷原理の説明図である。
【図3】実施例1における探傷ユニットの断面図であ
る。
る。
【図4】実施例1におけるロック機構の分解斜視図であ
る。
る。
【図5】本発明の実施例2にかかわる探傷装置の要部説
明図である。
明図である。
【図6】実施例2の探傷ユニットの側面図である。
【図7】本発明の実施例3にかかわる探傷装置の要部説
明図である。
明図である。
【図8】実施例3の探傷ユニットの側面図である。
【図9】実施例3に用いられる油圧モータ作動のストッ
パーの説明図である。
パーの説明図である。
【図10】探傷ユニットを前後の押えローラー間の反対
側に設置した実施例の説明図である。
側に設置した実施例の説明図である。
【図11】探傷ユニットを押えローラーに対向させて設
置した実施例の説明図である。
置した実施例の説明図である。
1 ガイド枠(ガイド部材) 11 昇降用ガイド 12 めねじ体 13 案内溝 14 移動用モータ(移動手段) 15,16 おねじ部材 18 角筒鋼 2 油圧シリンダ(昇降手段) 21 ピストンロッド 3 探傷ユニット(探傷手段) 31 ユニット本体 32 回転ヘッド 33 駆動用モータ 34 駆動力伝達機構 35 ロック機構 36 プローブ(探傷子) 38 スライド枠 4 ストッパー 41 ストッパー部材、ボルト 44 降下止め部材 5 励磁コイル 6 検出コイル 61 第1コイル 62 第2コイル 7 回転トランス 71 1次側コイル 72 2次側コイル 81 位置センサ 82 距離センサ A 探傷装置 B 梁 C 制御装置 D 油圧モータ P ガイドポスト R 押えローラー S 基準面 W 帯鋼
Claims (8)
- 【請求項1】 走行する帯鋼の探傷装置であって、走行
する帯鋼の上方に、その帯鋼の走行方向に直交して配設
されているガイド部材と、該ガイド部材を昇降させる昇
降手段と、前記ガイド部材に摺動自在に配設されてい
る、一対の回転式探傷子を下部に有する少なくとも2個
の探傷手段とを備えてなることを特徴とする帯鋼の探傷
装置。 - 【請求項2】 前記探傷手段を前記ガイド部材に沿って
摺動させる移動手段を備えてなることを特徴とする請求
項1記載の帯鋼の探傷装置。 - 【請求項3】 前記探傷手段が帯鋼のエッジ位置を測定
する位置センサを備えてなることを特徴とする請求項1
または2記載の帯鋼の探傷装置。 - 【請求項4】 前記探傷手段が基準面からの高さを測定
する距離センサを備えてなることを特徴とする請求項
1、2または3記載の帯鋼の探傷装置。 - 【請求項5】 前記探傷手段が帯鋼を押えている前後の
押えローラー間に配設されてなることを特徴とする請求
項1ないし4のいずれかに記載の帯鋼の探傷装置。 - 【請求項6】 前記探傷手段が帯鋼を押えている前後の
押えローラー間の反対側に配設されてなることを特徴と
する請求項1ないし4のいずれかに記載の帯鋼の探傷装
置。 - 【請求項7】 前記探傷手段が帯鋼を押えている押えロ
ーラーに対向させて配設されてなることを特徴とする請
求項1ないし4のいずれかに記載の帯鋼の探傷装置。 - 【請求項8】 前記ガイド部材に降下位置を規制するス
トッパーが設けられてなることを特徴とする1ないし7
のいずれかに記載の帯鋼の探傷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6242145A JPH0875705A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 帯鋼の探傷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6242145A JPH0875705A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 帯鋼の探傷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0875705A true JPH0875705A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=17084994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6242145A Withdrawn JPH0875705A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 帯鋼の探傷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0875705A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100969954B1 (ko) * | 2008-12-30 | 2010-07-15 | 주식회사 포스코 | 주편 두께 측정장치, 주편 두께 측정시스템 및 이를 이용한주편 두께 측정방법 |
CN104730142A (zh) * | 2014-11-20 | 2015-06-24 | 北京航空航天大学 | 一种基于霍尔传感器的平面磁场扫描成像系统 |
CN105486745A (zh) * | 2015-12-10 | 2016-04-13 | 中国石油大学(华东) | 基于交流电磁场的缺陷信号高精度空间成像系统及方法 |
CN109946373A (zh) * | 2019-04-30 | 2019-06-28 | 河南中原吉凯恩气缸套有限公司 | 一种气缸套自动探伤装置 |
CN113588775A (zh) * | 2020-04-30 | 2021-11-02 | 新疆金风科技股份有限公司 | 检测装置 |
-
1994
- 1994-09-08 JP JP6242145A patent/JPH0875705A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100969954B1 (ko) * | 2008-12-30 | 2010-07-15 | 주식회사 포스코 | 주편 두께 측정장치, 주편 두께 측정시스템 및 이를 이용한주편 두께 측정방법 |
CN104730142A (zh) * | 2014-11-20 | 2015-06-24 | 北京航空航天大学 | 一种基于霍尔传感器的平面磁场扫描成像系统 |
CN104730142B (zh) * | 2014-11-20 | 2017-11-17 | 北京航空航天大学 | 一种基于霍尔传感器的平面磁场扫描成像系统 |
CN105486745A (zh) * | 2015-12-10 | 2016-04-13 | 中国石油大学(华东) | 基于交流电磁场的缺陷信号高精度空间成像系统及方法 |
CN109946373A (zh) * | 2019-04-30 | 2019-06-28 | 河南中原吉凯恩气缸套有限公司 | 一种气缸套自动探伤装置 |
CN113588775A (zh) * | 2020-04-30 | 2021-11-02 | 新疆金风科技股份有限公司 | 检测装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011120 |