JPH0875508A - ポンプ性能劣化検知付簡易流量計 - Google Patents
ポンプ性能劣化検知付簡易流量計Info
- Publication number
- JPH0875508A JPH0875508A JP6212363A JP21236394A JPH0875508A JP H0875508 A JPH0875508 A JP H0875508A JP 6212363 A JP6212363 A JP 6212363A JP 21236394 A JP21236394 A JP 21236394A JP H0875508 A JPH0875508 A JP H0875508A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow rate
- pump
- water level
- gauge
- suction side
- Prior art date
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- Pending
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- Measuring Volume Flow (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】ポンプ４の内水位を測定する水位計１，吐出圧
力計２，外水位を測定する水位計３を流量計測および比
較演算装置５へ入力する。流量計測および比較演算装置
５内で、内水位と外水位、内水位と吐出圧力の揚程を求
め、Ｑ−Ｈ特性から流量を求め、それぞれを比較するこ
とによりポンプ４の性能劣化検知を行う。 【効果】簡易流量計にポンプの性能劣化検知を付加する
ことができる。
力計２，外水位を測定する水位計３を流量計測および比
較演算装置５へ入力する。流量計測および比較演算装置
５内で、内水位と外水位、内水位と吐出圧力の揚程を求
め、Ｑ−Ｈ特性から流量を求め、それぞれを比較するこ
とによりポンプ４の性能劣化検知を行う。 【効果】簡易流量計にポンプの性能劣化検知を付加する
ことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はポンプの流量計に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に従来の簡易流量計は、ポンプ吸い
込み側の水位（以下内水位）と吐出圧力を演算処理部内
で揚程を求め、Ｑ−Ｈ特性から流量を求めるもの、また
は、内水位とポンプの吐出側の水位（以下、外水位）を
演算処理部内で揚程を求め、Ｑ−Ｈ特性から流量を求め
る。
込み側の水位（以下内水位）と吐出圧力を演算処理部内
で揚程を求め、Ｑ−Ｈ特性から流量を求めるもの、また
は、内水位とポンプの吐出側の水位（以下、外水位）を
演算処理部内で揚程を求め、Ｑ−Ｈ特性から流量を求め
る。
【０００３】この簡易流量計は、特開平2−102386 号，
特開昭58−198723号公報に示される。
特開昭58−198723号公報に示される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の簡易流量計は、
流量Ｑを測定するのみであった。
流量Ｑを測定するのみであった。
【０００５】本発明の目的は、流量Ｑを測定するほか
に、ポンプの性能劣化検知を付加した簡易流量計を提供
することにある。
に、ポンプの性能劣化検知を付加した簡易流量計を提供
することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、内水位
と吐出圧力を求めた流量Ｑ1 と、内水位と外水位から求
めた流量Ｑ2 を測定し、流量Ｑ1 と流量Ｑ2 を比較演算
することにある。
と吐出圧力を求めた流量Ｑ1 と、内水位と外水位から求
めた流量Ｑ2 を測定し、流量Ｑ1 と流量Ｑ2 を比較演算
することにある。
【０００７】
【作用】流量Ｑ1 と流量Ｑ2 を演算し、ポンプ性能正常
時、流量Ｑ1 と流量Ｑ2 は同流量となるが、ポンプ性能
劣化時、流量Ｑ1 と流量Ｑ2 に相違ができたことを演算
処理装置で判断させて、ポンプの性能劣化を判断するこ
とができる。
時、流量Ｑ1 と流量Ｑ2 は同流量となるが、ポンプ性能
劣化時、流量Ｑ1 と流量Ｑ2 に相違ができたことを演算
処理装置で判断させて、ポンプの性能劣化を判断するこ
とができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【０００９】図１は、ポンプ場の説明図、図２は、概略
処理フローチャート、図３は、ポンプ性能劣化診断（正
常時）特性図、図４は、ポンプ性能劣化診断（劣化時）
特性図である。
処理フローチャート、図３は、ポンプ性能劣化診断（正
常時）特性図、図４は、ポンプ性能劣化診断（劣化時）
特性図である。
【００１０】図１に示すように、ポンプの性能劣化検知
付簡易流量計は、ポンプ４の内水位Ｌ１を計測する水位
計１，ポンプ４の吐出圧力Ｐｄを計測する吐出圧力計
２，ポンプ４の外水位Ｌ２を計測する水位計３，ポンプ
４の流量Ｑおよびポンプ４の性能劣化を演算する流量計
測および比較演算装置５とからなる。
付簡易流量計は、ポンプ４の内水位Ｌ１を計測する水位
計１，ポンプ４の吐出圧力Ｐｄを計測する吐出圧力計
２，ポンプ４の外水位Ｌ２を計測する水位計３，ポンプ
４の流量Ｑおよびポンプ４の性能劣化を演算する流量計
測および比較演算装置５とからなる。
【００１１】水位計１から計測する内水位Ｌ１，吐出圧
力計２から計測する吐出圧力Ｐｄ，水位計３から計測す
る外水位Ｌ２を流量計測および比較演算装置５に入力す
る。
力計２から計測する吐出圧力Ｐｄ，水位計３から計測す
る外水位Ｌ２を流量計測および比較演算装置５に入力す
る。
【００１２】図２において、流量計および比較演算装置
５に入力された内水位Ｌ１，吐出圧力Ｐｄ，外水位Ｌ２
を実スケール換算１１し、内水位Ｌ１と吐出圧力Ｐｄの
揚程差計算１２をして揚程差Ｈ1 を求める。また、内水
位Ｌ１と外水位Ｌ２の揚程差計算１３をして揚程差Ｈ2
を求める。
５に入力された内水位Ｌ１，吐出圧力Ｐｄ，外水位Ｌ２
を実スケール換算１１し、内水位Ｌ１と吐出圧力Ｐｄの
揚程差計算１２をして揚程差Ｈ1 を求める。また、内水
位Ｌ１と外水位Ｌ２の揚程差計算１３をして揚程差Ｈ2
を求める。
【００１３】そして、流量計測および比較演算装置５に
あらかじめ記憶させたポンプのＱ−Ｈ特性１６から揚程
差Ｈ1 に対応する流量Ｑ1 ，揚程差Ｈ2 に管路損失１４
を加えたものに対応する流量Ｑ2 を演算する。
あらかじめ記憶させたポンプのＱ−Ｈ特性１６から揚程
差Ｈ1 に対応する流量Ｑ1 ，揚程差Ｈ2 に管路損失１４
を加えたものに対応する流量Ｑ2 を演算する。
【００１４】そして、流量Ｑ1 と流量Ｑ2 の比較演算１
８を行い、ポンプ性能劣化診断１９を行う。
８を行い、ポンプ性能劣化診断１９を行う。
【００１５】図３において、ポンプ性能が正常な場合、
ポンプのＱ−Ｈ特性１６において、揚程差Ｈ1 に対応す
る流量Ｑ1 と揚程差Ｈ2 に管路損失１４を加えたものに
対応する流量Ｑ2 は同じとなる。
ポンプのＱ−Ｈ特性１６において、揚程差Ｈ1 に対応す
る流量Ｑ1 と揚程差Ｈ2 に管路損失１４を加えたものに
対応する流量Ｑ2 は同じとなる。
【００１６】図４において、ポンプ性能が劣化した場
合、ポンプのＱ−Ｈ特性１６は、破線のＱ−Ｈ特性２１
のようになり、揚程差Ｈ2 に変化がない場合、揚程差Ｈ
1 は揚程差Ｈ1′ となる。
合、ポンプのＱ−Ｈ特性１６は、破線のＱ−Ｈ特性２１
のようになり、揚程差Ｈ2 に変化がない場合、揚程差Ｈ
1 は揚程差Ｈ1′ となる。
【００１７】この時のポンプの実際流量は、ポンプのＱ
−Ｈ特性２１との交点となるが、流量計測および比較演
算装置５では、正常時のポンプのＱ−Ｈ特性１６で流量
演算１５を行うので、揚程差Ｈ2 に管路損失１４を加え
たものに対応する流量Ｑ2 と揚程差Ｈ1′に対応する流
量Ｑ1′は、相違流量（流量Ｑ2＜流量Ｑ1′）となる。
−Ｈ特性２１との交点となるが、流量計測および比較演
算装置５では、正常時のポンプのＱ−Ｈ特性１６で流量
演算１５を行うので、揚程差Ｈ2 に管路損失１４を加え
たものに対応する流量Ｑ2 と揚程差Ｈ1′に対応する流
量Ｑ1′は、相違流量（流量Ｑ2＜流量Ｑ1′）となる。
【００１８】
【発明の効果】本発明の簡易流量計によれば、ポンプの
性能劣化も検知することができる。
性能劣化も検知することができる。
【図１】ポンプ場の説明図。
【図２】概略処理のフローチャート。
【図３】ポンプ性能劣化診断（正常時）特性図。
【図４】ポンプ性能劣化診断（劣化時）特性図。
１…水位計、２…吐出圧力計、３…水位計、４…ポン
プ、５…流量計測および比較演算装置。
プ、５…流量計測および比較演算装置。
Claims (1)
- 【請求項１】ポンプ吸い込み側の水位を測定する水位計
とポンプの吐出圧力を測定する圧力計、前記水位と前記
吐出圧力を入力する演算処理部内で、揚程を求め、ポン
プの性能曲線よりポンプの流量を求めるものにおいて、
ポンプの吐出側の水位を前記演算処理部に入力し、前記
吸い込み側の水位と前記吐出側の水位とから流量を求
め、前記吸い込み側の水位と吐出圧力から求めた流量と
前記吸い込み側の水位と前記吐出側の水位から求めた流
量を比較させることを特徴とするポンプ性能劣化検知付
簡易流量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6212363A JPH0875508A (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | ポンプ性能劣化検知付簡易流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6212363A JPH0875508A (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | ポンプ性能劣化検知付簡易流量計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0875508A true JPH0875508A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16621317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6212363A Pending JPH0875508A (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | ポンプ性能劣化検知付簡易流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0875508A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006125275A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 流体機械の性能診断装置及びシステム |
| WO2013022695A1 (en) * | 2011-08-05 | 2013-02-14 | Fisher Controls International Llc | Methods and apparatus for level loop control |
| CN107575371A (zh) * | 2017-08-01 | 2018-01-12 | 裴迎新 | 一种水泵流量测量装置 |
| JP2018123758A (ja) * | 2017-02-01 | 2018-08-09 | 株式会社荏原製作所 | ポンプ観察システムおよびポンプ観察方法 |
| KR102218127B1 (ko) * | 2020-10-29 | 2021-02-22 | 김수현 | 임펠러 성능 평가장치 및 평가방법 |
-
1994
- 1994-09-06 JP JP6212363A patent/JPH0875508A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006125275A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 流体機械の性能診断装置及びシステム |
| JP4625306B2 (ja) * | 2004-10-28 | 2011-02-02 | 三菱重工業株式会社 | 流体機械の性能診断装置及びシステム |
| WO2013022695A1 (en) * | 2011-08-05 | 2013-02-14 | Fisher Controls International Llc | Methods and apparatus for level loop control |
| JP2018123758A (ja) * | 2017-02-01 | 2018-08-09 | 株式会社荏原製作所 | ポンプ観察システムおよびポンプ観察方法 |
| CN107575371A (zh) * | 2017-08-01 | 2018-01-12 | 裴迎新 | 一种水泵流量测量装置 |
| KR102218127B1 (ko) * | 2020-10-29 | 2021-02-22 | 김수현 | 임펠러 성능 평가장치 및 평가방법 |
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