JPH087481A - 信号再生装置 - Google Patents
信号再生装置Info
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- JPH087481A JPH087481A JP13616194A JP13616194A JPH087481A JP H087481 A JPH087481 A JP H087481A JP 13616194 A JP13616194 A JP 13616194A JP 13616194 A JP13616194 A JP 13616194A JP H087481 A JPH087481 A JP H087481A
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】音質を劣化することなく少ない部品構成でオー
ディオ出力信号の切換が制御できる信号再生装置を提供
する。 【構成】レジスタ部30にオーディオデータ信号SDを
供給し、信号RSCKに基づき転送する。レジスタ部3
0の出力信号LD0〜LD15とレジスタ部31の出力
信号SD0〜SD15を加算部33で加算し桁送りして
2分の1とする。加算データを変換部34で信号SFT
と信号CIHに基づき直列信号MDAに変換する。選択
部35Lにレジスタ部30,31の最終段信号LD1
5、SD15と信号MDAを供給する。選択部35Rに
レジスタ部31,32の最終段信号SD15、TD15
と信号MDAを供給する。選択部35L,35Rでは、
信号SDCと信号SLRに基づいて生成された信号SLC
に従い供給された信号を選択して切換部36に供給す
る。この選択部35L,35Rから供給された信号を信
号SLRに応じて切換部36で選択して出力する。
ディオ出力信号の切換が制御できる信号再生装置を提供
する。 【構成】レジスタ部30にオーディオデータ信号SDを
供給し、信号RSCKに基づき転送する。レジスタ部3
0の出力信号LD0〜LD15とレジスタ部31の出力
信号SD0〜SD15を加算部33で加算し桁送りして
2分の1とする。加算データを変換部34で信号SFT
と信号CIHに基づき直列信号MDAに変換する。選択
部35Lにレジスタ部30,31の最終段信号LD1
5、SD15と信号MDAを供給する。選択部35Rに
レジスタ部31,32の最終段信号SD15、TD15
と信号MDAを供給する。選択部35L,35Rでは、
信号SDCと信号SLRに基づいて生成された信号SLC
に従い供給された信号を選択して切換部36に供給す
る。この選択部35L,35Rから供給された信号を信
号SLRに応じて切換部36で選択して出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンパクトディスク
にプログラムやデータあるいは映像や音楽のデータ等を
記録したCD−ROMの再生に適用して好適な信号再生
装置に関する。
にプログラムやデータあるいは映像や音楽のデータ等を
記録したCD−ROMの再生に適用して好適な信号再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスクでは、従来周知の音
声信号を記録した一般的なCDソフト(以下「CD−D
A」という)の他に、プログラムやデータあるいは映像
や音声のデータ等の各種情報を記録したCDソフト(以
下「CD−ROM」という)が知られている。
声信号を記録した一般的なCDソフト(以下「CD−D
A」という)の他に、プログラムやデータあるいは映像
や音声のデータ等の各種情報を記録したCDソフト(以
下「CD−ROM」という)が知られている。
【0003】このCD−ROMディスクには、データが
ある一定量の最小単位(以下「ブロック」という)にま
とめられて記録されおり、ブロックの長さはCD−DA
のサブコードの長さと同じく1/75秒とされる。ま
た、記録されたデータの読出しは、CD−DAと同様に
サブコードのチャネルQの絶対番地を利用して行われ
る。
ある一定量の最小単位(以下「ブロック」という)にま
とめられて記録されおり、ブロックの長さはCD−DA
のサブコードの長さと同じく1/75秒とされる。ま
た、記録されたデータの読出しは、CD−DAと同様に
サブコードのチャネルQの絶対番地を利用して行われ
る。
【0004】1つのブロックに記録されるデータの総量
は、標本化周波数44.1kHz、量子化数16ビッ
ト、チャネル数2であることから、44.1×103×
16×2×1/75=18816ビット=2352バイ
トとなる。この2352バイトのデータは、図7に示す
ような構成される。
は、標本化周波数44.1kHz、量子化数16ビッ
ト、チャネル数2であることから、44.1×103×
16×2×1/75=18816ビット=2352バイ
トとなる。この2352バイトのデータは、図7に示す
ような構成される。
【0005】図7において、シンク領域(12バイト)
はブロックを区分けを示す同期パターンが記録される。
ヘッダ領域(4バイト)は絶対時間やモード情報が記録
される。ユーザデータ領域には、プログラムやデータ等
の情報が記録される。なお、補助データ領域には、エラ
ーの検出,訂正のコードが記録されて、誤り訂正機能の
レベルアップが図られる。
はブロックを区分けを示す同期パターンが記録される。
ヘッダ領域(4バイト)は絶対時間やモード情報が記録
される。ユーザデータ領域には、プログラムやデータ等
の情報が記録される。なお、補助データ領域には、エラ
ーの検出,訂正のコードが記録されて、誤り訂正機能の
レベルアップが図られる。
【0006】図7Aは「モード0」の構成を示してお
り、リードインやリードアウト部分のダミーブロックに
用いられる。「モード0」では、ユーザデータ領域に
「0」データが記録される。図7Bは「モード1」の構
成を示し、例えばコンピュータデータのように信頼性を
必要とされるデータの記録に用いられる。図7Cおよび
図7Dは「モード2」の構成を示しており、「モード
2」の構成は図7Cに示す「モード2 フォーム1」と
図7Dに示す「モード2 フォーム2」の2種類とされ
ており、例えば「モード2 フォーム1」の構成はコン
ピュータデータ等の記録に用いられ、「モード2 フォ
ーム2」の構成は画像データ等の記録に用いられること
により、コンピュータデータ等や画像データ等が「モー
ド2」のデータとして同じように扱うことができる。
り、リードインやリードアウト部分のダミーブロックに
用いられる。「モード0」では、ユーザデータ領域に
「0」データが記録される。図7Bは「モード1」の構
成を示し、例えばコンピュータデータのように信頼性を
必要とされるデータの記録に用いられる。図7Cおよび
図7Dは「モード2」の構成を示しており、「モード
2」の構成は図7Cに示す「モード2 フォーム1」と
図7Dに示す「モード2 フォーム2」の2種類とされ
ており、例えば「モード2 フォーム1」の構成はコン
ピュータデータ等の記録に用いられ、「モード2 フォ
ーム2」の構成は画像データ等の記録に用いられること
により、コンピュータデータ等や画像データ等が「モー
ド2」のデータとして同じように扱うことができる。
【0007】なお、「モード2」の構成であると共に後
から追加記録できるPhoto−CDでは、データの追
加記録の際に追加データの管理情報も追加記録されて、
図8のように管理情報とデータの対が複数形成された
(以下「マルチセッション」という)ディスク構成とさ
れる。図8において、ディスク50の記録領域51の内
周側に、1回目の記録としてデータ管理情報52aとデ
ータ52bが記録される。その後、1回目に記録した領
域の外周側に2回目の記録としてデータ管理情報53a
とデータ53bが記録される。なお、54はディスク5
0を保持するためのセンターホール部である。Phot
o−CDでは、最高25回の追加記録が可能とされるの
で、セッション数は最大25とされる。
から追加記録できるPhoto−CDでは、データの追
加記録の際に追加データの管理情報も追加記録されて、
図8のように管理情報とデータの対が複数形成された
(以下「マルチセッション」という)ディスク構成とさ
れる。図8において、ディスク50の記録領域51の内
周側に、1回目の記録としてデータ管理情報52aとデ
ータ52bが記録される。その後、1回目に記録した領
域の外周側に2回目の記録としてデータ管理情報53a
とデータ53bが記録される。なお、54はディスク5
0を保持するためのセンターホール部である。Phot
o−CDでは、最高25回の追加記録が可能とされるの
で、セッション数は最大25とされる。
【0008】次に、このように記録されたCD−ROM
を再生する信号再生装置の構成を図9に示す。
を再生する信号再生装置の構成を図9に示す。
【0009】図9において、1は信号再生装置であり、
信号再生装置1はSCSIコネクタ部11を介してホス
トコンピュータ20等の外部装置に接続される。この信
号再生装置1は、接続されたホストコンピュータ20か
らの命令によって動作が制御される。
信号再生装置1はSCSIコネクタ部11を介してホス
トコンピュータ20等の外部装置に接続される。この信
号再生装置1は、接続されたホストコンピュータ20か
らの命令によって動作が制御される。
【0010】ホストコンピュ−タ20から命令が信号再
生装置1に供給されると、命令はSCSIコネクタ部1
1と後述するSCSIターミネータ部10を介してSC
SIコントロール部9に供給される。SCSIコントロ
ール部9では、ホストコンピュータ20からの命令が処
理されてシステムコントロール部12に供給される。シ
ステムコントロール部12からは、供給された命令に応
じて制御信号がサーボ制御部4やディジタル信号処理部
6等に供給される。この制御信号によって、例えばCD
−ROM2のデータ読取りが行われる。
生装置1に供給されると、命令はSCSIコネクタ部1
1と後述するSCSIターミネータ部10を介してSC
SIコントロール部9に供給される。SCSIコントロ
ール部9では、ホストコンピュータ20からの命令が処
理されてシステムコントロール部12に供給される。シ
ステムコントロール部12からは、供給された命令に応
じて制御信号がサーボ制御部4やディジタル信号処理部
6等に供給される。この制御信号によって、例えばCD
−ROM2のデータ読取りが行われる。
【0011】このCD−ROM2は、スピンドルモータ
3によって線速度一定となるように回転される。スピン
ドルモータ3の回転速度は、サーボ制御部4よって制御
される。また、サーボ制御部4によって、CD−ROM
2に記録された信号を読み取るための光ヘッド部5のフ
ォーカス制御およびトラッキング制御が行われる。な
お、サーボ制御部4の制御動作は、ディジタル信号処理
部6およびシステムコントロール部12によって制御さ
れる。
3によって線速度一定となるように回転される。スピン
ドルモータ3の回転速度は、サーボ制御部4よって制御
される。また、サーボ制御部4によって、CD−ROM
2に記録された信号を読み取るための光ヘッド部5のフ
ォーカス制御およびトラッキング制御が行われる。な
お、サーボ制御部4の制御動作は、ディジタル信号処理
部6およびシステムコントロール部12によって制御さ
れる。
【0012】光ヘッド部5によって読み取られたCD−
ROM2の信号は、ディジタル信号処理部6に供給され
る。ディジタル信号処理部6では、光ヘッド部5から供
給されたデータ信号がEFM復調された後、元の順番に
データが整列されると共にエラー訂正が行われる。その
後、データ信号がCDーDAのオーディオ信号と同様の
データ信号(以下「オーディオデータ信号」という)で
ある場合には、データ信号はD/Aコンバータ15に供
給される。また、データ信号がコンピュータプログラム
やコンピュータデータ等のデータ信号(以下「コンピュ
ータデータ信号」という)の場合には、CD−ROMデ
コーダ部7に供給される。
ROM2の信号は、ディジタル信号処理部6に供給され
る。ディジタル信号処理部6では、光ヘッド部5から供
給されたデータ信号がEFM復調された後、元の順番に
データが整列されると共にエラー訂正が行われる。その
後、データ信号がCDーDAのオーディオ信号と同様の
データ信号(以下「オーディオデータ信号」という)で
ある場合には、データ信号はD/Aコンバータ15に供
給される。また、データ信号がコンピュータプログラム
やコンピュータデータ等のデータ信号(以下「コンピュ
ータデータ信号」という)の場合には、CD−ROMデ
コーダ部7に供給される。
【0013】CD−ROMデコーダ部7では、ディジタ
ル信号処理部6から供給されたコンピュータデータ信号
が再び整列しなおされると共に誤り検出,訂正が行われ
てSCSIコントロール部9に出力される。なお、CD
−ROMデコーダ部7にはメモリ部8が接続されている
がメモリ部8については後述する。
ル信号処理部6から供給されたコンピュータデータ信号
が再び整列しなおされると共に誤り検出,訂正が行われ
てSCSIコントロール部9に出力される。なお、CD
−ROMデコーダ部7にはメモリ部8が接続されている
がメモリ部8については後述する。
【0014】SCSIコントロール部9では、供給され
たデータ信号がSCSIインターフェースのデータ形式
に変換されて、SCSIターミネータ10とSCSIコ
ネクタ部11を介して外部装置に供給される。
たデータ信号がSCSIインターフェースのデータ形式
に変換されて、SCSIターミネータ10とSCSIコ
ネクタ部11を介して外部装置に供給される。
【0015】ところで、ホストコンピュータ20は、C
D−ROM2のデータ読取りを開始する命令を出力して
からデータ読取り終了まで常にデータ読取り処理を実行
するものではなく、例えば割り込み処理等によりデータ
読取り処理が中断されることがある。この場合であって
も、CD−ROM2のデータ読取りは継続されて、ディ
ジタル信号処理部6から供給されたコンピュータデータ
信号は、CD−ROMデコーダ部7に接続されたメモリ
部8に一時的に記憶される。このため、ホストコンピュ
ータ20のデータ読取り処理が再び開始されても、メモ
リ部8に記憶されたデータを読み出すことで、速やかに
データ読取り処理が行われる。
D−ROM2のデータ読取りを開始する命令を出力して
からデータ読取り終了まで常にデータ読取り処理を実行
するものではなく、例えば割り込み処理等によりデータ
読取り処理が中断されることがある。この場合であって
も、CD−ROM2のデータ読取りは継続されて、ディ
ジタル信号処理部6から供給されたコンピュータデータ
信号は、CD−ROMデコーダ部7に接続されたメモリ
部8に一時的に記憶される。このため、ホストコンピュ
ータ20のデータ読取り処理が再び開始されても、メモ
リ部8に記憶されたデータを読み出すことで、速やかに
データ読取り処理が行われる。
【0016】ディジタル信号処理部6からD/Aコンバ
ータ15に供給されたオーディオデータ信号は、D/A
コンバータ15でアナログオーディオ信号に変換されて
オーディオ信号出力制御部16に供給される。このオー
ディオ信号出力制御部16では、システムコントロール
部12からの制御信号に基づき、D/Aコンバータ15
から供給されたアナログオーディオ信号が信号処理され
る。信号処理されてオーディオ信号出力制御部16から
出力されたアナログオーディオ信号は、オーディオ出力
端子17L,17Rに供給される。
ータ15に供給されたオーディオデータ信号は、D/A
コンバータ15でアナログオーディオ信号に変換されて
オーディオ信号出力制御部16に供給される。このオー
ディオ信号出力制御部16では、システムコントロール
部12からの制御信号に基づき、D/Aコンバータ15
から供給されたアナログオーディオ信号が信号処理され
る。信号処理されてオーディオ信号出力制御部16から
出力されたアナログオーディオ信号は、オーディオ出力
端子17L,17Rに供給される。
【0017】ここで、図10にオーディオ信号出力制御
部16の構成を示す。図10において、D/Aコンバー
タ15のオーディオ出力端子15Lは抵抗器R1Lを介し
てスイッチS1Lの端子ALに接続されると共に、オーデ
ィオ出力端子15Rは抵抗器R2Lを介してスイッチS2L
の端子CLに接続される。スイッチS1Lの端子BLとスイ
ッチS2Lの端子DLは電源供給端子Vrefに接続される。
また、抵抗器R1LとスイッチS1Lの端子ALの接続点は
抵抗器R3Lを介して演算増幅器16aの反転入力端子に
接続されると共に、抵抗器R2LとスイッチS2Lの端子C
Lの接続点は抵抗器R4Lを介して演算増幅器16aの反
転入力端子に接続される。この演算増幅器16aの反転
入力端子には、さらにスイッチS1L,S2Lの可動端子が
接続される。また、演算増幅器16aの非反転入力端子
は電源供給端子Vrefに接続される。演算増幅器16a
の出力端子は図示しないオーディオ出力端子17Lに接
続される。なお、スイッチS1L、S2Lの切換制御端子
は、システムコントロール部12に接続される。
部16の構成を示す。図10において、D/Aコンバー
タ15のオーディオ出力端子15Lは抵抗器R1Lを介し
てスイッチS1Lの端子ALに接続されると共に、オーデ
ィオ出力端子15Rは抵抗器R2Lを介してスイッチS2L
の端子CLに接続される。スイッチS1Lの端子BLとスイ
ッチS2Lの端子DLは電源供給端子Vrefに接続される。
また、抵抗器R1LとスイッチS1Lの端子ALの接続点は
抵抗器R3Lを介して演算増幅器16aの反転入力端子に
接続されると共に、抵抗器R2LとスイッチS2Lの端子C
Lの接続点は抵抗器R4Lを介して演算増幅器16aの反
転入力端子に接続される。この演算増幅器16aの反転
入力端子には、さらにスイッチS1L,S2Lの可動端子が
接続される。また、演算増幅器16aの非反転入力端子
は電源供給端子Vrefに接続される。演算増幅器16a
の出力端子は図示しないオーディオ出力端子17Lに接
続される。なお、スイッチS1L、S2Lの切換制御端子
は、システムコントロール部12に接続される。
【0018】同様に、D/Aコンバータ15のオーディ
オ出力端子15Lは抵抗器R1Rを介してスイッチS1Rの
端子ARに接続されると共に、オーディオ出力端子15
Rは抵抗器R2Rを介してスイッチS2Rの端子CRに接続
される。スイッチS1Rの端子BRとスイッチS2Rの端子
DRは電源供給端子Vrefに接続される。また、抵抗器R
1RとスイッチS1Rの端子ARの接続点は抵抗器R3Rを介
して演算増幅器16bの反転入力端子に接続されると共
に、抵抗器R2RとスイッチS2Rの端子CRの接続点は抵
抗器R4Rを介して演算増幅器16bの反転入力端子に接
続される。この演算増幅器16bの反転入力端子には、
さらにスイッチS1R,S2Rの可動端子が接続される。ま
た、演算増幅器16bの非反転入力端子は電源供給端子
Vrefに接続される。演算増幅器16bの出力端子は図
示しないオーディオ出力端子17Rに接続される。な
お、スイッチS1R、S2Rの切換制御端子は、システムコ
ントロール部12に接続される。
オ出力端子15Lは抵抗器R1Rを介してスイッチS1Rの
端子ARに接続されると共に、オーディオ出力端子15
Rは抵抗器R2Rを介してスイッチS2Rの端子CRに接続
される。スイッチS1Rの端子BRとスイッチS2Rの端子
DRは電源供給端子Vrefに接続される。また、抵抗器R
1RとスイッチS1Rの端子ARの接続点は抵抗器R3Rを介
して演算増幅器16bの反転入力端子に接続されると共
に、抵抗器R2RとスイッチS2Rの端子CRの接続点は抵
抗器R4Rを介して演算増幅器16bの反転入力端子に接
続される。この演算増幅器16bの反転入力端子には、
さらにスイッチS1R,S2Rの可動端子が接続される。ま
た、演算増幅器16bの非反転入力端子は電源供給端子
Vrefに接続される。演算増幅器16bの出力端子は図
示しないオーディオ出力端子17Rに接続される。な
お、スイッチS1R、S2Rの切換制御端子は、システムコ
ントロール部12に接続される。
【0019】このオーディオ信号出力制御部16の動作
を図11に示す。なお、図11において、図10の抵抗
器R1L〜R4L,R1R〜R4Rの抵抗値は全て等しいものと
し、D/Aコンバータ15のオーディオ出力端子15
L,15Rからの出力されるアナログオーディオ信号を
それぞれSL、SRとする。
を図11に示す。なお、図11において、図10の抵抗
器R1L〜R4L,R1R〜R4Rの抵抗値は全て等しいものと
し、D/Aコンバータ15のオーディオ出力端子15
L,15Rからの出力されるアナログオーディオ信号を
それぞれSL、SRとする。
【0020】図11Aは、システムコントロール部12
から供給された制御信号に基づいて切り換えられるスイ
ッチS1L,S2Lの端子選択状態に対する演算増幅器16
aからの出力信号を示したものである。スイッチS1Lを
AL側,スイッチS2LをCL側とすると、演算増幅器16
aからの出力信号は(SL+SR)/2とされる。スイッ
チS1LをBL側,スイッチS2LをCL側とすると出力信号
はSRとされる。スイッチS1LをAL側,スイッチS2Lを
DL側とすると出力信号はSLとされる。また、スイッチ
S1LをBL側,スイッチS2LをDL側とすると信号は出力
されない。
から供給された制御信号に基づいて切り換えられるスイ
ッチS1L,S2Lの端子選択状態に対する演算増幅器16
aからの出力信号を示したものである。スイッチS1Lを
AL側,スイッチS2LをCL側とすると、演算増幅器16
aからの出力信号は(SL+SR)/2とされる。スイッ
チS1LをBL側,スイッチS2LをCL側とすると出力信号
はSRとされる。スイッチS1LをAL側,スイッチS2Lを
DL側とすると出力信号はSLとされる。また、スイッチ
S1LをBL側,スイッチS2LをDL側とすると信号は出力
されない。
【0021】同様に、図11Bはシステムコントロール
部12から供給された制御信号に基づいて切り換えられ
るスイッチS1R,S2Rの端子選択状態に対する演算増幅
器16bからの出力信号を示したものであり、スイッチ
S1RおよびスイッチS2Rの可動端子を切り換えること
で、演算増幅器16bからの出力信号は(SL+SR)/
2,SR,SLあるいは信号が出力されないものとされ
る。
部12から供給された制御信号に基づいて切り換えられ
るスイッチS1R,S2Rの端子選択状態に対する演算増幅
器16bからの出力信号を示したものであり、スイッチ
S1RおよびスイッチS2Rの可動端子を切り換えること
で、演算増幅器16bからの出力信号は(SL+SR)/
2,SR,SLあるいは信号が出力されないものとされ
る。
【0022】図9において、システムコントロール部1
2にはBusy表示部13およびスイッチ部14が接続
されており、Busy表示部13ではCD−DAあるい
はCD−ROMのデータが読取られている状態を示すB
usy表示が行われる。スイッチ部14には例えばロー
ディングスイッチが配設されており、スイッチ部14を
操作することでディスク交換のためのローディング操作
等が行われる。
2にはBusy表示部13およびスイッチ部14が接続
されており、Busy表示部13ではCD−DAあるい
はCD−ROMのデータが読取られている状態を示すB
usy表示が行われる。スイッチ部14には例えばロー
ディングスイッチが配設されており、スイッチ部14を
操作することでディスク交換のためのローディング操作
等が行われる。
【0023】SCSIターミネータ部10は、複数の装
置が接続されたSCSIインターフェースの信号線路の
両端の装置の信号線路を所定の抵抗値でもって終端する
ための終端回路である。このSCSIターミネータ部1
0には、一方の端子が接地されたターミネータスイッチ
18が接続されており、ターミネータスイッチ18が手
動で操作されて、SCSIインターフェースの信号線路
を終端するか否かの切換が行われる。
置が接続されたSCSIインターフェースの信号線路の
両端の装置の信号線路を所定の抵抗値でもって終端する
ための終端回路である。このSCSIターミネータ部1
0には、一方の端子が接地されたターミネータスイッチ
18が接続されており、ターミネータスイッチ18が手
動で操作されて、SCSIインターフェースの信号線路
を終端するか否かの切換が行われる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した信
号再生装置のオーディオ信号出力制御部は、演算増幅器
やスイッチおよび抵抗が基板上に配設されて構成される
ために、基板上の占有面積が大きくなると共に組立工数
が必要とされる。また、スイッチとしてアナログスイッ
チが使用されるので、音質の劣化を生ずることがある。
号再生装置のオーディオ信号出力制御部は、演算増幅器
やスイッチおよび抵抗が基板上に配設されて構成される
ために、基板上の占有面積が大きくなると共に組立工数
が必要とされる。また、スイッチとしてアナログスイッ
チが使用されるので、音質の劣化を生ずることがある。
【0025】そこで、この発明では、音質を劣化するこ
となく少ない部品構成でオーディオ出力信号の切換が制
御できる信号再生装置を提供するものである。
となく少ない部品構成でオーディオ出力信号の切換が制
御できる信号再生装置を提供するものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る信
号再生装置は、記録媒体から読取られた左右のチャネル
のディジタルオーディオデータを信号処理する信号処理
手段と、信号処理手段での処理動作を制御する制御手段
と、信号処理手段から出力される信号処理されたディジ
タルオーディオデータをアナログオーディオ信号に変換
して信号出力端子に供給するD/A変換手段とを有し、
制御手段からの制御信号に基づいて信号処理手段の処理
動作を制御することで、信号出力端子から出力されるア
ナログオーディオ信号を切り換えるものである。
号再生装置は、記録媒体から読取られた左右のチャネル
のディジタルオーディオデータを信号処理する信号処理
手段と、信号処理手段での処理動作を制御する制御手段
と、信号処理手段から出力される信号処理されたディジ
タルオーディオデータをアナログオーディオ信号に変換
して信号出力端子に供給するD/A変換手段とを有し、
制御手段からの制御信号に基づいて信号処理手段の処理
動作を制御することで、信号出力端子から出力されるア
ナログオーディオ信号を切り換えるものである。
【0027】請求項2の発明に係る信号再生装置は、信
号処理手段が、左右のチャネルのディジタルオーディオ
データから加算オーディオデータを得る加算手段と、制
御手段からの制御信号に基づき、左右のチャネルのディ
ジタルオーディオデータと加算手段で得られた加算オー
ディオデータとを左右のディジタルオーディオデータと
して選択する信号選択手段とを有するものである。
号処理手段が、左右のチャネルのディジタルオーディオ
データから加算オーディオデータを得る加算手段と、制
御手段からの制御信号に基づき、左右のチャネルのディ
ジタルオーディオデータと加算手段で得られた加算オー
ディオデータとを左右のディジタルオーディオデータと
して選択する信号選択手段とを有するものである。
【0028】
【作用】この発明に係る信号再生装置においては、記録
媒体から読取られた左右のチャネルのディジタルオーデ
ィオデータが信号処理手段によって信号処理されて、こ
の信号処理されたディジタルオーディオデータがアナロ
グオーディオ信号に変換されて信号出力端子に供給され
る。このように、信号処理がディジタルオーディオデー
タで行われるので、信号出力端子から出力される信号処
理されたアナログオーディオ信号の音質の劣化を防止す
ることが可能とされる。
媒体から読取られた左右のチャネルのディジタルオーデ
ィオデータが信号処理手段によって信号処理されて、こ
の信号処理されたディジタルオーディオデータがアナロ
グオーディオ信号に変換されて信号出力端子に供給され
る。このように、信号処理がディジタルオーディオデー
タで行われるので、信号出力端子から出力される信号処
理されたアナログオーディオ信号の音質の劣化を防止す
ることが可能とされる。
【0029】また信号処理手段は、左右のチャネルのデ
ィジタルオーディオデータから加算オーディオデータを
得る加算手段と、制御手段からの制御信号に基づき、左
右のチャネルのディジタルオーディオデータと加算手段
で得られた加算オーディオデータとを左右のディジタル
オーディオデータとして選択する信号選択手段とを有す
るものである。このように、信号処理手段はディジタル
回路で構成されるので、他のディジタル回路と合わせて
集積化することにより、部品点数が少なく基板上の占有
面積を縮小することが可能となると共に組立も容易とす
ることが可能となる。また、部品コストを安価とするこ
とが可能となる。
ィジタルオーディオデータから加算オーディオデータを
得る加算手段と、制御手段からの制御信号に基づき、左
右のチャネルのディジタルオーディオデータと加算手段
で得られた加算オーディオデータとを左右のディジタル
オーディオデータとして選択する信号選択手段とを有す
るものである。このように、信号処理手段はディジタル
回路で構成されるので、他のディジタル回路と合わせて
集積化することにより、部品点数が少なく基板上の占有
面積を縮小することが可能となると共に組立も容易とす
ることが可能となる。また、部品コストを安価とするこ
とが可能となる。
【0030】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明に係る
信号再生装置の一実施例について説明する。なお、図1
において図9と対応する部分については同一符号を付し
その詳細な説明は省略する。
信号再生装置の一実施例について説明する。なお、図1
において図9と対応する部分については同一符号を付し
その詳細な説明は省略する。
【0031】図1において、サブコントロール部22は
システムコントロール部12aのI/Oポートの拡張機
能等を有するものであり、システムコントロール部12
aやサーボ制御部4、ディジタル信号処理部6等に接続
される。また、サブコントロール部22には表示コント
ロール部23が接続される。
システムコントロール部12aのI/Oポートの拡張機
能等を有するものであり、システムコントロール部12
aやサーボ制御部4、ディジタル信号処理部6等に接続
される。また、サブコントロール部22には表示コント
ロール部23が接続される。
【0032】表示コントロール部23には、スイッチ部
24と表示部25が接続される。スイッチ部24には、
SCSIコネクタ部11に接続されたホストコンピュー
タ20からの命令によらずCD−DAの再生制御が可能
なように、再生キー,ポーズキー,ストップキー,スキ
ップキー,サーチキー等が配設される。このため、スイ
ッチ部24のキーを操作することにより、表示コントロ
ール部23からサブコントロール部22にキー判別信号
が供給されて、キー操作に応じた動作制御が行われる。
24と表示部25が接続される。スイッチ部24には、
SCSIコネクタ部11に接続されたホストコンピュー
タ20からの命令によらずCD−DAの再生制御が可能
なように、再生キー,ポーズキー,ストップキー,スキ
ップキー,サーチキー等が配設される。このため、スイ
ッチ部24のキーを操作することにより、表示コントロ
ール部23からサブコントロール部22にキー判別信号
が供給されて、キー操作に応じた動作制御が行われる。
【0033】また、動作等に関する表示データ信号がサ
ブコントロール部22から表示コントロール部23に供
給されて、表示部25に動作等の表示が行われる。
ブコントロール部22から表示コントロール部23に供
給されて、表示部25に動作等の表示が行われる。
【0034】この表示部25は例えばLCD表示素子で
構成されており、図2に示すような表示構成とされる。
図2において領域aはディスクの種類を表示する領域で
あり、例えばCD−ROMが再生されたときには「CD
−ROM」の表示が行われる。領域bはSCSIターミ
ネータ部10が終端状態を表示する領域であり、例えば
SCSIターミネータ部10が終端の状態である場合に
は「TERM−ON」の表示が行われる。また、領域c
は、動作状態等を表示する領域であり、例えばCD−R
OMの場合はSCSIインターフェースのID番号やP
hoto−CDでのセッション数等が表示され、CD−
DAでは曲番や時間等が表示される。なお、図2におけ
る領域cの表示例は、ID番号が6であり装着されてい
るディスクはPhoto−CDでセッション数が5であ
ることを示している。
構成されており、図2に示すような表示構成とされる。
図2において領域aはディスクの種類を表示する領域で
あり、例えばCD−ROMが再生されたときには「CD
−ROM」の表示が行われる。領域bはSCSIターミ
ネータ部10が終端状態を表示する領域であり、例えば
SCSIターミネータ部10が終端の状態である場合に
は「TERM−ON」の表示が行われる。また、領域c
は、動作状態等を表示する領域であり、例えばCD−R
OMの場合はSCSIインターフェースのID番号やP
hoto−CDでのセッション数等が表示され、CD−
DAでは曲番や時間等が表示される。なお、図2におけ
る領域cの表示例は、ID番号が6であり装着されてい
るディスクはPhoto−CDでセッション数が5であ
ることを示している。
【0035】なお、表示部25はLCD表示素子に限ら
れるものではなく、蛍光表示管等の表示素子であっても
よい。また、表示構成についても図2に示す構成に限ら
れるものではないことは勿論である。
れるものではなく、蛍光表示管等の表示素子であっても
よい。また、表示構成についても図2に示す構成に限ら
れるものではないことは勿論である。
【0036】ターミネータスイッチ18のSCSIター
ミネータ部10と接続された端子は、サブコントロール
部22に接続されており、ターミネータスイッチ18が
操作されると、ターミネータスイッチ18の操作状態を
示すスイッチ信号がサブコントロール部22を介してシ
ステムコントロール部12aに供給される。その後、こ
のスイッチ信号は表示コントロール部23に供給され
て、上述したように表示部25の領域bにSCSIター
ミネータ部10の終端状態が表示される。このため、表
示部25の表示を確認することでターミネータ部10の
設定状態を容易に把握でき、SCSIインタフェースの
信号線路の端部が終端されていないあるいは終端すべき
でない部分が終端されている等の設定ミスによるトラブ
ルを未然に防止することができる。
ミネータ部10と接続された端子は、サブコントロール
部22に接続されており、ターミネータスイッチ18が
操作されると、ターミネータスイッチ18の操作状態を
示すスイッチ信号がサブコントロール部22を介してシ
ステムコントロール部12aに供給される。その後、こ
のスイッチ信号は表示コントロール部23に供給され
て、上述したように表示部25の領域bにSCSIター
ミネータ部10の終端状態が表示される。このため、表
示部25の表示を確認することでターミネータ部10の
設定状態を容易に把握でき、SCSIインタフェースの
信号線路の端部が終端されていないあるいは終端すべき
でない部分が終端されている等の設定ミスによるトラブ
ルを未然に防止することができる。
【0037】ところで、ディジタル信号処理部6から出
力されたオーディオデータ信号は、サブコントロール部
22のオーディオデータ制御回路22aを介してD/A
コンバータ15に供給され、アナログオーディオ信号に
変換されてオーディオ出力端子17L,17Rに供給さ
れる。
力されたオーディオデータ信号は、サブコントロール部
22のオーディオデータ制御回路22aを介してD/A
コンバータ15に供給され、アナログオーディオ信号に
変換されてオーディオ出力端子17L,17Rに供給さ
れる。
【0038】このオーディオデータ制御回路22aは、
上述したオーディオ信号出力制御部16と同様にオーデ
ィオ信号を信号処理するものであり、図3にオーディオ
データ制御回路22aの構成を示す。
上述したオーディオ信号出力制御部16と同様にオーデ
ィオ信号を信号処理するものであり、図3にオーディオ
データ制御回路22aの構成を示す。
【0039】この図3のオーディオデータ制御回路22
aには、ディジタル信号処理部6から図4に示すデータ
基準信号SBK、LR判別信号SLR、オーディオデータ信
号SDが供給される。
aには、ディジタル信号処理部6から図4に示すデータ
基準信号SBK、LR判別信号SLR、オーディオデータ信
号SDが供給される。
【0040】図4Aに示すデータ基準信号SBKは、オー
ディオデータ信号SDの基準クロックである。図4Bに
示すLR判別信号SLRはオーディオデータ信号が左チャ
ネルのデータか右チャネルのオーディオデータ信号かを
示す信号であり、ハイレベル「H」のときには左チャネ
ルの音声でありローレベル「L」のときには右チャネル
の音声であることを示す。図4Cに示すオーディオデー
タ信号SDは音声のデータを示すものである。オーディ
オデータ信号SDのデータは16ビットで構成されてお
り、時点t1のデータ基準信号SBKの立ち上がり同期し
てハイレベル「H」のLR判別信号SLRおよび左チャネ
ルのデータの最上位ビットデータが出力される。その
後、時点t2からデータ基準信号SBKの立ち上がり同期
して順次データが出力される。また、時点t3のデータ
基準信号SBKの立ち上がり同期してローレベル「L」の
LR判別信号SLRおよび右チャネルのデータの最上位ビ
ットデータが出力される。その後、時点t4からデータ
基準信号SBKの立ち上がり同期して順次データが出力さ
れる。
ディオデータ信号SDの基準クロックである。図4Bに
示すLR判別信号SLRはオーディオデータ信号が左チャ
ネルのデータか右チャネルのオーディオデータ信号かを
示す信号であり、ハイレベル「H」のときには左チャネ
ルの音声でありローレベル「L」のときには右チャネル
の音声であることを示す。図4Cに示すオーディオデー
タ信号SDは音声のデータを示すものである。オーディ
オデータ信号SDのデータは16ビットで構成されてお
り、時点t1のデータ基準信号SBKの立ち上がり同期し
てハイレベル「H」のLR判別信号SLRおよび左チャネ
ルのデータの最上位ビットデータが出力される。その
後、時点t2からデータ基準信号SBKの立ち上がり同期
して順次データが出力される。また、時点t3のデータ
基準信号SBKの立ち上がり同期してローレベル「L」の
LR判別信号SLRおよび右チャネルのデータの最上位ビ
ットデータが出力される。その後、時点t4からデータ
基準信号SBKの立ち上がり同期して順次データが出力さ
れる。
【0041】図3において、ディジタル信号処理部6か
ら供給されたオーディオデータ信号SDは、シフトレジ
スタ部30に供給される。データ基準信号SBKはNOR
回路39に供給されると共に、P/S変換部34とタイ
ミング信号発生部37に供給される。また、LR判別信
号SLRはタイミング信号発生部37に供給されると共に
L/R切換部36および選択信号発生部38に供給され
る。
ら供給されたオーディオデータ信号SDは、シフトレジ
スタ部30に供給される。データ基準信号SBKはNOR
回路39に供給されると共に、P/S変換部34とタイ
ミング信号発生部37に供給される。また、LR判別信
号SLRはタイミング信号発生部37に供給されると共に
L/R切換部36および選択信号発生部38に供給され
る。
【0042】まず、タイミング信号発生部37では、供
給されたデータ基準信号SBKおよびLR判別信号SLRか
らLR判別信号SLRの立ち上がりあるいは立ち下がりか
ら8パルス分のデータ基準信号SBKをマスキングするた
めのマスキング信号ENBKが生成されて、NOR回路
39に供給される。このため、NOR回路39では、デ
ータ基準信号SBKがLR判別信号SLRの立ち上がりある
いは立ち下がりから8パルス分だけマスキングされると
共に信号が反転される。このマスキングされると共に信
号が反転されたデータ基準信号SBKは、シフトクロック
信号RSCKとしてNOR回路39からシフトレジスタ
部30,31,32に供給される。
給されたデータ基準信号SBKおよびLR判別信号SLRか
らLR判別信号SLRの立ち上がりあるいは立ち下がりか
ら8パルス分のデータ基準信号SBKをマスキングするた
めのマスキング信号ENBKが生成されて、NOR回路
39に供給される。このため、NOR回路39では、デ
ータ基準信号SBKがLR判別信号SLRの立ち上がりある
いは立ち下がりから8パルス分だけマスキングされると
共に信号が反転される。このマスキングされると共に信
号が反転されたデータ基準信号SBKは、シフトクロック
信号RSCKとしてNOR回路39からシフトレジスタ
部30,31,32に供給される。
【0043】シフトレジスタ部30,31,32は16
ビットの直列入力並列出力形式のシフトレジスタであ
り、シフトレジスタ部30にはシフトレジスタ部31が
カスケード接続され、さらにシフトレジスタ部31には
シフトレジスタ部32がカスケード接続される。このた
め、シフトレジスタ部30に供給されたオーディオデー
タ信号SDは、シフトクロック信号にRSCKに同期し
てシフトレジスタ部30からシフトレジスタ部31およ
びシフトレジスタ部32に順次転送される。また、シフ
トレジスタ部30の並列出力信号LD0〜LD15およ
びシフトレジスタ部31の並列出力信号SD0〜SD1
5は、加算部33に供給される。なお、シフトレジスタ
部30の最終段の並列出力信号LD15は、データ選択
部35Lに供給される。また、シフトレジスタ部31の
最終段の並列出力信号SD15は、データ選択部35L
およびデータ選択部35Rに供給される。さらに、シフ
トレジスタ部32の最終段の並列出力信号TD15は、
データ選択部35Rに供給される。
ビットの直列入力並列出力形式のシフトレジスタであ
り、シフトレジスタ部30にはシフトレジスタ部31が
カスケード接続され、さらにシフトレジスタ部31には
シフトレジスタ部32がカスケード接続される。このた
め、シフトレジスタ部30に供給されたオーディオデー
タ信号SDは、シフトクロック信号にRSCKに同期し
てシフトレジスタ部30からシフトレジスタ部31およ
びシフトレジスタ部32に順次転送される。また、シフ
トレジスタ部30の並列出力信号LD0〜LD15およ
びシフトレジスタ部31の並列出力信号SD0〜SD1
5は、加算部33に供給される。なお、シフトレジスタ
部30の最終段の並列出力信号LD15は、データ選択
部35Lに供給される。また、シフトレジスタ部31の
最終段の並列出力信号SD15は、データ選択部35L
およびデータ選択部35Rに供給される。さらに、シフ
トレジスタ部32の最終段の並列出力信号TD15は、
データ選択部35Rに供給される。
【0044】加算部33では、シフトレジスタ部30か
らの並列出力信号LD0〜LD15のデータとシフトレ
ジスタ部31からの並列出力信号SD0〜SD15のデ
ータが加算されると共に加算されて得られたデータが桁
送りされて2分の1とされる。この演算により得られた
加算データは、P/S変換部34に供給される。
らの並列出力信号LD0〜LD15のデータとシフトレ
ジスタ部31からの並列出力信号SD0〜SD15のデ
ータが加算されると共に加算されて得られたデータが桁
送りされて2分の1とされる。この演算により得られた
加算データは、P/S変換部34に供給される。
【0045】また、上述したタイミング信号発生部37
では、LR判別信号SLRの立ち上がりからデータ基準信
号SBKの8パルス分の期間だけ信号レベルがローレベル
「L」が出力されると共にそれ以外の期間ではハイレベ
ル「H」とされる加算データ読込信号SFTと、LR判
別信号SLRの立ち下がりからデータ基準信号SBKの8パ
ルス分の期間だけ信号レベルがハイレベル「H」とされ
ると共にそれ以外の期間ではローレベル「L」とされる
変換制御信号CIHが生成されてP/S変換部34に供
給される。
では、LR判別信号SLRの立ち上がりからデータ基準信
号SBKの8パルス分の期間だけ信号レベルがローレベル
「L」が出力されると共にそれ以外の期間ではハイレベ
ル「H」とされる加算データ読込信号SFTと、LR判
別信号SLRの立ち下がりからデータ基準信号SBKの8パ
ルス分の期間だけ信号レベルがハイレベル「H」とされ
ると共にそれ以外の期間ではローレベル「L」とされる
変換制御信号CIHが生成されてP/S変換部34に供
給される。
【0046】P/S変換部34は、加算部33から供給
された並列データである16ビットの加算データを直列
データに変換して出力するものである。このP/S変換
部34には、加算データ読込信号SFTの立ち上がりに
同期して加算データが読み込まれる。読み込まれた加算
データは、データ基準信号SBKに同期して直列データに
変換されて、加算オーディオデータ信号MDAとしてデ
ータ選択部35Lおよびデータ選択部35Rに供給され
る。また、加算オーディオデータ信号MDAは再びP/
S変換部34に入力されて、加算データが新たにP/S
変換部34に読み込まれないときに、入力された加算オ
ーディオデータ信号MDAが再び出力される。なお、変
換制御信号CIHがハイレベル「H」のときには、変換
動作は停止される。
された並列データである16ビットの加算データを直列
データに変換して出力するものである。このP/S変換
部34には、加算データ読込信号SFTの立ち上がりに
同期して加算データが読み込まれる。読み込まれた加算
データは、データ基準信号SBKに同期して直列データに
変換されて、加算オーディオデータ信号MDAとしてデ
ータ選択部35Lおよびデータ選択部35Rに供給され
る。また、加算オーディオデータ信号MDAは再びP/
S変換部34に入力されて、加算データが新たにP/S
変換部34に読み込まれないときに、入力された加算オ
ーディオデータ信号MDAが再び出力される。なお、変
換制御信号CIHがハイレベル「H」のときには、変換
動作は停止される。
【0047】選択信号発生部38では、ディジタル信号
処理部6から供給されるLR判別信号SLRとシステムコ
ントロール部12aから供給されるデータ選択信号SD
Cに基づき、データ選択部35L,35Rに供給された
信号を選択するための切換制御信号SLCが生成され
る。
処理部6から供給されるLR判別信号SLRとシステムコ
ントロール部12aから供給されるデータ選択信号SD
Cに基づき、データ選択部35L,35Rに供給された
信号を選択するための切換制御信号SLCが生成され
る。
【0048】このデータ選択部35Lは、例えば左チャ
ネルのデータを出力するものであり、データ選択部35
Rは、右チャネルのデータを出力するものである。
ネルのデータを出力するものであり、データ選択部35
Rは、右チャネルのデータを出力するものである。
【0049】データ選択部35Lでは、切換制御信号S
LCに基づきシフトレジスタ部30の最終段の並列出力
信号LD15、シフトレジスタ部31の最終段の並列出
力信号SD15、P/S変換部34からの加算オーディ
オデータ信号MDAのいずれかのデータ信号が選択され
て所定のタイミングで選択オーディオデータ信号SLDが
出力される。なお、シフトレジスタ部30の最終段の並
列出力信号LD15が左チャネルのデータ信号である場
合には、シフトレジスタ部31の最終段の並列出力信号
SD15は右チャネルのデータ信号が出力される。この
ため、データ選択部35Lからは、左チャネルのデー
タ、右チャネルのデータ、左チャネルと右チャネルを加
算して2分の1としたデータ信号のいずれかが選択され
て選択オーディオデータ信号SLDとして出力される。な
お、切換制御信号SLCに基づき、選択オーディオデー
タ信号SLDの出力を停止することも行われる。
LCに基づきシフトレジスタ部30の最終段の並列出力
信号LD15、シフトレジスタ部31の最終段の並列出
力信号SD15、P/S変換部34からの加算オーディ
オデータ信号MDAのいずれかのデータ信号が選択され
て所定のタイミングで選択オーディオデータ信号SLDが
出力される。なお、シフトレジスタ部30の最終段の並
列出力信号LD15が左チャネルのデータ信号である場
合には、シフトレジスタ部31の最終段の並列出力信号
SD15は右チャネルのデータ信号が出力される。この
ため、データ選択部35Lからは、左チャネルのデー
タ、右チャネルのデータ、左チャネルと右チャネルを加
算して2分の1としたデータ信号のいずれかが選択され
て選択オーディオデータ信号SLDとして出力される。な
お、切換制御信号SLCに基づき、選択オーディオデー
タ信号SLDの出力を停止することも行われる。
【0050】同様に、オーディオデータ選択部35Rで
は、切換制御信号SLCに基づきシフトレジスタ部31
の最終段の並列出力信号SD15、シフトレジスタ部3
2の最終段の並列出力信号TD15、P/S変換部34
からの加算オーディオデータ信号MDAのいずれかのデ
ータ信号が選択されて所定のタイミングで選択オーディ
オデータ信号SRDが出力される。なお、シフトレジスタ
部31の最終段の並列出力信号SD15が右チャネルの
データ信号である場合には、シフトレジスタ部32の最
終段の並列出力信号TD15は左チャネルのデータ信号
が出力される。このため、データ選択部35Rからは、
右チャネルのデータ信号、左チャネルのデータ信号、左
チャネルと右チャネルを加算して2分の1としたデータ
信号のいずれかが選択されて選択オーディオデータ信号
SRDとして出力される。なお、切換制御信号SLCに基
づき、選択オーディオデータ信号SRDの出力を停止する
ことも行われる。
は、切換制御信号SLCに基づきシフトレジスタ部31
の最終段の並列出力信号SD15、シフトレジスタ部3
2の最終段の並列出力信号TD15、P/S変換部34
からの加算オーディオデータ信号MDAのいずれかのデ
ータ信号が選択されて所定のタイミングで選択オーディ
オデータ信号SRDが出力される。なお、シフトレジスタ
部31の最終段の並列出力信号SD15が右チャネルの
データ信号である場合には、シフトレジスタ部32の最
終段の並列出力信号TD15は左チャネルのデータ信号
が出力される。このため、データ選択部35Rからは、
右チャネルのデータ信号、左チャネルのデータ信号、左
チャネルと右チャネルを加算して2分の1としたデータ
信号のいずれかが選択されて選択オーディオデータ信号
SRDとして出力される。なお、切換制御信号SLCに基
づき、選択オーディオデータ信号SRDの出力を停止する
ことも行われる。
【0051】データ選択部35L,35Rから出力され
た選択オーディオデータ信号SLD,SRDは、L/R切換
部36に供給される。L/R切換部36では、ディジタ
ル信号処理部6から供給されるLR判別信号SLRに基づ
いて、選択オーディオデータ信号SLD,SRDのいずれか
が選択される。例えば、LR判別信号SLRがハイレベル
「H」のときには選択オーディオデータ信号SLDが選択
され、ローレベル「L」のときには選択オーディオデー
タ信号SRDが選択されて、信号処理されたオーディオデ
ータ信号SDMとしてD/Aコンバータ15に供給され
る。
た選択オーディオデータ信号SLD,SRDは、L/R切換
部36に供給される。L/R切換部36では、ディジタ
ル信号処理部6から供給されるLR判別信号SLRに基づ
いて、選択オーディオデータ信号SLD,SRDのいずれか
が選択される。例えば、LR判別信号SLRがハイレベル
「H」のときには選択オーディオデータ信号SLDが選択
され、ローレベル「L」のときには選択オーディオデー
タ信号SRDが選択されて、信号処理されたオーディオデ
ータ信号SDMとしてD/Aコンバータ15に供給され
る。
【0052】このように、システムコントロール部12
aからのデータ選択信号SDCによって、左右のチャネ
ルのオーディオデータ信号を任意に切り換えたりあるい
は出力を停止することが容易にできる。
aからのデータ選択信号SDCによって、左右のチャネ
ルのオーディオデータ信号を任意に切り換えたりあるい
は出力を停止することが容易にできる。
【0053】次に図5および図6を使用してオーディオ
データ制御回路22aの動作を述べる。図5,6におい
て、図5A,6Aはデータ基準信号SBKを示し、図5
B,6BはLR判別信号SLRを示す。また、図5C,6
Cはオーディオデータ信号SDを示している。
データ制御回路22aの動作を述べる。図5,6におい
て、図5A,6Aはデータ基準信号SBKを示し、図5
B,6BはLR判別信号SLRを示す。また、図5C,6
Cはオーディオデータ信号SDを示している。
【0054】時点t11でLR判別信号SLRがハイレベル
「H」とされると、LR判別信号SLRの立ち上がりに同
期してタイミング信号発生部37からハイレベル「H」
のマスキング信号ENBK(図5D,6D)が出力され
る。その後、データ基準信号SBKの8パルス分経過した
時点t12でマスキング信号ENBKはローレベル「L」
とされる。このため、時点t11から時点t12まではNO
R回路39からシフトクロック信号RSCK(図5E,
6E)は出力されず、時点t12から出力が開始される。
「H」とされると、LR判別信号SLRの立ち上がりに同
期してタイミング信号発生部37からハイレベル「H」
のマスキング信号ENBK(図5D,6D)が出力され
る。その後、データ基準信号SBKの8パルス分経過した
時点t12でマスキング信号ENBKはローレベル「L」
とされる。このため、時点t11から時点t12まではNO
R回路39からシフトクロック信号RSCK(図5E,
6E)は出力されず、時点t12から出力が開始される。
【0055】時点t12よりシフトクロック信号RSCK
がシフトレジスタ部30,31,32に供給されるの
で、オーディオデータ信号SDの左チャネルのデータは
シフトクロック信号RSCKの立ち上がりに同期して転
送される。このため、オーディオデータ信号SDの左チ
ャネルのデータは、時点t13からシフトクロック信号R
SCKの立ち上がりに同期してシフトレジスタ部30の
最終段より並列出力信号LD15(図5H,6H)とし
て出力される。なお、時点t13までの「U」部分につい
ては、信号が出力されるまでの不定状態を示すものであ
り、図5J〜Mおよび図6J〜Mも同様である。
がシフトレジスタ部30,31,32に供給されるの
で、オーディオデータ信号SDの左チャネルのデータは
シフトクロック信号RSCKの立ち上がりに同期して転
送される。このため、オーディオデータ信号SDの左チ
ャネルのデータは、時点t13からシフトクロック信号R
SCKの立ち上がりに同期してシフトレジスタ部30の
最終段より並列出力信号LD15(図5H,6H)とし
て出力される。なお、時点t13までの「U」部分につい
ては、信号が出力されるまでの不定状態を示すものであ
り、図5J〜Mおよび図6J〜Mも同様である。
【0056】その後、時点t14でLR判別信号SLRがロ
ーレベル「L」とされるので、時点t14からデータ基準
信号SBKの8パルス分経過した時点t15までは、マスキ
ング信号ENBKがハイレベル「H」とされてデータの
転送は停止され、マスキング信号ENBKがローレベル
「L」とされる時点t15より転送が開始される。なお、
時点t15からはシフトクロック信号RSCKによってオ
ーディオデータ信号SDの右チャネルのデータの転送が
開始される。
ーレベル「L」とされるので、時点t14からデータ基準
信号SBKの8パルス分経過した時点t15までは、マスキ
ング信号ENBKがハイレベル「H」とされてデータの
転送は停止され、マスキング信号ENBKがローレベル
「L」とされる時点t15より転送が開始される。なお、
時点t15からはシフトクロック信号RSCKによってオ
ーディオデータ信号SDの右チャネルのデータの転送が
開始される。
【0057】時点t16からは、オーディオデータ信号S
Dの左チャネルのデータがシフトレジスタ部31の最終
段より並列出力信号SD15(図5J,6J)として出
力されると共に、オーディオデータ信号SDの右チャネ
ルのデータがシフトレジスタ部30の最終段より並列出
力信号LSD15(図5J,6J)として出力される。
Dの左チャネルのデータがシフトレジスタ部31の最終
段より並列出力信号SD15(図5J,6J)として出
力されると共に、オーディオデータ信号SDの右チャネ
ルのデータがシフトレジスタ部30の最終段より並列出
力信号LSD15(図5J,6J)として出力される。
【0058】なお時点t16では、シフトレジスタ部30
の並列出力信号LD0〜LD15は、オーディオデータ
信号SDの右チャネルのデータが並列データに変換され
たものとされ、シフトレジスタ部31の並列出力信号S
D0〜SD15は、オーディオデータ信号SDの左チャ
ネルのデータが並列データに変換されたものとされる。
このため、時点t16から次の転送が行われるまで期間中
に加算器33からP/S変換部34に供給される並列デ
ータ信号は、オーディオデータ信号SDの右チャネルと
左チャネルのデータが加算されると共に加算されたデー
タが桁移動されて2分の1とされたものである。
の並列出力信号LD0〜LD15は、オーディオデータ
信号SDの右チャネルのデータが並列データに変換され
たものとされ、シフトレジスタ部31の並列出力信号S
D0〜SD15は、オーディオデータ信号SDの左チャ
ネルのデータが並列データに変換されたものとされる。
このため、時点t16から次の転送が行われるまで期間中
に加算器33からP/S変換部34に供給される並列デ
ータ信号は、オーディオデータ信号SDの右チャネルと
左チャネルのデータが加算されると共に加算されたデー
タが桁移動されて2分の1とされたものである。
【0059】時点t17でLR判別信号SLRがハイレベル
「H」とされて、その後データ基準信号SBKの8パルス
分経過した時点t18で加算データ読込信号SFT(図5
F,6F)はハイレベル「H」とされる。この加算デー
タ読込信号SFTの立ち上がりに同期して、加算器33
から出力されるデータ信号がP/S変換部34に読み込
まれる。なお、時点t17から時点t18まではマスキング
信号ENBKがハイレベル「H」とされているため、シ
フトレジスタ部30,31,32での転送が行われない
ことから、P/S変換部34にはオーディオデータ信号
SDの右チャネルと左チャネルのデータが加算されると
共に加算されたデータが桁移動されて2分の1とされた
並列データが読み込まれる。
「H」とされて、その後データ基準信号SBKの8パルス
分経過した時点t18で加算データ読込信号SFT(図5
F,6F)はハイレベル「H」とされる。この加算デー
タ読込信号SFTの立ち上がりに同期して、加算器33
から出力されるデータ信号がP/S変換部34に読み込
まれる。なお、時点t17から時点t18まではマスキング
信号ENBKがハイレベル「H」とされているため、シ
フトレジスタ部30,31,32での転送が行われない
ことから、P/S変換部34にはオーディオデータ信号
SDの右チャネルと左チャネルのデータが加算されると
共に加算されたデータが桁移動されて2分の1とされた
並列データが読み込まれる。
【0060】時点t18で読み込まれた並列データは、デ
ータ基準信号SBKに同期して直列データに変換されて加
算オーディオデータ信号MDA(図5L,6L)として
出力される。
ータ基準信号SBKに同期して直列データに変換されて加
算オーディオデータ信号MDA(図5L,6L)として
出力される。
【0061】時点t19でLR判別信号SLRがローレベル
「L」とされて、その後データ基準信号SBKの8パルス
分経過した時点t20までは、変換制御信号CIHがハイ
レベル「H」とされるためP/S変換部34での変換動
作が停止される。
「L」とされて、その後データ基準信号SBKの8パルス
分経過した時点t20までは、変換制御信号CIHがハイ
レベル「H」とされるためP/S変換部34での変換動
作が停止される。
【0062】時点t20で変換制御信号CIHがローレベ
ル「L」とされると、再び変換動作が開始されるが、加
算データ読込信号SFTがハイレベル「H」のと状態が
保持されているため、時点t18より変換されて出力され
た直列データと同じ加算データ信号MDAが繰り返し出
力される。
ル「L」とされると、再び変換動作が開始されるが、加
算データ読込信号SFTがハイレベル「H」のと状態が
保持されているため、時点t18より変換されて出力され
た直列データと同じ加算データ信号MDAが繰り返し出
力される。
【0063】その後、時点t21で加算データ読込信号S
FTがローレベル「L」とされるためP/S変換部34
での変換動作が停止され時点t22で加算データ読込信号
SFTがハイレベル「H」とされて再び新たに加算デー
タがP/S変換部34に読み込まれて変換が行われる。
FTがローレベル「L」とされるためP/S変換部34
での変換動作が停止され時点t22で加算データ読込信号
SFTがハイレベル「H」とされて再び新たに加算デー
タがP/S変換部34に読み込まれて変換が行われる。
【0064】なお、図5M,6Mは信号処理されたオー
ディオデータ信号SDMを示しており、システムコントロ
ール部12aからのデータ選択信号SDCに基づいて時
点t17から時点t19までは左チャネルのオーディオデー
タがD/Aコンバータ15に供給され、時点t19から時
点t21までは右チャネルのオーディオデータがD/Aコ
ンバータ15に供給される。
ディオデータ信号SDMを示しており、システムコントロ
ール部12aからのデータ選択信号SDCに基づいて時
点t17から時点t19までは左チャネルのオーディオデー
タがD/Aコンバータ15に供給され、時点t19から時
点t21までは右チャネルのオーディオデータがD/Aコ
ンバータ15に供給される。
【0065】このように、オーディオデータ制御回路2
2aでのオーディオデータ信号の制御は、全てディジタ
ル信号のまま処理されるので、D/Aコンバータ15か
ら出力されるアナログオーディオ出力信号の音質の劣化
を防止することができる。また、オーディオデータ制御
回路22aはディジタル回路で構成されるので、他のデ
ィジタル回路と合わせて集積回路化することにより、部
品コストを安価とすることができると共に基板上の占有
面積を少なくすることができる。また組立も容易とする
ことができる。
2aでのオーディオデータ信号の制御は、全てディジタ
ル信号のまま処理されるので、D/Aコンバータ15か
ら出力されるアナログオーディオ出力信号の音質の劣化
を防止することができる。また、オーディオデータ制御
回路22aはディジタル回路で構成されるので、他のデ
ィジタル回路と合わせて集積回路化することにより、部
品コストを安価とすることができると共に基板上の占有
面積を少なくすることができる。また組立も容易とする
ことができる。
【0066】
【発明の効果】この発明に係る信号再生装置によれば、
記録媒体から読取られた左右のチャネルのディジタルオ
ーディオデータが信号処理手段によって信号処理され
て、この信号処理されたディジタルオーディオデータが
アナログオーディオ信号に変換されて信号出力端子に供
給される。このように、信号処理がディジタルオーディ
オデータで行われるので、信号出力端子から出力される
信号処理されたアナログオーディオ信号の音質の劣化を
防止することができる。
記録媒体から読取られた左右のチャネルのディジタルオ
ーディオデータが信号処理手段によって信号処理され
て、この信号処理されたディジタルオーディオデータが
アナログオーディオ信号に変換されて信号出力端子に供
給される。このように、信号処理がディジタルオーディ
オデータで行われるので、信号出力端子から出力される
信号処理されたアナログオーディオ信号の音質の劣化を
防止することができる。
【0067】また信号処理手段は、左右のチャネルのデ
ィジタルオーディオデータから加算オーディオデータを
得る加算手段と、制御手段からの制御信号に基づき、左
右のチャネルのディジタルオーディオデータと加算手段
で得られた加算オーディオデータとを左右のディジタル
オーディオデータとして選択する信号選択手段とを有す
るものである。このように、信号処理手段はディジタル
回路で構成されるので、他のディジタル回路と合わせて
集積化することにより、部品点数が少なく基板上の占有
面積を縮小することができると共に組立も容易とするこ
とができる。また、部品コストを安価とすることもでき
る。
ィジタルオーディオデータから加算オーディオデータを
得る加算手段と、制御手段からの制御信号に基づき、左
右のチャネルのディジタルオーディオデータと加算手段
で得られた加算オーディオデータとを左右のディジタル
オーディオデータとして選択する信号選択手段とを有す
るものである。このように、信号処理手段はディジタル
回路で構成されるので、他のディジタル回路と合わせて
集積化することにより、部品点数が少なく基板上の占有
面積を縮小することができると共に組立も容易とするこ
とができる。また、部品コストを安価とすることもでき
る。
【図1】この発明に係る信号再生装置の一実施例の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】表示部25の表示例を示す図である。
【図3】オーディオデータ制御回路22aの構成を示す
図である。
図である。
【図4】ディジタル信号処理部6からの信号を示す図で
ある。
ある。
【図5】オーディオデータ制御回路22aの動作を示す
図である。
図である。
【図6】オーディオデータ制御回路22aの動作を示す
図である。
図である。
【図7】CD−ROMのデータの構成を示す図である。
【図8】PhotoーCDの構成を示す図である。
【図9】従来の信号再生装置の構成を示す図である。
【図10】オーディオ信号出力制御部16の構成を示す
図である。
図である。
【図11】オーディオ信号出力制御部16の動作を示す
図である。
図である。
【符号の説明】 1 信号再生装置 2 CD−ROM 3 スピンドルモータ 4 サーボ制御部 5 光ヘッド部 6 ディジタル信号処理部 7 CD−ROMデコーダ部 8 メモリ部 9 SCSIコントロール部 10 SCSIターミネータ部 11 SCSIコネクタ部 12,12a システムコントロール部 13,26 Busy表示部 14,24 スイッチ部 15 D/Aコンバータ 16 オーディオ信号出力制御部 16L,16R 演算増幅器 17L,17R オーディオ出力端子 18 ターミネータスイッチ 20 ホストコンピュータ 22 サブコントロール部 22a オーディオデータ制御回路 23 表示コントロール部 25 表示部 30,31,32 シフトレジスタ部 33 加算部 34 P/S変換部 35L,35R データ選択部 36 L/R切換部 37 タイミング信号発生部 38 選択信号発生部 39 NOR回路
Claims (2)
- 【請求項1】 記録媒体から読取られた左右のチャネル
のディジタルオーディオデータを信号処理する信号処理
手段と、 上記信号処理手段での処理動作を制御する制御手段と、 上記信号処理手段から出力される信号処理されたディジ
タルオーディオデータをアナログオーディオ信号に変換
して信号出力端子に供給するD/A変換手段とを有し、 上記制御手段からの制御信号に基づいて上記信号処理手
段の処理動作を制御することで、上記信号出力端子から
出力されるアナログオーディオ信号を切り換えることを
特徴とする信号再生装置。 - 【請求項2】 上記信号処理手段は、 上記左右のチャネルのディジタルオーディオデータから
加算オーディオデータを得る加算手段と、 上記制御手段からの制御信号に基づき、上記左右のチャ
ネルのディジタルオーディオデータと上記加算手段で得
られた加算オーディオデータとを左右のディジタルオー
ディオデータとして選択する信号選択手段とを有するこ
とを特徴とする請求項1記載の信号再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13616194A JPH087481A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 信号再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13616194A JPH087481A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 信号再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH087481A true JPH087481A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15168750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13616194A Pending JPH087481A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 信号再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087481A (ja) |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP13616194A patent/JPH087481A/ja active Pending
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