JPH0873875A - 脱水脱灰c.w.m.の製造装置並びにその方法 - Google Patents

脱水脱灰c.w.m.の製造装置並びにその方法

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JPH0873875A
JPH0873875A JP24824094A JP24824094A JPH0873875A JP H0873875 A JPH0873875 A JP H0873875A JP 24824094 A JP24824094 A JP 24824094A JP 24824094 A JP24824094 A JP 24824094A JP H0873875 A JPH0873875 A JP H0873875A
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cylinder
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liquid
carbohydrate
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Takeshi Morimura
豪 森村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来の流体燃料C.W.M.は炭水化物粉70
%wt、水30%wtの固液相の流体にしてその密度は
1.2g/cmtとされている。水には物性的に炭水
化物の如き燃料価値はない。この燃料価値のない水(3
0%wt)を物性的に燃料価値のある空気気泡によりて
可能な限り置換することにより、C.W.M.の密度の
減少(1.2g/cm→0.71g/cm)化を計
ると共に固液気相構造より誘発される弾力性を合わせ利
用して、輸送効率を上げ最終目標である1000Kca
l当たり単価の低減化を目的とするものである。 【構成】特許請求の範囲に求めたごとく相構成は固液気
相構成となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来技術の改良】従来のC.W.M.の相構成は、固
相の炭水化物粉70%wt、液相の水30%wt、とさ
れている。従って、液相の水30%wtに起因する色々
の欠点が燃焼面並びに輸送面に於て指摘されている。こ
れは水の物性に起因するものであり、該水相構成濃度重
量比30%wtの低減化による系内含有水分量の量的低
減化によりての該欠点の量的低減化によりて該欠点を償
う以外に方法はない。
【0002】C.W.M.の相構成媒体としての水に求
められる物性中にその表面張力がある。該力によっての
C.W.M.の流動性保持の機構に於て水の最小限度の
必要量は、物質の表面に誘発されるぬれ現象、即ち水の
単分子層膜(A°単位)による被膜量である関係、その
量は0.4%Volと極めて小さい。
【0003】併し、これに反して、従来のC.W.M.
に於てでは炭水化物粒子間空隙間容積が50〜76%V
ol.であり、これを埋める水量は前者に比して極端に
大である。
【0004】従って、防災面よりの必要最小限度の水
を、内部保留分として、相組織内に残し、他の不必要な
部分(水滴の中心部)を空気気泡によりて置換すればよ
いことに着目し本発明は完成されたものである。
【0005】
【改良装置】図面により本発明装置を説明する。装置は
竪型にして、炭水化物選択浮選筒(1)、固液相分離筒
(2)、脱気脱水筒(3)、空気圧縮装置(4)並びに
添加剤気化装置(60)等により構成されている。各筒
(1)(2)(3)の型体は、円筒型、逆円錐型或は両
者の任意の組み合わせ型体である。
【0006】炭水化物選択浮選筒(1)は筒心に、螺旋
状固定翼(19)を有する回転体(20)を動的に内蔵
し、而して該回転体(20)は筒(1)頂の電動機(1
8)に連結されてある。而して、中間部には、炭水化物
供給口(11)、水供給口(12)並びに添加剤供給口
(13)、又最低部には脱水脱灰排除口(14)がそれ
ぞれ設けてある。
【0007】固液相分離筒(2)は筒(1)よりの固液
気相物取り入れ口(27)、並びにその上位に軽い固液
気相物取り出し口(29)を有し、連絡管(21)を介
して筒(3)頂部の軽い固液気相物取り入れ口(28)
に連絡されてあり、又その底部に於ては、重い固液相物
の分離取り出し口(22)を有し、連絡管(23)、
(25)、エヂエクター(24)並びに、筒(2)より
の重い固液相物取り入れ口(16)等を介して、炭水化
物選択浮選筒(1)底部に連絡されてある。
【0008】脱気脱水筒(3)は、頂部に脱気口(3
1)、中間部に製品としての固液気相物C.W.M.取
り出し口(32)並びに底部には、重い固液相物分離取
り出し口(33)を有し、連結管(34)並びに筒
(2)固液相物取り入れ口(35)を介して、固液相分
離筒(2)底部に連絡することによりて構成されてあ
る。
【0009】又、系外に空気圧入用空気圧縮装置(4)
を設け、連絡管(41)を介して筒(1)底部圧縮空気
供給(15)に連結されてあると共に、電熱器(60)
並びに連絡管(61)によりて構成される添加剤気化装
置(60)は、連絡管(61)(41)並びに気相添加
剤供給口(15)、重い固液相物取り入れ口(16)等
を介して、筒(1)底部に連結されてある。
【作用効果】
【0010】次に作用効果について説明する。炭水化物
選択浮選筒(1)に炭水化物供給口(11)、水供給口
(12)、添加剤供給口(13)よりそれぞれ炭水化物
粉(固)、水(液)添加剤(液)が筒(1)内に供給さ
れ、而して、電動機(18)への入電と同時に空気を主
体とする気相の添加剤が供給口(15)(16)より供
給される。この場合、筒(1)内の固液気相物内には、
回転体(20)による強力な剪断力場が誘発され、これ
による微粉砕、分離、分解、混合、結合作用に起因す
る、炭水化物粉に対する洗浄、脱灰、脱水作用効果を介
して、該炭水化物粉を固液気相の炭水化物選択凝集体と
して、該炭水化物粉を媒体水より分離回収するのであ
る。而して、この分離回収に当りての分離工程に於て比
重格差による分離方法を原則としてあることも本発明の
特徴の一つである。
【0011】筒(1)内の固液気相物内に強力な剪断力
場が誘発された場合、炭水化物粉は微粉砕されると共に
灰分は単体分離する。この場合、炭水化物粒子はその親
油性を利用して炭水化物選択凝集体を生成さすと同時に
空気気泡を添加混入し、該凝集体に浮力を附与し、筒
(1)頂への浮上分離効果を顕著なものとすると共に、
単体分離された灰分は、その親水性を利用して、媒体水
中に 懸濁分離排除し、脱水脱灰排除口(14)より系
外に取り出す。又筒(1)頂に浮上分離した炭水化物選
択凝集体は、筒(1)頂固液気相物取り出し口(1
7)、連結管(10)、筒(2)頂固液気相物取り入れ
口(27)、連結管(10)を経て筒(2)内に供給さ
れる。
【0012】固液相分離筒(2)に於ては、該筒(2)
内の固液気相物の比重格差分離が行なわれる。軽いもの
は、固液気相物取り出し口(29)並びに筒(3)取り
入れ口(28)及び連絡管(21)を介して、脱気脱水
筒(3)に移される。他方、重い固液相物は固液物取り
出し口(22)連絡管(23)、(25)、エヂエクタ
ー(24)を介して、エヂエクター(24)の作用によ
り筒(1)底部固液物取り入れ口(16)より筒(1)
へ送り返される。従って、重い未処理固液気相物は筒
(2)より筒(1)而して筒(2)へと循環し、完全に
処理されるまでこの循環運動を繰返すのである。これも
本発明の特徴の一つである。
【0013】脱気脱水筒(3)に於ては、取り入れ口
(28)より供給された軽い固液気相物は、筒(3)頂
部に於て、振動板(51)を介しての系外よりの振動に
より脱気口(31)を介して脱気脱水され、軽いものは
筒(3)頂に近く、又重いものは筒(3)底に近く分離
貯蔵されることとなる。この時適当な比重を有する固液
気相の炭水化物選択凝集体を製品として製品取り出し口
(32)より取り出す。而して、底部の重い固液相物は
取り出し口(33)連絡管(34)並びに、筒(2)取
り入れ口(35)を介して筒(2)底部に送り返すので
ある。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上記のとおり構成されている
ので、次に記載する優れた作用効果を示すものである。
【0015】
【請求項2】の相構成は、固液気相であり、従来の固液
相と異なる。即ち炭水化物粒子間の空隙容積(50〜7
6Vol)埋める水(密度1g/cm)が空気気泡
(密度0.0012g/cm)により可能な限り置換
されているので、
【0016】その置換された分だけC.W.M.の密度
は減少し、軽くなると同時に、
【0017】C.W.M.中の空気気泡存在により、
C.W.M.は圧縮性をおび、その輸送を容易にする優
れた点を有するのである。又
【0018】物性的に燃料でない水(30%wt)を物
性的に燃料となる空気気泡によりて置換してあるので前
項「0016」と相まって、その発熱量(Kcal/K
g)の数値は増大(5000Kcal/Kg→8000
Kcal/Kg)するので優れた長所をも合わせ有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念を示す略図であり、而してその縦
切断面図である。
【符号の説明】
1. 炭水化物選択浮選筒 2. 固液相分離筒 3. 脱気脱水筒 4. 空気圧縮機 10.21.23.25.34.41.61.連結管 11.炭水化物供給口 12.水供給口 13.添加剤(界面活性剤、発砲剤、安定剤)供給口 14.脱水脱灰排除口 15.圧縮空気供給口 16.重い固液相物取り入れ口 17.固液気相物取り出し口 18.電動機 19.螺旋状固定翼 20.回転体 22.重い固液相物の分離取り出し口 24.エヂエクター 27.固液相物取り入れ口 28.取り入れ口 29.軽い固液気相物分離取り出し口 31.脱気口 32.固液気相物C.W.M.(製品)取り出し口 33.重い固液相物分離取り出し口 35.固液相物取り入れ口 50.振動発生装置 51.振動伝達板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置は竪型にして、炭水化物選択浮選筒
    (1)、固液相分離筒(2)及び脱気脱水筒(3)等に
    よりて構成され、型体は円筒型或は逆円錐型又はこれ等
    の任意の組み合わせ型体にして、各筒(1)(2)
    (3)は、頂部或は底部に於て、互いに各々連絡管(1
    0)、(21)、(23)、(25)、(34)を介し
    て連結されており、各筒内物質は各々の比重差により
    て、筒内運動は勿論のこと、他筒への移動運動をも可能
    にしてあり、而して炭水化物選択浮選筒(1)は螺旋状
    固定翼(19)を軸の周囲に有する回転体(20)を該
    筒(1)の中心線(以後筒心と称す)上に動的に内蔵
    し、筒(1)項の電動機(18)に連結されてあると共
    に、同筒(1)頂部に於ては固液気相物取り出し口(1
    7)を有し、連絡管(10)並びに筒(2)の固液気相
    物取り入れ口(27)を介し、固液相分離筒(2)に連
    絡されてあり、又該筒(1)中間部に於ては、固相の炭
    水化物供給口(11) 、液相の水供給口(12)並び
    に、添加剤(界面活性剤、発泡剤、安定剤・・・)供給
    口(13)を、又該筒(1)最低部には脱水脱灰排除口
    (14)を有し、而して、固液相分離筒(2)は、その
    頂部に於て、炭水化物選択浮選筒(1)よりの固液気相
    物取り入れ口(27)並びにその上位に軽い固液気相物
    取り出し口(29)並びに筒(3)取り入れ口(28)
    を有し、それぞれ連絡管(10)(21)を介して炭水
    化物選択浮選筒(1)並びに脱気脱水筒(3)頂部に連
    絡されてあると共に、該筒(2)底部に於ては重い固液
    相物の分離取り出し口(22)を有し、連絡管(23)
    (25)エヂエクター(24)並びに該筒(2)よりの
    重い固液相物取り入れ口(16)等を介して、炭水化物
    選択浮選筒(1)底部に連絡されてあり、又脱気脱水筒
    (3)は、該筒(3)頂部に脱気口(31)、中間部に
    製品としての固液気相物C.W.M.取り出し口(3
    2)並びに底部には重い固液相物分離取り出し口(3
    3)を有し、連絡管(34)並びに筒(2)固液相物取
    り入れ口(35)を介して、固液相分離筒(2)底部に
    連絡されていることにより構成される本体装置に、空気
    圧縮装置(4)を連絡管(41)並びに筒(1)圧縮空
    気供給口(15)を介して筒(1)に連結すると共に連
    結管を介してエヂエクター(24)に連結することを追
    加して設けることを特徴とする固液気相脱水脱灰C.
    W.M.装置。
  2. 【請求項2】 COを海中又または水中に吹き込み、
    その海面又は水面への太陽光の直射によりて誘発される
    光合成作用による生物(プランクトン、藻類−−−)の
    生成をはかると共に、その収集を行なう装置を請求項1
    の炭水化物供給口(11)を介して本体に追加して設け
    ることを特徴とす請求項1の特許請求の範囲(1)。
  3. 【請求項3】 高温高圧の強力な剪断力場に於て、固相
    の炭水化物粉、液相の水、界面活性剤、発泡剤並びに気
    相の空気気泡等によりて構成される固液気相物より該固
    液気相物系内に誘発される粉砕、混合、撹拌、分離、分
    解、脱水、脱灰、凝集化作用等を介して、前記固液気相
    物より固相の炭水化物粉を固液気相の脱水脱灰炭水化物
    選択凝集体として、各相間の比重差を利用して分離回収
    することを特徴とする脱水脱灰C.W.M.製造方法。
  4. 【請求項4】 特許請求範囲の(1)に於て、炭水化物
    選択浮選筒(1)内に適数個の微粉砕用鋼質ボール群を
    追加して設けることを特徴とする特許請求の範囲
    (1)。
JP24824094A 1994-09-07 1994-09-07 脱水脱灰c.w.m.の製造装置並びにその方法 Pending JPH0873875A (ja)

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