JPH087359Y2 - 冷却機における水封装置 - Google Patents

冷却機における水封装置

Info

Publication number
JPH087359Y2
JPH087359Y2 JP10248090U JP10248090U JPH087359Y2 JP H087359 Y2 JPH087359 Y2 JP H087359Y2 JP 10248090 U JP10248090 U JP 10248090U JP 10248090 U JP10248090 U JP 10248090U JP H087359 Y2 JPH087359 Y2 JP H087359Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air duct
water
fixed
movable
side air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10248090U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0461298U (ja
Inventor
章 為井
勝啓 大塩
忠昭 洲本
喜久 戸沢
隆 中原
勝 西本
靖彦 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP10248090U priority Critical patent/JPH087359Y2/ja
Priority to US07/703,396 priority patent/US5148687A/en
Priority to CN91103939A priority patent/CN1050383C/zh
Priority to DE4122751A priority patent/DE4122751A1/de
Priority to PH42860A priority patent/PH31357A/en
Priority to ITRM910675A priority patent/IT1249698B/it
Priority to BR919104178A priority patent/BR9104178A/pt
Priority to AT0196091A priority patent/AT398207B/de
Publication of JPH0461298U publication Critical patent/JPH0461298U/ja
Priority to AT0220293A priority patent/AT400334B/de
Application granted granted Critical
Publication of JPH087359Y2 publication Critical patent/JPH087359Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、例えば高温粉粒体の冷却機における水封装
置に関するものである。
従来の技術 高温粉粒体の冷却機、例えば焼結鉱の冷却機は、焼結
鉱を円形状経路に沿って移動させている間に、その下方
から上方に冷却用空気を流すことにより、焼結鉱を冷却
するようにしたものである。
従来、この種の冷却機には、実開昭62−118960号公報
に開示されているような、水封装置が設けられている。
すなわち、この水封装置は、下方から冷却用空気を供
給する固定エアチャンバーと、この固定エアチャンバー
上方で焼結鉱を積載して移動する各トラフ間およびトラ
フ移動方向に沿う両側に配置された移動枠との間で水封
を行うためのもので、シール板の下端部が水没してトラ
フ移動方向に沿って相対移動自在に嵌入された水箱底部
の複数箇所に漏斗部を設け、この漏斗部のの下端に排水
管を接続したものである。
この構成によると、水箱内に入って堆積したダスト
は、漏斗部下端に接続された排水管から取り出すことが
できる。
考案が解決しようとする課題 しかし、上記従来の構成によると、トラフの移動経路
が長いため、どうしても漏斗部および排水管を多数の箇
所に設ける必要が生じ、コスト高になるとともに、各排
水管から排出されたダストを一箇所に集めて処理しなけ
ればならず、その作業が非常に面倒であるという問題が
あった。
そこで、本考案は上記課題を解消し得る冷却機におけ
る水封装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本考案の冷却機における水
封装置は、所定経路に沿って移動される搬送体に載置さ
れる高温物体を、固定側エアーダクトおよび搬送体側に
取り付けられた可動側エアーダクトを介して導入された
冷却用空気により、冷却を行う冷却機の上記固定側エア
ーダクトと可動側エアーダクトとの間で水封を行う水封
装置であって、上記固定側エアーダクトの両側壁部に上
面が開口された水封室を設け、上記可動側エアーダクト
の両側から垂下されるシール板体の各下端部を上記各水
封室内の水面下に位置させるとともに、これらシール板
体の下端部に堆積物の掻寄具を設け、かつ上記各水封室
に上記掻寄具により掻き集められた堆積物を取り出す取
出部を設けたものである。
作用 上記の構成によると、水封室内の底部に堆積した堆積
物は、可動側エアーダクト側に設けられたシール板体の
下端部に取り付けられた掻寄具により、所定の取出部ま
で掻き寄せられるため、水封室の底部に多数の取出部を
設ける必要がない。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図〜第3図に基づき説
明する。
第1図および第3図において、1は円形状の移動経路
Aに沿って移動自在に配設された搬送体で、高温粉粒体
である焼結鉱を給鉱部(供給部)から排鉱部(排出部)
に移動させる間で冷却用空気により冷却を行うためのも
のである。
この搬送体1は、連結梁2により互いに連結された内
側円形側壁3および外側円形側壁4と、これら両円形側
壁3,4間の底部に配設されるとともに案内車輪5を介し
て円形状に敷設された案内レール6上を移動自在にされ
た複数個のトラフ7とから構成されている。
次に、上記焼結鉱の冷却機について説明する。
すなわち、上記各トラフ7は、両側に案内車輪5を有
するトラフ本体11と、このトラフ本体11上面に設けられ
た風箱12とから構成され、またこの風箱12の上面は多数
の通気穴13aが形成された通気板13とされ、さらにこの
風箱12の一側面例えば内側面に開口部14が設けられてい
る。
上記搬送体1の内側には、第2図に示すように、その
移動経路に沿って上面が開口された固定側環状エアーダ
クト(固定側エアーダクト)21が設けられるとともに、
この固定側環状エアーダクト21の内側および外側側壁部
22,23には、上面が開口された環状水封室24がそれぞれ
設けられている。
すなわち、固定側環状エアーダクト21の各側壁部22,2
3は、それぞれ内側および外側プレート22a,22b,23a,23b
により構成されて2重壁構造とされている。
そして、この固定側環状エアーダクト21の上部全体を
覆う可動側環状エアーダクト(可動側エアーダクト)31
が、後述する連結ダクト37を介して上記内側円形側壁3
側に取り付けられている。
この可動側環状エアーダクト31と上記固定側環状エア
ーダクト21とは、水封によりシールが行うようにされて
いる。
すなわち、可動側環状エアーダクト31の両側側壁部3
2,33から、両側の環状水封室24内にしかもその下端が水
面下に位置するようにシール板体34が取付フランジ35を
介して垂下して設けられ、また上記可動側環状エアーダ
クト31の両側壁部32,33の下端の複数箇所には、環状水
封室24内に堆積したダスト(堆積物)を掻き集めるため
のステンレス製のワイヤブラシ(掻寄具)36が設けら
れ、さらに上記両側の各環状水封室24底部の少なくとも
一箇所には、漏斗状の堆積物取出口(取出部の一例で、
図示せず)が設けられている。
勿論、この堆積物取出口の下端には、途中に開閉バル
ブを有する取出管(図示せず)が接続されている。
なお、上記各シール板体34の上部外側には、環状水封
室24の外側を覆うカバープレート37がそれぞれ斜めに突
設されている。
また、上記可動側環状エアーダクト31と、各トラフ7
に対応して内側円形側壁3に形成された開口部8とが連
結ダクト38を介して連通されている。すなわち、連結ダ
クト38を介して各トラフ7の風箱12内と固定側環状エア
ーダクト21内に形成された空気通路25とが連通されてい
ることになる。
なお、上記搬送体1の移動経路Aの途中において、焼
結鉱の給排出部Bが設けられておりら、この部分ではト
ラフ7の風箱12が大気に連通した状態となる。
このため、移動経路Aの冷却部Cにおける冷却用空気
が環状水封室24を介して給排出部Bから外部に流出しな
いようにされている。
すなわち、可動側環状エアーダクト31の下面開口幅は
固定側環状エアーダクト21の空気通路25の幅よりも狭く
されるとともに、可動側環状エアーダクト31の両側壁部
32,33の下端は固定側環状エアーダクト21の両側壁部22,
23の上端面よりも少し上方に位置され、また固定側環状
エアーダクト21の各環状水封室24をそれぞれ形成する内
外プレート22b,23aの上端部には、可動側環状エアーダ
クト31の各側壁部32,33との連通部隙間aをできるだけ
狭くするための第1シールプレート41がほぼ全移動経路
に亘って設けられ、さらに上記可動側環状エアーダクト
31の両側壁部32,33の下端部外側には、上記第1シール
プレート41上に突出して第1シールプレート41との間で
ラビリンスシールを行うための第2シールプレート42が
移動経路全長に亘って設けられている。
また、上記固定側環状エアーダクト21の所定箇所に
は、冷却用空気供給ダクト51が接続され、さらに上記ト
ラフ7の上方には、冷却して高温になった高温空気を回
収するための固定フード52が移動経路全体に亘って設け
られている。
なお、上記搬送体1の両円形側壁部3,4と固定フード5
2との間も、水封によりシールが行われている。
次に、冷却作用について説明する。
移動経路の内、冷却部Cにおいては、冷却用空気供給
ダクト51から固定側環状エアーダクト21の空気通路25内
に供給された冷却用空気は、連結ダクト38を介して各ト
ラフ7内の風箱12内に入り、そして通気板13を介してト
ラフ7上に導かれ、焼結鉱を冷却して上方の固定フード
52から排出される。
ところで、空気通路25内に入ったダストの一部は環状
水封室24内に入り、その底部に沈殿して堆積するが、可
動側環状エアーダクト31に設けられたシール板体34の下
端部に取り付けられたワイヤーブラシ36により、取出口
まで掻き寄せられる。
そして、この取出口まで掻き寄せられたダストは、排
出管から外部に容易に取り出される。
このように、環状水封室24内の底部に堆積したダスト
は、可動側環状エアーダクト31側に設けられたシール板
体34の下端部に取り付けられたワイヤーブラシ36によ
り、所定の取出口まで掻き寄せられるため、環状水封室
24の底部に多数の取出口を設ける必要がない。
ところで、上記実施例においては、掻寄具としてワイ
ヤーブラシを使用したが、ゴム板を使用してもよく、ま
た掻寄具を一箇所に2〜3列配置して掻寄せ効果を高め
るようにしてもよい。
考案の効果 以上のように本考案の構成によれば、可動側エアーダ
クトに設けられたシール板体の下端部に、水封室の底部
に堆積した堆積物を掻き寄せるための掻寄具を取り付け
たので、少なくとも堆積物の取出口は一個設ければよ
く、従来のように堆積物取出用の漏斗部を水封室の底部
に所定間隔置きに多数設ける必要がなく、したがって排
出管などの付帯設備に要するコストの低減化を図ること
ができるとともに、従来のように各排出管から排出され
た堆積物を一箇所に集める作業を不用にし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の第1の実施例を示すもので、
第1図は冷却機の断面図、第2図は同冷却機の要部拡大
断面図、第3図は冷却機の概略全体平面図である。 1……搬送体、7……トラフ、12……風箱、21……固定
側環状エアーダクト、22,23……側壁部、24……環状水
封室、25……空気通路、31……可動側環状エアーダク
ト、34……シール板体、36……ワイヤーブラシ。
フロントページの続き (72)考案者 戸沢 喜久 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)考案者 中原 隆 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)考案者 西本 勝 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)考案者 安井 靖彦 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定経路に沿って移動される搬送体に載置
    される高温物体を、固定側エアーダクトおよび搬送体側
    に取り付けられた可動側エアーダクトを介して導入され
    た冷却用空気により、冷却を行う冷却機の上記固定側エ
    アーダクトと可動側エアーダクトとの間で水封を行う水
    封装置であって、上記固定側エアーダクトの両側壁部に
    上面が開口された水封室を設け、上記可動側エアーダク
    トの両側から垂下されるシール板体の各下端部を上記各
    水封室内の水面下に位置させるとともに、これらシール
    板体の下端部に堆積物の掻寄具を設け、かつ上記各水封
    室に上記掻寄具により掻き集められた堆積物を取り出す
    取出部を設けたことを特徴とする冷却機における水封装
    置。
JP10248090U 1990-09-28 1990-09-28 冷却機における水封装置 Expired - Lifetime JPH087359Y2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10248090U JPH087359Y2 (ja) 1990-09-28 1990-09-28 冷却機における水封装置
US07/703,396 US5148687A (en) 1990-09-28 1991-05-21 Cooling apparatus for bulk material
CN91103939A CN1050383C (zh) 1990-09-28 1991-06-11 用于松散物料的冷却设备
DE4122751A DE4122751A1 (de) 1990-09-28 1991-07-10 Kuehlvorrichtung fuer schuettgut
PH42860A PH31357A (en) 1990-09-28 1991-07-30 Cooling apparatus for bulk material.
ITRM910675A IT1249698B (it) 1990-09-28 1991-09-11 Apparecchio di raffreddamento per materiale sfuso.
BR919104178A BR9104178A (pt) 1990-09-28 1991-09-27 Aparelho resfriador para material a granel
AT0196091A AT398207B (de) 1990-09-28 1991-09-30 Kühlvorrichtung für schüttgut
AT0220293A AT400334B (de) 1990-09-28 1993-11-02 Kühlvorrichtung für schüttgut

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10248090U JPH087359Y2 (ja) 1990-09-28 1990-09-28 冷却機における水封装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0461298U JPH0461298U (ja) 1992-05-26
JPH087359Y2 true JPH087359Y2 (ja) 1996-03-04

Family

ID=31846769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10248090U Expired - Lifetime JPH087359Y2 (ja) 1990-09-28 1990-09-28 冷却機における水封装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH087359Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5319964B2 (ja) * 2008-06-09 2013-10-16 スチールプランテック株式会社 空気供給装置およびこの空気供給装置を備えた高温粉粒体冷却設備

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0461298U (ja) 1992-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5148687A (en) Cooling apparatus for bulk material
EP2295910B1 (en) High temperature particulate cooling facility equipped with an air supply device
US4171722A (en) Heat recovery system
US4247370A (en) Coke oven fumes control system
US4515073A (en) Air scrubbing system
US4668253A (en) Apparatus for the processing and scrubbing of gas entrained with particulate matter
JP2922077B2 (ja) 高温粉粒体の冷却装置
JPH087359Y2 (ja) 冷却機における水封装置
KR100600505B1 (ko) 공기공급장치 및 이 공기공급장치를 구비한 고온분립체 냉각설비
US3801473A (en) Exhaust hood for coke oven quenching car
JPH0827143B2 (ja) 高温粉粒体の冷却装置
US3041059A (en) Combined gas cleaner and cooler
JPS5940542B2 (ja) ガス切断設備
JPH087357Y2 (ja) 高温粉粒体の冷却装置
JPH087358Y2 (ja) 高温粉粒体の冷却装置
JP3372639B2 (ja) 集塵設備
JP2508748Y2 (ja) 高温粉粒体の冷却装置
JPH087360Y2 (ja) 高温粉粒体の冷却装置
US3890090A (en) Refractory furnace
CN220479605U (zh) 一种自循环托盘洁净系统
JP2832350B2 (ja) 高炉の仕込装置の冷却方法および装置
JPH0133640Y2 (ja)
JPH0351659Y2 (ja)
US4024025A (en) Gas cleaning device for controlling air pollution from the charging ports of a by-product coke oven and for obtaining superior quality by-products
NO150157B (no) Fremgangsmaate til fremstilling av 6,11-dihydro-11-okso-dibenz(b,e)-oksepin-2-eddiksyre

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term