JPH087345B2 - 液晶表示装置用電極板およびその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置用電極板およびその製造方法

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JPH087345B2
JPH087345B2 JP1282619A JP28261989A JPH087345B2 JP H087345 B2 JPH087345 B2 JP H087345B2 JP 1282619 A JP1282619 A JP 1282619A JP 28261989 A JP28261989 A JP 28261989A JP H087345 B2 JPH087345 B2 JP H087345B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、カラー液晶ディスプレイのカラーフィルタ
ーに用いられる液晶表示装置用電極板およびその製造方
法に関する。
<従来技術> 近時、スーパーツイストネマティック(以下STNと略
称)、ホメオトロピック、強誘電とよばれる単純マトリ
クス(あるいはX−Y方式ともいう)タイプの液晶ディ
スプレイが注目されている。また、液晶ディスプレイの
軽量薄型化の目的で、駆動用ICを直接基板に実装するCO
Gとよばれる手法が注目されている。また、液晶ディス
プレイのコントラストを向上させるため、ブラックマト
リクスを採用することが多い。ブラックマトリクスの材
料は突起異物や色ムラ発生の少ない金属クロムの薄膜
(以下Crと略称)を用いることが多くなってきている。
また、表示高密度化に伴い透明電極(以下ITOと略称)
のパターン間のキャップやパターンピッチがきわめて小
さくなってきている。ギャップは20〜5μm程度、パタ
ーンピッチも100〜40μm程度要求されるようになって
きている。
<発明が解決しようとする課題> ITOのパターンの微細化に伴い、端子部や基板上の配
線の引回し部の配線抵抗値が増大し、駆動電圧の低下即
ち液晶ディスプレイの表示品位の低下につながってしま
う問題があった。ITOの抵抗値を下げれば良いが、実生
産を考慮したITOの面積抵抗値は8Ω/cm2が限界であ
り、駆動電圧の改善には限度があった。また、ITOのパ
ターンの微細化は実装の精度面にも問題が出てきた。微
細な上にITOが透明で観察しづらいため実装の精度が低
下し易い。
しかし、ブラックマトリクスパターンと端子部の金属
薄膜を別々の工程で設けると、フォトリソ工程が増加
し、コストが増加するばかりではなく、収率も大幅に低
下する。
<課題を解決するための手段> 本発明は透明な基板上に、金属薄膜による、ブラック
マトリクスパターンと電気的に独立した端子部のパター
ンが載置され、該ブラックマトリクスパターン上に順に
カラーフィルター層とオーバーコートパターンが積層し
てあり、該端子部のパターンの一部に重畳しかつオーバ
ーコートパターン上に積層するように透明電極が形成さ
れた構成である液晶表示装置用電極板である。
本発明による金属薄膜は基板であるガラスとの密着力
が高い材料が好しく、アルミニウム,チタン,タングス
テン,モリブデン,タンタル,クロム及びこれらの金属
の化合物や合金,これら金属の酸化物と金属の2層や3
層の構成等が適切である。
<作用> 本発明は、端子部のパターンをあらかじめ抵抗値の低
い金属薄膜で形成しておくため、端子部及び引回し部の
配線抵抗を大幅に下げ得る。このため駆動電圧の低下を
少くし液晶の表示品位を劣化させない。本発明はブラッ
クマトリクスパターンと端子部のパターンを同じプロセ
スで同時に形成できる省プロセスのメリットがある。
<実施例> 大きさ300×320mm、厚さ1.1mmのフロートガラスの基
板(1)に厚さ0.1μmのCrのパターン(2)を設け、
ブラックマトリクスパターンとしてある。ブラックマト
リクスパターン上にはカラーフィルター層(3)とオー
バーコートパターン(4)が積層されている。カラーフ
ィルター層は印刷にて約2μm厚みに、オーバーコート
パターンは感光性のエポキシ樹脂にて約1μm厚みに形
成したものである。Crのパターン(2′)上に一部重畳
するように0.24μm厚みのITOのパターンが透明電極
(5)として積層してある。
本発明は以上の実施例に示した各層の厚みやサイズ、
材料に制限するものでない。カラーフィルター層はフォ
トリソグラフィの手法で形成しても良い。カラーフィル
ター層やオーバーコートパターンの材料はアクリル、ポ
リイミド、ポリアミドの他、耐熱性あり透明性のある樹
脂の適用が可能である。Crの端子部のパターンの幅とIT
Oの端子部のパターン幅は同程度で良いが、アライメン
ト精度を考慮して隣接するパターンと接触しないように
する必要がある。
本発明は端子部のパターンをあらかじめ金属薄膜で形
成しておくため、配線抵抗をITO単体の場合と比較して1
/2〜1/3以下に下げ得る。このため液晶の駆動電圧の低
下を少くし液晶の応答の改善に効果がある。本発明はブ
ラックマトリクスパターンと端子部のパターンを同時に
形成できるのでコスト面でのメリットがある。
また、工程数が減るので損品発生率を低下する働きも
ある。
加えて、端子部が金属薄膜で形成されているため透明
電極と相違して実装の状態が観察し易く、結果として実
装の収率向上に役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による表示装置用電極板の模式断面図
である。 1……基板、2,2′……Crのパターン 3……カラーフィルター層 4……オーバーコートパターン 5……透明電極、6……端子部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明な基板上に、金属薄膜による、ブラッ
    クマトリクスパターンと端子部が載置され、該ブラック
    マトリクスパターン上に順にカラーフィルター層とオー
    バーコートパターンが積層してあり、端子部のパターン
    の一部に重畳しかつオーバーコートパターン上に積層す
    るように透明電極が形成された液晶表示装置用電極板。
  2. 【請求項2】透明な基板上に金属薄膜を全面形成したの
    ちフォトリソ法によりパターン形成してブラックマトリ
    クスパターンと端子部を形成し、次にカラーフィルター
    層をオーバーコートパターンと透明電極を順にパターン
    形成する事を特徴とする液晶表示装置用電極板の製造方
    法。
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