JPH0873188A - クレーン用駆動油圧回路 - Google Patents

クレーン用駆動油圧回路

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JPH0873188A
JPH0873188A JP23864394A JP23864394A JPH0873188A JP H0873188 A JPH0873188 A JP H0873188A JP 23864394 A JP23864394 A JP 23864394A JP 23864394 A JP23864394 A JP 23864394A JP H0873188 A JPH0873188 A JP H0873188A
Authority
JP
Japan
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cylinders
rod
crane
cylinder
arms
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP23864394A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kususe
正 楠瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP23864394A priority Critical patent/JPH0873188A/ja
Publication of JPH0873188A publication Critical patent/JPH0873188A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C23/00Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
    • B66C23/62Constructional features or details
    • B66C23/64Jibs
    • B66C23/70Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths
    • B66C23/701Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths telescopic
    • B66C23/705Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths telescopic telescoped by hydraulic jacks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えばロボット等の重量物を水平方向に動か
すような液圧式クレーンのテレスコピック機構の駆動油
圧回路に関するもので、シリンダの駆動方向に拘らず必
要流量が同一で、余分な流量アップを防ぐことを目的と
している。 【構成】 固定腕1に対し軸方向に摺動して伸縮可能な
可動腕2,3を有するテレスコピック型クレーンにおけ
る各腕を駆動するシリンダ4,5を互いにロッド側が向
かい合うよう反対方向に設置し、シリンダ4のロッド6
と、シリンダ5のロッド7を連結板12で連結する。そ
してシリンダ4,5の有効面積の大きいボトム側室には
直接切り替え弁を連結し、一方有効面積の小さいロッド
側室は1つの連結弁を介して連結させている。連結弁の
位置の切り替えにより各シリンダ4,5を直列につない
だり、2つのシリンダを独立に駆動可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばロボット等の重
量物を水平方向に動かすような液圧式クレーンのテレス
コピック機構の駆動油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液圧式クレーンのテレスコピック
構造を図4に、クレーン駆動油圧回路を図5に示す。
【0003】クレーンのテレスコピック構造部分は固定
腕1a,と可動腕2a,3aとシリンダ4a,5aとロ
ッド6a,7aとシリンダ取付金具8a,9aとロッド
取付金具10a,11aとで構成され、さらに駆動油圧
回路の制御用切替弁17a,18aと油圧ポンプ15a
とタンク16aとが装着されている。そして一般にこの
種の駆動用シリンダ4a,5aはコンパクト性から動く
方向により有効面積の異なる片ロッドシリンダが使われ
ている。
【0004】上記構成よりなる従来機構のものは、切替
弁17a,18aの動きでポンプ15a供給の油圧がシ
リンダ4a,5aに作用し、テレスコピック構造部を伸
縮させるとともに動く方向と速度を夫々制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述のような
従来装置における片ロッドの駆動用シリンダ4a,5a
はその特性上、左右で同じ速度で動かすとすれば、その
所要流量は有効面積に比例するので、当然異なってく
る。
【0006】いま、ロボット等の重量物を水平方向に移
動するようなクレーン機構を考えると、移動させるため
の負荷力は方向によらず同じにも拘わらずその必要流量
は異なってくることになる。
【0007】この流量の差はクレーンが大型になる程顕
著であり、過大に流量を増やすことはポンプ動力を増す
とともに圧損も増大させ駆動効率を著しく低下させる不
具合を生ずることになる。
【0008】本発明は、前記従来装置の不具合点を解消
し、シリンダー4a,5aの駆動方向に拘わらず必要流
量は同一で余分な流量アップを防ぐことを可能とした新
たなクレーン用駆動油圧回路を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の構成として本発明のクレーン用駆動油圧回路は、軸方
向に摺動可能な腕を複数有する液圧式クレーンのテレス
コピック機構において、前記各々の腕を駆動するため該
各腕に取付けたシリンダーを互いにロッド側が向かい合
うよう反対の方向に配設し、これらのシリンダーを駆動
・制御するための方向切り替え弁と、前記各シリンダー
のロッド側室を互いに連結可能とするための制御弁とを
備えたことを特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成よりなる本発明のクレーン用駆動油圧
回路においては、固定した腕に対し軸方向に摺動して伸
縮可能な可動腕を複数個有するテレスコピック型クレー
ンにおける有効面積の大きいボトム側各室に対しては直
接切り替え弁を連結し、一方有効面積の小さいロッド側
各室に対しては1つの連結弁を介して該ロッド側各室を
互いに連結可能としているので、連結弁が中立の状態の
ときは各シリンダは直列につながり腕を移動させるに必
要な流量は一定である。
【0011】一方連結弁を図2に示すDの位置に切り替
えると、2つのシリンダは独立に駆動可能となるが腕を
移動させるに必要な流量は動く方向により変わる。即ち
連結弁は変速機の機能を果たすことになる。
【0012】従って連結弁の位置を図2に示すC位置又
はD位置に選択移動させることにより負荷に応じて損失
を最小限にした駆動を達成できる。
【0013】
【実施例】以下図面により本発明の1実施例について説
明する。図1は本発明の実施例に係るクレーンのテレス
コピック構造の概略図、図2は同装置の連結弁作動時の
シリンダ駆動油圧回路図、図3は連結弁不作動時のシリ
ンダ駆動油圧回路図である。
【0014】これらの図において、テレスコピック型ク
レーンは固定した腕1および該腕1内に装着した軸方向
に伸縮可能な可動腕2,3から構成されている。
【0015】そしてこれら2つの腕2,3は2つの片ロ
ッド式の駆動用シリンダー4,5で駆動されるが、シリ
ンダーA4は固定腕1に、そして、シリンダーB5は可
動腕B3に各々装着される。
【0016】図1に示すようにシリンダー4のロッド6
と、シリンダー5のロッド7とは、各ロッド側が向かい
合うよう反対方向に配置され、連結板12により連結さ
れている。なお10,11はロッド取付金具である。
【0017】また図2,図3に示すようにシリンダー
4,5に対して各々4ポート型の切り替え弁17,18
が配置されており、有効面積が大きいボトム側室4c,
5cに対しては共に直接切り替え弁17,18が連結さ
れている。
【0018】一方、有効面積が小さいロッド側室4d,
5dに対しては1つの連結弁13を介して連結させてい
る。ここで連結弁13は中立時には2つのシリンダーの
ロッド側室が共につながるようになっており、そして連
結弁13が切り替わるとロッド側室4d,5dを各々、
切り替え弁17,18につながるような構造となってい
る。
【0019】以上の構成において、2つのシリンダーの
ボトム側室の有効面積を共にA1 、そしてロッド側の有
効面積を共にA2 とし、そしてA1 =2A2 の関係が成
立するように面積を選定する。
【0020】このとき連結弁13中立においては、シリ
ンダー4,5は直列につながっており、腕を速度vで移
動させるのに必要な流量Qは動く方向によらずQ=v・
1/2となる。但し、出力もF=P・A1 /2とな
り、一定である。
【0021】一方、連結弁13をDの位置に切り替える
と、2つのシリンダーは独立に駆動可能となるが、腕を
速度vで移動させるのに必要な流量Qは動く方向より変
わり、最大Q=v・A1 、最小v・A1 /2となる。こ
のとき出力は最大F=P・A1 、最小F=P・A1 /2
となる。つまり連結弁13は変速機の機能を有している
ことになる。
【0022】従って、出力が小さく速度が必要な場合は
連結弁13をDの位置にそして、速度よりも力が優先さ
れる場合にはCの位置を選択して、負荷に応じて損失を
最小限にした駆動を達成することができる。
【0023】以上本発明の1実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、本発
明技術思想の範囲内において種々設計変更が可能であ
り、それらは何れも本発明の技術的範囲に属する。
【0024】
【発明の効果】従来の方式においては変速機能がないた
め、負荷が比較的小さい場合にも腕を移動するに必要な
流量Qは一定でQ=v・A1 となるのに対して、本発明
では流量Q=v・A1 /2と半分でよいことになる。
【0025】一般にこの種の大型のクレーンにおいて
は、シリンダーサイズは出力よりも座屈等強度上から決
まり、出力からみると必要以上にシリンダー面積が大き
くなるので、本発明の効果は大型になる程大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る液圧式クレーンのテレ
スコピック機構の概略図である。
【図2】図1の装置における連結弁作動時のシリンダ駆
動油圧回路図である。
【図3】図1の装置における連結弁不作動時のシリンダ
駆動油圧回路図である。
【図4】従来のクレーンのテレスコピック構造図であ
る。
【図5】図4の装置におけるシリンダ駆動油圧回路図で
ある。
【符号の説明】
1 固定腕 2 可動腕A 3 可動腕B 4 シリンダA 5 シリンダB 6,7 ロッド 8,9 シリンダ取付金具 10,11 ロッド取付金具 12 連結板 13 連結弁 15 ポンプ 16 タンク 17,18 切替弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に摺動可能な腕を複数有する液圧
    式クレーンのテレスコピック機構において、前記各々の
    腕を駆動するため該各腕に取付けたシリンダーを互いに
    ロッド側が向かい合うよう反対の方向に配設し、これら
    のシリンダーを駆動・制御するための方向切り替え弁
    と、前記各シリンダーのロッド側室を互いに連結可能と
    するための制御弁とを備えたことを特徴とするクレーン
    用駆動油圧回路。
JP23864394A 1994-09-07 1994-09-07 クレーン用駆動油圧回路 Withdrawn JPH0873188A (ja)

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JP23864394A JPH0873188A (ja) 1994-09-07 1994-09-07 クレーン用駆動油圧回路

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JP23864394A JPH0873188A (ja) 1994-09-07 1994-09-07 クレーン用駆動油圧回路

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JPH0873188A true JPH0873188A (ja) 1996-03-19

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ID=17033191

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JP23864394A Withdrawn JPH0873188A (ja) 1994-09-07 1994-09-07 クレーン用駆動油圧回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101863020A (zh) * 2010-06-11 2010-10-20 中国电子科技集团公司第四十五研究所 多功能机械手
CN115339832A (zh) * 2022-08-30 2022-11-15 广东利元亨技术有限公司 接送料装置及方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101863020A (zh) * 2010-06-11 2010-10-20 中国电子科技集团公司第四十五研究所 多功能机械手
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Effective date: 20011120