JPH05187547A - 可変容量形油圧装置 - Google Patents

可変容量形油圧装置

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JPH05187547A
JPH05187547A JP4180315A JP18031592A JPH05187547A JP H05187547 A JPH05187547 A JP H05187547A JP 4180315 A JP4180315 A JP 4180315A JP 18031592 A JP18031592 A JP 18031592A JP H05187547 A JPH05187547 A JP H05187547A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置圧力の影響をほとんど受けずに、斜板変
位量と操作ハンドルとの間に予測可能な比例関係を維持
できる多モード油圧制御装置を提供する。 【構成】 チャージポンプ21からストローキングシリン
ダ25,27 への流体の流れを遮断する中立位置と、流通さ
せる第1制御位置とを移動可能な主副弁スプール63,65
はリンク部材61に連結され、リンク部材61は手動操作ハ
ンドル47により作動される。又、チャージポンプ21から
ストローキングシリンダ25,27 への制御圧力の流れは、
2つの制御状態を備えた1対のソレノイド弁83,85 によ
って制御される。一方の状態では、制御圧力が主弁スプ
ール63を流れて通常作動モード賭するのに対して、他方
の状態では副弁スプール65を流れて副作動モードとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧変速機及びその制
御装置に関し、特に、車両運転者が多数の作動モードか
ら選択できるようにするような制御装置に関するもので
ある。
【0002】本発明は、可変容量形ポンプ又はモータの
吐出量が流体圧力作動式サーボ機構によって制御される
ものであれば、どのような形式の可変容量形ポンプまた
はモータにも使用できるが、本発明は特に、斜板式アキ
シャルピストンポンプ及びモータに使用するのに適して
おり、以下ではこれについて説明する。
【0003】
【従来の技術】可変容量形斜板式アキシャルピストンポ
ンプ及びモータでは、斜板に取り付けられたピストンを
備えている2つのサーボ機構の一方(ストローキングサ
ーボ)に加圧流体を送り、他方のサーボ機構(デストロ
ーキングサーボ)内の流体を排出することによって斜板
の位置を制御することは公知である。そのような流体の
制御は、一般的に斜板またはサーボピストンに連結され
たフィードバックリンクを備えた制御スプールを設けた
制御弁によって実施される。そのような制御弁は、斜板
の位置が基本的に手動操作ハンドルの位置に一致してい
るため、一般的に「手動コントローラ」と呼ばれてい
る。
【0004】そのような手動コントローラは幅広く使用
されており、特に自動車用油圧装置市場で、車両推進力
を与える油圧変速機において使用されている。そのよう
な手動コントローラは、単純で低価格であるとともに、
信頼性が高い。しかし、そのような手動コントローラ
は、単一の作動モードすなわち「利得」比(すなわち操
作ハンドル位置のある変化に対する斜板位置の変化)を
与えるだけである。
【0005】油圧変速機によって推進される多くの車両
は、複数の作動モードで、すなわち複数の利得比で作動
できることが必要である。例えば、建設現場で使用する
車両は、現場間を移動する時、最大範囲の有効ポンプ吐
出量及び車両速度で作動できる(すなわち「走行モー
ド」)ことが必要である。しかし、そのような車両を作
業現場で使用している間は、非常に狭い範囲の車両速度
及びポンプ吐出量だけで作動させる(すなわち「インチ
ングモード」)ことが必要である。標準形の手動コント
ローラを用いて非常に狭い範囲で斜板位置及び車両速度
を制御することは一般的に非常に難しく、そのような車
両の運転者が容認できないものとなる。
【0006】この問題を解決するため、車両運転者が通
常の操作ハンドル移動全体またはそのほとんどを利用し
て非常に狭い範囲の斜板変位を選択できるようにする様
々なインチング弁及びインチング制御装置が従来から開
発されている。従来技術の最も一般的な構造は、米国特
許第3,715,017 号に記載されているものであり、チャー
ジポンプから手動コントローラへ送られる制御圧力を減
少させるインチング弁が設けられている。理論的には、
いずれの操作ハンドル位置においても、チャージ圧力が
減少すれば、斜板角度が減少し、これがインチング制御
装置の目的である。しかし、チャージ圧力を減少させる
という原理に基づいて作動するインチング制御装置は、
商品としては特に成功しておらず、所望の形式の真のイ
ンチング制御を実際に提供できるものではない。
【0007】アキシャルピストンポンプ用の適当な構造
のサーボ装置では、使用するチャージ圧力(一般的に 2
50または300psi)を選択するための基準の1つは、斜板
に反対のモーメントを加える装置圧力に影響されない予
測可能な斜板対操作ハンドルの関係を与えることができ
る高さの圧力を有していることである。インチング制御
装置では、通常作動モードの約 1/3の利得比にする
ことが望まれるであろう。そのような低い利得比にしよ
うとして制御圧力を大幅に減少させると、斜板角度対操
作ハンドル位置が装置圧力の関数になってしまう。その
ようなインチング制御装置に伴う問題をさらに詳しく説
明すると、比較的高い装置圧力(例えば4000 psi)では
操作ハンドルを最大範囲で移動させた時、斜板は最大変
位範囲の一部分しか変位せず、これはインチング制御装
置で望まれる結果である。しかし、比較的低い装置圧力
(例えば1000 psi)では、操作ハンドルを最大範囲で移
動させた時、斜板も最大変位範囲で移動し、通常作動モ
ードと同じになってしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、斜板変位量と操作ハンドル位置との間に装置圧力に
はほとんど影響されない予測可能な比例関係を維持する
ことができるようにした油圧変速機及びそれのための改
良形多モード制御装置を提供することである。
【0009】本発明のさらなる目的は、サーボ制御装置
全体の大きさ、価格または複雑さをさほど増加させない
そのような改良形多モード制御装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記及び他の目的を達成
するため、本発明は、吐出量を変更するための流体圧力
応答手段と、吐出量変更手段のための流体源を有するチ
ャージポンプ手段とを設けた可変容量形油圧装置を提供
している。主制御手段は、チャージポンプ手段から吐出
量変更手段への流体の流れを遮断する中立位置、及びチ
ャージポンプ手段から前記吐出量変更手段へ流体が流れ
るようにする第1制御位置間を移動可能な主弁部材を含
んでいる。フィードバックリンク手段が吐出量変更手段
及び主弁部材に作動連結して、チャージポンプ手段から
吐出量変更手段へ所定流量Xの流体が流れるのに応答し
て、主弁部材を第1制御位置から中立位置へ移動させ
る。主弁部材及びフィードバックリンク手段は、吐出量
変更手段に対して主リンク長さAを定めている。
【0011】改良形油圧装置は、主制御手段がさらに、
チャージポンプ手段から吐出量変更手段への流体の流れ
を遮断する中立位置、及びチャージポンプ手段から吐出
量変更手段へ流体が流れるようにする第1制御位置間を
移動可能な副弁部材を備えていることを特徴としてい
る。フィードバックリンク手段は副弁部材にも作動連結
して、チャージポンプ手段から吐出量変更手段へ所定流
量Yの流体が流れるのに応答して、副弁部材を第1制御
位置から中立位置へ移動させる。このとき所定流量Xは
所定流量Yよりもかなり多い。副弁部材及びフィードバ
ックリンク手段は、吐出量変更手段に対して副リンク長
さBを定めている。このとき長さAは長さBよりかなり
長い。制御手段が、副弁部材から吐出量変更手段へ流れ
る流体流を遮断する主制御状態と、主弁部材から吐出量
変更手段へ流れる流体流を遮断する副制御状態との間で
選択的に作動可能に設けられている。
【0012】
【作用】このように構成することにより、油圧装置の主
制御状態においては、制御手段により主制御状態を選択
し、フィードバックリンク手段により、チャージポンプ
手段から吐出量変更手段に所定流量Xの流体が流れるの
に応答して、主弁部材を第1制御位置から中立位置に移
動する。また、油圧装置の副制御状態においては、制御
手段により副制御状態を選択し、同様にフィードバック
手段により、チャージポンプ手段から吐出量変更手段に
所定流量Yの流体が流れるのに応答して、副弁部材を第
1制御位置から中立位置へ移動する。このとき、主リン
ク長さAは副リンク長さBよりかなり長く、主制御状態
における所定流量Xは副制御状態における所定流量Yよ
りかなり大きく、従って、吐出量変更手段の変更量も非
常に少なくすることができる。なお、両制御状態におい
て、チャージポンプ手段の制御圧力は同圧力であり、装
置圧力の影響を受けていない。
【0013】
【実施例】添付の図面は本発明を制限するものではな
く、図1は、一般的に公知であって本発明の譲受人によ
って市販されているが、本発明の新規な制御アセンブリ
を含む形式の油圧変速機を示している。図1の変速機及
び制御装置は、定容量形斜板式アキシャルピストンモー
タ13に流体導管15及び17によって連結された可変容量形
斜板式アキシャルピストンポンプ11を有している。本発
明は、特にアキシャルピストンポンプ及びモータに使用
するのに適しているが、本発明が特定の形式または形状
のポンプ及びモータに制限されるものではないことを理
解されたい。
【0014】ポンプ11は公知の形式であって、原動機
(図示せず)から入力駆動トルクを受け取る入力軸19を
設けている。入力軸19は、公知のようにしてポンプ11の
回転群を駆動すると共に、チャージポンプ21を駆動す
る。チャージポンプ21は、当業者には公知のようにして
導管15,17 に油圧連結されているが、本発明を構成して
はおらず、本発明の譲受人に譲渡されており、参考とし
て本説明に含まれる米国特許第4,951,462 号に詳細に記
載されている。
【0015】ポンプ11にはさらに、1対のストローキン
グシリンダ25及び27によってオーバセンター位置へ移動
可能である斜板23が設けられている。ストローキングシ
リンダ25及び27は、それぞれ流体導管29,31 によって新
規な制御アセンブリ33に油圧連結されている。多くのア
キシャルピストンポンプでは、ストローキングシリンダ
25,27 は、文字通りに2つの分離シリンダを傾動可能な
斜板の対向端部に配置して構成されている。図2ないし
7に示されている本発明の実施例は、シリンダ内に配置
された単一形サーボピストンを設けているが、本発明の
目的に対して分離ストローキングシリンダ25及び27と機
能的にまったく同じである。
【0016】次に主に図2を参照しながら説明すると、
本発明の制御アセンブリ33は、本発明の譲受人が市販し
ている手動コントローラに構造的及び機能的に類似して
いる。基準にした手動コントローラは、本発明の譲受人
に譲渡されており、参考として本説明に含まれる米国特
許第4,274,257 号に詳細に記載されている。
【0017】制御アセンブリ33の弁ハウジング35には、
ほぼ同一のスプール孔37及び39が形成されており、それ
らの端部は装置タンク41(図1も参照)と開放連通して
いる。スプール孔37及び39の各々の中央部分は、導管43
(図1を参照)によってチャージポンプ21の出口側に連
通しており、チャージポンプ21からの制御流体が絞りオ
リフィス45を通って送られる。以下に詳細に説明するよ
うに、ハウジング35にはスプール孔37及び39と流体導管
29及び31との間を連通させる様々な流通路が形成されて
いる。
【0018】次に主に図2及び3を参照しながら説明す
ると、制御アセンブリ33にはさらに手動操作ハンドルま
たはレバー47が設けられており、セレーション等によっ
てスタッド部材49の(図3において)上端部に固定され
ており、ハンドル47を保持するため、ナット51が部材49
にねじ付けられている。スタッド部材49の中央部分は、
ハウジング35に形成された孔53に回転可能にはめ込まれ
ている。スタッド部材49の下端部は、セレーション等に
よってベルクランク部材55に固定されている。図2にわ
かりやすく示されているように、リンク部材61にほぼU
字形のスロット57が設けられている。スロット57内に
は、それに対して軸方向に摺動可能にピン部材59がはめ
込まれており、このピン部材59はベルクランク部材55と
固定係合しており、その機能については詳細に後述す
る。
【0019】図2において、リンク部材61の左端部が瞬
間的に固定されているとすると、手動操作ハンドル47を
スタッド部材49の軸線を中心にして時計回り方向に回転
させると、リンク部材61が時計回りに移動する。反対
に、手動操作ハンドル47をスタッド部材49の軸線を中心
にして反時計回り方向に回転させると、リンク部材61が
図2の左端部を中心にして反時計回りに移動する。
【0020】スプール孔37内には主弁スプール63が配置
されており、これはリンク部材61に回動及び摺動可能に
連結されている(図3を参照)。スプール孔39内には副
弁スプール65が配置されており、これはリンク部材61に
回動可能に連結されている(図3を参照)が、部材61に
摺動可能には連結されていない。弁スプール63及び65の
各々を回動可能であると共に摺動可能に連結することも
できるが、2つの弁スプールのうちの少なくとも一方
を、単に回動可能に連結するだけでなく、リンク部材61
を図2に示されている中立位置から変位できるようにす
る必要があることは、当業者には理解されるであろう。
【0021】図2及び3に示されているように、リンク
部材61は、ピン部材59を挿通させた入力端部67と、サー
ボピストン73の環状溝71にはめ込まれているサーボ端部
69とを備えている。前述したように、サーボピストン73
は、図1に概略的に示されているストローキングシリン
ダ25及び27と機能的に同じであり、ピストン73の一端部
がシリンダ25に相当し、ピストン73の他端部がシリンダ
27に相当している。サーボピストン73の特定の構造及び
機能は本発明を構成していないが、参考として本説明に
含まれる米国特許第4,117,768 号に詳細に記載されてい
る。さらに本発明の範囲内において、リンク部材61が、
サーボピストン73からではなく、ポンプ11の斜板23から
直接的にフィードバック移動を受け取るようにすること
もできる。本発明に重要なことは、斜板の移動または変
位を表す何らかのフィードバックがあることである。図
1に概略的に示されているように、リンク部材61には二
重の機能がある、すなわちハンドル47から弁スプール63
及び65に入力移動を与えることと、それらに追従移動を
与えることである。
【0022】次に図4を参照しながら説明すると、弁ハ
ウジング35(図4には概略的に示されているだけであ
る)に1対の流通路75及び77が形成されている。図面を
わかりやすくするため、主弁スプール63及び副弁スプー
ル65のランド部が「ゼロラップ」として示されている、
すなわち各ランド部が隣接の流通路と同じ幅であり、弁
スプールが図4に示されている中立位置にある時、各流
通路の各側部がそれぞれのスプールランド部と一直線状
に並んでいる。しかし、ゼロラップ関係は、本発明の図
面及び説明を簡単にするためにここに示されているだけ
であって、本発明が特定のラップ関係に制限されること
はない。このため、図4の中立位置にある時、流通路75
及び77は導管43内の流体圧力との流体連通が遮断され、
また装置タンク41との流体連通も遮断される。同様に、
弁ハウジング35に1対の流通路79及び81が形成されてお
り、副弁スプール65が図4の中立位置にある時、導管43
内の流体圧力及び装置タンク41の両方との流体連通が遮
断される。
【0023】再び図1を図2ないし4と共に参照しなが
ら説明すると、主及び副弁スプール63及び65の各々が、
まったく従来通りの3位置4方向流れ制御弁を構成して
いることがわかるであろう。図4に関連して説明した様
々な流れ制御通路(75〜81)が、弁スプール63及び65と
1対のソレノイド弁83及び85との間を連通させている。
ソレノイド弁83には、流体導管29に連結している出口導
管87が設けられているのに対して、ソレノイド弁85に
は、流体導管31に連結している出口導管89が設けられて
いる。スプール63及び65とストローキングシリンダ25及
び27との間の制御圧力の流れを制御するためにソレノイ
ド弁を使用することが本発明の本質的な特徴ではないこ
とは、当業者には理解されるであろう。ソレノイド弁
は、上記機能を実施できる他の形式の制御弁構造に置き
換えることもできる。
【0024】作動 − 通常モード 次に、主に図5を参照しながら、制御アセンブリ33の作
動を説明する。前述したように、手動操作ハンドル47を
反時計回りに回転させると、リンク部材61も(それのサ
ーボ端部69を中心として)反時計回りに回転する。図4
に示されているように、制御アセンブリ33が中立位置に
ある時、サーボピストン73は中立基準線N上に中心が位
置し、リンク部材61の軸線が中立線Nに一致しており、
弁スプール63及び65とリンク部材61との連結部が中立線
N上にあり、スタッド部材49及びピン部材59の軸線も中
立線N上にある。
【0025】手動ハンドル47を反時計回りに回転させる
と、サーボピストン73はまだ(瞬間的に、また説明上)
中立線N上に中心が位置しているが、リンク部材61は、
図5に示されているように、角度をなして(やはり反時
計回りに)変位する。主弁スプール63は、サーボ端部69
から距離Aの位置でリンク部材61に連結されているのに
対して、副弁スプール65は、サーボ端部69から距離Bの
位置でリンク部材61に連結されている。これらの距離A
及びBは、以下の説明ではリンク長さA及びBとも呼ば
れるが、長さA及びBが本実施例のサーボピストンまで
の距離に制限されないことをはっきり理解されたい。例
えば、分離ストローキングシリンダ25,27を備えてい
る、図1に概略的に示されている形式のポンプである場
合、リンク長さは、単に特定のリンク部材の端部まで、
またはリンク部材と斜板23との連結点までの長さにする
ことができる。
【0026】リンク部材61が図5に示されているように
角度を持って変位しており、主及び副弁スプール63及び
65がそれぞれ異なったリンク長さA及びBの位置に配置
されている場合、主弁スプール63がそれの中立位置から
変位する距離(D)の方が、副弁スプール65が変位する
距離(d)よりも大きい。本発明の制御アセンブリ33が
この関係をどのように利用しているかについては、詳細
に後述する。
【0027】再び主に図1を参照しながら説明すると、
以下の説明では、図5の弁スプール63及び65の位置が、
図1の弁スプール63及び65が上向きに移動して、流体導
管43が主弁スプール63の流通路75及び副弁スプール65の
流通路79に連結する作動位置に達することに相当すると
仮定する。さらに、車両の運転者が油圧変速機を通常作
動モードで作動させることを望んでいると仮定すると、
運転者が(トグルスイッチまたは他の適当な図示されて
いないスイッチで)通常作動モードを選択することによ
って、ソレノイド弁83及び85の両方のコイルが消勢さ
れ、従ってこれらの弁の両方は図1に示されている位置
で作動する。
【0028】両方のソレノイド弁が消勢された状態で、
主及び副弁スプール63及び65が図1において上向きに移
動することによって、制御圧力が流体導管43から流通路
75へ、またそこからソレノイド弁83を介して出口導管87
へ、続いてストローキングシリンダ25へ送られる。同時
に、流体は、ストローキングシリンダ27から出口導管89
を通り、さらにソレノイド弁85を通って流通路77へ、続
いて主弁スプール63を通って装置タンク41へ戻ることが
できる。流通路79(これは流体導管43内のチャージ圧力
にも連通している)はソレノイド弁83によって遮断され
ている一方、流通路81(これは装置タンク41にも連通し
ている)はソレノイド弁85によって遮断されている。従
って、ソレノイド弁83及び85が消勢されている場合、主
弁スプール63だけが作動できる。副弁スプール65は不作
動状態にある。
【0029】次に図6を参照しながら説明すると、上記
の制御作動の結果、所定量Xの制御流体がサーボピスト
ン73の右端部の室へ送られ、これによってサーボピスト
ン73が図6に示されている位置へ変位する。サーボピス
トン73がこのように移動する結果、リンク部材61が公知
のように追従移動して、スタッド部材49の軸線回りに回
動する。この追従移動によって、主弁スプール63がそれ
の中立位置へ戻る。主スプール63とリンク部材61との間
の連結点が再び中立線N上に位置していることに注意さ
れたい。主弁スプール63が再び中立位置にあるので、そ
れ以上には制御圧力流がサーボピストン73へ送られず、
それは図6に示されている位置に保持される。その結
果、可変ポンプ11の斜板23は、サーボピストン73のこの
位置に対応した位置に保持される。
【0030】図6において、この時に副弁スプール65
は、図5の作動位置から(図4に示されている)中央位
置を通り過ぎて、斜板23の反対方向の作動に対応する位
置へ移動している。しかし、図1に関連して説明したよ
うに、副弁スプール65との間の連通がソレノイド弁83及
び85によって遮断されているため、図6に示されている
副スプール65の位置は、ポンプ11の吐出量に影響を与え
ない。
【0031】本発明の作動及び用途の理解を助けるた
め、一例として図5で手動操作ハンドル47を反時計回り
方向に32度回転させたとする。ソレノイド弁83及び85が
消勢され、制御アセンブリ33は通常モードで作動してい
る時、これによって斜板23は0度(中立)から17度の傾
斜角へ変位する。一般的な市販のアキシャルピストンポ
ンプでは、上記の操作ハンドルの変位及び斜板の変位は
共に、ポンプ11の最大出力に対応している。
【0032】作動 − インチングモード 次に、主に図7を図1と組み合わせて参照しながら説明
すると、車両の運転者が油圧変速機を副モードで作動さ
せること、一例としてインチングモードで車両を作動さ
せることを望んだとする。車両運転者がインチングモー
ドを選択すると、両方のソレノイド弁83及び85が励起さ
れるため、それぞれの押し付けばねの力に抗して図1の
下向きに移動する。ソレノイド弁83及び85が励起位置に
ある時、主弁スプール63からの流通路75及び77がそれぞ
れソレノイド弁83及び85によって遮断される。同時に、
やはり弁スプール63及び65が上向きに移動すると仮定す
ると、流通路79がソレノイド弁83を介して出口導管87と
連通するため、チャージ圧力が流体導管43からストロー
キングシリンダ25へ送られる。同時に、ストローキング
シリンダ27からの戻り流体が出口導管89へ送られ、さら
にソレノイド弁85を通って流通路81へ送られ、続いて副
弁スプール65を通って装置タンク41へ送られる。このよ
うに、インチングモードでの作動では、流体はほぼ同様
にして送られる。
【0033】しかし、図5に示されているように、副弁
スプール65はそれの中立位置から主弁スプール63ほどに
は変位していない(相対変位量はリンク長さA及びBの
関数である)。そのため、より少ない量Yの流体がサー
ボピストン73の右端部へ送られ、図7のピストン73は、
図6の変位よりも少ない距離だけ変位している。量Yの
チャージ流体によって、リンク部材61が副弁スプール65
をそれの中立位置へ戻すことができる位置へサーボピス
トンが移動する。図7において、副スプール65とリンク
部材61との間の連結点が再び中立線N上にあることに注
意されたい。副スプール65が再び中立位置にあるので、
それ以上には流体がピストン73へ送られず、それは図7
に示されている位置に保持され、ポンプ11の斜板23も対
応位置に保持される。
【0034】例えば、制御アセンブリ33がインチングモ
ードの時、手動ハンドル47を図5に示されているように
最大限の32度まで変位させると、斜板23が0度(中立)
からわずかに5度の傾斜角度まで移動する。本発明によ
れば、例えば運転者がインチングモードでの作動を望ん
だ時、運転者は手動操作ハンドルを変位範囲内のいずれ
の位置へ移動させることもできるが、その結果として、
斜板移動対ハンドル移動の「利得」が、通常作動モード
の場合よりもかなり小さくなる。そのような制御によ
り、例えば車両が作業現場で作動しており、さほど高速
の走行速度が必要とされない時、運転者は車両速度をは
るかに「微妙に」制御することができるようになる。
【0035】再び図6に戻ると、図6の説明で、主弁ス
プールが中立位置へ戻った後、副弁スプール65が実際に
は「オーバセンター」位置へ移動していると述べた。こ
の時点で斜板23は17度に変位しているが、車両運転者が
インチングモードでの作動を必要とする状況に遭遇した
場合、運転者は通常モードからインチングモードへ切り
換えることができる。突然に、サーボピストン73へ送ら
れる制御流体の流れが副弁スプール65によって制御され
ることになるが、副弁スプール65は図6の位置にあるた
め、若干の流体がサーボピストン73の左端部へ送られる
(ストローキングシリンダ27へ流体を流すことに相当し
ている)。その結果、斜板の変位が17度から5度に減少
するが、ポンプは同一方向へ作動し続ける。
【0036】従って、本発明は、両方の(すべての)作
動モードにおいてチャージポンプ21からの制御圧力全部
を使用して、斜板23の位置と操作ハンドル47の位置との
間の関係が予測可能でほぼ比例して、装置圧力(すなわ
ち流体導管15及び17内の圧力)に影響されないようにす
ることができる改良形多モード制御装置を提供してい
る。
【0037】以上に、主及び副弁スプール63,65 を共通
のリンク部材61に連結した実施例について本発明を説明
してきたが、本発明はそれに制限されるものではない。
用途によっては、主及び副弁スプールをそれぞれ個別の
リンク部材に連結することが望ましい(またはパッケー
ジの点で必要である)こともあり、副弁スプール65に与
える追従移動(距離d、図5)よりも相対的に大きい追
従移動(距離D、図5)を主弁スプールに与えるもので
ある限り、そのようなリンク構造は本発明の範囲内にあ
る。
【0038】以上に本発明を詳細に説明してきたが、説
明を読んで理解すれば、当業者であれば様々な変更を考
えることができるであろう。そのような変更は、請求範
囲の精神の範囲内にあれば、本発明に含まれる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による油圧装置を、チャージポンプ手段から吐出量変更
手段への流体の流れを遮断する中立位置と連通する第1
制御位置との間を移動可能な主及び副弁部材と、主及び
副弁部材に作動連結して、チャージポンプ手段から吐出
量変更手段へ所定流量X又はYの流体が流れるのに応答
して主及び副弁部材を第1制御位置から中立位置に移動
させるフィードバックリンク手段とを有し、副弁部材と
フィードバックリンク手段との副リンク長さBは主弁部
材とフィードバックリンク手段との主リンク長さAに対
して相当に短く設定されており、また、副弁部材を通っ
て吐出量変更手段へ流れる流体を遮断する主制御状態と
主弁部材を通って吐出量変更手段へ流れる流体を遮断す
る副制御状態とを選択的に制御する制御手段とを有して
いることにより、油圧装置の主制御状態においては、制
御手段により主制御状態を選択し、フィードバックリン
ク手段により、チャージポンプ手段から吐出量変更手段
に所定流量Xの流体が流れるのに応答して、主弁部材を
第1制御位置から中立位置に移動し、また、副制御状態
においては、制御手段により副制御状態を選択し、同様
にフィードバック手段により、チャージポンプ手段から
吐出量変更手段に所定流量Yの流体が流れるのに応答し
て、副弁部材を第1制御位置から中立位置へ移動するこ
とができ、このとき、副リンク長さBは主リンク長さA
よりかなり短いため、副制御状態における所定流量Yは
主制御状態における所定流量Xより相当に少なく、従っ
て、吐出量変更手段の変位量も非常に少なくすることが
できる。これにより、両制御状態において、チャージポ
ンプ手段の制御圧力を同圧力にすることができ、装置圧
力の影響をほとんど受けずに、吐出量変更手段である斜
板の変位量とフィードバックリンク手段を回動する操作
ハンドルとの間に予測可能な比例関係を維持することが
できる多モード油圧制御装置を提供することができる。
また、サーボ制御装置全体の大きさ、価格または複雑さ
を増すことなく上記の多モード油圧制御装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による油圧変速制御装置の電気及び油圧
概略図である。
【図2】本発明の制御アセンブリの一部を通る軸方向部
分断面図である。
【図3】図2の3ー3線に沿った拡大横断面図である。
【図4】制御アセンブリが中立位置にある時の、図2と
同様な概略図である。
【図5】制御アセンブリが第1制御位置にある時の、図
2と同様な概略図である。
【図6】主弁スプールのみが中立位置にある時、即ち通
常作動モードにある時の、図2と同様な概略図である。
【図7】副弁スプールのみが中立位置にある時、即ちイ
ンチングモードにある時の、図2と同様な概略図であ
る。
【符号の説明】
11 可変容量形ポンプ 21 チャージポンプ 25 ストローキングシリンダ 27 ストローキングシリンダ 33 制御アセンブリ 61 リンク部材 63 主弁スプール 65 副弁スプール 73 サーボピストン 83 ソレノイド弁 85 ソレノイド弁

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐出量を変更するための流体圧力応答手
    段(25、27;73)と、前記吐出量変更手段のための流体
    源を有するチャージポンプ手段(21)と、前記チャージ
    ポンプ手段から前記吐出量変更手段への流体の流れを遮
    断する中立位置(図4)とその流体が流れるようにする
    第1制御位置(図5)間を移動可能な主弁部材(63)を
    含む主制御手段(33)と、前記主弁部材(63)に作動連
    結し、前記チャージポンプ手段から前記吐出量変更手段
    へ所定流量Xの流体が流れるのに応答して、前記主弁部
    材を前記第1制御位置から前記中立位置へ移動させるフ
    ィードバックリンク手段(61)とを有し、前記主弁部材
    (63)及び前記フィードバックリンク手段(61)が主リ
    ンク長さAを定めている可変容量形油圧装置(11)であ
    って、 (a)前記主制御手段(33)はさらに、前記中立位置
    (図4)と前記第1制御位置(図5)間を移動可能な副
    弁部材(65)を有し、 (b)フィードバックリンク手段(61)が前記副弁部材
    (65)に作動連結し、前記チャージポンプ手段から前記
    吐出量変更手段への所定流量Yの流体が流れるのに応答
    して、前記副弁部材を前記第1制御位置から前記中立位
    置へ移動させ、前記流量Xは前記流量Yよりもかなり大
    きく、 (c)前記副弁部材(65)及び前記フィードバックリン
    ク手段(61)は副リンク長さBを定めており、前記長さ
    Aは前記長さBよりもかなり長く、 (d)制御手段(83,85 )が、前記副弁部材(65)を通
    って前記吐出量変更手段へ流れる流体流を遮断する主制
    御状態(図1)と、前記主弁部材(63)を通って前記吐
    出量変更手段へ流れる流体流を遮断する副制御状態との
    間で作動可能であることを特徴とする油圧装置。
  2. 【請求項2】 前記フィードバックリンク手段(61)は
    さらに、前記主(63)及び副(65)弁部材が前記中立位
    置に位置する中立位置(図4)から前記主及び副弁部材
    が共にそれらの第1制御位置に位置する完全作動位置
    (図5)へ移動できる手動入力部材(47)を含むことを
    特徴とする請求項1の油圧装置。
  3. 【請求項3】 前記手動入力部材(47)が前記完全作動
    位置(図5)へ移動することによって、前記主弁部材
    (63)が距離(D)を移動してその第1制御位置に達
    し、また前記副弁部材(65)が、距離(d)を移動して
    その第1制御位置に達するように、前記フィードバック
    リンク手段(61)が構成され、前記距離(D)は前記距
    離(d)よりもかなり大きいことを特徴とする請求項2
    の油圧装置。
  4. 【請求項4】 前記主制御手段(33)は、主(37)及び
    副(39)弁孔を形成した弁ハウジング(35)を有してお
    り、前記主弁部材は、前記主弁孔にはめ込まれている主
    弁スプール(63)を有し、前記副弁部材は、前記副弁孔
    にはめ込まれている副弁スプール(65)を有しているこ
    とを特徴とする請求項1の油圧装置。
  5. 【請求項5】 前記主(37)及び副(39)弁孔は互いに
    ほぼ平行であって、前記主及び副弁孔と弁スプール(6
    3,65 )は、それぞれ互いに寸法及び全体構造がほとん
    ど同一であることを特徴とする請求項1の油圧装置。
  6. 【請求項6】 前記フィードバックリンク手段は、一端
    部(69)が前記吐出量変更手段(25,27 ;73)に作動連
    結し、他端部(67)が手動入力部材(47)に作動連結し
    ているリンク部材(61)を有しており、前記主弁部材
    (63)は前記吐出量変更手段から前記リンク長さAの位
    置で前記リンク部材に作動連結し、前記副弁部材(65)
    は前記吐出量変更手段から前記リンク長さBの位置で前
    記リンク部材に作動連結していることを特徴とする請求
    項1の油圧装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段(83、85)は、前記主(6
    3)及び副(65)弁部材と前記吐出量変更手段(25,27
    ;73)との間に直列流れ関係に配置された個々のソレ
    ノイド弁部材を有していることを特徴とする請求項1の
    油圧装置。
  8. 【請求項8】 吐出量を変更するための流体圧力応答手
    段(25,27 ;73)と、前記吐出量変更手段のための流体
    源を有するチャージポンプ手段(21)と、前記チャージ
    ポンプ手段から前記吐出量変更手段への流体の流れを遮
    断する中立位置(図4)、その流体が流れるようにする
    第1制御位置(図5)間を移動可能な主弁部材(63)を
    含む主制御手段(33)と、前記主弁部材(63)に作動連
    結して、前記チャージポンプ手段から前記吐出量変更手
    段へ所定流量Xの流体が流れるのに応答して、前記主弁
    部材を前記第1制御位置から前記中立位置へ移動させる
    フィードバックリンク手段(61)とを設けており、前記
    所定流量Xの流体が流れるのに応答して、前記主弁部材
    (63)が前記フィードバックリンク手段(61)から追従
    移動(D)を受け取るようにした可変容量形油圧装置
    (11)であって、 (a)前記主制御手段(33)はさらに、前記中立位置
    (図4)、及び前記第1制御位置(図5)間を移動可能
    な副弁部材(65)を有し、 (b)フィードバックリンク手段(61)が前記副弁部材
    (65)に作動連結して、前記チャージポンプ手段から前
    記吐出量変更手段へ所定流量Yの流体が流れるのに応答
    して、前記副弁部材を前記第1制御位置から前記中立位
    置へ移動させるようになっており、前記所定流量Xは前
    記所定流量Yよりかなり大きく、また前記所定流量Yの
    流体が流れるのに応答して、前記副弁部材(65)が前記
    フィードバックリンク手段(61)から追従移動(d)を
    受け取り、前記主弁部材(63)の前記追従移動(D)は
    前記副弁部材(65)の前記追従移動(d)よりかなり大き
    く、 (c)制御手段(83,85 )が、前記副弁部材(65)を通
    って前記吐出量変更手段へ流れる流体流を遮断する主制
    御状態(図1)と、前記主弁部材(63)を通って前記吐
    出量変更手段へ流れる流体流を遮断する副制御状態との
    間で作動可能であることを特徴とする油圧装置。
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