JPH0872012A - 釘打ロボット用釘供給装置 - Google Patents

釘打ロボット用釘供給装置

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JPH0872012A
JPH0872012A JP21638694A JP21638694A JPH0872012A JP H0872012 A JPH0872012 A JP H0872012A JP 21638694 A JP21638694 A JP 21638694A JP 21638694 A JP21638694 A JP 21638694A JP H0872012 A JPH0872012 A JP H0872012A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 釘打ロボットに連結形釘シートを自動供給で
きるようにして作業能率の向上を図る。 【構成】 フレーム2に釘シート10のストッカー3を
設置し、ストッカー3の前方にテーブル4を設置する。
テーブル4は左右両側面がアール状の傾斜面になってお
り、左右両側下部に釘マガジン5,6が装着されてい
る。ストッカー3の背面側には送り用エアシリンダ7が
設置され、テーブル4の左右には投下用エアシリンダ
8,9が設置されている。ストッカー3に釘シート1
0,10,…の向きを交互に反転させて積載する。送り
用エアシリンダ7にてテーブル4上へ押出された釘シー
ト10は、釘の頭側の投下用エアシリンダ8,9にて交
互に釘マガジン5,6へ投入される。釘打端末機が釘マ
ガジン5,6の位置へ移動して釘シート10の供給をう
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、釘打ロボットの釘供
給装置に関するものであり、特に、複数の釘を連結した
釘シートを釘打端末機に供給する釘供給装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】プレハブ住宅パネル等を作成する釘打ロ
ボットは、制御プログラムに従ってワークテーブル上の
ワークに釘打ちを行い、規定回数の釘打ちを行った後に
釘打端末機を釘供給場所へ移動するように構成されてい
る。釘供給装置としては、単品の釘を整列させて釘打機
の釘マガジンに自動供給するものが知られているが、ツ
ーバイフォー建築等に用いられる長尺の釘を数十本程度
プラスチックベルト等によって連結した釘シートの自動
供給装置はなく、此種の釘シートは人手によって装填さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ツーバイフォー建築用
等の釘シートを使用する釘打ロボットにおいては、釘打
機に装着した釘マガジン内の釘の残数が或程度減少した
ときに釘シートを補充する作業員を要するとともに、補
充作業が煩雑で作業能率を低下させる原因となってい
る。そこで、釘シートの供給作業を自動化して作業能率
を向上するために解決すべき技術的課題が生じてくるの
であり、本発明は上記課題を解決することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、複数の釘をベルト
にて並列に連結した釘シートを釘打ロボットの釘打端末
機に供給する釘供給装置であって、前記釘シートを積載
して収納するストッカーの長手方向前面下部に釘シート
排出口を設け、前記ストッカー内の最下層の釘シートを
前記釘シート排出口から前方へ排出する送り装置を設
け、前記排出口の前方にテーブルを並設し、前記テーブ
ルの左右両側にエアシリンダ等のアクチュエータを対向
させて配設し、前記アクチュエータによって前記テーブ
ル上の釘シートをテーブルの左または右へ投下できるよ
うに形成し、前記送り装置並びに左右のアクチュエータ
を逐次制御する制御装置を設け、前記テーブルの左右に
上面が開放された釘マガジンを位置させて、前記ストッ
カー内の釘シートを釘マガジンへ正立姿勢で左右交互に
補充できるようにした釘打ロボット用釘供給装置を提供
するものである。
【0005】
【作用】梱包箱内に釘シート単位で釘の方向を交互に反
転して積載されている釘シートを収納時の姿勢でストッ
カーに移載する。ストッカーの背面側に設置されたエア
シリンダやモータ等のアクチュエータによって構成され
た送り装置を駆動するとストッカー内の最下層の釘シー
トが長手方向へ送られて前方のテーブル上に排出され
る。
【0006】テーブルの左右には釘シートをテーブルの
側方へ落下させるアクチュエータが対向して配設されて
おり、釘シートの釘の頭部側にあるアクチュエータを駆
動するとテーブル上の釘シートは釘の先端部を下方に向
けてテーブルから落下する。テーブル上へ順次排出され
る釘シートに対して左右のアクチュエータが交互に駆動
され、釘打ロボットの釘打端末機が順次テーブルの左右
で釘シートを受取るように制御することにより複数台の
釘打端末機に連続的に釘シートが補充される。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図に従って詳述
する。図1乃至図3は釘供給装置1を示し、フレーム2
上に設置されたストッカー3と、ストッカー3の前方に
設置されたテーブル4と、テーブル4の左右両側に設け
た釘マガジン5,6及びフレーム2上の3台のエアシリ
ンダ7,8,9とによって構成され、エアシリンダ7,
8,9はシリンダ制御装置(図示せず)によって制御さ
れる。
【0008】ストッカー3は、上面が開放された箱形容
器であり、背面側に送り装置である送り用エアシリンダ
7が配置されている。送り用エアシリンダ7のピストン
ロッド7aには釘シート10の厚さとほぼ等しい厚さの
押し板7bが固着され、図1に示すように、ストッカー
3の背面下部には押し板7bが進入できる開口部3aが
設けられている。また、ストッカー3の前面下部には前
記押し板7bに押圧された釘シート10が排出される釘
シート排出口3bが設けられ、送り用エアシリンダ7の
伸縮動作によってストッカー3内の最下層の釘シート1
0が順次テーブル4上に排出されるように形成されてい
る。
【0009】図4はツーバイフォー建築用の釘シート1
0を示し、75mmまたは90mmの多数の釘N,N,…が
傾斜姿勢でプラスチックベルトB,Bによって並列に連
結されている。釘シート10,10,…は積載時の姿勢
を平坦化するために、図5に示すように頭Hの向きを交
互に反転して梱包箱C内に積層されて供給される。この
釘シート10,10,…を梱包箱C内の姿勢のままでス
トッカー3に移載し、送り用エアシリンダ7によって最
下層の釘シート10を順次テーブル4上に排出すると、
釘シート10はテーブル4の左側に釘頭Hが位置してい
るものと右側に釘頭Hが位置しているものとが交互に排
出されることになる。
【0010】テーブル4は、図3に示すように釘シート
10が支持される平坦面Fの左右両側が徐々に下方へ向
かって傾斜するアール状に形成され、左右側面の下部に
釘マガジン5,6が取付けられており、釘の足先を先頭
にしてテーブル4から左または右へ落下した釘シート1
0が釘マガジン5,6内に導入されるようにしてある。
そして、テーブル4の左右には投下用エアシリンダ8,
9が対向して配置され、夫々ピストンロッド8a,9a
に押し板8b,9bが装着されてテーブル4上の釘シー
ト10を左または右の釘マガジン5,6内へ投下できる
ように形成されている。
【0011】釘マガジン5,6は、図1に示すように前
方へ傾斜しており、上面に前後方向へ配設したガイド溝
5a,6aに釘N,N,…の軸部が挿入され、釘頭がガ
イド溝5a,6aの両側部に掛かって釘N,N,…が垂
直姿勢でガイド溝5a,6aに沿って下降する。釘マガ
ジン5,6の先端部位近傍にはストッパシリンダ11,
11が装着され、ストッパシリンダ11のピストンを収
縮して釘シート10の通路から退避させると、釘シート
10が図6に示す釘打端末機12の釘マガジン13へ導
入される。
【0012】釘供給装置1の使用に際しては、釘シート
10,10,…を梱包箱Cから梱包時の積層状態のまま
ストッカー3に装填する。そして、最下層の釘シート1
0の釘頭Hが送り方向の左右何れに位置しているかによ
って左右の投下用エアシリンダ8,9の何れを先に駆動
するかをシリンダ制御装置に設定する。
【0013】シリンダ制御装置は、釘打ロボットの主制
御装置(図示せず)によって制御され、先ず、送り用エ
アシリンダ7が駆動されてストッカー3からテーブル4
上に釘シート10が押出される。続いて、予め設定され
た順序で左または右の投下用エアシリンダ8,9が駆動
されてテーブル4上の釘シート10を釘マガジン5また
は6へ投入し、次にテーブル4上へ排出された釘シート
10は、先に駆動された投下用エアシリンダと対向する
側の投下用エアシリンダによって反対側の釘マガジンへ
投入される。
【0014】そして、釘打ロボットの複数台の釘打端末
機12,12,…が左右の釘マガジン5,6の位置へ交
互または同時に移動して釘打端末機12の釘マガジン1
3を釘供給装置1の釘マガジン5,6に連結し、ストッ
パシリンダ11,11が駆動されて釘マガジン5,6の
通路が開放され、釘打端末機12の釘マガジン13に釘
シート10が補充される。
【0015】尚、ストッカー3内の釘シート10,1
0,…の積層順序の誤り等によって、例えば右側に頭部
が位置する釘シート10が連続した場合は、交互に駆動
される落下用エアシリンダ8,9によって2番目の釘シ
ート10が頭部Hを先頭にして落下し、釘シート10が
釘マガジン5または6に収納されないことになるが、釘
マガジン5,6内に近接センサ等の釘検出手段を設け
て、左右のエアシリンダ8,9の動作と釘投入検出とを
比較することにより供給不良を検出することができる。
【0016】また、本発明は上記一実施例に限定するも
のではなく、例えば、テーブル4の左右にガイド板を設
けて釘シート10が確実に釘マガジン5,6へ導入され
るようにしてもよい。また、釘供給装置1の釘マガジン
5,6を取外して釘打端末機12の釘マガジン13を上
面開放形とし、釘打端末機12がテーブル4の左右両側
へ移動してテーブル4から直接釘シート10の供給をう
けるようにする等、種々の改変ができ、この発明がそれ
らの改変されたものに及ぶことは当然である。
【0017】
【発明の効果】この発明は、上記一実施例において詳述
したように、釘シートの釘の方向を交互に反転して積載
された釘シートを、左右一対のアクチュエータによって
交互に左右の釘マガジンへ装填するように構成したの
で、複数台の釘打端末機へ連続的に釘シートを自動補充
できる釘供給装置を実現できた。また、釘シートを梱包
箱からストッカーへ移しかえる際に釘シートの方向を整
列させる必要もなく、作業能率を著しく向上できる発明
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、釘供給装置の一部切
欠側面図。
【図2】図1に示す釘供給装置の平面図。
【図3】図1に示す釘供給装置の正面図。
【図4】釘シートの正面図。
【図5】梱包された釘シートの解説図。
【図6】釘打ロボットの釘打端末機の側面図。
【符号の説明】
1 釘供給装置 2 フレーム 3 ストッカー 3b 釘シート排出口 4 テーブル 5,6 釘マガジン 7 送り用エアシリンダ 8,9 投下用エアシリンダ 10 釘シート N 釘

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の釘をベルトにて並列に連結した釘
    シートを釘打ロボットの釘打端末機に供給する釘供給装
    置であって、前記釘シート(10)を積載して収納する
    ストッカー(3)の長手方向前面下部に釘シート排出口
    (3a)を設け、前記ストッカー(3)内の最下層の釘
    シート(10)を前記釘シート排出口(3a)から前方
    へ排出する送り装置(7)を設け、前記排出口(3a)
    の前方にテーブル(4)を並設し、前記テーブル(4)
    の左右両側にエアシリンダ等のアクチュエータ(8,
    9)を対向させて配設し、前記アクチュエータ(8,
    9)によって前記テーブル(4)上の釘シート(10)
    をテーブル(4)の左または右へ投下できるように形成
    し、前記送り装置(7)並びに左右のアクチュエータ
    (8,9)を逐次制御する制御装置を設け、前記テーブ
    ル(4)の左右に上面が開放された釘マガジン(5,
    6)を位置させて、前記ストッカー(3)内の釘シート
    (10)を釘マガジン(5,6)へ正立姿勢で左右交互
    に補充できるようにした釘打ロボット用釘供給装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1849571A1 (de) * 2006-04-27 2007-10-31 Weinmann Holzbausystemtechnik GmbH Maschine mit einem Streifennagler
CN108500906A (zh) * 2018-06-06 2018-09-07 余成棋 一种自动钉钉设备
CN110480300A (zh) * 2019-09-06 2019-11-22 常州市赫铭自动化科技有限公司 腔内切割吻合器推钉片自动装配机

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CN108500906A (zh) * 2018-06-06 2018-09-07 余成棋 一种自动钉钉设备
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