JP2812180B2 - 釘打機の釘供給装置 - Google Patents

釘打機の釘供給装置

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JP2812180B2
JP2812180B2 JP1119594A JP1119594A JP2812180B2 JP 2812180 B2 JP2812180 B2 JP 2812180B2 JP 1119594 A JP1119594 A JP 1119594A JP 1119594 A JP1119594 A JP 1119594A JP 2812180 B2 JP2812180 B2 JP 2812180B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、釘打機の釘供給装置
に関するものであり、特に、多数の仕上釘を並列に接着
してシート状に形成した釘を供給する釘供給装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】家具等の自動製造ラインに使用される釘
打機の釘供給装置を図5乃至図8に従って説明する。図
5に於て符号1は圧縮空気を駆動源とする釘打機であ
り、釘打機1は水平方向へ釘を打込む姿勢で使用され、
ノーズ2に釘供給装置3が結合されている。
【0003】釘供給装置3は、図6に示す小形の頭を有
する仕上釘4,4,…を多数並列に接着した連結釘シー
ト5を用いて仕上釘4,4,…を釘打機1のノーズ2へ
連続的に供給するもので、図5に示すように直線状の釘
ガイドテーブル6上に、上面が開放された釘マガジン部
7が立設されている。釘ガイドテーブル6には釘マガジ
ン部7の底部に相当する部位に長手方向の溝6aが開穿
され、釘ガイドテーブル6の下方に配設したエアシリン
ダ(図示せず)のピストンロッド8の先端部に固着した
スライダ9のプッシャ部9aが溝6aから上方へ突出し
ている。
【0004】そして、図7に示すように、釘マガジン部
7に連結釘シート5,5,…を積載し、エアシリンダを
駆動してスライダ9を釘マガジン部7の後方から前方へ
移動させるとプッシャ部9aが最下層の連結釘シート5
aを押圧して釘打機1へ給送する。釘打作業中はプッシ
ャ部9aが連結釘シート5aを押圧しつづけており、釘
の消費に伴ってプッシャ部9aが釘マガジン部7の前部
開口部7aよりも前方へ移動したときに、エアシリンダ
が逆転駆動され、プッシャ部9aが後方の初期位置へ戻
る。そして、再び逆転駆動されて次の連結釘シート5を
前方へ送り、上記行程を反復して釘打機1へ連続的に仕
上釘4,4,…を供給する。しかしながら、図7に示す
ようにプッシャ部9aが釘マガジン部7内に位置してい
るときに作業を停止して長時間放置すると、最下層の連
結釘シート5aの上段の連結釘シート5,5,…が重量
荷重によって変形して段差が生じ、変形した連結釘シー
ト5,5,…の前端部が釘打作業の再開時において釘マ
ガジン部7の前部開口部7aを通過することができず、
釘送り不能となることがある。
【0005】また、釘ガイドテーブル6の案内路の幅よ
りも短小な連結釘シートを使用する場合は、図8に示す
ように連結釘シート5の姿勢が進行方向に対して変位し
て釘ガイドテーブル6に詰まることがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の釘打機の釘供給
装置は、作業途中で供給を停止して長時間放置した場合
の連結釘シートの変形や、釘ガイドテーブルの案内路の
幅よりも短小な釘の姿勢の変位によって釘が詰まり作業
が中断されることがある。又、釘の長さに対してプッシ
ャの押圧面が小さいため、釘打込時等の振動により釘の
軸部とプッシャとの係合が外れて供給不能となることも
ある。
【0007】そこで、送り不良の発生を防止して作業中
断の虞れを解消し、信頼性及び安定性を向上して作業能
率の低下を未然に防止するために解決すべき技術的課題
が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、釘打機のノーズに
結合される釘ガイドテーブル上に、複数の釘を並列に接
着した連結釘シートを積載して収納できる釘マガジン部
を設け、前記釘マガジン部の前端下部に前記連結釘シー
トが通過できる開口部を設け、前記釘ガイドテーブルの
下部に前記釘ガイドテーブルと平行に走行自在なスライ
ダを配設し、前記釘ガイドテーブルに長手方向の溝を開
穿して前記スライダの上部のプッシャ部を上方へ突出せ
しめ、前記スライダをエアシリンダ等の駆動手段によっ
て前後に駆動し、前記プッシャ部の前端面により前記釘
マガジン部内の最下層の連結釘シートの後端面を押圧し
て該連結釘シートを釘打機のノーズへ連続的に給送する
釘打機の釘供給装置において、前記プッシャ部に代えて
前記スライダの上部にシート状のプッシュプレートを設
け、前記プッシュプレートを前記釘ガイドテーブル上に
配置し、前記プッシュプレートの幅は前記釘ガイドテー
ブルの案内路の幅とほぼ等しく、且つ、その全長は前記
スライダが可動範囲の最前位置にあるときに前記プッシ
ュプレートによって前記釘マガジン部内の連結釘シート
の下面が全面的に支持される長さに形成した釘打機の釘
供給装置を提供するものである。
【0009】
【作用】釘ガイドテーブルの上面に接して配置されたプ
ッシュプレートは、下部のスライダに連結されてエアシ
リンダ等の駆動手段により釘ガイドテーブル上を前後に
スライドする。プッシュプレートを後方待機位置から前
進させると、釘ガイドテーブル上に設けた釘マガジン部
に積載した連結釘シートの最下層のものがプッシュプレ
ートに押圧されて釘打機に供給される。押圧された連結
釘シートの最後部が釘マガジン部の開口部から脱出した
ときは、プッシュプレートが後方待機位置へ後退され、
再び前進駆動されて次の連結釘シートを送出す。
【0010】プッシュプレートの幅は釘ガイドテーブル
の案内路の幅とほぼ等しく形成されているので、連結釘
シートの後端面の左右両端が均等に押圧され、連結釘シ
ートの進行方向が釘ガイドテーブルに対して変位するこ
とがなく、釘の寸法にかかわらず円滑に送出される。ま
た、プッシュプレートが最前位置に達したときにもプッ
シュプレートの中間部は釘マガジン部内にあり、釘マガ
ジン部内の連結釘シートを全面的に支持しているので積
載された連結釘シートに段差が生じることがなく、次の
送出し行程において釘マガジン部の開口部から円滑に送
出すことができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1乃至図4に
従って詳述する。図1に於て11は釘供給装置であり、
釘供給装置11の前端部に釘打機1のノーズ2が連結さ
れ、釘供給装置11から供給される仕上釘を水平方向へ
打込むように構成されている。
【0012】釘供給装置11の釘ガイドテーブル12の
左右両側面には側板13,13が取付けられ、側板1
3,13は図2に示すように前端部から後退した位置か
ら上方へ立上げられ、この立上げ部の前後に前端板14
並びに後端板15が装着されて釘マガジン部16が形成
されている。前端板14と後端板15の夫々の下端部と
釘ガイドテーブル12の上面とには連結釘シート5が通
過できる開口部16a,16bが形成されている。
【0013】釘マガジン部16の前部と釘打機1のノー
ズ2との間には前部上面カバー17が装着され、前部上
面カバー17と釘ガイドテーブル12の上面との間には
図6に示した連結釘シート5が通過できる間隙が設けら
れている。また、釘ガイドテーブル12の後端部近傍に
はプッシャ機構の支持板18が固着されて下方へ突出し
ており、支持板18の下部並びに上下中間部には前後へ
貫通する孔が開穿されている。そして、中間部の孔の背
面側にはエアシリンダ19を固着してピストンロッド2
0を前記孔を通じて前方へ突出させるとともに、下部の
孔にガイドシャフト21の後端部を嵌着し、ガイドシャ
フト21の前端部は前部の支持板(図示せず)にて支持
される。
【0014】エアシリンダ19とガイドシャフト21と
は釘ガイドテーブル12に対して平行に配設され、ガイ
ドシャフト21に遊嵌したスライダ22がピストンロッ
ド20の先端部に結合されている。スライダ22のプレ
ート取付ブロック22aの上部は、釘ガイドテーブル1
2の左右中央部に長手方向へ開設した溝12a内へ遊挿
されており、図3に示すようにプレート取付ブロック2
2aの上面は釘ガイドテーブル12の上面と一致してい
る。そして、プレート取付ブロック22aの上面には釘
ガイドテーブル12上に載置されたプッシュプレート2
3がネジ24,24によって固定され、スライダ22と
ともに前後に走行する。
【0015】プッシュプレート23の厚さは、連結釘シ
ート5の厚さとほぼ同一であり、幅は釘ガイドテーブル
12の案内路の幅とほぼ同一である。また、全長は、図
2に示すごとく釘マガジン部16よりも長く、スライダ
22が最前位置にあるときにプッシュプレート23の後
部は釘マガジン部16の後端部よりも後方に位置し、釘
マガジン部16内の連結釘シート5,5,…は、プッシ
ュプレート23によって全面的に支持されている。ま
た、釘ガイドテーブル12の後部には後部カバー25が
取付けられ、釘ガイドテーブル12の上面と後部カバー
25との間にプッシュプレート23が遊挿される間隙が
設けられ、後部カバー25の裏面の左右には、図4に示
すようにガイドブロック26,27が固設されてプッシ
ュプレート23が後退したときにプッシュプレート23
の後部を支持するように形成してある。
【0016】この釘供給装置11の動作は従来のものと
同様であり、エアシリンダ19を駆動してプッシュプレ
ート23を後部待機位置まで後退させると釘マガジン部
16内の最下層の連結釘シート5が釘ガイドテーブル1
2上に落下する。そして、プッシュプレート23を前進
させると最下層の連結釘シート5がプッシュプレート2
3によって押されて釘マガジン部16の前部開口部16
aから前方へ押出され、釘打機1のノーズ2に仕上釘
4,4,…が供給される。
【0017】仕上釘4,4,…が消費されて、連結釘シ
ート5を押圧しているプッシュプレート23が前進し、
その前端部が釘マガジン部16の前部開口部16aより
も前方へ進行したときに、位置センサ等の検出手段の検
出信号によってエアシリンダ19が収縮方向へ逆転駆動
される。そして、図2に鎖線で示す後方初期位置までプ
ッシュプレート23が後退された後に、再び前進駆動さ
れて釘マガジン部16内の次の連結釘シート5を押出
し、この連結釘シート5の前端面にて直前の連結釘シー
ト5の後端面を押圧して仕上釘を釘打機1へ連続的に供
給する。
【0018】上述したように、連結釘シート5を押出す
プッシュプレート23の幅を十分に広く形成したので、
釘の長さにかかわらず釘ガイドテーブル12に対して連
結釘シート5の姿勢を平行に維持して送り出すことがで
きる。尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない範囲に
おいて種々の改変を為すことができ、本発明がそれらの
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0019】
【発明の効果】この発明は、上記一実施例において詳述
したように、帯状に釘を連結した連結釘シートを、釘ガ
イドテーブルの案内路とほぼ等しい幅のプッシュプレー
トにて押して釘打機へ供給するので、連結釘シートが釘
ガイドテーブルに対して平行に維持されて送られ、従来
の連結釘シートの後端面中央部を押圧するものとは異な
り、プッシャが釘から外れることがなくなるとともに、
連結釘シートの姿勢が変位することがなく、釘詰まりの
発生を防止できる。また、プッシュプレートの全長を釘
マガジン部よりも長く形成したので、プッシュプレート
が如何なる位置にあっても釘マガジン部内にある連結釘
シートの下面の全面が支持され、連結釘シートが変形す
ることがなく、変形による送出不良を防止でき、作業中
断の虞れが解消されて作業能率の低下防止に寄与でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の釘供給装置の平面図。
【図2】本発明の釘供給装置の縦断側面図。
【図3】図2のA−A線矢視図。
【図4】図2のB−B線矢視図。
【図5】従来例を示す釘供給装置の平面図。
【図6】連結釘シートを示し、(a)は正面図、(b)
は側面図、(c)は底面図である。
【図7】従来例を示し、釘供給装置の要部縦断側面図。
【図8】従来例を示し、連結釘シートの送り不良を示す
解説図。
【符号の説明】
1 釘打機 2 ノーズ 4 仕上釘 5 連結釘シート 11 釘供給装置 12 釘ガイドテーブル 12a 溝 16 釘マガジン部 16a,16b 開口部 19 エアシリンダ 20 ピストンロッド 22 スライダ 23 プッシュプレート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釘打機のノーズに結合される釘ガイドテ
    ーブル上に、複数の釘を並列に接着した連結釘シートを
    積載して収納できる釘マガジン部を設け、前記釘マガジ
    ン部の前端下部に前記連結釘シートが通過できる開口部
    を設け、前記釘ガイドテーブルの下部に前記釘ガイドテ
    ーブルと平行に走行自在なスライダを配設し、前記釘ガ
    イドテーブルに長手方向の溝を開穿して前記スライダの
    上部のプッシャ部を上方へ突出せしめ、前記スライダを
    エアシリンダ等の駆動手段によって前後に駆動し、前記
    プッシャ部の前端面により前記釘マガジン部内の最下層
    の連結釘シートの後端面を押圧して該連結釘シートを釘
    打機のノーズへ連続的に給送する釘打機の釘供給装置に
    おいて、前記プッシャ部に代えて前記スライダ(22)
    の上部にシート状のプッシュプレート(23)を設け、
    前記プッシュプレート(23)を前記釘ガイドテーブル
    (12)上に配置し、前記プッシュプレート(23)の
    幅は前記釘ガイドテーブル(12)の案内路の幅とほぼ
    等しく、且つ、その全長は前記スライダ(22)が可動
    範囲の最前位置にあるときに前記プッシュプレート(2
    3)によって前記釘マガジン部(16)内の連結釘シー
    ト(5)の下面が全面的に支持される長さに形成したこ
    とを特徴とする釘打機の釘供給装置。
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