JP2632024B2 - 箱製造用接着剤塗布装置 - Google Patents

箱製造用接着剤塗布装置

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JP2632024B2
JP2632024B2 JP63275500A JP27550088A JP2632024B2 JP 2632024 B2 JP2632024 B2 JP 2632024B2 JP 63275500 A JP63275500 A JP 63275500A JP 27550088 A JP27550088 A JP 27550088A JP 2632024 B2 JP2632024 B2 JP 2632024B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は箱製造時に箱の構成材の糊代に接着剤を塗布
する装置に関するものであり、特に、大きさが複数種類
に異なる箱の製造時における接着剤の塗布に関するもの
である。
従来の技術 箱の構成材の糊代に接着剤を塗布し、被接着材と貼り
合わせて箱を作る装置は広く使用されており、特開昭59
−64345号公報に記載の箱製造装置はその一例である。
この装置で作られる箱の大きさは大小様々であるが、従
来は接着剤の糊代上における単位塗布長さ当たりの塗布
量が箱の大きさに関係なく一定とされていた。
発明が解決しようとする課題 しかし、箱の大きさによって塗布量を変えた方が都合
がよい場合がある。この場合、構造が同じであって大き
さが大きくなるほど接着部分の長さが長くなる箱におい
ては、箱が大きくなるほど塗布量を多くすればよいとは
限らない。例えば、包装用箱では運搬者が運び得る重量
には限度があるため、1個の箱に収容可能な荷物の最大
重量が箱の大きさに関係なく一定とされ、あるいは大き
い箱程運び難いため最大収容重量が小さくされており、
そのような場合には箱が大きいほど塗布量を少なくする
ことが望ましい。この場合には箱が大きいほど接着部分
の長さが長くなるため、接着部の単位長さ当たりの負担
重量が小さくなり、接着部分の単位長さ当たりの強度が
小さくてよく、接着剤の塗布量が少なくてよいからであ
る。
しかし、従来の箱製造装置においては接着剤の塗布量
が一定とされていたため、小さい箱を基準に塗布装置の
塗布量を設定すれば大きい箱の構成材の糊代への塗布量
が過剰となり、接着剤の無駄が生ずる。また、大きい箱
を基準に塗布量を設定したままで小さい箱の構成材の糊
代に接着剤を塗布すれば塗布量が不足し、箱やその収容
物に損壊が生ずる恐れがある。
本発明は、箱の大きさに関係なく最大収容重量がほぼ
一定あるいは箱が大きい程最大収容重量が小さい箱の製
造時に構成材の糊代に接着剤を塗布するに当たり、塗布
量が箱の大きさに適した量に自動的に調節される接着剤
塗布装置を提供することを課題として為されたものであ
る。
課題を解決するための手段 そして、本発明に係る接着剤塗布装置は、上記の課題
を解決するために、(a)箱の大きさを指示する大きさ
指示手段と、(b)その大きさ指示手段の指示に基づい
て接着剤の単位塗布長さ当たりの塗布量を、箱の大きさ
が大きい場合には、小さい場合より少ない量に調節する
塗布量調節手段とを設けたことを特徴とする。
作用および効果 以上のように構成された接着剤塗布装置においては、
大きさ指示手段の指示に基づいて接着剤の塗布量が自動
的に箱の大きさに適した量とされるため、接着剤が余分
に塗布されたり、あるいは塗布量が不足することがな
く、接着コストを低減させ得るとともに箱や収容物の損
壊を防止することがてきる。また、製造する箱の大きさ
が変わる毎に作業者がいちいち接着剤の塗布量を調節す
る必要がなく、作業能率が向上する上、調節忘れがなく
なって適切な塗布量が確実に得られる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第6図は、本発明の一実施例である接着剤塗布装置を
備えた箱製造装置により製造されるダンボール製の箱10
を示す図である。この箱10は、第7図に示される1枚の
ラップシート12と2枚のサイドシート14とにより作られ
る。ラップシート12は、箱10の底板を構成する底板構成
部16と、底板構成部16の両側に形成され、箱10の側壁を
構成する一対の側壁構成部18とから成り、底板構成部1
6,各側壁構成部18の互に平行な一対ずつの側縁にはそれ
ぞれ接着剤を塗布するための糊代20が形成されている。
サイドシート14は箱10の別の一対の側壁を構成する。本
箱製造装置では構造が同じであって大きさが異なる3種
類の箱が製造されるようになっており、箱の種類毎にラ
ップシート12の長さ(糊代20に平行な方向の寸法)およ
び幅が異なる大きさとされるとともに、サイドシート14
はラップシート12の大きさに合った大きさとされてい
る。
第1図および第2図に基づいて箱製造装置を説明す
る。図において24はベースであり、ベース24上にはラッ
プシート供給装置26およびラップシート搬送装置28が設
けられている。また、ラップシート搬送装置28の送り方
向(図において左右方向)において下流側に隣接して箱
組立装置30が設けられており、箱組立装置30のラップシ
ート送り方向に直角な方向(図において上下方向)の両
側にはそれぞれ、サイドシート供給装置32,サイドシー
ト搬送装置34が設けられている。
ラップシート供給装置26はベルトコンベア36を備えて
おり、そのベルトコンベア36上に多数のラップシート12
が糊代20が搬送方向に平行に位置する状態で上下に積み
重ねられている。ベルトコンベア36の送り方向において
下流側にはストッパ38が設けられ、ラップシート12のう
ち一番下のラップシート12以外のラップシート12の移動
を阻止するようにされている。ベルトコンベア36は、図
示しないクラッチによってラップシート12を送り出す状
態と送り出さない状態とに切り換えられるようになって
おり、送り出し状態においてラップシート12を下側から
1枚ずつ送り出すこととなる。なお、ラップシート送り
方向に平行に一対のシートガイド40が設けられ、積み重
ねられたラップシート12の送りを案内するようにされて
いる。これらシートガイド40はその間隔(ラップシート
送り方向に直角な方向の距離)が調節可能であり、製造
する箱の大きさに合わせて調節される。
ラップシート搬送装置28は、ラップシート12を搬送す
るベルトコンベア42と、ベルトコンベア42上のラップシ
ート12を押さえる押さえローラ44とを備えている。ま
た、前記シートガイド40はベルトコンベア42の送り方向
の下流端まで延び出てラップシート12の送りを案内する
ようにされている。さらに、ベルトコンベア42の下流側
にはラップシート12を箱組立装置30に押し込む押込プレ
ート50が設けられてる。この押込プレート50は、ベルト
コンベア42の上方に設けられた押込用シリンダ52のピス
トンロッドに垂直な姿勢で取り付けられるとともに、そ
の下端部がラップシート12に係合する大きさとされてい
る。押込プレート50は、上記垂直な姿勢から、ラップシ
ート送り方向に直角な回動中心線のまわりに、送り方向
へは回動可能であるが反対方向へは回動不能とされてお
り、ラップシート12がベルトコンベア42によって搬送さ
れる際にはラップシート12により押されて回動し、ラッ
プシート12の移動を許容し、ラップシート12が押込プレ
ート50を通過した後、シリンダ52により移動させられて
ラップシート12を箱組立装置30に押し込む。上記ベルト
コンベア42の下流端にはさらに、ラップシート12の糊代
20に接着剤を塗布する塗布ガン54がベルトコンベア42に
対して上下方向の僅かな隙間を隔てて設けられており、
ベルトコンベア42の側方には塗布ガン54に接着剤を供給
する接着剤供給装置56が設けられている。これら塗布ガ
ン54および接着剤供給装置56については後述する。
サイドシート供給装置32は載置台60を備えている。サ
イドシート14は載置台60上に上下に積み重ねられるとと
もに、サイドシート送り方向の下流側に設けられたスト
ッパ62によって1番下以外のサイドシート14の移動が阻
止されており、図示しないシリンダにより駆動される送
り爪64によって1番下のサイドシート14がサイドシート
搬送装置34上に送り出される。サイドシート搬送装置34
は、サイドシート供給装置32から供給されたサイドシー
ト14を箱組立装置30に送り込むベルトコンベアと、サイ
ドシート14を箱組立装置30側の端縁を中心にして回動さ
せ、垂直に起こす起こし装置とを備えている。
箱組立装置30には、押込プレート50によって押し込ま
れるラップシート12の移動を止め、ラップシート12を組
立位置に位置決めするとともに、組立位置到達信号を発
するストッパ装置72が設けられている。また、組立装置
のラップシート搬送面より上方には組立用の内型74が設
けられ、下方には外型76が設けられるとともに、搬送さ
れて来たラップシート12の側壁構成部18の糊代20を支持
する支持部材78が位置調節可能に設けられている。内型
74は、断面形状がL字形を成し、底部構成部16の4隅を
それぞれ押す4個の成形板82を備えており、各成形板82
はそれぞれロッド84の下端に固定されている。ロッド84
は箱組立装置30のフレーム86に位置調節可能に取り付け
られたガイド88に昇降可能に挿通されており、これらロ
ッド84のうち対角線上に位置する2本ずつのロッド84は
それぞれリンク9,92に位置調節可能に取り付けられてい
る。ロッド84の上端は段付状を成し、その小径部がリン
ク90,92に設けられた長穴94に挿通され、長穴94からの
突出端に螺合されたナットの締付け,緩め操作によって
リンク90,92に対して固定され、あるいは移動可能な状
態となるようにされているのである。
リンク90,92は上下方向に配設された内型昇降用エア
シリンダ96のピストンロッド98の上端に取り付けられて
おり、リンク90,92が昇降させられることにより成形板8
2が昇降させられる。これらリンク90,92は個組立時には
ピストンロッド98に対して固定されているが、成形板82
間の間隔調節時に固定が解除され、回動を許容される。
成形板82の間隔調節時には、作業者はロッド84,リンク9
0,92の固定を解除した後、調節装置100を操作し、ロッ
ド84をラップシート送り方向とサイドシート送り方向と
にそれぞれ移動させて成形板82の間隔をラップシート12
の大きさに見合った間隔に調節する。このとき同じリン
クに係合させられた2本のロッド84のうち一方のロッド
84を移動させれば、リンク90,92が回動させられて他方
のロッド84も移動させられる。
外型76は複数のガイドプレート104を備えている。こ
れらガイドプレート104は、ラップシート送り方向とサ
イドシート送り方向とにそれぞれ平行に複数ずつ並べら
れ、内型74が下降させられるときラップシート12と内型
74とが進入する成形空間を形成している。各ガイドプレ
ート104は、その上端部がそれぞれ外向きに湾曲させら
れ、ラップシート12の進入を案内するようにされてお
り、また、下端部がフレーム86に移動可能に支持される
とともに前記調節装置100に連結されている。したがっ
て、成形板82の間隔調節に伴って隣接するガイドプレー
ト104間の距離も変えられ、上記成形空間の大きさがラ
ップシート12の大きさに応じて変えられることとなる。
なお、この成形空間の大きさは製造される箱10の大きさ
より僅かに小さくされている。また、前記支持部材78は
ガイドプレート104と一体的に設けてもよい。
サイドシート送り方向に平行に配設されたガイドプレ
ート104の間には、組み立てられた箱10を下方に排出す
る排出ローラ110が設けられている。さらに、外型76の
下方には組み立てられた箱10を搬出するた搬出コンベア
112が設けられている。
次に、塗布ガン54および接着剤供給装置56を説明す
る。塗布ガン54は、第3図に示す中空のガン本体120と
その中に配設されたボール状の弁子122とを備え、電磁
方向切換弁124の切換えによるエアの供給,排出によ
り、弁子122が吐出口126に着座して接着剤の吐出を阻止
する非塗布状態と、弁子122が吐出口126から離間させら
れて接着剤の吐出を許容する塗布状態とに切り換えられ
る。ガン本体120は仕切壁128によってエア室130と吐出
室132とに仕切られており、弁子122は吐出室132内に収
容されるとともに、エア室130内に摺動可能に嵌合され
たピストン134に保持されている。エア室130は電磁方向
切換弁124の切換えによりエア源(図示省略)と大気と
に選択的に連通させられるようになっており、ピストン
134はエア室130が大気に連通させられた状態ではスプリ
ング136により付勢され、弁子122が吐出口126に着座し
て閉じる一方、エア源に連通させられた状態ではスプリ
ング136の付勢力に抗して移動させられ、弁子122が吐出
口126から離間して開く。なお、138はレギュレータ,140
はフィルタである。
本実施例においてラップシート12に塗布される接着剤
は加熱により溶融させられた状態で塗布されるものであ
り、接着剤供給装置56はホットメルトタンク144を備え
ている。ブロック状の接着剤がタンク144内において170
〜180℃に加熱されて溶融し、エア駆動式ピストンポン
プ146によって塗布ガン54に供給される。このポンプ146
のシリンダブロック148内にはポンプピストン150が液密
かつ摺動可能に嵌合され、タンク144に連通する吸込室1
52と、塗布ガン54に連通する吐出室154とが形成されて
いる。吸込室152にはチェック弁156が設けられ、吸込室
152とタンク144との連通が許容,遮断されるようになっ
ている。また、ポンプピストン150にはチェック弁158が
設けられ、吸込室152と吐出室154との連通が許容,遮断
されるようになっている。このポンプピストン150のピ
ストンロッド160はエアシリンダ162のピストンロッド16
3を介してピストン164に連結され、ピストン164の移動
に伴って移動させられる。エアシリンダ162のヘッド側
室166およびロッド側室168は、4ウェイバルブ170の切
換えによりエア源と大気とに交互に連通させられる。ロ
ッド側室168にエアが供給される場合にはポンプピスト
ン150が上昇させられ、チェック弁158が閉じられる一
方、チェック弁156が開かれ、吐出室154内の接着剤が通
路174,フィルタ176,ホース178を通って塗布ガン54の吐
出室132に供給される。また、エアシリンダ162のヘッド
側室166にエアが供給されればポンプピストン150が下降
させられ、チェック弁158が開かれる一方、チェック弁1
56が閉じられ、吸込室152内の接着剤が吐出室154を経て
塗布ガン54に供給されることとなる。
ポンプピストン150の断面積はピストンロッド160の断
面積の2倍とされており、ポンプピストン150の上昇速
度と下降速度とが同じであれば、上昇時にも下降時にも
同じ吐出量で接着剤が吐出される。また、4ウェイバル
ブ170はピストン164が両ストロークエンドに達したと
き、図示しない連動機構によって切り換えられるように
なっており、ピストンポンプ146は一定吐出量で接着剤
を吐出し続ける。
エア源から供給されるエアが通る通路にはフィルタ18
0が設けられており、このフィルタ180と4ウェイバルブ
170との間には、大箱用電磁開閉弁182,中箱用電磁開閉
弁184,小箱用電磁開閉弁186が並列に設けられるととも
に、各電磁開閉弁182,184,186とそれぞれ直列にレギュ
レータ188,190,192が設けられている。これらレギュレ
ータ188,190,192の調整圧力は小,中,大の3段階に変
えられており、電磁開閉弁182,184,186の開閉の選択に
よりエアシリンダ162に供給されるエア圧力の高さを3
段階に変えることができ、ピストンポンプ146の接着剤
吐出量、延いては塗布ガン54の単位時間当たりの塗布量
を変えることができる。エア圧力が高いほどピストンポ
ンプ146の吐出量が多く塗布量が多くなるのであり、し
たがって、塗布量は大箱用電磁開閉弁182が開かれると
き最も少なくて大きい箱10に適した量となり、中箱用電
磁開閉弁184が開かれるとき中間の大きさの箱10に適し
た量となり、小箱用電磁開閉弁186が開かれるとき最も
多く、小さい箱10に適した量となる。なお、194はリリ
ーフバルブであり、ポンプ146の吐出圧が設定圧より高
くならないようにされている。
さらに、前記ラップシート搬送装置28には、第1図に
示されるように、主センサ200,小箱用センサ202,中箱用
センサ204,大箱用センサ206が設けられ、ラップシート1
2の大きさが判別されるようになっている。これらセン
サ200,202,204,206は発光部および受光部を備え、反射
光の有無によって対象物を検出する反射式のものであ
る。主センサ200はベルトコンベア42の下流側端部であ
って塗布ガン54近傍の上方に設けられ、小箱用センサ20
2は主センサ200から小箱用のラップシート12の長さより
やや短い距離離れた位置に設けられている。また、中箱
用センサ204は主センサ200から中箱用のラップシート12
の長さよりやや短い距離離れた位置に、大箱用センサ20
6は大箱用のラップシート12の長さよりやや短い距離離
れた位置にそれぞれ設けられている。これらセンサは、
その下方にラップシート12があって発光部から発せられ
た光を受光部が受光すればON信号を発し、受光しなけれ
ばOFF信号を発するようにされており、各センサが発す
る信号の種類によって搬送されるラップシート12の大き
さを判別することができる。4個のセンサ200,202,204,
206の全部からON信号が発せられれば大きい箱10のラッ
プシート12であり、センサ200,202,204からON信号が発
せられ、センサ206からOFF信号が発せられれば中間の大
きさの箱10のラップシート12である。また、センサ200,
202からON信号が発せられ、センサ204,206からOFF信号
が発せられれば小さい箱10のラップシート12である。
本箱製造装置の作動は第4図の制御装置210によって
制御される。この制御装置210は、CPU212,ROM214,RAM21
6およびそれらを接続するバス218を備えたマイクロコン
ピュータを主体とするものである。バス218には入力イ
ンタフェース220が接続されており、入力インタフェー
ス220にはストッパ装置72,主センサ200,小箱用センサ20
2,中箱用センサ204,大箱用センサ206や、スタートスイ
ッチ等が設けられた操作パネル222等が接続されてい
る。バス218にはまた、出力インタフェース226が接続さ
れており、出力インタフェース226には駆動回路228,23
0,232,234,236,238,240,242,244,246,248,250を介し
て、押込用シリンダ52,内型昇降用エアシリンダ96,電磁
方向切換弁124,大箱用電磁開閉弁182,中箱用電磁開閉弁
184,小箱用電磁開閉弁186,ベルトコンベア36を駆動する
コンベア駆動モータ256,ベルトコンベア42を駆動するコ
ンベア駆動モータ258,送り爪64を移動させる送り爪移動
エアシリンダ260,サイドシート搬送装置34を駆動するサ
イドシート送り駆動モータ262,排出ローラ110を駆動す
るローラ駆動モータ264,搬出コンベア112を駆動するコ
ンベア駆動モータ266等が接続されている。また、RAM21
6には第5図に示すようにカウンタ等がプログラム実行
中に必要なデータを記憶するワーキングメモリと共に設
けられている。ROM214には、接着剤の塗布,箱の組立て
等に必要な種々のプログラムが格納されている。
以上のように構成された箱製造装置において箱を製造
する際には、シートガイド40,成形板82,ガイドプレート
104等の間隔は製造する箱10の大きさに合わせて予め作
業者により調節される。また、電磁方向切換弁124,電磁
開閉弁182,184,186は閉じられている。製造時には、ま
ず、ベルトコンベア36によりラップシート12が1枚送り
出される。このラップシート12はベルトコンベア42によ
り搬送され、その送り方向において下流側の端が主セン
サ200によって検出されれば、糊代20への接着剤の塗布
が開始される。このとき、ラップシート12の大きさによ
ってセンサ202,204,206の発する信号が異なり、その信
号に基づいて制御装置210は電磁開閉弁182,184,186のう
ちの一つを開き、箱の大きさに見合った接着剤の塗布量
が得られる状態となる。大きい箱10の場合には大箱用電
磁開閉弁182が開かれ、中間の箱10の場合には中箱用電
磁開閉弁184が開かれ、小さい箱の場合には小箱用電磁
開閉弁186が開かれるのである。電磁開閉弁が開かれる
と同時に塗布ガン54が塗布状態とされ、ラップシート12
が組立装置30へ送られつつ糊代20に接着剤が塗布される
こととなる。なお、電磁方向切換弁124がエア室130をエ
ア源に連通させる状態に切り換えられると同時にカウン
タが作動させられて塗布時間が計られ、ラップシート12
の大きさ毎に予め設定された塗布時間が経過したとき、
電磁開閉弁182,184,186のうち開かれてた弁および電磁
方向切換弁124が閉じられる。この設定時間は、糊代20
のラップシート送り方向において上流側端部まで接着剤
が塗布されるのに要する時間である。なお、主センサ20
0がラップシート12が箱組立装置30に送り込まれた状態
でラップシート12を検出しない状態となる位置に設けら
れている場合には、主センサ200からのOFF信号により電
磁開閉弁,電磁方向切換弁124を閉じるようにしてもよ
い。また、底板構成部16の糊代20と側壁構成部18の糊代
20との間には切れ目が存在しており、本実施例において
はこの切れ目が塗布ガン54を通過する際には接着剤が下
方へ垂れ、図示しない容器に受けられて回収されるが、
切れ目が通過する際には塗布ガン54が非塗布状態とされ
るようにすることも可能である。
ラップシート搬送装置28により搬送されたラップシー
ト12は、押込プレート50により箱組立装置30に押し込ま
れる。ラップシート12がストッパ装置72に当接して組立
位置に位置決めされれば、ストッパ装置72から発せされ
る信号に基づいてサイドシート14が箱組立装置30に供給
されるとともに起こされて成形板82の外面に当接させら
れ、続いて、成形板82がサイドシート14と共に下降させ
られ、ラップシート12の底板構成部16の4隅を押す。そ
れによりラップシート12は底板構成部16と側壁構成部18
および糊代20との境界から折り曲げられるとともに、側
壁構成部18の糊代20が支持部材78によって折り曲げら
れ、糊代20がサイドシート14を外側から抱える状態とな
って成形板82が下降端に達したときちょうど箱10が形成
される。外型76のガイドプレート104が形成する成形空
間は箱10の寸法よりやや小さくされているため、ガイド
プレート104は糊代20をサイドシート14に圧着し、両者
は固く貼り合わされることとなる。この後、成形板82が
上昇させられ、排出ローラ110が駆動されて箱10が搬出
コンベア112上に落とされ、搬出される。
以上の説明から明らかなように、本実施例において
は、4個のセンサ200,202,204,206が箱の大きさを指示
する大きさ指示手段を構成し、電磁開閉弁182,184,186,
レギュレータ188,190,192,CPU212,ROM214のセンサ200〜
206の検出結果に基づいて電磁開閉弁182〜186の切換え
を行う部分等が塗布量調節手段を構成しているのであ
る。
本発明の別の実施例を第8図に示す。本実施例の箱製
造装置はRAM216に箱サイズメモリ270を設け、製造する
箱10の大きさ等に関するデータを操作パネル222により
予め記憶させておき、そのデータに基づいて電磁開閉弁
182,184,186の開閉が行われるようにしたものである。
箱サイズメモリ270がセンサ200〜206に代わって大きさ
指示手段を構成するのである。本箱製造装置においては
また、箱の大きさの変更に伴う段取り替え、すなわちシ
ートガイド40,成形板82,ガイドプレート104の間隔調節
等が自動的に行われるように構成されており、段取り替
え実行時に塗布量の調節等がすべて自動的に行われる。
段取り替え実行時に電磁開閉弁182,184,186の開閉が行
われても塗布ガン45が閉じられているため接着剤が吐出
することはなく、ラップシート12がラップシート供給装
置26から送り出されて塗布ガン設置位置まで搬送された
とき、センサによるラップシート12の検出あるいは搬送
距離の算出に基づいて塗布ガン54が開かれ、糊代20には
ラップシート12の大きさに見合った量の接着剤が塗布さ
れる。本実施例においては、前記実施例におけるように
センサを複数設ける必要がなく、装置コストを低減させ
得るとともにラップシート搬送装置28を短くし、あるい
は省略することができる。
本発明の更に別の実施例を第9図に示す。本実施例
は、センサ200〜206に代えて箱サイズメモリ270を設け
るとともに、3個のレギュレータ188,190,192に代えて
調整圧力の高さをフォースモータへの供給電流の変更に
より変え得るレギュレータ280を使用し、エアシリンダ1
62への供給エア圧力を接着剤塗布量が箱の大きさに適し
た量となるようにしたものである。箱サイズメモリ270
には箱の大きさ毎に適当な塗布量が得られる供給電流量
が記憶され、段取り替え時にそのデータに基づいてレギ
ュレータ280の調整圧力が変更される。エアシリンダ162
とレギュレータ280との間には電磁開閉弁282が設けら
れ、塗布時にのみエアシリンダ162にエアが供給される
ようになっている。また、レギュレータ280よりエアシ
リンダ162側には圧力センサ284が設けられており、制御
装置210は圧力センサ284により検出される圧力が箱の大
きさ毎に設定された圧力と等しくなるようにレギュレー
タ280への電流供給量を制御するものとされている。
なお、上記実施例においては、箱10の組立ておよび接
着剤の塗布が自動的に行われるようになっていたが、手
動で行うようにしてもよい。
その他、いちいち例示することはしないが、当業者の
知識に基づいて種々の変形,改良を施した態様で本発明
を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である接着剤塗布装置を備え
た箱製造装置を示す平面図であり、第2図は正面図であ
る。第3図は上記接着剤塗布装置の正面断面図である。
第4図は上記箱製造装置を制御する制御装置のブロック
図である。第5図はその制御装置の主体を成すRAMの構
成を示すブロック図である。第6図は上記箱製造装置に
よって製造される箱の斜視図であり、第7図はその箱の
製造前の状態を示す平面図である。第8図は本発明の別
の実施例である接着剤塗布装置の制御装置のRAMの構成
を示すブロック図である。第9図は本発明の更に別の実
施例である接着剤塗布装置の要部を示す図である。 10:箱、12:ラップシート 14:サイドシート、20:糊代 30:箱組立装置、54:塗布ガン 56:接着剤供給装置 182:大箱用電磁開閉弁 184:中箱用電磁開閉弁 186:小箱用電磁開閉弁 188,190,192:レギュレータ 200:主センサ、202:小箱用センサ 204:中箱用センサ、206:大箱用センサ 210:制御装置、280:レギュレータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大きさが複数種類に異なる箱の構成材の糊
    代に接着剤を塗布する接着剤塗布装置において、 前記箱の大きさを指示する大きさ指示手段と、 その大きさ指示手段の指示に基づいて接着剤の単位塗布
    長さ当たりの塗布量を、箱の大きさが大きい場合には、
    小さい場合より少ない量に調節する塗布量調節手段と を設けたことを特徴とする箱製造用接着剤塗布装置。
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