JPH0872175A - 段ボール箱の製函方法 - Google Patents

段ボール箱の製函方法

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JPH0872175A
JPH0872175A JP6230687A JP23068794A JPH0872175A JP H0872175 A JPH0872175 A JP H0872175A JP 6230687 A JP6230687 A JP 6230687A JP 23068794 A JP23068794 A JP 23068794A JP H0872175 A JPH0872175 A JP H0872175A
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幸雄 小谷野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 段ボールシートの大きさを変更したとき、調
整箇所が少なく構造が簡素な段ボール箱の製函方法。 【構成】 段ボールシートW1がサイズ変更したとき、
サンドイッチコンベア1は間隔中央に基準に挟み込み寸
法を調整必要、開函装置と供給コンベアは調整不要、補
助テーブル12aとガイドバー13aは調整必要、落下
レベルは調整必要。供給コンベア11は最小幅の段ボー
ルシートW1を載置したときに両側下端付近を載置し得
る大きさとし、ガイドバー13aを調整して段ボールシ
ートW1に当接して端揃えをしたとき、常に、段ボール
シートWの,開函したときの後面部W2c’の幅中央が
サンドイッチコンベア1の間隔中央に対応させ、一枚を
プレ落下し待機させる。落下した段ボールシートW1を
開函しサンドイッチコンベア1で搬送し底折りする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、上方の供給コンベアに
立てて積載した段ボールシート(段ボール紙から箱の展
開形状に打ち抜いて二つ折りして端縁同士を接着して、
開くと上下それぞれ四片の蓋片が開いた角筒状になり得
る平面状に畳まれた形状:本願明細書において同じ)
を、下方のサンドイッチコンベアの際に落下供給して角
筒状に開き、さらに下部後側蓋片を底折りしてから前送
りしてサンドイッチコンベアに挟んで搬送し、搬送の過
程で段ボール箱の下部前側蓋片を底折りしてから両側の
下部蓋片の底折りし、粘着テープで目貼りするか、ホッ
トメルトにより前後の下部内蓋片と両側の下部蓋片を接
着する構成である製函方法において、段ボールシートの
幅を変更したとき、サンドイッチコンベアを挟み込み寸
法の調整と段ボールシート供給装置の調整に対応した位
置調整とを二重に行う必要がなく、段ボールシート供給
装置と開函装置とサンドイッチコンベアのそれぞれにつ
いて構造の簡素化・小型化・製作コストの低減につなが
り、しかも段ボールシートのサイズに対する汎用性が極
めて大きい,段ボール箱の製函方法に関する。 【0002】 【従来の技術】製函装置の一般的な基本構成は、段ボー
ル箱を挟み込んで搬送するサンドイッチコンベアを有し
ており、供給コンベア上に積層された段ボールシート
を、所定位置に供給して角筒状に開き、さらに下部後側
蓋片を底折りしてから前送りして前記サンドイッチコン
ベアに挟んで搬送し、搬送の過程で段ボール箱の下部前
側蓋片を底折りしてから両側の下部蓋片の底折りし、し
かる後に、両側の下部蓋片の合わせ縁を粘着テープで目
貼りするか、両側の下部蓋片の底折り工程の前に底折り
した前後の下部内蓋片の下面に吹き付けたホットメルト
により前後の下部内蓋片と両側の下部蓋片を接着する構
成である。 【0003】従来の段ボール箱の製函方法に関係する発
明として、特開平5−96662号、特開平5−966
64号、特開平5−96667号がある。これらの段ボ
ール箱の製函方法は、供給コンベア上に段ボールシート
を立てて集積して一枚ずつ所定位置へ落下供給して上下
が開放した角筒状に開きかつ下部後側蓋片を底折りして
から前送りしてサンドイッチコンベアで挟んで搬送し、
残り三つの下部蓋片を底折りして段ボール箱とするもの
であり、供給コンベアが個別に間欠走行駆動する左右一
対のチェンコンベアよりなりかつチェンコンベア間の間
隔中央を基準として段ボールシートの幅サイズに対応し
て位置調整して左右一対のチェンコンベアが段ボールシ
ートの両側下端を支持するようになっており、また前記
サンドイッチコンベアのコンベア挟み込み空間の挟み込
み寸法を間隔中央を基準として段ボール箱の幅サイズに
自動調整するとともに、コンベア挟み込み空間の間隔中
央が、チェンコンベア間の間隔中央を位置基準として段
ボール箱に幅寸法の半分だけ離間するように調整し、も
って、段ボールシートの後面部の,段ボール箱に製函し
たときの後面部分の幅中央をサンドイッチコンベアの段
ボール箱挟み込み空間の間隔中央に対応させて前記供給
コンベアに集積するようになっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上述の製函機は、製函
サイズに汎用性を持たせるため、段ボールシート供給装
置における供給コンベアである左右一対のチェンコンベ
アが間隔中央を固定基準として接近・離隔自在であると
ともに、サンドイッチコンベアのフレームが複式調整構
造となっていて、サンドイッチコンベアの一対のコンベ
アベルト間の間隔が中央を基準として接近・離隔自在で
あり、かつ、サンドイッチコンベアの一対のコンベアベ
ルト間の間隔中央の,供給コンベアである左右一対のチ
ェンコンベアの間隔中央からの距離が、段ボール箱の側
面部の長さの半分となるように調整されることにより、
段ボールシートの角筒状に開函したときの後面部の幅中
央がサンドイッチコンベアの間隔中央に合致するように
なっている。また、段ボールシートの開函装置も段ボー
ルシートのサイズ変更に対応して位置調整される構造で
ある。 【0005】図12は、特開平5−96662号、特開
平5−96664号、特開平5−96667号に係る製
函機のサイズ変更を説明する図である。図12(a)に
示すように、最小の段ボールシートW1’を供給コンベ
ア100である一対のコンベア走行体101,101上
に立てて載置するものとする。また、最小の段ボールシ
ートW1’が開函されてサンドイッチコンベア110に
挟まれて搬送されるときの最小の段ボール箱W2’の幅
寸法をa1、長さ寸法をb1とする。そして、コンベア
走行体101,101の間隔をe1とし、右側のコンベ
ア走行体101から右側の端揃えガイド13aまでの寸
法、並びに左側のコンベア走行体101から左側の端揃
えガイド13aまでの寸法をそれぞれcとする。従っ
て、a1+b1が与えられた場合、コンベア走行体10
1,101の間隔e1は、モータM1を駆動してe1=
a1+b1−2×cとなるように調整するとともに、モ
ータM2を駆動してサンドイッチコンベア110の挟み
込み寸法をa1となるように調整しかつモータM3を駆
動してサンドイッチコンベア110の挟み込み空間の間
隔中央がコンベア走行体101,101の間隔中央(固
定位置)からb1/2という寸法だけ離れるように調整
する。すると、コンベア走行体101,101上に立て
て載置する最小の段ボールシートW1’の,開函したと
きの後面部W2cが、サンドイッチコンベア110に挟
まれる段ボール箱W2’の後面部W2cに合致する。 【0006】次に、図12(b)に示すように、最大の
段ボールシートW1”を一対のコンベア走行体101,
101上に立てて載置するものとする。また、最大の段
ボールシートW1”が開函されてサンドイッチコンベア
110に挟まれて搬送されるときの最大の段ボール箱W
2”の幅寸法をa2、長さ寸法をb2とする。そして、
コンベア走行体101,101の間隔をe2とする。従
って、a2+b2が与えられた場合、コンベア走行体1
01,101の間隔e2は、モータM1を駆動してe2
=a2+b2−2×cとなるように調整するとともに、
モータM2を駆動してサンドイッチコンベア110の挟
み込み寸法をa2となるように調整しかつモータM3を
駆動してサンドイッチコンベア110の挟み込み空間の
間隔中央がコンベア走行体101,101の間隔中央
(固定位置)からb2/2という寸法だけ離れるように
調整する。すると、コンベア走行体101,101上に
立てて載置する最大幅の段ボールシートW1”の,開函
したときの後面部W2cが、サンドイッチコンベア11
0に挟まれる段ボール箱W2”の後面部W2cに合致す
る。 【0007】以上のことから、段ボールシートのサイズ
変更があると、供給コンベア100であるコンベア走行
体101,101の間隔を、間隔中央を基準に接近・離
隔させる構成では、サンドイッチコンベア110の挟み
込み寸法を間隔中央を基準にして接近・離隔させるだけ
では足りず、サンドイッチコンベア110の挟み込み空
間の間隔中央がコンベア走行体101,101の間隔中
央(固定位置)から段ボール箱の長さの1/2という寸
法だけ離れるように調整する必要があることが分かり、
従って、サンドイッチコンベア110のフレームを複式
構造とする必要があることが証明される。このため、装
置の全体フレームが大型化・複雑化している。また、開
函装置についても段ボールシート供給装置の変更調整に
対応させて位置調整する必要があった。 【0008】本発明は、上述した点に鑑み案出したもの
で、段ボールシートの幅を変更したとき、サンドイッチ
コンベアについてはコンベアフレームを複式構造にする
必要がなく挟み込み寸法を関連調整すれば必要十分であ
り、また開函装置については関連調整の必要がなく、供
給コンベアについてはコンベア自体の調整が不要であり
段ボールシートの端揃えを調整すれば対応でき、最小幅
が例えば400mmと極めて小さい段ボールシートをコ
ンベア幅一杯に載置し得る小さなコンベアでありなが
ら、最大幅が例えば1000mmと極めて大きい段ボー
ルシートを製函する場合にあっても補助テーブルを張り
出して段ボールシートの張出端を支持でき、段ボールシ
ートの端揃えの変更と補助テーブルを調整すれば対応で
きる,段ボール箱の製函方法を提供することを目的とし
ている。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は、供給コンベア
11の左右一対のエンドレスなコンベア走行体11b,
11b上に段ボールシートW1を立てて集積して一枚ず
つ所定位置へ落下供給して上下が開放した角筒状に開き
かつ下部後側蓋片W2c’を底折りしてから前送りして
一対のコンベアベルト1b,1cを間隔中央を基準とし
て接近・離隔してコンベア挟み込み空間の挟み込み寸法
を段ボール箱の幅サイズに自動調整するサンドイッチコ
ンベア1で挟んで搬送し、残り三つの下部蓋片W2d’
W2a’W2b’を底折りする,段ボール箱の製函方法
において、供給コンベア11の左右一対のエンドレスな
コンベア走行体11b,11bが最小幅の段ボールシー
トW1の両側下端付近を載置し得るように、これらコン
ベア走行体11b,11bの間隔を固定しかつ間隔中央
を常に一定位置とし、供給コンベア11に載置した段ボ
ールシートW1の開函したときの後面部W2cの幅中央
にサンドイッチコンベア1の段ボール箱挟み込み空間の
間隔中央に対応するように、サンドイッチコンベア1の
コンベア挟み込み空間の間隔中央を常に一定位置とし、
さらに、供給コンベア11に載置した段ボールシートW
1の側端に位置調整自在なガイドバー13aを当接して
段ボールシートW1の端揃えを行うことにより、供給コ
ンベア11に載置した段ボールシートW1の開函したと
きの後面部W2cの幅中央にサンドイッチコンベア1の
段ボール箱挟み込み空間の間隔中央に対応させることを
特徴とする段ボール箱の製函方法を提供するものであ
る。 【0010】 【実施例】本発明の段ボール箱の製函方法の第一実施例
を図1ないし図10に示す製函装置の構成・作用の説明
を通じて説明する。 【0011】先ず製函送置の構成を説明する。この説明
を通じて本発明の第一実施例に係る段ボールシート供給
装置の構成を説明するものとする。この製函装置は、段
ボールシート供給装置10の供給コンベア11上に集積
した段ボールシートW1の後面部の,角筒状に開函した
ときの後面部分W2C がサンドイッチコンベア1の段ボ
ール箱挟み込み空間に対応するように、開函前送り装置
20の受承コンベア50上に落下供給して、バキューム
パッド21で段ボール箱W2の後面部W2cを吸引保持
してサンドイッチコンベア1から上流側へ離れる方向に
段ボール箱W2の長さ寸法Sだけ移動し、その際、段ボ
ール箱W2の下部前側蓋片W2d ' を受承コンベア50
に押し付けることにより段ボール箱W2を角筒状に開く
力を与えて、段ボール箱W2の前面部W2d がサンドイ
ッチコンベア1の段ボール箱挟み込み空間に対応するよ
うに角筒状に開き、底折り板23aを前側に水平になる
ように揺動して段ボール箱W2の下部後側蓋片W2c'
を底折りした底が半閉じ状態の箱型にし、バキュームパ
ッド21を再び前進させ段ボール箱W2を前送りしてサ
ンドイッチコンベア1に挟んで搬送し、搬送の過程で段
ボール箱W2の下部前側蓋片W2d' を底折りしてから
両側の下部蓋片W2a' ,W2b' の底折りして所要工
程で吹き付けたホットメルトにより前後の下部蓋片W2
' ,W2d' と両側の下部蓋片W2a' ,W2b'
接着する構成である。 【0012】図5、図7に示すように、サンドイッチコ
ンベア1は、左右一対の所要形状のコンベアフレーム1
a,1aの各上部に縦軸となるように設けられたタイミ
ングベルト用歯付きプーリー1b,1bに左右一対のエ
ンドレスなコンベアベルト1c,1dが巻き掛けられ、
下流側の両側のタイミングベルト用歯付きプーリー1
b,1bにコンベアフレーム1aの下部に取付けられた
モータ1e,1fが連結軸を介して連結され、モータ1
e,1fが常に駆動することにより、左右一対のコンベ
アベルト1c,1d間にコンベア上流側で箱型に開かれ
た段ボール箱W2を挟み込んで搬送するようになってい
る。特に、このサンドイッチコンベア1は、搬送方向右
側のモータ1eの速度が左側のモータ1fよりも僅かに
速く設定されていて、これにより、コンベアベルト1
c,1dが段ボール箱W2を挟み込んで搬送する際に、
段ボール箱W2が偏平に畳まれていた方向へ平行四辺形
に復元しようとするのを阻止して段ボール箱W2の対す
る挟み込み力を確保して有効に搬送し得るようになって
いる。また特に、このサンドイッチコンベア1は、左右
一対のコンベアフレーム1a,1aがガイド1g,1g
に係合し、かつ右側のコンベアフレーム1aが軸方向移
動が不能なねじ軸1hの右ねじに螺合しているととも
に、左側のコンベアフレーム1aがねじ軸1hの左ねじ
に螺合していて、かつねじ軸1hにモータ1iが連結さ
れており、図示しないデータ入力装置へ段ボール箱W2
の長さ・幅・高さの各サイズを入力すると、モータ1i
が幅サイズに対応して所要駆動してねじ軸1iが回転
し、左右一対のコンベアフレーム1a,1aが間隔中央
を基準に互いに接近または離隔し、もってコンベア挟み
込み空間が段ボール箱W2の幅サイズに自動調整され
る。 【0013】図5、図7に示すように、サンドイッチコ
ンベア1の左右一対のコンベアフレーム1a,1a間に
は、左右一対にレールガイド40,40が設けられてい
る。該レールガイド40,40は、上流側上面部40a
が上流端に向かって、直線状に傾斜下降するかもしくは
四分の一円弧形状で下降する形状となっていて、サンド
イッチコンベア1に挟み込まれてくる段ボール箱W2の
下部前側蓋片W2d'を底折りして載置案内し、続いて
段ボール箱W2の底折りされた下部後側蓋片W2c '
載置案内する役目を果たす。該レールガイド40,40
は、各側のコンベアフレーム1a,1aより内側に張り
出してから立ち上がっている支持部材40b,40bに
支持されていて、段ボール箱W2がサンドイッチコンベ
ア1に挟まれたときの該段ボール箱W2の両側の下部蓋
片W2a' ,W2b' よりも内側に立ち上がっていて各
側のコンベアフレーム1a,1aと一体に接近・離隔す
る。 【0014】図1、図4に示すように、ホットメルト噴
射ノズル41,41は、レールガイド40,40により
段ボール箱W2の下部前側蓋片W2d' が底折りされる
位置よりも数cm下流側位置のコンベアフレーム1a,
1a間に、噴射方向を上向きにして設置され、装置外に
設置される図示しないホットメルトアプリケーターと図
示しない可撓ホースで接続されている。そして、ホット
メルト噴射ノズル41,41よりも下流側へ3〜4mm
位離れた位置に設置される図示しない第一のセンサーが
段ボール箱W2の前端の通過を検出してから一秒よりも
小さい所要僅少時間(時間設定は任意)経過すると、ホ
ットメルト噴射ノズル41,41がホットメルトを噴射
し段ボール箱W2の下部前側蓋片W2d' の下面の左右
二ヶ所にホットメルトを塗布し、続いて、ホットメルト
噴射ノズル41,41よりも所要上流側に設置される図
示しない第二のセンサーが段ボール箱W2の後端の通過
を検出してから一秒よりも小さい所要僅少時間経過する
と、ホットメルト噴射ノズル41,41がホットメルト
を噴射し段ボール箱W2の下部後側蓋片W2c' の下面
の左右二ヶ所にホットメルトを塗布するようになってい
る。 【0015】そして、図1、図4に示すように、サンド
イッチコンベア1の下流側に移行する段ボール箱W2を
サンドイッチコンベア1の下流側に直線的に移行させる
ために、サンドイッチコンベア1の左右のコンベアフレ
ーム1a,1aに片持ち支持されコンベア下流側へ延び
る左右一対のガイド部材42,42が段ボール箱W2の
両側面を密着案内するとともに、サンドイッチコンベア
1の下流側でガイド部材42,42間の中央線に一致し
て二、三mm程度の厚さの板を立設してなる段ボール箱
載置プレート43が、段ボール箱W2の底折りされてい
る前後の下部蓋片W2c ',W2d' を載せるように案
内し、さらに段ボール箱W2のサイズ入力に従いモータ
44により高さの自動調整が行われる浮き上がり防止ガ
イド45が段ボール箱W2の立ち上がって開いている四
つの上部蓋片W2a”,W2b”,W2c”,W2d”
に軽く密着して案内するようになっている。 【0016】そうして、図1、図5、図8に示すよう
に、サンドイッチコンベア1の下流側でガイド部材4
2,42と段ボール箱載置プレート43と浮き上がり防
止ガイド45により上下方向及び左右方向への偏りを拘
束された段ボール箱W2の両側の下部蓋片W2a' ,W
2b' を底折りしかつ前後の下部蓋片W2c' ,W2d
'と両側の下部蓋片W2a' ,W2b' とをホットメル
トにより接着するために、蓋片底折り装置46とホット
メルト接着部押圧装置47とが設けられている。蓋片底
折り装置46は、エアシリンダ46aによりコンベア搬
送方向両側に開いた状態から間隔中央に揺動して閉合す
る一対の揺動アーム46b,46bの各上端に水平支持
されるように蓋片底折り板46c,46cが固設されて
いて、図示しない第三のセンサーがサンドイッチコンベ
ア1から段ボール箱W2の後端の通過を検出すると、エ
アシリンダ46aが作動し蓋片底折り板46c,46c
が段ボール箱W2の両側の下部蓋片W2a' ,W2b'
の両側外方から閉じて下部蓋片W2a' ,W2b' の底
折りを行うようになっている。ホットメルト接着部押圧
装置47は、一対のエアシリンダ47a,47bの垂直
下方にストロークするピストンロッドの各下端に押圧ヘ
ッド47c,47dを固定してなり、サンドイッチコン
ベア1を通過してガイド部材42,42と段ボール箱載
置プレート43と浮き上がり防止ガイド45により上下
方向及び左右方向への偏りを拘束された段ボール箱W2
の両側の下部蓋片W2a' ,W2b' が蓋片底折り板4
6c,46cにより底折りされた状態で、エアシリンダ
47a,47bが伸長作動して押圧ヘッド47c,47
dが段ボール箱W2の前後の下部蓋片W2c' ,W2d
' の前記蓋片底折り板46c,46cに対応する上面部
を押圧し、前後の下部蓋片W2c' ,W2d' の下面に
付着されたホットメルトによって前後の下部蓋片W2c
' ,W2d' と両側の下部蓋片W2a' ,W2b' との
接着を図り、一秒位経過すると、エアシリンダ47a,
47bが縮小作動に転じて押圧ヘッド47c,47dが
上昇復帰するようになっている。蓋片底折り板46c,
46cは、その後に、開いた位置に復帰するようになっ
ている。下流側のエアシリンダ47bは、図示しないデ
ータ入力装置へ段ボール箱W2の長さ・幅・高さの各サ
イズを入力すると、モータ47eが長さサイズに対応し
て所要駆動してねじ軸47fが回転することにより移動
され、段ボール箱W2の長さサイズに対応する位置へ自
動調整され、各種サイズの段ボール箱W2を処理できる
汎用性を有している。 【0017】図1、図2、図3、図6、図9(b)に示
すように、段ボールシート供給装置10は、供給コンベ
ア11と段ボール箱張出端補助載置用テーブル装置12
と段ボール箱右端位置決め用ガイドバー装置13と段ボ
ールシート受承壁14と段ボールシート後押し手段15
と落下停止装置16と段ボールシート下降装置17を主
要素として構成されていて、段ボールシートW1を段ボ
ール箱右端位置決め用ガイドバー装置13に当接させ、
かつ、供給コンベア11の上に、落下供給して角筒状に
開函したときの後面部W2cをサンドイッチコンベア1
の段ボール箱挟み込み空間に対応させるように、段ボー
ルシートW1を立てて積載し、段ボール箱W2をサンド
イッチコンベア1の上流端の際へ真上から落下供給し得
る役目を果たす手段である。 【0018】供給コンベア11は、モータ11aを駆動
源にエンドレスに巻き掛けされた左右一対の細巾タイミ
ングベルトあるいはチェン等のコンベア走行体11b,
11bの上側巻き掛け部分が水平板11c上を段ボール
シート受承壁14の方向へ常に摺動するようになってい
て、段ボールシートW1を積層方向が搬送方向に平行す
る水平方向になるように積載することができ、コンベア
走行体11b,11bから外れる搬送方向一番前の段ボ
ールシートW1をサンドイッチコンベア1の上流端の際
の真上に対応位置するように搬送できる。左右一対のコ
ンベア走行体11b,11bは、幅が一番小さい段ボー
ルシートW1の両側下端を載置し得る間隔に固定されか
つ幅が一番小さい段ボールシートW1を載置したとき
の、該段ボールシートW1の後面部の,段ボール箱に開
いたときの後面部分W2cの幅中心が、段ボールシート
のサイズ変更に係わらず前記サンドイッチコンベア1の
段ボール箱挟み込み空間の間隔中心に合わされている。
従って、段ボールシートのサイズ変更に係わらず、段ボ
ールシートW1の後面部の,段ボール箱に開いたときの
後面部分W2cの幅中心を、供給コンベア11上の常に
一定位置に合わせるようにすると、段ボールシートW1
が落下供給され角筒状に開かれて段ボール箱W2になっ
たとき、該段ボール箱W2の後面部の幅中央がサンドイ
ッチコンベア1の段ボール箱挟み込み空間の間隔中心に
常に一致することになる。 【0019】段ボール箱張出端補助載置用テーブル装置
12は、搬送方向左側の水平板11c及び中央水平板1
1dにガイドされる水平ロッド12bの張出端に支持さ
れる供給コンベア11の搬送方向左側の補助テーブル1
2aを有し、図示しないデータ入力装置へ段ボール箱W
2の長さ・幅・高さの各サイズを入力すると、モータ1
2cが駆動してストロークねじ軸12dを螺動して段ボ
ール箱W2の搬送方向左端側下端を載せることができる
ように、補助テーブル12aを移動するようになってい
る。従って、該テーブル装置12は、供給コンベア11
に載置すると半分しか乗らないような,標準サイズを大
幅に越えた大きさの段ボール箱W2の搬送方向左端側下
端を載置して、該段ボール箱W2の重量が供給コンベア
11にかかるように補助している。落下ガイド12eは
補助テーブル12aの前端より垂下している。 【0020】段ボール箱右端位置決め用ガイドバー装置
13は、搬送方向右側の水平板11c及び中央水平板1
1dにガイドされる水平ロッド13bの張出端に支持さ
れる可動部材13cより支持されるガイドバー13aを
有し、図示しないデータ入力装置へ段ボール箱W2の各
サイズを入力すると、モータ13dが駆動してストロー
クねじ軸13eを螺動してガイドバー13aを段ボール
箱W2の幅寸法に対応する所要位置へ移動調整自在であ
る。ガイドバー13aは、段ボール箱W2の搬送方向右
端を揃えることができ、段ボール箱W2の後面部W2
c’をサンドイッチコンベア1の段ボール箱挟み込み空
間に対応するように、段ボール箱右端位置決めする役目
をする。 【0021】段ボールシート受承壁14は、供給コンベ
ア11の搬送方向の正面に、供給コンベア11から段ボ
ールシート一つ分の厚さの1.5倍の寸法だけ離間され
て門形のフレーム14aが立設され、該フレーム14a
に回転自在が付設された上下方向に一列状となるように
複数列配設されたコロ群14bが、前記供給コンベア1
1から外れる一番前の段ボールシートW1を垂直に受け
止めるようになっている。従って、段ボール箱W2は、
段ボールシート受承壁14との静止摩擦力が小さく、供
給コンベア11との間に自重作用で落ち込むようになっ
ている。 【0022】段ボールシート後押し手段15は、前記段
ボール箱張出端補助載置用テーブル装置12の補助テー
ブル12aに供給コンベア11の搬送方向へ係合案内さ
れるスライド15aと、該スライド15aに下端を枢着
され中途より二股に別れた形状のスイングバー15b
と、スイングバー15bに位置調整自在に被嵌固定され
た押圧リング15cと、補助テーブル12aのコンベア
搬送方向端に取り付けられていてゼンマイばね繰り出し
端をスライド15aに連結され該スライド15aをコン
ベア搬送方向端に所要の力で付勢するゼンマイばね15
dとからなる。該段ボールシート後押し手段15は、ス
イングバー15bを供給コンベア11上から離れるよう
に揺動させて、供給コンベア11上に段ボールシートW
1を積載した後、スイングバー15bを一番後の段ボー
ル箱W2よりも後方へ手動してから再び供給コンベア1
1上へ揺動し押圧リング15cを一番後の段ボール箱W
2に当接させれば、ゼンマイばね15dがスライド15
aをコンベア搬送方向端に所要の力で付勢するから、該
押圧リング15cが一番後の段ボール箱W2を後押しす
るようになっている。 【0023】図1に示すように、落下停止装置16は、
エアシリンダ装置16aと、該エアシリンダ装置16a
により直動するストッパ16bとからなる。落下停止装
置16は、供給コンベア11から外れる一番前の段ボー
ルシートW1が段ボールシート受承壁14との隙間に落
ち込むのに先行してストッパ16bを進出して該落ち込
む一番前の段ボールシートW1の下端を受け止めるよう
になっており、そして、ストッパ16bを後退させて一
つ先に落し込んだ段ボール箱W2が角筒状に開かれサン
ドイッチコンベア1に挟み込まれて真下位置から通過し
た時点でストッパ16bを後退させて段ボール箱W2の
落下を許すようになっている。従って、ストッパ16b
が段ボール箱W2の下端を受け止める高さは、一つ先に
落とした段ボール箱W2及び該段ボール箱W2の開函前
送り装置20と干渉しない高さとなっている。 【0024】段ボールシート下降装置17は、門形のフ
レーム14aを挟むように一対かつ一体に設けられてい
て中途をピン軸17aにより門形のフレーム14aへ枢
着された揺動レバー17bと、揺動レバー17bの上端
とフレーム14aとを連結して設けられたエアシリンダ
装置17cと、揺動レバー17aの下端に枢支されてい
てストッパ16bより落下停止される段ボール箱W2の
下端部に僅かに離れて対向するゴムロール17dと、ゴ
ムロール17dを常に回転するモータ17eとからな
る。段ボールシート下降装置17は、前記ストッパ16
bが後退した後に、エアシリンダ装置17cが伸長作動
して揺動レバー17aを揺動し、モータ17eにより常
に回転されるゴムロール17dが段ボール箱W2に接触
回転して段ボール箱W2を落下供給するようになってい
る。 【0025】図1、図4、図5、図6、図9(b)に示
すように、開函前送り装置20は、バキュームパッド2
1と押圧板22と下部後側蓋片底折り手段23と当接板
24と持ち上げ板60とを主要素として構成されてい
て、段ボールシートW1の後面部の,段ボール箱W2に
製函したときの後面部分W2C がサンドイッチコンベア
1の段ボール箱挟み込み空間に対応するように、前記段
ボールシート供給装置10によりサンドイッチコンベア
1の上流端の際へ落下供給される段ボールシートW1を
受承コンベア50の上に受け止めた後、バキュームパッ
ド21と受承コンベア50と押圧板22との共同作業に
より上下に開放した角筒状に開き、次いで下部後側蓋片
底折り手段23により段ボール箱W2の下部後側蓋片W
2c' を底折りし、持ち上げ板60で段ボール箱W2を
受承コンベア50から若干浮かせ、もって底が半閉じ状
態の箱型とし、バキュームパッド21を再前進させて段
ボール箱W2をサンドイッチコンベア1に挟まれるよう
に前送りする役目を果たす手段である。 【0026】バキュームパッド21は、サンドイッチコ
ンベア1の上流側の側方において、サンドイッチコンベ
ア1の搬送方向に合わせて往復ストロークし得るスライ
ドユニット21aのスライダー21a’に支持されたブ
ラケット21bに吸引方向を向けて取り付けられ図示し
ない可撓ホースを介して図示しない真空発生装置に接続
されており、スライダー21a’が、スライドユニット
21aに併設された巻掛け機構21dの巻き掛け走行体
21d’と結合され、該巻き掛け走行帯21d’がモー
タ21cの駆動により所要に往復走行されることによ
り、サンドイッチコンベア1の上流端の際に段ボールシ
ートW1が落下供給され受承コンベア50の上に受け止
められるや否や、該段ボール箱W2へ向かって前進して
該段ボール箱W2を吸引保持してから該段ボール箱W2
の長さSだけ後退し、再び該段ボール箱W2の長さSだ
け前進して該段ボール箱W2をサンドイッチコンベア1
に挟まれるように前送りするようになっている。 【0027】受承コンベア50は、表面がゴツゴツとし
ているかザラザラとしているエンドレスなコンベアベル
ト(多条チェンベルトあるいはタイミングベルト)50
aが採用され、該コンベア走行帯50aの上面部がサン
ドイッチコンベア1の搬送方向に向かって右へ直交する
方向へモータ50bにより常に走行されるようになって
いる。そして、図示しないデータ入力装置へ段ボール箱
W2の各サイズを入力すると、モータ50cが駆動し
て、段ボール箱W2の四つの下部蓋片W2a' ,W2b
' ,W2c ',W2d' を底折りしたときの箱下面の高
さが常に一定となるように、受承面の高さレベルを、段
ボール箱W2の下部前側蓋片を受承し得るように自動調
整するようになっている。 【0028】押圧板22は、バキュームパッド21を支
持する前記ブラケット21bに弾持されていて、バキュ
ームパッド21と一体的に移動するようになっている。
押圧板22は、バキュームパッド21の上側でバキュー
ムパッド21よりも僅少寸法突出する若干前倒れ状態に
ばね22aで付勢されていて、バキュームパッド21に
より段ボール箱W2の後面部W2cが吸着されると、該
後面部W2cのバキュームパッド21よりも上部を押圧
するようになっている。従って、バキュームパッド21
が受承コンベア50の上に受け止められた段ボールシー
トW1へ向かって前進して該段ボール箱W2を吸引保持
してから該段ボール箱W2の長さSだけ後退する動作工
程において、押圧板22は、段ボール箱W2の下部前側
蓋片W2d' を前記受承コンベア50へ押し付ける役目
を果たし、また受承コンベア50にあっては、段ボール
箱W2の下部前側蓋片W2d' をサンドイッチコンベア
1の搬送方向に向かって右へ直交する方向へ移行させる
役目を果たし、もって、バキュームパッド21が押圧板
22及び受承コンベア50と共同して段ボールシートW
1を角筒状に開く機能を有する。 【0029】下部後側蓋片底折り手段23は、バキュー
ムパッド21を支持する前記ブラケット21bに装着さ
れバキュームパッド21と一体的に移動するようになっ
ていて、エアシリンダ23bによりラック23cが直動
し、該ラック23cと噛合するピニオン23dが回転す
ると、ピニオン23dに固設された底折り板23aが垂
下状態から前側へ水平となるように揺動するように構成
され、前記バキュームパッド21が押圧板22及び受承
コンベア50と共同して段ボールシートW1を角筒状に
開いた後に、底折り板23aを水平に揺動して段ボール
箱W2の下部後側蓋片W2c' を底折りする。 【0030】当接板24は、落下ガイド12eと共同し
て段ボール箱W2の落下案内機能を有する上下に長尺な
板であり、サンドイッチコンベア1の上流端の際に可動
部材13cの前端より垂下していて、サンドイッチコン
ベア1の段ボール箱挟み込み空間の搬送方向右端に並ぶ
ように、従って、段ボール箱W2の幅寸法の変更に対応
するように自動調整される。当接板24は、段ボールシ
ートが前記受承コンベア50上に受承されるサンドイッ
チコンベア1の搬送方向に向かって右へ直交する方向へ
移送される力を受けるので、段ボールシートが前記受承
コンベア50上に受承された時点において、段ボール箱
W2の後面部W2cが前記サンドイッチコンベア1の段
ボール箱挟み込み空間に対応するように段ボール箱W2
の端縁を当接停止する役目を果たし、また前記バキュー
ムパッド21が段ボール箱W2を角筒状に開いた時点で
は、段ボール箱W2の前面部W2dが前記サンドイッチ
コンベア1の段ボール箱挟み込み空間に対応するように
段ボール箱W2の端縁を当接停止する役目を果たす。 【0031】持ち上げ板60は、受承コンベア50の受
承面よりも僅少寸法下がっていて、バキュームパッド2
1と受承コンベア50と押圧板22との共同作業により
上下に開放した角筒状に開いた時点で、エアシリンダ6
0aにより持ち上がって段ボール箱W2の左側の下部蓋
片W2b' に当接して僅少寸法持ち上げることにより、
段ボール箱W2の下部前側蓋片W2d' が受承コンベア
50から力を受けないようにする役目を果たす。 【0032】続いて、段ボール箱の製函送置の作用を説
明する。この製函方法は、供給コンベア11の左右一対
のエンドレスなコンベア走行体11b,11b上に段ボ
ールシートW1を立てて集積して一枚ずつ所定位置へ落
下供給して上下が開放した角筒状に開きかつ下部後側蓋
片W2c’を底折りしてから前送りして一対のコンベア
ベルト1b,1cを間隔中央を基準として接近・離隔し
てコンベア挟み込み空間の挟み込み寸法を段ボール箱の
幅サイズに自動調整するサンドイッチコンベア1で挟ん
で搬送し、残り三つの下部蓋片W2d’W2a’W2
b’を底折りする方法である。 【0033】供給コンベア11は、左右一対のエンドレ
スなコンベア走行体11b,11bが最小幅の段ボール
シートW1の両側下端付近を載置し得るように、これら
コンベア走行体11b,11bの間隔を固定しかつ間隔
中央を常に一定位置とする。 【0034】サンドイッチコンベア1は、コンベア挟み
込み空間の間隔中央を常に一定位置とする。この一定位
置とは、供給コンベア11に最小幅の段ボールシートを
載置したときに、該供給コンベア11を角筒状に開函し
たときの後面部W2cの幅中央に、サンドイッチコンベ
ア1の段ボール箱挟み込み空間の間隔中央が合致する関
係となる位置とすることである。 【0035】供給コンベア11に載置する段ボールシー
トW1は、側端に位置調整自在なガイドバー13aを当
接して段ボールシートW1の端揃えを行い、これによ
り、供給コンベア11に載置した段ボールシートW1の
開函したときの後面部W2cの幅中央にサンドイッチコ
ンベア1の段ボール箱挟み込み空間の間隔中央に対応さ
せる。段ボールシートW1の,供給コンベア11から大
きく外れる側の下端を、供給コンベア11の側方へ接近
・離隔自在に張り出した補助テーブル12aにより受承
する。 【0036】さらに詳述する。先ず、段ボール箱W2の
サイズに対応した各部の自動調整を行う。この実施例で
は、図示しないデータ入力装置へ段ボール箱W2の長さ
・幅・高さの各サイズを入力すると、モータ1iが駆動
してサンドイッチコンベア1の一対のフレーム1a,1
aが間隔中央を基準に接近または離隔してコンベア挟み
込み寸法を段ボール箱の幅サイズに自動調整し、また段
ボールシートW1を落下供給して開函装置により角筒状
に開函したときに、段ボール箱W2角の後面部W2cの
幅中央がサンドイッチコンベア1の段ボール箱挟み込み
空間の間隔中央に合致するように、モータ13dが駆動
してガイドバー13aが所定位置へ調整移動するととも
に、さらにまた、補助テーブル12aが段ボール箱W2
の搬送方向左端側下端(張出側下端)を受承し得るよう
に、モータ12cが駆動し補助テーブル12aが調整移
動する。 【0037】次いで、供給コンベア11上に段ボール箱
W2を立てて積載する。この場合、段ボールシートW1
を段ボール箱右端位置決め用ガイドバー手段13に当接
させると、段ボールシートW1の,角筒状に開函したと
きの後面部W2cの幅中央がサンドイッチコンベア1の
段ボール箱挟み込み空間の間隔中央に合致する。 【0038】また、段ボールシートW1の張出端が段ボ
ール箱張出端補助載置用テーブル装置12で受承され
る。 【0039】段ボールシートW1を段ボールシート受承
壁14のコロ群14bと段ボールシート後押し手段15
とで挟み、段ボールシート後押し手段15により段ボー
ルシートW1を後押しさせる。 【0040】一番前の段ボールシートW1は、供給コン
ベア11から外れて自重作用で落ち込み、該一番前の段
ボールシートW1を落下停止装置16のストッパ16b
で受け止める。 【0041】図示しない運転スイッチをオンにすると、
サンドイッチコンベア1のコンベアベルト1c,1dが
常に走行する。サンドイッチコンベア1の上流端の際に
落下供給される段ボールシートW1を受承する受承コン
ベア22は、コンベア走行帯22aの上面部がサンドイ
ッチコンベア1の搬送方向に向かって右へ直交する方向
へ常に走行する。 【0042】供給コンベア11は、段ボールシートW1
の下端を擦って走行し段ボールシートW1に受承壁14
の方向へ向かって常に搬送力を与える。 【0043】段ボールシート下降装置17は、ゴムロー
ル17dが一番前の段ボールシートW1から離れた位置
で常に回転した状態となる。 【0044】落下停止装置16のストッパ16bが後退
すると、段ボールシート下降装置17のゴムロール17
dが段ボールシートW1に接触回転して段ボール箱W2
を受承コンベア22上に落下供給する。 【0045】次いで、モータ21cが駆動しバキューム
パッド21を前進して受承コンベア22上に落下供給し
た段ボールシートW1の,角筒状に開函したときの後面
部W2cを吸引保持してから該段ボール箱W2の長さS
だけ後退する。バキュームパッド21で吸引保持される
後面部W2cは、サンドイッチコンベア1の段ボール箱
挟み込み空間との対応を維持される。 【0046】バキュームパッド21が段ボール箱W2を
吸引保持してから後退する動作工程において、バキュー
ムパッド21と一体移動するように付設した押圧板23
でバキュームパッド21の上側の後面部W2cを押圧し
て段ボール箱W2の下部前側蓋片W2d’を受承コンベ
ア22へ押し付けるようにするとともに、受承コンベア
22で段ボール箱W2の下部前側蓋片W2d’をサンド
イッチコンベア1の搬送方向に対して右方向へ移行させ
る開函力を付与して、バキュームパッド21が押圧板2
3及び受承コンベア22と共同して段ボールシートW1
を角筒状に開かせる。 【0047】次いで、バキュームパッド21と一体移動
するように付設した内蓋片底折り手段25の底折り板2
5aを垂下状態から前側へ水平となるように揺動し、該
底折り板25aで段ボール箱W2の下部後側蓋片W2
c’を底折りする。 【0048】次いで、バキュームパッド21を再び段ボ
ール箱W2の長さSだけ前進して段ボール箱W2をサン
ドイッチコンベア1に挟まれるように前送りする。 【0049】サンドイッチコンベア1の左右一対のコン
ベアベルト1c,1dで段ボール箱W2を挟み込んで搬
送する過程で、コンベアベルト1c,1d間の下方に設
けた左右一対のレールガイド40,40により、段ボー
ル箱W2の下部前側蓋片W2d’を底折りして載置案内
し、続いて段ボール箱W2の既に底折りされている下部
後側蓋片W2c’を載置案内する。そして、図示しない
第一のセンサーが段ボール箱W2の前端の通過を検出し
てから一秒よりも小さい所要僅少時間経過したら、ホッ
トメルト噴射ノズル41,41よりホットメルトを噴射
し段ボール箱W2の下部前側蓋片W2d’の下面の左右
二ヶ所にホットメルトを塗布し、続いて、ホットメルト
噴射ノズル41,41よりも所要上流側に設置される図
示しない第二のセンサーが段ボール箱W2の後端の通過
を検出してから一秒よりも小さい所要僅少時間経過した
ら、ホットメルト噴射ノズル41,41によりホットメ
ルトを噴射し段ボール箱W2の下部後側蓋片W2c’の
下面の左右二ヶ所にホットメルトを塗布する。 【0050】続いて、左右一対のガイド部材42,42
をサンドイッチコンベア1の下流側に移行する段ボール
箱W2の両側面に密着させて該段ボール箱W2をサンド
イッチコンベア1における搬送経路線の延長直線上に案
内し、かつ、段ボール箱載置プレート43で段ボール箱
W2の前後の底折りされた下部内蓋片W2d’,W2
c’の幅中央を載置案内し、さらに浮き上がり防止ガイ
ド45で段ボール箱W2の立ち上がって開いている四つ
の上部蓋片W2a’,W2b’,W2c’,W2d’に
軽く密着して浮き上がらないようにする。 【0051】次いで、図示しない第三のセンサーがサン
ドイッチコンベア1から段ボール箱W2の後端の通過を
検出すると、エアシリンダ装置46aが作動して蓋片底
折り板46b,46bが、ガイド部材42,42と段ボ
ール箱載置プレート43と浮き上がり防止ガイド45に
より動きを拘束した段ボール箱W2の両側の下部蓋片W
2a’,W2b’の両側外方から閉じてこれら下部蓋片
W2a’,W2b’の底折りを行い、エアシリンダ装置
47a,47bを伸長作動してピストンロッド外端に付
設した押圧ヘッド47c,47dで、段ボール箱W2の
前後の下部蓋片W2d’,W2c’を押圧し蓋片底折り
板46b,46bと共同して前後の下部蓋片W2d’,
W2c’と両側の下部蓋片W2a’,W2b’とのホッ
トメルト接着を図り、一秒位経過すると、押圧ヘッド4
7c,47dを上昇復帰する。 【0052】続いて、段ボールシートのサイズ変更に伴
う本発明の製函方法の調整について説明する。 【0053】図10(a)に示すように、最小の段ボー
ルシートW1’を供給コンベア11である一対のコンベ
ア走行体11b,11b上に立てて載置するものとし、
該最小の段ボールシートW1’が落下供給されて開函さ
れサンドイッチコンベア1に挟まれて搬送される最小の
段ボール箱W2’の幅寸法をa1、長さ寸法をb1とす
る。また、コンベア走行体11b,11bの間隔をeと
し、補助テーブル12aから段ボールシートW1’の左
端までの寸法をfとする。すると、右のコンベア走行体
11bから段ボールシートW1’の右端までの寸法、す
なわち端揃えガイド13aから右側のコンベア走行体1
1bまでの寸法はc1(=(a1−e)/2)となり、
また左のコンベア走行体11bから補助テーブル12a
の寸法d1は、d1=a1+b1−c1−e−fとな
る。従って、a1+b1が与えられた場合、モータ13
dを駆動して端揃えガイド13aを関係寸法c1となる
ように調整するとともに、モータ12cを駆動して補助
テーブル12aを関係寸法d1となるように調整し、ま
たモータ1iを駆動してサンドイッチコンベア1の挟み
込み寸法をa1となるように調整する。従って、最小の
段ボールシートW1’を端揃えガイド13aに当接させ
てコンベア走行体11b,11bに載置したときは、該
段ボールシートW1’の,開函したときの後面部W2c
が、サンドイッチコンベア1に挟まれる段ボール箱W
2’の後面部W2cと合致する。 【0054】次に、図10(b)に示すように、最大の
段ボールシートW1”を一対のコンベア走行体11b,
11b上に立てて載置するものとし、該最大の段ボール
シートW1”が落下供給されて開函されサンドイッチコ
ンベア1に挟まれて搬送される最大の段ボール箱W2”
の幅寸法をa2、長さ寸法をb2とする。すると、右の
コンベア走行体11bから段ボールシートW1”の右端
までの寸法、すなわち端揃えガイド13aから右側のコ
ンベア走行体11bまでの寸法はc2(=(a2−e)
/2)となり、また左のコンベア走行体11bから補助
テーブル12aの寸法d2は、d2=a2+b2−c2
−e−fとなる。従って、a2+b2が与えられた場
合、モータ13dを駆動して端揃えガイド13aを関係
寸法c2となるように調整するとともに、モータ12c
を駆動して補助テーブル12aを関係寸法d2となるよ
うに調整し、またモータ1iを駆動してサンドイッチコ
ンベア1の挟み込み寸法をa2となるように調整する。
従って、最大の段ボールシートW1”を端揃えガイド1
3aに当接させてコンベア走行体11b,11bに載置
したときは、該段ボールシートW1”の,開函したとき
の後面部W2cが、サンドイッチコンベア1に挟まれる
段ボール箱W2”の後面部W2cと合致する。 【0055】従って、段ボールシートのサイズ変更に係
わらず、段ボールシートを角筒状に開函したときの後面
部W2cがサンドイッチコンベア1のコンベア挟み込み
空間に常に対応するから、サンドイッチコンベア1のフ
レームが複式構造とする必要がないことが証明される。
そして、供給コンベア11は、コンベア走行体11b,
11bの間隔を固定した構造でも、調整可能な端揃えガ
イド13aを付設することで、供給コンベア11上の段
ボールシートW1”の,開函したときの後面部を、サン
ドイッチコンベア1に挟まれる段ボール箱W2”の後面
部と合致させる位置合わせができることが証明され、ま
た調整可能な補助テーブル12aを付設することで、大
きな段ボールシートを取り扱う場合には補助テーブル1
2aを張り出すだけで対応できて小型にしてサイズに対
する汎用性が高いことが証明される。 【0056】図11は本発明の第二実施例に係る製函方
法を示す。この製函方法は、長尺なサンドイッチコンベ
ア1を使用すること、ホットメルトではなく粘着テープ
で蓋閉じすること、段ボールシート下降装置17は、第
一実施例において段ボールシート受承壁14に付設した
コロ群14bを廃して、ストッパ16bが後退した後
に、モータ17fにより段ボールシート下降時に間欠駆
動するベルト式垂直送り装置17gと、供給コンベア1
1の下側に位置させかつモータ17eにより常に回転さ
れるように設けたゴムロール17dとで挟むようにして
強制落下することに特徴がある。 【0057】詳述すると、段ボールシート供給装置10
の供給コンベア11上に積層されている段ボールシート
W1を、段ボール箱W2の後面部W2cがサンドイッチ
コンベア1の段ボール箱挟み込み空間に対向するよう
に、開函前送り装置20の受承コンベア50上に落下供
給して、バキュームパッド21で段ボール箱W2の後面
部W2cを吸引保持してサンドイッチコンベア1から上
流側へ離れる方向に少なくとも段ボール箱W2の長さ寸
法だけ移動し、その際、段ボール箱W2の下部前側蓋片
W2d' を受承コンベア50に押し付けることにより段
ボール箱W2を角筒状に開く力を与えて、段ボール箱W
2の前面部W2dがサンドイッチコンベア1の段ボール
箱挟み込み空間に対応するように角筒状に開き、底折り
板23aを前側に水平になるように揺動して段ボール箱
W2の下部後側蓋片W2c' を底折りした底が半閉じ状
態の箱型にし、バキュームパッド21を再び前進させ段
ボール箱W2を前送りしてサンドイッチコンベア1に挟
んで搬送し、搬送の過程でガイド部材48,48の案内
作用により段ボール箱W2の下部前側蓋片W2d' を底
折りしてから両側の下部蓋片W2a' ,W2b' の底折
りしてそれらの合わせ縁を粘着テープ貼着装置70によ
り粘着テープで目貼りするである。蓋片底折りガイド4
8,48は、サンドイッチコンベア1の一対のコンベア
ベルト間に挟んで移送通過する過程で段ボール箱W2の
両側の下部蓋片W2a' ,W2b' を水平になるまで折
り上げて載置状態に支持する役目を果たす。なお、粘着
テープ貼着装置70は、特開平5−96667号に示さ
れるように構成・作用について周知であるので詳しい説
明は省略する。 【0058】なお、落下停止装置16が落下停止を解除
した段ボール箱W2に対して上端もしくはその他の所要
箇所を爪で引っ掛けて引き下ろすことにより段ボール箱
W2を落下供給しても良い。 【0059】 【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の段ボ
ール箱の製函方法によれば、供給コンベアの左右一対の
エンドレスなコンベア走行体が最小幅の段ボールシート
の両側下端付近を載置し得るように、これらコンベア走
行体の間隔を固定しかつ間隔中央を常に一定位置とし、
供給コンベアに載置した段ボールシートの開函したとき
の後面部の幅中央にサンドイッチコンベアの段ボール箱
挟み込み空間の間隔中央に対応するように、サンドイッ
チコンベアのコンベア挟み込み空間の間隔中央を常に一
定位置とし、さらに、供給コンベアに載置した段ボール
シートの側端に位置調整自在なガイドバーを当接して段
ボールシートの端揃えを行うことにより、供給コンベア
に載置した段ボールシートの開函したときの後面部の幅
中央にサンドイッチコンベアの段ボール箱挟み込み空間
の間隔中央に対応させるようにしたので、段ボールシー
トをサイズ変更したとき、供給コンベアの一対のコンベ
ア走行体の間隔の調整は一切不要、補助テーブルとガイ
ドバーは調整必要、落下レベルは調整必要、サンドイッ
チコンベアは挟み込み寸法の調整は必要であるが複式調
整は不要、また開函装置は位置調整が不要となった。 【0060】従って、本発明の段ボール箱の製函方法に
よれば、従来の特公平5−96667号の製函機で実施
している製函方法が、サンドイッチコンベアの挟み込み
寸法の調整と落下供給位置に対する調整の複式調整が必
要であること、落下供給位置に対する開函装置の位置調
整が必要であること、供給コンベアの左右一対のエンド
レスなコンベア走行体の間隔調整が必要であること等の
問題点と照合したとき、構造がはるかに簡素になり大幅
なコスト低減につながる。 【0061】また、本発明の段ボール箱の製函方法によ
れば、最小幅が例えば400mmと極めて小さい段ボー
ルシートをコンベア幅一杯に載置し得る小さなコンベア
でありながら、最大幅が例えば1000mmと極めて大
きい段ボールシートを製函する場合にあっても補助テー
ブルを張り出して段ボールシートの張出端を支持でき、
ガイドバーの調整によりサイズ変更した段ボールシート
の端揃えを確保し、また補助テーブルの調整によりサイ
ズ変更した段ボールシートの張出端の支持を確保したの
で、段ボールシート供給装置のフレーム幅を小さくでき
る結果、製函装置全体のフレーム構造を段ボールシート
の最大幅に対応させる必要がなく、製函装置の全体フレ
ーム構造は段ボール箱の最大幅寸法(段ボールシートの
最大幅は最大の段ボール箱の幅寸法プラス長さ寸法)に
対応させることで足り、もって、製函装置全体のフレー
ム構造の小型化につながり、しかもサイズに対する汎用
性が極めて大きいという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】(a)は本発明の第一実施例に係る段ボール箱
の製函方法を説明するための製函装置の正面図、(b)
は段ボールシートを落下供給し開函して四つの下部蓋片
を底折りする状態を示す折り上げ工程を示す斜視図。 【図2】〔図1〕の平面図。 【図3】〔図1〕の段ボールシートを除いた状態の平面
図。 【図4】〔図1〕におけるIV−IV線より視た平面図。 【図5】〔図1〕におけるIV−IV線より視た平面図であ
って落下供給し開函する段ボールシートを除いた状態の
平面図。 【図6】〔図1〕におけるVI−VI断面図。 【図7】〔図1〕における VII−VII 断面図。 【図8】〔図1〕におけるVIII−VIII断面図。 【図9】最小幅の段ボールシートを製函するために、サ
ンドイッチコンベアを段ボール箱挟み込み寸法を一番小
さく調整し、かつ、補助テーブルとガイドバーを位置調
整した状態を示すものであって、(a)は〔図3〕に対
応した平面図、(b)は〔図4〕に対応した平面図。 【図10】本発明に係る製函装置の段ボールシートの大
きさに合わせて調整を行った平面図であって、(a)は
最小幅の段ボールシートに合わせて調整を行った平面
図、(b)は最小幅の段ボールシートに合わせて調整を
行った平面図。 【図11】本発明の第二実施例に係る段ボール箱の製函
方法を説明するための図面であって、(a)は最小幅の
段ボールシートに対応して調整したときの平面図、
(b)は最小幅の段ボールシートに対応して調整したと
きの平面図。 【図12】従来の特公平5−096662号、特公平5
−096664号、特公平5−096667号に共通し
た問題点を説明するための図面であって、(a)は最小
幅の段ボールシートに対応して調整したときの平面図、
(b)は最小幅の段ボールシートに対応して調整したと
きの平面図。 【符号の説明】 1 ・・・サンドイッチコンベア 1b,1c ・・・コンベアベルト 11 ・・・供給コンベア 11b ・・・コンベア走行体 12a ・・・端揃えガイド 13a ・・・ガイドバー W1 ・・・段ボールシート W2 ・・・段ボール箱 W2a’,W2b’ ・・・両側の下部蓋片 W2c ・・・後面部 W2c’ ・・・下部後側蓋片 W2d’ ・・・下部前側蓋片

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 供給コンベアの左右一対のエンドレスな
    コンベア走行体上に段ボールシートを立てて集積して一
    枚ずつ所定位置へ落下供給して上下が開放した角筒状に
    開きかつ下部後側蓋片を底折りしてから前送りして一対
    のコンベアベルトを間隔中央を基準として接近・離隔し
    てコンベア挟み込み空間の挟み込み寸法を段ボール箱の
    幅サイズに自動調整するサンドイッチコンベアで挟んで
    搬送し、残り三つの下部蓋片を底折りする段ボール箱の
    製函方法において、供給コンベアの左右一対のエンドレ
    スなコンベア走行体が最小幅の段ボールシートの両側下
    端付近を載置し得るように、これらコンベア走行体の間
    隔を固定しかつ間隔中央を常に一定位置とし、供給コン
    ベアに載置した段ボールシートの開函したときの後面部
    の幅中央にサンドイッチコンベアの段ボール箱挟み込み
    空間の間隔中央に対応するように、サンドイッチコンベ
    アのコンベア挟み込み空間の間隔中央を常に一定位置と
    し、さらに、供給コンベアに載置した段ボールシートの
    側端に位置調整自在なガイドバーを当接して段ボールシ
    ートの端揃えを行うことにより、供給コンベアに載置し
    た段ボールシートの開函したときの後面部の幅中央にサ
    ンドイッチコンベアの段ボール箱挟み込み空間の間隔中
    央に対応させることを特徴とする段ボール箱の製函方
    法。 【請求項2】 〔請求項1〕に記載の段ボール箱の製函
    方法において、段ボールシートの,供給コンベアから大
    きく外れる側の下端を、供給コンベアからの距離が調整
    自在な補助テーブルにより受承することを特徴とする段
    ボール箱の製函方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005001304A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Ushio Lighting Inc 製函システム
JP2008273543A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Techno Kogyo:Kk 製函機

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