JPH0871840A - 熱間圧延材剪断用クロップシャーナイフ - Google Patents

熱間圧延材剪断用クロップシャーナイフ

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Publication number
JPH0871840A
JPH0871840A JP21272694A JP21272694A JPH0871840A JP H0871840 A JPH0871840 A JP H0871840A JP 21272694 A JP21272694 A JP 21272694A JP 21272694 A JP21272694 A JP 21272694A JP H0871840 A JPH0871840 A JP H0871840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
male
rolled material
female
hot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21272694A
Other languages
English (en)
Inventor
Arata Kimura
新 木村
Jitsuo Hayata
実男 早田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUPATETSUKU KK
Original Assignee
NITSUPATETSUKU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NITSUPATETSUKU KK filed Critical NITSUPATETSUKU KK
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Publication of JPH0871840A publication Critical patent/JPH0871840A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転炉や電気炉で溶解後鋳造されたスラブを圧
延してなる圧延材を鋏切るための熱間圧延材剪断用クロ
ップシャーナイフの耐久性を向上させる。 【構成】 雄刃1の刃先を平坦に削って、ランド部分1
aを形成するとともに、雌刃2の刃先を平坦に削って、
ランド部分2aを形成している。これらのランド部分1
a,2aの幅は、1乃至10mm程度が好ましい。これ
らの雄刃1と雌刃2を上下の位置に対向配置し、雄刃1
と雌刃2の間に、スラブを圧延してなる圧延材を導き、
雄刃1と雌刃2によって、この圧延材を鋏切る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、転炉や電気炉で溶解
後鋳造されたスラブを圧延してなる圧延材を鋏切るため
の熱間圧延材剪断用クロップシャーナイフに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のナイフとしては、図4に
示すようなものがあった。このナイフは、図4(a)に
示すような雄刃11と、図4(b)に示すような雌刃1
2とを有しており、雄刃11と雌刃12を上下の位置に
対向配置し、雄刃11と雌刃12の間に、スラブを圧延
してなる圧延材を導き、雄刃11と雌刃12によって、
この圧延材を鋏切る。
【0003】図5(a)には、雄刃11と雌刃12を上
下の位置に対向配置した状態が概略的に示されている。
ここでは、雄刃11と雌刃12の略中央の刃先の形状を
一点鎖線で示し、両端の刃先の形状を点線で示してい
る。
【0004】また、図5(b)には、雄刃11と雌刃1
2の刃先によって描かれるそれぞれの弧が示されてい
る。この図5(b)から明らかなように、雄刃11と雌
刃12によって圧延材13を鋏切ると、その剪断端部が
弧を描く。これは、圧延材13の先端部分が弧を描いて
おり、この先端部分に集中している不純物を切り取って
削除するときに、圧延材13の削除部分を最小限に抑え
て、歩留の低下を防止するためである。また、圧延部材
13の剪断端部が弧を描いていれば、この圧延部材13
を更に圧延するときに、圧延部材13は、一対の圧延ロ
ーラ間に、その中央部から徐々に挟み込まれるので、こ
れらの圧延ローラに強い衝撃が加わらずに済む。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、圧延材を剪
断するに際しては、この圧延材が高温であるために、雄
刃11と雌刃12に水を吹き掛けている。このため、雄
刃11と雌刃12は、高温と低温に繰り返し晒されるこ
とになる。
【0006】しかしながら、雄刃11と雌刃12は、図
6に示すように鋭利に形成されているので、温度の急激
な変化が繰り返されると、刃先11aと刃先12aに多
数のクラックが発生して、これらの刃先が直ぐに消耗し
てしまった。つまり、雄刃11と雌刃12の刃先が鋭利
なために、それらの耐用期間が極めて短かった。
【0007】そこで、この発明の課題は、熱間圧延材剪
断用クロップシャーナイフの耐久性を向上させることに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明の熱間圧延材剪断用クロップシャーナイフ
は、雄刃と雌刃の刃先にそれぞれのランド部分を形成し
ている。
【0009】
【作用】この発明では、雄刃と雌刃の刃先にそれぞれの
ランド部分を形成しているので、これらの雄刃と雌刃の
刃先は、厚くなって、消耗し難い。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0011】図1は、この発明の熱間圧延材剪断用クロ
ップシャーナイフの一実施例を示している。この実施例
では、雄刃1の刃先を平坦に削って、ランド部分1aを
形成するとともに、雌刃2の刃先を平坦に削って、ラン
ド部分2aを形成している。これらのランド部分1a,
2aの幅は、1乃至10mm程度が好ましい。
【0012】雄刃1と雌刃2は、従来のナイフと同様
に、上下の位置に対向配置されて、両者の間に導かれた
圧延材を鋏切る。図2(a)には、雄刃1と雌刃2を対
向配置した状態が概略的に示されており、雄刃1と雌刃
2の略中央の刃先の形状を一点鎖線で示し、両端の刃先
の形状を点線で示している。また、図2(b)には、雄
刃1と雌刃2によって描かれるそれぞれの弧が示されて
いる。
【0013】図3には、雄刃1と雌刃2が拡大して示さ
れている。この図3から明らかなように、雄刃1と雌刃
2には、ランド部分1aとランド部分2aが形成されて
いるので、雄刃1の刃先と雌刃2の刃先が厚くなってい
る。このため、圧延材の剪断に伴い、雄刃1と雌刃2が
高温と低温に繰り返し晒されても、それらの刃先には、
クラックが発生し難く、これらの刃先が消耗し難い。
【0014】このように雄刃1にランド部分1aを形成
するとともに、雌刃2にランド部分2aを形成したこと
から、雄刃1と雌刃2が消耗し難くなり、長期の間、実
用上十分な切れ味を保つことができる。
【0015】
【効果】以上説明したように、この発明の熱間圧延材剪
断用クロップシャーナイフによれば、雄刃と雌刃の刃先
にそれぞれのランド部分を形成しているので、これらの
雄刃と雌刃の刃先は、厚くなって、消耗し難い。すなわ
ち、この発明のナイフは、従来のナイフと比較して、優
れた耐久性を持つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、この発明の熱間圧延材剪断用ク
ロップシャーナイフの一実施例における雄刃を示す斜視
図、図1(b)は、この実施例における雌刃を示す斜視
【図2】図2(a)は、図1のナイフの雄刃と雌刃の側
面を概略的に示す図、図2(b)は、図1のナイフの雄
刃と雌刃によって描かれるそれぞれの弧を示す図
【図3】図1のナイフの雄刃と雌刃を拡大して示す図
【図4】図4(a)は、従来の熱間圧延材剪断用クロッ
プシャーナイフの雄刃を示す斜視図、図4(b)は、従
来のナイフの雌刃を示す斜視図
【図5】図5(a)は、図4のナイフの雄刃と雌刃の側
面を概略的に示す図、図5(b)は、図4のナイフの雄
刃と雌刃によって描かれるそれぞれの弧を示す図
【図6】図4のナイフの雄刃と雌刃を拡大して示す図
【符号の説明】
1 雄刃 2 雌刃 1a,2a ランド部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弧を描く一対の雄刃と雌刃を有し、これ
    らの雄刃と雌刃によって、スラブを圧延してなる圧延材
    を鋏切る熱間圧延材剪断用クロップシャーナイフにおい
    て、 雄刃と雌刃の刃先にそれぞれのランド部分を形成した熱
    間圧延材剪断用クロップシャーナイフ。
JP21272694A 1994-09-06 1994-09-06 熱間圧延材剪断用クロップシャーナイフ Pending JPH0871840A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21272694A JPH0871840A (ja) 1994-09-06 1994-09-06 熱間圧延材剪断用クロップシャーナイフ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21272694A JPH0871840A (ja) 1994-09-06 1994-09-06 熱間圧延材剪断用クロップシャーナイフ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0871840A true JPH0871840A (ja) 1996-03-19

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ID=16627422

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JP21272694A Pending JPH0871840A (ja) 1994-09-06 1994-09-06 熱間圧延材剪断用クロップシャーナイフ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19749170B4 (de) * 1997-11-07 2008-04-03 Sms Demag Ag Messerhalter mit einem in einem Messerspalt angeordneten Messer und Scherwalze in die solch ein Messerhalter eingesetzt ist

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19749170B4 (de) * 1997-11-07 2008-04-03 Sms Demag Ag Messerhalter mit einem in einem Messerspalt angeordneten Messer und Scherwalze in die solch ein Messerhalter eingesetzt ist
DE19749170C5 (de) * 1997-11-07 2010-02-11 Sms Siemag Aktiengesellschaft Messerhalter mit einem in einem Messerspalt angeordneten Messer und Scherwalze in die solch ein Messerhalter eingesetzt ist

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