JPH0871109A - 車椅子 - Google Patents

車椅子

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JPH0871109A
JPH0871109A JP6209661A JP20966194A JPH0871109A JP H0871109 A JPH0871109 A JP H0871109A JP 6209661 A JP6209661 A JP 6209661A JP 20966194 A JP20966194 A JP 20966194A JP H0871109 A JPH0871109 A JP H0871109A
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Hisashi Furukawa
久四 古川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者が座った際の重心位置・高さ位置・姿
勢を変更して調整する場合、容易に調整作業を行なうこ
とができる車椅子を提供すること。 【構成】 シート9、シート9の左右に配置される主輪
30、シート9の前方側の左右に配置される前輪31、
主輪30の回転を停止させるブレーキ装置32、及び、
シート9・主輪30・前輪31・ブレーキ装置32を保
持するフレーム1、を備える。フレーム1は、シート9
を保持するシートフレーム2と、シートフレーム2の左
右両側にそれぞれ配置されて、片側ずつの主輪30と前
輪31とを保持するとともに、ブレーキ装置32を保持
した一対の車輪フレーム20と、からなる。シートフレ
ーム2は、左右一対の車輪フレーム20に対して、前後
方向及び上下方向に移動可能に連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用者がシートに座っ
た際の重心位置・高さ位置・姿勢を容易に調整すること
ができる車椅子に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来の車椅子は、シート、シ
ートの前方に配置されるフットレスト、シートの左右に
配置される主輪、シートの前方側の左右に配置される前
輪、主輪の回転を停止させるブレーキ装置、及び、シー
ト・フットレスト・主輪・前輪・ブレーキ装置を保持す
るフレーム、を備えて構成されており、各部を保持する
フレームは、一体物であった。
【0003】そして、従来の車椅子では、左右の主輪と
前輪とが、フレームに対して、一定の位置で固定される
ものが大半であったが、使用者が座った際の重心位置・
高さ位置・姿勢を調整できるように、左右の主輪・前輪
が、それぞれ、フレームに対して位置調整できるよう
に、移動可能に取り付けられているものがあった。
【0004】しかし、従来の主輪・前輪の配置位置を変
更可能な車椅子では、フレームに対して、独立して、主
輪・前輪をそれぞれ前後方向や上下方向に移動させて固
定させる構造であった。
【0005】そして、その調整作業時には、車椅子の安
定化も考慮する必要があることから、左右の主輪・前輪
を、主輪・前輪との前後方向の間隔を含めて、左右対称
に配置させなければならず、主輪・前輪を位置調整して
配置させる場合に、大変手間がかかることとなってい
た。
【0006】さらに、主輪の配置位置を変更する場合に
は、ブレーキ装置も主輪の配置位置に伴なって移動させ
る必要があり、一層、手間がかかってしまう。
【0007】さらにまた、車椅子の前輪は、キャスタ輪
であり、主輪の配置位置を変更する場合には、キャスタ
輪のキャスタ角やフォーク角等が変更されることとなっ
て、車椅子の走行安定性が変化してしまうことから、そ
の角度調整も必要となってしまう。
【0008】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、使用者が座った際の重心位置・高さ位置・姿勢を変
更して調整する場合、容易に調整作業を行なうことがで
きる車椅子を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車椅子は、
シート、該シートの左右に配置される主輪、前記シート
の前方側の左右に配置される前輪、前記主輪の回転を停
止させるブレーキ装置、及び、前記シート・主輪・前輪
・ブレーキ装置を保持するフレーム、を備えて構成され
る車椅子であって、前記フレームが、前記シートを保持
するシートフレームと、該シートフレームの左右両側に
それぞれ配置されて、片側ずつの前記主輪と前記前輪と
を保持するとともに、少なくとも一方が前記ブレーキ装
置を保持した一対の車輪フレームと、からなり、左右一
対の前記車輪フレームに対して、前記シートフレーム
が、前後方向及び上下方向に移動可能に連結されている
ことを特徴とする。
【0010】左右一対の前記車輪フレームと前記シート
フレームとの連結部を、前記各車輪フレームの前後部の
2箇所の位置に対応して形成するとともに、前記各車輪
フレームと前記シートフレームとに対応する連結孔を形
成して該連結孔に挿入するボルトを利用して相互に連結
する構成とし、前部側における前記各車輪フレームと前
記シートフレームとの連結部の一方の連結孔を、略水平
方向に形成される長孔とすることが望ましい。
【0011】
【発明の作用・効果】本発明に係る車椅子では、左右一
対の車輪フレームに対して、シートフレームが、前後方
向及び上下方向に移動可能に連結されていることから、
シートフレームを、所望の前後方向や上下方向に移動さ
せて、左右一対の車輪フレームに連結固定させれば、使
用者が座った際の重心位置・高さ位置・姿勢を調整する
ことができる。
【0012】そして、調整作業時には、左右一対の車輪
フレームに対して、それぞれ、左右の主輪と前輪とが保
持されて、主輪と前輪との前後方向の間隔が一定に維持
されているため、単に、左右一対の車輪フレームに対し
て、シートフレームを位置変更して連結するだけの作業
で済むことから、簡単に行なえる。
【0013】また、ブレーキ装置も主輪を保持した車輪
フレームに保持されていることから、ブレーキ装置の位
置調整をする必要が無く、調整作業を簡単に行なうこと
ができる。
【0014】さらに、主輪と前輪との前後方向の間隔を
一定にして、主輪と前輪との接地面を一定にした状態の
車輪フレームに対して、シートフレームを位置調整する
ことから、前輪がキャスタ輪としていても、このキャス
タ角やフォーク角等が不変であり、調整作業後におい
て、車椅子の走行安定性に変化が生じず、別途、余分な
調整作業が不要となる。
【0015】したがって、本発明に係る車椅子では、使
用者が座った際の重心位置・高さ位置・姿勢を変更して
調整する場合、容易に調整作業を行なうことができる。
【0016】そして、左右一対の車輪フレームとシート
フレームとの連結部を、各車輪フレームの前後部の2箇
所の位置に対応して形成するとともに、各車輪フレーム
とシートフレームとに対応する連結孔を形成し、連結孔
に挿入するボルトを利用して相互に連結する構成とし
て、前部側における各車輪フレームとシートフレームと
の連結部の一方の連結孔を、略水平方向に形成される長
孔とする場合には、つぎの作用・効果を奏する。
【0017】すなわち、前部側の左右の車輪フレームと
シートフレームとの連結部のボルトを緩めた状態とし
て、後部側の左右の車輪フレームとシートフレームとの
連結部のボルトを外して、シートフレームを所定位置に
移動させ、後部側の連結部の所定の連結孔相互を一致さ
せて、ボルト止めし、前部側の連結部のボルトを締め付
ければ、調整作業を完了させることができる。
【0018】そして、その調整作業時、前部側の連結部
においては、略水平方向に形成される長孔の連結孔が設
けられているため、所定の取付孔相互を一致させなくと
も、ボルトを外すことなく単に緩めるだけで、連結用の
ボルトが連結孔の長孔をずれて、車輪フレームに対し
て、シートフレームを所定位置に配置させることができ
ることから、調整作業を一層簡便に行なうことができる
こととなる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0020】実施例の車椅子Cは、図1・2に示すよう
に、シート9、シート9の前方に配置されるフットレス
ト8、シート9の左右に配置される主輪30、シート9
の前方側の左右に配置される前輪31、主輪30の回転
を停止させるブレーキ装置32、及び、シート9・フッ
トレスト8・主輪30・前輪31・ブレーキ装置32を
保持するフレーム1、を備えて構成されている。
【0021】そして、フレーム1が、シート9を保持す
るシートフレーム2と、シートフレーム2の左右両側に
それぞれ配置されて、片側ずつの主輪30と前輪31と
を保持するとともに、それぞれブレーキ装置32を保持
した一対の車輪フレーム20(20R・20L)と、か
ら構成されている。
【0022】シートフレーム2は、左右に、主フレーム
2aを配置させて構成され、左右の主フレーム2aは、
略V字状としたの下パイプ部3に略逆V字状とした上パ
イプ部4が溶接され、さらに、上パイプ部4にアームパ
イプ部5が溶接されて構成されている。なお、それぞれ
の上パイプ部4とアームパイプ部5とには、側板6がね
じ止めされている。
【0023】各上パイプ部4の前部側の先端には、斜め
下方へ延設されるようなフットレストパイプ7がねじ止
めされ、フットレスト8が、一方のフットレストパイプ
7Lに対して上方へ回動可能に軸支されるように連結さ
れるとともに、他方のフットレストパイプ7Rに対して
係止されるように構成されている。
【0024】シート9は、それぞれ布材から形成される
座部9a・背部9b・及び脚部9cから構成され、座部
9aは、左右両側を後述する支持パイプ10に巻き掛け
て配置され、背部9bは、左右両側を各下パイプ部3の
後部側に巻き掛けて配置され、脚部9cは、左右両側を
各上パイプ部4の前部側に巻き掛けて配置されている。
【0025】左右の支持パイプ10は、それぞれ、左右
の上パイプ部4の内側に前後方向に配置されるととも
に、4本のリンク11・12・13・14の上端を軸支
させている。各リンク11・12・13・14は、リン
ク11・12とリンク13・14とのそれぞれの中央で
相互に軸支させたX字状の状態として、それぞれの下端
を下パイプ部3に対して軸支させている。そして、左右
の上パイプ部4の内側には、支持パイプ10を下方側か
ら受けるブラケット4aが溶着されている。
【0026】これらのリンク11・12・13・14
は、フットレスト8の他方のフットレストパイプ7Rと
の係止を解除して、フットレスト8を一方のフットレス
トパイプ7L側に折り畳むように回転させた後、左右の
パイプ部3・4・5を接近させるように、主フレーム2
aを折り畳めるようにするために配設されている。さら
にまた、後部側のリンク13・14には、左右の上パイ
プ部4に軸支されるリンク15・16が軸支されてい
る。
【0027】左右の車輪フレーム20には、相互に左右
対称形として、後部側と前部側とに、それぞれ、円筒状
の軸受21・22と、シートフレーム2との連結部23
・24と、が配設されている。
【0028】軸受21は、主輪30の車軸30aを抜け
不能に保持している。なお、各車輪30は、車軸30a
と、車軸30aとの間に図示しないボールベアリングを
介在させて回動可能に連結されてハブ・スポーク・タイ
ヤ等を備えた車輪本体30bと、から構成されている。
【0029】軸受22は、キャスタ輪31を保持するも
のであり、キャスタ輪31のフォーク31aから上方へ
延びる回動軸31bを、図示しないローラベアリングを
介在させて図示しないナット等を利用し、回動可能に保
持している。なお、キャスタ輪31は、二又状として上
方へ延びる回動軸31bを備えたフォーク31aと、フ
ォーク31aに回動可能に保持される車輪本体31c
と、から構成されている。
【0030】連結部23は、図1〜4に示すように、シ
ートフレーム2の下パイプ部3の後部側に設けられた連
結部3aに対応するものであり、各車輪フレーム20の
後部において、屈曲して延設され、水平方向に貫通する
4つの連結孔23aが形成されて構成されている。
【0031】一方、各シートフレーム下パイプ部3側の
連結部3aは、略直方体形状のブロック状として、略上
下方向に6個形成された連結孔3bがそれぞれ水平方向
に穿設されて構成されている。
【0032】そして、所定の連結孔23a・3b相互を
一致させ、一致させた連結孔23a・3bにボルト26
を挿入させるとともに、ボルト26の先端にナット27
を螺合させることにより、連結部23・3a相互が連結
されている。
【0033】連結部24は、図1・2・5・6に示すよ
うに、シートパイプ2の下パイプ部3の前部側に設けら
れた連結部3cに対応するものであり、各車輪フレーム
20の前部側の軸受22に8個の連結孔24aが形成さ
れて構成されている。連結孔24aは、上下方向に2列
配設されて、それぞれ、雌ねじが螺刻されて構成されて
いる。
【0034】一方、各シートフレーム下パイプ部3側の
連結部3cは、略直方体形状のブロック状として、略水
平方向に延びた長孔の連結孔3dが形成されて構成され
ている。
【0035】そして、連結孔3dを介在させて、ボルト
28を所定の連結孔24aに螺合させることにより、連
結部24・3c相互が連結されている。
【0036】また、左右の車輪フレーム20の前部側に
は、それぞれ、長孔の取付孔25aを備えたブラケット
部25が溶着され、各ブラケット部25に、ブレーキ装
置32が固定されている。
【0037】ブレーキ装置32は、実公平3−4570
5号公報に記載されているように、操作レバー32aを
前方側若しくは後方側に倒すことにより、ストッパレバ
ー32bを主輪30における車輪本体30bのタイヤ3
0cの外周面に圧接するものであり、ブラケット部25
の裏面側から、当板33を介在させて2本のボルト34
を利用して、ブラケット部25に固定されている。な
お、ボルト34は、一本がブラケット部25の取付孔2
5aを貫通し、他の一本が、ブラケット部25の外周面
に当接して、それぞれ、ブレーキ装置32に締め付けら
れている。
【0038】実施例の車椅子Cでは、使用者が座った際
の重心位置・高さ位置・姿勢を調整する場合には、ま
ず、前部側のシートフレーム2と車輪フレーム20とを
連結している左右両側のボルト28を緩めておく。ま
た、左右両側のナット27をそれぞれボルト26から取
り外すとともに、各ボルト26を後部連結部23の連結
孔23aや連結部3aの連結孔3bから外す。
【0039】そして、シートフレーム2を、左右の車輪
フレーム20に対して、所望の前後方向や上下方向に移
動させて、各ボルト26を所定の取付孔23a・3bに
挿入して、ボルト26にナット27を螺合させる。ま
た、緩めておいたボルト28を締め付ける。なお、シー
トフレーム2を前後方向に移動させる際には、所定の取
付孔3bに対して、前後方向に配置された複数の連結孔
23aを一致させることとなり、また、シートフレーム
2を上下方向に移動させたり傾斜させたりする場合に
は、所定の取付孔23aに対して、上下方向に配置され
た複数の連結孔3bを一致させることとなる。
【0040】そして、ボルト28を締め付ければ、図7
に示すように、接地されている状態の左右の車輪フレー
ム20に対して、シートフレーム2が移動して、使用者
が座った際の重心位置・高さ位置・姿勢を調整すること
ができる。
【0041】そして、その調整作業時には、左右一対の
車輪フレーム20に対して、それぞれ、左右の主輪30
とキャスタ輪31とが保持されて、主輪30とキャスタ
輪31との前後方向の間隔が一定に維持されているた
め、単に、左右一対の車輪フレーム20に対して、シー
トフレーム2を位置変更して連結するだけの作業で済む
ことから、簡単に行なえる。
【0042】また、ブレーキ装置32も主輪30を保持
した車輪フレーム20に保持されていることから、ブレ
ーキ装置32の位置調整をする必要が無く、調整作業を
簡単に行なうことができる。
【0043】さらに、主輪30とキャスタ輪31との前
後方向の間隔を一定にして、主輪30とキャスタ輪31
との接地面を一定にした状態の車輪フレーム20に対し
て、シートフレーム2を位置調整することから、前輪が
キャスタ輪31としていても、図1・7に示すように、
キャスタ角やフォーク角等が不変であり、調整作業後に
おいて、車椅子Cの走行安定性に変化が生じず、別途、
余分な調整作業が不要となる。
【0044】したがって、実施例の車椅子Cでは、使用
者が座った際の重心位置・高さ位置・姿勢を変更して調
整する場合、容易に調整作業を行なうことができる。
【0045】さらに、実施例の車椅子Cでは、左右一対
の車輪フレーム20R・20Lとシートフレーム2との
連結部23・24・3a・3cを、各車輪フレーム20
R・20Lの前後部の2箇所の位置に対応して形成する
とともに、各車輪フレーム20とシートフレーム2とに
対応する連結孔23a・24a・3b・3dを形成して
連結孔23a・24a・3b・3dに挿入するボルト2
6・28を利用して相互に連結する構成として、前部側
における各車輪フレーム20とシートフレーム2との連
結部24・3cの一方の連結孔3dを、略水平方向に形
成される長孔としている。
【0046】そのため、車両フレーム20に対するシー
トフレーム2の位置調整作業時、前部側の連結部24・
3cにおいては、略水平方向に形成される長孔の連結孔
3dが設けられているため、所定の取付孔24a・3d
相互を一致させなくとも、ボルト28を外すことなく単
に緩めるだけで、連結用のボルト28が連結孔3dの長
孔をずれて、車輪フレーム20・20に対して、シート
フレーム2を所定位置に配置させることができることか
ら、調整作業を一層簡便に行なうことができることとな
る。
【0047】なお、実施例の車椅子Cでは、後部側のシ
ートフレーム2と車輪フレーム20との連結部位におい
て、下パイプ部3側の連結部3aに、略上下方向に複数
の連結孔3bを設け、車輪フレーム20側の連結部23
に略水平方向に複数の連結孔23aを設けたものを示し
たが、それぞれの連結部23・3aを対応させて、それ
ぞれの連結孔23aを上下方向に配列し、連結孔3bを
水平方向に配列させるように構成しても良い。さらに、
連結孔3b・23aの一方を1個として、他方を略水平
方向の複数列で各列を略上下方向に複数設けるようにし
ても良い。また、その際、連結用のボルト26を、ナッ
ト27を使用することなく、連結孔3b・23aの一方
を貫通させ、他方に螺合させるように構成しても良い。
【0048】さらに、実施例の車椅子Cでは、前部側の
略水平方向に延びる長孔状の連結孔をシートフレーム2
側に形成しているが、車両フレーム20の連結部24の
連結孔24aを長孔状としても良い。ちなみに、連結孔
24aを長孔とする場合には、連結孔24aを雌ねじを
形成することなく貫通孔として、ボルト28に螺合する
ナットを利用することとなる。
【0049】さらにまた、実施例の車椅子Cでは、前部
側の連結部24に、上下方向と水平方向とに配置される
複数の連結孔24aを設けているため、一旦ボルト28
を外して、所定の連結孔24aに螺合させれば、一層、
車輪フレーム20に対するシートフレーム2の移動調整
する範囲を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す車椅子の分解斜視図で
ある。
【図2】同実施例の側面図である。
【図3】同実施例の後部側の連結部の分解斜視図であ
る。
【図4】同実施例の後部側の連結部の縦断面図である。
【図5】同実施例の前部側の連結部の分解斜視図であ
る。
【図6】同実施例の前部側の連結部の横断面図である。
【図7】同実施例のシートフレームを移動調整した状態
を示す側面図である。
【符号の説明】
1…フレーム、 2…シートフレーム、 3a・3c…連結部、 3b・3d…連結孔、 9…シート、 20…車輪フレーム、 23・24…連結部、 23a・24a…連結孔、 26・28…ボルト、 30…主輪、 31…(前輪)キャスタ輪、 32…ブレーキ装置、 C…車椅子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート、該シートの左右に配置される主
    輪、前記シートの前方側の左右に配置される前輪、前記
    主輪の回転を停止させるブレーキ装置、及び、前記シー
    ト・主輪・前輪・ブレーキ装置を保持するフレーム、を
    備えて構成される車椅子であって、 前記フレームが、前記シートを保持するシートフレーム
    と、該シートフレームの左右両側にそれぞれ配置され
    て、片側ずつの前記主輪と前記前輪とを保持するととも
    に、少なくとも一方が前記ブレーキ装置を保持した一対
    の車輪フレームと、からなり、 左右一対の前記車輪フレームに対して、前記シートフレ
    ームが、前後方向及び上下方向に移動可能に連結されて
    いることを特徴とする車椅子。
  2. 【請求項2】 左右一対の前記車輪フレームと前記シー
    トフレームとの連結部が、前記各車輪フレームの前後部
    の2箇所の位置に対応して形成されるとともに、前記各
    車輪フレームと前記シートフレームとに対応する連結孔
    を形成されて該連結孔に挿入するボルトを利用して相互
    に連結される構成とし、 前部側における前記各車輪フレームと前記シートフレー
    ムとの連結部の一方の連結孔が、略水平方向に形成され
    る長孔としていることを特徴とする請求項1記載の車椅
    子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200448651Y1 (ko) * 2008-07-23 2010-05-03 미키코리아(주) 가변형 휠체어

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200448651Y1 (ko) * 2008-07-23 2010-05-03 미키코리아(주) 가변형 휠체어

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