JPH0870544A - ステータコアの絶縁構造 - Google Patents
ステータコアの絶縁構造Info
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- JPH0870544A JPH0870544A JP20503194A JP20503194A JPH0870544A JP H0870544 A JPH0870544 A JP H0870544A JP 20503194 A JP20503194 A JP 20503194A JP 20503194 A JP20503194 A JP 20503194A JP H0870544 A JPH0870544 A JP H0870544A
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- Japan
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- stator core
- resin coating
- edge
- coating material
- insulating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 絶縁性の向上と、コイル巻装高さを低めて回
転電気の小型化を図る。 【構成】 ステータコア１の両側端面に、ティース部２
とヨーク部４を覆って、貫通孔８を通して樹脂被覆材１
０を一体にモールド成形してある。樹脂被覆材１０の切
欠部１１に上側のエッジは曲面に形成してあり、ステー
タコア１のスロット部３の周面を被覆した絶縁紙１２の
フランジ１３を、このエッジの曲面に沿って係着してあ
る。
転電気の小型化を図る。 【構成】 ステータコア１の両側端面に、ティース部２
とヨーク部４を覆って、貫通孔８を通して樹脂被覆材１
０を一体にモールド成形してある。樹脂被覆材１０の切
欠部１１に上側のエッジは曲面に形成してあり、ステー
タコア１のスロット部３の周面を被覆した絶縁紙１２の
フランジ１３を、このエッジの曲面に沿って係着してあ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は回転電機のステータコア
の絶縁構造に関する。
の絶縁構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来のステータコアの絶縁構造を
示すもので、１は複数枚の鋼板からなるコア薄板を積層
して形成したステータコアで、２は該ステータコアのテ
ィース部、３は各ティース部２間のスロット部、４はテ
ィース部２の基部となるヨーク部を示している。
示すもので、１は複数枚の鋼板からなるコア薄板を積層
して形成したステータコアで、２は該ステータコアのテ
ィース部、３は各ティース部２間のスロット部、４はテ
ィース部２の基部となるヨーク部を示している。
【０００３】各ティース部２間のスロット部３の周面は
樹脂コーティング又は絶縁紙（何れも図示省略）で絶縁
処理され、そして、ステータコア１の両側端面にその端
面形状に合わせて成形した樹脂材からなる絶縁紙５で被
覆するようにしている。
樹脂コーティング又は絶縁紙（何れも図示省略）で絶縁
処理され、そして、ステータコア１の両側端面にその端
面形状に合わせて成形した樹脂材からなる絶縁紙５で被
覆するようにしている。
【０００４】この絶縁紙５の前記各ティース部２間のス
ロット部３に対応する切欠部６の周縁にはスロット部３
内に向けてフランジ部６ａを形成して、スロット部３の
エッジを十分に被覆するようにしている。
ロット部３に対応する切欠部６の周縁にはスロット部３
内に向けてフランジ部６ａを形成して、スロット部３の
エッジを十分に被覆するようにしている。
【０００５】この類似構造は、例えば特開昭５９−１１
０３５５号公報に示されている。
０３５５号公報に示されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】各ティース部２に跨っ
て図６に示すようにコイル７が巻装されるが、その巻線
作業時に絶縁紙５のフランジ６ａが剥離して絶縁不良を
誘発する可能性がある。
て図６に示すようにコイル７が巻装されるが、その巻線
作業時に絶縁紙５のフランジ６ａが剥離して絶縁不良を
誘発する可能性がある。
【０００７】また、コイル７はその巻装工程の後工程で
ステータコア１の軸方向に圧縮して整然と成形される
が、このコイル７の圧縮によって絶縁紙５がスロット部
３のエッジによりエッジ切れして絶縁不良を生起した
り、あるいは、コイル７がこのエッジに強接触して損傷
する恐れがある。
ステータコア１の軸方向に圧縮して整然と成形される
が、このコイル７の圧縮によって絶縁紙５がスロット部
３のエッジによりエッジ切れして絶縁不良を生起した
り、あるいは、コイル７がこのエッジに強接触して損傷
する恐れがある。
【０００８】このようなことから、コイル７はティース
部２面に沿わせて巻装することが困難で、どうしてもコ
イル７を該ティース部２面から離間して成形せざるを得
ず、コイル７の巻装高さがｈ1 で示すように高くなっ
て、その分回転電機が大型化してしまう不具合があっ
た。
部２面に沿わせて巻装することが困難で、どうしてもコ
イル７を該ティース部２面から離間して成形せざるを得
ず、コイル７の巻装高さがｈ1 で示すように高くなっ
て、その分回転電機が大型化してしまう不具合があっ
た。
【０００９】そこで、本発明は絶縁性能が高く信頼性を
一段と向上することができると共に、スロット部エッジ
による絶縁切れやコイル損傷を伴うことなくコイルの巻
装高さを可及的に低めて、回転電気の小型化を実現する
ことができるステータコアの絶縁構造を提供するもので
ある。
一段と向上することができると共に、スロット部エッジ
による絶縁切れやコイル損傷を伴うことなくコイルの巻
装高さを可及的に低めて、回転電気の小型化を実現する
ことができるステータコアの絶縁構造を提供するもので
ある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】請求項１にあっては、ス
テータコアの両側端面に、複数個のティース部とその基
部のヨーク部を覆って、各ティース部間のスロット部に
対応する切欠部の周縁の上側のエッジを曲面に形成した
樹脂被覆材を固着すると共に、ティース部間のスロット
部周面を絶縁材で被覆してある。
テータコアの両側端面に、複数個のティース部とその基
部のヨーク部を覆って、各ティース部間のスロット部に
対応する切欠部の周縁の上側のエッジを曲面に形成した
樹脂被覆材を固着すると共に、ティース部間のスロット
部周面を絶縁材で被覆してある。
【００１１】請求項２にあっては、ステータコアにその
両側端面に貫通する貫通孔を形成し、ステータコアの両
側端面を被覆する樹脂被覆材を、この貫通孔を通して一
体にモールド成形してある。
両側端面に貫通する貫通孔を形成し、ステータコアの両
側端面を被覆する樹脂被覆材を、この貫通孔を通して一
体にモールド成形してある。
【００１２】請求項３にあっては、ティース部間のスロ
ット部の周面を被覆する絶縁材として絶縁紙が用いら
れ、該絶縁紙の端縁を樹脂被覆材のエッジの曲面に沿っ
て係着してある。
ット部の周面を被覆する絶縁材として絶縁紙が用いら
れ、該絶縁紙の端縁を樹脂被覆材のエッジの曲面に沿っ
て係着してある。
【００１３】
【作用】請求項１によれば、樹脂被覆材の切欠部周縁の
上側のエッジを曲面に形成してあるから、この曲面に沿
ってコイルを巻装してもコイルが損傷することはなく、
コイル巻装高さを低めて回転電機を小型化することがで
きる。
上側のエッジを曲面に形成してあるから、この曲面に沿
ってコイルを巻装してもコイルが損傷することはなく、
コイル巻装高さを低めて回転電機を小型化することがで
きる。
【００１４】また、樹脂被覆材がコイル巻装によりスロ
ット部のエッジに強接触してエッジ切れを生じることが
全くなく絶縁不良を確実に防止することができる。
ット部のエッジに強接触してエッジ切れを生じることが
全くなく絶縁不良を確実に防止することができる。
【００１５】請求項２によれば、ステータコアの両側端
面を被覆した樹脂被覆材は、ステータコアの貫通孔を介
して一体にモールド成形してあるから、樹脂被覆材の位
置ずれおよび離脱が全くなく、より一層信頼性および品
質感を高めることができる。
面を被覆した樹脂被覆材は、ステータコアの貫通孔を介
して一体にモールド成形してあるから、樹脂被覆材の位
置ずれおよび離脱が全くなく、より一層信頼性および品
質感を高めることができる。
【００１６】請求項３によれば、スロット部の周面を被
覆する絶縁材として絶縁紙を用いているので、コスト的
に有利となると共に、該絶縁紙の端縁を樹脂被覆材のエ
ッジの曲面に沿って係着してあるから、絶縁紙がスロッ
ト部のエッジでエッジ切れを生じることが全くなく、ま
た、位置ずれを生じることもないので絶縁性を高めるこ
とができる。
覆する絶縁材として絶縁紙を用いているので、コスト的
に有利となると共に、該絶縁紙の端縁を樹脂被覆材のエ
ッジの曲面に沿って係着してあるから、絶縁紙がスロッ
ト部のエッジでエッジ切れを生じることが全くなく、ま
た、位置ずれを生じることもないので絶縁性を高めるこ
とができる。
【００１７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に詳述す
る。
る。
【００１８】図１，２において、１は複数枚の銅板から
なるコア薄板を積層して形成したステータコアで、複数
個のティース部２と、各ティース部２間に形成されたス
ロット部３、および各ティース部２の基部となるヨーク
部４とからなっている。
なるコア薄板を積層して形成したステータコアで、複数
個のティース部２と、各ティース部２間に形成されたス
ロット部３、および各ティース部２の基部となるヨーク
部４とからなっている。
【００１９】そして、このステータコア１の両側端面
に、前記ティース部２とヨーク部４を覆って、各ティー
ス部２間のスロット部３に対応する切欠部１１の周縁の
上側のエッジを曲面に形成した樹脂被覆材１０を固着す
ると共に、ティース部２間の各スロット部３周面を絶縁
材１２で被覆してある。
に、前記ティース部２とヨーク部４を覆って、各ティー
ス部２間のスロット部３に対応する切欠部１１の周縁の
上側のエッジを曲面に形成した樹脂被覆材１０を固着す
ると共に、ティース部２間の各スロット部３周面を絶縁
材１２で被覆してある。
【００２０】前述の樹脂被覆材１０は、ステータコア１
の両側端面に接着剤で接着固定してもよいが、本実施例
ではステータコア１にその両側端面に貫通する貫通孔８
を形成し、この貫通孔８を通してステータコア１の両側
端面に樹脂被覆材１０を一体にモールド成形してある。
の両側端面に接着剤で接着固定してもよいが、本実施例
ではステータコア１にその両側端面に貫通する貫通孔８
を形成し、この貫通孔８を通してステータコア１の両側
端面に樹脂被覆材１０を一体にモールド成形してある。
【００２１】また、各スロット部３の周面を被覆する絶
縁材１２は、これら各スロット部３の周面を樹脂材でコ
ーティングして絶縁層として形成してもよいが、本実施
例ではコーティング処理設備が不要で、かつ、コーティ
ング不良等を生じることがなくコスト的に有利な絶縁紙
を用いている。
縁材１２は、これら各スロット部３の周面を樹脂材でコ
ーティングして絶縁層として形成してもよいが、本実施
例ではコーティング処理設備が不要で、かつ、コーティ
ング不良等を生じることがなくコスト的に有利な絶縁紙
を用いている。
【００２２】この絶縁紙１２は樹脂被覆材１０と同材質
の樹脂材、例えばポリエステルからなる薄葉材が用いら
れていて、予めスロット部３の形状に合わせて熱成形し
てあると共に、端縁にフランジ１３を曲折成形してあっ
て、スロット部３に挿入嵌合してフランジ１３を樹脂被
覆材１０のエッジの曲面に沿って係着してある。
の樹脂材、例えばポリエステルからなる薄葉材が用いら
れていて、予めスロット部３の形状に合わせて熱成形し
てあると共に、端縁にフランジ１３を曲折成形してあっ
て、スロット部３に挿入嵌合してフランジ１３を樹脂被
覆材１０のエッジの曲面に沿って係着してある。
【００２３】以上の実施例構造によれば、ステータコア
１の両側端面を被覆した樹脂被覆材１０は、その切欠部
１１の周縁の上側のエッジを曲面に形成してあるため、
この曲面に沿って図３に示すようにコイル７を巻装して
もコイル７がエッジ切れにより損傷することはなく、コ
イル７を樹脂被覆材１０面に略密接した状態で巻装して
圧縮形成することが可能となり、従って、コイル巻装高
さをｈ2 で示すように可及的に低めることができて回転
電機を小型化することができる。
１の両側端面を被覆した樹脂被覆材１０は、その切欠部
１１の周縁の上側のエッジを曲面に形成してあるため、
この曲面に沿って図３に示すようにコイル７を巻装して
もコイル７がエッジ切れにより損傷することはなく、コ
イル７を樹脂被覆材１０面に略密接した状態で巻装して
圧縮形成することが可能となり、従って、コイル巻装高
さをｈ2 で示すように可及的に低めることができて回転
電機を小型化することができる。
【００２４】また、樹脂被覆材１０がコイル７の巻装に
よってスロット部３のエッジに強接触してエッジ切れを
生じることも全くなく、絶縁不良を確実に防止すること
ができて、コイル巻装高さの低下による小型化と絶縁性
の向上を両立させることができる。
よってスロット部３のエッジに強接触してエッジ切れを
生じることも全くなく、絶縁不良を確実に防止すること
ができて、コイル巻装高さの低下による小型化と絶縁性
の向上を両立させることができる。
【００２５】とりわけ、本実施例にあってはステータコ
ア１の両側端面を被覆した樹脂被覆材１０は、ステータ
コア１の貫通孔８を通して一体にモールド成形してある
ため、これら樹脂被覆材１０の位置ずれおよび離脱が全
くなく、より一層信頼性および品質感を高めることがで
きる。
ア１の両側端面を被覆した樹脂被覆材１０は、ステータ
コア１の貫通孔８を通して一体にモールド成形してある
ため、これら樹脂被覆材１０の位置ずれおよび離脱が全
くなく、より一層信頼性および品質感を高めることがで
きる。
【００２６】また、スロット部３の周面を被覆する絶縁
材として絶縁紙１２を用いているので、コスト的に有利
に得られることは勿論、該絶縁紙１２はその端縁のフラ
ンジ１３を樹脂被覆材１０のエッジの曲面に沿って係着
してあるから、絶縁紙１２がスロット部３のエッジによ
りエッジ切れを生じることがなく、しかも、絶縁紙１２
が位置ずれを生じることもないので絶縁性を高めること
ができる。
材として絶縁紙１２を用いているので、コスト的に有利
に得られることは勿論、該絶縁紙１２はその端縁のフラ
ンジ１３を樹脂被覆材１０のエッジの曲面に沿って係着
してあるから、絶縁紙１２がスロット部３のエッジによ
りエッジ切れを生じることがなく、しかも、絶縁紙１２
が位置ずれを生じることもないので絶縁性を高めること
ができる。
【００２７】特に、本実施例のように絶縁紙１２を合成
樹脂の薄葉材をもって予めスロット部３形状に合わせて
成形することにより、該絶縁紙１２を撓ませてスロット
部３に容易に挿入係着させることができ、作業性を改善
することもできる。
樹脂の薄葉材をもって予めスロット部３形状に合わせて
成形することにより、該絶縁紙１２を撓ませてスロット
部３に容易に挿入係着させることができ、作業性を改善
することもできる。
【００２８】前記実施例では樹脂被覆材１０を、ステー
タコア１の貫通孔８を通して一体にモールド成形してあ
るが、図４に示すように貫通孔８に替えてステータコア
１の端面に係着孔９を形成して、この係着孔９によって
抜け止めされるように樹脂被覆材１０をステータコア１
の端面に一体にモールド成形してもよく、あるいは、樹
脂被覆材１０を別体成形してこの係着孔９に係着固定す
るようにしてもよい。
タコア１の貫通孔８を通して一体にモールド成形してあ
るが、図４に示すように貫通孔８に替えてステータコア
１の端面に係着孔９を形成して、この係着孔９によって
抜け止めされるように樹脂被覆材１０をステータコア１
の端面に一体にモールド成形してもよく、あるいは、樹
脂被覆材１０を別体成形してこの係着孔９に係着固定す
るようにしてもよい。
【００２９】更には、ステータコア１はコア薄板を積層
したものに限定されることはなく、本実施例のように一
体形のものでもよいことは勿論である。
したものに限定されることはなく、本実施例のように一
体形のものでもよいことは勿論である。
【００３０】
【発明の効果】以上、本発明によれば次に列挙する効果
を奏せられる。 (1) ステータコアの両側端面を被覆した樹脂被覆材は、
該ステータコアのスロット部周縁に対応する切欠部の周
縁の上側のエッジを曲面に形成してあるから、この曲面
に沿ってコイルを巻装してもコイルが損傷することがな
く、従って、コイルを樹脂被覆材に密接した状態に巻装
して、コイル巻装高さを可及的に低めることができて、
回転電機の小型化を実現することができる。 (2) 樹脂被覆材がコイル巻装によりスロット部のエッジ
に強接触してエッジ切れを生じることが全くなく、絶縁
不良を確実に防止することができて品質感および信頼性
を高めることができる。 (3) ステータコアに貫通孔を設けて、この貫通孔を通し
て樹脂被覆材を一体にモールド成形することにより、樹
脂被覆材の位置ずれおよび離脱が全くなく、より一層信
頼性および品質感を高めることができる。 (4) スロット部の周面を被覆する絶縁材として絶縁紙を
用いることにより、コストダウンを図ることができると
共に、該絶縁紙の端縁を樹脂被覆材のエッジの曲面に沿
って係着することによって、絶縁紙がスロット部のエッ
ジでエッジ切れを生じることが全くなく、また、位置ず
れを生じることもないので絶縁性を高めることができ
る。
を奏せられる。 (1) ステータコアの両側端面を被覆した樹脂被覆材は、
該ステータコアのスロット部周縁に対応する切欠部の周
縁の上側のエッジを曲面に形成してあるから、この曲面
に沿ってコイルを巻装してもコイルが損傷することがな
く、従って、コイルを樹脂被覆材に密接した状態に巻装
して、コイル巻装高さを可及的に低めることができて、
回転電機の小型化を実現することができる。 (2) 樹脂被覆材がコイル巻装によりスロット部のエッジ
に強接触してエッジ切れを生じることが全くなく、絶縁
不良を確実に防止することができて品質感および信頼性
を高めることができる。 (3) ステータコアに貫通孔を設けて、この貫通孔を通し
て樹脂被覆材を一体にモールド成形することにより、樹
脂被覆材の位置ずれおよび離脱が全くなく、より一層信
頼性および品質感を高めることができる。 (4) スロット部の周面を被覆する絶縁材として絶縁紙を
用いることにより、コストダウンを図ることができると
共に、該絶縁紙の端縁を樹脂被覆材のエッジの曲面に沿
って係着することによって、絶縁紙がスロット部のエッ
ジでエッジ切れを生じることが全くなく、また、位置ず
れを生じることもないので絶縁性を高めることができ
る。
【図１】本発明の第１実施例を示す分解斜視図。
【図２】同実施例の一部破断側面図。
【図３】図１のＡ−Ａ線に沿う断面説明図。
【図４】本発明の第２実施例の要部を示す断面図。
【図５】従来の構造を示す分解斜視図。
【図６】図５のＢ−Ｂ線に沿う断面説明図。
１ ステータコア ２ ティース部 ３ スロット部 ４ ヨーク部 １０ 樹脂被覆材 １１ 切欠部 １２ 絶縁材
Claims (3)
- 【請求項１】 ステータコアの両側端面に、複数個のテ
ィース部とその基部のヨーク部を覆って、各ティース部
間のスロット部に対応する切欠部の周縁の上側のエッジ
を曲面に形成した樹脂被覆材を固着すると共に、ティー
ス部間のスロット部周面を絶縁材で被覆したことを特徴
とするステータコアの絶縁構造。 - 【請求項２】 ステータコアにその両側端面に貫通する
貫通孔を形成し、ステータコアの両側端面を被覆する樹
脂被覆材を、この貫通孔を通して一体にモールド成形し
たことを特徴とする請求項１記載のステータコアの絶縁
構造。 - 【請求項３】 ティース部間のスロット部の周面を被覆
する絶縁材として絶縁紙が用いられ、該絶縁紙の端縁を
樹脂被覆材のエッジの曲面に沿って係着したことを特徴
とする請求項１，２記載のステータコアの絶縁構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20503194A JPH0870544A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ステータコアの絶縁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20503194A JPH0870544A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ステータコアの絶縁構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0870544A true JPH0870544A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16500299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20503194A Pending JPH0870544A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ステータコアの絶縁構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0870544A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-08-30 JP JP20503194A patent/JPH0870544A/ja active Pending
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