JPH04138043A - スロット絶縁フィルム - Google Patents
スロット絶縁フィルムInfo
- Publication number
- JPH04138043A JPH04138043A JP25807990A JP25807990A JPH04138043A JP H04138043 A JPH04138043 A JP H04138043A JP 25807990 A JP25807990 A JP 25807990A JP 25807990 A JP25807990 A JP 25807990A JP H04138043 A JPH04138043 A JP H04138043A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slot
- insulating film
- core
- slot insulating
- conductor
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 13
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 6
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Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は小型電動機の歯部鉄心のスロット内の絶縁を施
す、スロット絶縁フィルムに関するものである。
す、スロット絶縁フィルムに関するものである。
従来の技術
近年、小型電動機の製造において、機械化やコスト低減
を追求する一方で、より一層の安全性および品質の向上
を図ることが求められている。
を追求する一方で、より一層の安全性および品質の向上
を図ることが求められている。
従来、この種のスロット絶縁フィルムは第５図および第
６図に示すように、電動機の歯部鉄心２２の平面部は絶
縁樹脂材料からなる平面絶縁部２５で覆われており、ス
ロット２３の内部にはスロット絶縁フィルム２１が挿入
されている。このスロット絶縁フィルム２１は歯部鉄心
２２と巻装する導体（図示せず）との絶縁を保つもので
、帯状の電気用絶縁フィルムをスロット２３の平面形状
とほぼ同一形状に成型しており、導体のスペースを十分
に確保できるようになっている。さらに、このスロット
絶縁フィルム２１の高き寸法は歯部鉄心２２の積層寸法
と平面絶縁部２５の厚み寸法の和より大きくして絶縁距
離を十分確保できるようになっている。
６図に示すように、電動機の歯部鉄心２２の平面部は絶
縁樹脂材料からなる平面絶縁部２５で覆われており、ス
ロット２３の内部にはスロット絶縁フィルム２１が挿入
されている。このスロット絶縁フィルム２１は歯部鉄心
２２と巻装する導体（図示せず）との絶縁を保つもので
、帯状の電気用絶縁フィルムをスロット２３の平面形状
とほぼ同一形状に成型しており、導体のスペースを十分
に確保できるようになっている。さらに、このスロット
絶縁フィルム２１の高き寸法は歯部鉄心２２の積層寸法
と平面絶縁部２５の厚み寸法の和より大きくして絶縁距
離を十分確保できるようになっている。
上記構成により、歯部鉄心２２をスロット絶縁フィルム
２１と平面絶縁部２５で絶縁処理を施したのち、導体（
図示せず）をスロット開口部２４から巻装するものであ
った。
２１と平面絶縁部２５で絶縁処理を施したのち、導体（
図示せず）をスロット開口部２４から巻装するものであ
った。
発明が解決しようとする課題
このような従来のスロット絶縁フィルムでは、スロット
２３にスロット絶縁フィルム２１を挿入して次の工程、
すなわち導体の巻装工程に移る際、そのときの振動や衝
撃によってスロット絶縁フィルム２１が正規の位置から
ズして導体の巻装が円滑に行えなかったり、さらにはこ
のスロット絶縁フィルム２１が抜は落ちて導体と歯部鉄
心２２との絶縁ができなくなるという課題があった。
２３にスロット絶縁フィルム２１を挿入して次の工程、
すなわち導体の巻装工程に移る際、そのときの振動や衝
撃によってスロット絶縁フィルム２１が正規の位置から
ズして導体の巻装が円滑に行えなかったり、さらにはこ
のスロット絶縁フィルム２１が抜は落ちて導体と歯部鉄
心２２との絶縁ができなくなるという課題があった。
本発明はこのような課題を解決するもので、抜は落ちや
ズレを防ぐことのできるスロット絶縁フィルムを提供す
ることを目的とするものである。
ズレを防ぐことのできるスロット絶縁フィルムを提供す
ることを目的とするものである。
課題を解決するための手段
本発明は上記目的を達成するための第１の手段は導体を
巻装する歯部鉄心のスロット平面形状に沿って挿入する
電気用絶縁フィルムの、挿入方向上部に前記スロットの
内周近傍および開口部近傍に庇状の係止部を形成する構
成としたものである。
巻装する歯部鉄心のスロット平面形状に沿って挿入する
電気用絶縁フィルムの、挿入方向上部に前記スロットの
内周近傍および開口部近傍に庇状の係止部を形成する構
成としたものである。
また第２の手段は挿入方向の上部に凸部が反スロット側
に位置する複数個のディンブルを成型する構成としたも
のである。
に位置する複数個のディンブルを成型する構成としたも
のである。
作 用
本発明は上記した第１の手段の構成により、スロット絶
縁フィルムの庇状の内周側係止部および開口側係止部が
歯部鉄心上の平面絶縁部に当接するため、前記スロット
絶縁フィルムをスロットに挿入して次の製造工程に移る
際に衝撃や振動を受けても、抜は落ちたりズしたりする
ことが無くなるものである。
縁フィルムの庇状の内周側係止部および開口側係止部が
歯部鉄心上の平面絶縁部に当接するため、前記スロット
絶縁フィルムをスロットに挿入して次の製造工程に移る
際に衝撃や振動を受けても、抜は落ちたりズしたりする
ことが無くなるものである。
また、第２の手段の構成により、スロット絶縁フィルム
のディンブルの凸部が歯部鉄心に当接するため、衝撃や
振動を受けても抜は落ちたりズしたりすることが無（な
るものである。
のディンブルの凸部が歯部鉄心に当接するため、衝撃や
振動を受けても抜は落ちたりズしたりすることが無（な
るものである。
実施例
以下、本発明の第１実施例について第１図および第２図
を参照しながら説明する。図に示すように歯部鉄心４は
回転子穴７の外周方向に放射状に複数個配列しておりこ
の歯部鉄心４の平面部は絶縁樹脂材料からなる平面絶縁
部６で覆われている。前記歯部鉄心４に挟まれる位置に
導体（図示せず）が巻装されるスロット８があり、この
スロット８には絶縁用のスロット絶縁フィルム１が挿入
されている。このスロット絶縁フィルムの形状はスロッ
ト８の内壁を覆う形状に成型され、挿入方向の上部には
庇状に内周側係止部２と開口側係止部３が形成されてい
る。さらに、高さ寸法は歯部鉄心４の積層寸法と平面絶
縁部６の厚み寸法の和より大きくして絶縁距離を十分確
保できるようになっている。歯部鉄心４の平面部および
スロット８の内部の絶縁処理が終了した後、スロット開
口部５から導体（図示せず）を巻装する。
を参照しながら説明する。図に示すように歯部鉄心４は
回転子穴７の外周方向に放射状に複数個配列しておりこ
の歯部鉄心４の平面部は絶縁樹脂材料からなる平面絶縁
部６で覆われている。前記歯部鉄心４に挟まれる位置に
導体（図示せず）が巻装されるスロット８があり、この
スロット８には絶縁用のスロット絶縁フィルム１が挿入
されている。このスロット絶縁フィルムの形状はスロッ
ト８の内壁を覆う形状に成型され、挿入方向の上部には
庇状に内周側係止部２と開口側係止部３が形成されてい
る。さらに、高さ寸法は歯部鉄心４の積層寸法と平面絶
縁部６の厚み寸法の和より大きくして絶縁距離を十分確
保できるようになっている。歯部鉄心４の平面部および
スロット８の内部の絶縁処理が終了した後、スロット開
口部５から導体（図示せず）を巻装する。
上記構成によりスロット絶縁フィルム１に設けている内
周側係止部２と開口側係止部３が歯部鉄心４上の平面絶
縁部６に当接するため、スロット絶縁フィルムｌが確実
に保持されることになり、次工程への移行も円滑に行わ
れる。
周側係止部２と開口側係止部３が歯部鉄心４上の平面絶
縁部６に当接するため、スロット絶縁フィルムｌが確実
に保持されることになり、次工程への移行も円滑に行わ
れる。
つぎに本発明の第２実施例について第３図および第４図
を参照しながら説明する。なお第１の手段と同一部分に
は同一記号を付し、その詳細な説明は省略する。図に示
すようにスロット絶縁フィルム１の挿入方向の上部に複
数個のディンブル２が凸部２ａが反スロット側に、すな
わち歯部鉄心４側になるように成型されている。
を参照しながら説明する。なお第１の手段と同一部分に
は同一記号を付し、その詳細な説明は省略する。図に示
すようにスロット絶縁フィルム１の挿入方向の上部に複
数個のディンブル２が凸部２ａが反スロット側に、すな
わち歯部鉄心４側になるように成型されている。
上記構成によりスロット絶縁フィルム１に設けているデ
ィンブル２の凸部２ａが歯部鉄心４の平面部に当接する
ため、スロット絶縁フィルム１が確実に保持されること
になり、次工程への移行も円滑に行われる。
ィンブル２の凸部２ａが歯部鉄心４の平面部に当接する
ため、スロット絶縁フィルム１が確実に保持されること
になり、次工程への移行も円滑に行われる。
発明の効果
以上の実施例から明らかなように本発明によれば、スロ
ット絶縁フィルムに設けた庇状の係止部が歯部鉄心上の
平面絶縁部に当接し確実に保持されることになり、次の
工程に移行する際に衝撃や振動を受けても、スロット絶
縁フィルムが抜は落ちたり、ズしたりせず導体を巻装し
ても確実に絶縁が施され高品質な電動機の組み立てがで
きる効果のあるスロット絶縁フィルムが提供できる。
ット絶縁フィルムに設けた庇状の係止部が歯部鉄心上の
平面絶縁部に当接し確実に保持されることになり、次の
工程に移行する際に衝撃や振動を受けても、スロット絶
縁フィルムが抜は落ちたり、ズしたりせず導体を巻装し
ても確実に絶縁が施され高品質な電動機の組み立てがで
きる効果のあるスロット絶縁フィルムが提供できる。
また、スロット絶縁フィルムに複数のディンブルを設け
た場合にも、ディンブルの凸部が歯部鉄心に当接し同様
の効果が得られるとともに、庇状の係止部を形成するの
に対し加工工程が比較的簡単になるという効果のあるス
ロット絶縁フィルムが提供できる。
た場合にも、ディンブルの凸部が歯部鉄心に当接し同様
の効果が得られるとともに、庇状の係止部を形成するの
に対し加工工程が比較的簡単になるという効果のあるス
ロット絶縁フィルムが提供できる。
第１図は本発明の第１実施例のスロット絶縁フィルムの
斜視図、第２図は同歯部鉄心の平面拡大図、第３図は本
発明の第２実施例のスロット絶縁フィルムの斜視図、第
４図は同歯部鉄心の平面拡大図、第５図は従来のスロッ
ト絶縁フィルムの斜視図、第６図は同歯部鉄心の平面拡
大図である。 １・・・・・・スロット絶縁フィルム、２・・・・・・
内周側係止部、３・・・・・・開口側係止部、５・・・
・・・スロット開口部、８・・・・・・スロット、９・
・・・・・ディンブル、９ａ・・・・・・ディンブルの
凸部。 代理人の氏名 弁理士小蝦治 明ほか２６第 図 Ｆ’、ＰＩ ロイ真１１イ５履二、亨＾５９＝−デイ２
デル “ん、−−−テンソフ゛ル凸名Ｐ ５−−−スＵ−４開υ絆 訃−スロット 第 図 第 図
斜視図、第２図は同歯部鉄心の平面拡大図、第３図は本
発明の第２実施例のスロット絶縁フィルムの斜視図、第
４図は同歯部鉄心の平面拡大図、第５図は従来のスロッ
ト絶縁フィルムの斜視図、第６図は同歯部鉄心の平面拡
大図である。 １・・・・・・スロット絶縁フィルム、２・・・・・・
内周側係止部、３・・・・・・開口側係止部、５・・・
・・・スロット開口部、８・・・・・・スロット、９・
・・・・・ディンブル、９ａ・・・・・・ディンブルの
凸部。 代理人の氏名 弁理士小蝦治 明ほか２６第 図 Ｆ’、ＰＩ ロイ真１１イ５履二、亨＾５９＝−デイ２
デル “ん、−−−テンソフ゛ル凸名Ｐ ５−−−スＵ−４開υ絆 訃−スロット 第 図 第 図
Claims (2)
- （１）導体を巻装する歯部鉄心のスロット平面形状に沿
って挿入する電気用絶縁フィルムの、挿入方向上部に前
記スロットの内周近傍および開口部近傍に庇状の係止部
を形成したスロット絶縁フィルム。 - （２）挿入方向の上部に凸部が反スロット側に位置する
複数個のディンブルを成型した請求項１記載のスロット
絶縁フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25807990A JPH04138043A (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | スロット絶縁フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25807990A JPH04138043A (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | スロット絶縁フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04138043A true JPH04138043A (ja) | 1992-05-12 |
Family
ID=17315233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25807990A Pending JPH04138043A (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | スロット絶縁フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04138043A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6418805B1 (en) | 1999-11-18 | 2002-07-16 | Textron Systems Corporation | Constituent sensing system |
| FR2869736A1 (fr) * | 2004-04-30 | 2005-11-04 | Valeo Equip Electr Moteur | Machine electrique tournante comportant au moins un bobinage electrique impregne de vernis |
| CN102790462A (zh) * | 2011-05-19 | 2012-11-21 | 三菱电机株式会社 | 电动机的定子以及绝缘片的制造方法 |
| JP2014036535A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-24 | Denso Corp | 車両用回転電機の固定子 |
| WO2014057841A1 (ja) * | 2012-10-11 | 2014-04-17 | 株式会社日立製作所 | 回転電機の絶縁構造及びその製造方法 |
| JP2017208924A (ja) * | 2016-05-18 | 2017-11-24 | 本田技研工業株式会社 | スロットコイル及び回転電機のステータ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6399738A (ja) * | 1986-10-14 | 1988-05-02 | Nippon Denso Co Ltd | 車両用交流発電機のウエツジ |
-
1990
- 1990-09-26 JP JP25807990A patent/JPH04138043A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6399738A (ja) * | 1986-10-14 | 1988-05-02 | Nippon Denso Co Ltd | 車両用交流発電機のウエツジ |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US9300178B2 (en) | 2012-08-10 | 2016-03-29 | Denso Corporation | Stator of electric rotating machine |
| WO2014057841A1 (ja) * | 2012-10-11 | 2014-04-17 | 株式会社日立製作所 | 回転電機の絶縁構造及びその製造方法 |
| JP2014079101A (ja) * | 2012-10-11 | 2014-05-01 | Hitachi Ltd | 回転電機の絶縁構造及びその製造方法 |
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